JPH09293844A - 高密度ゲートアレイセル構造およびその製造方法 - Google Patents

高密度ゲートアレイセル構造およびその製造方法

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JPH09293844A
JPH09293844A JP9000167A JP16797A JPH09293844A JP H09293844 A JPH09293844 A JP H09293844A JP 9000167 A JP9000167 A JP 9000167A JP 16797 A JP16797 A JP 16797A JP H09293844 A JPH09293844 A JP H09293844A
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JP9000167A
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Jonathan C Park
シー.パーク ジョナサン
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    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高度で、P型およびN型デバイスの立上
り時間と立下り時間とが平衡してなり、ソース・ドレイ
ンとの多数のコンタクトを可能にすること。 【解決手段】 ゲートアレイセル構造は、種々のトラッ
クピッチで配された配線トラックを備えるようになって
おり、その構造の密度を増大させるようになっている。
ゲートセルにおいて、第2金属層に形成された配線トラ
ックに対して、デバイスを垂直な向きに配置することに
よって、その第2金属層における有孔率を増大させる。
一ゲートセルの範囲内で、N型デバイスをP型デバイス
よりも小さくなるように形成し、N型デバイスとP型デ
バイスとの立上り時間および立下り時間が平衡したデバ
イスを作製する。また、第2金属層に形成された配線ト
ラックに対して、デバイスを垂直な向きに配置すること
により、ソース・ドレインに対する接続点を増やす。デ
バイスを電源に接続する際に、多数の接続点を設け、実
行抵抗を下げるとともに、デバイスの信頼性を向上させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲートアレイセル
構造の分野に関し、特に高密度ゲートアレイセル構造お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゲートアレイは、顧客の特別な機能を実
行する集積回路を作製するために広く使用されている。
ゲートアレイでできた半導体デバイスは、基本パターン
中に設計され、かつ金属領域間の相互接続が顧客の特別
な機能を果たすようにウェハ中に形成されてできてい
る。従って、集積回路の半導体デバイスは、金属領域パ
ターンを形成するために必要とされる比較的短い時間だ
けで、顧客の要求する論理機能を果たすように相互接続
され得る。
【0003】基本パターン中に予め設けられたトランジ
スタおよび他の能動デバイスを、所望の機能を果たすよ
うな配置をなすように相互接続する金属配線工程は、通
常、1または2以上の金属層と、その金属層と半導体領
域とを接続するコンタクトパターンと、連続する金属パ
ターンを相互接続する配線パターンとを使用して行われ
る。
【0004】消費電力がさらに少なく、さらなる高密度
化(高集積化)およびさらなる高信頼性を有するデバイ
スが要求される。しかしながら、集積回路のデザインル
ールには、トランジスタの相互接続についてのたくさん
の制約が有り、より一層の高密度化を図る設計を行う上
で妨げとなっている。例えば、ゲートアレイの設計は、
ポリシリコンの最小幅寸法、ポリシリコン間の最小距
離、金属配線の最小幅寸法、金属配線間の最小距離、コ
ンタクトに要する最小寸法、配線経路に要する最小寸
法、および種々の連続する層上における垂直方向の配置
に関する制約を満足しなければならない。ゲートアレイ
セル構造の設計者は、一アレイにおけるゲートセルを接
続する配線トラックのトラックピッチを、全ての最小間
隔のうちで最も大きいものを満たす一定の値に定める。
図4および図5について、これらの制約が理解される。
【0005】図4は、従来のゲートアレイのセルを示す
概略図であり、従来のゲートアレイにおけるいくつかの
制約を説明するための図である。このセルは、チップ上
にタイルパターン状に何度も複製されてなるもので、ト
ランジスタのゲートアレイ電極用のポリシリコン層のパ
ターン(ゲートパターン)10を多数備えている。P型
デバイスはP型拡散領域12に形成され、またN型デバ
イスはN型拡散領域14に形成されている。図4におい
て、領域16はP型ウェルの引出領域、領域18はN型
ウェルの引出領域である。
【0006】図4に示すゲートセルの下半部には、相互
接続された複数のコンポーネントが配置されており、ナ
ンド(NAND)ゲートやアンド(AND)ゲートやノ
ア(NOR)ゲートやオア(OR)ゲートのようなデバ
イスをゲートセル内に構成している。ゲートセルのコン
ポーネントは、複数の金属層を介して相互に接続されて
デバイスを構成している。ゲートセルの、デバイスを構
成するコンポーネントの主要な相互接続は、第1金属層
により形成されている。しかしながら、以下に説明する
理由により、デバイスの相互接続をゲートセル内で完成
するために、第2金属層の使用が必要となることがあ
る。
【0007】図4に示す例では、ゲートセルの下半部に
おけるコンポーネントは、第1金属層の第1金属配線に
より互いに接続されており、入力ポートA,Bおよび出
力ポートZを有するナンド(NAND)ゲートを構成し
ている。これらの相互接続線は、図4において、点(ド
ット)を付した領域で示されている。そのナンド(NA
ND)ゲートのデバイスに対するVSSおよびVDDの
電源バス(20,22)は、図4に示すように、ゲート
セルを横切って垂直に延びている。これら2つの電源バ
ス20,22間の水平な領域に対して、少なくとも第1
金属層によりなされるゲートセル内での相互接続の総量
は、電源バス20,22により制限されている。このよ
うに、電源バスの配置に起因して第1金属層における相
互接続性に限界が生じるため、ゲートセル内で相互接続
してデバイスを構成するためには、通常、第2金属層が
必要となる。デバイスを構成するために、第2金属層に
て第2金属配線を使用すると、従来のゲートアレイ構造
における“有孔率”の問題が発生する。
【0008】図5には、配線カラム28により分離され
たセル配置カラム26に、複数のセル24が並べて配置
された状態が示されている。セル24を通る水平な配線
トラック30(図4参照)は、第2金属層の延びる方向
に設けられている。これらの配線トラック(以降、m2
配線トラックと称する)30は、ゲートセル24間の水
平方向の接続のために用いられている。垂直な配線トラ
ック(図4参照、以降m1配線トラックと称する)32
は、ゲートセル24を通って配線カラム28において垂
直な方向に延びている。これらのm1配線トラック32
は、第1金属層に形成されている。
【0009】第2金属層を使用してゲートセル内でデバ
イスを構成することにより引き起こされる問題は、図4
および図5についてなされた説明により明らかとなる。
図4に示す例では、3本のm2配線トラックがデバイス
を通っている。第2金属配線を用いてゲートセルのコン
ポーネントを相互接続することによりデバイスを構成す
ると、あるゲートセルのデバイスを別のゲートセルのデ
バイスに接続するために、水平に延びるm2配線トラッ
ク30を有効に利用することができなくなる。換言すれ
ば、m2配線トラック30は、封鎖されてしまう。3本
のm2配線トラック30がデバイスを通って延び、かつ
電源バス20,22間の相互接続に利用可能な総量が制
限された状況において、3本のm2配線トラック30
は、デバイスの構成を完成するために必要な第2金属配
線によって封鎖されてしまう。そのようなセル内には
“通過経路”が殆どないか全くないので、このようなセ
ルは“有孔率が低い”とみなされる。
【0010】図5の例に示すように、セルの有孔率が低
いと、デバイスどうしを接続する経路を決める際に、た
くさんの回り道を設けなければならない。図5の例で
は、ゲートセル24Aのデバイスをゲートセル24Bの
デバイスに接続するために、セル内にデバイスが形成さ
れておらず、通過経路を設けることができるゲートセル
へ曲がりくねって配線する経路が必要となる。そして、
配線カラム28の第1金属層へ接続され、それから第2
金属層においてゲートセル24Bの第2のデバイスへ水
平に接続される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たゲートアレイセル構造では、P型デバイスとN型デバ
イスが同じサイズであるため、P型およびN型デバイス
の立上り時間と立下り時間が不均衡になるなど、たくさ
んの不都合が生じる。セル配線によって引き起こされる
制約のため、P型拡散領域とN型拡散領域の相対的なサ
イズを変えることは困難である。また、上述したゲート
アレイセル構造では、さらなる高密度化は困難である。
というのは、最小の設計規格に合わせて、垂直および水
平の両方向において、配線トラック間に一定のトラック
ピッチが設定されるからである。また、上述したゲート
アレイセル構造では、有孔率が低いため、通常、電源バ
スは個々のデバイスに一箇所でのみ接続されている。そ
のため、比較的実効抵抗が高く、また接続箇所が一箇所
であるがゆえに比較的信頼性が低い。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、より高密度で、またP型およびN型デバ
イスの立上り時間と立下り時間とが平衡してなり、さら
にソース・ドレインとの多数のコンタクトが可能なゲー
トアレイセル構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的およびその他の
目的は、本発明の具体例によって達成されるものであ
り、その具体例は、複数のゲートセルよりなるアレイを
有するゲートアレイセル構造を備え、これらのゲートセ
ルには内部コンポーネントが設けられているものであ
る。第1金属層は、ゲートセル内で内部コンポーネント
どうしを相互接続して、デバイスを構成する。第1金属
層に形成された一群の第1金属配線トラックは、相互に
平行でかつゲートセルのアレイを横切って垂直な方向に
延びている。一群の第2金属配線トラックを有する第2
金属層は、相互に平行でかつゲートセルのアレイを横切
って水平に延びている。前記一群の第1金属配線トラッ
クおよび前記一群の第2金属配線トラックのうちの少な
くとも一方は、その一群の中で種々のピッチを有してい
る。
【0014】第1の金属配線トラックおよび第2の金属
配線トラックの一方または両方においてトラックピッチ
を変えることによって可能となる利点は、さらなる高密
度化(高集積化)が達成されるであろう、ということで
ある。本発明は、個々の設計法則を満たすようにトラッ
クピッチを変えるが、しかし、最も大きなトラックピッ
チを要求する設計法則を満たすために、すべてのトラッ
クピッチを同じには設定しない。この理由は、要求され
る配線間隔がセル配置カラムのような他の領域における
配線間隔よりも狭い配線カラムのような領域では、より
密に配線することが達成されるかも知れないからであ
る。ゲートアレイセル構造をより密に形成するという点
において、全面的な配線経路の総量が減少するので、よ
り優れた性能を有し、かつより一層チップサイズを小さ
くすることが可能となる。これは、配線を行うために使
用される金属がより少なくなるため、電力消費量の減少
をもたらす。また、より小さなチップとともに、結果と
してチップ歩留りの増大を伴って、より小さなダイが使
用されるかもしれない。
【0015】本発明のもう一つの特徴であるゲートアレ
イセル構造の製造方法は、一アレイ内に複数のゲートセ
ルが形成され、かつ第1金属層内の第1金属配線ととも
に、選択されたゲートセル群でもってデバイスが形成さ
れることによりなされる。アレイ上を垂直な方向に延び
る配線トラックに沿って配線されてなる第1金属配線で
もって、デバイスの選択されたゲートセル群が相互接続
される。第1金属層における配線トラックのトラックピ
ッチは可変である。第2金属層内の第2金属配線でもっ
て、デバイスの選択されたゲートセル群が相互接続され
る。この第2金属配線は、アレイ上を水平な方向に延び
る配線トラックに沿って配線されている。第2金属層に
おける配線トラックのトラックピッチも可変である。
【0016】本発明のもう一つの特徴は、以前から言わ
れてきた要求を満たすものであり、複数のゲートセルを
有し、それらのうちの少なくとも幾つかはN型デバイス
とP型デバイスの両方を有しており、P型デバイスがN
型デバイスよりも大きくなっているゲートアレイセル構
造である。ある具体例では、P型デバイスおよびN型デ
バイスは、それぞれ、P型デバイスの動作時の立上り時
間がN型デバイスの動作時の立下り時間に略等しくなる
ような大きさである。
【0017】ゲートアレイセル構造においてN型デバイ
スとP型デバイスを平衡にすることは、立下り時間と立
上り時間がより一層等しくなるように近づくので、性能
が改善される。
【0018】本発明のさらなる特徴においては、以前か
ら言われてきた要求を満たすものであり、ゲートアレイ
セル構造は、複数のゲートセルよりなるアレイを有して
おり、これらのゲートセルには内部コンポーネントが設
けられているものである。第1金属層は、ゲートセル内
で内部コンポーネントどうしを相互接続して、ゲートセ
ル内でデバイスを構成する。第1金属層に形成された一
群の第1金属配線トラックは、相互に平行でかつゲート
セルのアレイを横切って垂直な方向に延びている。第2
金属層は、相互に平行でかつゲートセルのアレイを横切
って水平に延びる一群の第2金属配線トラックを有して
いる。ゲートセルは、前記一群の第2金属配線トラック
に対して垂直方向を向いている。電源バスは、第1金属
層内で垂直方向に延びている。電源接続ラインは、第2
金属層内に形成され、電源バスと、ゲートセル内のデバ
イス群のうちの電力を供給すべきあるデバイス群とに接
続されている。個々のデバイスのうちの少なくとも幾つ
かは、多数の接続点を介して電源接続ラインに接続され
ている。
【0019】一群の第2金属配線トラックに対してゲー
トセルを垂直方向に向けることによって、本発明の具体
例において説明するように、第2金属層におけるゲート
セルの有孔率が相対的に高くなる。このことは、第2金
属層を利用して電源接続ラインを形成することを可能と
するとともに、デバイスに電力を供給するための多数の
接続点を設けることを可能とする。このように多数の接
続点を設けることによって、実効抵抗が下がり(従っ
て、チップの電力消費量が減る)、かつデバイスに対す
る電源接続の信頼性が増大する。
【0020】ゲートセルが一群の第2金属配線トラック
に対して垂直方向に向いていることにより、たくさんの
ポートが配置され、ゲートセルにおける密集度が軽減さ
れる。
【0021】本発明の前記並びにその他の特徴および利
点については、添附図面に関連した以下の本発明の詳細
な説明から、より明らかとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る高密度ゲー
トアレイセル構造およびその製造方法の実施の形態につ
いて図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の具体例によるゲートアレ
イセル構造の概略図である。この実施の形態では、m1
配線トラック35およびm2配線トラック33は、可変
トラックピッチで設計されており、ゲートアレイセルの
異なる領域に対して異なる設計法則を適用することがで
きるようになっている(なお、図1では、図の明瞭化と
理解し易くするために、ゲートセルの1つおきの行にの
みm2配線トラックが示されている。しかし、より好ま
しい例では、m2配線トラックは、ゲートセルの各行に
設けられている)。例えば、ある領域では、m2配線ト
ラック33に対して3.2μmの制約が適用され、多く
のスペーシングおよび拡散スペーシング(poly to spac
ing and poly to diffusion spacing)のため要求され
る。ゲートセル42のこれらの領域40においては、m
2配線トラック33のトラックピッチ(以下、m2トラ
ックピッチと称する)は3.2μmである。しかし、拡
散領域に対する設計法則では、m2トラックピッチは
2.8μmである。それゆえ、本発明では、拡散領域に
おけるm2トラックピッチは、2.8μmに設定され
る。ここで、図1では、拡散領域は符号44で示されて
いる。セル内でm2トラックピッチを変えることによ
り、トラック数が同じであればセルの領域がより小さく
なる。
【0024】なお、図1は、セル内でトラックピッチが
変化している様子を単に示す概略図である。正確なトラ
ックピッチの変化並びに拡散領域およびゲートセルの他
の領域の配置は、個々のゲートセル自体に依存するた
め、これ以上詳細には図示されない。
【0025】また、垂直に延びるm1配線トラック35
のトラックピッチも可変である。m1配線トラック35
は、セル配置カラム46においては設計法則に反するこ
となく3.2μmに設定され、かつ配線カラム48では
この領域の設計法則に反することなく2.7μmに設定
され得る。配線カラム48においてm1配線トラック3
5のトラックピッチ(以下、m1トラックピッチと称す
る)を2.7μmに設定することによって、配線カラム
48内にm1配線トラック35が追加され、その追加さ
れたトッラックを利用できるようになる。これは、ゲー
トアレイセル構造に対して有効な接続経路を増やすこと
になる。
【0026】図1には、m2配線トラックおよびm1配
線トラックの両方ともトラックピッチが可変ピッチであ
る場合が示されているが、本発明の他の実施の形態で
は、m1またはm2の何れか一方のトラックピッチのみ
変えられる。さらに、上記特定のトラックピッチは一例
であり、その他の特定のトラックピッチも可能である。
また、当業者にとって利用可能な製造工程が異なれば設
計法則も異なるため、その他の特定のトラックピッチも
必要となる。
【0027】また、本発明の可変トラックピッチの他
に、図1に関して説明したように、本発明の他の実施の
形態では、ゲートセル内でのデバイスに対する電源接続
に関する改良がなされている。すなわち、ゲートセル内
でデバイスが多数の接続点を介して電源に接続されてい
ることにより、電源接続の改良がなされている。第2金
属層において有孔率が増大されてなるセルレイアウト
(すなわち、第2金属配線の封鎖が減少もしくは全くな
いセルレイアウト)を使用することによって、多数の接
続点を設けることが可能となる。そのようなセルレイア
ウトは、図2に示すように、第2金属配線トラックに対
してデバイスを垂直に向けて配置することによってなさ
れる。この第2金属配線トラックに対するデバイスの垂
直配置構造は、市販のゲートアレイセル構造、すなわち
アイダホ州のポカテロにあるAdvancedMicrosystems,In
c.によって作成された0.8μmゲートアレイライブラ
リにおいて利用されている。図2に示すように、この例
では一定のトラックピッチで配設されているように見え
るm2配線トラック54に対して、P型デバイス50お
よびN型デバイス52が90°の向きをなすように配置
されているが、上述した例のように、他の実施の形態に
おいてm2配線トラックが可変トラックピッチで配設さ
れるようになっていてもよい。P型およびN型のデバイ
ス50,52がm2配線トラック54に対して90°の
向きをなしていることによって、たくさんの配線トラッ
クの経路とたくさんの接続可能な箇所が得られる。たく
さんのポートが配置されることによって、ゲートセルに
おける密集度が軽減される。
【0028】周知のゲートアレイセル構造のもう一つの
特徴は、図2に示すように、ゲートアレイセルの垂直に
延びる一方の側縁に沿って電源バス56(VSS)が設
けられており、それに相対するもう一方の側縁に沿って
電源バス58(VDD)が設けられていることである。
電源バス56,58は、第1金属層に形成されている。
電源バス56,58の間には、第2金属層に形成された
電源接続ライン60が水平に延びている。P型デバイス
50およびN型デバイス52は、この電源接続ライン6
0に第2金属配線を介して接続される。
【0029】本発明は、図2に示すように、電源接続ラ
イン60にP型およびN型のデバイス50,52をたく
さんの接続点62を介して接続することができるように
なっている。このように接続点をたくさん設けることに
よって、拡散領域側における実効抵抗が下がるととも
に、電源ラインに対する信頼性が高まる。それゆえ、本
発明は、第2金属配線トラックに対してデバイスを垂直
な向きに配置してなるゲートアレイセル構造において、
有孔率の増大、すなわち多数のコンタクトホールを設け
ることができるという特徴を利用している。そして、有
孔率の増大により、ソース・ドレインに対してたくさん
のコンタクトを設けることができ、それによってゲート
セルの密集度を軽減することができる。
【0030】なお、図2に示す例では、P型デバイス5
0を3箇所の接続点を介して電源に接続しているが、こ
れに限らず、本発明の趣旨および範囲内で、接続点の数
は2もしくは4以上の数であってもよい。
【0031】図3には、本発明のもう一つの特徴であ
る、P型およびN型のデバイス50,52のサイズが異
なる例について示されている。図3に示す例では、P型
デバイス50はN型デバイス52よりも大きな領域を占
めている。図3に示すように、P型デバイス50とN型
デバイス52のチャネル幅を変えることによって、P型
デバイス50とN型デバイス52の平衡が達成される。
その平衡が達成されることにより、通常Pチャネル駆動
力がNチャネル駆動力よりも弱いという事実が補償され
る。
【0032】本発明の一具体例として、P型デバイスの
幅は13.4μmであり、一方、N型デバイスの幅は1
0.6μmであるが、これに限らず、本発明の趣旨およ
び範囲内で、異なるデバイス幅であってもよい。P型お
よびN型のデバイス50,52の幅が異なることによっ
て、セルの立上り時間と立下り時間の差が最小になる。
【0033】P型およびN型のデバイスの幅を変えるこ
とは、図3に示すようにデバイスをm2配線トラックに
対して垂直に向くように配置することによって、容易に
なされる。というのは、ゲートセルの向きが図3に示す
ような向きであると、セル配線によって生じる問題は、
従来のゲートアレイセル構造の場合よりも少ないからで
ある。しかし、ゲートアレイセル構造において、m2配
線トラックに対するデバイスの向きが垂直または水平の
いずれであろうと、P型およびN型のデバイスの平衡を
保つことは有益である。また、図3には示されていない
が、図3に示す実施の形態においては、より高密度なゲ
ートアレイセル構造と配線能力の増大をもたらすため
に、m1配線トラックが形成される第1金属層およびm
2配線トラックが形成される第2金属層の両方において
可変トラックピッチが適用される。
【0034】以上、本発明を詳細に説明したが、上述し
た説明は単なる一例であって、本発明をなんら制限する
ものではない。本発明の趣旨および範囲は、特許請求の
範囲の項の記載内容によってのみ制限されるものであ
る。
【0035】以上、説明したとおり、本発明に係る高密
度ゲートアレイセル構造およびその製造方法によれば、
より高密度で、またP型およびN型デバイスの立上り時
間と立下り時間とが平衡してなり、さらにソース・ドレ
インとの多数のコンタクトが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である可変トラックピッ
チを有するゲートアレイセル構造を示す概略図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、セル内での電源
接続が多数のコンタクトによりなされているセルレイア
ウトを示す概略図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示し、異なるサイズの
P型およびN型デバイスを有するセルレイアウトを示す
概略図である。
【図4】従来の技術により製造されたゲートセルの概略
図である。
【図5】従来におけるゲートアレイセル構造の概略図で
ある。
【符号の説明】
A,B 入力ポート Z 出力ポート 10 ゲートパターン 12 P型拡散領域 14 N型拡散領域 16 P型ウェルの引出領域 18 N型ウェルの引出領域 20,22,56,58 電源バス 24,24A,24B,42 ゲートセル 26,46 セル配置カラム 28,48 配線カラム 30,33,54 m2配線トラック 32,35 m1配線トラック 40 領域 44 拡散領域 50 P型デバイス 52 N型デバイス 60 電源接続ライン 62 接続点

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部コンポーネントを有する複数のゲー
    トセルよりなる一つのアレイと、 ゲートセル内でデバイスを構成するために、ゲートセル
    内で内部コンポーネントどうしを相互接続する第1金属
    層と、 該第1金属層に形成され、相互に平行でかつゲートセル
    のアレイを横切って垂直な方向に延びる一群の第1金属
    配線トラックと、 相互に平行でかつゲートセルのアレイを横切って水平に
    延びる一群の第2金属配線トラックを有する第2金属層
    とを具備し、 前記一群の第1金属配線トラックおよび前記一群の第2
    金属配線トラックのうちの少なくとも一方は、その一群
    の中で種々のピッチを有していることを特徴とする高密
    度ゲートアレイセル構造。
  2. 【請求項2】 前記一群の第1金属配線トラックおよび
    前記一群の第2金属配線トラックの両方とも、その一群
    の中で種々のピッチを有していることを特徴とする請求
    項1に記載の高密度ゲートアレイセル構造。
  3. 【請求項3】 前記一群の第1金属配線トラックの中
    で、そのピッチが約2.7μmから約3.2μmまで変
    わることを特徴とする請求項2に記載の高密度ゲートア
    レイセル構造。
  4. 【請求項4】 前記ゲートセルのアレイは、セル配置カ
    ラムと配線カラムを有しており、前記第1金属配線トラ
    ックのトラックピッチは、セル配置カラム内では約3.
    2μmであるとともに、配線カラム内では約2.7μm
    であることを特徴とする請求項3に記載の高密度ゲート
    アレイセル構造。
  5. 【請求項5】 前記一群の第2金属配線トラックの中
    で、そのピッチが約2.8μmから約3.2μmまで変
    わることを特徴とする請求項2に記載の高密度ゲートア
    レイセル構造。
  6. 【請求項6】 前記ゲートセルは、拡散領域、ポリシリ
    コン/ポリシリコンの積層界面により占められる領域お
    よびポリシリコン/拡散領域の積層界面により占められ
    る領域を有しており、前記第2金属配線トラックのトラ
    ックピッチは、拡散領域内では約2.8μmであるとと
    もに、ポリシリコン/ポリシリコンの積層界面により占
    められる領域内およびポリシリコン/拡散領域の積層界
    面により占められる領域内では約3.2μmであること
    を特徴とする請求項3に記載の高密度ゲートアレイセル
    構造。
  7. 【請求項7】 前記ゲートセルは、前記一群の第2金属
    配線トラックに対して垂直方向を向いていることを特徴
    とする請求項1に記載の高密度ゲートアレイセル構造。
  8. 【請求項8】 内部コンポーネントを有する複数のゲー
    トセルよりなる一つのアレイと、 ゲートセル内でデバイスを構成するために、ゲートセル
    内で内部コンポーネントどうしを相互接続する手段とを
    具備し、 内部コンポーネントどうしを相互接続する前記手段は、
    相互に平行でかつゲートセルのアレイを横切って垂直な
    方向に延びる複数の配線トラックを有しているととも
    に、第1層内に設けられており、 また、ゲートセルどうしを相互接続する手段を具備し、 ゲートセルどうしを相互接続する前記手段は、相互に平
    行でかつゲートセルのアレイを横切って水平に延びる複
    数の配線トラックを有しているとともに、第2層内に設
    けられており、 第1層における前記配線トラックおよび第2層における
    前記配線トラックのうちの少なくとも一方は、その一群
    の中で種々のピッチを有していることを特徴とする高密
    度ゲートアレイセル構造。
  9. 【請求項9】 第1層における前記配線トラックおよび
    第2層における前記配線トラックの両方とも、その一群
    の中で種々のピッチを有していることを特徴とする請求
    項8に記載の高密度ゲートアレイセル構造。
  10. 【請求項10】 第1層における前記配線トラックの中
    で、そのピッチが約2.7μmから約3.2μmまで変
    わることを特徴とする請求項9に記載の高密度ゲートア
    レイセル構造。
  11. 【請求項11】 前記ゲートセルのアレイは、セル配置
    カラムと配線カラムを有しており、第1層における前記
    配線トラックのトラックピッチは、セル配置カラム内で
    は約3.2μmであるとともに、配線カラム内では約
    2.7μmであることを特徴とする請求項10に記載の
    高密度ゲートアレイセル構造。
  12. 【請求項12】 第2層の前記配線トラックの中で、そ
    のピッチが約2.8μmから約3.2μmまで変わるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の高密度ゲートアレイセ
    ル構造。
  13. 【請求項13】 前記ゲートセルは、拡散領域、ポリシ
    リコン/ポリシリコンの積層界面により占められる領域
    およびポリシリコン/拡散領域の積層界面により占めら
    れる領域を有しており、第2層における前記配線トラッ
    クのトラックピッチは、拡散領域内では約2.8μmで
    あるとともに、ポリシリコン/ポリシリコンの積層界面
    により占められる領域内およびポリシリコン/拡散領域
    の積層界面により占められる領域内では約3.2μmで
    あることを特徴とする請求項10に記載の高密度ゲート
    アレイセル構造。
  14. 【請求項14】 前記ゲートセルは、第2層の前記配線
    トラックに対して垂直方向を向いていることを特徴とす
    る請求項8に記載の高密度ゲートアレイセル構造。
  15. 【請求項15】 一アレイ内に複数のゲートセルを形成
    する工程と、 第1金属層内の第1金属配線とともに、選択されたゲー
    トセル群でもってデバイスを形成する工程と、 アレイ上を垂直な方向に延び、かつ第1金属層における
    配線トラックのトラックピッチが可変である配線トラッ
    クに沿って配線されてなる第1金属配線でもって、デバ
    イスの選択されたゲートセル群を相互接続する工程と、 アレイ上を水平な方向に延び、かつ第2金属層における
    配線トラックのトラックピッチが可変である配線トラッ
    クに沿って配線されてなる、第2金属層内の第2金属配
    線でもって、デバイスの選択されたゲートセル群を相互
    接続する工程と、 を含むことを特徴とする高密度ゲートアレイセル構造の
    製造方法。
  16. 【請求項16】 第1金属層内の配線トラックのトラッ
    クピッチを変えるステップでは、トラックピッチを約
    2.7μmから約3.2μmまで変えることを特徴とす
    る請求項15に記載の高密度ゲートアレイセル構造の製
    造方法。
  17. 【請求項17】 一アレイ内に複数のゲートセルを形成
    するステップでは、セル配置カラムと配線カラムを形成
    し、第1金属層内の配線トラックのトラックピッチを、
    セル配置カラム内では約3.2μmとし、かつ配線カラ
    ム内では約2.7μmとすることを特徴とする請求項1
    6に記載の高密度ゲートアレイセル構造の製造方法。
  18. 【請求項18】 第2金属層内の配線トラックのトラッ
    クピッチを変えるステップでは、トラックピッチを約
    2.8μmから約3.2μmまで変えることを特徴とす
    る請求項15に記載の高密度ゲートアレイセル構造の製
    造方法。
  19. 【請求項19】 ゲートセルを形成するステップでは、
    拡散領域、ポリシリコン/ポリシリコンの積層界面によ
    り占められる領域およびポリシリコン/拡散領域の積層
    界面により占められる領域を形成し、第2層内の配線ト
    ラックのトラックピッチを、拡散領域内では約2.8μ
    mとし、かつポリシリコン/ポリシリコンの積層界面に
    より占められる領域内およびポリシリコン/拡散領域の
    積層界面により占められる領域内では約3.2μmとす
    ることを特徴とする請求項18に記載の高密度ゲートア
    レイセル構造の製造方法。
  20. 【請求項20】 第2層の配線トラックに対してゲート
    セルを垂直方向を向けることを特徴とする請求項15に
    記載の高密度ゲートアレイセル構造の製造方法。
  21. 【請求項21】 複数のゲートセルのうちの少なくとも
    幾つかはN型デバイスとP型デバイスを有しており、P
    型デバイスがN型デバイスよりも大きいことを特徴とす
    る高密度ゲートアレイセル構造。
  22. 【請求項22】 P型デバイスおよびN型デバイスは、
    それぞれ、P型デバイスの動作時の立上り時間がN型デ
    バイスの動作時の立下り時間に略等しくなるような大き
    さであることを特徴とする請求項21に記載の高密度ゲ
    ートアレイセル構造。
  23. 【請求項23】 ゲートセル内でデバイスを構成するた
    めに、ゲートセル内でP型デバイスとN型デバイスを相
    互接続する第1金属層と、 該第1金属層に形成され、相互に平行でかつゲートセル
    のアレイを横切って垂直な方向に延びる一群の第1金属
    配線トラックと、 相互に平行でかつゲートセルのアレイを横切って水平に
    延びる一群の第2金属配線トラックを有する第2金属層
    とを具備し、 ゲートセルは、前記一群の第2金属配線トラックに対し
    て垂直方向を向いていることを特徴とする請求項22に
    記載の高密度ゲートアレイセル構造。
  24. 【請求項24】 前記一群の第1金属配線トラックおよ
    び前記一群の第2金属配線トラックのうちの少なくとも
    一方は、その一群の中で種々のピッチを有していること
    を特徴とする請求項23に記載の高密度ゲートアレイセ
    ル構造。
  25. 【請求項25】 少なくとも幾つかのゲートセルがN型
    デバイスと該N型デバイスよりも大きいP型デバイスの
    両方を備えた複数のゲートセルを一アレイ内に形成する
    工程を含むことを特徴とする高密度ゲートアレイセル構
    造の製造方法。
  26. 【請求項26】 P型デバイスおよびN型デバイスは、
    それぞれ、P型デバイスの動作時の立上り時間がN型デ
    バイスの動作時の立下り時間に略等しくなるような大き
    さに形成されることを特徴とする請求項25に記載の高
    密度ゲートアレイセル構造の製造方法。
  27. 【請求項27】 ゲートセル内でデバイスを構成するた
    めに、ゲートセル内でP型デバイスとN型デバイスを第
    1金属層でもって相互接続する工程と、 アレイ上を垂直な方向に延び、かつ第1金属層における
    配線トラックのトラックピッチが可変である配線トラッ
    クに沿って配線されてなる第1金属配線でもって、デバ
    イスの選択されたゲートセル群を相互接続する工程と、 アレイ上を水平な方向に延び、かつ第2金属層における
    配線トラックのトラックピッチが可変である配線トラッ
    クに沿って配線されてなる、第2金属層内の第2金属配
    線でもって、デバイスの選択されたゲートセル群を相互
    接続する工程と、 を含むことを特徴とする請求項26に記載の高密度ゲー
    トアレイセル構造の製造方法。
  28. 【請求項28】 第2金属配線トラックの一群に対して
    ゲートセルを垂直方向を向けることを特徴とする請求項
    27に記載の高密度ゲートアレイセル構造の製造方法。
  29. 【請求項29】 内部コンポーネントを有する複数のゲ
    ートセルよりなる一つのアレイと、 ゲートセル内でデバイスを構成するために、ゲートセル
    内で内部コンポーネントどうしを相互接続する第1金属
    層と、 該第1金属層に形成され、相互に平行でかつゲートセル
    のアレイを横切って垂直な方向に延びる一群の第1金属
    配線トラックと、 相互に平行でかつゲートセルのアレイを横切って水平に
    延びる一群の第2金属配線トラックを有する第2金属層
    とを具備し、第2金属配線トラックの一群に対してゲー
    トセルが垂直方向を向いているとともに、 第1金属層内で垂直方向に延びる電源バスと、 第2金属層内で、電源バスと、ゲートセル内のデバイス
    群のうちの電力を供給すべきあるデバイス群とに接続さ
    れる電源接続ラインとを具備し、個々のデバイスのうち
    の少なくとも幾つかは、多数の接続点を介して電源接続
    ラインに接続されていることを特徴とする高密度ゲート
    アレイセル構造。
  30. 【請求項30】 デバイスを形成するためのすべての相
    互接続ラインは第1金属層内に形成されており、第2金
    属層は、電源接続ラインに接続するための多数の接続点
    を備えているために高い有孔率を有していることを特徴
    とする請求項29に記載の高密度ゲートアレイセル構
    造。
  31. 【請求項31】 内部コンポーネントを有する複数のゲ
    ートセルよりなる一つのアレイと、 ゲートセル内でデバイスを構成するために、ゲートセル
    内で内部コンポーネントどうしを相互接続する手段とを
    具備し、内部コンポーネントどうしを相互接続する前記
    手段は、相互に平行でかつゲートセルのアレイを横切っ
    て垂直な方向に延びる複数の配線トラックを有している
    とともに、第1層内に設けられており、また、ゲートセ
    ルどうしを相互接続する手段を具備し、ゲートセルどう
    しを相互接続する前記手段は、相互に平行でかつゲート
    セルのアレイを横切って水平に延びる複数の配線トラッ
    クを有しているとともに、第2層内に設けられており、
    さらに、ゲートセルは、一群の第2金属配線トラックに
    対して垂直方向を向いており、 ゲートセル内のデバイスに電力を供給する手段を具備
    し、その電力供給手段は、少なくとも幾つかのデバイス
    に多数の接続点を介して接続されていることを特徴とす
    る高密度ゲートアレイセル構造。
  32. 【請求項32】 前記電力供給手段は、第1層内で垂直
    方向に延びる電源バスと、第2層内で、電源バスと、多
    数の接続点を介してゲートセル内のデバイス群のうちの
    あるデバイス群に接続される電源接続ラインとを具備す
    ることを特徴とする請求項31に記載の高密度ゲートア
    レイセル構造。
  33. 【請求項33】 一アレイ内に複数のゲートセルを形成
    する工程と、 第1金属層内の第1金属配線とともに、選択されたゲー
    トセル群でもってデバイスを形成する工程と、 アレイ上を垂直な方向に延びる配線トラックに沿って配
    線されてなる第1金属配線でもって、デバイスの選択さ
    れたゲートセル群を相互接続する工程と、 アレイ上を水平な方向に延びる配線トラックに沿って配
    線されてなる、第2金属層内の第2金属配線でもって、
    第2金属配線トラックの一群に対して垂直方向を向けて
    配置された、デバイスの選択されたゲートセル群を相互
    接続する工程と、 第1金属層内に垂直方向に延びる電源バスを形成する工
    程と、 第2金属層内に、電源バスと、ゲートセル内のデバイス
    群のうちの電力を供給すべきあるデバイス群とに接続さ
    れ、かつ個々のデバイスのうちの少なくとも幾つかに
    は、多数の接続点を介して接続されてなる電源接続ライ
    ンを形成する工程と、 を含むことを特徴とする高密度ゲートアレイセル構造の
    製造方法。
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