JPH09287193A - トラフ、枠部及び固定部分 - Google Patents
トラフ、枠部及び固定部分Info
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- JPH09287193A JPH09287193A JP33311196A JP33311196A JPH09287193A JP H09287193 A JPH09287193 A JP H09287193A JP 33311196 A JP33311196 A JP 33311196A JP 33311196 A JP33311196 A JP 33311196A JP H09287193 A JPH09287193 A JP H09287193A
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- Japan
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- trough
- fixing
- frame
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- Pending
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03F—SEWERS; CESSPOOLS
- E03F3/00—Sewer pipe-line systems
- E03F3/04—Pipes or fittings specially adapted to sewers
- E03F3/046—Open sewage channels
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Public Health (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Sewage (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 より簡単に取り扱うことができるような、ト
ラフ、枠部及び固定部分を提供する。 【解決手段】 上方に向かって開いたトラフ10であっ
て、開口の縁部領域に、固定ピンで固定されることにな
っているカバーを受容するための枠部14が設けられて
いる形式のもの。この枠部はカバーのための固定手段を
係合させるための、鉛直方向の軸線を備えた孔32を有
している。枠部が孔の領域に、トラフ中央20に向かっ
て開いたポケット34を有していると、トラフは極めて
簡単に取り扱うことができる。ポケット34には、固定
ピンと協働するための固定手段を有する挿入体が解離可
能に保持されており、かつ/または、固定手段が、異な
る固定ピンのために形成されている。さらに、トラフ成
形石に載置するための適宜に形成された枠部14と、カ
バーを固定するための固定部分がある。
ラフ、枠部及び固定部分を提供する。 【解決手段】 上方に向かって開いたトラフ10であっ
て、開口の縁部領域に、固定ピンで固定されることにな
っているカバーを受容するための枠部14が設けられて
いる形式のもの。この枠部はカバーのための固定手段を
係合させるための、鉛直方向の軸線を備えた孔32を有
している。枠部が孔の領域に、トラフ中央20に向かっ
て開いたポケット34を有していると、トラフは極めて
簡単に取り扱うことができる。ポケット34には、固定
ピンと協働するための固定手段を有する挿入体が解離可
能に保持されており、かつ/または、固定手段が、異な
る固定ピンのために形成されている。さらに、トラフ成
形石に載置するための適宜に形成された枠部14と、カ
バーを固定するための固定部分がある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラフ、特に排水
トラフまたは下水トラフ、およびトラフのための枠部、
ならびに、カバーのためのトラフの固定部分に関する。
特に本発明は、トラフとトラフカバーとを結合するため
の系に関する。
トラフまたは下水トラフ、およびトラフのための枠部、
ならびに、カバーのためのトラフの固定部分に関する。
特に本発明は、トラフとトラフカバーとを結合するため
の系に関する。
【0002】
【従来の技術】トラフは、通常の場合、流入する水を受
容するための、上方に向かって開いた開口を有してい
る。開口の縁部領域には、カバーを受容するための枠部
が配置されている。このような枠部は通常の場合、金属
山形成形材から成っている。この金属山形成形材は固定
部材によって、コンクリートから成るトラフ本体に保持
されている。枠部はトラフ製造時に、まだ固まっていな
いコンクリート内に固定される。山形成形材の水平方向
の支材は孔を有している。これらの孔の下方には、カバ
ーのための固定手段と係合させるための固定手段が設け
られている。このような固定手段は、例えば溶接された
ナットである。この場合の欠点は、固定手段が高く膨張
したコンクリートによって閉塞されないように、固定手
段を下方に向かってカバーキャップで保護しなければな
らない。さらにこのような固定手段は工事現場で、しば
しば汚染物によって閉塞される。カバーキャップは紛失
しやすく、コンクリートによって閉塞された固定手段を
実用可能にするためには極めて多くの労力を要するの
で、カバーキャップの取り扱いは大量生産するには比較
的面倒が多い。
容するための、上方に向かって開いた開口を有してい
る。開口の縁部領域には、カバーを受容するための枠部
が配置されている。このような枠部は通常の場合、金属
山形成形材から成っている。この金属山形成形材は固定
部材によって、コンクリートから成るトラフ本体に保持
されている。枠部はトラフ製造時に、まだ固まっていな
いコンクリート内に固定される。山形成形材の水平方向
の支材は孔を有している。これらの孔の下方には、カバ
ーのための固定手段と係合させるための固定手段が設け
られている。このような固定手段は、例えば溶接された
ナットである。この場合の欠点は、固定手段が高く膨張
したコンクリートによって閉塞されないように、固定手
段を下方に向かってカバーキャップで保護しなければな
らない。さらにこのような固定手段は工事現場で、しば
しば汚染物によって閉塞される。カバーキャップは紛失
しやすく、コンクリートによって閉塞された固定手段を
実用可能にするためには極めて多くの労力を要するの
で、カバーキャップの取り扱いは大量生産するには比較
的面倒が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
問題を回避するために、より簡単に取り扱うことができ
るような、トラフ、枠部および固定部分を提供すること
である。
問題を回避するために、より簡単に取り扱うことができ
るような、トラフ、枠部および固定部分を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のトラフは、上方に向かって開いたトラフで
あって、開口の縁部領域に、固定ピンで固定されること
になっているカバーを受容するための枠部が設けられて
いる形式のものにおいて、枠部が固定ピンのための孔を
有しており、かつ孔の領域に、トラフ中央に向かって開
かれたポケットが形成されているか、または、カバーの
固定ピンを係合させるための、枠部およびまたはトラフ
本体に固定されることになっている少なくとも1つの固
定部分が設けられており、ポケット、枠部または固定部
分に、固定ピンと協働するための少なくとも1つの固定
手段が配置されるかもしくは形成されており、固定手段
が、例えば挿入体において、ポケットおよび/または枠
部または固定部分に解離可能に保持されており、かつ/
または、異なる固定ピンと相互作用するための固定手段
が形成されていることを特徴とする。
に、本発明のトラフは、上方に向かって開いたトラフで
あって、開口の縁部領域に、固定ピンで固定されること
になっているカバーを受容するための枠部が設けられて
いる形式のものにおいて、枠部が固定ピンのための孔を
有しており、かつ孔の領域に、トラフ中央に向かって開
かれたポケットが形成されているか、または、カバーの
固定ピンを係合させるための、枠部およびまたはトラフ
本体に固定されることになっている少なくとも1つの固
定部分が設けられており、ポケット、枠部または固定部
分に、固定ピンと協働するための少なくとも1つの固定
手段が配置されるかもしくは形成されており、固定手段
が、例えば挿入体において、ポケットおよび/または枠
部または固定部分に解離可能に保持されており、かつ/
または、異なる固定ピンと相互作用するための固定手段
が形成されていることを特徴とする。
【0005】次に本発明枠部は、カバーを受容し、かつ
トラフ上に組み付けるための枠部であって、カバーのた
めの固定ピンを貫通案内するための孔を有している形式
のものにおいて、孔の領域に、固定ピンと協働するため
の固定手段が設けられており、固定手段が、枠部に解離
可能に保持された挿入体に配置されており、かつ/また
は、異なる固定ピンと協働するための固定手段が形成さ
れていることを特徴とする。
トラフ上に組み付けるための枠部であって、カバーのた
めの固定ピンを貫通案内するための孔を有している形式
のものにおいて、孔の領域に、固定ピンと協働するため
の固定手段が設けられており、固定手段が、枠部に解離
可能に保持された挿入体に配置されており、かつ/また
は、異なる固定ピンと協働するための固定手段が形成さ
れていることを特徴とする。
【0006】さらに本発明固定部分は、トラフ本体に固
定するための固定部分であって、該固定部分が、カバー
の固定ピンを係合させるための固定手段を有している形
式のものにおいて、固定部分が、挿入体のための解離可
能なホルダを有しており、挿入体には固定手段が配置さ
れており、かつ/または、固定部分に形成された固定手
段が、異なる固定ピンのために形成されていることを特
徴とする。
定するための固定部分であって、該固定部分が、カバー
の固定ピンを係合させるための固定手段を有している形
式のものにおいて、固定部分が、挿入体のための解離可
能なホルダを有しており、挿入体には固定手段が配置さ
れており、かつ/または、固定部分に形成された固定手
段が、異なる固定ピンのために形成されていることを特
徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明を、図面に示した実施
の形態について説明する。図面において、同一または同
一の機能を有する部分は同一の符号で示した。図1は、
U字形断面形状のコンクリートからなるトラフ本体12
と、このトラフ本体12の製造時に載着された、L字形
の山形断面形状の枠部14とを有する排水溝エレメント
のトラフ10を示している。この枠部は、トラフ本体1
2に載置された水平方向の脚部16と、縁部領域に垂直
に上方に向いた脚部18とを有している。トラフ本体1
2に形成された内室20は、トラフの流入領域を形成し
ている。トラフ本体12の垂直に延びる両脚部22,2
4に載置された枠部14には、図2に示したカバー26
が保持される。このカバー26は、トラフ10の流入領
域となる内室20内に水を導入するための対角線状に延
びる細長い排水孔28を有している。カバー26は、ピ
ン30によって枠部14に固定される。このようなピン
30は、枠部14の水平方向の脚部16に設けられた孔
32を貫通する。これらの孔の下方には、直方体状のポ
ケット34が形成されている。これらのポケットの内部
には、ピンに対して相補の固定手段が配置されている。
これらの固定手段とピンが係合する。ポケット34の鉛
直方向の深さは、ポケット34内に保持された固定手段
の下方になお十分に空間が存在するように、形成されて
いる。これにより、孔32を通ってポケット内に落下し
た汚染物を、トラフ10の内室20に向かって導出する
ことができる。このような理由から、ポケット34は内
室に向かって開かれている。これらのポケット34は必
ずしも直方体状でなくてもよい。これらのポケットは、
円筒形または他の形状の基底面を有していてもよい。図
2に示したように、ピンはカバー26の上面に設けられ
た凹部36に保持されているので、ピン30はカバー2
6の上面を超えて突出することはない。
の形態について説明する。図面において、同一または同
一の機能を有する部分は同一の符号で示した。図1は、
U字形断面形状のコンクリートからなるトラフ本体12
と、このトラフ本体12の製造時に載着された、L字形
の山形断面形状の枠部14とを有する排水溝エレメント
のトラフ10を示している。この枠部は、トラフ本体1
2に載置された水平方向の脚部16と、縁部領域に垂直
に上方に向いた脚部18とを有している。トラフ本体1
2に形成された内室20は、トラフの流入領域を形成し
ている。トラフ本体12の垂直に延びる両脚部22,2
4に載置された枠部14には、図2に示したカバー26
が保持される。このカバー26は、トラフ10の流入領
域となる内室20内に水を導入するための対角線状に延
びる細長い排水孔28を有している。カバー26は、ピ
ン30によって枠部14に固定される。このようなピン
30は、枠部14の水平方向の脚部16に設けられた孔
32を貫通する。これらの孔の下方には、直方体状のポ
ケット34が形成されている。これらのポケットの内部
には、ピンに対して相補の固定手段が配置されている。
これらの固定手段とピンが係合する。ポケット34の鉛
直方向の深さは、ポケット34内に保持された固定手段
の下方になお十分に空間が存在するように、形成されて
いる。これにより、孔32を通ってポケット内に落下し
た汚染物を、トラフ10の内室20に向かって導出する
ことができる。このような理由から、ポケット34は内
室に向かって開かれている。これらのポケット34は必
ずしも直方体状でなくてもよい。これらのポケットは、
円筒形または他の形状の基底面を有していてもよい。図
2に示したように、ピンはカバー26の上面に設けられ
た凹部36に保持されているので、ピン30はカバー2
6の上面を超えて突出することはない。
【0008】図3aは、このような形式のピン固定の詳
細をバヨネットクロージャ用のピン30の例で示したも
のである。先に示した図面と同一または同一機能を有す
る部分は同一の符号を有している。図3aは、カバー2
6の凹部36にピンヘッド38を有するピン30が座着
している様子を明確に示している。このピンヘッドは、
六角体とスリットとを有している。ピンヘッド38の下
方には、皿ばね40が配置されている。この皿ばねはカ
バー26に向かって弾性的に上向きにピン30にプレロ
ードをかけている。ピン軸部42は、枠部14の水平方
向の脚部16に設けられた孔32を貫通して突出してい
る。ピン軸部42の下端部には、半径方向に延びる突起
44が180°だけずらされて配置されている。ポケッ
ト34内には、枠部14の水平方向の脚部16の下方
に、下方に向かって突出するガイド滑動部48を備えた
バヨネットガイド46が形成されている。このガイド滑
動部に沿ってバヨネットクロージャ用のピン30の突起
44が滑動する。バヨネットガイド46は、逆U字形状
を有しており、ポケット34の内壁から内方に向かって
突出したガイドリブ56に支持されている。ガイド滑動
部48を備えたバヨネットガイド46は、内方に向かっ
てポケットから引き出し可能であり、かつ同一のクロー
ジャ機構またはその他のクロージャ機構、例えばナット
と交換可能である。図示の係止していない位置からほぼ
90°〜120°だけピン30を回動させると、ピンは
下方に向かってガイド滑動部48の係止位置に引き付け
られる。これにより皿ばね40によって、カバー26は
枠部14の水平方向の脚部16に向かってばね弾性的に
下方に向かってプレロードをかけられる。
細をバヨネットクロージャ用のピン30の例で示したも
のである。先に示した図面と同一または同一機能を有す
る部分は同一の符号を有している。図3aは、カバー2
6の凹部36にピンヘッド38を有するピン30が座着
している様子を明確に示している。このピンヘッドは、
六角体とスリットとを有している。ピンヘッド38の下
方には、皿ばね40が配置されている。この皿ばねはカ
バー26に向かって弾性的に上向きにピン30にプレロ
ードをかけている。ピン軸部42は、枠部14の水平方
向の脚部16に設けられた孔32を貫通して突出してい
る。ピン軸部42の下端部には、半径方向に延びる突起
44が180°だけずらされて配置されている。ポケッ
ト34内には、枠部14の水平方向の脚部16の下方
に、下方に向かって突出するガイド滑動部48を備えた
バヨネットガイド46が形成されている。このガイド滑
動部に沿ってバヨネットクロージャ用のピン30の突起
44が滑動する。バヨネットガイド46は、逆U字形状
を有しており、ポケット34の内壁から内方に向かって
突出したガイドリブ56に支持されている。ガイド滑動
部48を備えたバヨネットガイド46は、内方に向かっ
てポケットから引き出し可能であり、かつ同一のクロー
ジャ機構またはその他のクロージャ機構、例えばナット
と交換可能である。図示の係止していない位置からほぼ
90°〜120°だけピン30を回動させると、ピンは
下方に向かってガイド滑動部48の係止位置に引き付け
られる。これにより皿ばね40によって、カバー26は
枠部14の水平方向の脚部16に向かってばね弾性的に
下方に向かってプレロードをかけられる。
【0009】図3bおよび図3cは、他の固定手段のた
めの他の挿入体を備えた別の実施例を、図3aと同様に
示している。図3bに示した実施例の場合、ガイド滑動
部48を備えた、図3aに示したバヨネットガイド46
の代わりに、ばねガイドエレメント47がポケット34
内に挿入され、ガイドリブ56に支持されている。この
ばねガイドエレメント47は、対応成形されたピン49
と係合する。このピンは溝部を有している。この溝部
は、ばねガイドエレメント47に設けられた相補のノー
ズと係合する。このような固定形式はジャックプラグ結
合と呼ぶことができる。
めの他の挿入体を備えた別の実施例を、図3aと同様に
示している。図3bに示した実施例の場合、ガイド滑動
部48を備えた、図3aに示したバヨネットガイド46
の代わりに、ばねガイドエレメント47がポケット34
内に挿入され、ガイドリブ56に支持されている。この
ばねガイドエレメント47は、対応成形されたピン49
と係合する。このピンは溝部を有している。この溝部
は、ばねガイドエレメント47に設けられた相補のノー
ズと係合する。このような固定形式はジャックプラグ結
合と呼ぶことができる。
【0010】図3cに示した実施例の場合、ポケット内
にナット54が挿入されている。このナットはガイドリ
ブ56に回動不能に載置されている。従って、本発明に
基づき、異なる固定系がポケット内に挿入されてよいこ
とは明らかである。これにより、欠陥のある固定装置の
交換または別の固定系への交換が問題なく可能である。
にナット54が挿入されている。このナットはガイドリ
ブ56に回動不能に載置されている。従って、本発明に
基づき、異なる固定系がポケット内に挿入されてよいこ
とは明らかである。これにより、欠陥のある固定装置の
交換または別の固定系への交換が問題なく可能である。
【0011】図3dに示した、本発明のさらに別の実施
例の場合、図3a〜図3cに示した実施例とは異なっ
て、固定手段の固定は、ポケット内に配置されたリブに
よって達成されるのではなく、ポケット35の下側部分
の狭搾部60によって達成される。固定手段、この場合
ナット54は、狭搾部60に載置されており、これによ
り下方に向かって変位防止される。全ての挿入体におい
て重要なのは、ポケット内に落下した汚染物を除去可能
にするために、挿入体の固定手段とポケット底部との間
に十分な空間が残されることである。
例の場合、図3a〜図3cに示した実施例とは異なっ
て、固定手段の固定は、ポケット内に配置されたリブに
よって達成されるのではなく、ポケット35の下側部分
の狭搾部60によって達成される。固定手段、この場合
ナット54は、狭搾部60に載置されており、これによ
り下方に向かって変位防止される。全ての挿入体におい
て重要なのは、ポケット内に落下した汚染物を除去可能
にするために、挿入体の固定手段とポケット底部との間
に十分な空間が残されることである。
【0012】図4は、トラフ10のトラフ本体12に挿
入するための枠部14を示している。先に示した各図面
と同一または同一機能を有する部分は同一の符号を備え
ている。枠部14は、金属、鋳鉄またはプラスチックか
ら成っており、コンクリートがまだ固まらない間にトラ
フ本体に結合される。しかしながらトラフ本体のため
に、コンクリートの代わりにコンクリートポリマーまた
はプラスチックが使用されてもよい。枠部はトラフ本体
に後から接着されるか、ねじ締結されるか、または他の
形式で結合されてもよい。枠部と未だ固まっていないト
ラフ本体とを結合する方法は、枠部と、未だ硬化されて
いないコンクリートポリマーからなるトラフ本体または
プラスチックからなるトラフ本体との形状結合に対応す
る。コンクリート内への固定のために、枠部14は水平
方向の脚部16から垂直に下方に向いた固定部材50を
有している。これらの固定部材は、孔を有し、変形加工
されていると有利である。コンクリートの硬化後に、固
定部材50は枠部14にトラフ本体における極めて確実
な保持をもたらす。図6に示した、図4のA−A線に沿
った横断面図から固定部材50の形状がよく判る。固定
部材50の下端部には拡開片52が形成されている。こ
の拡開片の作用により、トラフ本体12のコンクリート
内への固定部材50の結合が付加的に改善される。
入するための枠部14を示している。先に示した各図面
と同一または同一機能を有する部分は同一の符号を備え
ている。枠部14は、金属、鋳鉄またはプラスチックか
ら成っており、コンクリートがまだ固まらない間にトラ
フ本体に結合される。しかしながらトラフ本体のため
に、コンクリートの代わりにコンクリートポリマーまた
はプラスチックが使用されてもよい。枠部はトラフ本体
に後から接着されるか、ねじ締結されるか、または他の
形式で結合されてもよい。枠部と未だ固まっていないト
ラフ本体とを結合する方法は、枠部と、未だ硬化されて
いないコンクリートポリマーからなるトラフ本体または
プラスチックからなるトラフ本体との形状結合に対応す
る。コンクリート内への固定のために、枠部14は水平
方向の脚部16から垂直に下方に向いた固定部材50を
有している。これらの固定部材は、孔を有し、変形加工
されていると有利である。コンクリートの硬化後に、固
定部材50は枠部14にトラフ本体における極めて確実
な保持をもたらす。図6に示した、図4のA−A線に沿
った横断面図から固定部材50の形状がよく判る。固定
部材50の下端部には拡開片52が形成されている。こ
の拡開片の作用により、トラフ本体12のコンクリート
内への固定部材50の結合が付加的に改善される。
【0013】図7に示した詳細部分Zは、クイッククロ
ージャ用のピン30に係合するバヨネットガイド46が
一体に組み込まれている、既に図3に示したポケット3
4を再度示している。
ージャ用のピン30に係合するバヨネットガイド46が
一体に組み込まれている、既に図3に示したポケット3
4を再度示している。
【0014】図8は、本発明の1実施例を示した図4の
符号Zの部分を示している。図8においては、図3cの
ように、ポケット34内には六角形のナット54が保持
されている。このために、ポケット34の側壁が内方に
押し込まれてガイドリブ56が形成されている。これら
のリブはポケット34内に位置する六角形のナット54
を孔32の下方で鉛直位置に固持する。ポケット34の
幅は、ポケットがナット54のレンチの寸法に相当する
ように選択されている。つまり、ナットはリブ54によ
って鉛直方向に保持されるだけではなく、ポケット34
の側壁によって回動も防止される。図8に示したナット
54の下方および図7に示したバヨネットガイド46の
下方には、ポケット内にまだ十分な高さが存在してい
る。これにより場合によっては孔32を通って落下する
汚染物をトラフの中央に向かって除去することができ
る。
符号Zの部分を示している。図8においては、図3cの
ように、ポケット34内には六角形のナット54が保持
されている。このために、ポケット34の側壁が内方に
押し込まれてガイドリブ56が形成されている。これら
のリブはポケット34内に位置する六角形のナット54
を孔32の下方で鉛直位置に固持する。ポケット34の
幅は、ポケットがナット54のレンチの寸法に相当する
ように選択されている。つまり、ナットはリブ54によ
って鉛直方向に保持されるだけではなく、ポケット34
の側壁によって回動も防止される。図8に示したナット
54の下方および図7に示したバヨネットガイド46の
下方には、ポケット内にまだ十分な高さが存在してい
る。これにより場合によっては孔32を通って落下する
汚染物をトラフの中央に向かって除去することができ
る。
【0015】図9a及び図9bは、挿入体62を保持す
るためのガイドリブ56を備えたポケット34を示して
いる。この挿入体62は、バヨネットクロージャ用のピ
ンを貫通案内するためのスリット64と、ねじピンのた
めのねじ山66とを有している。これによりトラフに変
更を加えることなく、両ピン形式を任意に使用すること
ができる。損傷時、汚染時、または他の固定ピンの使用
時には、挿入体62は、新しいまたは他の挿入体(他の
固定手段と一緒に)と交換することができる。
るためのガイドリブ56を備えたポケット34を示して
いる。この挿入体62は、バヨネットクロージャ用のピ
ンを貫通案内するためのスリット64と、ねじピンのた
めのねじ山66とを有している。これによりトラフに変
更を加えることなく、両ピン形式を任意に使用すること
ができる。損傷時、汚染時、または他の固定ピンの使用
時には、挿入体62は、新しいまたは他の挿入体(他の
固定手段と一緒に)と交換することができる。
【0016】図10a及び図10bは、図9a及び図9
bとほぼ同じ実施例を示している。しかしながらこの図
10a及び図10bに示した実施例の場合、挿入体62
を案内するためのポケットにはガイドリブは設けられて
おらず、ポケットの、枠部への付設部が僅かに拡張され
ているので、ポケット34と枠部の脚部16との間に、
挿入体の相補に成形された領域70のためのガイド溝部
68が形成される。
bとほぼ同じ実施例を示している。しかしながらこの図
10a及び図10bに示した実施例の場合、挿入体62
を案内するためのポケットにはガイドリブは設けられて
おらず、ポケットの、枠部への付設部が僅かに拡張され
ているので、ポケット34と枠部の脚部16との間に、
挿入体の相補に成形された領域70のためのガイド溝部
68が形成される。
【0017】図11a、図11b、図11c、図12お
よび図13は、異なるピンを枠部の脚部16に固定する
ためのねじ山およびバヨネットガイドを有する挿入体7
2,74を固定するための別の可能性を示している。
よび図13は、異なるピンを枠部の脚部16に固定する
ためのねじ山およびバヨネットガイドを有する挿入体7
2,74を固定するための別の可能性を示している。
【0018】図11a、図11b、図11cには、挿入
体72が孔32にプレス嵌めされている。この場合、挿
入体72は、上側の領域では円錐形に拡張されており、
孔に対応して相補に形成された縁部に支持されている。
挿入体の、僅かに外方に突出したリブが脚部16とポケ
ットのガイドリブ56とに背後から係合している。これ
により、挿入体は鉛直方向に固定されている。図11a
は、トラフの長手方向の鉛直横断面を示している。さら
に図11bには、トラフに対して横方向から見た図が、
さらに図11cは図11aの図を符号Xの方向で見た状
態の図が示されている。
体72が孔32にプレス嵌めされている。この場合、挿
入体72は、上側の領域では円錐形に拡張されており、
孔に対応して相補に形成された縁部に支持されている。
挿入体の、僅かに外方に突出したリブが脚部16とポケ
ットのガイドリブ56とに背後から係合している。これ
により、挿入体は鉛直方向に固定されている。図11a
は、トラフの長手方向の鉛直横断面を示している。さら
に図11bには、トラフに対して横方向から見た図が、
さらに図11cは図11aの図を符号Xの方向で見た状
態の図が示されている。
【0019】図12および図13においては、挿入体7
4が、雌ねじ山とバヨネットガイドとを備えた円筒体と
して形成されている。図12においては、挿入体74が
枠部の脚部16とポケット34とにサンドイッチ状にリ
ベット止めされている。図13においては、挿入体74
は枠部と溶接されている。ポケットと枠部との結合は、
溶接、リベット止め、クリップ止めまたは接着により行
うことができる。枠部材料および成形石材料として、金
属やコンクリートのほかに、別の人造石またはプラスチ
ックを使用することもできる。ポケットは多角形の基本
形状を有していてもよい。
4が、雌ねじ山とバヨネットガイドとを備えた円筒体と
して形成されている。図12においては、挿入体74が
枠部の脚部16とポケット34とにサンドイッチ状にリ
ベット止めされている。図13においては、挿入体74
は枠部と溶接されている。ポケットと枠部との結合は、
溶接、リベット止め、クリップ止めまたは接着により行
うことができる。枠部材料および成形石材料として、金
属やコンクリートのほかに、別の人造石またはプラスチ
ックを使用することもできる。ポケットは多角形の基本
形状を有していてもよい。
【0020】挿入体は、上に述べたU字形状とは別の形
状を有していてもよい。最も簡単な場合では、挿入体を
平らなプレートとして形成することができる。この挿入
体の形状はポケットの基本形状に対応し、その寸法はポ
ケットの内寸に対応する。この場合、このようなプレー
トには、ナット、バヨネットガイド、ばねエレメント、
またはこれに類するもののような異なる固定手段を固定
することができる。プレートはポケットの壁に設けられ
たリブに支持するか、または、ポケットの適宜に穿孔さ
れた側壁に支持することができる。支持エレメントとし
ては、金属またはプラスチックから成る、挿入体の下方
に緊定された弾性的なエレメントが使用されてもよく、
その弾性によって、固定手段をポケット底部から離反す
る方向に押圧する。このような手段の利点は、ポケット
自体が、例えばリブのような支持装置を全く備えずに済
むことである。弾性的なエレメントは、例えば鉛直方向
の弾性的な脚部を備えたU字体の形状を有していてよ
い。支持エレメントとして、リブを使用する場合には、
これらのリブは壁の全幅にわたって延びている必要はな
い。これらのリブは点状の突起として形成されていても
よい。これらの突起は水平方向線上に互いに前後に間隔
を置いて側壁に形成される。
状を有していてもよい。最も簡単な場合では、挿入体を
平らなプレートとして形成することができる。この挿入
体の形状はポケットの基本形状に対応し、その寸法はポ
ケットの内寸に対応する。この場合、このようなプレー
トには、ナット、バヨネットガイド、ばねエレメント、
またはこれに類するもののような異なる固定手段を固定
することができる。プレートはポケットの壁に設けられ
たリブに支持するか、または、ポケットの適宜に穿孔さ
れた側壁に支持することができる。支持エレメントとし
ては、金属またはプラスチックから成る、挿入体の下方
に緊定された弾性的なエレメントが使用されてもよく、
その弾性によって、固定手段をポケット底部から離反す
る方向に押圧する。このような手段の利点は、ポケット
自体が、例えばリブのような支持装置を全く備えずに済
むことである。弾性的なエレメントは、例えば鉛直方向
の弾性的な脚部を備えたU字体の形状を有していてよ
い。支持エレメントとして、リブを使用する場合には、
これらのリブは壁の全幅にわたって延びている必要はな
い。これらのリブは点状の突起として形成されていても
よい。これらの突起は水平方向線上に互いに前後に間隔
を置いて側壁に形成される。
【0021】図14は、コンクリートから成るトラフ本
体12と、このトラフ本体に取り付けられた、L字形の
山形成形材82から成る金属枠部とを備えたトラフ80
の横断面を示している。これらの山形成形材は、先に示
した各実施例の山形成形材14と異なり、水平方向の区
分においては穿孔されていない。L字形成形材82の水
平方向区分84の下方には、トラフ本体12に中空室8
6が形成されている。これらの中空室は固定支材の形の
細長い固定支材88を係合させるために役立つ。次いで
この固定支材88について、特に図15に関連して説明
する。
体12と、このトラフ本体に取り付けられた、L字形の
山形成形材82から成る金属枠部とを備えたトラフ80
の横断面を示している。これらの山形成形材は、先に示
した各実施例の山形成形材14と異なり、水平方向の区
分においては穿孔されていない。L字形成形材82の水
平方向区分84の下方には、トラフ本体12に中空室8
6が形成されている。これらの中空室は固定支材の形の
細長い固定支材88を係合させるために役立つ。次いで
この固定支材88について、特に図15に関連して説明
する。
【0022】細長い固定支材88は、トラフ長手方向に
対して横方向に、枠部の水平方向区分84の下方に設け
られた中空室86内に挿入されている。この場合、固定
支材88の長手方向両端部が中空室内に配置され、枠部
の水平方向区分84の下面に向かって上向きに当接す
る。固定支材88の中央には、固定手段90が形成され
ている。この固定手段は、ねじピンとの相互作用のため
のねじ山92と、1/4回転クロージャとの相互作用の
ためのガイド滑動部94とを有している。このように組
み合わされた固定手段は例えば打ち抜き加工および切断
によって、金属薄板として形成された固定支材88に加
工成形されていてよい。固定手段90は固定ピンと相互
作用するために役立つ。この固定ピンはカバー96の中
央に配置されていて、カバー96の水平方向面98に支
持されている。従って図14および図15a〜図15d
に示された、固定支材88によるこのような固定可能性
は、固定ピンが枠部領域に固定されているような、先に
述べた実施例に基づく固定可能性に対する選択的な1実
施例である。
対して横方向に、枠部の水平方向区分84の下方に設け
られた中空室86内に挿入されている。この場合、固定
支材88の長手方向両端部が中空室内に配置され、枠部
の水平方向区分84の下面に向かって上向きに当接す
る。固定支材88の中央には、固定手段90が形成され
ている。この固定手段は、ねじピンとの相互作用のため
のねじ山92と、1/4回転クロージャとの相互作用の
ためのガイド滑動部94とを有している。このように組
み合わされた固定手段は例えば打ち抜き加工および切断
によって、金属薄板として形成された固定支材88に加
工成形されていてよい。固定手段90は固定ピンと相互
作用するために役立つ。この固定ピンはカバー96の中
央に配置されていて、カバー96の水平方向面98に支
持されている。従って図14および図15a〜図15d
に示された、固定支材88によるこのような固定可能性
は、固定ピンが枠部領域に固定されているような、先に
述べた実施例に基づく固定可能性に対する選択的な1実
施例である。
【0023】勿論、固定支材88には、1つまたは複数
の固定手段を有する挿入体が解離可能に保持されてよ
い。固定部分と挿入体とは打ち抜き加工部品、鋳造部
品、流れ押し出し成形部品、鍛造部品または射出成形部
品として製造することができる。
の固定手段を有する挿入体が解離可能に保持されてよ
い。固定部分と挿入体とは打ち抜き加工部品、鋳造部
品、流れ押し出し成形部品、鍛造部品または射出成形部
品として製造することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明により、枠部、トラフ、または、
トラフ本体に固定しようとする固定部分に、トラフカバ
ーの固定のために設けられた固定手段(例えば雌ねじ
山、バヨネットガイド、ソケットもしくはジャック等)
が、交換可能な挿入体内に配置されており、かつ/また
は、固定手段が、異なる形式の固定ピン、例えばねじピ
ンおよびバヨネットピンと相互作用するためのマルチ機
能を有する固定手段として形成されている。これによ
り、欠陥のある固定手段を交換し、かつ/または、マル
チ機能を有する固定手段の損傷時にはこれを別の固定機
能に代えることができるので、例えばトラフの交換のよ
うな更なる作業を行わずに済む。さらに、いつでも別の
固定系に交換することが可能である。
トラフ本体に固定しようとする固定部分に、トラフカバ
ーの固定のために設けられた固定手段(例えば雌ねじ
山、バヨネットガイド、ソケットもしくはジャック等)
が、交換可能な挿入体内に配置されており、かつ/また
は、固定手段が、異なる形式の固定ピン、例えばねじピ
ンおよびバヨネットピンと相互作用するためのマルチ機
能を有する固定手段として形成されている。これによ
り、欠陥のある固定手段を交換し、かつ/または、マル
チ機能を有する固定手段の損傷時にはこれを別の固定機
能に代えることができるので、例えばトラフの交換のよ
うな更なる作業を行わずに済む。さらに、いつでも別の
固定系に交換することが可能である。
【0025】本発明の構成では、枠部は有利には孔の下
方の領域に、トラフ中央に向かって開いたポケットを有
しており、このポケット内に挿入体が配置されている。
このことの利点は、枠部を有するトラフの完成時に、ポ
ケットが下方に向かって閉じていることにより、下方か
らコンクリートが固定手段内に侵入することはなく、ま
た、上方から侵入した汚染物がポケットの開口を通っ
て、トラフ中央に向かって容易に導出されることであ
る。ポケットはトラフ中央に向かってだけ開かれている
と有利である。このようになっていると、ポケットがコ
ンクリートとの接触領域全体において閉じられているこ
とが保証される。ポケット内へのコンクリートの侵入
は、これにより不可能になる。ポケットは、枠部に結合
された材料から成っていなくてもよく、トラフ成形体の
製造時に、トラフ成形体の硬化後に再び除去されるよう
な例えばポリエステルから成る成形部分によって形成す
るだけでよい。この場合トラフ完成時におけるポケット
の側壁および底部は、トラフ成形体の材料自体によって
形成される。
方の領域に、トラフ中央に向かって開いたポケットを有
しており、このポケット内に挿入体が配置されている。
このことの利点は、枠部を有するトラフの完成時に、ポ
ケットが下方に向かって閉じていることにより、下方か
らコンクリートが固定手段内に侵入することはなく、ま
た、上方から侵入した汚染物がポケットの開口を通っ
て、トラフ中央に向かって容易に導出されることであ
る。ポケットはトラフ中央に向かってだけ開かれている
と有利である。このようになっていると、ポケットがコ
ンクリートとの接触領域全体において閉じられているこ
とが保証される。ポケット内へのコンクリートの侵入
は、これにより不可能になる。ポケットは、枠部に結合
された材料から成っていなくてもよく、トラフ成形体の
製造時に、トラフ成形体の硬化後に再び除去されるよう
な例えばポリエステルから成る成形部分によって形成す
るだけでよい。この場合トラフ完成時におけるポケット
の側壁および底部は、トラフ成形体の材料自体によって
形成される。
【0026】ポケットには、異なる固定ピンに適した挿
入体が配置されている。選択的に、または付加的に、挿
入体は解離可能に、ポケット内で例えばガイドに保持さ
れていてよい。これにより挿入体は汚染時に交換するこ
とができる。挿入体のための解離可能なガイドは、枠
部、ポケットまたはトラフ本体に形成されていてよい。
この挿入体はいずれの場合にもポケットの底部から所定
の間隔を有しているので、上方から落下した汚染物は挿
入体を通って落ち、ポケットからトラフ中央に向かって
除去することができる。異なる固定手段、例えばバヨネ
ットピンまたはねじピンのために同時に使用することが
できる挿入体を使用することは2つの利点をもたらす。
つまり一方では異なる固定系を使用することができ、他
方では、1つの固定手段(例えば雌ねじ山)の汚染時に
は、挿入体の残りの固定手段(例えばバヨネットガイド
およびジャック)に頼ることができる。これらの挿入体
は、ポケットまたは枠部に固着されているか、または、
ガイド装置によって鉛直位置に、例えばポケット壁に設
けられた溝部またはリブによって位置固定されている。
これらの水平方向のリブは固定手段の下方への変位を阻
止し、圧搾・プレス動作によって非切削式にポケットの
側壁に加工成形されると、つまり比較的低廉な工程で加
工成形されると有利である。規定された鉛直位置におけ
る挿入体の位置固定の目的は、固定手段をポケットの底
部から間隔を置いて保持して、固定手段の下方に十分に
空間が形成されるようにすることである。これによりポ
ケット内に落下した汚染物をトラフ中央に向かって除去
することができる。請求項1に選択的もしくは付加的に
提供された系の利点は、トラフの作業確実性が挿入体が
汚染されにくくなることに応じて高められるだけではな
く、汚染された場合にも挿入体を交換するかまたは他の
固定ピン、すなわち挿入体の他の固定手段に代えること
により、さらにトラフを使用することができることであ
る。さらに、異なる固定ピンをトラフと共に使用するこ
とができる。これにより、異なる固定系のために異なる
トラフを製造する必要はない。従って本発明により、製
造・ストックコストが節約される。
入体が配置されている。選択的に、または付加的に、挿
入体は解離可能に、ポケット内で例えばガイドに保持さ
れていてよい。これにより挿入体は汚染時に交換するこ
とができる。挿入体のための解離可能なガイドは、枠
部、ポケットまたはトラフ本体に形成されていてよい。
この挿入体はいずれの場合にもポケットの底部から所定
の間隔を有しているので、上方から落下した汚染物は挿
入体を通って落ち、ポケットからトラフ中央に向かって
除去することができる。異なる固定手段、例えばバヨネ
ットピンまたはねじピンのために同時に使用することが
できる挿入体を使用することは2つの利点をもたらす。
つまり一方では異なる固定系を使用することができ、他
方では、1つの固定手段(例えば雌ねじ山)の汚染時に
は、挿入体の残りの固定手段(例えばバヨネットガイド
およびジャック)に頼ることができる。これらの挿入体
は、ポケットまたは枠部に固着されているか、または、
ガイド装置によって鉛直位置に、例えばポケット壁に設
けられた溝部またはリブによって位置固定されている。
これらの水平方向のリブは固定手段の下方への変位を阻
止し、圧搾・プレス動作によって非切削式にポケットの
側壁に加工成形されると、つまり比較的低廉な工程で加
工成形されると有利である。規定された鉛直位置におけ
る挿入体の位置固定の目的は、固定手段をポケットの底
部から間隔を置いて保持して、固定手段の下方に十分に
空間が形成されるようにすることである。これによりポ
ケット内に落下した汚染物をトラフ中央に向かって除去
することができる。請求項1に選択的もしくは付加的に
提供された系の利点は、トラフの作業確実性が挿入体が
汚染されにくくなることに応じて高められるだけではな
く、汚染された場合にも挿入体を交換するかまたは他の
固定ピン、すなわち挿入体の他の固定手段に代えること
により、さらにトラフを使用することができることであ
る。さらに、異なる固定ピンをトラフと共に使用するこ
とができる。これにより、異なる固定系のために異なる
トラフを製造する必要はない。従って本発明により、製
造・ストックコストが節約される。
【0027】挿入体として、ナット自体を使用すること
もできる。ポケットの横断面が、挿入しようとするナッ
トのレンチ寸法に応じて選択されると、ナットがポケッ
ト内で回動不能になることが付加的に保証される。従っ
てポケットは同時にナットの回動防止手段でもある。ポ
ケットはナットの厚さよりも僅かに深く形成されて、ナ
ットを通ってポケット内に落下した汚染物を、ナットの
下方でトラフ中央に向かって除去することができると有
利である。ポケット壁に形成されたリブが、ポケットの
対向して位置する2つの側壁に形成されていると有利で
ある。
もできる。ポケットの横断面が、挿入しようとするナッ
トのレンチ寸法に応じて選択されると、ナットがポケッ
ト内で回動不能になることが付加的に保証される。従っ
てポケットは同時にナットの回動防止手段でもある。ポ
ケットはナットの厚さよりも僅かに深く形成されて、ナ
ットを通ってポケット内に落下した汚染物を、ナットの
下方でトラフ中央に向かって除去することができると有
利である。ポケット壁に形成されたリブが、ポケットの
対向して位置する2つの側壁に形成されていると有利で
ある。
【0028】ポケットが、方形、多角形または円形の横
断面を有し、いずれの場合にも下方に向かって閉じられ
ていて、トラフ製造時におけるポケットへのコンクリー
トの侵入が阻止されるようになっていると有利である。
ポケットは枠部に溶接されていると有利であるが、しか
し、リベット止めまたは他の形式で枠部に結合されてい
てもよい。挿入体の代わりに、異なる固定ピンのための
マルチ機能を有する固定手段が、枠部の孔領域に加工成
形されてもよい。このような手段は、極めて低廉に製造
可能であり、しかも従来のトラフ・カバー結合系よりも
大きな作業確実性をもたらす。
断面を有し、いずれの場合にも下方に向かって閉じられ
ていて、トラフ製造時におけるポケットへのコンクリー
トの侵入が阻止されるようになっていると有利である。
ポケットは枠部に溶接されていると有利であるが、しか
し、リベット止めまたは他の形式で枠部に結合されてい
てもよい。挿入体の代わりに、異なる固定ピンのための
マルチ機能を有する固定手段が、枠部の孔領域に加工成
形されてもよい。このような手段は、極めて低廉に製造
可能であり、しかも従来のトラフ・カバー結合系よりも
大きな作業確実性をもたらす。
【図1】枠部を備えたトラフを示す斜視図である。
【図2】図1のトラフを、枠部にカバーを挿入した状態
で示す平面図である。
で示す平面図である。
【図3a】枠部とカバーとの結合領域の1つの実施例を
詳細に示す縦断面図である。
詳細に示す縦断面図である。
【図3b】図3aとは別の実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図3c】また、別の実施例を示す縦断面図である。
【図3d】さらに、別の実施例を示す縦断面図である。
【図4】固定手段のためのポケットが付設された枠部を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図5】図4の枠部を上から見た状態で示す図である。
【図6】図4のA−A線に沿って示す枠部の断面図であ
る。
る。
【図7】図4の枠部のZの部分の第1の実施例を示す図
である。
である。
【図8】図4の枠部のZの部分の第2の実施例を示す図
である。
である。
【図9a】ガイドに保持された、ねじ・1/4回転ピン
のための挿入体の1実施例を示す沿直方向横断面図あ
る。
のための挿入体の1実施例を示す沿直方向横断面図あ
る。
【図9b】図9aの符号X方向で見た状態の図である。
【図10a】ガイドに保持された、ねじ・1/4回転ピ
ンのための挿入体の別の実施例を示す沿直方向横断面図
である。
ンのための挿入体の別の実施例を示す沿直方向横断面図
である。
【図10b】図10aの符号X方向で見た状態の図であ
る。
る。
【図11a】ねじ・1/4回転ピンのための挿入体がプ
レス嵌めされた1実施例を示す沿直方向横断面図であ
る。
レス嵌めされた1実施例を示す沿直方向横断面図であ
る。
【図11b】同じくその横方向から見た図である。
【図11c】図11aの符号X方向で見た状態の図であ
る。
る。
【図12】ねじ・1/4回転ピン(バヨネットクロージ
ャ)のための挿入体が枠部に固着された1実施例を示す
図である。
ャ)のための挿入体が枠部に固着された1実施例を示す
図である。
【図13】ねじ・1/4回転ピン(バヨネットクロージ
ャ)のための挿入体が枠部に固着された別の実施例を示
す図である。
ャ)のための挿入体が枠部に固着された別の実施例を示
す図である。
【図14】トラフカバーのためのマルチ機能を有する固
定手段が内部に配置された、トラフに固定しようとする
固定部分を備えた、本発明の1実施例を示す図である。
定手段が内部に配置された、トラフに固定しようとする
固定部分を備えた、本発明の1実施例を示す図である。
【図15a】トラフカバーのためのマルチ機能を有する
固定手段が内部に配置された、トラフに固定しようとす
る固定部分を備えた、本発明の別の実施例を示す底面図
である。
固定手段が内部に配置された、トラフに固定しようとす
る固定部分を備えた、本発明の別の実施例を示す底面図
である。
【図15b】図15aのA−A線断面図である。
【図15c】同じく平面図である。
【図15d】図15cのB−B線断面図である。
10 トラフ 12 トラフ本体 14 枠部 16,18 脚部 20 内室 22,24 脚部 26 カバー 28 排水孔 30 ピン 32 孔 34,35 ポケット 36 凹部 38 ピンヘッド 40 皿ばね 42 ピン軸部 44 突起 46 バヨネットガイド 47 ばねガイドエレメント 48 ガイド滑動部 49 ピン 50 固定部材 52 拡開片 54 ナット 56 ガイドリブ 60 狭搾部 62 挿入体 64 スリット 66 ねじ山 68 ガイド溝部 70 成形領域 72,74 挿入体 80 トラフ 82 山形成形材 84 水平方向区分 86 中空室 88 固定支材 90 固定手段 92 ねじ山 94 ガイド滑動部 96 カバー 98 水平方向面
Claims (20)
- 【請求項1】 上方に向かって開いたトラフ(10)で
あって、開口の縁部領域に、固定ピン(30)で固定さ
れることになっているカバー(26)を受容するための
枠部(14)が設けられている形式のものにおいて、 枠部が固定ピン(30)のための孔(32)を有してお
り、かつ孔(32)の領域に、トラフ中央(20)に向
かって開かれたポケット(34)が形成されているか、
または、 カバー(26)の固定ピンを係合させるための、枠部お
よびまたはトラフ本体に固定されることになっている少
なくとも1つの固定部分が設けられており、 ポケット(34)、枠部(14)または固定部分(8
8)に、固定ピン(30)と協働するための少なくとも
1つの固定手段(48,90)が配置されるかもしくは
形成されており、 固定手段が、例えば挿入体(46,47,54,62)
において、ポケットおよび/または枠部または固定部分
に解離可能に保持されており、かつ/または、異なる固
定ピンと相互作用するための固定手段(62,72,7
4)が形成されていることを特徴とする、トラフ。 - 【請求項2】 固定手段が、枠部、トラフ本体、ポケッ
ト、または固定部分に結合可能な挿入体に形成されてい
る、請求項1記載のトラフ。 - 【請求項3】 挿入体(46,47,54,62)が、
ポケット(34,35)に形成されたガイド(56,6
0)によって、トラフ中央に向かって取り出し可能に保
持されている、請求項2記載のトラフ。 - 【請求項4】 挿入体(46)が、クイッククロージャ
ピン(30)のためのバヨネットガイド(48)を備え
ている、請求項2または3記載のトラフ。 - 【請求項5】 挿入体が、ねじを受容するためのナット
(54)として形成されており、ポケット(34)の幅
が、ナット(54)のレンチの寸法にほぼ相当してい
る、請求項2から4までのいずれかに記載のトラフ。 - 【請求項6】 ポケット(34)の少なくとも1つの鉛
直方向の側壁が、挿入体のためのガイド装置として形成
された水平方向の溝部またはリブ(56)を有してい
る、請求項2から5までのいずれかに記載のトラフ。 - 【請求項7】 溝部またはリブ(56)が、ポケット
(34)の対向して位置する2つの側壁に形成されてい
る、請求項6記載のトラフ。 - 【請求項8】 リブ(56)が、非切削式の変形加工動
作で製造されている、請求項6または7記載のトラフ。 - 【請求項9】 挿入体(62,72,74)が、バヨネ
ットクロージャのためのガイド滑動部とねじ山とを有し
ている、請求項2記載のトラフ。 - 【請求項10】 挿入体(72,74)が枠部に溶接さ
れるかまたはリベット止めされている、請求項2記載の
トラフ。 - 【請求項11】 枠部(14)が金属から成っており、
トラフ本体(12)がコンクリートから成っている、請
求項1から10までのいずれかに記載のトラフ。 - 【請求項12】 ポケット(34)が、トラフ中央(2
0)に向かってだけ開かれている、請求項1から11ま
でのいずれかに記載のトラフ。 - 【請求項13】 カバーを受容し、かつトラフ上に組み
付けるための枠部であって、カバー(26)のための固
定ピン(30)を貫通案内するための孔(32)を有し
ている形式のものにおいて、 孔(32)の領域に、固定ピン(30)と協働するため
の固定手段(48,90)が設けられており、 固定手段(48)が、枠部に解離可能に保持された挿入
体に配置されており、かつ/または、異なる固定ピンと
協働するための固定手段(90)が形成されていること
を特徴とする、枠部。 - 【請求項14】 枠部(14)が孔(32)の下方に、
トラフ中央(20)に向かって開かれたポケット(3
4)を有しており、該ポケット内に挿入体(46,4
7,54,62)が配置されている、請求項13記載の
枠部。 - 【請求項15】 ポケット(34)が、一方の側(2
0)に向かってだけ開かれている、請求項14記載の枠
部。 - 【請求項16】 枠部がカバー(26)を受容するため
の山形成形材(16,18)を有しており、山形成形材
の水平方向の脚部(16)が孔(32)を有しており、
水平方向の脚部(16)の下方に配置されたポケット
(34)が、ほぼ鉛直方向に延びる側壁と、該側壁を結
合する水平方向の底部とを有しており、ポケットの側壁
に、ポケット内に突入する水平方向のリブ(56)によ
って、挿入体(46,47,54,62)を解離可能に
保持するためのガイドが形成されている、請求項14ま
たは15記載の枠部。 - 【請求項17】 ポケット(34)が角形、またはトラ
フ中央に向かって方向付けられた半円形の基底面を有し
ている、請求項14から16までのいずれかに記載の枠
部。 - 【請求項18】 ポケット(34)が枠部(14)に溶
接されている、請求項14から17までのいずれかに記
載の枠部。 - 【請求項19】 トラフ本体に固定するための固定部分
であって、該固定部分(88)が、カバーの固定ピンを
係合させるための固定手段(90)を有している形式の
ものにおいて、 固定部分(88)が、挿入体のための解離可能なホルダ
を有しており、挿入体には固定手段が配置されており、
かつ/または、固定部分(88)に形成された固定手段
(90)が、異なる固定ピンのために形成されているこ
とを特徴とする、固定部分。 - 【請求項20】 固定手段(90)が、組み合わされた
ねじ山(92)とガイド滑動部(94)として形成され
ており、該ねじ山とガイド滑動部とが、打ち抜き動作お
よび/または切断動作によって固定部分に加工成形され
ている、請求項19記載の固定部分。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19545131.7 | 1995-12-01 | ||
DE1995145131 DE19545131C2 (de) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | Abdeckrostbefestigung einer Rinne |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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