JP2018011439A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒューズの断線に対してXコンデンサの放電を確実にし、放電用抵抗素子での電力消費の割合を減少させ、待機時の省エネルギーを図る。
【解決手段】第1・第2のライン2a,2bに挿入された第1・第2のコイルL1,L2からなるチョークコイル5、チョークコイルの前段で第1・第2のライン間に接続されたXコンデンサC1、第1のコイルの後段で第1のラインに挿入されたヒューズFm、AC電源供給の停止に応答して起動する放電機能を備えた放電制御部6を備える。正の充電状態での残留電荷を放電する第1の一方向性通電素子D5を含む第1の放電経路7aと、負の充電状態での残留電荷を放電する第2の一方向性通電素子D6を含む第2の放電経路7bを備える。さらに、放電制御部・整流平滑回路間と、ヒューズ・第1のコイル間の第1のラインとの間に、放電用抵抗素子R2と第3の一方向性通電素子D7との直列回路8が挿入される。
【選択図】図1

Description

本発明は、AC(交流)入力部からの第1のラインと第2のラインに接続された整流平滑回路、前記第1および第2のラインにそれぞれ挿入された第1および第2のコイルからなるノイズ低減用のチョークコイル、前記AC入力部とチョークコイルとの間で前記第1および第2のライン間に接続されたノイズ低減用のXコンデンサ、第1のコイルと整流平滑回路との間で第1のラインに挿入されたヒューズを備え、さらに、前記Xコンデンサの残留電荷を、前記第1のコイル、整流平滑回路および第2のコイルを含む第1の放電経路、または、前記第2のコイル、整流平滑回路、ヒューズおよび第1のコイルを含む第2の放電経路を介してそれぞれ放電する放電経路形成回路を備えた電源装置に関する。
上記構成の従来例を図5〜図8を用いて説明する。図5は従来の電源装置の構成を示す回路図である。
図5において、1はAC入力部、1aは第1の入力端子、1bは第2の入力端子、2aは第1のライン、2bは第2のライン、3は整流平滑回路、4a,4bは電源出力端子、C2は平滑コンデンサ、C1はノイズ低減用のXコンデンサ、5はノイズ低減用のチョークコイル、Fmはメインのヒューズ、Fsはサブのヒューズ、R1はヒーター、6は放電制御部、7は放電経路形成回路、R3は放電用抵抗素子である。
AC電源の電力がAC入力部1の第1の入力端子1aと第2の入力端子1bとの間に印加されると、正の半サイクル期間では第1の入力端子1a→第1のライン2a→整流平滑回路3のダイオードブリッジDB→第2のライン2b→第2の入力端子1bの経路で、また負の半サイクル期間では第2の入力端子1b→第2のライン2b→整流平滑回路3のダイオードブリッジDB→第1のライン2a→第1の入力端子1aの経路で整流平滑回路3が駆動され、整流が行われた上で、平滑コンデンサC2に直流が充電される。電源出力端子4a,4bに接続された負荷機器に対して平滑コンデンサC2から直流電源が供給される。このとき、第1のコイルL1、第2のコイルL2からなるノイズ低減用のチョークコイル5とノイズ低減用のXコンデンサC1とで構成されたラインフィルタにより、各ラインに現れるノイズが抑制される。XコンデンサC1のハイサイド端子とローサイド端子の電圧の正負は一定の周期をもって交番する。
電源コードの抜けなど、AC入力部1に接続されているAC電源の供給が何らかの要因によって停止した場合、放電制御部6が起動し、VH端子‐グラウンド(GND)端子間の導通がなされる。VH端子‐グラウンド端子間には停止検出信号によってターンオンするスイッチング素子と放電用抵抗素子の直列回路が接続されている。放電経路形成回路7は放電制御部6と第1の放電経路7aおよび第2の放電経路7bを備えている。
AC電源供給の停止時にXコンデンサC1のハイサイド端子に残留電荷があるとき、その残留電荷を第1の放電経路7aを介してXコンデンサC1のローサイド端子に放電する。また、XコンデンサC1のローサイド端子に残留電荷があるとき、その残留電荷を第2の放電経路7bを介してXコンデンサC1のハイサイド端子に放電する。以下、図6、図7を用いて詳しく説明する。
(1)第1の放電経路7aによる放電動作
図6は第1の放電経路7aを介しての残留電荷の放電動作を示す動作説明図である。AC電源の正の半サイクルにおいてはXコンデンサC1に対して第1の入力端子1aからの充電が行われる。このときAC電源供給が停止すると、XコンデンサC1のハイサイド端子に電荷が残留する。
図6で細線矢印で示すように、XコンデンサC1のハイサイド端子にある残留電荷は、第1のライン2a上の第1のコイルL1、第1の逆流防止用ダイオードD5、放電制御部6、整流平滑回路3および第2のライン2b上の第2のコイルL2を含む第1の放電経路7aを介して、XコンデンサC1のローサイド端子へと放電される。このとき、残留電荷は、第1のコイルL1からは第1の逆流防止用ダイオードD5を介して放電制御部6に流入する。第2の逆流防止用ダイオードD6の存在のために、第1の逆流防止用ダイオードD5のカソードから第2の逆流防止用ダイオードD6を介しての第2のコイルL2への残留電荷の流入は阻止される。残留電荷は、整流平滑回路3においてはダイオードD2を流れる。
(2)第2の放電経路7bによる放電
図7は第2の放電経路7bを介しての残留電荷の放電動作を示す動作説明図である。AC電源の負の半サイクルにおいてはXコンデンサC1に対して第2の入力端子1bからの充電が行われる。このときAC電源供給が停止すると、XコンデンサC1のローサイド端子に電荷が残留する。
図7で細線矢印で示すように、XコンデンサC1のローサイド端子にある残留電荷は、第2のライン2b上の第2のコイルL2、第2の逆流防止用ダイオードD6、放電制御部6、整流平滑回路3および第2のライン2b上のメインのヒューズFmと第1のコイルL1を含む第2の放電経路7bを介して、XコンデンサC1のハイサイド端子へと放電される。このとき、残留電荷は、第2のコイルL2からは第2の逆流防止用ダイオードD6を介して放電制御部6に流入する。第1の逆流防止用ダイオードD5の存在のために、第2の逆流防止用ダイオードD6のカソードから第1の逆流防止用ダイオードD5を介しての第1のコイルL1への残留電荷の流入は阻止される。残留電荷は、整流平滑回路3においてはダイオードD4を流れる。
上記(2)の第2の放電経路7bによる放電においては、XコンデンサC1に発生した残留電荷がメインのヒューズFmを流れることになる。しかし、何らかの要因によって過電流が流れてメインのヒューズFmが断線した場合には、残留電荷に対する放電機能が発揮されず、XコンデンサC1に残留電荷が残存したままとなって、作業者の感電のおそれが生じる。
XコンデンサC1とチョークコイル5との間において第1のライン2aと第2のライン2bとの間に接続した放電用抵抗素子R3は、この感電を回避するために設けられる。この放電用抵抗素子R3はXコンデンサC1に対して並列接続となっている。すなわち、図8に示すように、メインのヒューズFmが断線した場合において(太線の×印参照)、XコンデンサC1のローサイド端子にある残留電荷は、放電用抵抗素子R3を流れてXコンデンサC1のハイサイド端子へと流入し、放電が良好に行われるため、感電のおそれを回避することができる。
特開2005−269883号公報 特開2014−96938号公報
メインのヒューズFmの断線時における放電機能を補償するために放電用抵抗素子R3を設けると、この放電用抵抗素子R3に対して常時的に電流が流れ、消費電力の増大の問題が生じる。特に近年では待機時の低電力化の要請が厳しく、放電用抵抗素子R3による電力損失は軽視できない問題となっている。
メインのヒューズFmの断線時における放電機能を補償する別の対策として、図9に示すような比較例の回路構成も考えられる。これは、図5の従来例に特許文献2に記載の放電構成を組み合わせたものに相当している。
すなわち、図9に示すように、XコンデンサC1が正の充電状態にあるときの第1の放電経路7a′として、第1のコイルL1とメインのヒューズFmとの間の第1のライン2aの部分と整流平滑回路3のグラウンドGND側の出力端子との間に、抵抗素子R4、ダイオードD8の並列回路と抵抗素子R5との直列回路が接続されている。さらに、第2の放電経路7b′として、第2のコイルL2と整流平滑回路3のグラウンドGND側の出力端子との間に抵抗素子R6が接続されている。
メインのヒューズFmが断線している場合において、XコンデンサC1が正の充電状態のとき、XコンデンサC1のハイサイド端子にある残留電荷は、第1のコイルL1、第1の放電経路7a′における抵抗素子R4,R5、第2の放電経路7b′における抵抗素子R6および第2のコイルL2を介して、XコンデンサC1のローサイド端子へと放電される。
また、メインのヒューズFmが断線している場合において、XコンデンサC1が負の充電状態のとき、XコンデンサC1のローサイド端子にある残留電荷は、第2のコイルL2、第2の放電経路7b′における抵抗素子R6、第2の放電経路7b′における抵抗素子R5と逆流防止用ダイオードD8および第1のコイルL1を介して、XコンデンサC1のハイサイド端子へと放電される。
図9の回路構成では、抵抗素子R5と抵抗素子R6の直列回路は、XコンデンサC1の残留電荷の放電経路として、正のAC入力状態と負のAC入力状態との両者で兼用されている。すなわち、双方向の放電経路となっていて、図9の回路構成は図5の回路構成と実質的に同じものとなっているといってもよい。
電源装置の平常動作時において、正のAC入力状態では、第1の入力端子1aから流入した電流は、サブのヒューズFs、第1のコイルL1、抵抗素子R4、抵抗素子R5、抵抗素子R6、第2のコイルL2、第2の入力端子1bの経路で流れ、抵抗素子R4,R5,R6において常時的に電力が消費される。また、電源装置の平常動作時において、負のAC入力状態では、第2の入力端子1bから流入した電流は、第2のコイルL2、抵抗素子R6、抵抗素子R5、逆流防止用ダイオードD8、第1のコイルL1、第1の入力端子1aの経路で流れ、抵抗素子R6,R5およびダイオードD8において常時的に電力が消費される。
いずれにしても、消費電力の増大の問題、特に待機時の低電力化の要請に応えられないとの問題が依然として残っていることになる。
本発明はこのような事情に鑑みて創作したものであり、電源装置に関して、Xコンデンサに並列に放電用抵抗素子を接続しなくても、ヒューズの断線に対して、Xコンデンサからの放電を確実に実現でき、しかも、用いる放電用抵抗素子で電力消費が行われる時間的割合を減少させることを通じて、特に待機時の省エネルギーに優れた効果を発揮させるようにすることを目的としている。
本発明は、次の手段を講じることにより上記の課題を解決する。
本発明による電源装置は、
AC入力部の一対の入力端子それぞれに接続された第1のラインと第2のラインに入力側が接続され、出力側が一対の電源出力端子に接続された整流平滑回路と、
前記第1のラインと第2のラインのそれぞれに挿入され、互いに磁気結合された第1のコイルと第2のコイルからなるノイズ低減用のチョークコイルと、
前記AC入力部と前記チョークコイルとの間で前記第1のラインと第2のラインに対して両端が接続されたノイズ低減用のXコンデンサと、
前記第1のコイルと前記整流平滑回路との間で前記第1のラインに挿入されたヒューズと、
前記AC入力部に対するAC電源供給の停止に応答して起動する放電機能を備えた放電制御部を含み、前記Xコンデンサの残留電荷を前記第1のコイル、第1の一方向性通電素子、前記放電制御部、前記整流平滑回路および前記第2のコイルを含む第1の放電経路を介して、また、同残留電荷を前記第2のコイル、第2の一方向性通電素子、前記放電制御部、前記整流平滑回路、前記ヒューズおよび前記第1のコイルを含む第2の放電経路を介してそれぞれ放電する放電経路形成回路とを備えた電源装置であって、
さらに、
前記放電制御部と前記整流平滑回路との間の放電経路の部分と、前記ヒューズと前記第1のコイルとの間の前記第1のラインの部分との間に挿入された、放電用抵抗素子と通電方向が前記第1のコイルに向かう第3の一方向性通電素子との直列回路とを備えたことを特徴とする。
上記構成の本発明の電源装置においては、AC入力部に対してAC電源が供給されている状態では、第1のラインと第2のラインを介して整流平滑回路で直流電圧を生成し、電源出力端子より負荷へ出力する。このとき、Xコンデンサとチョークコイルとにより各ラインに現れるノイズを軽減する。Xコンデンサの充電状態は正・負が交互に繰り返される。例えば負荷機器につながる電源ケーブルが電源コンセントから抜かれたり、負荷機器から電源ケーブルが抜かれるなどしてAC入力部に対するAC電源供給が停止した場合に、Xコンデンサに電荷が残留していることがあって、感電のおそれがある。
このような場合、放電制御部がAC電源供給の停止に応答して起動し、放電機能が発現される。Xコンデンサが正の充電状態であれば、その残留電荷は第1の放電経路(第1のコイル→第1の一方向性通電素子→放電制御部→整流平滑回路→第2のコイル)を介して放電される。このとき、第2の一方向性通電素子の存在によって第2の一方向性通電素子を介しての第2のコイルへの残留電荷の流入が規制され、放電機能を有する放電制御部に通電させることが可能となる。
また、Xコンデンサが負の充電状態であれば、その残留電荷は第2の放電経路(第2のコイル→第2の一方向性素子→放電制御部→整流平滑回路→ヒューズ→第1のコイル)を介して放電される。このとき、第1の一方向性通電素子の存在によって第1の一方向性通電素子を介しての第1のコイルへの残留電荷の流入が規制され、放電制御部に通電させることが可能となる。
もし上記の放電用抵抗素子と第3の一方向性通電素子との直列回路の構成がなければ、第2の放電経路の一部を構成するヒューズが断線した場合に、第2の放電経路における整流平滑回路およびヒューズを介する放電経路の実効性が失われて放電機能がなくなり、Xコンデンサに残留電荷が残存したままとなるおそれがある。
しかし、上記構成の放電用抵抗素子と第3の一方向性通電素子との直列回路を放電制御部と整流平滑回路との間の放電経路の部分と、ヒューズと第1のコイルとの間の第1のラインの部分との間に挿入してあるので、整流平滑回路およびヒューズの放電経路に代わってこの直列回路を含む放電経路(第2のコイル→第2の一方向性素子→放電制御部→直列回路(放電用抵抗素子→第3の一方向性通電素子)→第1のコイル)が有効となり、負の充電状態となったXコンデンサの残留電荷を正常に放電することが可能となる。
放電用抵抗素子および第3の一方向性通電素子を含む直列回路を追加したことに伴い、負のAC入力状態のときには、第2のコイル→整流平滑回路→直列回路(放電用抵抗素子→第3の一方向性通電素子)→第1のコイルの経路にも電流が流れるようになり、直列回路内の放電用抵抗素子での電力消費が生じることになる。しかし、これはAC入力状態が負のAC入力状態のときに限られるもので、正のAC入力状態のときには第3の一方向性通電素子の存在により直列回路内の放電用抵抗素子には電流が流れることがなく、放電用抵抗素子での電力消費は生じない。すなわち、放電用抵抗素子を追加してはいるが、そこでの電力消費を抑制することが可能となっている。
上記構成の本発明の電源装置には、次のようないくつかの好ましい態様ないし変化・変形の態様がある。
〔1〕前記放電制御部は、前記第1の一方向性通電素子のカソード側および前記第2の一方向性通電素子のカソード側に接続され前記放電機能の作動時に放電電流が入力される入力端子と、前記放電機能の作動時に前記放電電流を出力する出力端子を有し、前記出力端子と前記第1のラインとの間に前記直列回路が介装されている、という態様がある。
〔2〕また、前記直列回路は、前記第3の一方向性通電素子のカソード側が前記第1のラインに接続され、アノード側が前記放電用抵抗素子の一端が接続され、前記放電用抵抗素子の他端に前記放電制御部の出力端子が接続される、という態様がある。
本発明によれば、Xコンデンサに対して常時的に電力消費がなされる放電用抵抗素子を並列接続することに代えて、放電制御部と整流平滑回路との間の放電経路の部分と、ヒューズと第1のコイルとの間の第1のラインの部分との間に、放電用抵抗素子と第3の一方向性通電素子の直列回路を挿入してあるので、第3の放電用抵抗素子での電力消費は負のAC入力状態のときに限られ、正のAC入力状態では第3の放電用抵抗素子での電力消費は回避されるため、特に待機時の省エネルギーに優れた効果が発揮される。
本発明の実施例における電源装置の構成を示す回路図 本発明の実施例の電源装置において第1の放電経路を介しての残留電荷の放電動作を示す動作説明図 本発明の実施例の電源装置において第2の放電経路を介しての残留電荷の放電動作を示す動作説明図 本発明の実施例の電源装置においてメインのヒューズが断線した場合の残留電荷の放電動作を示す動作説明図 本発明に対する従来例における電源装置の構成を示す回路図 従来例の電源装置において第1の放電経路を介しての残留電荷の放電動作を示す動作説明図 従来例の電源装置において第2の放電経路を介しての残留電荷の放電動作を示す動作説明図 従来例の電源装置においてメインのヒューズが断線した場合の残留電荷の放電動作を示す動作説明図 本発明に対する比較例における電源装置の構成を示す回路図
以下、上記構成の本発明の電源装置につき、その実施の形態を具体的な実施例のレベルで詳しく説明する。
図1は本発明の実施例における電源装置の構成を示す回路図である。図1において、1はAC入力部、1aは第1の入力端子、1bは第2の入力端子、2aは第1のライン(Liveライン、Lライン)、2bは第2のライン(ニュートラルライン、Nライン)、3は整流平滑回路、DBはダイオードブリッジ、C2は平滑コンデンサ(電解コンデンサ)、4a,4bは電源出力端子、L1は第1のコイル、L2は第2のコイル、5は第1のコイルL1と第2のコイルL2からなるノイズ低減用のチョークコイル、Fmはメインのヒューズ、Fsはサブのヒューズ、R1はヒーター、C1はXコンデンサ、6は放電制御部、7は放電経路形成回路、7aは第1の放電経路、7bは第2の放電経路、D5は第1の逆流防止用ダイオード、D6は第2の逆流防止用ダイオード、D7は第3の逆流防止用ダイオード、R2は放電用抵抗素子、8は放電用抵抗素子R2と第3の逆流防止用ダイオードD7との直列回路である。
AC入力部1の第1の入力端子1a、第2の入力端子1bのそれぞれに第1のラインL1と第2のラインL2が接続され、整流平滑回路3の一対の入力端子に第1のラインL1と第2のラインL2が接続され、整流平滑回路3の一対の出力端子がそれぞれ一対の電源出力端子4a,4bに接続されている。
整流平滑回路3は、4つのダイオードD1〜D4をブリッジ接続してなるダイオードブリッジ(全波整流回路)DBと、平滑コンデンサC2とを備えている。整流平滑回路3の一方の入力端子は第1のライン2aに接続され、他方の入力端子は第2のライン2bに接続されている。整流平滑回路3の一対の出力端子間に平滑コンデンサC2が接続され、平滑コンデンサC2の両端は一対の電源出力端子4a,4bに接続されている。平滑コンデンサC2としては電解コンデンサが用いられる。
第1のライン2aの途中部に第1のコイルL1が挿入され、第2のライン2bの途中部に第2のコイルL2が挿入され、これら第1のコイルL1と第2のコイルL2とは同じ磁気コアに巻回されて互いに磁気結合され、ノイズ低減用のチョークコイル5を構成している。チョークコイル5は主としてコモンモードノイズ対策用である。AC入力部1とチョークコイル5との間で第1のライン2aと第2のライン2bのそれぞれに対してノイズ低減用のXコンデンサC1の両端子が接続されている。XコンデンサC1は主としてノーマルモードノイズ対策用である。XコンデンサC1はラインアクロスコンデンサとも呼ばれる。チョークコイル5とXコンデンサC1とでラインフィルタが構成され、各ライン間に発生するノイズを除去ないし低減するようになっている。
チョークコイル5における第1のコイルL1と整流平滑回路3との間で、第1のライン2aにメインのヒューズFmが挿入されている。第1の入力端子1aとXコンデンサC1との間で、第1のライン2aにサブのヒューズFsが挿入されている。サブのヒューズFsと第1のコイルL1との間における第1のライン2aと、第2の入力端子1bとXコンデンサC1との間における第2のライン2bとの間にヒーターR1が接続されている。サブのヒューズFsはヒーターR1の保護用であり、メインのヒューズFmは電源装置保護用である。
第1の入力端子1aと整流平滑回路3の入力端子(ダイオードD1,D4の接続点)とを結ぶ第1のライン2aには、サブのヒューズFs、第1のコイルL1、メインのヒューズFmが直列に挿入されている。また、第2の入力端子1bと整流平滑回路3の入力端子(ダイオードD2,D3の接続点)とを結ぶ第2のライン2bには、第2のコイルL2が挿入されている。
感電を防止するためにXコンデンサC1の残留電荷を放電する放電経路形成回路7は、放電制御部6、第1の逆流防止用ダイオードD5、第2の逆流防止用ダイオードD6を備えている。放電制御部6はXコンデンサC1の放電機能を備えた集積回路(IC)で構成されている。放電制御部6は、平常時においては、そのVH端子‐グラウンド(GND)端子間は遮断状態にあり、AC入力部1に接続されているAC電源の供給が何らかの要因(機器につながる電源ケーブルが電源コンセントから抜かれたり、機器から電源ケーブルが抜かれるなど)によって停止した場合に、集積回路内部においてAC入力の振幅を検知(内部検知)することによって、VH端子‐グラウンド(GND)端子間が導通され、放電機能が起動するようになっている。一方で、放電制御部6はAC電源の供給が停止した際に外部から停止検出信号(外部信号)を受けて放電機能を起動するように構成してもよい。
放電制御部6の内部構成については特に問うものではないが、少なくとも、AC電源供給が停止したときにターンオンするスイッチング素子と、このスイッチング素子に直列に接続された放電用抵抗素子とを備えた構成となっている。
放電経路形成回路7は第1の放電経路7aと第2の放電経路7bを有している。第1の逆流防止用ダイオード(第1の一方向性通電素子)D5は、そのアノードが第1のコイルL1とメインのヒューズFmとの間で第1のライン2aに接続され、そのカソードが放電制御部6におけるVH入力端子に接続されている。第2の逆流防止用ダイオード(第2の一方向性通電素子)D6は、そのアノードが第2のコイルL2と整流平滑回路3との間で第2のライン2bに接続され、そのカソードが放電制御部6におけるVH入力端子に接続されている。放電制御部6におけるグラウンド(GND)端子は接地されているともに、整流平滑回路3における負極側の出力端子(ダイオードD2,D4の接続点)に接続されている。
第1の放電経路7aは、XコンデンサC1が正の充電状態のときにXコンデンサC1の残留電荷を第1のコイルL1、第1の逆流防止用ダイオードD5、放電制御部6、整流平滑回路3および第2のコイルL2を介して放電するものである。また、第2の放電経路7bは、XコンデンサC1が負の充電状態のときにXコンデンサC1の残留電荷の残留電荷を第2のコイルL2、第2の逆流防止用ダイオードD6、放電制御部6、整流平滑回路3、メインのヒューズFmおよび第1のコイルL1を介して放電するものである。
上記のように構成された電源装置において、さらに、放電制御部6と整流平滑回路3との間の放電経路の部分と、メインのヒューズFmと第1のコイルL1との間の第1のライン2aの部分との間に、放電用抵抗素子R2と通電方向が第1のコイルL1に向かう第3の逆流防止用ダイオード(第3の一方向性通電素子)D7との直列回路を含む第3の放電経路8が挿入されている。
次に、上記のように構成された電源装置の動作を説明する。
AC電源からの電力がAC入力部1を介して供給されると、印加電圧は各ラインを通って整流平滑回路3のダイオードブリッジDBにより整流され、平滑コンデンサC2に充電される。同時に、XコンデンサC1の両端間に交流電圧による充電が行われる。XコンデンサC1のハイサイド端子とローサイド端子の電圧の正負は一定の周期(AC電源の周期)をもって交番する。
電源出力端子4a,4bに接続された負荷機器に過電流が流れると、メインのヒューズFmが溶断し、負荷機器の安全を確保する。また、ヒーターR1の経路に過電流が流れると、サブのヒューズFsが溶断し、安全を確保する。このように過電流保護を負荷機器とヒーターとに分けているので、それぞれの許容限度に応じた最適の過電流保護が可能となっている。
各ライン間に発生するノイズは、チョークコイル5とXコンデンサC1とで構成されるラインフィルタによって除去される。
負荷機器につながる電源ケーブルが電源コンセントから抜かれたり、負荷機器から電源ケーブルが抜かれるなどしてAC入力部1に対するAC電源の供給が何らかの要因によって停止した場合、停止検出信号が生成されて放電制御部6が動作し、VH端子‐グラウンド(GND)端子間の導通がなされる。
XコンデンサC1のハイサイド端子に残留電荷があるとき、その残留電荷を第1の放電経路7aを介してXコンデンサC1のローサイド端子に放電するようになっている。また、XコンデンサC1のローサイド端子に残留電荷があるとき、その残留電荷を第2の放電経路7bを介してXコンデンサC1のハイサイド端子に放電するようになっている。以下、図2、図3を用いて詳しく説明する。
(1)第1の放電経路7aによる放電動作
図2は第1の放電経路7aを介しての残留電荷の放電動作を示す動作説明図である。AC電源の正の半サイクルにおいてはXコンデンサC1に対して第1の入力端子1aからの充電が行われる。このとき電源ケーブルの抜けなど何らかの事情によりAC電源供給が停止すると、XコンデンサC1のハイサイド端子に電荷が残留する。
図2で細線矢印で示すように、XコンデンサC1のハイサイド端子にある残留電荷は、第1のライン2a上の第1のコイルL1、第1の逆流防止用ダイオードD5、放電制御部6、整流平滑回路3および第2のライン2b上の第2のコイルL2を含む第1の放電経路7aを介して、XコンデンサC1のローサイド端子へと放電される。このとき、残留電荷は、第1のコイルL1からは第1の逆流防止用ダイオードD5を介して放電制御部6に流入する。第2の逆流防止用ダイオードD6の存在のために、第1の逆流防止用ダイオードD5のカソードから第2の逆流防止用ダイオードD6を介しての第2のコイルL2への残留電荷の流入は阻止される。残留電荷は、整流平滑回路3においてはダイオードD2を流れる。
(2)第2の放電経路7bによる放電
図3は第2の放電経路7bを介しての残留電荷の放電動作を示す動作説明図である。AC電源の負の半サイクルにおいてはXコンデンサC1に対して第2の入力端子1bからの充電が行われる。このときAC電源供給が停止すると、XコンデンサC1のローサイド端子に電荷が残留する。
図3で細線矢印で示すように、XコンデンサC1のローサイド端子にある残留電荷は、第2のライン2b上の第2のコイルL2、第2の逆流防止用ダイオードD6、放電制御部6、整流平滑回路3および第2のライン2b上のメインのヒューズFmと第1のコイルL1を含む第2の放電経路7bを介して、XコンデンサC1のハイサイド端子へと放電される。このとき、残留電荷は、第2のコイルL2からは第2の逆流防止用ダイオードD6を介して放電制御部6に流入する。第1の逆流防止用ダイオードD5の存在のために、第2の逆流防止用ダイオードD6のカソードから第1の逆流防止用ダイオードD5を介しての第1のコイルL1への残留電荷の流入は阻止される。残留電荷は、整流平滑回路3においてはダイオードD4を流れる。
(3)メインのヒューズFmが断線状態のときの放電動作
図4は本発明の実施例の電源装置においてメインのヒューズが断線した場合の残留電荷の放電動作を示す動作説明図である。
電源ケーブルの抜けなど何らかの要因により第1のライン2aに過電流が流れた結果、メインのヒューズFmが断線したとする。そして、この状態でAC入力部1に対するAC電源の供給が何らかの要因によって停止したとする。この場合、AC電源供給の停止を内部で(または外部信号により)検知した放電制御部6は活性化されてVH端子‐グラウンド(GND)端子間の導通がなされ、放電機能が有効となる。
負のAC入力状態のためにXコンデンサC1のローサイド端子に残留電荷があるとき、その残留電荷は、図3の場合の整流平滑回路3およびメインのヒューズFmの放電経路に代わって、図4で細線矢印で示すように、第2のコイルL2→第2の逆流防止用ダイオードD6→放電制御部6→放電用抵抗素子R2→第3の逆流防止用ダイオードD7→第1のコイルL1の経路を介してXコンデンサC1のハイサイド端子に放電される。
以上のように、メインのヒューズFmが断線している状態においてAC電源供給の停止が起こり、その結果として、残留電荷がXコンデンサC1のローサイド端子に発生しているときには、放電用抵抗素子R2と第3の逆流防止用ダイオードD7との直列回路8を介して残留電荷を放電することが可能となっている。
次に、放電用抵抗素子R2と第3の逆流防止用ダイオードD7との直列回路8を追加したことに伴う消費電力の増加について説明する。
電源出力端子4a,4bに接続されている負荷機器が運転停止されている待機時において、AC電源の負の半サイクルがAC入力部1に印加されている期間では、放電用抵抗素子R2と第3の逆流防止用ダイオードD7との直列回路8にも電流が流れ、放電用抵抗素子R2での電力消費が行われる。すなわち、図4で破線矢印で示すように、第2の入力端子1b→第2のコイルL2→整流平滑回路3におけるダイオードブリッジDBのダイオードD3→平滑コンデンサC2→放電用抵抗素子R2→第3の逆流防止用ダイオードD7→第1のコイルL1→サブのヒューズFs→第1の入力端子1aの経路に電流が流れ、放電用抵抗素子R2で電力消費が行われる。
しかし、この追加した放電用抵抗素子R2での電力消費は、AC入力部1に印加されるのがAC電源の負の半サイクル期間に限られている。なぜならば、第3の逆流防止用ダイオードD7が存在しているため、AC電源の正の半サイクル期間では、追加した放電用抵抗素子R2には電流が流れることはなく、放電用抵抗素子R2での電力消費は生じない。
これは、図5の従来例や図9の比較例の場合の、AC電源の負の半サイクル期間でも正の半サイクル期間でも、追加した放電用抵抗素子(図5ではR3、図9ではR4〜R6)での電力消費があることに比べて、本発明実施例の優れている点である。
なお、直列回路8における放電用抵抗素子R2としてはなるべく高抵抗のものが好ましいが、AC電源供給の停止からの経過時間が1秒間の放電で、XコンデンサC1の両端電圧が規定電圧値以下(この実施例では定格電圧の37%以下)となるように回路定数を設定調整しておくことが望ましい。
なお、上記実施形態では、サブのヒューズFsはヒーターR1の保護用であるが、保護の対象はヒーターに限る必要はなく、任意のものを保護対象としてよい。また、ヒーターの保護用にサブのヒューズFsを設けているが、サブのヒューズFsを設けるか否かは任意である。
本発明は、ヒューズの断線に対して、Xコンデンサからの放電を確実に実現するに際して、常時的に電力消費がなされる放電用抵抗素子をXコンデンサに並列接続することに代えて、正のAC入力状態では電力消費が回避され、電力消費が負のAC入力状態のときに限られる態様で放電用抵抗素子を用いることにより、特に待機時の省エネルギーに優れた効果を発揮する技術として有用である。
1 AC入力部
1a 第1の入力端子
1b 第2の入力端子
2a 第1のライン
2b 第2のライン
3 整流平滑回路
4a,4b 電源出力端子
5 チョークコイル
6 放電制御部
7 放電経路形成回路
7a 第1の放電経路
7b 第2の放電経路
8 直列回路
C1 Xコンデンサ
D5 第1の逆流防止用ダイオード(一方向性通電素子)
D6 第2の逆流防止用ダイオード(一方向性通電素子)
D7 第3の逆流防止用ダイオード(一方向性通電素子)
Fm メインのヒューズ
L1 第1のコイル
L2 第2のコイル
R2 放電用抵抗素子

Claims (3)

  1. AC入力部の一対の入力端子それぞれに接続された第1のラインと第2のラインに入力側が接続され、出力側が一対の電源出力端子に接続された整流平滑回路と、
    前記第1のラインと第2のラインのそれぞれに挿入され、互いに磁気結合された第1のコイルと第2のコイルからなるノイズ低減用のチョークコイルと、
    前記AC入力部と前記チョークコイルとの間で前記第1のラインと第2のラインに対して両端が接続されたノイズ低減用のXコンデンサと、
    前記第1のコイルと前記整流平滑回路との間で前記第1のラインに挿入されたヒューズと、
    前記AC入力部に対するAC電源供給の停止に応答して起動する放電機能を備えた放電制御部を含み、前記Xコンデンサの残留電荷を前記第1のコイル、第1の一方向性通電素子、前記放電制御部、前記整流平滑回路および前記第2のコイルを含む第1の放電経路を介して、また、同残留電荷を前記第2のコイル、第2の一方向性通電素子、前記放電制御部、前記整流平滑回路、前記ヒューズおよび前記第1のコイルを含む第2の放電経路を介してそれぞれ放電する放電経路形成回路とを備えた電源装置であって、
    さらに、
    前記放電制御部と前記整流平滑回路との間の放電経路の部分と、前記ヒューズと前記第1のコイルとの間の前記第1のラインの部分との間に挿入された、放電用抵抗素子と通電方向が前記第1のコイルに向かう第3の一方向性通電素子との直列回路とを備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記放電制御部は、前記第1の一方向性通電素子のカソード側および前記第2の一方向性通電素子のカソード側に接続され前記放電機能の作動時に放電電流が入力される入力端子と、前記放電機能の作動時に前記放電電流を出力する出力端子を有し、
    前記出力端子と前記第1のラインとの間に前記直列回路が介装されている請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記直列回路は、前記第3の一方向性通電素子のカソード側が前記第1のラインに接続され、アノード側が前記放電用抵抗素子の一端が接続され、前記放電用抵抗素子の他端に前記放電制御部の出力端子が接続される請求項2に記載の電源装置。
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