JPH09285615A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH09285615A
JPH09285615A JP12626696A JP12626696A JPH09285615A JP H09285615 A JPH09285615 A JP H09285615A JP 12626696 A JP12626696 A JP 12626696A JP 12626696 A JP12626696 A JP 12626696A JP H09285615 A JPH09285615 A JP H09285615A
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JP
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ball passage
balls
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JP12626696A
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Koji Ishii
康次 石井
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 始動口へ入球したが始動記憶手段が満杯のた
め、始動球として記憶されなかった球を、再び始動口へ
誘導して球を無駄に消費しないパチンコ機を提供する。 【解決手段】 図柄表示装置の始動口3と、始動口3に
連通し、始動スイッチ32が臨む第1球通路51と、球
を始動口3の上方へ移送して再び始動口3に入球可能な
ように放球する移送手段6を設けた第2球通路52とに
分岐した球通路5と、始動スイッチ32の検出出力を4
個まで記憶する始動記憶手段と、始動記憶手段に記憶し
た記憶内容を表示する始動記憶表示灯とを備え、分岐点
には始動口3へ入球した球Pを振り分ける切換手段7を
設け、始動記憶が4個以下のときは始動口3へ入球した
球Pを第1球通路51へ誘導し、始動記憶が5個目以降
の球Pを第2球通路52へ誘導して再び始動口3へ入球
可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技者が発射し
た打球が流下する遊技部に、複数の図柄を可変表示可能
な図柄表示装置と、この図柄表示装置における図柄の可
変表示を開始させるための始動手段と、図柄表示装置が
停止表示する図柄の表示態様に基づいて作動することに
より遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態
とに変換可能な変動入賞装置と、を備えるパチンコ機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技者が発射した打球が流下する遊技部
に、複数の図柄を可変表示可能な図柄表示装置と、この
図柄表示装置における図柄の可変表示を開始させるため
の始動手段と、図柄表示装置が停止表示する図柄の表示
態様に基づいて作動することにより遊技者に不利な第1
状態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能な変動入賞
装置と、を備えるパチンコ機は、従来から種々開発され
ている。例えば、変動入賞装置をアウト口の上方に設け
ると共に、この変動入賞装置の上方に図柄表示装置を設
け、上記変動入賞装置と図柄表示装置との間に、始動手
段を構成する始動入賞口を配設している。従って、変動
入賞装置の状態に拘らず、始動入賞口を狙って球を発射
すれば、始動入賞口へ入賞した打球により図柄表示装置
が作動を開始し、変動入賞装置が遊技者に有利な第2状
態に変換可能になる。そして、この変動入賞装置が第2
状態に変換すると、始動入賞口を狙って発射したが当該
始動入賞口へ入賞し損ねた打球の多くが変動入賞装置へ
入賞することになり、狙いを変えることなく遊技者は多
くの賞球を獲得することが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なパチンコ機においては、始動入賞口に入賞しなけれ
ば、図柄表示装置が作動を開始しない。このため、始動
入賞口の入賞率を高く設定すると、遊技店に不利にな
る。また、図柄表示装置の変動表示は、ある程度時間が
必要であるので、変動表示中に始動入賞口へ入賞した球
を始動記憶手段により記憶している。そして、この始動
記憶手段における入賞記憶の数が制限されており、制限
を超えた始動入賞球は無効とされている。即ち、始動記
憶が満杯のときに、始動入賞口へ入賞しても、この球は
無駄になってしまう。このため、始動記憶手段の記憶個
数が満杯になると、遊技者は打球の発射を停止して、無
駄球の消費を防止している。この状態を遊技店側からみ
れば、パチンコ機の稼働率が落ちることになり、ひいて
は売上の低下に繋がる。一方、遊技者にしても、遊技を
中断しなくてはならないので、操作が面倒であると共
に、遊技の興趣が低下する。本発明は上記に鑑み提案さ
れたもので、始動入賞口へ入賞したが始動記憶手段が満
杯のため、始動球として記憶されなかった球を、再び始
動入賞口へ誘導して打球を無駄に消費しないパチンコ機
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、遊技者が発射した打球が流下する遊技部に、
複数の図柄を可変表示可能な図柄表示装置と、この図柄
表示装置における図柄の可変表示を開始させるための始
動手段と、図柄表示装置が停止表示する図柄の表示態様
に基づいて作動することにより遊技者に不利な第1状態
と遊技者に有利な第2状態とに変換可能な変動入賞装置
と、を備えるパチンコ機において、始動手段は、遊技部
を流下する打球が入球する始動口と、この始動口に連通
する球通路と、該球通路の途中に臨んで通過する球を検
出する始動検出手段と、該始動検出手段の検出出力を許
容値まで記憶する始動記憶手段と、この始動記憶手段に
記憶した記憶内容を表示する始動記憶表示手段とを備
え、上記球通路を、上記始動検出手段が臨む第1球通路
と、球を始動口の上方へ移送して再び始動口に入球可能
なように放球する移送手段を設けた第2球通路とに分岐
し、球通路の分岐点には、始動口へ入球した球を第1球
通路と第2通路と振り分ける切換手段を設け、始動記憶
が許容値以内のときは始動口へ入球した球を第1球通路
へ誘導し、始動記憶が許容値を越えたときは切換手段を
作動させて始動口へ入球した球を第2球通路へ誘導し、
再び始動口へ入球可能にしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の一実施の形
態について説明する。図1は、本発明に係るパチンコ機
の遊技盤1の正面図であって、この遊技盤1の表面側に
ガイドレール11で囲まれる遊技部12を形成し、この
遊技部12のほゞ中央の縦方向に、複数の図柄を可変表
示可能な図柄表示装置2、遊技部12を流下する球の流
入が困難な閉成状態と流入が容易な開成状態とに変換可
能な普通電動役物31からなる始動口3、遊技者に不利
な第1状態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能な変
動入賞装置4、及びアウト口13を上から順に配設す
る。また、上記普通電動役物31の左右側方には、当該
普通電動役物31を作動させるための通過チャッカ14
が配設してある。そして、遊技部12の適宜位置には、
一般入賞具15、16やサイドランプ17、風車18、
ランプ風車19等を配設し、図示していない障害釘が配
設してある。
【0006】先ず、上記のような盤面を有するパチンコ
機におけるゲ−ムを簡単に説明する。遊技者が発射した
打球が始動口3に入球すると、図柄表示装置2が図柄の
可変表示を開始する。そして、所定時間経過後、停止表
示する図柄の組合せを判定し、予め定めた特定の組み合
わせとなった場合に大当りとなって、変動入賞装置4を
遊技者に有利な第2状態に変換する。このとき、図柄表
示装置2が変換表示中に始動口3へ入球した球は、最大
4個まで記憶可能であり、判定後、再び可変表示を開始
する。そして、本発明では、5個目の球を、再び始動口
3方面へ誘導することができるものである。
【0007】そこで、本発明は、図柄表示装置2の始動
手段として、遊技部12を流下する打球が入球する始動
口3と、この始動口3に連通する球通路5と、該球通路
5の途中に臨んで通過する球を検出する始動検出手段
と、該始動検出手段の検出出力を許容値まで記憶する始
動記憶手段と、この始動記憶手段に記憶した記憶内容を
表示する始動記憶表示手段とを備える。また、上記球通
路5を、始動検出手段が臨む第1球通路51と、球を始
動口3の上方へ移送して再び始動口3に入球可能なよう
に放球する移送手段6を設けた第2球通路52とに分岐
し、球通路5の分岐点には、始動口3へ入球した球を第
1球通路51と第2球通路52と振り分ける切換手段7
を設ける。そして、始動記憶が許容値、例えば4個以下
のときは、始動口3へ入球した球を第1球通路51へ誘
導し、始動記憶が許容値を超えて満杯のとき、即ち5個
目以降の球を第2球通路52へ誘導して、再び始動口3
へ入球可能にする。
【0008】このため、図示の実施形態では、ソレノイ
ド71を駆動源として傾動する振分レバー72からなる
切換手段7を、遊技盤1の裏面側における始動口3の直
下に配置している。即ち、ソレノイド取付板73を介し
てソレノイド71を後述するセット板8に設けた支柱8
1に取り付ける。このソレノイド71のプランジャ74
の先端にはセット板8に突設した軸ピン82にほゞ中央
部分を傾動自在に軸着した振分レバー72の一端を連結
する。この振分レバー72は、下面側のほゞ中央に軸筒
75が設けてあり、この軸筒75を上記軸ピン82に遊
嵌することにより、傾動自在に軸着してある。一方、振
分レバー72の片半側の下面側には、長孔76を開設し
た連結部77を設け、上記長孔76とプランジャ74の
先端に開設した軸孔とに、連結ピン78を挿通して連結
してある。従って、ソレノイド71を励磁すると、プラ
ンジャ74が吸引され、吸引された側へ振分レバー72
が下り傾斜する。一方、ソレノイド71を消磁すると、
プランジャ74に装着した戻りスプリング79の作用に
よってプランジャ74が突出し、連結側が上昇して第1
球誘導路側へ振分レバー72が下り傾斜する。従って、
切換手段7を構成する上記ソレノイド71の作動によっ
て、始動口3へ入球した球を第1球通路51と第2球通
路52に振り分けることができる。
【0009】前記したセット板8は、ベニヤ合板等で形
成した遊技盤1の裏面側に添設して、入賞球の通路や種
々の部品を取り付けるための合成樹脂等で一体成形され
た部材である。例えば、このセット板8には、起立状の
リブ83を列設して球通路5を形成すると共に、移送手
段6を取り付けたり、切換手段7を取り付けるばかりで
はなく、ランプ風車を取り付けたり、配線の中継基板8
4等を設ける。尚、遊技盤1の適宜な位置には、入賞装
置、表示灯、サイドランプ17等を取り付ける開口部1
a、1b、1c等が形成してある。
【0010】遊技盤1の背面側に位置する第1球通路5
1は、始動口3に入球した球Pを通常の始動球として処
理する通路である。即ち、この第1球通路51には、始
動検出手段としての始動スイッチ32を臨ませる。そし
て、この始動スイッチ32の検出出力に基づいて、始動
記憶手段としての始動スイッチ検出カウンタの値を+1
する。また、始動記憶表示手段としての始動記憶表示灯
33を一つ点灯する。尚、この始動記憶表示灯33は、
図示の実施形態によれば、図柄表示装置2の上方に、4
個のLED(発光ダイオード)により構成してあり、L
EDの点灯数と始動記憶の値が対応している。
【0011】一方、第2球通路52は、始動口3へ入球
した球を、再び始動口3へ入球可能なように、始動口3
の上方で開口する放球口53を有すると共に、この放球
口53へ球Pを揚送するための移送手段6を備えてい
る。図示の実施形態では、この第2球通路52をセット
板8上にほゞS字状に形成してあり、切換手段7によっ
て振り分けられた球Pを、図柄表示装置2の下縁部に設
けたステージ21脇に誘導するように形成している。
【0012】上記第1球通路51及び第2球通路52
は、天入賞口22へ入賞した球を入賞球処理装置(図示
せず)へ誘導するための天入賞球用球通路85等と共に
セット板8に起立状のリブ83を設けて形成してある。
【0013】始動口3に一旦入球した球を再び始動口3
へ入球可能なように揚送する移送手段6は、図示の実施
形態によれば、モータ61を駆動源とすると共に円周部
に複数のマグネット62を配設した誘導輪63で構成し
てある。即ち、球が通過可能なように球径程度の間隔を
開けて一対の第1誘導輪63aと第2誘導輪63bと
を、ほゞS字状の第2球通路52の各曲線のほゞ中央に
配置する。
【0014】上流側、即ち振分レバー72に近い側の第
1誘導輪63aは、下流側の第2誘導輪63bよりも若
干大径に形成してある。また、第1誘導輪63aの下半
側は円弧状の閉止リブ87によって囲まれており、この
閉止リブ87の先端楔状部分がマグネット62に吸着さ
れた球Pとの間に入り込み、吸着した球を引き離す。従
って、球Pがマグネット62に吸着されたまま第1誘導
輪63aと共にいつまでも回転することは無い。
【0015】一方、第2誘導輪63bは、一部を残して
ほゞ全周が第2球通路52内に解放されており、球Pを
吸着したまま回転可能である。この第2誘導輪63bは
上記第1誘導輪63aから離れた球Pを直ちに吸着して
第2球通路52の上方まで揚送し、放球口53の近傍に
形成した添設リブ88の先端楔状部分に到達すると、こ
のリブ88によってマグネット62から引き離され、放
球口53から図柄表示装置2のステージ21上に放球さ
れる。
【0016】上記両誘導輪63は、円筒体の周面に一側
面に向けて解放する鍵溝66を円周上に複数形成し、各
鍵溝66内にマグネット62を嵌合させると共に、抜け
止め盤67をビス等の止着手段により組み立てる。これ
らの第1誘導輪63a及び第2誘導輪63bを、第1モ
ータ61a及び第2モータ61bの出力軸に夫々止着
し、モータ取付板兼球通路閉止蓋64を介してセット板
8にビス等により組み付ける。尚、セット板8の適宜位
置には取付ボス86を設け、上記モータ取付板兼球通路
閉止蓋64には止着孔を有する止着部65が形成してあ
る。
【0017】放球口53が臨むステージ21は、図柄表
示装置2の下縁部分、即ち図柄表示窓23の下方に形成
してあり、前下がりの緩い下り傾斜を有すると共に、中
央部分が窪んでおり、この窪み24が始動口3の上方に
位置する。従って、第2球通路52から転出した球P
は、ステージ21上を転がって窪み24から始動口3へ
向けて落下し、始動口3へ入球する確率が高い。即ち、
始動口3へ入球した球は、始動記憶が満杯であっても、
無駄になることなく始動口3へ再び入球可能である。そ
して、始動記憶が消費されて、始動記憶が「3」以下に
なると、切換手段7が作動して振分レバー72が第1球
通路51側へ傾動する。この状態のときに、始動口3へ
入球した球は、第1球通路51を通って、始動検出手段
である始動スイッチ32に作用し、始動球として検出さ
れ、始動記憶に加算されると共に、始動記憶表示灯33
を一つ点灯する。尚、始動球に対しても所定数の賞球を
払い出してもよい。
【0018】上記のようにして、始動入賞記憶が満杯の
ときに、更に始動口3へ入球した球は、始動スイッチ3
2に検出されることなく始動口3と第2球通路52とを
通って循環しているので、無駄玉になることがない。従
って、遊技者にしてみれば、始動記憶が満杯になったか
らといって打球の発射を停止させる必要がないので、煩
わしい操作を行なわずに済み、遊技の興趣を殺がれるこ
ともない。一方、遊技店にしてみれば、遊技を中断され
て発射を停止する時間が無くなるので、遊技台の稼働率
が上がり売上の向上が期待できる。
【0019】しかも、図示の実施形態では、始動口3と
して普通電動役物31を配設しており、この普通電動役
物31の羽根34が開放した状態では、入賞可能な領域
が拡大されるので、より一層始動口3へ入球し易くな
る。従って、遊技者の期待感が更に高まり、遊技の興趣
が著しく向上する。
【0020】上記普通電動役物31の羽根34を解放す
るための条件は適宜に設定できる。例えば、遊技盤1の
適宜な位置、図示の実施形態では当該普通電動役物31
の左右に設けた通過チャッカ14を打球が通過し、この
打球が球検出器14aが検出すると、例えば普通電動役
物31に並設した7セグメント発光ダイオードからなる
所謂デジタル表示器35が数字を高速で変動表示し、停
止したときに所定の数値を表示している場合を当りに設
定し、この普通電動役物31を所定時間開放する。この
開放中は、羽根34の間隔が広がるので、始動口3の領
域が拡大し、始動口3へ極めて入球し易くなる。
【0021】尚、始動口3を、図8に示すように、一般
の入賞口としてもよい。この実施形態において、上記し
た実施形態と同じ機能を有する部材には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0022】図9は、前記した説明をまとめたフローチ
ャートである。即ち、電源の投入により、各カウンタ及
びタイマーをリセットして初期設定する。始動手段を構
成する始動スイッチ32を監視し、始動スイッチ32が
オンとなった場合に始動記憶手段である始動スイッチ検
出カウンタを+1する。また、始動記憶表示手段である
始動記憶表示灯33を一つ点灯する。そして、始動スイ
ッチ検出カウンタを判別し、カウンタ値が「4」になっ
たら、切換手段7を構成するソレノイド71をオンす
る。これにより、始動口3に入球した球が第2球通路5
2を通って循環するようになる。そして、始動記憶が減
算されて始動スイッチ検出カウンタの値が「4」でなく
なったら、ソレノイド71をオフして始動口3へ入球し
た球を第1球通路51へ誘導し、始動スイッチ32で検
出可能にする。
【0023】以上本発明を図面の実施の形態について説
明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しな
い限り適宜に実施できる。例えば、図示の実施形態にお
いては、移送手段としてマグネットを用いた誘導輪を示
しているが、螺旋形の揚送歯を有するスクリューコンベ
ア等を用いることもできる。また、始動口に入球した球
を再び同じ始動口に誘導しているが、他の位置に形成し
た始動口に誘導するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上要するに本発明は、遊技者が発射し
た打球が流下する遊技部に、複数の図柄を可変表示可能
な図柄表示装置と、この図柄表示装置における図柄の可
変表示を開始させるための始動手段と、図柄表示装置が
停止表示する図柄の表示態様に基づいて作動することに
より遊技者に不利な第1状態と遊技者に有利な第2状態
とに変換可能な変動入賞装置と、を備えるパチンコ機に
おいて、始動手段は、遊技部を流下する打球が入球する
始動口と、この始動口に連通する球通路と、該球通路の
途中に臨んで通過する球を検出する始動検出手段と、該
始動検出手段の検出出力を許容値まで記憶する始動記憶
手段と、この始動記憶手段に記憶した記憶内容を表示す
る始動記憶表示手段とを備え、上記球通路を、上記始動
検出手段が臨む第1球通路と、球を始動口の上方へ移送
して再び始動口に入球可能なように放球する移送手段を
設けた第2球通路とに分岐し、球通路の分岐点には、始
動口へ入球した球を第1球通路と第2通路と振り分ける
切換手段を設け、始動記憶が許容値以内のときは始動口
へ入球した球を第1球通路へ誘導し、始動記憶が許容値
を越えたときは切換手段を作動させて始動口へ入球した
球を第2球通路へ誘導し、再び始動口へ入球可能にした
ので、始動記憶手段が許容値を越えた状態のときに、更
に始動口へ入球した球は、始動検出手段に検出されるこ
となく始動口と第2球通路とを通って循環しているの
で、無駄玉になることがない。従って、遊技者にしてみ
れば、始動記憶が満杯になったからといって打球の発射
を停止させる必要がなく煩わしい操作を行なわずに済
み、遊技を一旦中断して遊技の興趣を殺がれることもな
い。一方、遊技店にしてみれば、遊技を中断されて発射
を停止する時間が無くなるので、遊技台の稼働率が上が
り売上の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機に用いる遊技盤の正面
図である。
【図2】遊技盤の背面図である。
【図3】本発明の要部を示し、(A)はセット板付近の
組立図、(B)は動作説明図である。
【図4】切換手段の組立斜視図である。
【図5】切換手段を示し、(A)は断面図、(B)は組
立図、(C)は切換レバーの側面図である。
【図6】移送手段の組立斜視図である。
【図7】移送手段を示し、(A)は断面図、(B)は組
立図、(C)は第1誘導輪の分解正面図、(D)は第2
誘導輪の分解正面図である。
【図8】他の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図9】制御系のフローチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 図柄表示器 3 始動口 4 変動入賞装置 5 球通路 6 移送手段 7 切換手段 8 セット板 32 始動スイッチ 33 始動記憶表示灯 51 第1球通路 52 第2球通路 53 放球口 61 モータ 62 マグネット 63 誘導輪 71 ソレノイド 72 切換レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者が発射した打球が流下する遊技部
    に、複数の図柄を可変表示可能な図柄表示装置と、この
    図柄表示装置における図柄の可変表示を開始させるため
    の始動手段と、図柄表示装置が停止表示する図柄の表示
    態様に基づいて作動することにより遊技者に不利な第1
    状態と遊技者に有利な第2状態とに変換可能な変動入賞
    装置と、を備えるパチンコ機において、 始動手段は、遊技部を流下する打球が入球する始動口
    と、この始動口に連通する球通路と、該球通路の途中に
    臨んで通過する球を検出する始動検出手段と、該始動検
    出手段の検出出力を許容値まで記憶する始動記憶手段
    と、この始動記憶手段に記憶した記憶内容を表示する始
    動記憶表示手段とを備え、 上記球通路を、上記始動検出手段が臨む第1球通路と、
    球を始動口の上方へ移送して再び始動口に入球可能なよ
    うに放球する移送手段を設けた第2球通路とに分岐し、 球通路の分岐点には、始動口へ入球した球を第1球通路
    と第2通路と振り分ける切換手段を設け、 始動記憶が許容値以内のときは始動口へ入球した球を第
    1球通路へ誘導し、始動記憶が許容値を越えたときは切
    換手段を作動させて始動口へ入球した球を第2球通路へ
    誘導し、再び始動口へ入球可能にしたことを特徴とする
    パチンコ機。
JP12626696A 1996-04-24 1996-04-24 パチンコ機 Pending JPH09285615A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051225A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Aruze Corp 遊技機

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