JP2006060917A - スイッチング電源用のノイズフィルタ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、ライン−フレームグランド間FGの耐圧試験を満たし、コモンモードのサージ電流がグランドに流れ込むのを防止し、スイッチング電源の出力電圧の変動を防止することができるスイッチング電源用のノイズフィルタ回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 スイッチング電源用のノイズフィルタ回路において、交流供給線とグランド線との間に、ガスチューブアレスタと酸化金属バリスタと抵抗の直列回路が接続されている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、スイッチング電源用のノイズフィルタ回路に関する。
スイッチング電源回路には、入力側から侵入する外来ノイズからスイッチング電源回路を保護するため、あるいはAC入力端に現れるスイッチング電源回路からの伝導ノイズを抑制するためにノイズフィルタ回路が設けられている。
図1は、スイッチング電源回路の構成を示している。
スイッチング電源回路は、入力部1、ノイズフィルタ部(ノイズフィルタ回路)2、整流平滑部3およびコンバータ部4から構成されている。入力された交流電圧は、整流平滑部3によって整流および平滑化された後、コンバータ部4で変換されて所定の直流電圧を出力する。
商用交流電源からの商用交流電力は、ライン(ライン線)Lとニュートラル(中立線)Nとからなる交流供給線によって送られる。入力部1では、ラインLに過電流保護用フューズF1が接続されている。
ノイズフィルタ部2では、フューズF1の後のラインLとニュートラルNとの間に、LとNとの間の高周波ノイズを低減させるためのアクロスザラインコンデンサC1が接続されている。その後段には、ラインLとフレームグランドFGとの間に、ガスチューブアレスタA1と酸化金属バリスタB1との直列回路が接続されているとともに、ニュートラルNとフレームグランドFGとの間に、ガスチューブアレスタA2と酸化金属バリスタB2との直列回路が接続されている。
その後段には、ラインLとフレームグランド(グランド線)FGとの間に、LとFGとの間の高周波ノイズを低減させるためのラインバイパスコンデンサC3が接続されているとともにニュートラルNとフレームグランドFGとの間に、NとFGとの間の高周波ノイズを低減させるためのラインバイパスコンデンサC4が接続されている。
その後段には、ラインLとニュートラルNとの間に、同相成分のノイズを除去するためのチョークコイルL1が接続されている。
チョークコイルL1の後段においては、フューズF1の後のラインLとニュートラルNとの間に、アクロスザラインコンデンサC2が接続されている。そして、その後段に、ラインLとフレームグランドFGとの間に、ラインバイパスコンデンサC5が接続されているとともにニュートラルNとフレームグランドFGとの間にラインバイパスコンデンサC6が接続されている。
ノイズフィルタ部2内のラインバイパスコンデンサC3、C4、C5、C6は、DC−DCコンバータ内のスイッチング素子(図示略)のコレクタあるいはソースとフレームグランドFG間の寄生キャパシタを通して流れる電流によって発生するコモンモードノイズを除去するものである。
ノイズフィルタ部2内のガスチューブアレスタA1と酸化金属バリスタB1との直列回路は、ラインLとフレームグランドFGとの間にコモンモードのサージ電流が侵入した際に、そのサージエネルギーを吸収させるためのものである。同様に、ガスチューブアレスタA2と酸化金属バリスタB2との直列回路は、ニュートラルNとフレームグランドFGとの間にコモンモードのサージ電流が侵入した際に、そのサージエネルギーを吸収させるためのものである。
ノイズフィルタ部2を通過した交流入力は、整流平滑部3内のダイオードブリッジDによって整流された後、整流平滑部3内のダイオードC7によって平滑化されて、非安定直流電圧となる。この非安定直流電圧は、コンバータ部内のDC−DCコンバータによって安定化されて所定の直流電圧なって出力される。
特開平8−191570号公報 特開平7−39136号公報 特開1994−153382号公報 特開2000−98797号公報
従来のノイズフィルタ部では、図1に示すように、交流供給線(L,N)とフレームグランドFGとの間にサージ電流が侵入した場合には、ガスチューブアレスタ(A1,A2)と酸化金属バリスタ(B1,B2)との直列回路で、そのサージエネルギーを吸収するのが一般的である。
しかしながら、安全規格上のライン−フレームグランド間FGの耐圧試験の試験電圧は1800Vであり、ガスチューブアレスタ(A1,A2)が1800Vで動作することは認められない。また、ガスチューブアレスタ(A1,A2)の動作電圧の公差は一般的に20%であるため、1800Vでガスチューブアレスタ(A1,A2)を動作させないためには、定格動作電圧が2250Vを超えるものを使用しなければならない。
このため、2250V以下のライン−フレームグランド間FGのサージに対してはガスチューブアレスタ(A1,A2)で吸収することができず、その結果として、スイッチング電源の出力電圧を変動してしまう。
この発明は、ライン−フレームグランド間FGの耐圧試験を満たし、コモンモードのサージ電流がグランドに流れ込むのを防止し、スイッチング電源の出力電圧の変動を防止することができるスイッチング電源用のノイズフィルタ回路を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、スイッチング電源用のノイズフィルタ回路において、交流供給線とグランド線との間に、ガスチューブアレスタと酸化金属バリスタと抵抗の直列回路が接続されていることを特徴とする。
この発明によれば、ライン−フレームグランド間FGの耐圧試験を満たし、コモンモードのサージ電流がグランドに流れ込むのを防止し、スイッチング電源の出力電圧の変動を防止することができるようになる。
以下、図2を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図2は、スイッチング電源回路の構成を示している。図2において、図1と同じものには、同じ符号を付してその説明を省略する。
このスイッチング電源回路では、ノイズフィルタ部2Aの構成が図1のノイズフィルタ部2の構成と異なっている。このノイズフィルタ部2Aでは、酸化金属バリスタ(B1,B2)とフレームグランドFGとの間に、サージ電流阻止用抵抗R1が接続されている。
図2のノイズフィルタ部2Aにおいては、ラインLからサージ電流が侵入し、ガスチューブアレスタA1と酸化金属バリスタB1からフレームグランドFGにサージ電流が流れ込む際に、サージ電流阻止用抵抗R1のインピーダンスによってサージ電流の流れ込みが阻止される。同様に、ニュートラルNからサージ電流が侵入し、ガスチューブアレスタA2と酸化金属バリスタB2からフレームグランドFGにサージ電流が流れ込む際に、サージ電流阻止用抵抗R1のインピーダンスによってサージ電流の流れ込みが阻止される。
このノイズフィルタ部2Aでは、交流供給線(L,N)に侵入したサージ電流がラインガスチューブアレスタ(A1,A2)と酸化金属バリスタ(B1,B2)を通って、フレームグランドFGに流れ込むのが阻止されるので、スイッチング電源の出力電圧の変動が防止される。
なお、サージ電流阻止用抵抗R1の抵抗値は、ライン−フレームグランドFG間の耐圧試験の試験電圧により求められるのが好ましい。
例えば、試験電圧が1800Vで、検知電流が0.1Aのときは、1800V÷0.1A=18000Ωの抵抗値となり、この値以上の抵抗値の抵抗を使用する。これにより、検知電流は0.1A未満に制限される。従って、ラインガスチューブアレスタ(A1,A2)は定格動作電圧2250V以下のものを使用でき、2250V未満のサージ電圧を吸収させることができ、スイッチング電源の出力電圧の変動が防止される。
従来のスイッチング電源回路の構成を示す電気回路図である。 実施の形態であるスイッチング電源回路の構成を示す電気回路図である。
符号の説明
2、2A ノイズフィルタ部
L ライン(ライン線)
N ニュートラル(中立線)
FG フレームグランド(グランド線)
A1、A2 ガスチューブアレスタ
B1、B2 酸化金属バリスタ
C3、C4、C5、C6 ラインバイパスコンデンサ
R1 サージ電流阻止用抵抗

Claims (1)

  1. 交流供給線とグランド線との間に、ガスチューブアレスタと酸化金属バリスタと抵抗の直列回路が接続されていることを特徴とするスイッチング電源用のノイズフィルタ回路。


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