JPH09293181A - 検知器 - Google Patents

検知器

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JPH09293181A
JPH09293181A JP10288996A JP10288996A JPH09293181A JP H09293181 A JPH09293181 A JP H09293181A JP 10288996 A JP10288996 A JP 10288996A JP 10288996 A JP10288996 A JP 10288996A JP H09293181 A JPH09293181 A JP H09293181A
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光良 伊藤
Makoto Oizumi
誠 大泉
Yasuo Ariga
靖夫 有賀
Tomokazu Nagata
智一 永田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体のベース等への結合が容易な検知器、電
池の取付けが容易かつ確実で小形化できる検知器、本体
に装着された保護カバーの取外しが容易な検知器及びこ
れらの各機能を備えた検知器を得ること。 【解決手段】 天井面などに取付けられたベース等に結
合される本体1、感知部42が搭載され本体1に取付け
られるプリント基板35、感知部42及びプリント基板
35を覆って本体1に装着される保護カバー25等から
なる検知器において、本体1の底部に、本体1をベース
等に結合するねじの挿通穴6cを有し、本体1に取付け
られたプリント基板35から突出するねじガイド6bを
立設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井面や壁面など
に設置され、火災の発生や人の存在などを検知して検知
信号を発信する検知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここでは、火災の発生を検知する火災検
知器を例に、従来の技術を説明する。この種火災検知器
は、一般に、天井面などに設けたベース等に結合される
本体、光電式煙感知部、半導体式熱感知部などの火災感
知部を有し、本体に取付けられたプリント基板、及びこ
れらを保護する保護カバーからなっており、また、電池
を内蔵したものである。そして、保護カバーは、通常、
フック、係止爪などにより本体に結合されている(例え
ば、実開昭60−25092号、特公昭63−3452
0号、実開平1−116895号公報)。
【0003】また、本体をベース等に取付けるにあたっ
ては、ベース等に設けた端子に本体に設けた刃形端子を
係合させて電気的、機械的に結合する場合が多いが、本
体をベース等にねじで結合する場合もある。この場合
は、本体の底板にねじ挿通穴を設け、この穴に挿通した
ねじをベース等のねじ穴に螺入して固定している。
【0004】さらに、電池を内蔵する場合は、プリント
基板上に電池ボックスを設けてこれに電池を収容し、あ
るいはプリント基板の側方に電池ボックスを設けてこれ
に電池を収容している(例えば、実開昭57−1009
4号公報)。また、プリント基板に直接電池を搭載する
ものもある(例えば、実開昭56−18633号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような火災検知
器においては、保護カバーを本体に取付ける際はフッ
ク、係止爪等のスナップ作用により簡単に結合できる
が、プリント基板に設けた電気回路や火災感知部等の点
検、修理、あるいは電池の交換などのために保護カバー
を取外す場合は、本体と保護カバーとの間にドライバー
などを差込んでねじり、フックや係止爪等によるロック
を外している。このため、高所に設置された火災検知器
の保護カバーの取外し作業がきわめて面倒であるばかり
でなく、本体と保護カバーをドライバーなどでロックを
無理に外すと損傷するおそれがあるという問題がある。
【0006】また、ねじを用いて本体をベース等に取付
ける場合は、先ず、本体をベース等にねじ止めし、つい
で、本体にプリント基板を取付けているが、高所作業の
ためプリント基板の取付けやリード線の処理がきわめて
面倒である。そこで、プリント基板に穴を設け、このプ
リント基板を取付けた状態で本体をベース等に当接し、
プリント基板に設けた穴からねじを差込んでベース等に
設けたねじ穴に螺入することも考えられるが、プリント
基板とベース等とは離れているため、ベース等のねじ穴
に対するプリント基板の穴の位置合わせがきわめて面倒
であり、その上、ドライバーによりプリント基板やこれ
に搭載された電子部品を損傷するおそれがある。
【0007】さらに、電池を内蔵する場合は、プリント
基板の上方や側方に電池ボックスを設けてこれに電池を
収容し、あるいはプリント基板上に直接電池を搭載する
ようにしているため、火災検知器が大形化し、小形化の
要請に応えることができない。
【0008】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、本体のベース等への結合が容易な検知器、電
池の取付けが容易かつ確実で小形化できる検知器、本体
に装着された保護カバーの取外しが容易な検知器及びこ
れらの各機能を備えた検知器を得ることを目的としたも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る検知器は、本体の底部に、この本体
をベース等に結合するねじの挿通穴を有し、本体に取付
けられたプリント基板から突出するねじガイドを立設し
たものである。
【0010】(2)また、本発明に係る検知器は、本体
の底部に複数の支持リブからなる電池保持部を設けると
共に、プリント基板の一部を切除して電池収容部を形成
し、プリント基板の電池収容部の両側に設けた電池の端
子接続部の一方を電池収容部から離れた位置に設け、他
方の端子接続部を電池収容に近接して設けたものであ
る。
【0011】(3)さらに、本発明に係る検知器は、本
体の側壁に、嵌合部、及び上部になるにしたがって側壁
に近接する傾斜面を有し嵌合部と対向して側壁との間に
切除部を介して立設されたフックからなる係止部を設け
ると共に、保護カバーの側壁に、本体の嵌合部に嵌合す
る嵌合突起、及び本体の係止部のフックに係止する係止
突起とを設けてなり、保護カバーが装着された本体の切
除部から治具を挿入し、解放片の傾斜面を押上げてフッ
クを弾性変形させ、係止突起との係止を解除するように
構成したものである。
【0012】(4)また、本発明に係る検知器は、上記
(1),(2)及び(3)のすべての機能を備えたもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を火災検知器に適用
した場合の態様について説明する。図1は本発明の一実
施形態の縦断面図である。図において、1は合成樹脂か
らなる本体、25は本体1に装着された合成樹脂からな
る保護カバー、35は火災感知部42が搭載され本体1
に取付けられたプリント基板である。本体1は、図1〜
図4に示すように、底部2とその外周に設けられた側壁
3とにより浅い有底円筒状に形成されており、底部2に
は側壁3より高く上部の中心部側に係止爪5を有する複
数の係止片4a,4b,4c,4dが立設されている。
【0014】6a,6bは底部2から係止片4a〜4d
と同じ高さで立設され、底部2にねじ挿通穴6c(図1
参照)を有する円筒状のねじガイドで、プリント基板3
5の水平方向の位置決めを兼ねている。7a,7b,7
c,7dは底部2に立設された第1の支持リブで、外側
面(側壁3側)は円弧状に形成されている。8a,8b
は第1の支持リブ7aと7b、7cと7dのほぼ中間部
において、側壁3に近接して底部2に立設された第2の
支持リブで、内側面(中心部側)は円弧状に形成されて
おり、これら、第1の支持リブ7a,7bと第2の支持
リブ8a、第1の支持リブ7c,7dと第2の支持リブ
8bとにより、それぞれ電池保持部を形成している。な
お、第1の支持リブ7a〜7dはプリント基板35の垂
直方向の位置決めを兼ねている。
【0015】9はリード線55の保持部で、図5に示す
ように、底部2に立設された逆L字状の保持片10と、
この保持片10に近接して底部に立設された支柱11と
からなっている。12はリード線55の取出し口で、図
6に示すように、底部2に設けた取出し穴13と、底部
2に立設され一部を残して取出し穴13を覆う正面コ字
状の蓋板14とからなっている。15a,15bは側壁
3の内面に並設された一対の嵌合部で、図7に示すよう
に、中心部側及び下方に開口するコ字状に形成されてい
る。
【0016】16は係止部で、その詳細を図8、図9に
示す。17a,17bは所定の間隔Wを隔てて側壁3に
沿って底部2に設けられたコ字状の切除部、18a,1
8bは両切除部17a,17b内に、上部外面側(側壁
3側)に係止爪19を有し、下部が底部2に連接して立
設された一対のフックである。なお、このフック18
a,18bの高さは側壁3より高く、また、切除部17
a,17bにより弾性が付与されている。そして、この
フック18a,18bの対向する側面には、高さ方向の
ほぼ中間部まで、上方になるにしたがって側壁3に近接
する傾斜面21を備えたロックの解除片20a,20b
が一体に設けられている。なお、解除片20a,20b
に代えてフック18a,18bの側壁3側に係止爪19
を残したまま傾斜面21を設けてもよい。22a,22
bは両切除部17a,17bの間において、底板2から
側壁3の内面に沿って立設された一対のガイド板であ
る。
【0017】保護カバー25は、図10〜図12に示す
ように、上面板26、スカート部27及び周壁28によ
り断面ほぼ山形状に形成されており、上面板26とスカ
ート部27とは複数のリブ29で連結されて、各リブ2
9の間にはそれぞれ開口部30が形成されている。31
a,31bは一対の係止突起で、図13に示すように、
所定の間隔で周壁28から内方に突設され、本体1に設
けたフック18a,18bの係止爪19に係止する。
【0018】32は係止突起31a,31bと対向して
周壁28に設けられた係合部で、図14、図15に示す
ように、周壁28を内側に突設して形成した凹部33
と、この凹部33の壁面から外方に突設した一対の嵌合
突起34a,34bとからなり、本体1に設けた嵌合部
15a,15bに嵌合する。
【0019】35は下面に電子部品など(図示せず)が
実装されたプリント基板で、図16に示すように、両側
は長方形に切除されて電池収容部36a,36bが設け
られている。なお、この電池収容部36a,36bは2
か所に設けた場合を示してあるが、収容する電池の数に
応じて1か所でもよく、あるいは3か所以上設けてもよ
い。
【0020】本実施形態で使用する電池50は、図17
に示すように、+端子51が長く、−端子52が短く形
成されている。そして、電池50の+端子51を接続す
るプリント基板35の端子接続部37a,37bは電池
収容部36a,36bから離れた位置に、−端子52を
接続する端子接続部38a,38bは電池収容部36
a,36bに近接した位置に設けられている。そのた
め、例えば、電池50を電池収容部36a,36bに収
容して、−端子52をプリント基板35の端子接続部3
7a,37bにハンダ付けしようとしても、−端子52
は短いため接続することができず、したがって、電池5
0の極性を誤ってプリント基板35に接続することはな
い。
【0021】39はリード線55が接続される端子であ
る。40aは本体1に設けたねじガイド6aに嵌入する
穴、40bは同じくねじガイド6bに係合する半円状の
切欠き部である。なお、41は火災感知部42の係止片
が係止する係止穴である。
【0022】42はプリント基板35の上面に搭載され
た火災感知部で、本実施形態においては、図1に示すよ
うに、投光素子43、投光レンズ44、受光素子45、
ラビリンス46等を内蔵した光学台を用いた場合を示し
たが、半導体式熱感知部その他の方式の火災感知部であ
ってもよい。この火災感知部42(以下光学台42とい
うことがある)は、光学台42に設けた係止片48を、
プリント基板35の係止穴41に係止することによりプ
リント基板35に搭載される。なお、47は光学台42
の側面に設けた開口部を覆う防虫網である。
【0023】次に、上記のように構成した本実施形態の
組立順序の一例を説明する。 (1)先ず、プリント基板35を本体1に取付ける。な
お、光学台(火災感知部)42、電池50及びリード線
55は、あらかじめプリント基板35に取付けられてい
るものとする。
【0024】取付けにあたっては、プリント基板35の
穴40aを本体1のねじガイド6aに嵌入すると共に、
切欠き部40bをねじガイド6bに係合させて水平方向
の位置決めを行う。そして、プリント基板35を圧下す
ると、プリント基板35はねじガイド6a,6bにガイ
ドされ、係止片4a,4bの係止爪5に沿って下降し、
第1の支持リブ7a〜7dに当って停止し、垂直方向の
位置決めが行われる。このとき、各係止片4a〜4dの
係止爪5がプリント基板35の上面に係止して固定さ
れ、電池50,50は第1の支持リブ7a,7bと第2
の支持リブ8a、及び第1の支持リブ7c,7dと第2
の支持リブ8bとで形成する電池保持部によりそれぞれ
保持される(図1参照)。
【0025】(2)この状態で、図5に示すように、リ
ード線55を支柱11のほぼ半周に亘って巻付けたのち
保持片10の下に通し、本体1の底部2に設けた取出し
穴13に挿通して外部に取出す(図3参照)。なお、リ
ード線55は、保持片10の下を通したのち支柱11に
巻付けてもよい。これにより、リード線55に外力が加
えられても、この外力は保持片10と支柱11で受けら
れ、接続端子39の接続部には力が加わらないので、リ
ード線55が接続端子39から外れることがない。
【0026】(3)次に、保護カバー25の嵌合突起3
4a,34bを、本体1の嵌合部15a,15bに嵌合
し、反対側を圧下する。これにより、図1及び図18
(a)に示すように、保護カバー25の係止突起31
a,31bが本体1のフック18a,18bの係止爪1
9に係止し、保護カバー25は本体1に結合され、組立
が完了する。
【0027】(4)この火災検知器を天井面などに取付
けたベース等に結合する場合は、保護カバー25を取付
ける前の状態で、プリント基板35が装着された本体1
を光学台42を下にして(図1とは天地が逆になる)底
部2をベース等に当接し、ねじガイド6a,6bのねじ
挿通穴6cにねじ(図示せず)を挿通すると共にドライ
バーを挿入し、ねじをベース等に設けたねじ穴に螺入し
て本体1を固定したのち、前述の要領で保護カバー25
を取付ける。ねじの螺入にあたっては、図1に示すよう
に、プリント基板35の取付面から突出しているねじガ
イド6a,6bにドライバーを挿入し、これをガイドと
してドライバーを回すので、ドライバーによってプリン
ト基板35やこれに実装された電子部品等を損傷するこ
とがない。
【0028】次に、本体1から保護カバー25を取外す
手順について説明する。図18(a)に示すように本体
1に結合された保護カバー25を取外すには、図18
(b)に示すように、治具56を本体1の側壁3とフッ
ク18a,18bの間からガイド板22a,22bの両
側に、ガイド板22a,22bに沿って挿入し、押上げ
る。これにより、治具56は解除片20a,20bの傾
斜面21に沿って上昇し、フック18a,18bを弾性
変形させて内側(中心部側)に折曲げ、その係止爪19
を保護カバー25の係止突起31a,31bから外し、
ロックを解除する。
【0029】さらに治具56を押上げると、治具56の
先端部が保護カバー25の係止突起31a,31bを押
上げ、図18(c)に示すように、保護カバー25は本
体1から完全に外れる。ついで、図18(d)に示すよ
うに、治具56を本体1から引抜けば、保護カバー25
は係止突起31a,31bが本体1から外れた状態で保
持される。そして、保護カバー25の係止突起31a,
31b側を持上げて図の左方に引けば、その嵌合突起3
4a,34bが本体1の嵌合部15a,15bから外れ
るので、保護カバー25を本体1から取外すことができ
る。
【0030】上記の説明では、本体1の底部2の左右に
一対の電池保持部を設けた場合を示したが、この電池保
持部は、プリント基板35に取付けた電池50の数及び
取付け位置に応じて、その数を適宜増減し、また、設置
位置を変更することができる。また、本体1に設けた嵌
合部15a,15b、フック18a,18b、及び保護
カバー25に設けられてこれらに係止又は嵌合する係止
突起31a,31b、嵌合突起34a,34bを各一対
ずつ設けた場合を示したが、それぞれ1つずつ設けても
よい。さらに、上記の実施形態では、火災検知器を例に
説明したが、本発明は火災検知器に限られることなく、
人の存在を検知する人体検知器などの他の検知器にも適
用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る検知器によれば、次のよう
な効果を得ることができる。 (1)本体の底部に、本体をベース等に結合するねじの
挿通穴を有し、本体に取付けられたプリント基板の取付
面から突出するねじガイドを立設し、このねじガイドに
ねじを挿通すると共にドライバーを挿入して、ねじをベ
ース等に設けたねじ穴に螺入するようにしたので、ねじ
の挿入及び螺入に際してプリント基板やこれに実装され
た電子部品などを損傷するおそれがない。
【0032】また、プリント基板を本体に取付ける際
に、このねじガイドをプリント基板の水平方向の位置決
めに利用することができる。さらに、検知器を天井面等
に取付けたときは、ねじガイドの下端部がプリント基板
の下面より突出しているので、検知器に水が浸入しても
プリント基板に触れることなくねじガイドから外部に流
出するため、短絡その他の事故が発生することはない。
また、感知部が搭載されたプリント基板を本体に装着し
た状態でベース等に結合できるので、検知器の天井面等
への取付けがきわめて容易である。
【0033】(2)本体の底部に複数の支持リブからな
る電池保持部を設けると共に、プリント基板の一部を切
除して電池収容部を形成し、プリント基板の電池収容部
の両側に設けた電池の端子接続部の一方を電池収容部か
ら離れた位置に設け、他方の端子接続部を電池収容部に
近接して設けたので、プリント基板への電池の取付けに
あたっては、その極性を間違えて取付けるおそれがな
く、また、プリント基板を本体に装着したときは電池は
電池保持部により確実に保持される。さらに、電池をプ
リント基板の一部を切除した電池収容部に収容するよう
にしたので、検知器を小形化することができる。
【0034】(3)本体の側壁に、嵌合部、及び上部に
なるにしたがって側壁に近接する傾斜面を有し嵌合部と
対向して側壁との間に切除部を介して立設されたフック
からなる係止部を設けると共に、保護カバーの側壁に、
本体の嵌合部に嵌合する嵌合突起、及び本体の係止のフ
ックに係止する係止突起を設け、保護カバーが装着され
た本体の切除部から治具を挿入し、傾斜面を押上げてフ
ックを弾性変形させ、係止突起との係止を解除するよう
に構成したので、保護カバーを確実に本体に装着するこ
とができ、長期間使用しても保護カバーが脱落するおそ
れがない。
【0035】また、プリント基板に設けた電気回路や感
知部等の点検、修理、あるいは電池の交換等のために保
護カバーを取外す場合は、その作業が極めて容易で、そ
の上本体や保護カバーなどを損傷するおそれがない。
【0036】(4)また、上記(1)〜(3)の構造を
備えたので、上記(1)〜(3)の効果を有する検知器
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の縦断面図である。
【図2】図1の本体の平面図である。
【図3】図1の本体の底面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のリード線の保持部の詳細を示す斜視図で
ある。
【図6】図2のリード線の取出し口の詳細を示す斜視図
である。
【図7】図2の嵌合部の詳細を示す斜視図である。
【図8】図2の係止部の詳細を示す平面図である。
【図9】図8のB−B断面図である。
【図10】図1の保護カバーの平面図である。
【図11】図1の保護カバーの底面図である。
【図12】図10のC−C断面図である。
【図13】図12の係合部の詳細図である。
【図14】図12の嵌合突起の詳細図である。
【図15】図14の正面図である。
【図16】図1のプリント基板の平面図である。
【図17】電池の平面図である。
【図18】治具を用いて保護カバーを本体から取外す場
合の作用説明図である。
【符号の説明】
1 本体 2 底部 3 側壁 6a,6b ねじガイド 7a〜7d 第1の支持リブ 8a,8b 第2の支持リブ 15a,15b 嵌合部 16 係止部 17a,17b 切除部 18a,18b フック 20a,20b 解除片 21 傾斜面 25 保護カバー 28 周壁 31a,31b 係止突起 32 係合部 34a,34b 嵌合突起 35 プリント基板 36a,36b 電池収容部 37a,37b,38a,38b 端子接続部 42 火災感知部 50 電池 51 +端子 52 −端子 56 治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有賀 靖夫 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災株式会社内 (72)発明者 永田 智一 東京都千代田区九段南4丁目7番3号 能 美防災株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面などに取付けられたベース等に結
    合される本体、感知部が搭載され前記本体に取付けられ
    るプリント基板、前記感知部及びプリント基板を覆って
    前記本体に装着される保護カバー等からなる検知器にお
    いて、 前記本体の底部に、該本体を前記ベース等に結合するね
    じの挿通穴を有し、前記本体に取付けられたプリント基
    板から突出するねじガイドを立設したことを特徴とする
    検知器。
  2. 【請求項2】 天井面などに取付けられたベース等に結
    合される本体、感知部が搭載され前記本体に取付けられ
    るプリント基板、電池、前記感知部、プリント基板及び
    電池を覆って前記本体に装着される保護カバー等からな
    る検知器において、 前記本体の底部に複数の支持リブからなる電池保持部を
    設けると共に、前記プリント基板の一部を切除して電池
    収容部を形成し、前記プリント基板の電池収容部の両側
    に設けた電池の端子接続部の一方を前記電池収容部から
    離れた位置に設け、他方の端子接続部を前記電池収容部
    に近接して設けたことを特徴とする検知器。
  3. 【請求項3】 天井面などに取付けられたベース等に結
    合される本体、感知部が搭載され前記本体に取付けられ
    るプリント基板、前記感知部及びプリント基板を覆って
    前記本体に装着される保護カバー等からなる検知器にお
    いて、 前記本体の側壁に、嵌合部、及び上部になるにしたがっ
    て側壁に近接する傾斜面を有し前記嵌合部と対向して側
    壁との間に切除部を介して立設されたフックからなる係
    止部を設けると共に、 前記保護カバーの側壁に、前記本体の嵌合部に嵌合する
    嵌合突起、及び前記本体の係止部のフックに係止する係
    止突起を設けてなり、 前記保護カバーが装着された本体の切除部から治具を挿
    入し、前記傾斜面を押上げてフックを弾性変形させ、前
    記係止突起との係止を解除するように構成したことを特
    徴とする検知器。
  4. 【請求項4】 天井面などに取付けられたベース等に結
    合される本体、感知部が搭載され前記本体に取付けられ
    るプリント基板、電池、前記感知部、プリント基板及び
    電池を覆って前記本体に装着される保護カバー等からな
    る検知器において、 底部に、前記本体をベース等に結合するねじの挿通穴を
    有し本体に取付けたプリント基板から突出する高さで立
    設されたねじガイド、及び複数の支持リブからなる電池
    保持部を設けると共に、側壁に、嵌合部、及び上部にな
    るにしたがって側壁に近接する傾斜面を有し前記嵌合部
    と対向して側壁との間に切除部を介して立設されたフッ
    クからなる係止部が設けられた本体と、 一部を切除して電池収容部が形成され、該電池収容部の
    両側に設けた電池の端子接続部の一方が前記電池収容部
    から離れた位置に設けられ、他方の端子接続部が前記切
    除部に近接して設けられ、感知部が搭載されて前記本体
    に取付けられるプリント基板と、 側壁に、前記本体の嵌合部に嵌合する嵌合突起、及び前
    記本体の係止部のフックに係止する係止突起が設けられ
    た保護カバーと、 前記保護カバーが装着された本体の切除部から挿入して
    傾斜面を押上げ、前記フックを弾性変形させて係止突起
    との係止を解除する治具とを備えたことを特徴とする検
    知器。
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