JPH08140339A - スイッチングレギュレータ - Google Patents

スイッチングレギュレータ

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JPH08140339A
JPH08140339A JP27776894A JP27776894A JPH08140339A JP H08140339 A JPH08140339 A JP H08140339A JP 27776894 A JP27776894 A JP 27776894A JP 27776894 A JP27776894 A JP 27776894A JP H08140339 A JPH08140339 A JP H08140339A
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JP
Japan
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power
input
input line
mode inductor
switching regulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP27776894A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Ishikawa
哲司 石川
Hiroto Oishi
広人 大石
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 落雷等によるサージ電圧の侵入時や入力電圧
の急変時等に発生する逆起電力による半導体の破損を防
止し、安全性,信頼性が高いOA機器用のスイッチング
レギュレータを提供する。 【構成】 ノイズフィルタ部2には、交流ラインに発生
するノイズを低減するコモンモードのインダクタL1
と、このインダクタL1に対して並列となる位置に接続
された定電圧素子5と、4つのコンデンサC1〜C4とが
配置されている。交流入力ラインL−ニュートラルN間
にノーマルモードのサージ電圧が侵入してきた場合、あ
るいは交流入力ラインL−フレームグランドFG間にコ
モンモードのサージ電圧が侵入してきた場合には、ノイ
ズフィルタ部2のインダクタL1に逆起電力が発生す
る。インダクタL1に発生した逆起電力は、サージ応答
性が優れた定電圧素子5によってクランプされ、それ以
上のサージ電圧は定電圧素子5の内部で吸収される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OA機器等の電子機器
の交流入力部における内外来サージ電圧吸収回路を備え
たスイッチングレギュレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−161258号公報には、誘導雷等
によるサージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタのイン
ダクタに発生する逆起電力を吸収するサージ電圧吸収回
路を備えたスイッチングレギュレータ方式の電源装置の
一例が示されている。
【0003】図9は特開平5−161258号公報に記載され
た電源装置を示す回路図である。近年、OA機器等の電
子機器の電源は、小型化,軽量化,高効率化等の要求に
よってスイッチングレギュレータ方式を採用しているも
のが多くなっている。スイッチングレギュレータは、ド
ロッパータイプの電源装置に比べて、コンバータ用のト
ランスが高周波(50kHz〜200kHz)で駆動すること、制御
が断続であるために電力損失が少ない等の利点を有し、
電源装置の小型化,軽量化,高効率化が可能になる。こ
のため、最近のOA機器等の電子機器の電源装置は、そ
のほとんどがスイッチングレギュレータ方式を採用して
いる。しかしながら、このようなスイッチングレギュレ
ータにおいても、以下のような欠点が存在する。
【0004】従来のスイッチングレギュレータの欠点と
しては、例えば、商用電源から入力される交流電流に高
周波が含まれることや、また落雷による誘導サージ電圧
の侵入、工作機械,エアコン等のパワーが大きい電子機
器のオン/オフによりサージ電圧が侵入することなどが
ある。このようなサージ電圧が交流入力ライン−ニュー
トラル間,交流入力ライン−フレームグランド(接地)
間,ニュートラル−フレームグランド間に侵入した場
合、サージ電圧は最大10kVに達することもあるため、サ
ージ電圧によってスイッチングトランジスタ等の半導体
が破壊される危険性がある。また、スイッチングレギュ
レータ自身のノイズ発生も大きく、ノイズ発生部である
スイッチング素子付近にスナバー回路を設けてノイズ発
生を抑制した場合でも、交流入力部から電源外部へ流失
するノイズを抑えるために交流入力部でのノイズを低減
する手段も必要となる。このようなノイズを低減するた
め、図9のサージ電圧吸収回路では、入力部にノイズフ
ィルタ部(コンデンサC1,C2やインダクタL1)を設け
て、流出入ノイズやサージ電圧を低減,吸収している。
このように構成されたノイズフィルタは、スイッチング
電源から外部へ流出する伝導ノイズ(雑音端子電圧),放
射ノイズ(電界,磁界)及びサージ電圧を抑制するばかり
でなく、外部からのノイズやサージ電圧の侵入に対して
も電磁機器を保護する役目を持っている。交流入力ライ
ン−ニュートラル間に侵入したノーマルモードのサージ
エネルギーは、これらのノイズフィルタ部の各素子によ
って吸収され、特にインダクタL1に発生した逆起電力
による高電圧は、耐パルス抵抗R1の両端にかかり、電
力損失として吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような耐パルス抵抗R1を用いた回路では、常時電流
が耐パルス抵抗R1に流れ込むので耐パルス抵抗R1によ
る電力損失や、それに伴う発熱が生じる。また、耐パル
ス抵抗R1の定格電力を超えるサージ電圧が印加された
場合には、耐パルス抵抗R1の破損やパターンの溶断、
及びそれらに伴い発熱,発煙が生じて火災等の恐れがあ
り、非常に危険でOA機器等の電子機器の信頼性,安全
性の点から大きな問題となる。
【0006】また、近年のスイッチングレギュレータで
は、交流入力電流の高調波成分を抑制するためにノーマ
ルモードのインダクタを交流電源の入力部に設けること
が一般的に行われている。このような回路でも、落雷に
よる誘導サージ電圧その他のサージ電圧の侵入時に、イ
ンダクタに大きな逆起電圧を生じるので、上記した耐パ
ルス抵抗R1を用いた場合と同様に、信頼性,安全性に
ついての問題がある。
【0007】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
め、落雷等によるサージ電圧の侵入時や入力電圧の急変
時等に発生する逆起電力による半導体の破損を防止し、
安全性,信頼性が高いOA機器用のスイッチングレギュ
レータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、交流電源から入力する交流
電力を整流素子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、
この整流平滑された一次直流電力をトランスの一次巻線
と直列に接続されたスイッチング素子によりオン/オフ
し、前記トランスの2次巻線に誘起された電力をさらに
整流平滑して得られた二次直流電力を出力するととも
に、この二次直流電力の出力電圧に応じて前記スイッチ
ング素子のデューティ比を制御することにより前記出力
電圧を安定化し、かつ交流入力ラインにコモンモードの
インダクタとラインコンデンサとを挿入して交流入力ラ
インに発生するノイズを低減するスイッチングレギュレ
ータにおいて、前記交流入力ラインに配置されたコモン
モードのインダクタに対して並列となる位置に定電圧素
子を配置したことを特徴とする。
【0009】また、第2の手段は、交流電源から入力す
る交流電力を整流素子と平滑コンデンサとにより整流平
滑し、この整流平滑された一次直流電力をトランスの一
次巻線と直列に接続されたスイッチング素子によりオン
/オフし、前記トランスの2次巻線に誘起された電力を
さらに整流平滑して得られた二次直流電力を出力すると
ともに、この二次直流電力の出力電圧に応じて前記スイ
ッチング素子のデューティ比を制御することにより前記
出力電圧を安定化し、かつ交流入力ラインにコモンモー
ドのインダクタとラインコンデンサとを挿入して交流入
力ラインに発生するノイズを低減するスイッチングレギ
ュレータにおいて、前記交流入力ラインに配置されたコ
モンモードのインダクタに対して並列となる位置、及び
前記コモンモードのインダクタに対して交流入力寄りの
交流入力ライン−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子
を配置したことを特徴とする。
【0010】また、第3の手段は、交流電源から入力す
る交流電力を整流素子と平滑コンデンサとにより整流平
滑し、この整流平滑された一次直流電力をトランスの一
次巻線と直列に接続されたスイッチング素子によりオン
/オフし、前記トランスの2次巻線に誘起された電力を
さらに整流平滑して得られた二次直流電力を出力すると
ともに、この二次直流電力の出力電圧に応じて前記スイ
ッチング素子のデューティ比を制御することにより前記
出力電圧を安定化し、かつ交流入力ラインにコモンモー
ドのインダクタとラインコンデンサとを挿入して交流入
力ラインに発生するノイズを低減するスイッチングレギ
ュレータにおいて、前記交流入力ラインに配置されたコ
モンモードのインダクタに対して並列となる位置、及び
前記コモンモードのインダクタに対して整流素子寄りの
交流入力ライン−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子
を配置したことを特徴とする。
【0011】また、第4の手段は、交流電源から入力す
る交流電力を整流素子と平滑コンデンサとにより整流平
滑し、この整流平滑された一次直流電力をトランスの一
次巻線と直列に接続されたスイッチング素子によりオン
/オフし、前記トランスの2次巻線に誘起された電力を
さらに整流平滑して得られた二次直流電力を出力すると
ともに、この二次直流電力の出力電圧に応じて前記スイ
ッチング素子のデューティ比を制御することにより前記
出力電圧を安定化し、かつ交流入力ラインにコモンモー
ドのインダクタとラインコンデンサとを挿入して交流入
力ラインに発生するノイズを低減するスイッチングレギ
ュレータにおいて、前記交流入力ラインに配置されたコ
モンモードのインダクタに対して並列となる位置、及び
前記コモンモードのインダクタに対して交流入力寄りの
交流入力ライン−ニュートラル間及び整流素子寄りの交
流入力ライン−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子を
配置したことを特徴とする。
【0012】また、第5の手段は、交流電源から入力す
る交流電力を整流素子と平滑コンデンサとにより整流平
滑し、この整流平滑された一次直流電力をトランスの一
次巻線と直列に接続されたスイッチング素子によりオン
/オフし、前記トランスの2次巻線に誘起された電力を
さらに整流平滑して得られた二次直流電力を出力すると
ともに、この二次直流電力の出力電圧に応じて前記スイ
ッチング素子のデューティ比を制御することにより前記
出力電圧を安定化し、かつ交流入力ラインの片側にノー
マルモードのインダクタを挿入して入力の高調波電流を
低減するスイッチングレギュレータにおいて、前記交流
入力ラインに配置されたノーマルモードのインダクタに
対して並列となる位置に定電圧素子を配置したことを特
徴とする。
【0013】また、第6の手段は、交流電源から入力す
る交流電力を整流素子と平滑コンデンサとにより整流平
滑し、この整流平滑された一次直流電力をトランスの一
次巻線と直列に接続されたスイッチング素子によりオン
/オフし、前記トランスの2次巻線に誘起された電力を
さらに整流平滑して得られた二次直流電力を出力すると
ともに、この二次直流電力の出力電圧に応じて前記スイ
ッチング素子のデューティ比を制御することにより前記
出力電圧を安定化し、かつ交流入力ラインの片側にノー
マルモードのインダクタを挿入して入力の高調波電流を
低減するスイッチングレギュレータにおいて、前記交流
入力ラインに配置されたノーマルモードのインダクタに
対して並列となる位置、及び前記ノーマルモードのイン
ダクタの交流入力寄り端子−ニュートラル間にそれぞれ
定電圧素子を配置したことを特徴とする。
【0014】また、第7の手段は、交流電源から入力す
る交流電力を整流素子と平滑コンデンサとにより整流平
滑し、この整流平滑された一次直流電力をトランスの一
次巻線と直列に接続されたスイッチング素子によりオン
/オフし、前記トランスの2次巻線に誘起された電力を
さらに整流平滑して得られた二次直流電力を出力すると
ともに、この二次直流電力の出力電圧に応じて前記スイ
ッチング素子のデューティ比を制御することにより前記
出力電圧を安定化し、かつ交流入力ラインの片側にノー
マルモードのインダクタを挿入して入力の高調波電流を
低減するスイッチングレギュレータにおいて、前記交流
入力ラインに配置されたノーマルモードのインダクタに
対して並列となる位置、及び前記ノーマルモードのイン
ダクタの整流素子寄り端子−ニュートラル間にそれぞれ
定電圧素子を配置したことを特徴とする。
【0015】また、第8の手段は、交流電源から入力す
る交流電力を整流素子と平滑コンデンサとにより整流平
滑し、この整流平滑された一次直流電力をトランスの一
次巻線と直列に接続されたスイッチング素子によりオン
/オフし、前記トランスの2次巻線に誘起された電力を
さらに整流平滑して得られた二次直流電力を出力すると
ともに、この二次直流電力の出力電圧に応じて前記スイ
ッチング素子のデューティ比を制御することにより前記
出力電圧を安定化し、かつ交流入力ラインの片側にノー
マルモードのインダクタを挿入して入力の高調波電流を
低減するスイッチングレギュレータにおいて、前記交流
入力ラインに配置されたノーマルモードのインダクタに
対して並列となる位置、及び前記ノーマルモードのイン
ダクタの交流入力寄り端子−ニュートラル間及び整流素
子寄り端子−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子を配
置したことを特徴とする。
【0016】さらに、第9の手段は、前記定電圧素子
を、ガスチューブアレスタ,酸化金属バリスタ,ガスチ
ューブアレスタと酸化金属バリスタとの直列素子又はガ
スチューブアレスタと抵抗との直列素子のいずれか1つ
の素子によって、あるいは2つ以上の素子の組合せによ
って構成したことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記の第1の手段によれば、交流入力ラインに
配置されたコモンモードのインダクタに対して並列とな
る位置に定電圧素子を配置したことにより、誘導雷等に
よるサージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生す
る逆起電力が吸収される。
【0018】また、第2の手段によれば、交流入力ライ
ンに配置されたコモンモードのインダクタに対して並列
となる位置、及びコモンモードのインダクタの交流入力
寄りの交流入力ライン−ニュートラル間にそれぞれ定電
圧素子を配置したことにより、誘導雷等によるサージ電
圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生する逆起電力が
吸収される。
【0019】また、第3の手段によれば、前記交流入力
ラインに配置されたコモンモードのインダクタに対して
並列となる位置、及び前記コモンモードのインダクタの
整流素子寄りの交流入力ライン−ニュートラル間にそれ
ぞれ定電圧素子を配置したことにより、誘導雷等による
サージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生する逆
起電力が吸収される。
【0020】また、第4の手段によれば、前記交流入力
ラインに配置されたコモンモードのインダクタに対して
並列となる位置、及び前記コモンモードのインダクタの
交流入力寄りの交流入力ライン−ニュートラル間及び整
流素子寄りの交流入力ライン−ニュートラル間にそれぞ
れ定電圧素子を配置したことにより、誘導雷等によるサ
ージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生する逆起
電力が吸収される。
【0021】また、第5の手段によれば、前記交流入力
ラインに配置されたノーマルモードのインダクタに対し
て並列となる位置に定電圧素子を配置したことにより、
誘導雷等によるサージ電圧の入力に伴いAC電源フィル
タが発生する逆起電力が吸収される。
【0022】また、第6の手段によれば、交流入力ライ
ンに配置されたノーマルモードのインダクタに対して並
列となる位置、及び前記ノーマルモードのインダクタの
交流入力寄り端子−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素
子を配置したことにより、誘導雷等によるサージ電圧の
入力に伴いAC電源フィルタが発生する逆起電力が吸収
される。
【0023】また、第7の手段によれば、交流入力ライ
ンに配置されたノーマルモードのインダクタに対して並
列となる位置、及び前記ノーマルモードのインダクタの
整流素子寄り端子−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素
子を配置したことにより、誘導雷等によるサージ電圧の
入力に伴うAC電源フィルタが発生する逆起電力が吸収
される。
【0024】また、第8の手段によれば、交流入力ライ
ンに配置されたノーマルモードのインダクタに対して並
列となる位置、及び前記ノーマルモードのインダクタの
交流入力寄り端子−ニュートラル間及び整流素子寄り端
子−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子を配置したこ
とにより、誘導雷等によるサージ電圧の入力に伴うAC
電源フィルタが発生する逆起電力が吸収される。
【0025】さらに、第9の手段によれば、定電圧素子
をガスチューブアレスタ,酸化金属バリスタ,ガスチュ
ーブアレスタと酸化金属バリスタとの直列素子又はガス
チューブアレスタと抵抗との直列素子のいずれか1つの
素子によって、あるいは2つ以上の素子の組合せによっ
て構成したことにより、サージ電圧及び回路の特性に対
応させて定電圧素子を選択することが可能になる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のスイッチングレギュレータの第1
実施例の回路図である。1は交流電源ACの入力部、2
はノイズフィルタ部、3は整流平滑部、4はスイッチン
グ電源4aによって構成されたスイッチング電源部であ
る。入力部1には交流入力ラインLに過電流保護用ヒュ
ーズF1が配置されている。ノイズフィルタ部2には、
交流ラインに発生するノイズを低減するコモンモードの
インダクタL1と、このインダクタL1に対して並列とな
る位置に接続された定電圧素子5と、4つのコンデンサ
C1,C2,C3,C4とが配置されている。
【0027】整流平滑部3では、交流電源ACから入力
する交流電力を整流素子D1と平滑コンデンサC5とによ
って整流平滑している。また、スイッチング電源部4で
は、整流平滑部3によって整流平滑された1次直流電力
をトランスの1次巻線と直列に接続されたスイッチング
素子(図示省略)によってオン/オフし、前記トランスの
2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑するととも
に、その2次直流電力の出力電圧に応じて前記スイッチ
ング素子のデューティ比を制御することにより前記出力
電圧を安定化している。
【0028】上記のように構成された第1実施例のスイ
ッチングレギュレータにおいて、交流入力ラインL−ニ
ュートラルN間にノーマルモードのサージ電圧が侵入し
てきた場合、前記ノイズフィルタ部2のインダクタL1
に逆起電力が発生する。また、交流入力ラインL−フレ
ームグランドFG間にコモンモードのサージ電圧が侵入
してきた場合も同様にインダクタL1に逆起電力が発生
する。インダクタL1に発生した逆起電力はサージ応答
性が優れた定電圧素子5によってクランプされ、それ以
上のサージ電圧は定電圧素子5の内部で吸収される。
【0029】図2は本発明のスイッチングレギュレータ
の第2実施例の回路図であり、図1に基づいて説明した
部材に対応する部材については同一符号を付して説明を
省略する。12はノイズフィルタ部であり、ノイズフィル
タ部12には、コモンモードのインダクタL1と、このイ
ンダクタL1に対して並列となる位置に接続された定電
圧素子5と、インダクタL1に対して交流電源AC寄り
の交流入力ラインL−ニュートラルN間に接続された定
電圧素子6と、4つのコンデンサC1,C2,C3,C4と
が配置されている。
【0030】第2実施例のスイッチングレギュレータに
おいて、交流入力ラインL−ニュートラルN間にノーマ
ルモードのサージ電圧が侵入してきた場合、交流入力ラ
インL−ニュートラルN間に配置された定電圧素子6に
よって大部分のサージ電圧が吸収される。しかしなが
ら、雷サージ等の場合には、サージ電圧はノーマルモー
ド及びコモンモードが混在した成分のものであり、定電
圧素子6だけでは吸収しきれないので、前記ノイズフィ
ルタ部12のインダクタL1に逆起電力が発生する。イン
ダクタL1に発生した逆起電力及び侵入したサージ電圧
は、サージ応答性に優れた定電圧素子5及び定電圧素子
6によってクランプされ、それ以上のサージ電圧は定電
圧素子5,6の内部で吸収される。
【0031】ここで、侵入してきたサージ電圧が極めて
大きく、定電圧素子6のサージ耐量を超えるようなサー
ジエネルギーが侵入した場合、定電圧素子6がショート
モードでの破壊となり、入力部1のヒューズF1が切れ
て電子機器等のシステムダウンになる可能性がある。
【0032】電力中央研究所によれば、避雷針における
放電電流は、ほとんどの場合、200A以下であり、200A
を超すものは5%程度であると報告されている。このこ
とを考慮した場合、システムダウンを防止するための具
体的な手段としては、200Aの放電電流に対して安全係
数を5〜6倍として、サージ電流耐量が1000Aから1250
Aの定電圧素子6を選定すれば、エネルギー耐量を十分
なものにすることができ、定電圧素子6のショートモー
ド破壊に伴うシステムダウンを防止することができる。
特に、高信頼性が要求される場合には、安全係数をさら
に大きくとってサージ電流耐量が大きい定電圧素子6を
選定することにより、信頼性をさらに向上することがで
きる。
【0033】図3は本発明のスイッチングレギュレータ
の第3実施例の回路図であり、図1に基づいて説明した
部材に対応する部材については同一符号を付して説明を
省略する。22はノイズフィルタ部であり、ノイズフィル
タ部22には、コモンモードのインダクタL1と、このイ
ンダクタL1に対して並列となる位置に接続された定電
圧素子5と、インダクタL1に対して整流素子D1寄りの
交流入力ラインL−ニュートラルN間に接続された定電
圧素子7と、4つのコンデンサC1,C2,C3,C4とが
配置されている。
【0034】第3実施例のスイッチングレギュレータに
おいて、交流入力ラインL−ニュートラルN間にノーマ
ルモードのサージ電圧が侵入してきた場合、ノイズフィ
ルタ部22のインダクタL1に逆起電力が発生する。イン
ダクタL1に発生した逆起電力及び侵入してきたサージ
電圧は、サージ応答性に優れた定電圧素子5及び定電圧
素子7によってクランプされ、それ以上のサージ電圧は
定電圧素子5,7の内部で吸収される。
【0035】ここで、侵入してきたサージ電圧が極めて
大きく定電圧素子7のサージ耐量を超えるようなサージ
エネルギーが侵入した場合、定電圧素子7がショートモ
ードでの破壊となり、入力部1のヒューズF1が切れて
電子機器等のシステムダウンになる可能性があるが、第
2実施例と同様に定電圧素子7のサージ電流耐量を適宜
に選定すれば、定電圧素子7のショートモード破壊に伴
うシステムダウンを防止することができる。
【0036】図4は本発明のスイッチングレギュレータ
の第4実施例の回路図であり、図1に基づいて説明した
部材に対応する部材については同一符号を付して説明を
省略する。32はノイズフィルタ部であり、ノイズフィル
タ部32には、コモンモードのインダクタL1と、このイ
ンダクタL1に対して並列となる位置に接続された定電
圧素子5と、インダクタL1に対して交流電源AC寄り
の交流入力ラインL−ニュートラルN間に接続された定
電圧素子6と、インダクタL1に対して整流素子D1寄り
の交流入力ラインL−ニュートラルN間に接続された定
電圧素子7と、4つのコンデンサC1,C2,C3,C4と
が配置されている。
【0037】第4実施例のスイッチングレギュレータに
おいて、交流入力ラインL−ニュートラルN間にノーマ
ルモードのサージ電圧が侵入してきた場合、ノイズフィ
ルタ部32のインダクタL1に逆起電力が発生する。イン
ダクタL1に発生した逆起電力及び侵入してきたサージ
電圧は、サージ応答性に優れた定電圧素子5及び定電圧
素子6及び定電圧素子7によってクランプされ、それ以
上のサージ電圧は定電圧素子5,6,7の内部で吸収さ
れる。
【0038】ここで、侵入してきたサージ電圧が極めて
大きく定電圧素子6,7のサージ耐量を超えるようなサ
ージエネルギーが侵入した場合、定電圧素子6,7がシ
ョートモードでの破壊となり、入力部1のヒューズF1
が切れて電子機器等のシステムダウンになる可能性があ
るが、第2実施例と同様に定電圧素子6,7のサージ電
流耐量を適宜に選定すれば、定電圧素子6,7のショー
トモード破壊に伴うシステムダウンを防止することがで
きる。
【0039】図10乃至図14は、それぞれ第4実施例のス
イッチングレギュレータにおける低電圧素子の具体的な
構成例を示す回路図である。
【0040】図10に示すスイッチングレギュレータにお
いては、全ての定電圧素子5,6,7がガスチューブア
レスタGAによって構成されている。
【0041】また、図11に示すスイッチングレギュレー
タにおいては、全ての定電圧素子5,6,7が酸化金属
バリスタMBによって構成されている。
【0042】また、図12に示すスイッチングレギュレー
タにおいては、全ての定電圧素子5,6,7が、ガスチ
ューブアレスタGAと酸化金属バリスタMBとが直列に接続
された直列素子によって構成されている。
【0043】また、図13に示すスイッチングレギュレー
タにおいては、全ての定電圧素子5,6,7が、ガスチ
ューブアレスタGAと抵抗Rとが直列に接続された直列素
子によって構成されている。
【0044】また、図14に示すスイッチングレギュレー
タにおいては、定電圧素子5が、ガスチューブアレスタ
GAと酸化金属バリスタMBとが直列に接続された直列素子
によって構成され、定電圧素子6が酸化金属バリスタMB
によって構成され、定電圧素子7がガスチューブアレス
タGAと抵抗Rとが直列に接続された直列素子によって構
成されている。
【0045】図5は本発明のスイッチングレギュレータ
の第5実施例の回路図であり、図1に基づいて説明した
部材に対応する部材については同一符号を付して説明を
省略する。42はノイズフィルタ部であり、ノイズフィル
タ部42には、高調波電流を低減するノーマルモードのイ
ンダクタL2と、このインダクタL2に対して並列となる
位置に接続された定電圧素子8と、交流入力ラインLに
発生するノイズを低減するコモンモードのインダクタL
1と、コンデンサC1,C2,C3,C4とが配置されてい
る。
【0046】第5実施例のスイッチングレギュレータに
おいて、交流入力ラインL−ニュートラルN間にノーマ
ルモードのサージ電圧が侵入してきた場合、ノイズフィ
ルタ部42のインダクタL2に逆起電力が発生する。ま
た、交流入力ラインL−フレームグランドFG間にコモ
ンモードのサージ電圧が侵入してきた場合も同様にイン
ダクタL2に逆起電力が発生する。インダクタL2に発生
した逆起電力は、サージ応答性に優れた定電圧素子8に
よってクランプされ、それ以上のサージ電圧は定電圧素
子8の内部で吸収される。
【0047】図6は本発明のスイッチングレギュレータ
の第6実施例の回路図であり、図1に基づいて説明した
部材に対応する部材については同一符号を付して説明を
省略する。52はノイズフィルタ部であり、ノイズフィル
タ部52には、ノーマルモードのインダクタL2と、この
インダクタL2に対して並列となる位置に接続された定
電圧素子8と、インダクタL2の交流電源AC寄りの端
子−ニュートラルN間に接続された定電圧素子9と、交
流入力ラインLに発生するノイズを低減するコモンモー
ドのインダクタL1と、コンデンサC1,C2,C3,C4
とが配置されている。
【0048】第6実施例のスイッチングレギュレータに
おいて、交流入力ラインL−ニュートラルN間にノーマ
ルモードのサージ電圧が侵入してきた場合、ノイズフィ
ルタ部52のインダクタL2に逆起電力が発生する。イン
ダクタL2に発生した逆起電力及び侵入してきたサージ
電圧は、サージ応答性に優れた定電圧素子8及び定電圧
素子9によってクランプされ、それ以上のサージ電圧は
定電圧素子8,9の内部で吸収される。
【0049】ここで、侵入してきたサージ電圧が極めて
大きく定電圧素子9のサージ耐量を超えるようなサージ
エネルギーが侵入した場合、定電圧素子9がショートモ
ードでの破壊となり、入力部1のヒューズF1が切れて
電子機器等のシステムダウンになる可能性があるが、第
2実施例と同様に定電圧素子9のサージ電流耐量を適宜
に選定すれば、定電圧素子9のショートモード破壊に伴
うシステムダウンを防止することができる。
【0050】図7は本発明のスイッチングレギュレータ
の第7実施例の回路図であり、図1に基づいて説明した
部材に対応する部材については同一符号を付して説明を
省略する。62はノイズフィルタ部であり、ノイズフィル
タ部62には、ノーマルモードのインダクタL2と、この
インダクタL2に対して並列となる位置に接続された定
電圧素子8と、インダクタL2の整流素子D1寄りの端子
−ニュートラルN間に接続された定電圧素子10と、交流
入力ラインLに発生するノイズを低減するコモンモード
のインダクタL1と、コンデンサC1,C2,C3,C4と
が配置されている。
【0051】第7実施例のスイッチングレギュレータに
おいて、交流入力ラインL−ニュートラルN間にノーマ
ルモードのサージ電圧が侵入してきた場合、ノイズフィ
ルタ部62のインダクタL2に逆起電力が発生する。イン
ダクタL2に発生した逆起電力及び侵入してきたサージ
電圧は、サージ応答性に優れた定電圧素子8及び定電圧
素子10によってクランプされ、それ以上のサージ電圧は
定電圧素子8,10の内部で吸収される。
【0052】ここで、侵入してきたサージ電圧が極めて
大きく定電圧素子10のサージ耐量を超えるようなサージ
エネルギーが侵入した場合、定電圧素子10がショートモ
ードでの破壊となり、入力部1のヒューズF1が切れて
電子機器等のシステムダウンになる可能性があるが、第
2実施例と同様に定電圧素子10のサージ電流耐量を適宜
に選定すれば、定電圧素子10のショートモード破壊に伴
うシステムダウンを防止することができる。
【0053】図8は本発明のスイッチングレギュレータ
の第8実施例の回路図であり、図1に基づいて説明した
部材に対応する部材については同一符号を付して説明を
省略する。72はノイズフィルタ部であり、ノイズフィル
タ部72には、ノーマルモードのインダクタL2と、この
インダクタL2に対して並列となる位置に接続された定
電圧素子8と、インダクタL2の交流電源AC寄りの端
子−ニュートラルN間に接続された定電圧素子9と、イ
ンダクタL2の整流素子D1寄りの端子−ニュートラルN
間に接続された定電圧素子10と、交流入力ラインLに発
生するノイズを低減するコモンモードのインダクタL1
と、コンデンサC1,C2,C3,C4とが配置されてい
る。
【0054】第8実施例のスイッチングレギュレータに
おいて、交流入力ラインL−ニュートラルN間にノーマ
ルモードのサージ電圧が侵入してきた場合、ノイズフィ
ルタ部72のインダクタL2に逆起電力が発生する。イン
ダクタL2に発生した逆起電力及び侵入してきたサージ
電圧は、サージ応答性に優れた定電圧素子8及び定電圧
素子9及び定電圧素子10によってクランプされ、それ以
上のサージ電圧は定電圧素子8,9,10の内部で吸収さ
れる。
【0055】ここで、侵入してきたサージ電圧が極めて
大きく定電圧素子9,10のサージ耐量を超えるようなサ
ージエネルギーが侵入した場合、定電圧素子9,10がシ
ョートモードでの破壊となり、入力部1のヒューズF1
が切れて電子機器等のシステムダウンになる可能性があ
るが、第2実施例と同様に定電圧素子9,10のサージ電
流耐量を適宜に選定すれば、定電圧素子9,10のショー
トモード破壊に伴うシステムダウンを防止することがで
きる。
【0056】次に、実施例1乃至第8実施例のスイッチ
ングレギュレータに用いた定電圧素子5〜10について説
明する。第4実施例における定電圧素子5〜7の具体的
な構成例については、図10乃至図14に基づいて既に説明
したが、他の実施例についても、第4実施例の場合と同
様に構成された定電圧素子5〜10を用いることができ、
また複数の定電圧素子5〜10が配置されている実施例に
おいては、第4実施例の場合と同様に異なる種類の素子
を組み合わせて用いることができる。
【0057】定電圧素子5〜10としてガスチューブアレ
スタGAを選択した場合、ガスチューブアレスタGAは、放
電開始電圧までほとんど電流が流れない特性を有してお
り、端子間電圧が放電開始電圧を超えるとガス放電を開
始し、放電開始後、その端子間電圧が放電開始電圧より
低い放電電圧に低下し、放電電流の大小に関係なく一定
の放電電圧を維持する。またガスチューブアレスタGA
は、端子間電圧が放電電圧より低下すると放電が停止し
て、放電開始前の状態に戻る自己復帰性を有している。
【0058】しかしながら、サージ電圧が極めて高い場
合、又は放電電流が大きすぎる場合には、ガスチューブ
アレスタGAは、ガス放電を発生せずにアーク放電により
両端子間がショート状態になり、放電電圧より低い電圧
になっても放電が止まらずに放電電極が溶融破損してし
まうことがある。ここで、ノーマルモードのサージ電圧
に対する作用については、第1実施例で説明した場合と
同様であるので説明を省略する。
【0059】また、定電圧素子5〜10として酸化亜鉛バ
リスタMB等の酸化金属バリスタMBを選択した場合、酸化
金属バリスタMBは、その端子間電圧が電流の対数に略比
例する特性を有しており、逆にいえば、電流は端子間電
圧の指数関数に略比例して変化するので、端子間電圧が
ある値を超えると酸化金属バリスタMBに流れる電流が急
激に増加する。このような特性を有することにより、酸
化金属バリスタMBは定電圧素子として使用されることが
多い。しかしながら、酸化金属バリスタMBは、ガスチュ
ーブアレスタGAと異なり、低い電圧でも僅かな電流(リ
ーク電流)が流れ、ある電圧になると急激にリーク電流
が増加してリーク電流を無視できなくなるので、このリ
ーク電流が急激に増加する電圧を交流電源ACのピーク
電圧よりかなり高い値に設定する必要がある。またサー
ジ電圧を吸収する目的から考慮した場合、酸化金属バリ
スタMBを用いることにより、ガスチューブアレスタGAを
用いた場合と比較したときには、定電圧素子5〜10を小
型化することが可能になるが、サージ電圧及電力が大き
いときに電力損失による発熱によって端子間がショート
状態になってしまう可能性が高くなる。以上説明した酸
化金属バリスタMBについての作用効果は、定電圧素子5
〜10として炭化珪素バリスタを選択した場合でも同様で
ある。
【0060】また、定電圧素子5〜10としてガスチュー
ブアレスタGAと酸化金属バリスタMBとが直列に接続され
た直列素子を選択した場合、この直列素子を用いた回路
にサージ電圧が印加されると、前述したようにガスチュ
ーブアレスタGAにはサージ電圧の印加直後の状態で電流
が流れないから、立ち上がり時のサージ電圧はほとんど
がガスチューブアレスタGAの端子間にかかる。サージ電
圧が増加して放電開始電圧を超えると、ガスチューブア
レスタGAがガス放電を開始し、酸化金属バリスタMBの端
子間には、サージ電圧からガスチューブアレスタGAの放
電電圧だけ降下した電圧が印加され、酸化金属バリスタ
MBの端子間に電流が流れ始める。このことにより、ガス
チューブアレスタGAの端子間電圧が放電電圧より低下す
ると、ガスチューブアレスタGAは、放電を停止して放電
開始前の状態に復帰する。ここで、酸化金属バリスタMB
のバリスタ電圧は、ガスチューブアレスタGAの放電開始
電圧と比較して低い値になるように設定する。この直列
素子を用いることにより、酸化金属バリスタMBによって
続流を防止し、速やかにサージ電圧を吸収することがで
きる。
【0061】また、定電圧素子5〜10としてガスチュー
ブアレスタGAと抵抗Rとが直列に接続された直列素子を
選択した場合、この直列素子を用いた回路にサージ電圧
が印加されると、前述したようにガスチューブアレスタ
GAには、サージ電圧の印加直後の状態で電流が流れない
から、立ち上がり時のサージ電圧はほとんどがガスチュ
ーブアレスタGAの端子間にかかる。サージ電圧が増加し
て放電開始電圧を超えると、ガスチューブアレスタGAが
ガス放電を開始し、抵抗Rの端子間にはサージ電圧から
ガスチューブアレスタGAの放電電圧だけ降下した電圧が
印加され、電力損失として消費される。このことによ
り、ガスチューブアレスタGAの端子間電圧が放電電圧よ
り低下すると、ガスチューブアレスタGAは、放電を停止
して放電開始前の状態に復帰する。この直列素子を用い
ることにより、ガスチューブアレスタGAで放電させ、か
つ抵抗Rによって続流を防止して速やかにサージ電圧を
吸収することができる。
【0062】以上説明した第1実施乃至第8実施例で
は、インダクタL1,L2を入力部1のヒューズF1とコ
ンデンサC3,C4との間に配置した回路に定電圧素子5
〜10を接続した場合を説明したが、インダクタL1,L2
をコンデンサC3,C4と整流素子D1との間に配置した
回路、あるいはインダクタL1,L2を整流素子D1と平
滑コンデンサC5との間に配置した回路に定電圧素子5
〜10を接続しても同様の効果を得ることができる。
【0063】また、第1実施乃至第4実施例では、定電
圧素子5をインダクタL1に対して並列になる位置に接
続し、かつニュートラルN側に配置したが、定電圧素子
5を交流入力ラインL側に配置しても第1実施乃至第4
実施例と同様の効果を得ることができ、さらに2つの定
電圧素子5をニュートラルN側と交流入力ラインL側に
それぞれ配置することにより、さらに高い効果を得るこ
とができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、誘導雷等によるサージ電圧の入力に伴いA
C電源フィルタが発生する逆起電力が吸収されることに
より、サージエネルギーを確実に吸収できるスイッチン
グレギュレータを提供することができるので、電子機器
におけるトランスやフォトカプラ等の絶縁部品の破壊を
防止できる。
【0065】また、第2の手段によれば、誘導雷等によ
るサージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生する
逆起電力が吸収されることにより、サージ応答性がよく
サージエネルギーを確実に吸収できる信頼性の高いスイ
ッチングレギュレータを提供することができるので、電
子機器におけるトランスやフォトカプラ等の絶縁部品の
破壊を防止できる。
【0066】また、第3の手段によれば、誘導雷等によ
るサージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生する
逆起電力が吸収されることにより、サージ応答性がよく
サージエネルギーを確実に吸収できる信頼性の高いスイ
ッチングレギュレータを提供することができるので、電
子機器におけるトランスやフォトカプラ等の絶縁部品の
破壊を防止できる。
【0067】また、第4の手段によれば、誘導雷等によ
るサージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生する
逆起電力が吸収されることにより、サージ応答性がよく
サージエネルギーを確実に吸収できる信頼性の高いスイ
ッチングレギュレータを提供することができるので、電
子機器におけるトランスやフォトカプラ等の絶縁部品の
破壊を防止できる。
【0068】また、第5の手段によれば、誘導雷等によ
るサージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生する
逆起電力が吸収されることにより、サージエネルギーを
確実に吸収できるスイッチングレギュレータを提供する
ことができるので、電子機器におけるトランスやフォト
カプラ等の絶縁部品の破壊を防止できる。
【0069】また、第6の手段によれば、誘導雷等によ
るサージ電圧の入力に伴いAC電源フィルタが発生する
逆起電力が吸収されることにより、サージ応答性がよく
サージエネルギーを確実に吸収できる信頼性の高いスイ
ッチングレギュレータを提供することができるので、電
子機器におけるトランスやフォトカプラ等の絶縁部品の
破壊を防止できる。
【0070】また、第7の手段によれば、誘導雷等によ
るサージ電圧の入力に伴うAC電源フィルタが発生する
逆起電力が吸収されることにより、サージ応答性がよく
サージエネルギーを確実に吸収できる信頼性の高いスイ
ッチングレギュレータを提供することができるので、電
子機器におけるトランスやフォトカプラ等の絶縁部品の
破壊を防止できる。
【0071】また、第8の手段によれば、誘導雷等によ
るサージ電圧の入力に伴うAC電源フィルタが発生する
逆起電力が吸収されることにより、サージ応答性がよく
サージエネルギーを確実に吸収できる信頼性の高いスイ
ッチングレギュレータを提供することができるので、電
子機器におけるトランスやフォトカプラ等の絶縁部品の
破壊を防止できる。
【0072】さらに、第9の手段によれば、サージ電圧
及び回路の特性に対応させて定電圧素子を選択すること
が可能になることにより、例えば、定電圧素子としてガ
スチューブアレスタと酸化金属バリスタとが直列に接続
された直列素子を選択することにより、酸化金属バリス
タによって続流を防止して速やかにサージ電圧を吸収す
ることができ、また定電圧素子としてガスチューブアレ
スタと抵抗とが直列に接続された直列素子を選択するこ
とにより、ガスチューブアレスタで放電させ、かつ抵抗
によって続流を防止して速やかにサージ電圧を吸収する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチングレギュレータの第1実施
例の回路図である。
【図2】本発明のスイッチングレギュレータの第2実施
例の回路図である。
【図3】本発明のスイッチングレギュレータの第3実施
例の回路図である。
【図4】本発明のスイッチングレギュレータの第4実施
例の回路図である。
【図5】本発明のスイッチングレギュレータの第5実施
例の回路図である。
【図6】本発明のスイッチングレギュレータの第6実施
例の回路図である。
【図7】本発明のスイッチングレギュレータの第7実施
例の回路図である。
【図8】本発明のスイッチングレギュレータの第8実施
例の回路図である。
【図9】特開平5−161258号公報に記載された電源装置
を示す回路図である。
【図10】本発明の第4実施例のスイッチングレギュレ
ータにおける定電圧素子の具体的な構成例を示す回路図
である。
【図11】本発明の第4実施例のスイッチングレギュレ
ータにおける定電圧素子の具体的な構成例を示す回路図
である。
【図12】本発明の第4実施例のスイッチングレギュレ
ータにおける定電圧素子の具体的な構成例を示す回路図
である。
【図13】本発明の第4実施例のスイッチングレギュレ
ータにおける定電圧素子の具体的な構成例を示す回路図
である。
【図14】本発明の第4実施例のスイッチングレギュレ
ータにおける定電圧素子の具体的な構成例を示す回路図
である。
【符号の説明】
1…入力部、 2,12,22,32,42,52,62,72…ノイ
ズフィルタ部、 3…整流平滑部、 4…スイッチング
電源部、 4a…スイッチング電源、 5,6,7,
8,9,10…定電圧素子、 L…交流入力ライン、 N
…ニュートラル、AC…交流電源、 L1,L2…インダ
クタ、 D1…整流素子、 C1,C2,C3,C4…コン
デンサ、 C5…平滑コンデンサ、 GA…ガスチューブ
アレスタ、MB…酸化金属バリスタ、 R…抵抗。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源から入力する交流電力を整流素
    子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、この整流平滑
    された一次直流電力をトランスの一次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオン/オフし、前記トラ
    ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
    得られた二次直流電力を出力するとともに、この二次直
    流電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュ
    ーティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化
    し、かつ交流入力ラインにコモンモードのインダクタと
    ラインコンデンサとを挿入して交流入力ラインに発生す
    るノイズを低減するスイッチングレギュレータにおい
    て、前記交流入力ラインに配置されたコモンモードのイ
    ンダクタに対して並列となる位置に定電圧素子を配置し
    たことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 【請求項2】 交流電源から入力する交流電力を整流素
    子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、この整流平滑
    された一次直流電力をトランスの一次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオン/オフし、前記トラ
    ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
    得られた二次直流電力を出力するとともに、この二次直
    流電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュ
    ーティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化
    し、かつ交流入力ラインにコモンモードのインダクタと
    ラインコンデンサとを挿入して交流入力ラインに発生す
    るノイズを低減するスイッチングレギュレータにおい
    て、前記交流入力ラインに配置されたコモンモードのイ
    ンダクタに対して並列となる位置、及び前記コモンモー
    ドのインダクタに対して交流入力寄りの交流入力ライン
    −ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子を配置したこと
    を特徴とするスイッチングレギュレータ。
  3. 【請求項3】 交流電源から入力する交流電力を整流素
    子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、この整流平滑
    された一次直流電力をトランスの一次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオン/オフし、前記トラ
    ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
    得られた二次直流電力を出力するとともに、この二次直
    流電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュ
    ーティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化
    し、かつ交流入力ラインにコモンモードのインダクタと
    ラインコンデンサとを挿入して交流入力ラインに発生す
    るノイズを低減するスイッチングレギュレータにおい
    て、前記交流入力ラインに配置されたコモンモードのイ
    ンダクタに対して並列となる位置、及び前記コモンモー
    ドのインダクタに対して整流素子寄りの交流入力ライン
    −ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子を配置したこと
    を特徴とするスイッチングレギュレータ。
  4. 【請求項4】 交流電源から入力する交流電力を整流素
    子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、この整流平滑
    された一次直流電力をトランスの一次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオン/オフし、前記トラ
    ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
    得られた二次直流電力を出力するとともに、この二次直
    流電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュ
    ーティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化
    し、かつ交流入力ラインにコモンモードのインダクタと
    ラインコンデンサとを挿入して交流入力ラインに発生す
    るノイズを低減するスイッチングレギュレータにおい
    て、前記交流入力ラインに配置されたコモンモードのイ
    ンダクタに対して並列となる位置、及び前記コモンモー
    ドのインダクタに対して交流入力寄りの交流入力ライン
    −ニュートラル間及び整流素子寄りの交流入力ライン−
    ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子を配置したことを
    特徴とするスイッチングレギュレータ。
  5. 【請求項5】 交流電源から入力する交流電力を整流素
    子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、この整流平滑
    された一次直流電力をトランスの一次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオン/オフし、前記トラ
    ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
    得られた二次直流電力を出力するとともに、この二次直
    流電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュ
    ーティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化
    し、かつ交流入力ラインの片側にノーマルモードのイン
    ダクタを挿入して入力の高調波電流を低減するスイッチ
    ングレギュレータにおいて、前記交流入力ラインに配置
    されたノーマルモードのインダクタに対して並列となる
    位置に定電圧素子を配置したことを特徴とするスイッチ
    ングレギュレータ。
  6. 【請求項6】 交流電源から入力する交流電力を整流素
    子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、この整流平滑
    された一次直流電力をトランスの一次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオン/オフし、前記トラ
    ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
    得られた二次直流電力を出力するとともに、この二次直
    流電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュ
    ーティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化
    し、かつ交流入力ラインの片側にノーマルモードのイン
    ダクタを挿入して入力の高調波電流を低減するスイッチ
    ングレギュレータにおいて、前記交流入力ラインに配置
    されたノーマルモードのインダクタに対して並列となる
    位置、及び前記ノーマルモードのインダクタの交流入力
    寄り端子−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子を配置
    したことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  7. 【請求項7】 交流電源から入力する交流電力を整流素
    子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、この整流平滑
    された一次直流電力をトランスの一次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオン/オフし、前記トラ
    ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
    得られた二次直流電力を出力するとともに、この二次直
    流電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュ
    ーティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化
    し、かつ交流入力ラインの片側にノーマルモードのイン
    ダクタを挿入して入力の高調波電流を低減するスイッチ
    ングレギュレータにおいて、前記交流入力ラインに配置
    されたノーマルモードのインダクタに対して並列となる
    位置、及び前記ノーマルモードのインダクタの整流素子
    寄り端子−ニュートラル間にそれぞれ定電圧素子を配置
    したことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  8. 【請求項8】 交流電源から入力する交流電力を整流素
    子と平滑コンデンサとにより整流平滑し、この整流平滑
    された一次直流電力をトランスの一次巻線と直列に接続
    されたスイッチング素子によりオン/オフし、前記トラ
    ンスの2次巻線に誘起された電力をさらに整流平滑して
    得られた二次直流電力を出力するとともに、この二次直
    流電力の出力電圧に応じて前記スイッチング素子のデュ
    ーティ比を制御することにより前記出力電圧を安定化
    し、かつ交流入力ラインの片側にノーマルモードのイン
    ダクタを挿入して入力の高調波電流を低減するスイッチ
    ングレギュレータにおいて、前記交流入力ラインに配置
    されたノーマルモードのインダクタに対して並列となる
    位置、及び前記ノーマルモードのインダクタの交流入力
    寄り端子−ニュートラル間及び整流素子寄り端子−ニュ
    ートラル間にそれぞれ定電圧素子を配置したことを特徴
    とするスイッチングレギュレータ。
  9. 【請求項9】 前記定電圧素子を、ガスチューブアレス
    タ,酸化金属バリスタ,ガスチューブアレスタと酸化金
    属バリスタとの直列素子又はガスチューブアレスタと抵
    抗との直列素子のいずれか1つの素子によって、あるい
    は2つ以上の素子の組合せによって構成したことを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれか1項記載のスイッチン
    グレギュレータ。
JP27776894A 1994-11-11 1994-11-11 スイッチングレギュレータ Pending JPH08140339A (ja)

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