JP7108155B1 - ロボットシステム - Google Patents

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Abstract

手首機構(9)を備え、手首機構(9)の先端に、回転軸線(G)回りに回転可能なフランジ(12)を備えるロボット(2)と、フランジ(12)にトーチブラケットによって固定された溶接トーチ(3)と、溶接トーチ(3)に対して固定され、溶接トーチ(3)により溶接される溶接線を先行的に検出する溶接センサ(4)とを備え、溶接センサ(4)が、フランジ(12)から溶接トーチ(3)のトーチブラケットへの固定位置までの間において、回転軸線(G)に平行な平面に沿って溶接線に交差する方向にレーザビームを走査可能な位置に配置され、溶接トーチ(4)が、固定位置よりも先端側に突出して配置され、少なくとも2回湾曲させられることにより、回転軸線(G)に平行な方向に、先端からワイヤ(51)を突出させる管状のトーチ本体を備えるロボットシステム(1)である。

Description

本開示は、ロボットシステムに関するものである。
ロボットに用いられるアーク溶接用のトーチは、一般に、湾曲したトーチ本体を備えることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。トーチ本体内部を通過するワイヤをトーチ本体の湾曲形状によって湾曲させることにより、トーチ本体の先端に配置された給電チップの内面とワイヤとの安定的な接触を確保し、発生するアークを安定させることができる。
また、溶接しようとする溶接線の位置および状態をレーザビームの走査によって先行的に検出しながら、検出された溶接線に沿ってロボットによる溶接を実施するリアルタイムトラッキング技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2においては、ロボットによるトーチ本体の移動方向の前方に、トーチ本体に並列して溶接センサが配置されている。
特開2009-34746号公報 特開平10-244367号公報
特許文献2のように、トーチ本体の先端近傍に並列させて溶接センサを配置する場合には、トーチ本体をワークに近接させる際に溶接センサがワーク等に干渉する可能性が高くなる。この場合に、溶接センサをトーチ本体の先端から十分に後退させた位置に配置することにより、トーチ本体の先端周辺における干渉を低減することはできる。
しかし、トーチ本体が一方向に湾曲しているため、トーチ本体の先端から十分に後退させた位置に溶接センサを配置しても、トーチ本体の隣接位置にレーザビームを走査させるには、溶接センサをトーチ本体の中心軸から大きく離して配置する必要がある。その結果、トーチ本体からの溶接センサの突出量が大きくなり、やはり、溶接センサと周辺機器等とが干渉する可能性が高くなる。
したがって、溶接センサをトーチ本体の中心軸から大きく突出させることなく、溶接線の位置および状態を検出することが望まれている。
本開示の一態様は、手首機構を備え、該手首機構の先端に、回転軸線回りに回転可能なフランジを備えるロボットと、前記フランジにトーチブラケットによって固定された溶接トーチと、該溶接トーチに対して固定され、該溶接トーチにより溶接される溶接線を先行的に検出する溶接センサとを備え、該溶接センサが、前記フランジから前記溶接トーチの前記トーチブラケットへの固定位置までの間において、前記回転軸線に平行な平面に沿って前記溶接線に交差する方向にレーザビームを走査可能な位置に配置され、前記溶接トーチが、前記固定位置よりも先端側に突出して配置され、少なくとも2回湾曲させられることにより、前記回転軸線に平行な方向に、先端からワイヤを突出させる管状のトーチ本体を備えるロボットシステムである。
本開示の一実施形態に係るロボットシステムを示す全体構成図である。 図1のロボットシステムにおけるロボットの手首ユニット、溶接トーチおよび溶接センサを示す側面図である。 図2の手首ユニット、溶接トーチおよび溶接センサを示す平面図である。 図2のロボットシステムの第1の変形例における手首ユニット、溶接トーチおよび溶接センサを示す側面図である。 図2のロボットシステムの第2の変形例における手首ユニット、溶接トーチおよび溶接センサを示す側面図である。 図5の手首ユニット、溶接トーチおよび溶接センサを示す平面図である。 図5の手首ユニット、溶接トーチおよび溶接センサを示す正面図である。 図5の溶接トーチおよび溶接センサのフランジへの取付の変形例を説明する下面図である。
本開示の一実施形態に係るロボットシステム1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るロボットシステム1は、図1に示されるように、ロボット2と、ロボット2の手首機構9の先端に取り付けられる溶接トーチ3および溶接センサ4とを備えている。
ロボット2は、例えば、垂直6軸多関節型ロボットであり、床面等の被設置面Fに設置されるベース5と、ベース5に対して第1軸線A回りに回転可能に支持された旋回胴6と、旋回胴6に対して第2軸線B回りに回転可能に支持された第1アーム7とを備えている。また、ロボット2は、第2軸線Bに平行な第3軸線C回りに第1アーム7に対して回転可能に支持された第2アーム8と、第2アーム8の先端に配置された3軸の手首ユニット(手首機構)9とを備えている。
手首ユニット9は、第2アーム8に対して第4軸線D回りに回転可能な第1手首要素10と、第4軸線Dに直交する第5軸線E回りに第1手首要素10に対して回転可能な第2手首要素11とを備えている。また、手首ユニット9は、第4軸線Dと第5軸線Eとの交点を通過し、第5軸線Eに直交する第6軸線(回転軸線)G回りに回転可能な円板状の第3手首要素(以下、フランジという。)12を備えている。
フランジ12と溶接トーチ3との間には、電気的な絶縁材料により構成された絶縁アダプタ13が固定されている。絶縁アダプタ13により、フランジ12と溶接トーチ3とが電気的に絶縁されている。
第2手首要素11、フランジ12および絶縁アダプタ13は、図2および図3に破線で示すように、フランジ12の径方向の中央位置に、第6軸線Gに沿って貫通する中央孔(貫通孔)14を備えている。中央孔14には、第4軸線Dに沿って導かれてきて溶接トーチ3に接続する溶接ケーブル、ワイヤ51、シールドガス配管および溶接センサ4に接続するセンサケーブル52等の線条体50が貫通させられる。
溶接トーチ3は、先端に配置され内孔(図示略)を備える管状のトーチ本体15と、トーチ本体15の基端部を支持するネックホルダ16とを備えている。トーチ本体15は、先端部に配置された給電チップ17を備えている。給電チップ17には、図示しない溶接電源に接続された溶接ケーブルが接続されているとともに、ワイヤ51を貫通させる内孔(図示略)が備えられている。
また、トーチ本体15は、ネックホルダ16に支持される基端部18と、給電チップ17が配置された先端部19と、基端部18と先端部19との間に配置された湾曲部20とを備えている。湾曲部20は、基端部18から一方向に湾曲する第1湾曲部20aと、第1湾曲部20aから第1湾曲部20aとは逆方向に湾曲する第2湾曲部20bと、第2湾曲部20bからさらに第2湾曲部20bとは逆方向に湾曲する第3湾曲部20cとを備えている。トーチ本体15は、3回湾曲させられることにより、基端部18と先端部19とを、いずれも第6軸線Gに一致する位置に同軸に配置する形状に形成されている。
ワイヤ51は、トーチ本体15の内孔を通過させられた後に、給電チップ17の内孔を貫通させられることにより、トーチ本体15の先端から第6軸線G上に第6軸線Gに沿う方向に突出させられる。また、ワイヤ51は、トーチ本体15の内孔を通過させられる際に、湾曲部20によって湾曲させられることにより、給電チップ17の内孔を通過させられる際には、内孔の内面に押し付けられる。これにより、ワイヤ51と溶接ケーブルとが給電チップ17を経由して安定的に電気的に導通する。
ネックホルダ16には、例えば、トーチ本体15の先端がワーク等の周辺部材に接触したことを検出するショックセンサ(図示略)が搭載されている。これにより、ネックホルダ16は、トーチ本体15よりも大径の円柱状の外面形状を有している。
溶接トーチ3は、トーチブラケット21によって、絶縁アダプタ13を挟んでフランジ12に固定されている。
トーチブラケット21は、絶縁アダプタ13に固定される固定部22と、絶縁アダプタ13から第6軸線Gに沿う方向に離れた位置において溶接トーチ3のネックホルダ16の基端部分(固定位置)16aを保持する保持部23と、固定部22と保持部23とを連結する連結部24とを備えている。本実施形態においては、連結部24が、第6軸線G回りの周方向の一部に配置されている。これにより、溶接トーチ3とフランジ12との間には、連結部24が配置されていない領域に、径方向内方に窪む凹部25が形成されている。
溶接センサ4は、図3に示されるように、ロボット2によるトーチ本体15の移動方向前方において、移動方向に交差する走査平面に沿ってレーザビームLを走査するとともに、溶接対象物におけるレーザビームLの反射光を検出する。これにより、溶接が行われる溶接継手(溶接線:図示略)の位置および状態を溶接前に先行的に検出することができる。ここで、溶接継手の状態としては、例えば、突き合せ溶接の開先幅、隅肉溶接の隙間などを示す。
溶接センサ4により検出された溶接継手の位置および状態は、ロボット2の制御装置(図示略)にフィードバックされることにより、溶接位置および溶接条件が補正される。これにより、溶接継手の位置および形状等がばらついた場合においても高品質に溶接することができる。
本実施形態においては、溶接センサ4は、溶接トーチ3のトーチブラケット21への固定位置と絶縁アダプタ13との間に配置され、センサブラケット26によってトーチブラケット21に固定されている。これにより、溶接センサ4におけるレーザビームLの射出面およびレーザビームLの反射光の入射面は、溶接トーチ3のネックホルダ16の最大径部分16aよりもフランジ12側に配置されている。
また、溶接センサ4は、溶接トーチ3とフランジ12との間に形成されている凹部25に部分的に収容され、かつ、第6軸線Gに平行な走査平面に沿ってレーザビームLを走査させる位置および方向に配置されている。すなわち、溶接センサ4は、射出されるレーザビームLおよび溶接対象から戻ってくるレーザビームLの反射光が溶接トーチ3によって遮られない位置であって、第6軸線Gに可能な限り近づけた位置に配置されている。
このように構成された本実施形態に係るロボットシステム1の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係るロボットシステム1によれば、ワイヤ51は第2手首要素11、フランジ12および絶縁アダプタ13に設けられた中央孔14を貫通して、絶縁アダプタ13を挟んでフランジ12に固定されている溶接トーチ3内に導かれる。溶接トーチ3に導入されたワイヤ51は、トーチ本体15の内孔および給電チップ17の内孔を通過して、トーチ本体15の先端から突出させられる。
この場合において、本実施形態によれば、溶接トーチ3のトーチ本体15を3回湾曲させることにより、トーチ本体15の先端を第6軸線G上に配置することができ、ワイヤ51を第6軸線Gに沿って突出させることができる。トーチ本体15を通過する間にワイヤ51が湾曲させられるので、給電チップ17の内孔を通過する際に、ワイヤ51が内孔の内面に押し付けられ、安定したアークを発生させることができる。
そして、ワイヤ51を第6軸線Gに沿って突出させることにより、レーザビームLの走査平面を溶接トーチ3の先端近くに配置しながら、溶接センサ4をトーチ本体15の先端から大きく後退させてフランジ12に近接する位置に、第6軸線Gに近接させて配置することができる。
溶接センサ4をトーチ本体15の先端から大きく後退させることにより、溶接トーチ3の周囲に他の物体が存在せず、トーチ本体15を狭いスペースに挿入して溶接を行う場合等に、トーチ本体15の先端周辺における周辺物体との干渉を低減することができる。また、溶接センサ4を第6軸線Gに近接させることにより、フランジ12近傍における径方向外方への突出を抑えて、手首ユニット9周辺における干渉を抑えることができるという利点がある。
特に、溶接トーチ3を絶縁アダプタ13に固定するトーチブラケット21が、第6軸線G回りの周方向の一部のみに連結部24を備えることとして、連結部24のない領域に凹部25を形成している。これにより、溶接トーチ3とフランジ12との間に配置した溶接センサ4の一部を凹部25内に収容することができ、第6軸線Gから径方向外方への溶接センサ4の突出量をさらに低減することができるという利点がある。
また、溶接センサ4をフランジ12に近接する位置に配置することにより、溶接センサ4を取り付けるためのセンサブラケット26を小さくかつ軽量に構成することができる。すなわち、溶接センサ4をトーチ本体15の先端近傍に配置する場合には、フランジ12またはトーチブラケット21に固定するセンサブラケット26が長くなり、重量が増大する。
センサブラケット26が長くなると剛性が低減するので、振動し易くなって、検出精度が低下する。これに対して、溶接センサ4をフランジ12に近づけることにより、トーチブラケット21に固定するセンサブラケット26も短く、軽量化でき、より低い剛性でも振動の発生を抑え、溶接線を精度よく検出することができるという利点がある。
また、本実施形態においては、トーチ本体15を3回湾曲させることにより、フランジ12の中央孔14からトーチ本体15の基端部18に向かって第6軸線Gに沿う方向に突出したワイヤ51を、トーチ本体15の先端部19において再度第6軸線G上に戻している。これにより、ロボット2の動作の基準となるツール先端点として設定するワイヤ51の先端を第6軸線G上に配置して、教示作業および制御を容易にすることができるという利点もある。
また、トーチ本体15の先端から溶接センサ4を大きく後退させて配置しているので、トーチ本体15の先端において発生する溶接ヒュームが溶接センサ4に届きにくく、溶接センサ4の汚れ等の不都合の発生を低減することができる。
なお、本実施形態においては、トーチ本体15を3回湾曲させることにより、トーチ本体15の先端においてワイヤ51を第6軸線G上に配置した。これに代えて、図4に示されるように、トーチ本体15を2回湾曲させることにより、第6軸線Gに対して間隔をあけて平行な位置にワイヤ51を突出させてもよい。これによっても、上記実施形態と同様に、溶接センサ4を溶接トーチ3よりもフランジ12側に後退させかつ第6軸線Gに近接させた位置に配置することができる。
また、本実施形態においては、溶接トーチ3をフランジ12に固定するトーチブラケット21に、センサブラケット26を固定したが、これに代えて、トーチブラケット21およびセンサブラケット26を、別々にフランジ12に固定してもよい。図5から図7に示す例では、フランジ12の中央孔14の周囲の半周分を使ってトーチブラケット21を固定し、残りの半周分を使ってセンサブラケット26を固定している。
トーチブラケット21およびセンサブラケット26を、別々にフランジ12に固定することにより、トーチブラケット21に加わる外力および振動の影響が溶接センサ4に伝わることを防止して、溶接線を撚り精度よく検出することができる。
また、本実施形態においては、ロボット2として垂直多関節型ロボットを例示したが、これに限定されるものではなく、他の任意の形式のロボットを採用してもよい。
また、図8に示されるように、トーチブラケット21は、絶縁アダプタ13を挟んでフランジ12に固定される第1ブラケット27と、溶接トーチ3に固定される第2ブラケット28とを備えていてもよい。そして、例えば、第1ブラケット27と第2ブラケット28とは、一方に設けられた長孔29と、長孔29を貫通して他方に着脱可能に締結されるボルト30とによって、第6軸線Gに沿う方向に位置調整可能であってもよい。図8に示す例では、第1ブラケット27に長孔29が設けられ、第2ブラケット28にボルト30が締結されているが、逆でもよい。これにより、トーチ本体15の先端位置を第6軸線Gに沿う方向に調節することができる。
また、図8に示されるように、溶接センサ4は、センサブラケット26に対して、走査平面に沿う方向に延びる軸線回りに角度調整可能に取り付けられていてもよい。図8に示す例では、センサブラケット26に、軸線回りに円弧上に延びる長孔31と、長孔31を貫通して溶接センサ4に着脱可能に締結されるボルト32とにより、角度調整機構が構成されている。センサブラケット26に対して溶接センサ4の取り付け角度を調整することにより、ワイヤ51に対する走査平面の位置を調節することができる。
1 ロボットシステム
2 ロボット
3 溶接トーチ
4 溶接センサ
9 手首ユニット(手首機構)
12 第3手首要素(フランジ)
15 トーチ本体
21 トーチブラケット
25 凹部
26 センサブラケット
51 ワイヤ
G 第6軸線(回転軸線)

Claims (5)

  1. 手首機構を備え、該手首機構の先端に、回転軸線回りに回転可能なフランジを備えるロボットと、
    前記フランジにトーチブラケットによって固定された溶接トーチと、
    該溶接トーチに対して固定され、該溶接トーチにより溶接される溶接線を先行的に検出する溶接センサとを備え、
    該溶接センサが、前記フランジから前記溶接トーチの前記トーチブラケットへの固定位置までの間において、前記回転軸線に平行な平面に沿って前記溶接線に交差する方向にレーザビームを走査可能な位置に配置され、
    前記溶接トーチが、前記固定位置よりも先端側に突出して配置され、少なくとも2回湾曲させられることにより、前記回転軸線に平行な方向に、先端からワイヤを突出させる管状のトーチ本体を備えるロボットシステム。
  2. 前記トーチ本体が、該トーチ本体の先端から前記回転軸線上に、該回転軸線に沿って前記ワイヤを突出させるよう湾曲させられている請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記フランジから前記固定位置までの間に、前記回転軸線回りの径方向内方に窪む凹部を備え、
    前記溶接センサが、前記凹部に部分的に収容される位置に配置されている請求項1または請求項2に記載のロボットシステム。
  4. 前記溶接センサが、前記トーチブラケットに固定されている請求項1から請求項3のいずれかに記載のロボットシステム。
  5. 前記溶接センサが、前記トーチブラケットとは別個に、センサブラケットにより前記フランジに固定されている請求項1から請求項3のいずれかに記載のロボットシステム。
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