JP2008250702A - 埋込型感知器ベース - Google Patents
埋込型感知器ベース Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008250702A JP2008250702A JP2007091516A JP2007091516A JP2008250702A JP 2008250702 A JP2008250702 A JP 2008250702A JP 2007091516 A JP2007091516 A JP 2007091516A JP 2007091516 A JP2007091516 A JP 2007091516A JP 2008250702 A JP2008250702 A JP 2008250702A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- sensor base
- embedded sensor
- ceiling
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fire Alarms (AREA)
Abstract
【解決手段】この発明に係る埋込型感知器ベースは、天井の取付穴に装着され、有底円筒形状の本体部15及び本体部15の開口側端部に形成された鍔部2を有するベース本体1と、本体部15の内側の底部に設けられた複数の端子ユニット4とを備え、結線用の外線は、底部に形成された配線穴11を経由して端子ユニット4の挿入穴8に挿入されて電気的に接続される埋込型感知器ベースにおいて、挿入穴8は、底部のほぼ直下方向に向いて形成されている。
【選択図】図5
Description
また、外線接続端子は、斜め上向きに傾斜しており、外線引き込み穴を通った外線を僅かに屈曲させて外線接続端子と接続することができるものの、外線の接続作業の際に、他の外線が接続作業の障害になるという問題点もあった。
図1はこの実施の形態1の埋込型感知器ベースを正面側から視たときの斜視図、図2は図1の埋込型感知器ベースを角度を変えて視たときの斜視図、図3は図1の埋込型感知器ベースを背面側から視たときの斜視図、図4は図1の埋込型感知器ベースを示す背面図、図5は図1の埋込型感知器ベースを示す正面図である。
本体部15には、周壁部13に所定の大きさを有する一対の開口部3が対向して形成され、また背面29の中心部に外線が通る円形状の配線穴11が形成されている。
鍔部2の背面には、周方向に間隔をおいて径方向に延びた複数のリブ12が形成されている。
この挿入穴8は、本体部15の底部のほぼ直下方向に向いて形成されている。この各挿入穴8には、図示しない外線の先端部が挿入される。そして、例えば、煙感知器の電源端子(図示せず)が短片14と押さえばね10との間に挿入されることで、外線を通じて煙感知器には、煙感知器駆動用の電流が供給される。なお、押さえばね10の弾性力で電源端子は短片14側に付勢され、電源端子と端子金具9とは、確実に電気的に接続される。
シャフト20の一端部は、径方向に拡がった頭部28が形成されており、この頭部28と第1の軸支部22Aとの間に、第1のアーム24Aのばね部23が介在しており、第1のアーム24Aはシャフト20の軸線方向の移動が規制されている。
シャフト20の他端部には、Eリング21が取り付けられており、このEリング21と第2の軸支部22Bとの間に、第2のアーム24Bのばね部23が介在しており、第2のアーム24Bはシャフト20の軸線方向の移動が規制されている。
第1のアーム24A及び第2のアーム24Bは、ともにばね部23の弾性力により、鍔部2側に常に付勢されている。
鍔部2の周縁部には、溝部25が一対対向して形成されている。埋込型感知器ベースが天井に装着される前は、この溝部25に、第1のアーム24A、第2のアーム24Bの中間部が係止され、第1のアーム24A、第2のアーム24Bの遊動を防止している。
まず、天井の裏側から天井の取付穴を通じて垂れた複数本の外線を配線穴11を経てその先端部を本体部15の底部に対して垂直方向に沿って挿入穴8に挿入する。端子台7は、差込端子方式でリリース釦30を押すと外線と接続ができる。
この接続作業の際に、接続作業に関わらない外線は、予めシャフト20に巻き付けて仮止めされる。
また、ベース本体1の内部空間は、空間部3を介して外側空間と連通しており、この接続作業の際には、ベース本体1の外側空間も接続作業スペースとして利用しながら、接続作業が行われる。
その後、第1のアーム24A及び第2のアーム24Bの係止部26が天井の裏側に達した時点で、第1のアーム24A及び第2のアーム24Bを解放する。この解放と同時に、第1のアーム24A及び第2のアーム24Bの弾性力により、第1のアーム24A、第2のアーム24Bと鍔部2とで天井を挟持することで、埋込型感知器ベースは、天井の取付穴に装着される。
なお、煙感知器を埋込型感知器ベースに所謂ツイストロックにより取り付ける際に、第1のアーム24A、第2のアーム24Bのそれぞれの係止部26は、天井の裏面に、所謂爪を立てた係止状態になっており、埋込型感知器ベースの周方向の回転が防止される。
この係止状態の調整については、開口部3を通じて行うことができる。
まず、煙感知器を埋込型感知器ベースから取り外す。次に、端子台4のリリース釦30を押した状態で、外線を本体部15の底部に対して垂直方向に引っ張って、挿入穴8から引き抜く。そして、開口部3を通じて、第1のアーム24A及び第2のアーム24Bのそれぞれの係止部26と鍔部2との係止を解除し、第1のアーム24A及び第2のアーム24Bをその弾性力に逆らってばね部23を中心に回動し、立ち上げることで、埋込型感知器ベースは、自重で天井から解放される。
また、煙感知器を埋込型感知器ベースから取り外した後、開口部3を通じて、第1のアーム24A及び第2のアーム24Bのそれぞれの係止部26を天井の取付穴の中心方向に引き寄せることにより、埋込型感知器ベースは、自重で天井から解放してもよい。
また、この開口部3を形成したことにより、埋込型感知器ベースの周囲からの光を本体部15の内部に取り入れることができ、結線部分の開口部3が無いときより明るく見えるために、接続作業効率がさらに向上する。
また、埋込型感知器ベースは、第1のアーム24A及び第2のアーム24Bと鍔部2とで天井を挟持して設置されるので、さまざまな厚さを有する板状部材に取り付けることができる。
また、小形タイプでなく、標準タイプで使用してもよい。
また、埋込型の火災感知器として、煙感知器の場合について説明したが、熱感知器であってもよい。
また、本体部15は、有底円筒形状に限定されるものではなく、例えば有底角筒形状であってもよい。
また、第1のアーム24A及び第2のアーム24Bの先端部の何れか一方のみに係止部26を形成してもよい。
また、シャフト20についても、例えば2本用い、それぞれの端部にアームを設けるようにしてもよい。この場合には、4本のアームが必要であり、それぞれのアームの先端部に折曲された係止部を形成してもよいし、少なくとも一箇所に係止部を形成してもよい。
また、上記実施の形態では、埋込型感知器ベースを天井に設置する手段として、第1のアーム24A、第2のアーム24Bを用いたが、勿論このものに限定されるものではなく、例えば実公平5−21194号公報に記載された、取付ネジ及び取付金具であってもよい。
Claims (5)
- 板状部材の取付穴に装着され、有底筒形状の本体部及び本体部の開口側端部に形成された鍔部を有するベース本体と、
前記本体部の内側の底部に設けられた端子ユニットとを備え、
結線用の外線は、前記底部に形成された配線穴を経由して前記端子ユニットの挿入穴に挿入されて電気的に接続される埋込型感知器ベースにおいて、
前記挿入穴は、前記底部のほぼ直下方向に向いて形成されていることを特徴とする埋込型感知器ベース。 - 前記配線穴の近傍に設けられたシャフトに前記外線が仮止めされることを特徴とする請求項1に記載の埋込型感知器ベース。
- 前記本体部の周壁部には、前記外線の接続作業用の空間部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の埋込型感知器ベース。
- 前記シャフトの両端部には、前記鍔部側に常に付勢した、第1のアーム及び第2のアームが設けられ、
前記第1のアーム及び前記第2のアームの弾性力により、前記第1のアーム、前記第2のアームと前記鍔部とで前記板状部材を挟持することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の埋込型感知器ベース。 - 前記第1のアーム及び前記第2のアームは、それぞれ基端部にコイルばね部を有することを特徴とする請求項4に記載の埋込型感知器ベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007091516A JP5026132B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 埋込型感知器ベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007091516A JP5026132B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 埋込型感知器ベース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008250702A true JP2008250702A (ja) | 2008-10-16 |
JP5026132B2 JP5026132B2 (ja) | 2012-09-12 |
Family
ID=39975567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007091516A Expired - Fee Related JP5026132B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | 埋込型感知器ベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5026132B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5092585U (ja) * | 1973-12-21 | 1975-08-04 | ||
JPS63217499A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | ホーチキ株式会社 | 埋込型感知器ベ−スの端子構造 |
JPH06251268A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 感知器ベース |
JPH076620A (ja) * | 1993-02-03 | 1995-01-10 | Iguzzini Illuminazione Srl | 平面取付け照明具のための締結装置 |
JPH09293181A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-11 | Secom Co Ltd | 検知器 |
JPH11283141A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Nohmi Bosai Ltd | 埋込み型感知器ベース |
JP2005018373A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 天井直付け電気器具およびその施工方法 |
-
2007
- 2007-03-30 JP JP2007091516A patent/JP5026132B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5092585U (ja) * | 1973-12-21 | 1975-08-04 | ||
JPS63217499A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-09 | ホーチキ株式会社 | 埋込型感知器ベ−スの端子構造 |
JPH076620A (ja) * | 1993-02-03 | 1995-01-10 | Iguzzini Illuminazione Srl | 平面取付け照明具のための締結装置 |
JPH06251268A (ja) * | 1993-02-26 | 1994-09-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 感知器ベース |
JPH09293181A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-11 | Secom Co Ltd | 検知器 |
JPH11283141A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-15 | Nohmi Bosai Ltd | 埋込み型感知器ベース |
JP2005018373A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 天井直付け電気器具およびその施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5026132B2 (ja) | 2012-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9702533B1 (en) | Method and system for luminaire mounting | |
JP6207134B2 (ja) | 配線装置 | |
JP5026132B2 (ja) | 埋込型感知器ベース | |
JP2011153517A (ja) | 巻取り機能を有する窓カバー | |
CN203671792U (zh) | 空调器室外机及其电机组件 | |
JP2008250698A (ja) | 埋込型感知器ベース | |
JP2008250699A (ja) | 埋込型感知器ベース | |
JP2006292196A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JP2008250696A (ja) | 埋込型感知器ベース | |
JP4887901B2 (ja) | シーリングファンの支持装置 | |
JP2008250697A (ja) | 埋込型感知器ベース | |
JP2009266423A (ja) | 照明システム | |
JP2009203636A (ja) | 表面パネル取付構造 | |
JP4693054B2 (ja) | ソケット構造体及びこれを用いた照明装置 | |
JPH09320313A (ja) | 配線部品の張力止め構造 | |
JP2011186646A (ja) | 警報器 | |
JP2009150477A (ja) | 固定具 | |
CN213775839U (zh) | 一种风机固定装置及应用有该风机固定装置的吸油烟机 | |
JP4725858B2 (ja) | シート取付構造及び取付方法 | |
JP2005246429A (ja) | 溶接装置 | |
CN206807176U (zh) | 一种电机固定支架 | |
JP2010129182A (ja) | 埋込式照明器具 | |
JPS5848734Y2 (ja) | サ−クライン型螢光灯器具 | |
JP4078491B2 (ja) | 照明器具 | |
US8540405B1 (en) | Systems, methods, and devices for installing light fixtures |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120619 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120620 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |