JP2002144971A - 受像機取付け具 - Google Patents

受像機取付け具

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JP2002144971A
JP2002144971A JP2000346739A JP2000346739A JP2002144971A JP 2002144971 A JP2002144971 A JP 2002144971A JP 2000346739 A JP2000346739 A JP 2000346739A JP 2000346739 A JP2000346739 A JP 2000346739A JP 2002144971 A JP2002144971 A JP 2002144971A
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JP2000346739A
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Masabumi Nishigori
正文 錦織
Shinichi Aizawa
信一 相沢
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NISHIKORI KK
Original Assignee
NISHIKORI KK
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強制操作手段の操作によって、取付け基材に
対して受像機取付け台を着脱自在に構成するとともに、
受像機取付け台の位置調整が自在な受像機取付け具を提
供する点にある。 【解決手段】 受け座3の被係合部3Aに対して脱着自
在な係合部4Aを備えた一対の支持部材4を設け、この
支持部材4,4間に、該支持部材4に形成された支持部
4Bに上下揺動自在に可能な状態で係入する球状部5A
を介して揺動体5を取付け、前記両支持部材4のうち、
支持部4Bの両側脇において相対向する部位には、両係
合部の対向間隔が増加又は減少する側に弾性力で付勢す
る弾性付勢手段6と、該弾性付勢手段6の弾性付勢力に
抗して両係合部の対向間隔が減少又は増加する側に強制
的に変更する強制操作手段7とを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用テレビやカ
ーナビゲーションなどの受像機を車内に取付け可能にす
る受像機取付け具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の受像機取付け具は、例えば、乗
用車のグローブボックスやダッシュボード等の平坦な被
取付け箇所に、粘着剤層を介して貼着し、この貼着され
た受像機取付け具に車載用テレビやカーナビゲーション
等の受像機を取付けることにより、その受像機を運転者
や同乗者が視聴することができるようにしたものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
受像機取付け具は、受像機を取付け取外しすることがで
きる構成になっているが、受像機取付け具自体は、車内
の被取付け箇所に貼着によって取付ける構成となってい
るため、貼着してしまった後は、被取付け箇所から簡単
に剥がすことができないようになっている。また、無理
に剥がしてしまうと粘着層の接着力が殆ど失われている
ため、再び貼着することができない。
【0004】そのため、盗難防止や設置箇所の移動のた
めに必要に応じて受像機取付け具から受像機のみを取外
した状態では、被取付け箇所に受像機取付け具が無造作
に存在することになり、見栄えが悪い問題がある。
【0005】本発明は、上述の実状に鑑みて為されたも
のであって、その主たる課題は、強制操作手段の操作に
よって、取付け基材に対して受像機取付け台を着脱自在
に構成するとともに、受像機取付け台の位置調整が自在
な受像機取付け具を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
受像機取付け具の特徴構成は、被取付け箇所に取付け可
能な取付け基材と、受像機を取付け可能な受像機取付け
台とを備えた受像機取付け具であって、取付け基材の受
け座に形成された被係合部に対して、脱着自在な係合部
を一端側に備えた一対の支持部材を設け、この支持部材
間に、該支持部材に形成された支持部に少なくとも上下
揺動自在に可能な状態で係入する球状部、及び、受像機
取付け部に対する連結部を備えた揺動体を取付けるとと
もに、前記両支持部材のうち、支持部の両側脇において
相対向する部位には、両係合部の対向間隔が増加又は減
少する側に弾性力で付勢する弾性付勢手段と、該弾性付
勢手段の弾性付勢力に抗して両係合部の対向間隔が減少
又は増加する側に強制的に変更する強制操作手段とを設
けて受像機取付け台を構成してある点にある。
【0007】上記特徴構成によれば、強制操作手段を操
作して、対向する支持部の間隔を変更することによっ
て、受像機取付け台を取付け基材の受け座に対して取付
け取外しすることができる。取付け基材の受け座に対し
て受像機取付け台は、強制操作手段を操作して支持部材
の係合部を、弾性付勢手段の弾性付勢力に抗して強制的
に変位することにより、取付け基材の受け座の被係合部
に対して支持部材の係合部が係合状態となって連結され
るとともに、この係合状態からさらに強制操作手段を操
作することによって、一対の支持部材間に係入する揺動
体の球状部には挟持力が作用して、支持部材間で球状部
が拘束状態となるので、拘束状態になる前に球状部と連
結されている受像機取付け部を最適と思われる上下角度
に調整しておくことによって、受像機取付け台を使用者
にとって最良な使用状態に調整することができる。取付
け基材の受け座に係合された受像機取付け台は、強制操
作手段を取付けの場合と反対に操作して、取付け基材の
受け座の被係合部と支持部材の係合部との係合を解除す
ることにより、受け座に対して受像機取付け台の連結状
態が解除されることになるので、取付け基材から受像機
取付け台を容易に取外すことができる。そのため、取付
け基材のみを、例えば、車のダッシュボードなどの被取
付け箇所に取付けておくだけで、必要に応じて、受像機
取付け台を取付けたり取外したりすることが容易に行う
ことができるので、使い勝手が良い。また、受像機取付
け台を取付け基材から取外した状態では、被取付け箇所
に取付け基材のみが存在するだけであり、空間的に見栄
えも良くすることができる。
【0008】本発明の請求項2による受像機取付け具の
特徴構成は、前記支持部が支持部材に貫通形成された孔
の周縁部で構成されている点にある。
【0009】上記特徴構成によれば、強制操作手段を操
作して、取付け基材に対して受像機取付け台を連結した
状態では、一対の支持部材間に係入する揺動体の球状部
が、支持部材の孔の周縁部と線接触状態となり、球状部
に大きな挟持力が作用させ易い構造となるので、支持部
材間で球状部を強固に拘束させることができる。そのた
め、球状部に連結されている受像機取付け部に取付けら
れる受像機を確実に調整位置に固定することができるの
で、例えば、運転中の強い振動や揺れなどの外力が加わ
った場合でも、位置ずれが生じにくいと言った信頼性の
高い製品を形成することができる。
【0010】本発明の請求項3による受像機取付け具の
特徴構成は、前記支持部材の係合部が、受け座の被係合
部に対して旋回自在に構成されている点にある。
【0011】上記特徴構成によれば、受像機取付け台
を、取付け基材に対して、上下角度の調整に加えて、旋
回調整が可能となるので、受像機取付け台を使用者にと
ってより最良な使用状態に位置調整することができる。
【0012】本発明の請求項4による受像機取付け具の
特徴構成は、前記弾性付勢手段が、両係合部の対向間隔
を受け座の被係合部に対して脱着自在となる係合解除状
態にまで減少側に付勢するように構成されているととも
に、前記強制操作手段が、両係合部の対向間隔を受け座
の被係合部に対して係合固定される状態にまで増加側に
強制的に変更操作するように構成されている点にある。
【0013】上記特徴構成によれば、取付け基材の受け
座に対して受像機取付け台を取付ける際や取外す際に、
弾性付勢手段が、両係合部の対向間隔を受け座の被係合
部に対して脱着自在となる係合解除状態にまで減少側に
付勢する状態では、取付け基材と受像機取付け台とが干
渉することがないので、取付け基材に対してスムーズに
受像機取付け台を着脱することができるとともに、強制
操作手段が両係合部の対向間隔を受け座の被係合部に対
して係合固定される状態にまで増加側に強制的に変更操
作することができるので、取付け基材に対して受像機取
付け台を確実に係合状態に連結することができる。
【0014】本発明の請求項5による受像機取付け具の
特徴構成は、前記受け座の被係合部が、取付け基材の取
付け面側ほど内径が大となる円錐台状の係合孔から構成
されているとともに、前記支持部材の係合部が、係合孔
に対して係脱自在で、かつ、係合状態で旋回自在な係止
片から構成されている点にある。
【0015】上記特徴構成によれば、受け座の被係合部
に対して支持部材の係合部を、受け座の内径側に係合す
る程、支持部材の係合部は被係合部のくさび作用を受け
るようになって、両者の係合状態が強固になる構成にな
っているので、取付け基材に対して受像機取付け台を確
実に連結状態にすることができる。
【0016】本発明の請求項6による受像機取付け具の
特徴構成は、前記弾性付勢手段が、前記両支持部材のう
ち、支持部と係合部との間において相対向する部位に亘
って取付けられた引張りコイルスプリングから構成され
ている点にある。
【0017】上記特徴構成によれば、コイルスプリング
の弾性付勢力が一対の支持部材に対しては、両支持部材
間に存在する球状部を挟み込む挟持力としても作用する
から、常に、両支持部材間から球体部が離脱するような
ことが無いので、取付け基材に対して受像機取付け台の
着脱操作を容易に行えるため、取扱い性がよい。
【0018】本発明の請求項7による受像機取付け具の
特徴構成は、前記強制操作手段が、前記両支持部材の他
端側の相対向する部位に亘って挿通されたノブ付きボル
トと、その先端に螺合されるナットから構成されている
点にある。
【0019】上記特徴構成によれば、一つのノブ付きボ
ルトのノブを操作することによって取付け基材に対して
受像機取付け台の着脱及び位置調整の両操作を行うこと
ができる構成となるので、操作性がよく取扱い性が簡単
である。
【0020】本発明の請求項8による受像機取付け具の
特徴構成は、前記揺動体が、球状部を構成する球体と、
該球体から延出された連結部とから構成されているとと
もに、前記連結部には、受像機取付け部の上下方向の長
孔に沿って移動自在な押え部材を締付け固定するための
取付けネジが螺合される雌ネジと、取付けられた押え部
材との間で受像機取付け部を挾持固定するロックナット
が螺合される雄ネジとが形成されている点にある。
【0021】上記特徴構成によれば、受像機取付け部
を、上下角度の位置調整に加えて、上下高さ位置調整が
可能となるので、取付け基材に対して受像機取付け台を
更により最良な使用状態に位置調整することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】〔実施形態〕以下、本発明の実施
形態の受像機取付け具Aを図面に基づいて説明する。受
像機取付け具Aは,図1、図6に示すように、乗用車の
グローブボックスやダッシュボード等の被取付け箇所C
に貼着可能な取付け基材1と、小型テレビやカーナビゲ
ーションなどの受像機Bを取付け可能な受像機取付け台
2とを備えて構成されている。
【0023】前記取付け基材1に対して受像機取付け台
2は、取付け基材1の受け座3に形成された被係合部3
Aに、受像機取付け台2の係合部4Aを係合することに
より、着脱可能に構成されている。
【0024】前記取付け基材1は、表面一端側に環状の
受け座3を一体的に設けているとともに、裏面にはアク
リル系の粘着材からなる接着層1Aと、この接着層1A
に対して剥離可能な剥離紙1Bが貼着されている平面視
がうちわ状の金属板から構成されている。
【0025】この取付け基材1には、板状周縁に沿って
先端部が開口し基端部が受け座3との中心軸に向かって
延びるとともに、受け座3と軸芯が同一で受け座3の外
径より大径の円周軌跡位置にまで延びるスリット1C…
が多数形成されている。
【0026】ここで、図1、図3〜図5に示すように、
取付け基材1の一端側には、他の部分より台錐状に突出
して全体の剛性を高めてあるとともに、中央部に貫通孔
1Dが穿孔された取付け面である固定台1Eが形成され
ている。一方、受け座3側においても裏面側に前記固定
台Eに対応する凹部3Bが形成されており、裏面側に当
て板aを宛がい受け座3の中央に形成された雌ネジ孔b
に皿ネジc を介して、固定台1Eに受け座3が固着され
ている。そのため、この取付け基材1は、受け座3に作
用した負荷に対して、隣り合うスリット1C,1C間に
挟まれ形成されている分割枝部1Fを介して無理なく負
荷を分散することが可能であり、スリット1C…が全く
無い場合に比べて被取付け箇所Cから剥がれ難い構造に
なっている。
【0027】前記受け座3は、外観形状が台錐形状で取
付け基材1に固定されるとともに、上面部には、下方に
向かうほど内径が大きくなるくさび状環状凹溝からなる
被係合部3Aが形成されている。
【0028】これに対して、前記受像機取付け台2は、
図2に示すように、受け座の被係合部3Aに対して脱着
自在な係合部4Aを一端側に備えた一対の支持部材4,
4を設け、この支持部材4,4間に、該支持部材4に形
成された支持部4Bに少なくとも上下揺動自在に可能な
状態で係入する球状部5A、及び、受像機取付け部5B
に対する連結部5Cを備えた揺動体5を取付けるととも
に、前記両支持部材4,4のうち、支持部4Bの両側脇
において相対向する部位には、両係合部4A,4Aの対
向間隔が増加又は減少する側に弾性力で付勢する弾性付
勢手段6と、該弾性付勢手段6の弾性付勢力に抗して両
係合部の対向間隔が減少又は増加する側に強制的に変更
する強制操作手段7とを設けて構成してある。
【0029】前記揺動体5が、球状部5Aを構成する球
体と、該球体から延出された連結部5Cとから構成され
ているとともに、前記連結部5Cには、受像機取付け部
5Bの上下方向の長孔5bに沿って移動自在な押え部材
5Eを締付け固定するための取付けネジ5Fが螺合され
る雌ネジ5Gと、取付けられた押え部材5Eとの間で受
像機取付け部5Bを挾持固定するロックナット5Hが螺
合される雄ネジ5Iとが形成されている。この実施形態
では、長孔5bとロックナット5Hとの間に滑り止めの
受け板5Jが介装されている。
【0030】従って、受像機取付け部5Bの長孔5bの
適宜位置で、ロックナット5Hを雄ネジ5Iに対して締
付け螺合を弛めることによって、連結部5Cに対して受
像機取付け部5Bを長孔5bに沿って移動することがで
き、所定長孔5b位置でロックナット5Hを雄ネジ5I
に対して締付け螺合することによって、所定の長孔5b
位置に受像機取付け部5Bを固定することができる。
【0031】また、長孔5bの下端部には、幅広孔部分
5aが連通形成されており、ロックナット5Hを雄ネジ
5Iに対して締付け螺合を弛めた状態で、押え部材5E
を下端の幅広孔部分5cを通過させて、連結部5Cから
受像機取付け部Bを着脱することができるようになって
いる。
【0032】前記受像機取付け部5Bは、側面視形状が
Lの字状の折り曲げ板から形成されており、L状の内コ
−ナ部に受像機Bを載置するとともに、下部短辺に配備
された取付けネジ9 を受像機Bに螺合することで、受像
機取付け部5Bに対して受像機Bの取付け取外しが可能
に構成されている。
【0033】前記一対の支持部材4,4は、図3、図4
に示すように、揺動体5の球状部5Aを挟んで対向配置
された折り曲げ形成された金属板であり、両支持部材
4,4の下端には、相反する方向に突出する係止片から
構成されている係合部4A,4Aが形成され、両支持部
材4,4のうち、支持部4Bと係合部4Aとの間におい
て相対向する部位に亘って弾性付勢手段6である一対の
引張りコイルスプリング6A,6Aが取付けられてい
る。ここで、この実施形態の支持部材4は、プレス加工
などで折り曲げ形成されているので、部品コストを押さ
えることができる。
【0034】また、両支持部材4,4の上端には、両支
持部材4,4に跨ってノブ付きボルト7Aを挿通し、挿
通先端に螺合するナット7Bから構成される強制操作手
段7が設けられ、ノブ付きボルト7Aを操作することに
よって、両支持部材4,4間の間隔が球状部5Aを支点
として変更可能な構成になっている。
【0035】さらに、前記支持部材4の支持部4Bは、
この実施形態においては、支持部材4に貫通形成された
孔4aの周縁部で構成され、球状部5Aの曲面の一部が
嵌り込むようになっている。
【0036】このように弾性付勢手段6と強制操作手段
7とを設けることによって、両支持部材4、4の上端部
側が互いに近接する方向にノブ付きボルト7Aのノブ7
Cを操作すると、両支持部材4,4の下端は互いに離間
する方向に移動させることができ、しかも、両支持部材
4、4の上端部側が互いに離間する方向にノブ付きボル
ト7Aを操作すると、両支持部材4,4の下端は互いに
近接する方向に移動させることができる。しかも、揺動
体5には、常に、弾性付勢手段6の弾性付勢力が加わる
構成になっているので、両支持部材4,4の支持部4B
である孔4aの孔周縁部で挟持され、両支持部4,4間
から抜け落ちることがなく一体的に取扱うことができ
る。
【0037】ここで、前記弾性付勢手段6が、両係合部
4A,4Aの対向間隔を受け座3の被係合部3Aに対し
て脱着自在となる係合解除状態にまで減少側に付勢する
ように構成されているとともに、前記強制操作手段7
が、両係合部4A,4Aの対向間隔を受け座3の被係合
部3Aに対して係合固定される状態にまで増加側に強制
的に変更操作するように構成されている。
【0038】従って、受け座3に受像機取付け台2を取
付ける場合、受け座3の被係合部3Aに受像機取付け台
2側の係合部4A,4Aを臨ませて、ノブ付きボルト7
Aを操作して係合することにより、取付け基材1に対し
て受像機取付け台2側の係合力を強めて行くことがこと
ができるとともに、強めて行く途中で、一対の支持部材
4,4の下端側は離間し上端側は近接して、図4に示す
ようなハの字状となった両支持部4B、4B間に球状部
5Aが締付け固定され、受け座3に対して受像機取付け
台2を動かない状態にすることができる。また、受け座
3の被係合部3Aは、環状に形成されているので、該被
係合部3Aに係合する支持部材4,4の係合部4A,4
Aは、何れの溝箇所であっても係合することができるの
で、取付け基材1に対して受像機取付け台2を旋回自在
に取付けることができる。前記受け座3の被係合部3A
は、取付け基材1の取付け面側ほど内径が大となる円錐
台状の係合孔から構成されているとともに、前記支持部
材4の係合部4Aが、被係合部3Aに対して係脱自在
で、かつ、係合状態で旋回自在な係止片から構成されて
いる。
【0039】反対に、ノブ付きボルト7Aを操作して係
合部4A,4Aと被係合部3Aとの係合を解除すること
により、取付け基材1に対して受像機取付け台2側の係
合力を弱めて行くことがことができるとともに、弱めて
行く途中で、一対の支持部材4,4の下端側は近接し上
端側は離間して、支持部材4、4相互が平行状態に近か
づき被係合部3Aから係合部4A、4Aが離脱可能とな
り、受け座3から受像機取付け台2を取外すことができ
る。ここで、ノブ付きボルト7Aを少し操作した状態で
は、支持部材4、4に対して受像機取付け台2の位置調
整をすることができ、さらに、ノブ付きボルト7Aを操
作することによって、取付け基材1の受け座3から受像
機取付け台2を着脱可能になるというように、強制操作
手段7の操作の段階によって、位置調整と着脱とを分け
てあるので、操作性や取扱い性が優れている。
【0040】また、この実施形態の受像機取付け具Aに
は、図3に実線示すように、支持部材4、4、揺動体5
の球状部5A、連結部5Cの一部を覆い隠す一対の分割
カバー10,10が組付けられている。詳しくは、両支
持部材4,4にビス孔に、下面が開口で連結部5Cを挿
通可能な開口が形成されている対称形態の分割カバー1
0,10を係合爪と係合凹部との係合を介して取付け可
能に構成されている。
【0041】〔その他の実施形態〕 (1) 上記実施形態の受像機取付け具Aでは、図6に
示すように、例えば右ハンドルの車両で、ハンドルの左
側の被取付け箇所Cに取付けられ、受像機取付け部5B
が手前に位置する状態で、強制操作手段7であるノブ付
きボルト7Aのノブ7Cを運転者の右手で操作が可能な
右勝手構成のものについて説明したが、本発明はこれに
限らず、左右が逆の左勝手構成にノブ付きボルト7Aの
ノブ7Cが設けられているものであってもよい。
【0042】また、強制操作手段7であるノブ付きボル
ト7Aのノブ7Cは、手回し状のものについて記載した
が、棒状で把持によって操作が可能なものであってもよ
い。
【0043】(2) 上記実施形態の揺動体5の球状部
5Aに丸い球体を用いた例を説明したが、本発明はこれ
に限らず、支持部材4の支持部4Aに球状部5Aが、上
下揺動自在に可能な状態で係入する構成であればよく、
例えば、支持部材4の支持部4Aが係入する部分的な範
囲が球面に形成されている樽状のものであっても、俵状
のものであってもよい。この場合、球状体5Aは、一体
形成のものであっても、複数部材が組み合わされて形成
されたものであってもよい。また、支持部材4の支持部
4Aを構成する孔形状は、四角、多角形であってもよ
い。さらに、支持部材4の支持部4Aは、上記実施形態
のように孔で構成されたものでなく、球状部5Aを係入
可能な球面凹部や凹部であってもよい。
【0044】(3) 上記実施形態では、球状部5Aを
挟んで下部に引張りコイルバネからなる弾性付勢手段6
が、上部に強制操作手段7が配備された例を説明した
が、本発明はこれに限らず、何れか一方に両者が配備さ
れている構成のものであってもよく、この場合でも本発
明の作用効果を生じる。
【0045】また、引張りコイルバネに換えて板バネを
一対の支持部材4、4間に設けた構成であってもよく、
この場合、板バネによる弾性付勢が支持部材4,4の係
止部4A,4Aが近接する方向に作用し、両係止部4
A,4Aを離間させて受け座3の被係合部3Aに係合さ
せる強制操作手段7構成であってもよい。
【0046】さらに、上記実施形態では、受け座3に対
して、支持部材4、4の係止部4A,4Aが旋回可能に
係合する構成のものについて説明したが、本発明はこれ
に限らず、一対の支持部材4、4の係合部4A,4A
が、図8に示すように、平行に対向するあり溝形態の被
係合部3Aを有する受け座3に係合して、前後或は左右
の一方向のみに位置調節可能な構成の受像機取付け具A
であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の受像機取付け具を示す斜視
図 (イ)は、取付け基材から受像機取付け台を取外した状
態の斜視図 (ロ)は、取付け基材に受像機取付け台を取付けた状態
の斜視図
【図2】受像機取付け台の一部省略した分解斜視図
【図3】受像機取付け具の要部正断面図
【図4】受像機取付け具の要部正断面図
【図5】受像機取付け具の要部側断面図
【図6】受像機を取付けた状態の斜視図
【図7】受像機取付け具の平面図
【図8】本発明を適用した受像機取付け具の分解斜視図
【符号の説明】
A 受像機取付け具 B 受像機 C 被取付け箇所 1 取付け基材 2 受像機取付け台 3 受け坐 3A 被係合部 4 支持部材 4A 係合部 5 揺動体 5b 長孔 5A 球状部 5B 受像機取付け部 5C 連結部 5E 押え部材 5F 取付けネジ 5G 雌ネジ 5H ロックナット 6 弾性付勢手段 6A 引張りコイルスプリング 7 強制操作手段 7A ノブ付きボルト 7B ナット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付け箇所に取付け可能な取付け基材
    と、受像機を取付け可能な受像機取付け台とを備えた受
    像機取付け具であって、取付け基材の受け座に形成され
    た被係合部に対して、脱着自在な係合部を一端側に備え
    た一対の支持部材を設け、この支持部材間に、該支持部
    材に形成された支持部に少なくとも上下揺動自在に可能
    な状態で係入する球状部、及び、受像機取付け部に対す
    る連結部を備えた揺動体を取付けるとともに、前記両支
    持部材のうち、支持部の両側脇において相対向する部位
    には、両係合部の対向間隔が増加又は減少する側に弾性
    力で付勢する弾性付勢手段と、該弾性付勢手段の弾性付
    勢力に抗して両係合部の対向間隔が減少又は増加する側
    に強制的に変更する強制操作手段とを設けて受像機取付
    け台を構成してある受像機取付け具。
  2. 【請求項2】 前記支持部が支持部材に貫通形成された
    孔の周縁部で構成されている請求項1記載の受像機取付
    け具。
  3. 【請求項3】 前記支持部材の係合部が、受け座の被係
    合部に対して旋回自在に構成されている請求項1記載又
    は2記載の受像機取付け具。
  4. 【請求項4】 前記弾性付勢手段が、両係合部の対向間
    隔を受け座の被係合部に対して脱着自在となる係合解除
    状態にまで減少側に付勢するように構成されているとと
    もに、前記強制操作手段が、両係合部の対向間隔を受け
    座の被係合部に対して係合固定される状態にまで増加側
    に強制的に変更操作するように構成されている請求項1
    〜3のいずれか1項に記載の受像機取付け具。
  5. 【請求項5】 前記受け座の被係合部が、取付け基材の
    取付け面側ほど内径が大となる円錐台状の係合孔から構
    成されているとともに、前記支持部材の係合部が、係合
    孔に対して係脱自在で、かつ、係合状態で旋回自在な係
    止片から構成されている請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の受像機取付け具。
  6. 【請求項6】 前記弾性付勢手段が、前記両支持部材の
    うち、支持部と係合部との間において相対向する部位に
    亘って取付けられた引張りコイルスプリングから構成さ
    れている請求項1〜5のいずれか1項に記載の受像機取
    付け具。
  7. 【請求項7】 前記強制操作手段が、前記両支持部材の
    他端側の相対向する部位に亘って挿通されたノブ付きボ
    ルトと、その先端に螺合されるナットから構成されてい
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載の受像機取付け
    具。
  8. 【請求項8】 前記揺動体が、球状部を構成する球体
    と、該球体から延出された連結部とから構成されている
    とともに、前記連結部には、受像機取付け部の上下方向
    の長孔に沿って移動自在な押え部材を締付け固定するた
    めの取付けネジが螺合される雌ネジと、取付けられた押
    え部材との間で受像機取付け部を挾持固定するロックナ
    ットが螺合される雄ネジとが形成されている請求項1〜
    7のいずれか1項に記載の受像機取付け具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200447874Y1 (ko) 2008-05-15 2010-02-25 강경태 링크 연결용 클램프
WO2013128574A1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-06 パイオニア株式会社 端末保持装置
JPWO2013128574A1 (ja) * 2012-02-28 2015-07-30 パイオニア株式会社 端末保持装置
JP2019081548A (ja) * 2019-03-12 2019-05-30 株式会社ユピテル 取付器具及び電子機器

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