JPH09284427A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JPH09284427A
JPH09284427A JP8086744A JP8674496A JPH09284427A JP H09284427 A JPH09284427 A JP H09284427A JP 8086744 A JP8086744 A JP 8086744A JP 8674496 A JP8674496 A JP 8674496A JP H09284427 A JPH09284427 A JP H09284427A
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Yasuaki Takahashi
泰昭 高橋
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定額までの通信料金を情報端末装置の利用
者負担とし、それ以上は情報提供側が負担することが可
能な情報端末装置の提供する。 【解決手段】 カラオケ装置10内の中央制御装置12
は、ハードディスク13より当月の通信に要した累積度
数13bを呼び出し、規定度数をオーバーしないかどう
かを判断する。そして、サブホストテーブル13aから
1度数当りの通信時間の長いサブホストを選択し、過去
の平均通信時間に基づいて予想累積度数を算出する。そ
の結果、該累積度数が規定度数をオーバーしなければ、
これからダイヤルするサブホストの発信者課金用電話番
号をサブホストテーブル13aから読み出し、規定度数
をオーバーすれば着信者課金用電話番号を読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報センタに定期
的あるいは不定期にアクセスして情報を受信し、その受
信した情報を使用して所定の情報処理を実行する情報端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、情報を送信する情報センタと情報端末装置とが従
量課金制の電話回線によって接続された通信式情報提供
システムが知られている。そして、情報端末装置は情報
センタにアクセスして情報を受信し、その受信した情報
を使用して所定の情報処理を実行する。
【0003】この場合の情報センタから情報を配信する
ときの通信料金は、全額を情報提供者側が負担するか、
あるいは端末装置の利用者が負担していた。このため一
定額を情報端末装置の利用者に負担してもらい、一定額
を超えた分の通信料については情報提供者側で負担する
といった柔軟な運用ができなかった。
【0004】これは、通信式情報提供システム内では設
置された情報端末装置毎にアクセス対象の情報センタま
での伝送路上での距離が異なることが多く、従量課金制
の電話回線を使用していると一度数当たりの通信時間も
各情報端末装置で異なるからである。なお、例えば情報
端末装置側からアクセスしても情報センタ側に課金され
るものとして、フリーダイヤル等の着信者課金用電話番
号を用いてアセクスすることが考えられる。
【0005】しかし、全ての情報端末装置に対して一律
に累積通信時間が一定時間を超えた時点で着信者課金に
よる通信に切り替えても、上述したように1度数当りの
通信時間が異なるため、情報端末装置側で負担する通信
料金はまちまちとなる。そのため、やはり一定額を端末
利用者に負担してもらい、一定額を超えた分の通信料を
情報提供者側で負担するといった柔軟な運用はできな
い。
【0006】そこで本発明は、情報端末装置の設置場所
等によって1度数当りの通信時間が異なっていても、一
定額までの通信料金を情報端末装置の利用者負担とし、
それ以上は情報提供側が負担するという柔軟な運用が可
能な情報端末装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この目的
を達成するためになされた本発明の情報端末装置は、情
報を送信する情報センタと従量課金制の電話回線によっ
て接続されており、その情報センタにアクセスして前記
情報を受信するための通信手段と、該通信手段によって
受信した前記情報を使用し、所定の情報処理を実行する
情報処理手段とを備える情報端末装置において、前記情
報センタにアクセスするための発信者課金用電話番号及
び着信者課金用電話番号と、発信者課金の場合の単位度
数当りの通信時間とを記憶している記憶手段と、所定期
間の初期は前記発信者課金用電話番号を用いて前記情報
センタへアクセスし、そのアクセスに要した通信時間に
対応する度数を累積記憶していき、その累積度数が所定
値を超えた場合あるいは超える状況にある場合には、そ
の後の前記情報センタへのアクセスを前記着信者課金用
電話番号を用いて実行するアクセス制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0008】本情報端末装置によれば、情報を送信する
情報センタと従量課金制の電話回線によって接続されて
おり、通信手段によって情報センタにアクセスして情報
を受信し、その受信した情報を使用して情報処理手段が
所定の情報処理を実行することができる。
【0009】このような基本的な処理に加えて、次のよ
うな特徴的な処理を実行できる。つまり、記憶手段に
は、情報センタにアクセスするための発信者課金用電話
番号及び着信者課金用電話番号と、発信者課金の場合の
単位度数当りの通信時間とを記憶されており、所定期間
の初期は発信者課金用電話番号を用いて情報センタへア
クセスし、そのアクセスに要した通信時間に対応する度
数を累積記憶していき、その累積度数が所定値を超えた
場合あるいは超える状況にある場合には、その後の情報
センタへのアクセスを着信者課金用電話番号を用いて実
行することができる。
【0010】したがって、各端末毎に累積度数をカウン
トすることができるため、システムで定めた所定金額の
通信料金を端末利用者側で負担してもらうことができ、
この所定額を超えた分の通信料金については情報提供者
側で負担するという柔軟な運用が可能となる。これによ
りアクセス対象の情報センタまでの伝送路上での距離が
遠い情報端末装置を利用している場合でも、その通信料
金の負担を一定額に抑えることが可能になる。
【0011】また、前記情報センタにアクセスするため
の発信者課金用電話番号及び着信者課金用電話番号と、
発信者課金の場合の単位度数当りの通信時間のデータ
は、例えば装置設置時のインストール作業において設置
作業者がマニュアルで行ってもよいが、請求項2に示す
ように、装置設置時のインストール作業において情報セ
ンタから取得可能に構成すると便利である。
【0012】また、前記情報センタは、例えば請求項3
に示すように、ホストと該ホストから送信される情報を
中継する複数のサブホストとから構成され、通信手段
は、そのサブホストにアクセスして情報を受信可能にし
てもよい。そして、この場合の記憶手段には、1つ以上
の各サブホストに対応する前記発信者課金用電話番号及
び着信者課金用電話番号と、発信者課金の場合の各サブ
ホストに対応する単位度数当りの通信時間とが記憶され
る。
【0013】そして、複数のサブホストにアクセス可能
であれば、一つのサブホストがアクセス不可能でも別の
サブホストにアクセスできるという利点があるが、その
際、請求項4に示すように、単位度数当りの通信時間が
長いものほど優先して実行すれば、全体的な通信料金が
安くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の情報端末装置の実
施形態を説明する。本実施形態では、図1に示すよう
に、情報端末装置としてのカラオケ装置10が、通信カ
ラオケシステム50の端末として設置されている。詳し
くは、通信カラオケシステム50は、カラオケソフトの
配信源となるホスト60、そのカラオケソフトをホスト
60から受信しカラオケ装置10に送信するための中継
的な役割を果たす複数のサブホスト70、従量課金制の
電話回線としての公衆回線網80およびカラオケ装置1
0によって構成されている。この通信カラオケシステム
50のホスト60と各サブホスト70とはISDN回線
90によって接続されており、各カラオケ装置10は、
公衆回線網80を介して各サブホスト70と通信可能と
なっている。
【0015】こうした構成から明らかなように、本通信
カラオケシステム50では、ホスト60と各カラオケ装
置10とは直接には通信せず、例えば1都道府県あたり
数台の割合で全国に分散設置されているサブホスト70
を経由する。これは、ホスト60の処理の負荷を低減さ
せたり、ホスト60から遠方にあるカラオケ装置10と
の通信料金を削減させる等の理由からである。
【0016】なお、各カラオケ装置10が通信相手とす
るサブホスト70は1台が固定されているわけではな
く、例えば最も近くにあるサブホスト70を呼んでも、
話中状態等で接続できなければ、他のサブホスト70を
呼ぶことが可能で、普通1台のカラオケ装置10に数台
のサブホスト70が割り振られている。
【0017】前記ホスト60は、図2に示すように、制
御手段としてのホストコンピュータ61と、記憶手段と
しての記憶装置62と、入力手段としての入力装置63
と、通信手段としての通信制御装置65と、表示手段と
してのCRT66と、プリンタ67と等を備えている。
記憶装置62は、ホストコンピュータ61が作動するた
めの各種制御プログラム、カラオケ装置10に送信する
ためのカラオケ曲情報(以下、新曲データともいう)や
カラオケ装置10毎の新曲データの配信状況等を記憶す
るためのものである。入力装置63からはホストコンピ
ュータ61に対して各種指令を入力することができ、例
えば、記憶装置62に記憶された新曲データの配信状況
を読み出してCRT66に表示させることや、それをプ
リンタ67に出力させて印刷させること等ができる。
【0018】また、サブホスト70は、図3に示すよう
に、制御手段としての中央制御装置72と、記憶手段と
してのハードディスク71と、通信手段としての通信制
御装置73と等から構成されている。このサブホスト7
0は、ホスト60から送信されてくる情報を通信制御装
置73によって受信し、これを一旦ハードディスク71
に記憶した後に、通信制御装置73を通してカラオケ装
置10に転送することができる。また、これとは反対
に、カラオケ装置10からの情報や要求を一旦ハードデ
ィスク71に記憶してからホスト60に転送することも
できる。したがって、ホスト60はサブホスト70とだ
け通信を実行すればよいので、ホスト60の処理の負荷
は低減する。また、カラオケ装置10は、近くにあるサ
ブホスト70と通信すればよいので通信料金を削減でき
る。
【0019】一方、カラオケ装置10は、図4に示すよ
うに、各部の制御を司る制御手段として中央制御装置1
2を備えており、この中央制御装置12は、周知のCP
U、RAM、ROM等(いずれも図示略)を備えるマイ
クロコンピュータとして構成されている。
【0020】前記中央制御装置12には、データ通信装
置としての通信制御装置20が接続されており、中央制
御装置12は、通信制御装置20を通して、公衆回線網
80により接続されるサブホスト70と通信可能であ
る。また、中央制御装置12には、「記憶手段」として
のハードディスク13、演奏再生手段としての音声再生
回路14および映像再生手段としての画面表示制御回路
15が接続されている。そして、音声再生回路14には
ミキサアンプ16が接続されており、ミキサアンプ16
には、音声出力手段としてのスピーカ17と音声入力手
段としてのマイクロフォン18とが接続されている。さ
らに、画面表示制御回路15には、映像表示手段として
のテレビモニタ19が接続されている。
【0021】前記ハードディスク13には、予め数千曲
程度のカラオケ曲情報が記憶されており、カラオケ装置
10は、サブホスト70より新曲データを受信して、こ
のハードディスク13に記憶させることができる。1曲
分のカラオケ曲情報は、曲同士を識別するための識別情
報である曲番号情報と、実体情報とから構成されてい
る。この内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMID
I(Musical Instrument Digital Interface)規格の演
奏情報および歌詞を符号化した歌詞情報からなってい
る。
【0022】また、前記ハードディスク13にはサブホ
ストテーブル13aや累積度数13bも記憶される。サ
ブホストテーブル13aには、図6に例示するように、
カラオケ装置10を設置した際に、例えば伝送路上で距
離が近くなるベスト3を選択し、そのサブホスト70の
識別情報(A,B,C等)と、それら各サブホスト70
に対する発信者課金用の電話番号と着信者課金用の電話
番号とが記録される。発信者課金用電話番号はサブホス
ト70に付与された通常の電話番号であり、この電話番
号を用いた場合には、カラオケ装置10側である発信者
に対して課金がなされる。一方、着信者課金用電話番号
は、サブホスト70が通常の電話番号(つまり発信者課
金用電話番号)とは別に電話会社との間で予め契約した
フリーダイヤル番号等である。フリーダイヤル番号を用
いてサブホスト70と通信した場合には、カラオケ装置
10側である発信者に対して課金がなされず、サブホス
ト70側である着信者に課金がなされる。なお、本実施
形態ではフリーダイヤル番号を例として挙げたが、それ
に限定されず着信者課金サービス用の電話番号であれば
それ以外でもよい。
【0023】また、カラオケ装置10内に予め全てのサ
ブホスト70の識別情報と、発信者課金用電話番号及び
着信者課金用電話番号が記憶されており、設置された地
域情報等に基づいて設置作業者等の操作して選択しても
よいし、あるいは設置後にホスト60と通信して初期設
定する際に、ホスト60から通知してもらうようにして
もよい。この場合、例えば任意のサブホスト70を経由
してホスト60に自己の電話番号の市外局番を送信し、
ホスト60でその市外局番に基づいて決定したサブホス
ト70の識別情報、発信者課金用電話番号及び着信者課
金用電話番号等を送信するようにすることが考えられ
る。
【0024】一方、中央制御装置12には、現在時刻お
よび日付を計時するカレンダクロック11も接続されて
おり、中央制御装置12からの要求がある度に現在時刻
/日付を通知することができるようにされている。続い
て、カラオケ演奏の手順に従ってカラオケ演奏に関わる
各部の機能、動作について簡単に説明する。まず利用者
が図示しない操作パネルあるいはリモコン等を操作する
ことで歌いたい曲を選択する。すると中央制御装置12
は、選択された曲に対応する演奏情報および歌詞情報を
ハードディスク13から読み出し、演奏情報は音声再生
回路14に、歌詞情報は画面表示制御回路15にそれぞ
れ転送する。
【0025】音声再生回路14は、演奏情報に基づいて
アナログの演奏信号を合成し、ミキサアンプ16に出力
する。ミキサアンプ16は、演奏信号とマイクロフォン
18を介して入力される利用者の歌声とを適度な割合で
ミキシングし、電気的に増幅してスピーカ17に出力す
る。スピーカ17は、演奏音として外部出力する。
【0026】一方、画面表示制御回路15は、演奏情報
と同期して中央制御装置12から送られてくる歌詞情報
により歌詞表示用信号を再生し、図示しない映像ソース
(例えばレーザディスクプレーヤ等)から出力されてカ
ラオケ装置10に入力される背景映像信号と歌詞表示用
信号とを合成(スーパーインポーズ)してテレビモニタ
19に出力し、背景映像に歌詞テロップが重ねられた状
態で表示させる。
【0027】次に、新曲データの取得など、サブホスト
70との通信を実行するための装置である通信制御装置
20について詳しく説明する。図5に示すように、通信
制御装置20は、制御手段としてのCPU21と、CP
U21のワークエリアであるRAM22と、CPU21
の動作プログラム等が格納されているROM23と、網
制御装置(NCU)24と、変復調手段としてのモデム
回路25と等を備えている。
【0028】CPU21は中央制御装置12に接続さ
れ、RAM22、ROM23、NCU24およびモデム
回路25は、CPU21に接続されている。また、NC
U24は公衆回線網80に接続されている。前記NCU
24は、オフフック、ダイヤリング、オンフック等の公
衆回線網80との回線の接続/切断動作を実行できる。
前記モデム回路25は、CPU21から送られてくるデ
ジタル信号をアナログ信号に変換してNCU24へと送
出し、NCU24から入力されるアナログ信号をデジタ
ル信号に変換してCPU21に出力する変換回路であ
る。
【0029】次に、本カラオケ装置10が実行する処理
の一例を、図7に示したフローチャートに基づいて説明
する。まず通信処理を開始した時点で、ハードディスク
13より当月の通信に要した累積度数13bを呼び出す
(S10)。
【0030】次に、サブホスト70の選択を行い(S2
0)、続いて、今回の通信により累積度数13bが規定
度数をオーバーしないかどうかを判定する(S30)。
S20でのサブホスト70の選択に関しては、1度数当
りの通信時間が長いものほど優先される。したがって、
図6に示すサブホストテーブル13aの例で言えば、サ
ブホストA→B→Cの順番に選択されることとなる。一
方、S30での判定は、S20で選択したサブホスト7
0の1度数当りの通信時間をハードディスク13内のサ
ブホストテーブル13aから読み出し、さらに過去の平
均通信時間(あるいは最大通信時間)に基づいて予想累
積度数を算出する。
【0031】続くS40では、この算出した予想累積度
数が規定度数をオーバーするかどうかを判断する。そし
て、オーバーするならば(S40:YES)、S120
に移行し、一方、規定度数をオーバーしないならば(S
40:NO)、S50の処理に移行する。
【0032】S50では、S20で選択、すなわちこれ
からダイヤルするサブホスト70までの1度数当たりの
通信時間及びそのサブホスト70の発信者課金用電話番
号をサブホストテーブル13aから読み出す。そして、
S60では、その発信者課金用電話番号によってサブホ
スト70にダイヤリングして接続して通信処理を開始さ
せる。
【0033】続くS70では接続がうまくいったかどう
かを判断し、うまくいけばS80へ移行するが、うまく
いかなければS20へ戻って次のサブホスト70を選択
する。上述したように、図6に示すサブホストテーブル
13aの例で言えば、IDがA→B→Cの順番で選択さ
れる。なお、接続がうまくいったかどうかは、例えば一
度接続を試みて接続できなかった場合にすぐに接続がう
まくいかないと判断するのではなく、所定回数接続を試
みてそれでも接続できない場合にS70で否定判断する
ようにした方がよい。
【0034】S80では、累積度数13bに「1」を加
算してハードディスク13に記憶する。そして、続くS
90ではサブホスト70より1伝送ブロックの配信デー
タを受信する。ここで受信した配信データが、配信当該
日の最終データかどうかのチェックを行う(S10
0)。最終データでなかったら(S100:NO)、S
110へ移行するが、最終データであったならば(S1
00:YES)、S170へ移行する。
【0035】S110では、カレンダクロック11によ
り1度数の通信時間が経過したかどうかをチェックす
る。経過していなければ(S110:NO)、S90へ
戻って次の配信データの受信処理を行う。経過していた
ならば(S110:YES)、S80へ戻って累積度数
13bのカウントアップ(+1)を行う。
【0036】一方、規定度数をオーバーする場合(S4
0:YES)には、S120へ移行して、着信者課金用
電話番号(例えばフリーダイヤル番号)をハードディス
ク13内のサブホストテーブル13aより読み出す。そ
して、そのサブホスト70にダイヤリングして接続し、
通信処理を開始する(S130)。続くS140では、
上述したS70と同じように接続がうまくいったかどう
かを判断する。そして、接続がうまくいけばS160へ
移行するが、うまくいかなければS150へ移行して、
サブホストテーブル13aより別のサブホスト70(つ
まり次に1度数当りの通信時間が長いもの)を選択す
る。そして、再度S120へ戻ってそのS150で選択
されたサブホスト70に対応する着信者課金用電話番号
を読み出す。
【0037】S160では、サブホスト70より配信当
該日の配信データを受信して、ハードディスク13に受
信した配信データを記憶する。このS160の処理は、
配信当該日の配信データを全て受信するまで行い、全て
受信して記憶させると、S170へ移行し、サブホスト
70との通信回線を切断して通信処理を終了する。
【0038】このように、本カラオケ装置10によれ
ば、サブホスト70と従量課金制の電話回線である公衆
回線網80によって接続されており、このサブホスト7
0にアクセスして新曲データ等の情報を受信し、その受
信した情報を使用してカラオケ演奏等の所定の情報処理
を実行することができる。
【0039】このような基本的な処理に加えて、所定期
間(上記実施例では1か月単位)の初期は発信者課金用
電話番号を用いてサブホスト70へアクセスし、そのア
クセスに要した通信時間に対応する度数を累積記憶して
いき、その累積度数13bが所定値を超える状況にある
場合には、その後のサブホスト70へのアクセスを着信
者課金用電話番号を用いて実行することができる。した
がって、カラオケ装置10毎に累積度数13bをカウン
トし、システムで定めた所定金額の通信料金を端末利用
者側で負担してもらうことができ、この所定額を超えた
分の通信料金については情報提供者側で負担するという
柔軟な運用が可能となる。これによりアクセス対象のサ
ブホスト70までの公衆電話網80上での距離が遠いカ
ラオケ装置10であっても、その通信料金の負担を一定
額に抑えることが可能になる。
【0040】なお、全てのカラオケ装置10の利用者に
対して通信料金の負担を同一額に抑えるのであれば、図
7のS40において予想累積度数と比較する規定度数を
同一にすればよく、もちろん、カラオケ装置10単位で
規定度数は設定可能なので、カラオケ装置10毎に負担
額を変えることも可能である。
【0041】以上、本発明はこのような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記実施
形態においては、図7のS40において予想累積度数が
規定度数をオーバーするかどうかを判断していた。つま
り、今回の通信を実行すると規定累積度数を超えると考
えられる場合には、着信者課金用電話番号を用いてアク
セスすることにしたが、前回までの累積度数が実際に規
定累積度数をオーバーした場合にはじめて着信者課金用
電話番号を用いてアクセスするようにしてもよい。ま
た、所定期間として1か月を単位としていたが、それは
システムに応じて1週間単位等ということも考えられ
る。
【0042】さらに、上記実施形態における情報端末装
置としてはカラオケ装置を挙げているが、それに限ら
ず、例えばファクシミリ装置やその他の通信システムに
おける情報端末装置においても同様に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の通信カラオケシステムの概略構成
の説明図である。
【図2】 実施形態の通信カラオケシステムのホストの
構成を示すブロック図である。
【図3】 実施形態の通信カラオケシステムのサブホス
トの構成を示すブロック図である。
【図4】 実施形態の通信カラオケシステムのカラオケ
装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 カラオケ装置に内蔵されている通信制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】 ハードディスクに格納されるサブホストテー
ブルの例示図である。
【図7】 カラオケ装置が実行する処理のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…カラオケ装置 12…中央制御装
置 13…ハードディスク 13a…サブホスト
テーブル 14…音声再生回路 15…画面表示制
御回路 16…ミキサアンプ 19…テレビモニ
タ 20…通信制御装置 21…CPU 22…RAM 23…ROM 24…網制御装置 25…モデム回路 50…通信カラオケシステム 60…ホスト 70…サブホスト 80…公衆回線網 90…ISDN回線
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 11/08 H04M 11/08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を送信する情報センタと従量課金制
    の電話回線によって接続されており、その情報センタに
    アクセスして前記情報を受信するための通信手段と、該
    通信手段によって受信した前記情報を使用し、所定の情
    報処理を実行する情報処理手段とを備える情報端末装置
    において、 前記情報センタにアクセスするための発信者課金用電話
    番号及び着信者課金用電話番号と、発信者課金の場合の
    単位度数当りの通信時間とを記憶している記憶手段と、 所定期間の初期は前記発信者課金用電話番号を用いて前
    記情報センタへアクセスし、そのアクセスに要した通信
    時間に対応する度数を累積記憶していき、その累積度数
    が所定値を超えた場合あるいは超える状況にある場合に
    は、その後の前記情報センタへのアクセスを前記着信者
    課金用電話番号を用いて実行するアクセス制御手段とを
    備えたことを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記情報センタにアクセスするための発
    信者課金用電話番号及び着信者課金用電話番号と、発信
    者課金の場合の単位度数当りの通信時間のデータは、装
    置設置時のインストール作業において前記情報センタか
    ら取得可能に構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記情報センタは、ホストと該ホストか
    ら送信される情報を中継する複数のサブホストとから構
    成され、前記通信手段は、そのサブホストにアクセスし
    て情報を受信可能にされていると共に、 前記記憶手段は、1つ以上の各サブホストに対応する前
    記発信者課金用電話番号及び着信者課金用電話番号と、
    発信者課金の場合の各サブホストに対応する単位度数当
    りの通信時間とを記憶していることを特徴とする請求項
    1または2に記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に、複数のサブホストに対
    応する前記発信者課金用電話番号及び着信者課金用電話
    番号と、発信者課金の場合の各サブホストに対応する単
    位度数当りの通信時間が記憶されている場合、前記アク
    セス制御手段は、前記サブホストへのアクセスを、前記
    単位度数当りの通信時間が長いものほど優先して実行す
    るよう構成されていることを特徴とする請求項3に記載
    の情報端末装置。
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