JP3770720B2 - 溶接トーチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パイプ円周自動溶接装置等の溶接ヘッドにおける溶接トーチに関する。特には、溶接ヘッドの高さを低くすることができかつ溶接ワイヤの送りがスムーズな溶接トーチに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
溶接ワイヤをコンジットケーブルを介して自動的に溶接トーチに送る機構を有する溶接ヘッドにおいては、ワイヤリールから溶接トーチまでのワイヤ送り方式に2つの方式がある。1つはプッシュ方式であり、他の1つはプル方式である。プッシュ方式では、リールからほぐしたワイヤを矯正した後、コンジットケーブルの手前でプッシュローラによりワイヤをコンジットケーブルに押し込む。プル方式では、コンジットケーブル出側の溶接トーチにプルローラを付設して、コンジットケーブル内のワイヤを引っ張る。
【0003】
プッシュ方式は、トーチの構造が簡単で小型軽量とできるが、ワイヤがコンジットケーブル中で座屈しやすいためワイヤの送りにスムーズさが欠けやすい。プル方式は、その逆に、トーチの構造が複雑で重くなりやすいが、ワイヤがコンジットケーブル中で座屈しないのでワイヤ送りがスムーズになるとともにアークへのワイヤ供給も安定する。
【0004】
ところでワイヤ供給のスムーズさが損なわれることにより、アークの不安定や溶融池の乱れ等が引き起こされ、様々な溶接不良につながることが指摘されている(溶接学会誌、第41巻、第9号、1055〜)。したがって、安定的に高品質の溶接を行うにはワイヤ送給機構のさらなる改良が求められている。
特に、コンジットケーブルのアール部におけるワイヤとケーブルとの摩擦が大きく、アールを小さくしようとするとこの摩擦は急に顕著となる。
【0005】
ところで、トンネル中に敷設される都市ガス等のパイプライン用のパイプ円周自動溶接装置の場合、溶接ヘッドの高さを極力低くすることが求められる。パイプ敷設のために掘削すべきトンネルの径が、パイプの径に溶接ヘッドの高さの2倍を加えた値によって規定されるが、工事費を安くするためには、トンネルの径をできるだけ小さくする必要があるからである。
【0006】
溶接ヘッドの高さを低くしようとすると、溶接トーチへの入口部におけるワイヤ屈曲部のアールを小さくする必要がある。溶接トーチは基本的にパイプの外周面に対して直角であるが、このトーチの真上にワイヤ供給リールを配置すると溶接ヘッドの高さが著しく高くなるのでそのようにはできない。したがって、どこか別の所に置いたリールから導いてきたワイヤを、パイプ外周面に直角に立っている溶接ヘッドに屈曲させながら供給してやる必要がある。このワイヤ屈曲部のアールにトーチの長さを足した寸法が直接的に溶接ヘッドの高さを規定する寸法となる。そこで、ワイヤ屈曲部におけるコンジットケーブルのアールをできるだけ小さくしようとするのであるが、そうすると前述のようにコンジットケーブル内におけるワイヤの摩擦が著しく大きくなって、ワイヤ送りのスムーズさを阻害する要因となる。
このように、溶接ヘッドの高さ低減とワイヤ送りのスムーズさを増進することは互いに矛盾する要因をはらむテーマなのである。
【0007】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、溶接ヘッドの高さを低くすることができかつ溶接ワイヤの送りがスムーズな溶接トーチを提供することを目的とする。特に、パイプラインの敷設のために必要なスペースを小さくすることができ、パイプライン敷設工事費用を低減するのに貢献できるパイプ円周自動溶接装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の第1態様のパイプ円周自動溶接装置は、 供給される溶接ワイヤを屈曲させて溶接チップの軸芯に沿う方向に曲げるワイヤ屈曲部と、 このワイヤ屈曲部を出たワイヤを真直に矯正するストレートナーと、 このストレートナーを出たワイヤを引っ張って溶接チップに送るプルローラと、を具備し、 上記ワイヤ屈曲部が、多数のガイドローラにより構成されていることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の第2態様のパイプ円周自動溶接装置は、 供給される溶接ワイヤを屈曲させて溶接チップの軸芯に沿う方向に曲げる多数ガイドローラにより構成されたワイヤ屈曲部と、 このワイヤ屈曲部の出側寄りに配置された、このストレートナーを出たワイヤを引っ張って溶接チップに送るプルローラと、 このワイヤ屈曲部を出たワイヤを真直に矯正するストレートナーと、 を具備することを特徴とする。
【0010】
すなわち、本発明のパイプ円周自動溶接装置ではワイヤ屈曲部を多数のガイドローラにより構成したので、摩擦が転がり摩擦となって摩擦力を格段に小さくすることができる。また、プル方式としたので、コンジットケーブル中やワイヤ屈曲部での溶接ワイヤの座屈を防止できスムーズなワイヤ送りを実現できる。その結果、ワイヤ屈曲部のアールを小さくして溶接ヘッドの高さを低く抑えながら、スムーズなワイヤ送りによる高い溶接品質を確保できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1態様の1実施例に係る溶接トーチの一部断面正面図である。
図2は、図1の溶接トーチの一部断面側面図である。
図3は、図1の溶接トーチのガイドローラの詳細断面図である。
図4は、図1の溶接トーチのプルローラの詳細断面図である。
この溶接トーチ1においては、右上のコンジットケーブル3から供給された溶接ワイヤ2は、ワイヤ屈曲部13で下向きに屈曲され、矯正ローラ19、プルローラ25を通って、溶接チップ37から下に突き出される。
【0012】
ワイヤ屈曲部13は、ワイヤ屈曲の経路の外側に沿って配置された8個の外ガイドローラ15−1〜8と、同経路の内側に沿って配置された7個の内ガイドローラ17−1〜7により構成されている。各ローラ15、17は、図2や図3に示すように、溶接トーチ1の絶縁材であるベークライト製の上部フレーム61に回転自在に支持されている。
【0013】
より詳細には、図3に示すように、ベークライトフレーム61に横方向に平行に2本のボルト65、67が植設されている。ボルト65の外周には、フレーム61側から順にスペーサ69、ベアリング72(内輪)、スペーサ73が外挿されており、ボルト頭75とナット62の間に挟まれている。一方、ボルト67の外周には、フレーム61側から順にスペーサ71、ベアリング17(内輪)が外挿されており、ボルト頭77とナット64の間に挟まれている。なお、ナット62、64の端面は、ベークライト製のキャップ63で隠されている。ベークライトフレーム61は各ローラを絶縁する。また、キャップ63は、ボルト及びナットの絶縁のためのものである。
【0014】
外ガイドローラ15は、材質SK3(表面焼入れ)であり、ベアリング72の外輪に固定されており自由に回転できる。内ガイドローラ17はベアリングの外輪をそのまま使用しており、同じく自由に回転できる。外ガイドローラ15の外周には、ワイヤ2を中央にガイドするためのグルーブ15aが形成されている。なお、一番入側の外ガイドローラ15−1のみはグルーブのないローラである。
【0015】
矯正ローラ19は、最も出側のガイドローラ15−8の直下で、押えローラ22及びプルローラ25の直上に設けられている。この矯正ローラ19の右側外周面は、ワイヤ2を右側に押すようにやや突出しており、ワイヤ屈曲部13で付けられたワイヤの曲りグセを反対方向に曲げて矯正する。矯正ローラ19は、図4に示す押えローラ22と同様の構造により、矯正ローラヨーク21dに回転自在に支持されている。
【0016】
矯正ローラ19の突出量は、矯正ローラ調整機構21によって調整可能である。すなわち矯正ローラヨーク21dは、ブロック21bに連結されている。このブロック21bは、調整ボルト21aとバネ21cに左右から挟まれており、ボルト21aのフレーム20に対する締め込み量を変えることにより、ブロック21bを、ヨーク21dを介してローラ19の左右位置を調整できる。
【0017】
プルローラ25は、押えローラ22と対向して、矯正ローラ19の直下に置かれている。押えローラ22はワイヤ2をプルローラ25に押し付け、プルローラ25は回転駆動されて、ワイヤ2をワイヤ屈曲部13から引き出すとともに、後述する溶接チップ37に押し込む役割を果す。なお、このプルローラ25の材質はSK3(表面焼入れ)である。
【0018】
まず押えローラ22の具体的構造を説明する。
図4の下部に示すように、押えローラ22はベアリングを利用して構成されており、ベアリングの外輪がワイヤ2を押さえるローラの役割を果す。ベアリングの内輪には、ベークライト製の絶縁カラー95が嵌合しており、溶接電圧の印加されているワイヤ2とトーチのフレーム48との間を絶縁している。絶縁カラー95は、軸93を介して二又状のヨーク23dに支持されている。
【0019】
押えローラ22の押し付け圧力は、図1に示す押えローラ調整機構23によって調整可能である。すなわち、押えローラヨーク23dはブロック23cに連結されており、同ブロック23cはバネ23bによって右方向(プルローラ25方向)に付勢されている。さらに、バネ23bは、調整ボルト23aによって、その左端がピン23eの頭を介して押されている。ここで、ピン23eはブロック23cに案内されている。したがって、ボルト23aをフレーム20に締め込むと、ピン23eの頭が右に進んでバネ23bを押し、バネ23bは縮んで、ブロック23c、ヨーク23dを介しての押えローラ22への押圧力が増加する。
【0020】
次にプルローラ25の詳細構造について説明する。
図4に示すように、プルローラ25は、外周にワイヤ案内用のグルーブ25aを有するリング状のものである。このプルローラ25の内周及び左右端面は、ベークライト製の絶縁カラー83及び87に囲まれている。絶縁カラー87は、穴開き円板状であり、シャフト43の外周に嵌め込まれており、プルローラ25の右端面に、スプリングピン85でセットされている。このセットにスプリングピン85を使用しているのは、絶縁カラー83、87とプルローラ25の廻り止めのためである。
【0021】
絶縁カラー83は、つば付きスリーブ状であり、プルローラ25の内面と左端面に当接している。絶縁カラー83の内面は、シャフト43の外周に嵌合しており、左端面はスペーサ81を介してベアリング45の内輪で位置決めされている。絶縁カラー83とシャフト43との間はスプリングピン89、91でセットされている。このセットにスプリングピンを使用しているのは上述のスプリングピン85の場合と同じ理由による。
【0022】
次に、プルローラの駆動機構について説明する。
図2に示すように、プルローラ25のシャフト43は、左方向に延びて、2つのベアリング45によって保持され、左端においてギア47と連結されている。このギア47は、下方のギア49と噛み合っている。ギア49はさらにもう一本のシャフト51と連結されている。このシャフト51は、左方に延びるトーチアーム53内を通ってプルローラ駆動サーボモータ(図示されず)まで延びている。したがって、プルローラ25は任意の回転数で回転駆動される。なお、ギア49と47は同じ歯数であり、減速のためのものではなく、シャフトの位置をオフセットさせるためのものである。シャフト43の右端に接続されている符号41は、ワイヤ初期設定及びギア調整用の手動回転ノブである。
【0023】
プルローラ25を出たワイヤ2は、ロート口部26からシールドガスノズル35内に入り、同ノズル内下端の溶接チップ37を通って下方に突き出され、パイプ5の開先6内に供給される。ノズル35とチップ37の間にはシールドガス通路36が形成されており、図1に示すように、シールドガス供給部33から図中の矢印の経路で、突き出されたワイヤ2の周囲にシールドガスが供給される。図中符号28は、シールドガスノズル35を支えるフレームである。また符号31は、ワイヤ2に溶接電流を供給する給電部である。
【0024】
図1〜4に示す第1実施例の特徴は、以下である。
▲1▼ ワイヤ屈曲部13をローラ列で構成し、溶接ワイヤの曲げアールが小さくても(この例ではR=30mm、ワイヤ線径1mm)、摩擦抵抗が小さい。
▲2▼ ワイヤ屈曲部13の出側でプルローラ25でワイヤを引張り駆動するのでワイヤ送りがスムーズで、溶接池へのワイヤの送給が安定する。
【0025】
▲3▼ 矯正ローラの突き出し量を可変として、ワイヤ径等が変化した場合もワイヤの直進性を保証できるようにした。
▲4▼ ワイヤのチップからの突き出し長さを30mmとしても、トーチの全高が208mmと従来よりも相当低くなっている。
▲5▼ 送給ローラ及び矯正ローラ以降にワイヤ屈曲部が無いため、ワイヤの直進性が向上した。
【0026】
図5は、本発明の第2態様の1実施例に係る溶接トーチの一部断面正面図である。
図6は、図5の溶接トーチのガイドローラの詳細を示す側面断面図である。
図中において、図1〜4の符号に100を足した符号の部位は、以下に特記するものを除いて、図1〜4の溶接トーチと同様の部位である。
【0027】
この実施例の溶接トーチの特長は以下である。
(1)プルローラ125及び押えローラ122がワイヤ屈曲部113内に設けられている。
すなわち、プルローラ125は、ワイヤ屈曲部113の内ガイドローラ117と並んで設けられている。プルローラ125の入側には3個の内ガイドローラ117−1、2、3が、出側には1個の内ガイドローラ117−4が配置されている。同様に、押えローラ122は、外ガイドローラ113と並んで設けられている。押えローラ122の入側には5個の外ガイドローラ115−1〜5が、出側には2個の外ガイドローラ115−6、7が配置されている。なお、各ガイドローラ及び押えローラの径は約8mmであり、プルローラの径は約20mmである。このように構成することにより、トーチ101の高さを、ワイヤ突き出し30mmでも136mmと、図1の実施例よりも一層低く抑えている。しかし、プルローラ125の出側に、3個のガイドローラと、矯正ローラ119、その出側の最終ガイドローラ120−1、2が存在するため、ワイヤ送りにプッシュ方式の色彩が出て、ワイヤ送給速度の変動が少し大きくなるおそれがある。
【0028】
(2)各ガイドローラ115、117は、内外ともにグルーブ115a、117aが付いている。
【0029】
(3)溶接チップ137の左右にシールドガスを供給する2個のノズル133−1、2が配置されている。
図1の実施例のような溶接チップ外周をシールドガスノズルが囲んでワイヤの全周にシールドガスが供給される方式と比較して、本実施例のような方式は、管表面での溶接部においてシールド性が不充分という欠点があるが、一方、狭い開先にも対応できるという利点がある。
【0030】
(4)給電ケーブル130が上方から急角度に給電部131に向かっている。これは、シールドガスノズルと干渉を避けるためである。なお、図中符号132は給電のための給電ターミナルであり、134は給電及び溶接ワイヤのガイドのためのチップボディアダプターであり、136は溶接ワイヤのガイドのために円錐状に加工したものである。
【0031】
(5)絶縁の構成が図1の実施例と異なる。ワイヤ屈曲部113の入側では絶縁ブロック112により、ワイヤ屈曲部出側では絶縁板128により、ワイヤ屈曲部113のフレーム114が絶縁される。各ガイドローラ115、117は、図6に示すように、セットボルト165、167とベアリング内輪との間に嵌め込まれた絶縁カラー169、171によって、ワイヤ屈曲部フレーム114と絶縁されている。これは、ワイヤ屈曲部113がプルローラ125を含んでいて強度を必要とするため、図1の実施例のようなベークライト製とはできず鋼製とせざるをえなかったためである。
【0032】
(6)押えローラ122にワイヤ送給速度検出用のパルスジェネレータ(PG)が設置されている。このため、ワイヤ送り量やノンアーク時の溶接チップからのワイヤ突き出し量を正確に検出することができる。
【0033】
以上説明した実施例については以下のような変形や追加構成を加えることができる。
(1)ガイドローラ位置をクロソイド曲線上に配置して極力摩擦抵抗を小さくすることもできる。
(2)溶接ワイヤ径、材質によりローラ径、ローラ位置を調整できる。
(3)溶接ワイヤを最初に送り出すためのガイドを設けることもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のパイプ円周自動溶接装置ではワイヤ屈曲部を多数のガイドローラにより構成したので、摩擦が転がり摩擦となって摩擦力を格段に小さくすることができる。また、プル方式としたので、コンジットケーブル中やワイヤ屈曲部での溶接ワイヤの座屈を防止できスムーズなワイヤ送りを実現できる。したがって、ワイヤ屈曲部のアールを小さくして溶接ヘッドの高さを低く抑えながら、かつスムーズなワイヤ送りによる高い溶接品質を確保できる。その結果、パイプラインの敷設のために必要なスペースを小さくすることができ、パイプライン敷設工事費用を低減するのに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1態様の1実施例に係る溶接トーチの一部断面正面図である。
【図2】図1の溶接トーチの一部断面側面図である。
【図3】図1の溶接トーチのガイドローラの詳細断面図である。
【図4】図1の溶接トーチのプルローラの詳細断面図である。
【図5】本発明の第2態様の1実施例に係る溶接トーチの一部断面正面図である。
【図6】図5の溶接トーチのガイドローラの詳細を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 溶接トーチ 2 溶接ワイヤ
3 コンジットケーブル 5 パイプ
6 溶接開先 11 フレキジョイント
13 ワイヤ屈曲部 15 外ガイドローラ
17 内ガイドローラ 19 矯正ローラ
20 フレーム 21 矯正ローラ調整機構
22 押えローラ 23 押えローラ調整機構
25 プルローラ 26 ロート口部
27 フレーム 28 フレーム
31 給電部 33 シールドガス供給部
35 シールドガスノズル 36 シールドガス通路
37 溶接チップ 41
43 シャフト 45 ベアリング
47、49 歯車 48 フレーム
51 シャフト 53 トーチアーム
61 フレーム 62、64 ナット
63 キャップ 65、67 ボルト
69、71、73 スペーサ 72 ベアリング
75、77 ボルト頭 81 スペーサ
83、87、95 絶縁カラー 85、89、91 スプリングピン
93 軸
112 絶縁ブロック 114 フレーム
128 絶縁板 165、167 セットボルト
169、171 絶縁カラー

Claims (6)

  1. 供給される溶接ワイヤを屈曲させて溶接チップの軸芯に沿う方向に曲げるワイヤ屈曲部と、
    このワイヤ屈曲部を出たワイヤを真直に矯正するストレートナーと、
    このストレートナーを出たワイヤを引っ張って溶接チップに送るプルローラと、を具備し、
    上記ワイヤ屈曲部が、多数のガイドローラにより構成されていることを特徴とする溶接トーチ。
  2. 上記ガイドローラが、ワイヤ屈曲経路の内側に沿って配置された内ガイドローラ及び外側に沿って配置された外ガイドローラの組み合わせからなることを特徴とする請求項1記載の溶接トーチ。
  3. 上記外ガイドローラ外周にワイヤ案内用のグルーブが形成されていることを特徴とする請求項2記載の溶接トーチ。
  4. 供給される溶接ワイヤを屈曲させて溶接チップの軸芯に沿う方向に曲げる多数ガイドローラにより構成されたワイヤ屈曲部と、
    このワイヤ屈曲部の出側寄りに配置された、このストレートナーを出たワイヤを引っ張って溶接チップに送るプルローラと、
    このワイヤ屈曲部を出たワイヤを真直に矯正するストレートナーと、
    を具備することを特徴とする溶接トーチ。
  5. 上記ガイドローラが、ワイヤ屈曲経路の内側に沿って配置された内ガイドローラ及び外側に沿って配置された外ガイドローラの組み合わせからなることを特徴とする請求項4記載の溶接トーチ。
  6. 上記外ガイドローラ及び内ガイドローラの外周にワイヤ案内用のグルーブが形成されていることを特徴とする請求項5記載の溶接トーチ。
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