JPH09285979A - ワーク供給装置 - Google Patents

ワーク供給装置

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Publication number
JPH09285979A
JPH09285979A JP9893696A JP9893696A JPH09285979A JP H09285979 A JPH09285979 A JP H09285979A JP 9893696 A JP9893696 A JP 9893696A JP 9893696 A JP9893696 A JP 9893696A JP H09285979 A JPH09285979 A JP H09285979A
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
index table
work
main body
supply device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9893696A
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English (en)
Inventor
Akitomo Okamoto
明友 岡本
Yukio Umetsu
幸夫 梅津
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Tokico Maintenance KK
Original Assignee
Tokico Maintenance KK
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Publication date
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Publication of JPH09285979A publication Critical patent/JPH09285979A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は先端部にインデックステーブルを支
持するアームが撓むことを防止することを課題とする。 【解決手段】 ワーク供給装置21は、本体22の上部
から水平方向に延在するアーム23と、アーム23を旋
回させるアーム駆動部24と、アーム23の先端部23
bに支持されたインデックステーブル25と、インデッ
クステーブル25を所定角度ずつ回動させるインデック
ステーブル駆動部26とを有する。インデックステーブ
ル駆動部26は、アーム回転軸30により本体22上で
回動自在に支持されており、インデックステーブル駆動
モータ31と、減速機32とを有する。そして、アーム
23の内部には、インデックステーブル駆動モータ31
の回転駆動力をインデックステーブル25に伝達するた
めの伝達部材33が装架されている。そのため、アーム
23の先端部23bにかかる荷重を軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワーク供給装置に係
り、特にワークが載置されるインデックステーブルがア
ーム先端に支持されたワーク供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用ロボットを使用して所定の作業を
行う場合、ワークを自動的に工業用ロボットの作業エリ
アに供給するワーク供給装置が使用されている。この種
のワーク供給装置としては、例えば図5又は図6に示さ
れるようなものがある。
【0003】図5に示すワーク供給装置1では、ワーク
が載置されるインデックステーブル2がアーム3の先端
に回動自在に支持され、アーム3を旋回させることによ
りワークを工業用ロボットの作業エリア又はワークを交
換するワーク交換エリアに移動させるようになってい
る。また、アーム3を支持する本体4内には、アーム3
を駆動するアーム駆動モータ5、減速機6、加減速機構
7が収納されている。
【0004】また、インデックステーブル2は、アーム
3先端に取り付けられたインデックステーブル駆動用モ
ータ8、加減速機構9により所定角度ずつ回動される。
従って、アーム3の回動によりインデックステーブル2
がワーク交換エリアに移動すると、ワーク交換が行われ
る。そして、加工前のワークがインデックステーブル2
上に載置されると、アーム駆動モータ5によりアーム3
が旋回駆動されてインデックステーブル2を作業エリア
に移動させる。
【0005】次に、工業用ロボット(図示せず)が予め
ティーチングされた作業を開始してインデックステーブ
ル2上に載置されたワークに対する作業を行う。そし
て、ワークの一面への作業が終了すると、インデックス
テーブル2がインデックステーブル駆動用モータ8によ
り所定角度回動され、ワークの他面への作業が開始され
る。これを複数回繰り返すことによりワーク全体の作業
が完了する。
【0006】当該ワークへの作業が全て完了すると、ア
ーム駆動モータ5によりアーム3が旋回駆動されてイン
デックステーブル2をワーク交換エリアに移動させる。
図6に示すワーク供給装置10では、上記インデックス
テーブル駆動用モータ8、減速機9がアーム駆動モータ
5、減速機6、加減速機機構7と共に本体4内に収納さ
れた構成となっている。また、アーム3内には、インデ
ックステーブル駆動用モータ8の回転駆動力をインデッ
クステーブル2に伝達するためのベルト11、加減速機
構12が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すワーク供給装置1では、アーム3の先端にインデッ
クステーブル駆動用モータ8及び減速機9が取り付けら
れているため、アーム3の先端にかかる荷重が大きく、
さらにインデックステーブル2にワークが載置された状
態では、アーム3の先端にかなりの荷重が作用すること
になる。
【0008】そのため、アーム3が撓んだり、あるいは
アーム3を回動するアーム駆動軸3aに偏荷重がかか
り、アーム駆動モータ5にかかる負荷が増大すると共に
アーム3を回動動作がスムーズに行えない。そのため、
アーム駆動軸3aの外径を大とすることによりアーム駆
動軸3aの強度を高めて偏荷重による動作不良を緩和さ
せていた。
【0009】また、図6に示すワーク供給装置10で
は、本体4内にインデックステーブル駆動用モータ8、
減速機9とアーム駆動モータ5、減速機6、加減速機構
7が収納されているため、本体4が大型化してより広い
設置スペースが必要であった。そこで、本発明は上記課
題を解決したワーク供給装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記本発明
は、本体と、該本体から水平方向に延在するアームと、
該アームを旋回させるアーム駆動部と、該アームの先端
部に支持されたインデックステーブルと、該インデック
ステーブルを所定角度ずつ回動させるインデックステー
ブル駆動部とを有するワーク供給装置において、前記イ
ンデックステーブル駆動部を前記アームの基端部に設
け、前記アームの内部に前記インデックステーブル駆動
部の駆動力を前記インデックステーブルに伝達する伝達
部材を設けたことを特徴とするものである。
【0011】従って、本発明によれば、インデックステ
ーブル駆動部をアーム先端に設けるものよりもアームの
先端にかかる荷重を軽減してアームが撓んだり、アーム
駆動軸に偏荷重が作用することを防止でき、アームをス
ムーズに回動させることができる。また、本体内にイン
デックステーブル駆動部を設けるものよりも本体を小型
化できるので、設置スペースを小さくできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の一実施
例を説明する。図1は本発明になるワーク供給装置の斜
視図、図2は図1に示すワーク供給装置の平面図、図3
は図1に示すワーク供給装置の縦断面図である。
【0013】ワーク供給装置21は、本体22と、本体
22の上部から水平方向に延在するアーム23と、本体
22内に収納されアーム23を旋回させるアーム駆動部
24と、アーム23の先端部23bに支持されたインデ
ックステーブル25と、インデックステーブル25を所
定角度ずつ回動させるインデックステーブル駆動部26
とを有する。
【0014】本体22の内部には、アーム駆動部24を
構成するアーム駆動モータ27と、複数のギヤを組み合
わせた減速機28と、リンク機構を用いた加減速機29
が取り付けられている。アーム駆動モータ27の回転駆
動力は、減速機28で減速され、加減速機29を介して
アーム回転軸30に伝達される。
【0015】アーム回転軸30は、本体22の上板に回
動自在に軸承されており、上端のベース30aにインデ
ックステーブル駆動部26が結合されている。そのた
め、アーム駆動モータ27の回転駆動力がアーム回転軸
30に伝達されると、インデックステーブル駆動部26
が水平方向に回動する。これにより、アーム23は水平
方向に旋回してインデックステーブル25を工業用ロボ
ット(図示せず)の作業位置(図2中、実線で示す)又
はワークを交換するワーク交換位置(図2中、1点鎖線
で示す)に移動させる。
【0016】インデックステーブル駆動部26は、上記
アーム回転軸30により本体22上で回動自在に支持さ
れており、インデックステーブル駆動部26の側面に
は、アーム23の基端部23aが結合されている。すな
わち、アーム23は、インデックステーブル駆動部26
から水平方向に延在しており、インデックステーブル駆
動部26を介して支持されている。
【0017】インデックステーブル駆動部26のカバー
26a内には、インデックステーブル駆動モータ31
と、複数のギヤを組み合わせた減速機32とが取り付け
られている。そして、アーム23の内部には、インデッ
クステーブル駆動モータ31の回転駆動力を伝達するた
めの軸又はベルト等の伝達部材33が装架されている。
この伝達部材33は、一端が減速機32に連結され、他
端がアーム23の先端部23bに取り付けられた加減速
機34に連結されている。
【0018】インデックステーブル25は、加減速機3
4から上方に突出するインデックステーブル回転軸35
により回転自在に支持されている。従って、インデック
ステーブル駆動モータ31の回転駆動力が減速機32、
伝達部材33、加減速機34を介してインデックステー
ブル回転軸35に伝達されると、インデックステーブル
25は所定角度回動してワーク(図示せず)の向きを変
更する。
【0019】このように、ワーク供給装置21では、イ
ンデックステーブル駆動部26がアーム23の基端部2
3aに結合されており、アーム回転軸30により回動自
在に支持されているため、アーム23の先端部23bに
かかる荷重を軽減することができる。すなわち、アーム
23の先端部23bにかかる荷重は、インデックステー
ブル25、加減速機34、インデックステーブル回転軸
35及びインデックステーブル25に載置されたワーク
の重量の合計となり、反対側のアーム回転軸30近傍で
はインデックステーブル駆動部26(インデックステー
ブル駆動モータ31、減速機32)の重量が作用するこ
とになる。そのため、基端部23aにかかる荷重のみが
過大になることを防止され、インデックステーブル25
に比較的重いワークが載置されてもアーム23の先端部
23bを下方に撓ませようとする力が軽減される。
【0020】また、インデックステーブル駆動部26が
アーム23の基端部23aに結合されているため、アー
ム23の先端部23bにかかる荷重によりアーム回転軸
30に偏荷重がかかることがないので、インデックステ
ーブル25にワークが載置されてもアーム23をスムー
ズに回動させることができる。また、アーム回転軸30
に偏荷重がかからないため、アーム回転軸30を従来の
ものよりも小径にして軽量化を図ることができる。
【0021】また、本体22内には、アーム駆動部24
のみが収納される構成とされているので、インデックス
テーブル駆動部26も本体22内に収納されるものより
も、本体22を小型化して設置スペースを省スーペス化
することができる。図4に本発明の変形例を示す。
【0022】この変形例では、インデックステーブル駆
動部26のインデックステーブル駆動モータ31が縦方
向に延在して取り付けられている。そして、減速機32
は、インデックステーブル駆動モータ31の下方に配設
されている。この場合、インデックステーブル駆動モー
タ31が縦方向に取り付けられているため、後方への突
出長さが短くて済み、特にインデックステーブル駆動モ
ータ31に大型のモータを使用する場合に有利である。
【0023】また、この変形例の場合もインデックステ
ーブル駆動部26がアーム23の基端部23aに結合さ
れているため、アーム23の先端部23bにかかる荷重
によりアーム回転軸30に偏荷重がかかることが防止さ
れている。そのため、アーム23をスムーズに回動させ
ることができる。
【0024】尚、上記実施例では、電動のモータを使用
して構成を一例として説明したが、アーム駆動モータ2
7、インデックステーブル駆動モータ31の代わりに、
圧縮空気により駆動されるエアモータ等のアクチュエー
タを駆動源として使用する構成にも適用することができ
るのは勿論である。
【0025】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、インデッ
クステーブル駆動部をアームの基端部に設け、アームの
内部にインデックステーブル駆動部の駆動力をインデッ
クステーブルに伝達する伝達部材を設けたため、インデ
ックステーブル駆動部をアーム先端に設けるものよりも
アームの先端にかかる荷重を軽減してアームが撓んだ
り、アーム駆動軸に偏荷重が作用することを防止でき、
アームをスムーズに回動させることができる。また、本
体内にインデックステーブル駆動部を設けるものよりも
本体を小型化できるので、設置スペースを小さくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるワーク供給装置の一実施例を説明
するための斜視図である。
【図2】図1に示すワーク供給装置の平面図である。
【図3】図1に示すワーク供給装置の縦断面図である。
【図4】本発明の変形例の要部を示す縦断面図である。
【図5】従来のワーク供給装置を説明するための図であ
る。
【図6】従来の別のワーク供給装置を説明するための図
である。
【符号の説明】
21 ワーク供給装置 22 本体 23 アーム 24 アーム駆動部 25 インデックステーブル 26 インデックステーブル駆動部 27 アーム駆動モータ 30 アーム回転軸 31 インデックステーブル駆動モータ 32 減速機 33 伝達部材 34 加減速機 35 インデックステーブル回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体から水平方向に延在する
    アームと、該アームを旋回させるアーム駆動部と、該ア
    ームの先端部に支持されたインデックステーブルと、該
    インデックステーブルを所定角度ずつ回動させるインデ
    ックステーブル駆動部とを有するワーク供給装置におい
    て、 前記インデックステーブル駆動部を前記アームの基端部
    に設け、 前記アームの内部に前記インデックステーブル駆動部の
    駆動力を前記インデックステーブルに伝達する伝達部材
    を設けたことを特徴とするワーク供給装置。
JP9893696A 1996-04-19 1996-04-19 ワーク供給装置 Pending JPH09285979A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9893696A JPH09285979A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 ワーク供給装置

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JP9893696A JPH09285979A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 ワーク供給装置

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JPH09285979A true JPH09285979A (ja) 1997-11-04

Family

ID=14233016

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JP9893696A Pending JPH09285979A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 ワーク供給装置

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JP (1) JPH09285979A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102490107A (zh) * 2011-12-21 2012-06-13 无锡市明鑫数控磨床有限公司 硅锭平面磨床用自动机械手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102490107A (zh) * 2011-12-21 2012-06-13 无锡市明鑫数控磨床有限公司 硅锭平面磨床用自动机械手

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