JP3641507B2 - 情報通信システムおよび端末装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、情報通信システムおよび端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報を送信する情報センタと、該情報センタから送信される情報を中継する情報中継装置と、情報中継装置にアクセスして情報を受信する対中継装置通信手段と、該対中継装置通信手段により受信される情報を使用して所定の情報処理を実行する情報処理手段とを備える端末装置とを含む情報通信システムにおいては、各端末装置は例えば距離的に近い情報中継装置にアクセスすることが想定されていた。
【0003】
特に、端末装置が、電話回線を経由して情報中継装置にアクセスする構成となっている場合には、距離的に近い情報中継装置にアクセスすれば、それだけ通信料金を安くできるので、どの情報中継装置にアクセスするかは経済的にも重要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、端末装置を移転した場合には、例えば通信料金を安くできる情報中継装置にアクセスさせるべく端末装置を操作してアクセス先を設定し直す必要があった。あるいは、この再設定をしないと移転以前にアクセスしていた情報中継装置に引続きアクセスすることになり、通信料金が高くなることもあった。
【0005】
また、通信料金ばかりでなく、例えば情報センタ側による端末装置の管理面でも問題がないとは言えなかった。本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、端末装置が移転しても、自動的に最適の情報中継装置を選択してアクセスさせることが可能な情報通信システムおよびその情報通信システムに好適な端末装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の情報通信システムは、
情報を送信する情報センタと、
前記情報センタから送信される前記情報を中継する複数の情報中継装置と、
前記情報中継装置にアクセスして前記情報を受信する対中継装置通信手段と、前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する通信先制御手段と、前記対中継装置通信手段により受信される前記情報を使用して所定の情報処理を実行する情報処理手段とを備える端末装置と、
前記端末装置に送信するための課金情報、前記端末装置毎の課金実績および前記複数の情報中継装置の電話番号を記憶する課金センタと、
前記端末装置と課金センタとの間に介在して、前記課金センタから前記端末装置に所定の課金情報を伝送すると前記端末装置に対して前記課金情報に設定されている金額の課金処理を実行する課金通信網とを含む情報通信システムにおいて、
前記課金通信網は、前記端末装置からのアクセスにより認識する前記端末装置の設置場所に対応する場所データを前記課金センタに通知し、
前記課金センタは、前記通知される端末装置の場所データを取得する場所データ取得手段と、前記複数の情報中継装置の電話番号から、前記端末装置の場所データに基づいて選定される前記情報中継装置の電話番号を前記端末装置に通知する通知手段とを備え、
前記端末装置から前記情報中継装置へのアクセスに際し、前記通信先制御手段は、前記通知手段により通知された電話番号の前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する
ことを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の情報通信システムは、
情報を送信する情報センタと、
前記情報センタから送信される前記情報を中継する複数の情報中継装置と、
端末装置と、
前記端末装置に送信するための課金情報、前記端末装置毎の課金実績および前記複数の情報中継装置の電話番号を記憶する課金センタと、
前記端末装置と課金センタとの間に介在して、前記課金センタから前記端末装置に所定の課金情報を伝送すると前記端末装置に対して前記課金情報に設定されている金額の課金処理を実行する課金通信網とを含むとともに、
前記端末装置は、前記情報中継装置にアクセスして前記情報を受信する対中継装置通信手段と、前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する通信先制御手段と、前記対中継装置通信手段により受信される前記情報を使用して所定の情報処理を実行する情報処理手段と、前記課金通信網に対して発呼側としてアクセスする対通信網通信手段を備えた、
情報通信システムにおいて、
前記課金通信網は、前記対通信網通信手段からのアクセスにより認識する前記端末装置の設置場所に対応する場所データを前記課金センタに通知し、
前記課金センタは、前記通知される前記端末装置の場所データを取得する場所データ取得手段と、前記複数の情報中継装置の電話番号から、前記端末装置の場所データに基づいて選定される前記情報中継装置の電話番号を前記端末装置に通知する通知手段とを備え、
前記端末装置から前記情報中継装置へのアクセスに際し、前記通信先制御手段は、前記通知手段により通知された電話番号の前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する
ことを特徴とする。
請求項3記載の情報通信システムは、請求項1または請求項2記載の情報通信システムにおいて、
前記課金センタは、前記情報中継装置の電話番号を選定する課金センタ制御手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
請求項4記載の情報通信システムは、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報通信システムにおいて、前記情報中継装置と前記端末装置とは、電話回線を介して接続されることを特徴とする。
【0009】
請求項5記載の情報通信システムは、請求項4記載の情報通信システムにおいて、
前記場所データ取得手段は、前記端末装置の場所データとして、前記端末装置が接続された電話回線の電話番号を取得することを特徴とする。
【0010】
請求項6記載の端末装置は、
情報を送信する情報センタと、
前記情報センタから送信される前記情報を中継する複数の情報中継装置と、
前記情報中継装置にアクセスして前記情報を受信する対中継装置通信手段と、前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する通信先制御手段と、前記対中継装置通信手段により受信される前記情報を使用して所定の情報処理を実行する情報処理手段と、課金通信網に対して発呼側としてアクセスする対通信網通信手段とを備える端末装置と、
前記端末装置に送信するための課金情報、前記端末装置毎の課金実績および前記複数の情報中継装置の電話番号を記憶する課金センタとを含み、
前記課金通信網は、前記端末装置と課金センタとの間に介在して、前記課金センタから前記端末装置に所定の課金情報を伝送すると前記端末装置に対して前記課金情報に設定されている金額の課金処理を実行するとともに、前記対通信網通信手段からのアクセスにより認識する前記端末装置の設置場所に対応する場所データを前記課金センタに通知し、
前記課金センタは、前記通知される前記端末装置の場所データを取得する場所データ取得手段と、前記場所データ取得手段が取得する前記端末装置の場所データに基づき、前記記憶する複数の情報中継装置の電話番号から対応する前記情報中継装置の電話番号を選定する課金センタ制御手段と、前記課金センタ制御手段により選定される前記情報中継装置を前記端末装置に通知する通知手段と
を備えた情報通信システムにおける前記端末装置であって、
前記端末装置から前記情報中継装置へのアクセスに際し、前記通信先制御手段は、前記通知手段により通知された電話番号の前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する
ことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【作用】
上記の構成になる請求項1記載の情報通信システムにおいては、情報センタが情報を送信すると、複数の情報中継装置がそれぞれこの情報を中継する。端末装置では、対中継装置通信手段が情報中継装置にアクセスして情報を受信すると、情報処理手段がこの情報を使用して所定の情報処理を実行する。
課金センタは、端末装置に送信するための課金情報、端末装置毎の課金実績および複数の情報中継装置の電話番号を記憶する。
課金通信網は、端末装置と課金センタとの間に介在して、課金センタから端末装置に所定の課金情報を伝送すると端末装置に対して課金情報に設定されている金額の課金処理を実行する。また、課金通信網は、端末装置からのアクセスにより認識する端末装置の設置場所に対応する場所データを課金センタに通知する。
【0013】
課金センタは、課金通信網から通知される端末装置の設置場所に対応する場所データを場所データ取得手段にて取得し、その端末装置の場所データに基づいて複数の情報中継装置から選定される情報中継装置の電話番号を通知手段にて端末装置に通知する。
端末装置の通信先制御手段は、端末装置から情報中継装置へのアクセスに際し、通知手段により通知された電話番号の情報中継装置に対してアクセスさせるべく対中継装置通信手段を制御する。
【0014】
このため、端末装置が移転したとしても常に最適の情報中継装置にアクセスできるので、例えば通信料金を安くできる情報中継装置にアクセスさせるべく端末装置を操作してアクセス先を設定し直す必要はない。また、この再設定をしないために移転以前にアクセスしていた情報中継装置に引続きアクセスして通信料金が高くなることもない。
【0015】
なお、場所データとしては、電話番号やGPS(グローバルポジショニングシステム)によって検出される端末装置の座標を場所データとすること等が例示される。
【0016】
請求項2記載の情報通信システムにおいては、情報センタが情報を送信すると、複数の情報中継装置がそれぞれこの情報を中継する。端末装置では、対中継装置通信手段が情報中継装置にアクセスして情報を受信すると、情報処理手段がこの情報を使用して所定の情報処理を実行する。
課金センタは、端末装置に送信するための課金情報、端末装置毎の課金実績および複数の情報中継装置の電話番号を記憶する。
課金通信網は、端末装置と課金センタとの間に介在して、課金センタから端末装置に所定の課金情報を伝送すると端末装置に対して課金情報に設定されている金額の課金処理を実行する。また、課金通信網は、端末装置からのアクセスにより認識する端末装置の設置場所に対応する場所データを課金センタに通知する。
課金センタは、課金通信網から通知される端末装置の設置場所に対応する場所データを場所データ取得手段にて取得し、その端末装置の場所データに基づいて複数の情報中継装置から選定される情報中継装置の電話番号を通知手段にて端末装置に通知する。
端末装置は、対通信網通信手段にて課金通信網に対して発呼側としてアクセスするから、課金通信網は、この対通信網通信手段からのアクセスにより端末装置の設置場所に対応する場所データを認識する。
端末装置の通信先制御手段は、端末装置から情報中継装置へのアクセスに際し、通知手段により通知された電話番号の情報中継装置に対してアクセスさせるべく対中継装置通信手段を制御する。
このため、端末装置が移転したとしても常に最適の情報中継装置にアクセスできるので、例えば通信料金を安くできる情報中継装置にアクセスさせるべく端末装置を操作してアクセス先を設定し直す必要はない。また、この再設定をしないために移転以前にアクセスしていた情報中継装置に引続きアクセスして通信料金が高くなることもない。
請求項1、2記載の情報通信システムにおいては、課金通信網は上述の課金処理を実行し、課金通信網により課金処理された金額は、電話回線の使用料と併せて電話会社によって代理徴収され、手数料等を控除されてから課金センタの設置者側に引き渡される。したがって、例えば課金センタから送信される課金情報として、情報センタから送信される情報のスクランブルを解除するためのキー情報や端末装置の稼動を許可する許可コマンド等を設定しておけば、これらのキー情報や許可コマンドに課金処理することで情報の使用料や端末装置の使用料等を確実に徴収できる。
請求項3記載の情報通信システムでは、課金センタは、情報中継装置の電話番号を選定する課金センタ制御手段を備えているから、端末装置の場所データに基づく情報中継装置の電話番号選定に適している。
【0017】
請求項4記載の情報通信システムにおいては、情報中継装置と端末装置とが電話回線を介して接続されるから、情報中継装置と端末装置とを結ぶ通信回線を新たに敷設する必要はない。
請求項5記載の情報通信システムにおいては、場所データ取得手段は、端末装置の場所データとして、端末装置が接続された電話回線の電話番号を取得する。端末装置の場所データとして電話番号を使用するから、端末装置と情報中継装置との通信料金をきわめて正確に算出でき、端末装置をアクセスさせる情報中継装置を一層適切に選定できる。
【0018】
【0019】
【0020】
請求項6記載の端末装置は、情報を送信する情報センタと、前記情報センタから送信される前記情報を中継する複数の情報中継装置と、前記情報中継装置にアクセスして前記情報を受信する対中継装置通信手段と、前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する通信先制御手段と、前記対中継装置通信手段により受信される前記情報を使用して所定の情報処理を実行する情報処理手段と、課金通信網に対して発呼側としてアクセスする対通信網通信手段とを備える端末装置と、
前記端末装置に送信するための課金情報、前記端末装置毎の課金実績および前記複数の情報中継装置の電話番号を記憶する課金センタとを含み、
前記課金通信網は、前記端末装置と課金センタとの間に介在して、前記課金センタから前記端末装置に所定の課金情報を伝送すると前記端末装置に対して前記課金情報に設定されている金額の課金処理を実行するとともに、前記対通信網通信手段からのアクセスにより認識する前記端末装置の設置場所に対応する場所データを前記課金センタに通知し、
前記課金センタは、前記通知される前記端末装置の場所データを取得する場所データ取得手段と、前記場所データ取得手段が取得する前記端末装置の場所データに基づき、前記記憶する複数の情報中継装置の電話番号から対応する前記情報中継装置の電話番号を選定する課金センタ制御手段と、前記課金センタ制御手段により選定される前記情報中継装置を前記端末装置に通知する通知手段と、
を備えた情報通信システムにおける前記端末装置であって、
前記端末装置から前記情報中継装置へのアクセスに際し、前記通信先制御手段は、前記通知手段により通知された電話番号の前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する。
このため、端末装置が移転したとしても常に最適の情報中継装置にアクセスできるので、例えば通信料金を安くできる情報中継装置にアクセスさせるべく端末装置を操作してアクセス先を設定し直す必要はない。また、この再設定をしないために移転以前にアクセスしていた情報中継装置に引続きアクセスして通信料金が高くなることもない。
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】
次に、本発明の端末装置をカラオケ装置として具体化した情報通信システムの一実施例を図面を参照して説明する。図1は、情報通信システムの概略構成図である。図1に示すように、本情報通信システムでは、課金センタ1と本発明の端末装置に相当する複数のカラオケ装置9とが課金通信網5を介して接続されると共に、情報センタ3と複数のカラオケ装置9とが情報中継装置7を経由して通信回線で接続されている。また、課金センタ1と情報センタ3も接続されている。なお、カラオケ装置9は電話回線6の端末として課金通信網5に接続されている。
【0024】
課金通信網5は、例えば日本電信電話(株)のビデオテックス通信網やダイヤルQ2通信網のように、伝送する情報に対する情報料をその情報の受信者(正確には受信装置が接続されている回線の使用契約者)に対して課金する機能を持つものである。ダイヤルQ2通信網は基本的に時間単位の従量計算であり、ビデオテックス網は、情報の内容毎に任意の料金を設定可能であり、キャプテンサービス等に用いられている。
【0025】
その課金機能の一例として、ビデオテックス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網は、利用者端末(この実施例ではカラオケ装置9)に接続された電話回線6とビデオテックス通信処理装置(VCP)とで構成される。利用者端末がビデオテックス通信網にアクセスしようとする(キャプテンサービスでは、利用者端末が特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルする)と、VCPは、この利用者端末の電話回線6を課金センタ1と接続する。VCPは、電話回線6と課金センタ1との交換接続、利用者端末の管理と課金センタ1への加入者管理、電話会社が代理徴収する通信料及び電話会社が代理徴収する情報使用料の課金、利用者端末と課金センタ1との間の会話制御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変換処理等の通信処理機能を提供する。
【0026】
VCPは、情報使用料を課金する必要上からアクセスしてきた利用者端末(この実施例ではカラオケ装置9)が接続されている電話回線6の電話番号を認識しているが、これを課金センタ1へも通知する。つまり、課金センタ1は、課金通信網5を経由してアクセスしてきたカラオケ装置9の電話番号を知ることができる。
【0027】
次にカラオケ装置9の構成について説明する。図2は、カラオケ装置9の構成を示すブロック図である。図2に示すように、カラオケ装置9の主要な制御を司る制御手段であり本発明の情報処理手段および通信先制御手段に相当するマイクロコンピュータ(マイコン)17には、記憶手段としてのハードディスク19、マイクロコンピュータ17と共同して本発明の情報処理手段として機能する音声再生回路15並びに画面表示制御回路23、本発明の対中継装置通信手段および対通信網通信手段に相当する通信制御装置11、電子カレンダ13がそれぞれ接続されている。なお、電子カレンダ13は、現在の年月日時刻を算出するもので、バッテリでバックアップされており、カラオケ装置9の電源がオフにされてもその機能は失われない。
【0028】
また、音声再生回路15にはミキサアンプ21が、画面表示制御回路23には表示手段としてのテレビモニタ29がそれぞれ接続されている。さらに、ミキサアンプ21には、スピーカ25とマイクロフォン27が接続されている。ハードディスク19には予め数千曲程度のカラオケ曲情報が記憶されており、カラオケ装置9は、情報センタ3より新曲のカラオケ曲情報(以下、新曲データともいう)を受信して、このハードディスク33に記憶させることができる。また、1曲分のカラオケ曲情報は、曲同士を識別するための識別情報である曲番号情報と、実体情報とから構成されている。この内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格の演奏情報および歌詞を符号化した歌詞情報からなっている。なお、本実施例ではそのように構成されていないが、カラオケ曲情報の実体情報には、動画映像を表示するための背景映像情報が含まれることもある。
【0029】
以下、カラオケ演奏の手順に従ってカラオケ演奏に関わる各部の機能、動作について説明する。まず利用者が図示しない操作パネルあるいはリモコン等を操作することで歌いたい曲を選択する。するとマイクロコンピュータ17は、所定のカラオケ演奏プログラムに従ってカラオケ演奏処理を実行する。具体的には、マイクロコンピュータ17は、選択された曲に対応する演奏情報および歌詞情報をハードディスク19から読み出し、演奏情報は音声再生回路15に、歌詞情報は画面表示制御回路23にそれぞれ転送する。
【0030】
音声再生回路15では、演奏情報に基づいてアナログの演奏信号を合成し、ミキサアンプ21に出力する。ミキサアンプ21では、演奏信号とマイクロフォン27を介して入力される利用者の歌声とを適度な割合でミキシングし、電気的に増幅してスピーカ25に出力する。スピーカ25は、演奏音として外部出力する。
【0031】
一方、画面表示制御回路23は、演奏情報と同期してマイクロコンピュータ17から送られてくる歌詞情報により歌詞表示用信号を再生し、図示しない映像ソース(例えばレーザディスクプレーヤ等)から出力されてカラオケ装置9に入力される背景映像信号と歌詞表示用信号とを合成(スーパーインポーズ)してテレビモニタ29に出力し、背景映像に歌詞テロップが重ねられた状態で表示させる。
【0032】
続いて、課金センタ1および情報センタ3の構成を説明する。図3は課金センタ1および情報センタ3の構成を示すブロック図である。課金センタ1は、制御手段としてのホストコンピュータ45、記憶手段としての記憶装置41、入力手段としての入力装置43、通信手段であり本発明の場所データ取得手段および通知手段としての通信制御装置47、表示手段としてのCRT49、プリンタ51等を備えている。
【0033】
記憶装置41は、ホストコンピュータ45が作動するための各種制御プログラム、カラオケ装置9に送信するための課金情報やカラオケ装置9毎の課金実績等を記憶するためのものであり、図5に示される情報中継装置7の電話番号表も記憶している。この電話番号表は市外局番と情報中継装置7の電話番号が対応して記載されている。この電話番号表は、各カラオケ装置9が、その市外局番に対応する電話番号の情報中継装置7と通信すれば通信料金が最もやすくなるように設定されており、ホストコンピュータ45は、カラオケ装置9の市外局番に対応した情報中継装置7の電話番号を読み出して通信制御装置47を通してカラオケ装置9に送信できる。
【0034】
入力装置43からはホストコンピュータ45に対して各種指令を入力することができ、例えば、記憶装置41に記憶された各カラオケ装置9毎の課金実績を読み出してCRT49に表示させることや、それをプリンタ51に出力させて印刷させること等ができる。
【0035】
一方、情報センタ3も課金センタ1と同様の構成であり、制御手段としてのホストコンピュータ65、記憶手段としての記憶装置61、入力手段としての入力装置63、通信手段としての通信制御装置67、表示手段としてのCRT69、プリンタ71等を備えている。記憶装置61は、ホストコンピュータ65が作動するための各種制御プログラム、カラオケ装置9に送信するための新曲データ、カラオケ装置9毎の新曲データの配信状況等を記憶するためのものである。入力装置63からはホストコンピュータ65に対して各種指令を入力することができ、例えば、記憶装置61に記憶された新曲データの配信状況を読み出してCRT69に表示させることや、それをプリンタ71に出力させて印刷させること等ができる。
【0036】
本情報通信システムでは、情報センタ3と各カラオケ装置9とは直接には通信せず、例えば全国に数十台設置されている情報中継装置7を経由する。これは、情報センタ3の処理の負荷を低減させるためと情報センタ3から遠方にあるカラオケ装置9との通信料金を削減するためである。
【0037】
図4は情報中継装置7の構成を示すブロック図である。この図4に示すように、情報中継装置7は、制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)83、記憶手段としてのハードディスク81、通信手段としての通信制御装置85等から構成されている。この情報中継装置7は、情報センタ3から送信されてくる情報を通信制御装置85によって受信し、これを一旦ハードディスク81に記憶した後に通信制御装置85を通してカラオケ装置9に転送することができる。また、これとは反対に、カラオケ装置9からの情報や要求を一旦ハードディスク81に記憶してから情報センタ3に転送することもできる。したがって、情報センタ3は情報中継装置7とだけ通信を実行すればよいので、情報センタ3の処理の負荷は低減する。また、カラオケ装置9は、近くにある情報中継装置7と通信すればよいので通信料金を削減できる。
【0038】
この実施例の情報通信システムでは、各カラオケ装置9は1ヶ月毎に課金センタ1と交信して使用許可情報を得る構成となっている。次に、課金センタ1からの使用許可情報を受信するためにカラオケ装置9のマイクロコンピュータ17が実行する処理のフローチャートを示す図6を参照して、使用許可情報の受信について説明する。なお、カラオケ装置9のマイクロコンピュータ17は、カラオケ装置9が起動された直後および起動後でカラオケ演奏に使用されていないときに、図6に示される処理を繰り返し実行する。
【0039】
図6に示すように、マイクロコンピュータ17は電子カレンダ13から年月を読み出す(S1)。続いて、マイクロコンピュータ17は年月が更新されたかを判断する(S2)。この判断は、前回の年月が更新された際の年月をハードディスク19に記憶しておいて、この記憶されている年月と読み出した年月とを比較することで行われる。ここで年月が更新されていなければ(S2でNO)、マイクロコンピュータ17は一旦このルーチンを終了する。一方、年月が更新されていれば(S2でYES)、マイクロコンピュータ17は次のS3に進んで、課金センタ1と通信して使用許可情報を受信するための処理を実行する。
【0040】
課金センタ1とカラオケ装置9との通信シーケンスを示す図7を参照して、S3の処理について詳述すると、マイクロコンピュータ17は、通信制御装置11に指令して、課金通信網5を介して課金センタ1に対して発呼させる。続いて、マイクロコンピュータ17は、課金センタ1への着呼を待って、端末番号とパスワードを送信する。
【0041】
課金センタ1では、ホストコンピュータ45が、カラオケ装置9の電話番号を、通信制御装置47を介して課金通信網5のVCPから受け取る。また、ホストコンピュータ45は、カラオケ装置9から送られてくる端末番号とパスワードを受け取り、端末照合を行い、課金センタ1に登録されているカラオケ装置9であれば、照合正常として使用許可情報を送信する。
【0042】
課金センタ1からの使用許可情報の送信がなされると、この使用許可情報の送信に対して予め設定されている料金が、課金通信網5によって、カラオケ装置9が接続されている電話回線6の加入契約者に対して課金される。課金された料金は、電話回線使用料と合わせて電話会社によって代理徴収され、手数料等を控除されてから課金センタ1の設置者側に引き渡される。
【0043】
次にホストコンピュータ45は、記憶装置41に記憶されている電話番号表(図5参照)から、カラオケ装置9の電話番号の上位6桁を市外局番として、この市外局番に対応する情報中継装置7の電話番号を読み出してカラオケ装置9に送信する。つまり、カラオケ装置9は、課金センタ1との通信により、使用許可情報と情報中継装置7の電話番号とを受信する。カラオケ装置9のマイクロコンピュータ17は、情報中継装置7の電話番号を受信してから、通信制御装置11を通して、課金センタ1に切断要求を送信して通信を終了する。
【0044】
以上がS3の処理とこれに伴う課金センタ1側の処理である。ここで図6に示されるルーチンの説明に戻る。S3の処理の後、カラオケ装置9のマイクロコンピュータ17は、使用許可情報を正常に受信できたかを判断する(S4)。使用許可情報を正常に受信できた場合(S4でYES)、マイクロコンピュータ17はカラオケ装置9の1ヶ月間の稼動を許可する(S5)。つまり、前述の使用許可情報の受信に際して課金される料金は、カラオケ装置9の1ヶ月間の使用料に該当する。また、例えばカラオケ装置9が電話回線6に接続されていない等の理由で使用許可情報が受信できないと(S4でNO)、マイクロコンピュータ17は、カラオケ装置9の稼動を禁止する(S6)。ここで稼動を禁止するとは、例えばカラオケ装置9の電源がオンされても選曲操作を受け付けずカラオケ演奏のための動作をさせない等カラオケ装置9として作動しない状態とすることである。したがって、例えば「課金センタと接続してください。」等のメッセージを出力するような、警告機能まで禁止するものではない。
【0045】
次に、情報中継装置7とカラオケ装置9との間での新曲データの送受について図8に示す通信シーケンス図を参照して説明する。まずカラオケ装置9は、課金センタ1から受信した情報中継装置7の電話番号をダイヤルして情報中継装置7に対して発呼し、情報中継装置7への着呼を待って端末番号とパスワードを送信する。情報中継装置7は、通信制御装置85によってこれを受け取り、マイクロコンピュータ83が端末照合を行い、情報通信システムの端末として登録されているカラオケ装置9であれば、新曲データ配信番号を送信する。カラオケ装置9はこれを受信して、以前に受信した新曲データ配信番号と比較して新曲データが有るか無いかを判断し、新曲データが有る場合には、情報中継装置7に新曲データの送信を要求する。カラオケ装置9は、この新曲データの送信要求に応じて情報中継装置7から送信されてくる新曲データを受信して、ハードディスク19に記憶する。
【0046】
カラオケ装置9は、新曲データの受信・記憶が完了すると、情報中継装置7との通信を終了する。また、前述の新曲データの有無の判断で、新曲データは無いと判断した場合にも、カラオケ装置9は、情報中継装置7との通信を終了する。なお、新曲データを受信する通信シーケンスを開始するタイミングは、例えば電源投入時や、1週間に1度の割合、1月に1度の割合等色々考えられる。
【0047】
このように、カラオケ装置9は、情報中継装置7との通信を実行する際には、課金センタ1との通信により取得した電話番号(図6のS3参照)の情報中継装置7と通信する。この情報中継装置7の電話番号は、カラオケ装置9の設置場所(市外局番)からの通信料金が最も安くなる情報中継装置7の電話番号である。したがって、カラオケ装置9の設置場所が変えられた場合でも、課金センタ1との通信を行った後には、カラオケ装置9は通信料金が最も安くなる情報中継装置7にアクセスできる。
【0048】
以上説明したように、本実施例の情報通信システムでは、カラオケ装置9を移転しても、アクセスすべき最適の情報中継装置7が課金センタ1から指定されるため、通信料金を安く抑えることができる。また、そのための特別な設定操作等を要さない。
【0049】
以上、実施例に従って本発明について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々に変形実施が可能である。上記実施例では、課金センタは端末装置に情報中継装置の電話番号を送信しているが、課金センタは情報中継装置の号機番号を送信する構成として、端末装置に情報中継装置の号機番号と電話番号との対応表を持つ構成としてもよい。
【0050】
また、課金センタが各端末装置の電話番号リストを記憶しておき、端末装置がアクセスしてきた際に課金通信網から通知される電話番号と電話番号リストに記憶されている電話番号が一致しないときのみ、情報中継装置の電話番号あるいは号機番号を端末装置に送信する構成としてもよい。もちろんこの場合には、電話番号リストも更新記憶される。
【0051】
あるいは、課金センタと情報センタの両方の処理を、1つのセンタで行ってもよい。上記実施例は、端末装置がカラオケ装置の場合であるが、端末装置はこれに限られず、例えばテレビゲーム装置にも適用できる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、2記載の情報通信システムによれば、端末装置が移転したとしても常に最適の情報中継装置にアクセスできるので、例えば通信料金を安くできる情報中継装置にアクセスさせるべく端末装置を操作してアクセス先を設定し直す必要はない。また、この再設定をしないために移転以前にアクセスしていた情報中継装置に引続きアクセスして通信料金が高くなることもない。しかも、通信網から場所データを通知されるので、場所データ取得のために特別な機構や手段を設ける必要はない。また、情報の使用料や端末装置の使用料等を確実に徴収できる。
【0053】
請求項3記載の情報通信システムでは、課金センタは、情報中継装置の場所データを選定する課金センタ制御手段を備えているから、端末装置の場所データに基づく情報中継装置の場所データ選定に適している。
【0054】
請求項4記載の情報通信システムによれば、情報中継装置と端末装置とは電話回線を介して接続されるので、情報中継装置と端末装置とを結ぶ通信回線を新たに敷設する必要はない。
請求項5記載の情報通信システムにおいては、場所データ取得手段は、端末装置の場所データとして、端末装置が接続された電話回線の電話番号を取得する。端末装置の場所データとして電話番号を使用するから、端末装置と情報中継装置との通信料金をきわめて正確に算出でき、端末装置をアクセスさせる情報中継装置を一層適切に選定できる。
【0055】
請求項6記載の端末装置によれば、端末装置が移転したとしても常に最適の情報中継装置にアクセスできるので、例えば通信料金を安くできる情報中継装置にアクセスさせるべく端末装置を操作してアクセス先を設定し直す必要はない。また、この再設定をしないために移転以前にアクセスしていた情報中継装置に引続きアクセスして通信料金が高くなることもない。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の情報通信システムの概略構成図である。
【図2】 実施例のカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 実施例の課金センタおよび情報センタの構成を示すブロック図である。
【図4】 実施例の情報中継装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 実施例の課金センタに記憶される情報中継装置の電話番号表の説明図である。
【図6】 実施例において課金センタからの使用許可情報を受信するためにカラオケ装置のマイクロコンピュータが実行する処理のフローチャートである。
【図7】 実施例において課金センタとカラオケ装置との間で実行される通信シーケンス図である。
【図8】 実施例において新曲データの送受に際して情報中継装置とカラオケ装置との間で実行される通信シーケンス図である。
【符号の説明】
1…課金センタ
3…情報センタ
5…課金通信網(通信網)
6…電話回線
7…情報中継装置
9…カラオケ装置
11…通信制御装置(対中継装置通信手段)
13…電子カレンダ
15…音声再生回路(情報処理手段)
17…マイクロコンピュータ(情報処理手段、通信先制御手段)
19…ハードディスク
21…ミキサアンプ
23…画面表示制御回路(情報処理手段)
25…スピーカ
27…マイクロフォン
29…テレビモニタ
33…ハードディスク
41…記憶装置
43…入力装置
45…ホストコンピュータ
47…通信制御装置(場所データ取得手段、通知手段、対通信網通信手段)
49…CRT
51…ホストコンピュータ
61…記憶装置
63…入力装置
65…ホストコンピュータ
67…通信制御装置
69…CRT
71…プリンタ
81…ハードディスク
83…マイクロコンピュータ
85…通信制御装置

Claims (6)

  1. 情報を送信する情報センタと、
    前記情報センタから送信される前記情報を中継する複数の情報中継装置と、
    前記情報中継装置にアクセスして前記情報を受信する対中継装置通信手段と、前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する通信先制御手段と、前記対中継装置通信手段により受信される前記情報を使用して所定の情報処理を実行する情報処理手段とを備える端末装置と、
    前記端末装置に送信するための課金情報、前記端末装置毎の課金実績および前記複数の情報中継装置の電話番号を記憶する課金センタと、
    前記端末装置と課金センタとの間に介在して、前記課金センタから前記端末装置に所定の課金情報を伝送すると前記端末装置に対して前記課金情報に設定されている金額の課金処理を実行する課金通信網とを含む情報通信システムにおいて、
    前記課金通信網は、前記端末装置からのアクセスにより認識する前記端末装置の設置場所に対応する場所データを前記課金センタに通知し、
    前記課金センタは、前記通知される端末装置の場所データを取得する場所データ取得手段と、前記複数の情報中継装置の電話番号から、前記端末装置の場所データに基づいて選定される前記情報中継装置の電話番号を前記端末装置に通知する通知手段とを備え、
    前記端末装置から前記情報中継装置へのアクセスに際し、前記通信先制御手段は、前記通知手段により通知された電話番号の前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する
    ことを特徴とする情報通信システム。
  2. 情報を送信する情報センタと、
    前記情報センタから送信される前記情報を中継する複数の情報中継装置と、
    端末装置と、
    前記端末装置に送信するための課金情報、前記端末装置毎の課金実績および前記複数の情報中継装置の電話番号を記憶する課金センタと、
    前記端末装置と課金センタとの間に介在して、前記課金センタから前記端末装置に所定の課金情報を伝送すると前記端末装置に対して前記課金情報に設定されている金額の課金処理を実行する課金通信網とを含むとともに、
    前記端末装置は、前記情報中継装置にアクセスして前記情報を受信する対中継装置通信手段と、前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する通信先制御手段と、前記対中継装置通信手段により受信される前記情報を使用して所定の情報処理を実行する情報処理手段と、前記課金通信網に対して発呼側としてアクセスする対通信網通信手段を備えた、
    情報通信システムにおいて、
    前記課金通信網は、前記対通信網通信手段からのアクセスにより認識する前記端末装置の設置場所に対応する場所データを前記課金センタに通知し、
    前記課金センタは、前記通知される前記端末装置の場所データを取得する場所データ取得手段と、前記複数の情報中継装置の電話番号から、前記端末装置の場所データに基づいて選定される前記情報中継装置の電話番号を前記端末装置に通知する通知手段とを備え、
    前記端末装置から前記情報中継装置へのアクセスに際し、前記通信先制御手段は、前記通知手段により通知された電話番号の前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する
    ことを特徴とする情報通信システム。
  3. 前記課金センタは、前記情報中継装置の電話番号を選定する課金センタ制御手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報通信システム。
  4. 前記情報中継装置と前記端末装置とは、電話回線を介して接続されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報通信システム。
  5. 前記場所データ取得手段は、前記端末装置の場所データとして、前記端末装置が接続された電話回線の電話番号を取得することを特徴とする請求項4記載の情報通信システム。
  6. 情報を送信する情報センタと、
    前記情報センタから送信される前記情報を中継する複数の情報中継装置と、
    前記情報中継装置にアクセスして前記情報を受信する対中継装置通信手段と、前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する通信先制御手段と、前記対中継装置通信手段により受信される前記情報を使用して所定の情報処理を実行する情報処理手段と、課金通信網に対して発呼側としてアクセスする対通信網通信手段とを備える端末装置と、
    前記端末装置に送信するための課金情報、前記端末装置毎の課金実績および前記複数の情報中継装置の電話番号を記憶する課金センタとを含み、
    前記課金通信網は、前記端末装置と課金センタとの間に介在して、前記課金センタから前記端末装置に所定の課金情報を伝送すると前記端末装置に対して前記課金情報に設定されている金額の課金処理を実行するとともに、前記対通信網通信手段からのアクセスにより認識する前記端末装置の設置場所に対応する場所データを前記課金センタに通知し、
    前記課金センタは、前記通知される前記端末装置の場所データを取得する場所データ取得手段と、前記場所データ取得手段が取得する前記端末装置の場所データに基づき、前記記憶する複数の情報中継装置の電話番号から対応する前記情報中継装置の電話番号を選定する課金センタ制御手段と、前記課金センタ制御手段により選定される前記情報中継装置を前記端末装置に通知する通知手段と
    を備えた情報通信システムにおける前記端末装置であって、
    前記端末装置から前記情報中継装置へのアクセスに際し、前記通信先制御手段は、前記通知手段により通知された電話番号の前記情報中継装置に対してアクセスさせるべく前記対中継装置通信手段を制御する
    ことを特徴とする端末装置。
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