JPH09285112A - トランスとそれを用いたスイッチング電源装置 - Google Patents

トランスとそれを用いたスイッチング電源装置

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JPH09285112A
JPH09285112A JP8542196A JP8542196A JPH09285112A JP H09285112 A JPH09285112 A JP H09285112A JP 8542196 A JP8542196 A JP 8542196A JP 8542196 A JP8542196 A JP 8542196A JP H09285112 A JPH09285112 A JP H09285112A
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winding
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久浩 鎌田
Keiichi Sugai
恵一 菅井
Kazuhiro Sekiya
和博 関谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の保護手段が作動しなかった場合でも、発
火や感電等の重大事故の発生を防止する。 【解決手段】 突入電流防止回路2の端子2s,2p間
は図示しないヒューズ抵抗とトライアックの並列回路で
結ばれて突入電流を防止し、スイッチングが始まるとト
ランス5aの駆動巻線Ndに誘起された信号がサーマル
ヒューズ11を介して端子2t間に入力し、トライアッ
クがオンになって端子2s,2p間を短絡する。トラン
ス5aに過大な電流が流れて内部温度が予め設定した温
度を超えると、サーマルヒューズ11が熔断して信号を
遮断するからトライアックがオフになり、ヒューズ抵抗
のみに電流が流れる。そのため、ヒューズ抵抗が過熱し
てヒューズが熔断し、交流電源1から入力する交流電力
をオフにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はトランスとそれを
用いたスイッチング電源装置に関り、特に過負荷に起因
する過熱による絶縁破壊によって作業者が感電すること
を防止する手段を備えたトランス又はスイッチング電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子機器の電源装置として、電力
容量に比べて安価で小型軽量であり、電力変換効率が高
いため電力損失とそれに伴う発熱が少なく、定電圧制御
機能も備えているスイッチング電源装置が広く用いられ
ている。
【0003】いうまでもなく、スイッチング電源装置
は、交流電源に接続される1次側と、負荷が接続される
2次側との間が、トランスによって絶縁されているか
ら、誤まってスイッチング電源装置と負荷とを結ぶ接続
ケーブルや、負荷の内部回路の絶縁されていない裸の部
分に触れても、ショックを受けたり感電等の重大事故が
生じないように配慮されている。
【0004】しかしながら、誤まってスイッチング電源
装置の出力端子間をショートしたり、内部でショートし
ている負荷を知らずに接続して過負荷状態になると、定
電圧制御を行なっているために、かえってスイッチング
電源装置の内部に過大な電流が流れて、スイッチング素
子等の半導体素子やICが焼損したり、トランスが過熱
して1次2次間の絶縁が破壊される恐れがある。
【0005】復旧不能な部品の焼損も問題であるが、火
災発生や感電等の人命に関係する重大な事故を防止する
ため、スイッチング電源装置にはスイッチング素子に流
れる電流を常に検出して、過電流になったらスイッチン
グを停止したり、電源ヒューズが切れて電源を遮断する
等、一般に事故原因が解消すれば直ちに復旧したり、容
易に復旧可能な各種の保護手段や安全手段が設けられて
はいるが、それでもそれらの保護手段や安全手段が、予
期しない原因で動作しない場合がないとはいえない。
【0006】そのため、例えば特開昭52−40764
号(特公昭59−28976号)公報に示されたよう
に、低温軟化絶縁銅線を用いた巻線に、温度検知遮断部
を直列に設け、過電流によって巻線の内部温度が上昇す
ると、絶縁が破れてレアショートが発生し、レアショー
トにより発生する大量の熱によって温度検知遮断部が電
流を遮断するという提案があった。
【0007】また、従来例として図9に示すように、ト
ランス5eに1次巻線N1,3個の2次巻線N2A〜N
2C等の他に、さらにトランス5e内に設けたサーマル
ヒューズ11を直列に接続したセンサ巻線Nsを設け、
スイッチングによってセンサ巻線Nsに誘起され抵抗R
5の端子間に交流電圧が発生している間は、スイッチン
グ制御回路7はトランジスタQ1に駆動パルスを出力す
るが、過負荷等によってトランス5eの内部が過熱する
と、サーマルヒューズ11が熔断して抵抗R5の端子間
電圧がゼロになり、スイッチング制御回路7の駆動パル
ス出力が停止するものもあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような重大事故
防止のための手段は、他の保護手段や安全手段が動作し
なかった場合の最後の手段であり、作動する確立は極め
て小さいから、一度作動した時にはトランスその他が再
使用不能になっても止むを得ないし、事故が発生した場
合の結果を考えれば問題とはならないものである。
【0009】しかしながら、特開昭52−40764号
公報に示された提案のように、低温軟化絶縁銅線を用い
た巻線の場合、一度軟化した絶縁層は温度が低下しても
その形状が復旧しないため、絶縁層が軟化し始める程度
の過電流が繰り返し流れると、次第に絶縁が不確実にな
ってゆき、しかもその状態は外部から見ても分からない
から、許容範囲内の負荷で作動させているにも拘わら
ず、何等かの原因、例えば電気的又は機械的なショック
によってレアショートが発生し、スイッチング電源装置
の作動が停止するという問題がある。
【0010】さらに、スイッチング電源装置の作動が停
止する直前に、レアショートによる異常発熱のために、
各巻線の間に設けられている絶縁紙のレアショート部に
近い部分が炭化して絶縁が破れる恐れがある。特に、1
次巻線と2次巻線との間の絶縁が破れると、たとえ瞬間
的であっても、感電等の重大事故を招くことになる。
【0011】また、図9に示した従来例は、すでに1次
巻線N1,2次巻線N2A〜N2Cと、スイッチング制
御回路7用の電源巻線N3及び突入電流防止回路2用の
駆動巻線Ndが巻かれているトランス5eに、さらにセ
ンサ巻線Nsを巻く必要がある。そのため、スイッチン
グ周波数に対応する高周波用のトランスとして電力容量
に比べて小型化されていたトランス5eのサイズが、逆
に大きくなるという問題が生じる。
【0012】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
でり、他の保護手段や安全手段が作動しなかった場合で
も、過熱による発火のみならず、特に感電事故のような
人命に関わる重大事故の発生を防止することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、スイッチング電源装置のトランスにおい
て、突入電流防止回路用の駆動巻線を設けると共に、ト
ランスの内部に、温度が予め設定した値を超えた時に回
路を開く感温遮断手段を駆動巻線と直列に設けたもので
ある。
【0014】あるいは、スイッチング電源装置のトラン
スにおいて、スイッチングパルスを出力するスイッチン
グ制御回路用の電源巻線を設けると共に、トランスの内
部に、温度が予め設定した値を超えた時に回路を開く感
温遮断手段を電源巻線と直列に設けたものである。
【0015】上記のいずれかのトランスを用いたスイッ
チング電源装置において、トランスの2次巻線が互いに
独立した複数の2次巻線からなり、該複数の2次巻線の
うち少くとも1個の2次巻線に直列に、該2次巻線の電
流容量に応じた過電流遮断手段を設けるとよい。
【0016】または、トランスの2次巻線が単出力の1
個の2次巻線であって、該2次巻線に誘起されて整流平
滑された2次直流電力を入力し、複数の3次直流電力に
変換して出力する多出力DC−DCコンバータを設けて
もよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら具体的に説明する。図1は、この発明
の第1の実施形態であるトランスとそのトランスを用い
たスイッチング電源装置の構成を示す回路図であり、図
9に示した従来例と同一部分には同一符号を付して、従
来例において説明を省略した部分も併せて説明する。
【0018】図1に示した高周波用のトランス5aは、
それぞれパワー巻線である1次巻線N1及び互いに独立
した出力を得るための3個の2次巻線N2A,N2B,
N2Cと、スイッチング制御回路7用の電源巻線である
3次巻線N3と、突入電流防止回路2用の駆動巻線Nd
と、トランス5a内にあって駆動巻線Ndに直列に接続
された感温遮断手段であるサーマルヒューズ11とによ
り構成されている。
【0019】このトランス5aを用いたスイッチング電
源装置の1次側は、突入電流防止回路2,ダイオードブ
リッジ3,1次平滑回路4及びトランス5aの1次巻線
N1と直列に接続されたトランジスタ(FETでもよ
い)Q1と、ダイオードD5,コンデンサC3からなる
整流平滑回路を介して3次巻線N3を電源とし、トラン
ジスタQ1に駆動パルスを出力するスイッチング制御回
路7とからなり、突入電流防止回路2の2個のトリガ端
子2tには、駆動巻線Ndとサーマルヒューズ11の直
列回路の両端がそれぞれ接続されている。
【0020】スイッチング電源装置の2次側には、それ
ぞれトランス5aの2次巻線N2A〜N2Cと2次整流
平滑回路6A〜6Cとからなり、互いに独立した出力電
圧,出力電流すなわち電力容量を備えた3組の出力回路
があり、それぞれ出力端子8を介して図示しない負荷に
2次直流電力を出力する。それらのうち、2次巻線N2
Aと2次整流平滑回路6Aとの間には過電流遮断手段で
あるヒューズ12が挿入され、2次整流平滑回路6Cの
出力電圧は、スイッチング制御回路7にフィードバック
されている。
【0021】図2は、図1に示した1次平滑回路4の構
成の一例を示す回路図であり、図2の(A),(B),
(C)にそれぞれ示した1次平滑回路4a〜4cは、い
ずれも整流された直流電力が入力するソース端子4s
と、平滑された直流電力が出力するパワー端子4pと、
グランドラインに接続されるグランド端子4gの3端子
を備えている。
【0022】図2の(A)及び(B)に示した1次平滑
回路4a及び4bは、平滑用のコンデンサC1のみから
なるコンデンサ入力型の平滑回路及び低周波用のチョー
クコイルCHとコンデンサC1からなるチョーク入力型
の平滑回路として、それぞれよく知られ、チョーク入力
型の方が大型で重くなりコストも高いが、力率が優れて
いることも衆知であるから、詳しい説明を省略する。
【0023】図2の(C)に示した1次平滑回路4c
は、力率を更に100%近くまで向上させるためのアク
ティブフィルタ17とコンデンサC1とからなってい
る。アクティブフィルタ17の駆動パルス発生回路(D
PG)19は、ソース端子4sに入力する全波整流波形
の瞬時値を検出して分圧した基準信号を形成する。駆動
パルス発生回路19が出力する駆動パルスに応じてトラ
ンジスタQ2がオンになると、高周波用のインダクタL
1は流れる電流によって励起され、その電流はカレント
トランス(CT)18により検出される。
【0024】カレントトランス18の検出電圧が基準信
号に等しくなると、駆動パルスがゼロになってトランジ
スタQ2がオフになり、励起によってインダクタL1に
蓄積された磁気エネルギは電流に再変換されて、逆流防
止用のダイオードD1を介してコンデンサC1を充電す
る。コンデンサC1の端子間電圧は駆動パルス発生回路
19にフィードバックされ、一定の電圧を保持するよう
に制御される。
【0025】このアクティブフィルタ17の作用によっ
て、交流電源1から入力する交流電力の電圧の絶対値に
比例した交流電流が、ダイオードブリッジ3により全波
整流されてコンデンサC1を充電するから、力率は殆ん
ど100%近くまで向上し、ピーク電流が抑えられてノ
イズが減少し、交流電源1及びそれに接続された他の電
子機器に悪影響を及ぼすことがない。しかしながら、そ
の分だけコストがかかるから、すべてのスイッチング電
源装置に用いられるまでには至っていない。
【0026】図3は、図1に示した突入電流防止回路2
の構成の一例を示す回路図である。図3に示した突入電
流防止回路2は、電源オン時にコンデンサC1の端子間
電圧がゼロであるために発生する過大な突入電流を抑制
するための回路があり、交流電力(又は直流電力)を入
力するソース端子2s及び出力するパワー端子2pと、
トリガ信号が入力する一対のトリガ端子2tの4端子を
備えている。
【0027】内部で互いに接続された一方のトリガ端子
2t及びパワー端子2pとソース端子2sとの間には、
直列に接続されたサーマルヒューズ,抵抗が一体になっ
たヒューズ抵抗21と双方向スイッチ素子であるトライ
アック22との並列回路が接続され、トライアック22
のゲートにはトリガ端子2t間に入力するトリガ信号が
ダイオードD2で整流され抵抗R1,R2で分圧された
信号が印加される。
【0028】電源オン時には、図1に示したトランジス
タQ1のスイッチングが始まっていないから、トランス
5aの駆動巻線Ndとサーマルヒューズ11の直流回路
が接続されているトリガ端子2t間の信号はゼロであ
り、トライアック22はオフのままである。したがっ
て、交流電源1から入力する交流電流(突入電流)は、
ヒューズ抵抗21の抵抗分によって抑制される。コンデ
ンサC1が充電されて端子間電圧が上昇すると、トラン
ジスタQ1のスイッチングがスタートし、駆動巻線Nd
に誘起される交流信号がトリガ端子2t間に入力し、ト
ライアック22がオンになるから、交流電流はトライア
ック22をショート的に流れて電圧降下は殆どゼロにな
り、ヒューズ抵抗21には流れなくなる。
【0029】すなわち、ヒューズ抵抗21には電源オン
直後に大きな電流が流れるが、その時間が極めて短いか
ら、その間の発熱によってサーマルヒューズが熔断する
ような恐れはない。しかしながら、何等かの原因によっ
てトライアック22がオフになってヒューズ抵抗21に
電流が流れ、しかもその電流値が大きい状態が或る時間
続くと、その抵抗分による発熱でサーマルヒューズが熔
断して電源を遮断し、重大事故を防止するように作用す
る。
【0030】図4は、図1の2次側に示した2次整流平
滑回路6A〜6Cのそれぞれ同様な構成の一例を示す回
路図である。図4に示した2次整流平滑回路6は、整流
用のダイオードD3,転流用のダイオードD4,高周波
用のインダクタL2及び2次平滑用のコンデンサC2に
より構成され、2次交流入力側にはトランス5aのいず
れかの2次巻線N2が、2次直流出力側には正負一対の
出力端子8がそれぞれ接続されている。
【0031】トランス5aが例えばフォーワード型トラ
ンスであれば、スイッチングによってトランジスタQ1
がオンの間に2次巻線N2に誘起される2次交流電力は
ダイオードD3により整流され、インダクタL2,コン
デンサC2を流れて、コンデンサC2を充電すると共に
インダクタL2を励起する。トランジスタQ1がオフに
なると、励起状態のインダクタL2に蓄積された磁気エ
ネルギは電流に再変換され、コンデンサC2,ダイオー
ドD4を流れて、コンデンサC2を更に充電する。コン
デンサC2に充電され平滑された2次直流電力は、出力
端子8を介して負荷に供給される。
【0032】図1に示したスイッチング電源装置におい
て、交流電源1から入力する1次交流電力は、突入電流
防止回路2のソース端子2s,パワー端子2p間を通っ
てダイオードブリッジ3の交流入力端子間を流れ、ダイ
オードブリッジ3によって全波整流された1次直流電力
は1次平滑回路4のソース端子4s,グランド端子4g
間に入力して、1次平滑回路4内のコンデンサC1を充
電する。
【0033】コンデンサC1の両端はそれぞれパワー端
子4p,グラント端子4gを介して、トランス5aの1
次巻線N1とトランジスタQ1との直列回路に接続され
ている。トランジスタQ1がスイッチング制御回路7か
ら入力する駆動パルスに応じてスイッチングすることに
より、1次巻線N1に流れる電流がオン・オフすると、
2次巻線N2A〜N2C,3次巻線N3,駆動巻線Nd
にそれぞれ交流電力が誘起される。
【0034】2次巻線N2A〜N2Cに誘起される2次
交流電力は、それぞれ互いに独立した2次整流平滑回路
6A〜6Cによって平滑された2次直流電力に変換さ
れ、それぞれの出力端子8に接続された図示しない負荷
に出力される。それらのうちの1個、例えば2次整流平
滑回路6Cの出力電圧はスイッチング制御回路7にフィ
ードバックされ、スイッチング制御回路7がフィードバ
ックされた電圧に応じて駆動パルスのオンデューティ比
を制御することにより、2次整流平滑回路6Cの出力電
圧は予め設定された電圧に保持(定電圧制御)される。
それに応じて、他の2個の2次整流平滑回路6A,6B
の出力電圧もほぼ定電圧に保持される。
【0035】3次巻線N3に誘起される交流電力は、ダ
イオードD3とコンデンサC3とによって整流平滑さ
れ、スイッチング制御回路7に電源として供給される。
駆動巻線Ndに誘起される交流電力は、サーマルヒュー
ズ11を介して突入電流防止回路2のトリガ端子2tに
入力し、トリガ信号となってトライアック22をオンに
する。なお、一度オンになってトライアック22は、入
力交流電圧がゼロになった時にオフに戻るが、トランジ
スタQ1のスイッチング周波数は商用交流周波数に比べ
て桁ちがいに高いから、瞬時にオン状態に復帰し、ヒュ
ーズ抵抗21には殆んど電流が流れない。
【0036】万一、何等かの原因で過負荷の状態になっ
たにも拘らず他の保護手段や安全手段が作動しなかった
場合には、トランス5aの内部温度が上昇する。その内
部温度が予め設定した温度を超えると、サーマルヒュー
ズ11が熔断して、突入電流防止回路2のトリガ端子2
tに駆動信号が入力してなくなり、トライアック22は
オフのままになる。そのため、ヒューズ抵抗21の温度
が上昇して内部のサーマルヒューズが熔断し、交流電力
の入力を遮断して重大事故の発生を防止する。
【0037】このような場合に、突入電流防止回路2内
のヒューズ抵抗21の交換は簡単であるが、トランス5
a内の熔断したサーマルヒューズ11の交換は容易では
ない。使用したサーマルヒューズ11の熔断温度にもよ
るが、熔断温度が高ければトランス5a内の絶縁部材も
損傷を受けていると考えられるから、トランス5a全体
を交換した方が安全である。
【0038】しかしながら、感温遮断手段はサーマルヒ
ューズに限定されるものではない。例えば、サーマルヒ
ューズ11に代えて、温度が低い間は回路を閉じ、予め
設定した温度を超えた時に回路を開くバイメタルを使用
してもよい。バイメタルはサーマルヒューズと異なり、
温度が下がれば再び回路が閉じるから、交換する必要が
ない。しかも再び回路が閉じても、その時はヒューズ抵
抗21が熔断した後であるから、何等問題はない。
【0039】したがって、バイメタルが回路を開く温度
を、トランス5aが損傷を受ける温度より低く設定して
おけば、この発明の作用によってヒューズ抵抗21が熔
断して入力交流電力が遮断されても、ヒューズ抵抗21
だけ交換すればよい。また、交換を要しないバイメタル
は、トランス5a内のいかなる所に設けることも可能に
なるから、過負荷によって最も高温になると考えられる
箇所に設けることが出来る。
【0040】以上説明したサーマルヒューズ11(とヒ
ューズ抵抗21と)による事故防止は、図1に示したス
イッチング電源装置の全出力の和が過負荷になった場合
に有効であるが、互いに独立した電力容量を有する2次
出力回路のうちの1個が過負荷になっても対応しない場
合がある。例えば、他の出力回路に比べて電力容量の小
さい出力回路が過負荷になっても、あるいは電力容量に
大きな差はないが出力回路数が多い場合にそのうちの1
個だけ過負荷になっても、総電力容量が設定値以内に収
まっている場合がある。
【0041】そのため、例えば図1に示したように、2
次巻線N2Aと2次整流平滑回路6Aとの間に、2次巻
線N2Aの電流容量に応じた過電流遮断手段であるヒュ
ーズ12(サーキットブレーカでもよい)を設けること
により、その出力回路の過負荷による事故を防止するこ
とが出来る。ヒューズ12は、トランス5a内に設けて
も効果は変らないが、ヒューズ12の交換を考えればト
ランス5aの外に設けた方がよい。
【0042】図5は、この発明の第2の実施形態である
トランスとそのトランスを用いたスイッチング電源装置
の構成を示す回路図であり、図1に示した第1の実施形
態であるトランスとそれを用いたスイッチング電源装置
と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0043】図5に示したトランス5bが図1に示した
トランス5aと異なる所は、トランス内に設けたサーマ
ルヒューズ11を、駆動巻線Ndに代えて3次巻線N3
と直列に接続したことである。また、そのトランスを除
いて、図5に示したスイッチング電源装置が図1に示し
たスイッチング電源装置と異なる所は、2次巻線N2A
と2次整流平滑回路6Aとの間に設けたヒューズ12a
に加えて、さらに2次巻線N2Bと2次整流平滑回路6
Bとの間にも、同様な効果を有するヒューズ12bを設
けたことである。
【0044】トランス5bが、その内部のサーマルヒュ
ーズ11を3次巻線N3と直列に接続したことにより、
過負荷が発生してトランス5bの内部温度が上昇し、サ
ーマルヒューズ11が熔断すると、3次巻線N3から供
給されていた交流電力の供給が断たれるから、コンデン
サC3の端子間電圧が低下して、スイッチング制御回路
7から駆動パルスが出力されなくなり、トランジスタQ
1のスイッチングが停止する。
【0045】したがって、2次側の直流電力の出力がゼ
ロになって、重大事故の発生が防止される。突入電流防
止回路2は、そのトリガ端子2tに入力する信号もゼロ
になるから、トライアック22がオフになり、ヒューズ
抵抗21に電流が流れるようになるが、1次平滑回路4
のコンデンサC1が入力交流電圧のピーク値まで充電さ
れると、もはや交流電源1からの電流が入力しなくなる
から、ヒューズ抵抗21が熔断することはない。
【0046】図5に示したスイッチング電源装置の場合
は、その作用が停止しても1次平滑回路4のコンデンサ
C1は一杯に充電されたままであるから、もしサーマル
ヒューズ11に代えてバイメタルを用いると、トランス
5bの温度が下がってきた時に、過負荷の原因が除かれ
ないまま、再びスイッチングが再開される恐れがある。
したがって、バイメタルのように再帰性のある素子は使
用に適さない。
【0047】また、図5に示したスイッチング電源装置
において、2次巻線N2Bと2次整流平滑回路6Bとの
間に設けたヒューズ12bの作用,効果は、(図1おけ
るヒューズ12に対応する)ヒューズ12aと同じであ
るから、説明を省略する。このようにヒューズ12は、
2次巻線N2Cと2次整流平滑回路6Cとからなるフィ
ードバック系の出力回路を除いて、どの出力回路に設け
てもよく、2次整流平滑回路6A又は6Bとその出力端
子8との間に設けてもよい。
【0048】ただ、多出力のスイッチング電源装置のフ
ィードバック系の出力回路に、ヒューズ12を設けるこ
とは不可である。何故ならば、2次整流平滑回路6Cの
出力ラインとフィードバックのためのラインとの接続点
Fに対してヒューズ12を前又は後に設けると、ヒュー
ズ12が熔断した時にフィードバック電圧がゼロ又は過
大になって、スイッチング制御回路7が出力する駆動パ
ルスのオンデューティ比が最大又は最小になるから、他
の出力回路の出力電圧が過大電圧又はゼロに近くなっ
て、接続された負荷に悪影響を及ぼすためである。
【0049】図6は、この発明の第3の実施形態であ
り、上記のトランスを用いた単出力スイッチング電源装
置と多出力DC−DCコンバータとからなる多出力のス
イッチング電源装置の構成を示す回路図である。図6に
示したスイッチング電源装置は、図1又は図5に示した
スイッチング電源装置から2次巻線N2A,N2Bと2
次整流平滑回路6A,6Bとを除いたフィードバック系
の出力回路のみからなる単出力スイッチング電源装置1
5と、その単出力スイッチング電源装置15を電源とす
る多出力DC−DCコンバータ16とによって構成され
ている。
【0050】図6に示した単出力スイッチング電源装置
15と多出力DC−DCコンバータ16は、それぞれス
イッチング関係部分を省き、主要構成部分のみで示した
略式の回路図である。単出力スイッチング電源装置15
については、出力回路が1個であるだけで、その他は図
1又は図5に示したスイッチング電源装置と同じである
から、詳しい説明は省略し、多出力DC−DCコンバー
タ16については、図7及び図8に詳しい回路図を示し
て後述する。
【0051】図6に示した第3の実施形態であるスイッ
チング電源装置は、今までに説明した過負荷に対する万
一の場合の危険防止手段を備えた単出力スイッチング電
源装置15と、多出力DC−DCコンバータ16との2
段構成になっているから、たとえ多出力DC−DCコン
バータ16が通常の保護手段又は安全手段のみで、万一
の場合の危険防止手段を備えていなくても、使用者が感
電するという重大事故を招く恐れがない。
【0052】すなわち、万一の場合には、単出力スイッ
チング電源装置15が作用して直流電力の出力を停止す
るから、それに伴って多出力DC−DCコンバータ16
の出力もゼロになる。また、仮に多出力DC−DCコン
バータ16の複数の出力回路のうちの1個だけが過負荷
になって、そのトランスの内部温度が上昇し、1次側と
2次側の間の絶縁が破れるような事態になっても、単出
力スイッチング電源装置15のトランスによって絶縁が
保たれている。両者のトランスの1次・2次間の絶縁が
同時に破れることは、まず考えられない。
【0053】しかしながら、感電の危険を防止出来て
も、万一の場合の多出力DC−DCコンバータ16の過
熱による発煙,発光の恐れは残っているから、多出力D
C−DCコンバータ16にもこの発明による危険防止手
段を設けた方がよいことは、いうまでもない。図7及び
図8に示す多出力DC−DCコンバータは、図1又は図
5に示したスイッチング電源装置と同様に、危険防止手
段を設けた場合の例である。
【0054】図7に示した多出力DC−DCコンバータ
において、交流電源1に代る直流電源10は、単出力ス
イッチング電源装置15に相当するものである。図7に
示した多出力DC−DCコンバータを、図1に示したス
イッチング電源装置と比較すると、交流電源1の代りに
直流電源10を接続してダイオードブリッジ3を廃した
こと、1次平滑回路4を図2の(A)に示した1次平滑
回路4aにしたこと、及びトランス5cの1次巻線N1
と駆動巻線Ndとをサーマルヒューズ11によって接続
したことが異なるだけで、それ以外は全く同様であるか
ら、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0055】図8に示した多出力DC−DCコンバータ
は、図7に示した多出力DC−DCコンバータの突入電
流防止回路2を、もっと簡単なパワーサーミスタ13で
代用すると共に、トランス5cから駆動巻線Ndを除
き、サーマルヒューズ11を3次巻線N3に直列に接続
したトランス5dを用いたものである。
【0056】パワーサーミスタ13は、常温ではやや高
い抵抗値を有しているから、電源オン直後の突入電流を
抑制し、電流が流れ始めて温度が上昇すると、抵抗値が
下がって常時流れる電流に対する電圧降下は問題になら
なくなる。突入電流防止回路2の代わりにパワーサーミ
スタ13を用いたことにより、トランス5dを含めたコ
ストは安くなるが、パワーサーミスタ13は過大電流が
流れても抵抗値がより低くなるだけで、相当な大電流が
流れて焼損しない限り、ヒューズ抵抗21のような電流
遮断の効果は期待することが出来ない。
【0057】そのため、図5に示したスイッチング電源
装置と同様に、サーマルヒューズ11を3次巻線N3と
直列に接続したものであるから、その作用及び効果も同
様である。したがって、図5に示したスイッチング電源
装置と同一部分には同一符号を付して、説明を省略す
る。
【0058】図7又は図8に示した多出力DC−DCコ
ンバータにおいても、図1又は図5に示したスイッチン
グ電源装置と同様に、トランス5c又は5dの2次側の
フィードバック系の出力回路を除く出力回路に、ヒュー
ズ12を設けてもよい。
【0059】また、図1又は図5に示した多出力のスイ
ッチング電源装置においては、フィードバック系の出力
回路にヒューズ12を設けることは不可であると説明し
たが、図6に示した単出力スイッチング電源装置15の
場合は、他の出力回路がないから、フィードバック系の
出力回路であってもヒューズ12を設けることが出来
る。したがって、単出力スイッチング電源装置15と多
出力DC−DCコンバータ16との間に、ヒューズ12
を設けるとよい。
【0060】図7又は図8に示したような、危険防止手
段を備えた多出力DC−DCコンバータ16を用いるこ
とにより、図6に示したスイッチング電源装置は、感電
防止のみならず、発煙,発火のような事故も防止するこ
とが出来るから、安全性は更に向上する。
【0061】以上説明したようにこの発明によるトラン
ス及びそのトランスを用いたスイッチング電源装置は、
他の保護手段や安全手段が作動しなかった場合でも、過
熱による発火のみならず感電事故の発生を防止すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態であるトランスと、
そのトランスを用いたスイッチング電源装置の構成を示
す回路図である。
【図2】図1に示した1次平滑回路の構成の一例を示す
回路図である。
【図3】図1に示した突入電流防止回路の構成の一例を
示す回路図である。
【図4】図1に示した2次整流平滑回路の構成の一例を
示す回路図である。
【図5】この発明の第2の実施形態であるトランスと、
そのトランスを用いたスイッチング電源装置の構成を示
す回路図である。
【図6】この発明によるトランスを用いた第3の実施形
態であるスイッチング電源装置の構成を示す回路図であ
る。
【図7】図6に示した多出力DC−DCコンバータの構
成の一例を示す回路図である。
【図8】図6に示した多出力DC−DCコンバータの構
成の他の一例を示す回路図である。
【図9】スイッチング電源装置の従来例の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1:交流電源 2:突入電流防止回路 3:ダイオードブリッジ 4:1次平滑回路 5,5a〜5d:トランス 6,6A〜6C:2次整流平滑回路 7:スイッチング制御回路 8:出力端子 11:サーマルヒューズ(感温遮断手段) 12:ヒューズ(過電流遮断手段) 15:単出力スイッチング電源装置 16:多出力DC−DCコンバータ N1:1次巻線 N2,N2A〜N2C:2次巻線 N3:3次巻線(電源巻線) Nd:駆動巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/06 8726−5H H02M 7/06 H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング電源装置のトランスにおい
    て、 突入電流防止回路用の駆動巻線を設けると共に、 前記トランスの内部に、温度が予め設定した値を超えた
    時に回路を開く感温遮断手段を前記駆動巻線と直列に設
    けたことを特徴とするスイッチング電源装置のトラン
    ス。
  2. 【請求項2】 スイッチング電源装置のトランスにおい
    て、 スイッチングパルスを出力するスイッチング制御回路用
    の電源巻線を設けると共に、 前記トランスの内部に、温度が予め設定した値を超えた
    時に回路を開く感温遮断手段を前記電源巻線と直列に設
    けたことを特徴とするスイッチング電源装置のトラン
    ス。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のトランスを用いた
    スイッチング電源装置において、 前記トランスの2次巻線が互いに独立した複数の2次巻
    線からなり、 該複数の2次巻線のうち少くとも1個の2次巻線に直列
    に、該2次巻線の電流容量に応じた過電流遮断手段を設
    けたことを特徴とするスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のトランスを用いた
    スイッチング電源装置において、 前記トランスの2次巻線が単出力の1個の2次巻線であ
    って、 該2次巻線に誘起されて整流平滑された2次直流電力を
    入力し、複数の3次直流電力に変換して出力する多出力
    DC−DCコンバータを設けたことを特徴とするスイッ
    チング電源装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003032880A (ja) * 2001-07-17 2003-01-31 Nec Corp 多出力電源回路
KR100437446B1 (ko) * 2001-11-22 2004-06-30 주식회사 젤파워 전력공급시스템의 계통 연계장치
JP2008099435A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Meidensha Corp 直接多重インバータの予備充電装置
JP2009303311A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 電源装置及び照明器具
JP2020145828A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 株式会社リコー 電源制御装置、画像形成装置および電源制御方法

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