JP3557282B2 - 情報提供端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、情報を蓄積している情報センタから配信された情報に基づき所定の情報提供サービスを実行し得るようにされている情報提供端末の設置事業者から、前記配信される情報の料金を徴収するための課金システムを備えた通信式情報提供システムに用いられて有効な情報提供端末に関し、特に、ビデオテックス等の課金通信網を利用した技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年普及している通信カラオケシステムは、店舗等に設置された通信カラオケ端末に予め多数の曲データを記憶しておき、新曲は電話回線を通じてホストコンピュータから配信する様に構成されている。そして、この新曲の配信に伴う料金徴収は、曲データ配信事業者がカラオケ端末設置事業者の店舗等に直接出向いたり、銀行口座に振り込んでもらうなどの方法によっている。
【0003】
しかしながら、カラオケ端末の転売等によって曲データ配信事業者側がカラオケ端末を使用するカラオケ端末設置事業者の管理が不可能になったりすると、以後のカラオケ端末への曲データ配信サービス及び同サービスに対する料金徴収が難しくなるという問題をもっている。
【0004】
また、このようなカラオケ端末設置事業者の管理や、曲データ配信に対する料金徴収は、曲データ配信事業者側には大きな負担でもあった。
そこで、出願人は、近年実用化されているビデオテックスシステムやダイヤルキューツーシステムの様な課金通信網を利用した料金徴収システムの構築を検討することとした。
【0005】
このビデオテックスシステムとしては、わが国ではキャプテンシステムとしてよく知られている。このシステムは、ビデオテックス通信網を介して利用者端末を情報センタに接続し、利用者端末からの要求に応じて、情報センタから文字図形情報などを提供する会話型画像情報通信として実用化されている。そして、情報センタから提供した情報の料金を回収するため、上記のビデオテックス通信網は課金機能を備えており、情報単位での料金徴収が可能となっている。
【0006】
また、ダイヤルキューツーシステムは、利用者端末と情報センタとを公衆回線を介して接続し、情報センタ毎に設定された単位時間当りの情報料を公衆回線使用料に上乗せして従量計算により料金徴収を行うものである。
具体的には、センタ側に端末管理情報として、カラオケ端末の識別情報(端末ID)と設置事業者が契約して情報通信網への加入者番号、例えば公衆電話回線における電話番号とを対応させて記憶させておく。そして、カラオケ端末がその電話番号の電話回線に接続されて情報配信を受ければ、その配信料は当該電話番号の電話回線の使用料に上乗せされて請求されるというものである。なお、情報配信の際には、端末IDを照合する等して、システム内の端末であると認識されれば情報配信が実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした課金通信網を利用したシステムを採用したとしても、次の様な問題を解決しなければ健全な情報提供事業を営むことが困難となる。
即ち、カラオケ端末は、所有権の移転等に伴って設置場所が移動される可能性がある。いわゆるリースシステムを採用している場合には、このような所有権の移転はリース先が変更するということであり、リース管理事業者がそのリース先を把握しているので、課金通信網を利用した課金を実行する場合でも、そのリース先の変更に伴って、上述した端末管理情報における電話番号を更新登録すればよい。
【0008】
それに対して、いわゆる売り切り制を採用した場合には、カラオケ端末の最初の販売先については販売者によって把握でき、その販売先の電話番号を端末管理情報として登録可能であるが、その最初の購入者がさらに他人に転売が繰り返されたりすると、最終的な設置事業者の把握が管理者側において非常に困難になってくる。また、盗まれた場合にはほとんど把握は不可能である。
【0009】
そして、このような状況であっても、最終的な設置事業者がカラオケ曲情報の配信を要求すると、その端末IDはシステム内の端末であるため、情報配信が実行される。その場合に端末管理情報が更新されないとすると、その情報料は、カラオケ端末を転売した、あるいは盗まれた元の設置事業者の電話番号の電話回線の使用料に上乗せされて請求されてしまうこととなる。このように実際の使用していない元の設置事業者に対して課金がなされてしまう状況を放置しておくことは、金銭トラブルを招き、システム運営にとっても多大な障害を招くおそれがあるのである。
【0010】
加えて、この様なデータの配信に伴って料金徴収するタイプのシステムだけでなく、カラオケ端末装置に予め曲データを、そのままではサービスの提供には使用不可能な状態で蓄積しておき、課金が実行されることによって使用可能とするシステムであっても考えられる。この場合にも、ビデオテックス通信網を利用することでいちいち出向かなくても料金の徴収ができるようになるのであるが、ここでもやはり上記の様な、実際に使用していない元の設置事業者に対して課金がなされてしまうという不正常な状況を招いてしまうという問題は同様に生じて来る。
【0011】
そして、こうした問題はもちろん通信カラオケシステムだけに限る訳ではなく、将来のマルチメディア社会における各種の情報提供システムに共通するものである。
そこで、本発明は、料金徴収に面倒がないだけでなく、転売等により設置事業者が変更した場合であっても、元の設置事業者に対して情報配信料等が課金されてしまうことを防止し、健全なシステム運営を可能ならしめるための通信式情報提供システムに用いて有効な情報提供端末を提供することを目的とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、情報センタから配信されてくる有料の情報を利用者に提供するとともにその利用料が前記情報の受信後に期間をおいて決済される情報提供サービスを実行し得るようにされている情報提供端末であって、情報通信機能を持つ情報通信網を介して前記情報センタにアクセス可能な第1の通信手段と、前記情報通信網と前記第1の通信手段を介して前記情報センタより受信した情報提供サービスに用いる情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶された情報を用いて情報の提供を実行する情報提供実行手段と、前記第1の通信手段と前記情報通信網を介して前記情報センタに情報配信要求信号を送信する情報配信要求手段と、課金機能を備える課金通信網を介して前記課金センタにアクセス可能な第2の通信手段と、前記第2の通信手段と前記課金通信網を介して前記課金センタに課金要求信号を送信する課金処理要求手段と、自端末の識別情報と登録された情報通信網への加入者番号とを対応させた端末管理情報を記憶しておく端末管理情報記憶手段と、現在接続されている情報通信網への加入者番号が、前記端末管理情報記憶手段に記憶されている自端末の登録加入者番号と一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、現在接続されている情報通信網への加入者番号が、前記端末管理情報記憶手段に記憶されている自端末の登録加入者番号と一致しない場合には、前記情報配信要求手段による情報センタへの情報配信要求信号の送信を禁止する情報配信要求禁止手段とを備えていることを特徴とする情報提供端末としたものである。
加入者番号が一致しない場合には、高確率でその情報提供端末の設置事業者の変動を伴 うので、その場合に、番号取得手段によって取得した加入者番号ではなく、端末管理情報記憶手段に記憶されている加入者番号に基づいて課金処理をしてしまうと、実際にはその情報提供端末を使用していない元の設置事業者に対して課金、そして料金徴収をしてしまうこととなる。
そこで、そのような不都合を解消するために、本発明のシステムにおいては情報提供端末が以下のように作動する。
すなわち、端末管理情報記憶手段が、自端末の識別情報と登録された情報通信網への加入者番号とを対応させた端末管理情報を記憶しており、判定手段が、現在接続されている情報通信網への加入者番号が端末管理情報記憶手段に記憶されている自端末の登録加入者番号と一致するか否かを判定する。そして、情報配信要求禁止手段は、判定手段による判定の結果、現在接続されている情報通信網への加入者番号が、端末管理情報記憶手段に記憶されている自端末の登録加入者番号と一致しない場合には、情報配信要求手段による情報センタへの情報配信要求信号の送信を禁止するのである。
そこで、本システムの場合には、そのような場合には情報提供端末の情報配信要求手段による情報センタへの情報配信要求信号の送信を禁止するため、上述したような、実際にはその情報提供端末を使用していない元の設置事業者に対して課金・料金徴収をしてしまうような事態の発生を防止することができるのである。特に、盗難にあった場合、その盗んだ者は元の設置事業者に対して課金されることを知りながら不正に使用を続けることが考えられるので、このように情報配信要求自体を禁止することは、情報の不正使用防止、ひいては元の設置事業者に対する誤課金・徴収の防止に有効である。
【0029】
また、請求項2に示すものは、請求項に記載の情報提供端末において、前記情報配信要求禁止手段によって情報配信要求信号の送信が禁止された場合には、加入者番号の更新登録を促す告知情報を表示させる告知情報表示制御手段を備えていることを特徴とする情報提供端末である。
善意で使用している場合、例えば転売者から正式に購入した場合であっても、上述した端末管理情報の更新登録の手続をし忘れていると、同様に情報配信が禁止されてしまう。このような場合に、配信の禁止がなされた原因を設置事業者が知らないと善意の使用者にとっては不都合である。その場合は請求項2に示すような対処が考えられる。すなわち、情報提供端末の告知情報表示制御手段が、情報配信要求禁止手段によって情報配信要求信号の送信が禁止された場合には、加入者番号の更新登録を促す告知情報を表示させるように制御するのである。
こうすれば、情報配信要求が禁止された原因が、加入者番号の更新登録が済んでいないためであることが判り、情報配信を希望する設置事業者は早速更新登録をすると考えられる。
【0030】
なお、もちろん本発明の通信式情報提供システムを実現するに当たっては、これらの情報提供端末にだけ限られるものではなく、その目的・作用・効果を共通とするものであれば上述の2例の端末とは異なる端末を用いたものも含むことはいうまでもない。
【0031】
以上のような通信式情報提供システムに用いられる情報提供端末によれば、料金徴収に面倒がないだけでなく、転売等により設置事業者が変更した場合であっても、元の設置事業者に対して情報配信料等が課金されてしまうことを防止し、健全なシステム運営を可能ならしめることができる。
【0032】
【実施例】
以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、実施例の通信式情報提供システムをカラオケに関するシステムに適用した場合の概略構成図、図2はそのシステムの構成要素である情報提供端末としてのカラオケ装置10の構成を示すブロック図、図3は本発明における情報センタ及び課金センタの両機能を備えるカラオケ課金センタ1の構成を示すブロック図である。
【0033】
図1に示すように、本通信式情報提供システムは、カラオケ課金センタ1と複数のカラオケ装置10とが、課金通信網5を介して接続されて構成されている。なお、カラオケ装置10は公衆電話回線6の端末として課金通信網5に接続されている。
【0034】
また、図3に示すように、カラオケ課金センタ1は、情報配信禁止手段等に相当するホストコンピュータ51、端末管理情報記憶手段に相当する記憶装置53、入力装置55、通信制御装置57、プリンタ59、表示手段としてのCRT61とを備えている。記憶装置53は、ホストコンピュータ51が作動するための各種制御プログラムや、各カラオケ装置10毎の課金情報を記憶している。また、カラオケ装置10の識別情報(端末ID)とそのカラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6への電話番号とを対応させた端末管理情報を記憶している。この端末管理情報の電話番号は、例えばカラオケ装置10を設置する際に、設置作業をしたサービスマン等がその設置先の電話番号を控える等し、それを登録したものである。そのことによって、後述するスクランブル解除キーの送信に係る料金を、その登録された電話番号に対する電話料金に加算して徴収することができるのである。
【0035】
なお、入力装置55からは各種指令を入力することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各カラオケ装置10毎の課金情報を基にして課金実績等を作成させたり、それをプリンタ59によって印刷させたり、CRT61に表示させたりすることができる。
【0036】
課金通信網5は、例えばビデオテックス通信網やダイヤルキューツー通信網のように、情報料に対して課金する機能を持つものである。現在の日本国内では、ビデオテックス網とダイヤルキューツー網がその代表的なものとして知られておいる。ダイヤルキューツー網は基本的に時間単位の従量計算であり、ビデオテックス網は、情報の内容毎に任意の料金を設定可能であり、いわゆるキャプテンシステム等に用いられている。
【0037】
その課金機能の一例として、ビデオテックス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網は、具体的には例えば各カラオケ装置10に接続された公衆電話回線6とビデオテックス通信処理装置(VCP)とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通信網にアクセスしようとしている公衆電話回線6(現状としては特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルした公衆電話回線6)のカラオケ課金センタ1への接続・交換、利用者端末であるカラオケ装置10の管理及びカラオケ課金センタ1への加入者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報使用料の課金、カラオケ装置10とカラオケ課金センタ1との間の会話制御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変換処理等の通信処理機能を提供する。また、課金通信網5は、カラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6の電話番号をカラオケ装置10およびカラオケ課金センタ1に通知することもできる。
【0038】
次に、カラオケ装置10の構成について説明する。
図2に示すように、中央制御装置31には後述するスクランブル解除キーをカラオケ課金センタ1から受信するための通信において実行される課金通信プログラムが格納されており、中央制御装置31はこの課金通信プログラムに従ってカラオケ課金センタ1と通信できる。また、中央制御装置31には、カラオケ曲情報を始めとする各種のデータを記憶する他、中央制御装置31の作動プログラムを記憶し、本発明の情報記憶手段に相当するハードディスク33が接続されている。
【0039】
ハードディスク33は本発明の端末管理情報記憶手段としても機能するが、その詳細については後述する。中央制御装置31はハードディスク33に記憶されている作動プログラムに従って、カラオケ演奏のための処理やそれに付随するさまざまな処理を実行できる。すなわち、中央制御装置31が、本発明の情報提供実行手段、情報配信要求手段、課金処理要求手段、判定手段及び情報配信要求禁止手段に相当している。その詳細については後述する。
【0040】
この中央制御装置31には、各種指示入力を行なうための入力手段としての多目的入力キー32、中央制御装置31によりハードディスク33から読み出されて転送されるカラオケ曲情報に含まれる演奏情報をアナログの演奏信号に変換しミキサアンプ38に出力する音声再生回路35、同じくカラオケ曲情報に含まれる歌詞情報並びに背景映像情報を合成し表示手段としてのテレビモニタ29に表示させる画面表示制御装置26、本発明の通信網接続手段となる通信制御装置27がそれぞれ接続されており、音声再生回路35に接続されたミキサアンプ38にはスピーカ41とマイクロフォン43が接続されている。
【0041】
なお、前記ハードディスク33には予め数千曲程度のカラオケ曲情報が記憶されている。カラオケ装置10は、カラオケ装置設置事業者の管理であり、新しい曲データができる毎に曲データ配信事業者から曲データの供給を受けることができる。そして、その新曲データ等もハードディスク33に後から記憶させることができる。その新曲の追加は、例えば図示しない通信網を介して配信してもよいし、あるいは曲データ配信事業者が直接カラオケ装置10の設置場所まで来て記憶させる処理を行ってもよい。
【0042】
また、1曲分のカラオケ曲情報は、曲同士を識別するための識別情報である曲番号情報と、実体情報とから構成されている。この内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格の演奏情報や、歌詞情報及び背景映像情報からなっている。背景映像情報は曲毎に対応した映像情報を符号化したものである。
【0043】
ただし、カラオケ曲情報は例えばスクランブル処理等が施されておりそのままでは使用できないようにされている。使用するためには、通信制御装置27および課金通信網5を介してカラオケ課金センタ1に接続して、カラオケ課金センタ1からスクランブル解除キーを受信する必要があり、この際中央制御装置31が課金通信プログラムを実行し、カラオケ課金センタ1が課金通信網5を介してスクランブル解除キーを送信すると、課金通信網5による課金機能を利用した所定の課金処理が行われて、カラオケ曲情報を使用することができる状態となる。
【0044】
このスクランブル処理が施されて使用不可能となっているカラオケ曲情報を使用可能な状態にする処理について、図4の通信シーケンス図に従って説明する。 カラオケ装置10は、通信制御装置27を介してカラオケ課金センタ1に対して発呼する。続いて、カラオケ課金センタ1への着呼を待って、自身を識別するID番号を発信する。
【0045】
カラオケ課金センタ1では、カラオケ装置10からのID番号を受け取ると、ホストコンピュータ51が端末照合を行い、カラオケ課金センタ1に登録されているカラオケ装置10であれば、照合正常としてID確認信号を返送する。
ID確認信号を受信すると、カラオケ装置10は、課金通信プログラムに従って、所定の曲(例えば新曲分)のカラオケ曲情報のスクランブル解除キー送信の要求(課金処理要求)をカラオケ課金センタ1に送信する。つまり、カラオケ装置10は、スクランブル解除キーとなる課金情報の送信を要求すると同時に課金処理を要求することになる。
【0046】
カラオケ課金センタ1では、スクランブル解除キーの送信要求(課金処理要求)を受信すると、予め設定されているスクランブル解除キー(課金情報)を通信制御装置57を介してカラオケ装置10側に送信する。カラオケ課金センタ1からのスクランブル解除キーの送信がなされると、このスクランブル解除キーの送信に対して予め設定されている料金が、課金通信網5によって、カラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6の加入契約者に対して課金される。この料金は、電話回線使用料と合わせて代理徴収される。
【0047】
カラオケ装置10は、スクランブル解除キーを受信すると、カラオケ課金センタ1に通信切断要求を発信する。カラオケ課金センタ1は、この要求を受信するとカラオケ装置10との通信を終了する。また、カラオケ装置10は、通信切断要求の発信後、受信したスクランブル解除キーを使用して上述した新曲データのスクランブルを解除してカラオケ演奏可能な状態とする。
【0048】
こうした処理がなされて所定のカラオケ曲情報が使用できるようになる。このようにして、カラオケ曲情報が使用可能となった状態で、利用者は多目的入力キー32あるいは図示しないリモコン等を操作することで歌いたい曲を選択する。すると中央制御装置31は、所定のカラオケ演奏プログラムに従って、カラオケ演奏処理を実行する。
【0049】
そのカラオケ演奏処理の内容を簡単に説明しておく。中央制御装置31は、選択された曲に対応する演奏情報、歌詞情報および背景映像情報をハードディスク33から読み出し、演奏情報は音声再生回路35に、歌詞情報および背景映像情報は画面表示制御装置26にそれぞれ転送する。
【0050】
音声再生回路35に出力された演奏情報は、アナログの演奏信号に変換された後、ミキサアンプ38へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロフォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、スピーカ41により演奏音として外部へ出力される。
【0051】
一方、演奏情報と同期して出力される歌詞情報は、画面表示制御装置26において、背景映像情報と合成(スーパーインポーズ)されてテレビモニタ29に表示される。これにより、テレビモニタ29には、背景映像に歌詞テロップが合成された状態で表示される。
【0052】
なお、課金処理が実行されておらず、スクランブル情報が付加されたままのカラオケ曲情報に対するリクエストがあった場合には、リクエストを受け付けられない旨の表示をテレビモニタ29にして、再度別の曲をリクエストするように促すとよい。
【0053】
以上が新曲データのカラオケ曲情報を使用可能な状態にするための通常の処理であるが、本実施例においては、このようにカラオケ装置10との間で通信がなされる毎に、カラオケ課金センタ1では電話番号の照合処理が実行され、登録されている電話番号と一致した場合は上述のような通信処理が行われるが、もしも一致しない場合には、上述したスクランブル解除キーの送信は実施しない。
【0054】
このカラオケ課金センタ1で実行される電話番号の照合処理について、図5を参照して説明する。この照合処理は、上述した図4の通信シーケンスにおけるID照合における処理である。つまり、課金通信網5を介してカラオケ装置10と接続し、カラオケ装置10から端末IDを受信した後に実行される。
【0055】
図5に示すように、本照合処理が開始すると、まず最初のステップS1において、通信制御装置57を介して接続されている課金通信網5から、通信対象のカラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6の電話番号を受信する。
電話番号の受信後、S2に移行する。S2では、記憶装置53の端末管理情報を参照して、カラオケ装置10から受信した端末IDに対応して登録されている電話番号を読み出し、S1で受信した電話番号とを照合する。上述したように、この電話番号は、例えばカラオケ装置10を設置する際に、その設置先の電話番号として登録されたものであり、課金・料金徴収の対象となる電話番号である。
【0056】
したがって、この電話番号の照合で、両者が一致していれば(S3:YES)、課金・料金徴収の対象確認に関して何等問題はないので、S8に移行して、ID確認信号をカラオケ装置10に送信する。このID確認信号の送信後、このルーチンの処理を終了する。
【0057】
この場合は、図4の通信シーケンスに示すように、ID確認信号を受信したカラオケ装置10からスクランブル解除キーの送信要求がなされ、カラオケ課金センタ1はその要求に応じた解除キーの送信が実行されることとなる。
一方、照合の結果、両電話番号が不一致であれば(S3:NO)、S4に移行し、電子タイマ65から現在の年月日を読み込む。続くS5では、上記S4で読み込んだ年月日と新しい電話番号(今回の通信で使用された公衆電話回線6の電話番号)とを対応させて記憶装置53の端末管理情報として更新記憶させる。なお、旧電話番号の記憶は抹消されないこととする。
【0058】
この更新登録が終了すると、S6へ移行する。S6では、照合不正常のためにIDが確認できなかった旨を示す信号(ID確認不可信号)をカラオケ装置10に送信する。このID確認不可信号の送信後、S7へ移行して、カラオケ装置10との接続を解除する。この接続解除後、このルーチンの処理を終了する。
【0059】
この場合は、図4の通信シーケンスに示すようなカラオケ装置10からのスクランブル解除キーの送信要求はなされない。つまり、ID確認不可信号を受信したカラオケ装置10では、そのままカラオケ課金センタ1との接続を解除する。なお、本実施例の場合、カラオケ装置10がID確認不可信号を受信すると、テレビモニタ29に電話番号の更新登録を促す告知情報を表示するようにされている。例えば、「電話番号の更新登録がされていないため、スクランブル解除キーの取得ができません。更新登録手続をして下さい。」といった表示をする。
【0060】
ここでS3で否定判断となったときにS4〜S6の処理を実行する理由について説明する。
S3で否定判断となるのは、カラオケ課金センタ1の記憶装置53に端末管理情報として記憶されている電話番号と一致しない場合である。つまり、カラオケ装置10が以前接続されていた公衆電話回線6の電話番号と今回の通信に当たって接続された公衆電話回線6の電話番号(課金通信網5から送信されてきた電話番号)とが一致しない状態である。
【0061】
これはカラオケ装置10の設置場所が変更されたとみなすことができ、また設置場所の変動は、高確率で端末の設置事業者の変動を伴う。したがって、カラオケ装置10が接続される電話番号の変更をもって端末設置事業者の変更とみて差し支えない。
【0062】
そして、このような場合に、記憶装置53に端末管理情報として記憶されている電話番号に基づいて課金処理をしてしまうと、実際にはそのカラオケ装置10を使用していない元の設置事業者に対して課金、そして料金徴収をしてしまうこととなる。
【0063】
そこで、本システムでは、端末IDの照合が不正常である場合には、ID確認不可信号を送信してカラオケ装置10との接続を解除して、その後の通信を受け付けなくして、カラオケ装置10へのスクランブル解除キーの配信が実行されないようにしている。そのため、上述したような、実際にはそのカラオケ装置10を使用していない元の設置事業者に対して課金・料金徴収をしてしまうような事態の発生を防止することができるのである。特に、カラオケ装置10が盗難にあった場合には、その盗んだ者は元の設置事業者に対して課金されることを知りながら不正に使用を続けることが考えられるので、このようにスクランブル解除キーの配信が禁止されることで、カラオケ曲情報の不正使用防止、ひいては元の設置事業者に対する誤課金・徴収の防止が実現できる。
【0064】
但し、善意で使用している場合、例えばカラオケ装置10を転売者(元の設置事業者)から正式に購入した場合であっても、上述した端末管理情報の更新登録の手続をし忘れていると、同様に解除キー配信が禁止されてしまう。このような場合に、解除キー配信の禁止がなされた原因を善意の使用者である現在の設置事業者が知らないと不都合である。
【0065】
そのため、本実施例では、ID確認不可信号を受信したカラオケ装置10のテレビモニタ29に、電話番号の更新登録を促す告知情報を表示するように構成されている。こうすれば、解除キー配信が禁止された原因が、電話番号の更新登録が済んでいないためであることが判り、解除キー配信を希望する設置事業者は早速更新登録をすると考えられる。
なお、この照合に用いる現在使用している電話番号は、課金通信網5からカラオケ課金センタ1に通知されるので、電話番号を取得するための特別な機構を備える必要がない。
【0066】
また、本実施例では、電話番号は年月日とリンクして記憶され、それらは過去の分も抹消されずに記憶され、カラオケ課金センタ1は、この年月日と電話番号のデータを取得できるようにされている。そのため、カラオケ課金センタ1側でカラオケ装置10の移動の履歴を得ることができ、例えば所有者の変動等を追跡することも可能となる。しかも、年月日と電話番号をリンクさせたデータを取得できるので、ある年月日におけるカラオケ装置10の設置場所を特定でき、例えば、カラオケ曲情報の対価が未払いのまま所有者が変動した場合などに、対価の請求相手を特定するのに有効である。
【0067】
以上説明した実施例は、カラオケ課金センタ1において、電話番号の照合を行い、電話番号が一致しない場合に、スクランブル解除キーを送信しないことで、カラオケ曲情報の不正使用等を防止するようにした。次に、変形例として、カラオケ装置10において上記電話番号の照合処理を行い、その結果一致しない場合には解除キーの送信要求をしないように制御する例を説明する。
【0068】
基本的な構成は上記実施例と同様である。但し、カラオケ装置10のハードディスク33には、自らのカラオケ装置10の識別情報(端末ID)とそれに対応する電話番号とを対応させた端末管理情報が記憶されている。この端末管理情報の電話番号は、例えばカラオケ装置10を設置する際に、設置作業をしたサービスマン等がその設置先の電話番号を控えると共に、そのカラオケ装置10のハードディスク33に登録させたものである。この登録は、設置事業者では実行できないようにされている。
【0069】
この変形例においては、カラオケ課金センタ1との通信がなされる毎にカラオケ装置10で電話番号の照合処理が実行される。この照合処理を図6を参照して説明する。
図6に示すように、本照合処理が開始すると、まず最初のステップS11にて、通信制御装置27を介して課金通信網5に接続する。続くS12では、課金通信網5から、カラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6の電話番号を受信する。
【0070】
電話番号の受信後、S13に移行する。S13では、ハードディスク33に記憶されている端末管理情報から登録記憶されている端末IDに対応した電話番号を読み出し、S12で受信した電話番号と照合する。上述したように、この電話番号は、例えばカラオケ装置10を設置する際に、サービスマン等が設置事業者を確認して登録したものであり、課金・料金徴収の対象となる電話番号である。
【0071】
したがって、この電話番号の照合で、両者が一致していれば(S14:YES)、課金・料金徴収の対象確認に関して何等問題はないので、S17に移行して、ID番号の発信処理を行う。このID番号の発信処理の完了後、このルーチンの処理を終了する。なお、この場合は、図4の通信シーケンスに示すような通信が実行されて、スクランブル解除キーの送信要求、及びそれに応じた解除キーの送信等がなされる。
【0072】
一方、照合の結果、両電話番号が不一致であれば(S14:NO)、S15に移行し、課金通信網5との接続を解除する。つまり、サービスマン等が設置事業者を確認して登録し、課金・料金徴収の対象となる電話番号としては不適格な番号であるため、その後の処理を続行しないのである。そして、その接続解除後、S16へ移行して、電話番号の更新登録を促す告知情報をテレビモニタ29に表示する。例えば、「電話番号の更新登録がされていないため、センタとの通信ができません。更新登録手続をして下さい。」といった表示をする。上記実施例と同様に、この更新登録を促す告知情報を表示することで、解除キー配信が禁止された原因が、電話番号の更新登録が済んでいないためであることが判り、解除キー配信を希望する設置事業者は早速更新登録をすると考えられる。
【0073】
なお、この更新登録をカラオケ装置10によって実行できるようにすることも考えられる。その一例を説明する。例えば、上記図6のS12で受信した電話番号を記憶した上で、上記S16の「電話番号の更新登録がされていないため、センタとの通信ができません。更新登録手続をして下さい。」という表示に加えて、「更新登録手続する場合には、○○キーを押して下さい。なお、料金は現電話番号の「……」の回線使用料に加算されます。」といった旨の表示を出す。
【0074】
そして、設置事業者が、更新登録を実行するための所定の処理(○○キーの押下)を行うと、カラオケ装置10では、S12で受信して記憶しておいた電話番号をハードディスク33に記憶された端末管理情報の電話番号として更新登録する処理が実行される。そして、カラオケ課金センタ1と接続して、その新電話番号を送信し、カラオケ課金センタ1における端末管理情報の更新を要求する。このようにして更新登録が完了すると、次回のスクランブル解除キーの要求はうまく実行されるようになる。
【0075】
以上本発明はこの様な実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。例えば、上述した実施例は、カラオケ装置10のハードディスク33には、スクランブル情報の付加されたカラオケ曲情報が記憶され、課金処理に実行に伴ってカラオケ課金センタ1から送信されたスクランブル解除キーによってスクランブルを解除し、カラオケ演奏を可能とするものであった。しかし、カラオケ装置10側へは課金済みのカラオケ曲情報だけが送信されるようにすることも考えられる。その場合のシステムである別実施例を以下に説明する。
【0076】
本別実施例のシステムの概略は、図7に示すように、課金関連処理を担当する課金センタ2と複数のカラオケ装置10とが、課金通信網5を介して接続されていると共に、カラオケ曲情報の送信関連処理を担当する情報センタ3と複数のカラオケ装置10とが、情報通信網7を介して接続されて構成されている。従って図8に示すように、カラオケ装置10は、情報通信網7と接続可能な第1通信制御装置27aと課金通信網5と接続可能な第2通信制御装置27bとを備えている。その他の構成は、図2に示す実施例のものと同様なので説明は省略する。
【0077】
また、課金センタ2と情報センタ3同士も接続されている。この場合の課金センタ2は、課金関連の処理だけを行なうので、図3に示すカラオケ課金センタ1と同様の機能を持つこととなる。そして、情報センタ3は、基本的構成は図3に示すカラオケ課金センタ1と同様であり、図9に示すように、ホストコンピュータ71と、記憶装置73と、入力装置75と、通信制御装置77と、プリンタ79と、CRT81とを備えている。
【0078】
本別実施例のシステムによれば、カラオケ装置10から課金通信網5を介して情報の提供料に対する所定の課金処理要求を送信すると、課金センタ2では、その課金処理要求に対し、課金通信網5を介して課金情報を送信することによって課金通信網の課金機能による課金をさせる。そして、その課金処理に対応したカラオケ曲情報を該当するカラオケ装置10に送信するよう、情報センタ3に指示する。
【0079】
一方、情報センタ3の記憶装置73にはカラオケ曲情報が記憶されており、情報センタ3のホストコンピュータ71は、課金センタ2から送信指示のあったカラオケ曲情報についてのみ、情報通信網7を介してカラオケ装置10に送信するのである。
【0080】
そして、カラオケ装置10においては、この送信されてきたカラオケ曲情報を第1通信制御装置27aを介して受信し、一旦ハードディスク33に記憶し、この記憶されたカラオケ曲情報を用いて所定のカラオケ演奏処理を実行することができる。なお、本別実施例においても、上記実施例の場合と同様の通信シーケンスとなる。
【0081】
このような構成を採用すれば、課金処理が完了して初めてカラオケ曲情報がカラオケ装置10側に送信されるようにできるため、未課金であるのに情報だけ使用されてしまうという不正の防止の点で有利である。また、この場合には、スクランブル情報等を付加しておく必要はなく、そのまま使用可能な状態で情報を送信してもよい。
【0082】
そして、この構成であってもやはり、実際にはそのカラオケ装置10を使用していない元の設置事業者に対して課金し、そして料金徴収をしてしまうことを防止する必要がある。したがって、この場合には、課金センタ2において上記実施例と同じように電話番号の照合を行い、一致しない場合には、情報センタ3に対してカラオケ曲情報の送信を指示しないというような制御をする。なお、この場合にも、ID確認不可信号をカラオケ装置10に送信して、テレビモニタ29に、電話番号の更新登録を促す告知情報を表示させるようにすることが好ましい。
【0083】
また、カラオケ装置10側で制御する変形例としては、カラオケ装置10において電話番号の照合処理を行い、その結果一致しない場合には、課金処理の要求自体を送信しないように制御すればよい。
また、上記実施例においては、ビデオテックス通信網から自己の電話番号を取得するように構成されていたが、ハードディスク33に記憶されている電話番号に端末が自ら電話し、いわゆる「話中」であるかどうかを調査することによって、ハードディスク33に記憶されている電話番号と現在端末が接続されている電話番号とが一致するかどうかを判断してもよい。もし、電話番号が一致すれば、必ず話中となるが、電話番号が変更されていれば、その電話番号にかかってしまうため、これらから電話番号の一致・不一致が判断できる。
【0084】
なお、上記実施例あるいは別実施例ではカラオケ装置及びそのシステムとして適用した場合の一例を示したが、情報提供サービス用の「情報」としては、カラオケ曲情報に限らず、例えばゲームソフト情報等でも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の通信式情報提供システムの概略構成図である。
【図2】実施例の通信式情報提供システムの構成要素であるカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】実施例の通信式情報提供システムのカラオケ課金センタの構成を示すブロック図である。
【図4】実施例の通信式情報提供システムにおいてカラオケ課金センタとカラオケ装置との間で行われる通信のシーケンス図である。
【図5】実施例のカラオケ課金センタで実行される電話番号の照合処理を示すフローチャートである。
【図6】変形例としてカラオケ装置で実行した場合の電話番号の照合処理を示すフローチャートである。
【図7】別実施例の通信式情報提供システムの概略構成図である。
【図8】別実施例の通信式情報提供システムの構成要素であるカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
【図9】別実施例の通信式情報提供システムの課金センタ及び情報センタの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…カラオケ課金センタ 2…課金センタ 3…情報センタ
5…課金通信網 6…公衆電話回線 7…情報通信網
10…カラオケ装置 26…画面表示制御装置 27…通信制御装置
27a…第1通信制御装置 27b…第2通信制御装置
29…テレビモニタ 31…中央制御装置 32…多目的入力キー
33…ハードディスク 35…音声再生回路 38…ミキサアンプ
41…スピーカ 43…マイクロフォン
51,71…ホストコンピュータ 53,73…記憶装置
55,75…入力装置 57,75…通信制御装置
59,79…プリンタ 65…電子タイマ

Claims (2)

  1. 情報センタから配信されてくる有料の情報を利用者に提供するとともにその利用料が前記情報の受信後に期間をおいて決済される情報提供サービスを実行し得るようにされている情報提供端末であって、
    情報通信機能を持つ情報通信網を介して前記情報センタにアクセス可能な第1の通信手段と、
    前記情報通信網と前記第1の通信手段を介して前記情報センタより受信した情報提供サービスに用いる情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段に記憶された情報を用いて情報の提供を実行する情報提供実行手段と、
    前記第1の通信手段と前記情報通信網を介して前記情報センタに情報配信要求信号を送信する情報配信要求手段と、
    課金機能を備える課金通信網を介して前記課金センタにアクセス可能な第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段と前記課金通信網を介して前記課金センタに課金要求信号を送信する課金処理要求手段と、
    自端末の識別情報と登録された情報通信網への加入者番号とを対応させた端末管理情報を記憶しておく端末管理情報記憶手段と、
    現在接続されている情報通信網への加入者番号が、前記端末管理情報記憶手段に記憶されている自端末の登録加入者番号と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、現在接続されている情報通信網への加入者番号が、前記端末管理情報記憶手段に記憶されている自端末の登録加入者番号と一致しない場合には、前記情報配信要求手段による情報センタへの情報配信要求信号の送信を禁止する情報配信要求禁止手段と
    を備えていることを特徴とする情報提供端末。
  2. 請求項に記載の情報提供端末において、
    前記情報配信要求禁止手段によって情報配信要求信号の送信が禁止された場合には、加入者番号の更新登録を促す告知情報を表示させる告知情報表示制御手段を備えていることを特徴とする情報提供端末。
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