JP4827914B2 - モニタースタンド - Google Patents

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Description

本発明はモニタースタンドに係り、特に、ナビゲーションシステムのディスプレイ装置等のモニターを、自動車のダッシュボード等に簡単な操作で自在な角度を持たせて取り付けることが可能なモニタースタンドの構成に関する。
近年、GPS(Global Positioning System)を利用したナビゲーションシステムの普及に伴い、自動車においては運転席から見易い位置に液晶モニターが取り付けられていることが多い。
また、液晶モニターの設置については画面の位置や角度を可能な限り自在に変えることができる構造を備えたモニタースタンドを介在させて行われ、モニタースタンド自体の固定方式としては、その基台をダッシュボード等に貼着させる方式や吸盤で吸着させる方式が採用されている。
そして、貼着方式のモニタースタンドについては下記特許文献1,2,3等に開示されており、吸着方式についても下記特許文献4,5等で提案がなされているが、それぞれ一長一短がある。
即ち、貼着方式では、被貼着面の平坦度はあまり問題にならないが、モニタースタンドが半永久的な固定設置条件となり、モニタースタンドを取り外す場合には引き剥がし後に付着している接着剤の除去などの面倒な作業が必要になるのに対し、吸着方式では、被吸着面に一定の平坦度が要求されるものの、その平坦度の条件が満たされていれば自由に着脱することができ、ダッシュボード等の被吸着面を汚さないという利点がある。
また、貼着方式のモニタースタンドの場合には、モニターの高さ方向の位置や画面の前後方向での傾斜角度の可変設定だけでなく、水平方向へ旋回させて固定することが可能な機構を具備させておく必要があるが、吸着方式のモニタースタンドでは着脱が容易であるため、吸着設置時に水平旋回方向の角度を調整することができ、貼着方式のように水平方向への旋回・固定機構を必要としない。
したがって、総じてみると、貼着方式よりも吸着方式のモニタースタンドの方が優位性を備えているように思える。
特許第3828884号公報 登録実用新案第3091972号公報 登録実用新案第3116100号公報 特開2007−285485号公報 特開2008−239100号公報
ところで、モニタースタンドの被取付け面に対する固着力の観点でみると、一般的に吸着方式は貼着方式よりも相当に低いとされている。
そして、車載用のモニタースタンドでは、自動車の走行中の振動がモニターに伝わるとモニタースタンドに対して比較的大きな剥離トルクが作用し、固着力の弱い吸着方式ではモニタースタンドが被吸着面から剥がれてしまう。
そのため、吸着方式のモニタースタンドでは、単に吸盤の弾性復元力による吸着力だけでは足りず、吸盤を押圧した状態で被吸着面と吸盤の間に構成されている空間を更に減圧するために、吸盤の周縁領域を押圧しながら中央領域を強制的に引き上げることにより、更に強力な吸着力が得られるようにした機構を備えていることが多い。
したがって、そのような吸着方式のモニタースタンドでは、(1)モニターの水平旋回方向の角度設定を兼ねたモニタースタンド自体の被吸着面に対する吸着・固定操作と、(2)アームを介して取り付けられているモニターの高さをアームの回動により調整して固定する操作と、(3)モニター画面の前後方向に係る傾斜角度を調整して固定する操作とが必要であり、操作が煩雑になるという問題がある。
また、吸着方式のモニタースタンドでは、どのようにしても継続的な振動に基づく剥離トルクによってモニタースタンドが剥がれてしまう場合もあり、そのような場合には、モニターの下側面を被吸着面に当接させて、モニタースタンドに大きなトルクが作用しないようにせざるを得ず、その際の調整操作も前記のように3つの操作を別々に行うことになると、かなり面倒な作業となる。
そこで、本発明は、前記の吸着方式のモニタースタンドにおいて、それ自体の吸着固定操作とモニターの高さの調整・固定操作を一回のレバー操作で同時に行えるようにし、もって操作性に優れたモニタースタンドを提供することを目的とする。
本発明は、弾性材料からなり、吸着面側の周縁領域が被吸着面に対する当接面として、中央領域が凹面として構成されている吸盤と、一端が前記吸盤の吸着面とは反対側の面の中央部に立設固定されており、他端側の端面が鋸歯状の凹凸面として形成されていると共に、中間に係合が形成されている作動桿と、前記吸盤の吸着面とは反対側の面の周縁領域に当接し、中央領域には隙間を介して対向するように凹面が形成されているフランジ部、前記作動桿を摺動自在に貫挿させる筒部、及び後記回動アームの一端を回動自在に挟持する軸受部が一体的に構成されており、前記筒部の外周壁の対称位置に筒軸と平行な方向へ前記作動桿の摺動距離に相当する長さの長孔が一対形成されていると共に、前記フランジ部における前記筒部との連結部には、前記各長孔に対応する各周方向位置にそれぞれ摺動面が形成されている支持基体と、一端が前記支持基体の軸受部で回動自在に挟持されていると共に、その端部の回動周方向に沿って前記作動桿の鋸歯状の凹凸面と歯合する鋸歯状の凹凸面が形成されており、他端側にはモニターの取付部が設けられている回動アームと、長腕部と先端側に孔が穿設された短腕部とがL字状乃至V字状に連結した形態の一対のレバー部と、前記一対のレバー部を前記支持基体の筒部の外径に相当する距離だけ平行な関係で離隔させて各長腕部を連結する連結板部とが一体的に形成されており、各短腕部の孔と前記支持基体の各長孔と前記作動桿の係合孔を貫通したシャフトを横架装着させることにより前記支持基体に取り付けられるロック操作レバーとからなり、前記ロック操作レバーの長腕部と連結板部を前記支持基体のフランジ部側へ傾倒させると、前記ロック操作レバーの長腕部と短腕部の各連結部分が前記支持基体の各摺動面に沿って移動し、前記ロック操作レバーの傾倒操作が完了する段階では、前記ロック操作レバーの長腕部と短腕部の各連結部分が前記支持基体の各摺動面上を前記各長孔に対応する周方向位置を超えた位置まで移動し、その状態では、前記作動桿を前記支持基体の軸受部側へ移動させて前記吸盤の中央領域を後退させると共に、前記作動桿の端面の鋸歯状の凹凸面が前記回動アームの鋸歯状の凹凸面と歯合し、且つ前記吸盤の中央部と前記支持基体のフランジ部との圧接による弾発力で前記作動桿を前記吸盤側へ付勢させたロック状態となることを特徴とするモニタースタンドに係る。
本発明によれば、前記吸盤を被吸着面へ当接又は軽く押圧させた状態で前記ロック操作レバーを傾倒させると“テコの原理”で前記作動桿が移動し、前記吸盤の中央領域を引き上げることにより被吸着面と前記吸盤の中央領域の隙間を減圧させて強力な吸着力でモニタースタンドを吸着・固定させることができると共に、前記回動アームを所望の傾斜角度で仮に支持しておけば、その状態で前記作動桿の端部と前記回動アームの端部の鋸歯状の凹凸面同士が歯合して回動アームが前記傾斜角度で固定される。
即ち、モニター画面を所望の水平旋回方向の角度に、モニターを所望の高さにそれぞれ設定した状態で、モニタースタンドの吸着・固定を前記ロック操作レバーに対するワンタッチ操作で行える。
また、前記ロック操作レバー自体は傾倒した位置でロックされなければならないが、前記ロック操作レバーが長腕部と短腕部とがL字状乃至V字状に連結した形態をなしていることと、前記吸盤の中央部と前記支持基体のフランジ部との圧接による弾発力を利用すれば前記作動桿を前記吸盤側へ付勢させておくことができ、それによって前記ロック操作レバーが一定角度以上に傾くとその傾倒方向の回転トルクが作用し、逆方向に回転して戻ってしまうことを防止できる。
本発明において、前記ロック操作レバーの長腕部と短腕部の連結部分に摺動突起部を設けると、前記作動桿の係合孔(又は支持基体の長孔)の位置や操作される長腕部の所要傾倒角度を可変設定でき、設計上の自由度を広くできる。
また、前記吸盤における前記作動桿が立設固定されている中央部の周囲にOリングを嵌着させておくと、前記吸盤の中央部と前記支持基体のフランジ部との圧接による弾発力をより確実に得ることができ、前記ロック操作レバーの傾倒位置での安定したロックが実現できる。
また、Oリングは吸盤と共に、その弾性によってモニタースタンドの被吸着面から支持基体に伝わる振動を減衰させるという機能も有している。
また、前記回動アームが長手方向に沿って分割された一対の割型を接合させて構成される中空筐体であり、前記支持基体の軸受部で挟持される前記回動アームの筐体部分に締付用ねじが貫通する金属製軸受を嵌着・固定させ、前記締付用ねじにより前記支持基体の軸受部で前記回動アームにおける金属製軸受の嵌着・固定部分を挟圧するようにすれば、モニタースタンドに振動が作用した際の前記回動アームの回転慣性を小さくできると共に、前記回動アームと前記支持基体の軸受部との間の回動すべり摩擦を大きくして、前記回動アームの角度の調整設定を容易にし、前記回動アームを手で支持しない状態で前記ロック操作レバーを傾倒させるロック操作も可能になる。
また、モニターの画面の前後方向に係る傾斜角度の調整・固定については、前記回動アームにおけるモニターの取付部が、前記回動アームの先端に軸受部が構成されており、その軸受部にモニター取付用アダプタを回動/固定自在な機構により取り付けたものとしておくことで可能である。
本発明のモニタースタンドは、以上の構成を有していることにより、次のような効果を奏する。
吸盤による吸着方式のモニタースタンドにおいて、被吸着面と吸盤の隙間を強制的に減圧させて強力な吸着力でモニタースタンドを被吸着面に固定させる作業(モニターの水平旋回方向の角度設定作業も兼ねている)と、モニターの高さを設定する回動アームの角度を固定する作業とをロック操作レバーに対するワンタッチ操作で行えるようにし、モニターの設置作業を簡単にする。
また、簡単な機構によってロック操作レバーの逆戻りを合理的に防止し、モニタースタンドの安定した固定・ロック状態の維持を可能にする。
以下、本発明のモニタースタンドの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
先ず、図1は実施形態に係るモニタースタンドの(A):平面図と(B):側面図と(C):底面図であり、また図2は同モニタースタンドの部品分解斜視図である。
各図において、10はシリコンゴム製の吸盤であり、円形の平面形状をなすと共に、周縁の一部には引き剥がし用のタブ11が形成されている。
また、吸着面側の周縁領域は環状の平坦部12になっており、その内側に相当する中央領域には円錐台状の窪みである凹部13が形成されている。
更に、この吸盤10の吸着面側には、被吸着面との接合性を向上させるために吸着面側にゲル層10aが被着されている。このゲル層10aは、親水性の樹脂マトリックスの中に、水と必要に応じて保湿剤や電解質等を安定に保持させて一定の粘着性を具有させたハイドロゲルであり、例えば、積水化成品工業株式会社のテクノゲル(登録商標)等を適用することができる。
そして、図2及び吸盤10と作動桿20のアッセンブリ詳細図である図3[(A)は平面図、(B)は(A)におけるX-X矢視断面図、(C)は(A)におけるZ-Z矢視断面図、(D)は底面図]に示すように、作動桿20の一端に形成されているフランジ部が吸盤10における吸着面とは反対側の面の中央部に突出形成された短円柱部14に埋設されており、作動桿20は吸盤10の中央部に立設固定された構成になっている。尚、このアッセンブリは吸盤10をインジェクション成形する際に作動桿20の一端を埋め込むことで作製される。
また、作動桿20についてみると、前記フランジ部以外は板棒状部として形成されており、その先端面には円弧状凹部に沿って鋸歯状の凹凸21が形成されていると共に、中間部には係合孔22が穿設されている。
図1及び図2に戻って、30は支持基体であり、吸盤10の上側を覆うフランジ部31と、作動桿20を摺動自在に貫挿させる筒部32と、後記の回動アーム50の一端を回動自在に挟持する軸受部33a,33bとがABS(acrylonitrile butadiene styrene)樹脂(又はポリカーボネート配合ABS樹脂)で一体的に構成されているが、ここでは、支持基体30の詳細を示す図4[(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は(A)におけるX-X矢視断面図、(F)は(D)におけるY-Y矢視断面図、(G)は(B)におけるZ-Z矢視断面図]も参照しながら説明する。
先ず、フランジ部31は、吸盤10における周縁の環状領域には当接するが、短円柱部14を含む中央領域に対しては一定の隙間を介して対向する円錐台状の凹部31aとして形成されており、中央部には吸盤10の短円柱部14が内嵌する円形陥凹部31bも形成されている。
筒部32については、その外周壁の対称位置に前記作動桿20の摺動距離に相当する長孔34a,34bが形成されていると共に、その内部には、フランジ部31側の円形陥凹部31bの底に相当し、作動桿20が貫通する孔35が穿設されている仕切壁36と、前記孔35を貫通した作動桿20の両側面を拘束するように軸方向へガイド板37a,37bが設けられている。尚、ガイド板37a,37bには、前記長孔34a,34bとの対向位置にそれぞれスリット38a,38bが形成されている。
そして、フランジ部31と筒部32との連結部で筒部32の長孔34a,34bの下側にはそれぞれブロックが形成されており、その上側面が後記のロック操作レバー80の摺動突起部84a,84bが移動する平坦な摺動面39a,39bとされている。
また、軸受部33a,33bについては、筒部32の各長孔34a,34bと軸方向について対応する位置に、それぞれ筒部32を延長させて構成されており、各軸受部33a,33bの間に後記の回動アーム50の一端が回動自在に挟持されるようになっている。
そのため、各軸受部33a,33bには締付用ねじ40が貫通する孔40a,40bが形成されていると共に、意匠的観点から締付用ねじ40の頭部42とワッシャー類43及びナット44とワッシャー類45を内側に囲んで目立たなくするための環壁部46a,46bが形成されている。
尚、図1(B)に示されるように、回動アーム50は一方側にだけ大きく回動できるようになっており、図4(B),(D),(E)からも明らかなように、筒部32の外周壁は前記回動側が低く形成されている。
再び、図1及び図2に戻って、50は一対の割型50a,50bで構成された回動アームである。また、図5及び図6はそれぞれ割型50a,50bに係る詳細図である。但し、図5の(A)は割型50aの右側面図、(B)は正面図、(C)は左側面図、(D)は背面図、(E)は平面図、(F)は底面図、(G)は(C)における支持基体30の軸受部33a,33bで挟持される部分の拡大図であり、図6の(A)は割型50bの左側面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は背面図、(E)は平面図、(F)は底面図、(G)は(C)における支持基体30の軸受部33a,33bで挟持される部分の拡大図である。
各割型50a,50bは支持基体30と同様にABS樹脂(又はポリカーボネート配合ABS樹脂)で成形されており、割型50aについては図5(C)の面を、割型50bついては図6(C)の面を接合面として回動アーム50が組み立てられるが、各割型50a,50bは接合面で左右に開くと、基本的形態は左右対称な関係にあり、唯一異なるのは、割型50aには位置決め用のピン孔51aが、割型50bにはピン51bが形成されている点で異なるだけである。
各割型50a,50bの中間区間はリブ52a,52bが施された中空筐体になっており、支持基体30の軸受部33a,33bで挟持される方の端部には図7[(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は(A)のY-Y矢視拡大断面図]に示す軸受60が嵌着・固定されるようになっている。
ここに、軸受60は金属製円筒体61の中間区間の外周がABS樹脂(又はポリカーボネート配合ABS樹脂)からなる正六角形筒体62で覆われたものであり、金属製円筒体61の中間区間では外周面の一部が平坦に切り欠かれていることで金属製円筒体61と正六角形筒体62は相互に回動できないようになっており、各割型50a,50bに形成されている正六角形の凹部53a,53bに軸受60の正六角形筒体62の部分が嵌着せしめられて軸受60が固定される。
また、各割型50a,50bにおける支持基体30の軸受部33a,33bで挟持される方の端部には、図5(G)及び図6(G)に示すように、それぞれの軸受60の嵌着・固定部分の周囲の肉厚部分であって、軸受60の軸芯を中心とする円弧上の面(即ち、回動アーム50の回動周方向の面)に沿って、上記の作動桿20の先端面に形成されている鋸歯状の凹凸21と歯合する鋸歯状の凹凸55a,55bが形成されている。
尚、各割型50a,50bにおける鋸歯状の凹凸55a,55bの形成範囲は、それぞれ割型50a,50bの接合面を正面から見て片側の側面にだけ、中心角で約120°(θ1=82.5°,θ2=37.5°)の範囲に形成されている。
したがって、各割型50a,50bを接合させることにより、それぞれの鋸歯状の凹凸55a,55bが幅方向に連結し、2倍の幅となって作動桿20側に対する歯合面が構成されることになる。
また、図1及び図2に示すように、回動アーム50は他端側で二股に分かれてモニター取付用アダプタ70に対する回動/固定自在な軸受機構を構成しており、各割型50a,50bに関しては、図5及び図6のように、接合面より外側にずれて片方の軸受部56a,56bが構成されている。
そして、その軸受部56a,56bには、後記の締付用ねじ65が貫通する孔57a,57bが穿設されていると共に、内側面における孔57a,57bの周囲には環状凸部58a,58bが形成されており、その環状凸部58a,58bの表面には放射状に鋸歯状の凹凸59a,59bが形成されている。
一方、モニター取付用アダプタ70は図8[(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図、(D)は(A)のY-Y矢視断面図]に示されるような構成からなり、軸受部71には、後記の締付用ねじ65が貫通する孔72の両開口端の周囲に回動アーム50の環状凸部58a,58bが内嵌する円形陥凹部73a,73bが形成されており、その底面には放射状に鋸歯状の凹凸74a,74bが形成されている。
したがって、図2に示すように、モニター取付用アダプタ70の軸受部71を回動アーム50の軸受部56a,56bの間に回動アーム50側の環状凸部58a,58bがモニター取付用アダプタ70側の円形陥凹部73a,73bに内嵌するように取り付けて、締付用ねじ65とワッシャー66とナット67で締め付けると、環状凸部58a,58bの鋸歯状の凹凸59a,59bと円形陥凹部73a,73bの鋸歯状の凹凸74a,74bが強く歯合して、回動アーム50に対するモニター取付用アダプタ70の回動を完全に拘束でき、逆に締付用ねじ65を緩めるとモニターを回動させることができる。
尚、モニター取付用アダプタ70のモニター当着部75には孔76が穿設されており、図2に示すように、その孔76を用いてモニター掛止板78を固定用ねじ77でモニター当着部75側へ引き込むことによりモニターを固定するようになっている。
ところで、この実施形態のモニタースタンドでは、図1及び図2に示すように、支持基体30の筒部32にはロック操作レバー80が取り付けられており、そのロック操作レバー80を傾倒させることにより、吸盤10の吸着・固定と回動アーム50のロックを同時に行えるようになっている。
ここで、ロック操作レバー80はABS樹脂(又はポリカーボネート配合ABS樹脂)で成形されており、図9[(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図]に示すように、長腕部81a,81bと先端側に孔82a,82bが穿設された短腕部83a,83bとがL字状に連結し、且つその連結部分に摺動突起84a,84bを設けた形態の一対のレバー部と、各レバー部を支持基体30の筒部32の外径に相当する距離だけ平行な関係で離隔させて各長腕部81a,81bを連結する連結板部85とからなる。
そして、ロック操作レバー80は、支持基体30の筒部32に対して各短腕部83a,83bの孔82a,82bと支持基体30の筒部32の各長孔34a,34bと作動桿20の係合孔22にシャフト90を貫通させることにより取り付けられており、ロック操作レバー80の各摺動突起84a,84bが支持基体30側の摺動面39a,39bに載って摺動するようになっている。
尚、シャフト90は前記のように支持基体30の筒部32と作動桿20を貫通して横架せしめられるが、その両端部がロック操作レバー80の各短腕部83a,83bの孔82a,82bに接着固定されている。
以上のような各部品の組み合わせからなる本実施形態のモニタースタンドは、図10及び図11に示すような手順で配置・固定される。但し、各図においては、機構の作動状態を分かり易くするために、吸盤10と支持基体30は軸断面図とし、回動アーム50は各割型50a,50bの接合面で割型50bを取り外して一方の割型50aのみを示してある。
先ず、図10に示すように、モニター取付用アダプタ70には予めモニター100が固定されており、ロック操作レバー80は支持基体30の筒部32の側部で斜め上方に立った状態(非ロック状態)にある。
そして、モニター100の水平旋回方向の角度を考慮して、自動車のダッシュボード等の被吸着面110に対して吸盤10側を軽く押し付けることにより、モニタースタンドの下面(ゲル層10a)を被吸着面110に密着させた仮止め状態とする。
この仮止め状態では、吸盤10はゲル層10aを被吸着面110に密着させてモニタースタンドを固定させているが、ゲル層10aと被吸着面110の間の空間は吸盤10の弾性復元力で減圧されている程度でそれほど大きな吸着力はなく、一旦吸着させてもタブ11を用いて簡単に引き剥がすことができ、モニター100の水平旋回方向の角度は自由に調整できる。
また、この仮止め状態では、作動桿20の先端面に形成されている鋸歯状の凹凸21は回動アーム50側の鋸歯状の凹凸55a,55bとは歯合しておらず、回動アーム50は回動可能な状態にある。
但し、回動アーム50に嵌着・固定されている軸受60が締付用ねじ40とナット44による締付け力によって支持基体30側の軸受部33a,33bの間で強く挟持されているため(図2を参照)、支持基体30に対する回動アーム50の回動摩擦が大きくなっており、モニター100の自重によるトルクでは回動せず、手で強制的に回動させるとその位置で静止するようになっている。
尚、回動アーム50とモニター取付用アダプタ70の関係は締付用ねじ65とナット67による締付け/解除によって回動可能状態/固定状態を選択できるが、この場合は固定状態としておく。
したがって、図11(A)に示すように、モニター100がほぼ所望の高さになるように回動アーム50の角度を手で調整し、モニター100が適当な位置になった状態でロック操作レバー80を支持基体30のフランジ部31側へ傾倒させて回動アーム50をロックすることになるが、この実施形態のモニタースタンドでは、ロック操作レバー80の傾倒操作により、同時に吸盤10を仮止め状態から強力な吸着状態へ移行させることができる。
そのロック操作レバー80の傾倒過程に注目すると、先ず、傾倒前の図11(A)の状態では、長腕部81a,81bと短腕部83a,83bの連結部分に形成されている摺動突起84a,84bがシャフト90より左側にあり、シャフト90は上記のように短腕部83a,83bの孔82a,82bと支持基体30の長孔34a,34bと作動桿20の係合孔22を貫通しているが、傾倒させてゆくと、シャフト90が支持基体30の長孔34a,34bで上下方向の移動のみに拘束されているため、ロック操作レバー80はシャフト90を中心に回転し、摺動突起84a,84bが支持基体30のフランジ部31と筒部32との連結部に形成されている摺動面39a,39bに当接するようになる。
そして、更にロック操作レバー80を回転させると、ロック操作レバー80の摺動突起84a,84bは摺動面39a,39b上を左側へ移動しながらシャフト90を中心にして回転するようになり、それによってシャフト90が支持基体30の長孔34a,34bで案内されながら上側へ移動する。
その結果、作動桿20が上方へ強制的に移動せしめられ、作動桿20の先端面の鋸歯状の凹凸21と回動アーム50の鋸歯状の凹凸55a,55bとが歯合状態になると共に、吸盤10の中央領域が引き上げられてゲル層10aと被吸着面110との間に構成されている空間Sの圧力が減圧することになり、吸盤10の吸着力が大幅に増大する。
即ち、ロック操作レバー80の傾倒により、回動アーム50のロック動作と吸盤10の仮止め状態から強力な吸着状態へ移行動作とを同時に行わせることができる。
ところで、図11(B)に示すように、ロック操作レバー80の傾倒操作は摺動突起84a,84bが摺動面39a,39b面上をシャフト90より右側へ移動した段階で完了する。
その段階では、ロック操作レバー80が作動桿20を上方前進限に移動させた状態から更に僅かに回転しており、作動桿20により引き上げられた吸盤10の短円柱部14が支持基体30の筒部32に形成された仕切壁36と圧接していると共に、吸盤10の短円柱部14の周囲に嵌着させたOリング15が吸盤10と支持基体30のフランジ部31との間で挟圧状態になっている。
したがって、図11(B)の状態では、作動桿20の移動により回動アーム50のロック状態と吸盤10の中央領域の引き上げによる強力な吸着状態を構成しながら作動桿20に対して下方への弾性付勢力を与えており、それによりロック操作レバー80に対して左回転方向(傾倒方向)のトルクを与え、ロック操作レバー80が傾倒状態から右回転して元に戻ることを防止している。
即ち、吸盤10の短円柱部14とOリング15の弾発力を利用してロック操作レバー80自体に対するロック機構をも実現しており、ロック操作レバー80に対する回動操作について図11の(A)と(B)の各状態を安定的に保持させることができる。
尚、ロック操作レバー80により回動アーム50のロックと吸盤10による吸着・固定がなされた状態ではモニター100が所望の高さに設定されているが、モニター100の前後方向に係る傾斜角度の調整は、固定状態になっている回動アーム50とモニター取付用アダプタ70の関係を締付用ねじ65とナット67による締め付け状態を緩めて回動可能状態とし、所望の角度に設定した後、締付用ねじ65とナット67で再び締め付けて固定状態とする。
以上の操作により、被吸着面110に対して強力に吸着した吸盤10により支持基体30が完全に固定され、支持基体30と回動アーム50との関係は作動桿20と回動アーム50の各鋸歯状の凹凸21,(55a,55b)の歯合関係により固定され、また回動アーム50とモニター取付用アダプタ70との関係もそれぞれの鋸歯状の凹凸(59a,59b),(74a,74b)の歯合関係により固定されているため、モニター100はモニタースタンドを介して被吸着面110に強固に固定・支持される。
ところで、被吸着面110側が殆ど振動しないような条件であれば前記固定条件でも十分であるが、被吸着面110側が自動車のダッシュボードのように常に激しく振動するような面である場合には、一般にモニター100が相当の質量を有しているため、吸盤10には支持基体30を介して大きな回転トルクが頻繁に作用し、たとえ前記のような強力な吸着条件を構成していても、前記回転トルクの負荷に耐え切れずにモニタースタンドが被吸着面110から剥がれてしまうことがある。
この実施形態のモニタースタンドの場合には、吸盤10とOリング15の弾性によって被吸着面110から支持基体30に伝わる振動をある程度減衰させることができるが、大きな振幅での激しい振動に対してはあまり有効でない。
そのような場合には、図12に示すように、モニター100の下辺を被吸着面110に載置させた状態で固定させるようにする。
即ち、本実施形態のモニタースタンドにおける作動桿20と回動アーム50の各鋸歯状の凹凸21,(55a,55b)は、回動アーム50の回動角度が水平より上側へ75°、下側へ15°の範囲内であれば歯合関係が得られるように構成されており、各種サイズのモニター100を図12に示す状態で固定設置することができる。
尚、本実施形態のモニタースタンドは以上のような構造と機能を備えているが、個々の機素や他の機素との関係については、次のように変形した形態による構成も可能である。
(1) 本実施形態のロック操作レバー80は、図9に示したように、長腕部81a,81bと短腕部83a,83bとからなる一対のレバー部が連結板部85で連結された形態からなり、各レバー部が支持基体30の筒部32の両側部を挟むように取り付けられているが、このような形態に限らず、単板のレバーとして構成し、支持基体30の筒部32に形成した軸方向のスリットを通じて短腕部と作動桿20とが係合せしめられるようにしてもよい。但し、その場合には、本実施形態での摺動面39a,39bに対応する面は支持基体30の筒部32の内部に構成される。
また、その場合の係合手段としては、本実施形態のようにシャフト30による方式ではなく、ロック操作レバーの傾倒に伴って短腕部が回転した際に、作動桿の側部に形成した係合部と係合して、作動桿を上方へ移動させるような構成にしてもよい。
(2) 本実施形態のロック操作レバー80では、長腕部81a,81bと短腕部83a,83bとがL字状に連結せしめられているが、その連結角度を小さくしてV字状の連結形態とし、その連結部の側端面を摺動突起84a,84bとすることも可能である。
(3) 本実施形態では、吸盤10の短円柱部14の周囲にOリング15を嵌着させておき、吸盤10の短円柱部14とOリング15の弾発力によりロック操作レバー80のロック機構を構成しているが、吸盤10の短円柱部14の弾発力で十分な場合には、あえてOリング15を用いる必要はない。
(4) 本実施形態では、支持基体30、回動アームの割型50a,50b、ロック操作レバー80等の主要機素の材料にABS樹脂(又はポリカーボネート配合ABS樹脂)が適用されているが、それらに限らず、軽量で機械的強度が大きく、成形性に優れた材料であれば適用可能である。
本発明は、自動車のダッシュボード等にナビゲーションシステム等の小型モニターを取り付けるためのモニタースタンドであって、特にその取付方式が吸盤による吸着方式のものに適用できる。
本発明の実施形態に係るモニタースタンドの(A):平面図と(B):正面図と(C):底面図である。 モニタースタンドの部品分解斜視図である。 吸盤と作動桿のアッセンブリ詳細図であり、(A)は平面図、(B)は(A)におけるX-X矢視断面図、(C)は(A)におけるZ-Z矢視断面図、(D)は底面図である。 支持基体の詳細図であり、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は(A)におけるX-X矢視断面図、(F)は(D)におけるY-Y矢視断面図、(G)は(B)におけるZ-Z矢視断面図である。 割型50aに係る詳細図であり、(A)は右側面図、(B)は正面図、(C)は左側面図、(D)は背面図、(E)は上面図、(F)は下面図、(G)は(C)における支持基体の軸受部で挟持される部分の拡大図である。 割型50bに係る詳細図であり、(A)は左側面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は背面図、(E)は上面図、(F)は下面図、(G)は(C)における支持基体の軸受部で挟持される部分の拡大図である。 回動アームにおける支持基体の軸受部で挟持される方の端部に嵌着・固定される軸受の詳細図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は(A)のY-Y矢視拡大断面図である。 モニター取付用アダプタの詳細図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図、(D)は(A)のY-Y矢視断面図である。 ロック操作レバー80の詳細図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。 モニタースタンドの配置・固定手順を示す図である。但し、吸盤と支持基体は軸断面図とし、回動アームは割型の接合面で一方の割型のみを示してある。 モニタースタンドの配置・固定手順を示す図であり、(A)は未ロック状態、(B)はロック状態を示す。但し、吸盤と支持基体は軸断面図とし、回動アームは割型の接合面で一方の割型のみを示してある。 モニタースタンドの配置・固定手順を示す図であり、モニターの下辺を被吸着面に載置させてロックした状態を示す。但し、吸盤と支持基体は軸断面図とし、回動アームは割型の接合面で一方の割型のみを示してある。
符号の説明
10…吸盤、10a…ゲル層、11…タブ、12…平坦部、13…凹部、14…短円柱部、15…Oリング、20…作動桿、21…鋸歯状の凹凸、22…係合孔、30…支持基体、31…フランジ部、31a…凹部(円錐台状)、31b…円形陥凹部、32…筒部、33a,33b…軸受部、34a,34b…長孔、35…孔、36…仕切壁、37a,37b…ガイド板、38a,38b…スリット、39a,39b…摺動面、40…締付用ねじ、40a,40b…孔、42…ねじの頭部、43…ワッシャー類、44…ナット、45…ワッシャー類、46a,46b…環壁部、50…回動アーム、50a,50b…割型、51a…ピン孔、51b…ピン、52a,52b…リブ、53a,53b…凹部(六角形)、55a,55b…鋸歯状の凹凸、56a,56b…軸受部、57a,57b…孔、58a,58b…環状凸部、59a,59b…鋸歯状の凹凸、60…軸受、61…金属製円筒体、62…正六角形筒体、70…モニター取付用アダプタ、71…軸受部、72…孔、73a,73b…円形陥凹部、74a,74b…鋸歯状の凹凸(放射状)、75…モニター当着部、76…孔、80…ロック操作レバー、81a,81b…長腕部、82a,82b…孔、83a,83b…短腕部、84a,84b…摺動突起部、85…連結板部、90…シャフト、100…モニター、110…被吸着面、S…空間。

Claims (5)

  1. 弾性材料からなり、吸着面側の周縁領域が被吸着面に対する当接面として、中央領域が凹面として構成されている吸盤と、
    一端が前記吸盤の吸着面とは反対側の面の中央部に立設固定されており、他端側の端面が鋸歯状の凹凸面として形成されていると共に、中間に係合が形成されている作動桿と、
    前記吸盤の吸着面とは反対側の面の周縁領域に当接し、中央領域には隙間を介して対向するように凹面が形成されているフランジ部、前記作動桿を摺動自在に貫挿させる筒部、及び後記回動アームの一端を回動自在に挟持する軸受部が一体的に構成されており、前記筒部の外周壁の対称位置に筒軸と平行な方向へ前記作動桿の摺動距離に相当する長さの長孔が一対形成されていると共に、前記フランジ部における前記筒部との連結部には、前記各長孔に対応する各周方向位置にそれぞれ摺動面が形成されている支持基体と、
    一端が前記支持基体の軸受部で回動自在に挟持されていると共に、その端部の回動周方向に沿って前記作動桿の鋸歯状の凹凸面と歯合する鋸歯状の凹凸面が形成されており、他端側にはモニターの取付部が設けられている回動アームと、
    長腕部と先端側に孔が穿設された短腕部とがL字状乃至V字状に連結した形態の一対のレバー部と、前記一対のレバー部を前記支持基体の筒部の外径に相当する距離だけ平行な関係で離隔させて各長腕部を連結する連結板部とが一体的に形成されており、各短腕部の孔と前記支持基体の各長孔と前記作動桿の係合孔を貫通したシャフトを横架装着させることにより前記支持基体に取り付けられるロック操作レバーと
    からなり、
    前記ロック操作レバーの長腕部と連結板部を前記支持基体のフランジ部側へ傾倒させると、前記ロック操作レバーの長腕部と短腕部の各連結部分が前記支持基体の各摺動面に沿って移動し、前記ロック操作レバーの傾倒操作が完了する段階では、前記ロック操作レバーの長腕部と短腕部の各連結部分が前記支持基体の各摺動面上を前記各長孔に対応する周方向位置を超えた位置まで移動し、その状態では、前記作動桿を前記支持基体の軸受部側へ移動させて前記吸盤の中央領域を後退させると共に、前記作動桿の端面の鋸歯状の凹凸面が前記回動アームの鋸歯状の凹凸面と歯合し、且つ前記吸盤の中央部と前記支持基体のフランジ部との圧接による弾発力で前記作動桿を前記吸盤側へ付勢させたロック状態となることを特徴とするモニタースタンド。
  2. 前記ロック操作レバーが、長腕部と短腕部の連結部分に摺動突起部を設けたものである請求項1に記載のモニタースタンド。
  3. 前記吸盤における前記作動桿が立設固定されている中央部の周囲にOリングを嵌着させた請求項1又は請求項2に記載のモニタースタンド。
  4. 前記回動アームが長手方向に沿って分割された一対の割型を接合させて構成される中空筐体であり、前記支持基体の軸受部で挟持される前記回動アームの筐体部分に締付用ねじが貫通する金属製軸受を嵌着・固定させ、前記締付用ねじにより前記支持基体の軸受部で前記回動アームにおける金属製軸受の嵌着・固定部分を挟圧するようにした請求項1、請求項2又は請求項3に記載のモニタースタンド。
  5. 前記回動アームにおけるモニターの取付部が、前記回動アームの先端に軸受部が構成されており、その軸受部にモニター取付用アダプタを回動/固定自在な機構により取り付けたものである請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載のモニタースタンド。
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