JPH11283141A - 埋込み型感知器ベース - Google Patents
埋込み型感知器ベースInfo
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- JPH11283141A JPH11283141A JP8697098A JP8697098A JPH11283141A JP H11283141 A JPH11283141 A JP H11283141A JP 8697098 A JP8697098 A JP 8697098A JP 8697098 A JP8697098 A JP 8697098A JP H11283141 A JPH11283141 A JP H11283141A
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Abstract
作業が容易かつ迅速で、ねじ締め作業が不必要な埋込み
型感知器ベースを提供する。 【解決手段】 埋込み型感知器ベースは、ベース本体6
に枢着されて自由端11が天井1の裏面から離れて着脱
が可能な解放位置と、天井1の裏面に係合する締結位置
とに回動可能な取付金具12とを備え、取付金具12と
ベース本体6との間には、取付金具12が締結位置のと
きには解放位置のときに対してばね作用方向が反転して
取付金具12を天井1に係合させるばね15が設けられ
ている。 【効果】 埋込み型感知器ベースの天井に対する着脱作
業が極めて容易で迅速かつ確実に実行できる。
Description
スに関するものであり、特に各種感知器を取付るための
感知器ベースであって、天井等の板状部材の一側から着
脱自在に取付ることのできる埋込み型感知器ベースに関
するものである。
図4に示す如く、板状部材である天井1の開口縁2によ
り形成された開口3に室内側から挿入され得るベース本
体6と、ベース本体6に設けられて、ベース本体6が開
口3に取付られたとき、天井1の室内側面に接するフラ
ンジ7とを備えている。ベース本体6には、一端10で
ヒンジ9により枢着され、他端が自由端11である取付
金具12が設けられていて、この取付金具12は、自由
端11が天井1の裏面から離れてベース本体6の開口3
に対する挿脱を可能にする解放位置(破線位置)と、天
井1の裏面に係合して、フランジ7と共働して開口縁2
を挟持する締結位置(実線位置)とに回動可能である。
取付金具12を解放位置と締結位置との間で移動させる
ために、一端側で取付金具12にナット31を介して螺
着され、他端で係合穴32を介してベース本体6に係合
されたねじジャッキ型の取付ねじ33とを備えている。
取付金具12が締結位置にあるときには取付ねじ33が
取付金具12をベース本体6に対して引き寄せるように
作用し、天井1の開口縁2が取付金具12とベース本体
6のフランジ7との間に挟持される。
ためには、まず取付金具12に対して取付ねじ33をあ
まりねじ込まない状態として、取付金具12を解放位置
にする。この状態でベース本体6を天井1の開口内に挿
入して、フランジ7を天井1の一側である室内側面に接
した状態のままドライバー(図示してない)を用いて取
付ねじ33を締め、天井1の開口縁2が取付金具12と
ベース本体6のフランジ7との間にしっかりと挟持され
るようにする。天井1の厚さは、一般的には0.5cm
乃至2cm程度であるので、取付ねじ33は長めのもの
を用いてある程度の厚さの範囲には対応できるようにし
てある。
うな従来の埋込み型感知器ベースに於いては、取付金具
12に対して取付ねじ33をあまりねじ込まない不安定
な状態のまま、ベース本体6を天井1の開口内に挿入し
て、作業台上の作業者が上向き姿勢のまま手で押さえ
て、フランジ7が天井面に接した状態を維持しながら、
ドライバーを用いて長い取付ねじ33を締めなければな
らない。このような作業は、不安定で窮屈な姿勢での作
業となり、困難で作業性が良くない。
に長い取付ねじを用いているので、ねじ締め作業の時間
も長くかかる。
み型感知器ベースの問題点を解消し、不安定で窮屈な姿
勢での作業が不要となり、取付作業が容易かつ迅速にで
き、ねじ締め作業が不必要な埋込み型感知器ベースを提
供することである。
ば、板状部材の開口に一側から挿入され得るベース本体
と、ベース本体に設けられて、ベース本体が開口に取付
られたとき、板状部材の一面側に接するフランジと、ベ
ース本体に枢着された一端と自由端とを持ち、自由端が
板状部材の他面から離れてベース本体の開口に対する挿
脱を可能にする解放位置と、板状部材の他面に係合し
て、フランジと共働して開口縁を挟持する締結位置とに
回動可能な取付金具と、一端で取付金具に枢着され、他
端でベース本体に枢着され、取付金具が締結位置にある
ときには解放位置にあるときに対して作用方向が反転し
て取付金具を板状部材に弾性的に係合させるばねとを備
えた埋込み型感知器ベースが得られる。
位置では、取付金具のベース本体上の回動中心と、ばね
のベース本体上の回動中心とを結ぶ作用中心線の一側に
あるようにするとよい。
て解放位置に動かすための工具を挿入するための操作開
口を備えることもできる。
ねとすることもできる。
ね受けホーンに枢着してもよい。
感知器ベースは、板状部材である天井1の開口縁2によ
り形成された開口3に室内側から挿入され得る円筒壁4
および頂壁5を有するベース本体6と、ベース本体6に
設けられて、ベース本体6が開口縁2に取付られたと
き、天井1の室内側に接するフランジ7とを備えてい
る。ベース本体6は、全体として倒立した浅いカップ型
の部材である。図示はしてないが、このベース本体6内
に火災感知器等が取付られ、信号線等は頂壁5に形成さ
れた孔8を通して警報装置等にまで配線される。
り回動自在に枢着された一端10と、ヒンジ9回りに自
由に動ける自由端11とを持ち、ほぼL字型に折り曲げ
られた板状のレバーである取付金具12が設けられてい
る。自由端11が天井1の裏面すなわち他面から離れ、
ベース本体6を開口3に対して挿脱可能とする取付金具
12の位置(図2の左半分に破線で示され、図2の右半
分に実線で示す)は、天井1の開口縁2に対して埋込み
型感知器ベースが解放されるので解放位置である。ま
た、自由端11が天井1の裏面すなわち他面に係合し
て、ベース本体6のフランジ7と共働してその間に天井
1の開口縁2を挟持する図2の左半分に実線で示され、
図2の右半分に破線で示す取付金具12の位置は、埋込
み型感知器ベースが天井1に締結された締結位置であ
る。
ばね15の一端が枢着されている。このばね15の他端
は、ベース本体6の頂壁5に設けられたほぼ三角形のば
ね受けホーン16を介してベース本体6に枢着されてい
る。図2から理解されるように、ばね受けホーン16上
にあるばね15の他端側の回動中心18と、取付金具1
2の回動中心19とは固定されていて移動せず、ばね1
5と取付金具12との間の枢着点20は、ばね15の圧
縮力のために、常に回動中心18と回動中心19とを結
ぶ直線である作用中心線Aから遠ざかる方向に移動しよ
うとしている。従って、ばね15は、取付金具12が締
結位置(図2の左半分の実線)にあるときには、解放位
置(図2の左半分の破線)にあるときに対して、取付金
具12との枢着点20が作用中心線A(中立位置)の反
対側になり、作用方向が反転して取付金具12の先端を
板状部材である天井1の裏面に弾性的に係合させること
になる。取付金具12の中立位置は図2には2点鎖線に
より示してある。
具12に対応した位置にドライバー等の工具21を挿入
して、ばね15の作用に抗して取付金具12を解放位置
に操作するための操作開口22が設けられている。
ね15とで構成された締結装置が、円形のベース本体6
の中心に対して径方向反対側の対向端に1つずつ設けら
れている。このような締結装置を必要に応じて3つ以上
使用することもできる。
開口3に取付るためには、2つの取付金具12を図2の
右半分に実線で示す解放位置にして開口3に挿入し、ベ
ース本体6のフランジ7が天井1の開口縁2に接した状
態に手で保持する。作業者は指もしくはドライバー等の
工具21孔8に挿入してその先端で取付金具12をベー
ス本体6の中から外側の方向に押し、ばね15と取付金
具12とを回動させてそれらの間の枢着点20をして作
用中心線Aを越えさせる。するとばね15の作用方向が
反転し、取付金具12は締結位置に移動させられ、その
自由端11は天井1の裏面すなわち他面に係合して、ベ
ース本体6のフランジ7と共働してその間に天井1の開
口縁2を挟持する。このようにして、2つの取付金具1
2を共に図2の左半分に実線で示される締結位置にすれ
ば、埋込み型感知器ベースは天井1にしっかりと締結さ
れ、このベースに各種検知器を取付ることができる。
ら取り外す場合には、ベース本体6の頂壁5に形成した
操作開口22から工具21を挿入して、その先端で取付
金具12を突き上げて回動させて、取付金具12とばね
15との間の枢着点20をして作用中心線Aを越えさせ
る。すると、ばね15の作用方向が反転して取付金具1
2がその解放位置に移動させられる。このようにして2
つの取付金具12を共に解放位置にすれば、埋込み型感
知器ベースは天井1から容易に取り外すことができる。
知器ベースは、ベース本体に枢着された一端と自由端と
を持ち、自由端が板状部材の他面から離れてベース本体
の開口に対する挿脱を可能にする解放位置および板状部
材の他面に係合して、フランジと共働して開口縁を挟持
する締結位置に回動可能な取付金具と、一端で取付金具
に枢着され、他端でベース本体に枢着され、取付金具が
締結位置にあるときには解放位置にあるときに対して作
用方向が反転して取付金具を板状部材に弾性的に係合さ
せるばねとを備えているので、埋込み型感知器ベースの
天井に対する着脱作業が極めて容易で迅速かつ確実に実
行でき、交換用の取付ねじを用意する必要もない。
を示す平面図である。
ある。
す斜視図である。
図である。
ース本体、7 フランジ、10 一端、11 自由端、
12 取付金具、15 ばね、16 ばね受けホーン、
18 回動中心、19 回動中心、20 枢着点、21
作用中心線、22 操作開口。
Claims (5)
- 【請求項1】 板状部材の開口に一側から挿入され得る
ベース本体と、 上記ベース本体に設けられて、上記ベース本体が上記開
口に取付られたとき、上記板状部材の上記一面側に接す
るフランジと、 上記ベース本体に枢着された一端と自由端とを持ち、上
記自由端が上記板状部材の他面から離れて上記ベース本
体の上記開口に対する挿脱を可能にする解放位置と、上
記板状部材の上記他面に係合して、上記フランジと共働
して上記開口縁を挟持する締結位置とに回動可能な取付
金具と、 一端で上記取付金具に枢着され、他端で上記ベース本体
に枢着され、上記取付金具が上記締結位置にあるときに
は上記解放位置にあるときに対して作用方向が反転して
上記取付金具を上記板状部材に弾性的に係合させるばね
とを備えた埋込み型感知器ベース。 - 【請求項2】 上記解放位置では、上記取付金具と上記
ばねとの枢着点が、上記取付金具の上記ベース本体上の
回動中心と、上記ばねの上記ベース本体上の回動中心と
を結ぶ作用中心線の一側にある請求項1記載の埋込み型
感知器ベース。 - 【請求項3】 上記ベース本体が、上記取付金具を上記
ばね作用に抗して上記解放位置に動かすための工具を挿
入するための操作開口を備えたことを特徴とする請求項
1記載の埋込み型感知器ベース。 - 【請求項4】 上記取付金具は板状レバーであり、上記
ばねは圧縮ばねであることを特徴とする請求項1記載の
埋込み型感知器ベース。 - 【請求項5】 上記ばねの上記他端は、上記ベース本体
に設けられたばね受けホーンに枢着されてなることを特
徴とする請求項1記載の埋込み型感知器ベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08697098A JP3779060B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 埋込み型感知器ベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08697098A JP3779060B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 埋込み型感知器ベース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11283141A true JPH11283141A (ja) | 1999-10-15 |
JP3779060B2 JP3779060B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=13901742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08697098A Expired - Fee Related JP3779060B2 (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 埋込み型感知器ベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3779060B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008250702A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nohmi Bosai Ltd | 埋込型感知器ベース |
JP2008250696A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nohmi Bosai Ltd | 埋込型感知器ベース |
JP2008250698A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nohmi Bosai Ltd | 埋込型感知器ベース |
US10704576B2 (en) | 2017-02-10 | 2020-07-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Module attachment device |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP08697098A patent/JP3779060B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10704576B2 (en) | 2017-02-10 | 2020-07-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Module attachment device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3779060B2 (ja) | 2006-05-24 |
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Effective date: 20051125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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