JP3729531B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報を記憶する情報記憶手段と、この情報を用いて所定の処理を実行可能な情報処理実行手段とを有する情報処理装置があり、一例としてカラオケ装置やゲームセンター等に設置されるビデオゲーム機等が挙げられる。
【0003】
通常、このような情報処理装置では、例えば1年間、3年間等の保証期間内に故障等が発生した場合には製造者の負担で修理ないし交換する保証が付けられており、保証期間は販売店からユーザに引き渡された日を起算日としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現状では、販売店からユーザへの引渡しに際して、販売店側でその引渡し日(保証期間の起算日)を保証書に書き込むことは少なく、いわばユーザ任せであった。このため、保証期間が正確に特定できなくなるという問題があった。また、修理に付随する保証期間についても同様の問題があった。
【0005】
本発明は、情報処理装置の販売や修理に付随する保証期間を正確に特定することを可能とする情報処理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の情報処理装置は、情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報を用いて所定の処理を実行可能な情報処理実行手段と、各種の指示ないしデータを入力するための入力手段と、年月日を算出する暦手段とを有する情報処理装置において、該情報処理装置の初期設定操作がなされたことを検知する検知手段と、該検知手段により前記初期設定操作がなされたことが検知された際に前記暦手段にて算出される年月日を記憶する日付記憶手段と、前記入力手段を介して指示された際に前記日付記憶手段に記憶されている前記年月日を外部出力する日付出力手段と、前記日付記憶手段に記憶されている前記年月日を消去させる日付消去手段と、通信回線を介してホスト装置に接続可能な通信手段と、前記入力手段により入力される前記ホスト装置が接続されている通信回線の接続番号および前記情報処理装置が接続される通信回線の接続番号を記憶する接続番号記憶手段とを設けると共に、前記検知手段は、前記ホスト装置が接続されている通信回線の接続番号および前記情報処理装置が接続される通信回線の接続番号のいずれか一方が入力されたことをもって前記初期設定操作がなされたと検知する構成であることを特徴とする。
【0007】
【0008】
請求項2記載の情報処理装置は、カラオケ装置であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置である。
【0009】
【作用】
上記の構成になる請求項1記載の情報処理装置においては、検知手段が情報処理装置の初期設定操作がなされたことを検知する。
【0010】
初期設定操作がなされたことが検知手段によって検知されると、日付記憶手段は、暦手段にて算出される年月日を記憶する。
日付出力手段は、入力手段を介して指示された際に日付記憶手段に記憶されている年月日を外部出力する。ここで外部出力としては、ディスプレイによる画面表示やプリンタによる印刷が例示される。
【0011】
このように、初期設定操作がなされた年月日が日付記憶手段により記憶され、日付出力手段により外部出力されるので、情報処理装置の初期設定操作日が正確に判る。
販売者あるいは製造者がユーザ側へ出向いて情報処理装置の引渡しと初期設定操作を実施する場合には、初期設定操作日と引渡し日とが必ず一致するので、保証期間を正確に特定できる。
また、日付消去手段は日付記憶手段に記憶されている年月日を消去する。例えば修理等を実施した場合に、修理内容によっては修理完了の日から一定の期間に限って修理自体を保証することがあるが、その際に日付消去手段によって日付記憶手段に記憶されている年月日を消去してから初期設定操作を行えば、その年月日が日付記憶手段に記憶される。したがって、修理等に付随する保証期間も正確に特定できる。
【0012】
また、例えばユーザが日付および時刻設定操作等の初期設定操作を実施する場合には、必ずしも販売日と初期設定操作日とが一致しないことがあるが、少なくとも使用開始日が特定できるので、これを保証期間の起算日とすれば保証期間が曖昧になることは避けられる。
【0013】
更に、請求項1記載の情報処理装置では、通信手段により通信回線を介してホスト装置に接続可能である。接続番号記憶手段は、入力手段により入力されるホスト装置が接続されている通信回線の接続番号および情報処理装置が接続される通信回線の接続番号を記憶する。検知手段は、ホスト装置が接続されている通信回線の接続番号および情報処理装置が接続される通信回線の接続番号のいずれか一方が入力されたことをもって初期設定操作がなされたと検知する。
【0014】
例えばホスト装置との通信によりホスト装置から提供される情報を使用することで本来の機能を発揮する情報処理装置、例えば通信方式のカラオケ装置等において、保証期間を特定するのにきわめて有効である。
【0015】
請求項2記載の情報処理装置は、カラオケ装置であるから、販売店からユーザへの引渡しに際して、販売店側でその引渡し日(保証期間の起算日)を保証書に書き込むことは少なく、いわばユーザ任せであったカラオケ装置においても、修理等に付随する保障期間も含め保障期間内であるか否かを正確に判定できる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、実施例の情報配信システムの概略構成図、図2は同システムの管理センタとなる課金センタの構成を示すブロック図、図3はそのシステムの構成要素であり本発明の情報処理装置に相当するカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
【0017】
図1に示すように、本情報配信システムは、課金センタ1と複数のカラオケ装置10とが、課金通信網5を介して接続されて構成されている。なお、カラオケ装置10は公衆電話回線6の端末として課金通信網5に接続されている。
続いて、本発明におけるホスト装置に相当する課金センタ1の構成を図2を参照して説明する。
【0018】
課金センタ1は、その中枢装置となるホスト装置としてのホストコンピュータ51、記憶装置53、入力装置55、通信制御装置57、プリンタ59、CRT61とを備えている。記憶装置53は、ホストコンピュータ51が作動するための各種制御プログラムや、各カラオケ装置10毎の課金実績やカラオケ装置10から送られてきた電話番号等を記憶するためのものである。
【0019】
なお、入力装置55からは各種指示を入力することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各カラオケ装置10毎の課金実績を一覧表とし課金実績表を作成させたり、それをプリンタ59によって印刷させたり、CRT61に表示させたりすることができる。
【0020】
課金通信網5は、例えばビデオテックス通信網やダイヤルキューツー通信網のように、情報料に対して課金する機能を持つものである。現在の日本国内では、ビデオテックス網とダイヤルキューツー網がその代表的なものとして知られておいる。ダイヤルキューツー網は基本的に時間単位の従量計算であり、ビデオテックス網は、情報の内容毎に任意の料
金を設定可能であり、いわゆるキャプテンシステム等に用いられている。
【0021】
その課金機能の一例として、ビデオテックス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網は、具体的には例えば各カラオケ装置10に接続された公衆電話回線6とビデオテックス通信処理装置(VCP)とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通信網にアクセスしようとしている公衆電話回線6(現状としては特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルした公衆電話回線6)の課金センタ1への接続・交換、利用者端末であるカラオケ装置10の管理及び課金センタ1への加入者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報使用料の課金、カラオケ装置10と課金センタ1との間の会話制御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変換処理等の通信処理機能を提供する。
【0022】
次に、カラオケ装置10の構成について説明する。
図3に示すように、カラオケ装置10には、制御手段としてのCPU21が備えられている。このCPU21は、本発明の情報処理実行手段、検知手段および日付消去手段として機能する。
【0023】
CPU21には、本発明の通信手段としての通信制御装置23が接続されている。この通信制御装置23は通信回線としての公衆電話回線6により課金通信網5にアクセス可能であり、CPU21は通信制御装置23〜公衆電話回線6〜課金通信網5の経路により課金センタ1と通信できる。
【0024】
CPU21には、CPU21の作動プログラムを記憶しているROM25、CPU21のワークエリアとなるRAM27、本発明の日付記憶手段としてのEPROM29、カラオケ曲情報や各種のデータを記憶し本発明の情報記憶手段に相当すると共に接続番号記憶手段に相当するハードディスク(HDD)31、本発明の入力手段に相当しCPU21に対する各種の指示やデータを入力するための多目的入力キー33、年月日時刻のリアルタイムを算出可能で本発明の暦手段に相当する電子タイマ35が接続されており、CPU21は電子タイマ35が算出する年月日時刻を読込み可能である。
【0025】
さらに、CPU21には、CPU21によりハードディスク31から読み出されて転送されるカラオケ曲情報に含まれる歌詞情報を再生し、歌詞表示用信号として出力して表示手段としてのモニタ41に表示させる映像処理装置37、同じくカラオケ曲情報に含まれる演奏情報に基づいてアナログの演奏信号を合成しアンプ43に出力する音源39が接続されている。映像処理装置37並びに音源39は、CPU21と共働して本発明の情報処理実行手段として機能する。また映像処理装置37は本発明の日付出力手段としても機能する。
【0026】
なお、アンプ43にはスピーカ45とマイクロフォン47が接続されており、アンプ43は、音源39から入力される演奏信号とマイクロフォン47から入力される歌唱音信号とをミキシングし、増幅してスピーカ45に出力できる。
ハードディスク31には予め数千曲程度のカラオケ曲情報が記憶されているが、CPU21は課金センタ1との通信で受信する新曲のカラオケ曲情報をハードディスク31に記憶させることができる。
【0027】
1曲分のカラオケ曲情報は、曲同士を識別するための識別情報である曲番号情報と、実体情報とから構成されている。この内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格の演奏情報と歌詞を符号化した歌詞情報からなっている。
【0028】
ただし、新曲のカラオケ曲情報は例えばスクランブル処理が施されておりそのままでは使用できないようにされている。これを使用可能とするためのスクランブル解除キーは、所定の手順により課金センタ1から取得することができる。
このスクランブル解除キーの取得について図4に従って説明する。
【0029】
課金センタ1から送信されてきた新曲のカラオケ曲情報を受信して、ハードディスク31に記憶した後、CPU21は、通信制御装置23を介して課金センタ1に対して発呼する。続いて、CPU21は、課金センタ1への着呼を待って、自身を識別するパスワード(例えばカラオケ装置10毎に設定された番号(ID番号)とカラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6の電話番号)を発信する。
【0030】
課金センタ1では、カラオケ装置10からのパスワードを受け取ると、ホストコンピュータ51が端末照合を行い、課金センタ1に登録されているカラオケ装置10であれば、照合正常としてパスワード確認信号を返送する。
パスワード確認信号を受信すると、CPU21は、新曲のカラオケ曲情報のスクランブル解除キー(課金情報)送信の要求を課金センタ1に送信する。つまり、CPU21は、新曲のカラオケ曲情報のスクランブル解除キーとなる課金情報の送信を要求すると同時に課金処理を要求することになる。
【0031】
課金センタ1では、スクランブル解除キーの送信要求(課金処理要求)を受信すると、ホストコンピュータ51が、予め設定されているスクランブル解除キー(課金情報)を通信制御装置57を介してカラオケ装置10側に送信させる。課金センタ1からのスクランブル解除キーの送信がなされると、このスクランブル解除キーの送信に対して予め設定されている料金が、課金通信網5によって、カラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6の加入契約者に対して課金される。この料金は、電話回線使用料と合わせて代理徴収される。
【0032】
カラオケ装置10は、スクランブル解除キーを受信すると、課金センタ1に通信切断要求を発信する。課金センタ1は、この要求を受信するとカラオケ装置10との通信を終了する。また、カラオケ装置10は、通信切断要求の発信後、受信したスクランブル解除キーを使用して上述した新曲のカラオケ曲情報のスクランブルを解除してカラオケ演奏可能な状態とする。
【0033】
こうした処理がなされて新曲のカラオケ曲情報が使用できるようになると(新曲以外はすでに使用可能である)、利用者は多目的入力キー33あるいは図示しないリモコン等を操作することで歌いたい曲を選択する。するとCPU21は、所定のカラオケ演奏プログラムに従って、カラオケ演奏処理を実行する。それを簡単に説明すると、CPU21は、選択された曲に対応する演奏情報、歌詞情報をハードディスク31から読み出し、演奏情報は音源39に、歌詞情報は映像処理装置37にそれぞれ転送する。
【0034】
音源39では、演奏情報に基づいてアナログの演奏信号を合成し、アンプ43に出力する。アンプ43は、音源39から入力される演奏信号とマイクロフォン47から入力される歌唱音信号とをミキシングし、増幅してスピーカ45に出力する。スピーカ45はこれを音声出力する。
【0035】
一方、演奏情報と同期して映像処理装置37に出力される歌詞情報は、映像処理装置37において、図示しない動画映像ソース(例えばレーザディスクプレーヤ等)から送られてくる背景映像情報と合成(スーパーインポーズ)された映像表示用信号としてモニタ41に出力される。モニタ41では、背景映像に歌詞テロップが合成された状態で表示される。
【0036】
このようにしてカラオケ演奏が実行されるのであるが、そのカラオケ演奏を可能とするためには、カラオケ装置10が、課金センタ1との通信によりカラオケ曲情報を取得し、そのスクランブルを解除するためのスクランブル解除キーを取得する必要がある。そして、課金センタ1との通信を実行するためには、カラオケ装置10を課金センタ1に登録する作業およびカラオケ装置10の例えばハードディスク31に課金センタ1の電話番号とパスワードを記憶させる操作が必要とされる。すなわち、この操作が本発明の初期設定操作に該当している。
【0037】
次に、図5に示される初期設定ルーチンのフローチャートを参照して、カラオケ装置10の初期設定操作について説明し、図6に示される日付操作ルーチンのフローチャートを参照して保証期間の起算日の表示等について説明する。
まず初期設定操作に先だってカラオケ装置10の通信制御装置23と公衆電話回線6とを接続する(図3参照)。その後、カラオケ装置10の電源を投入し、例えばカラオケ装置10の製造者側から派遣されたサービスマンが多目的入力キー33を操作して初期設定モードを指示すると、カラオケ装置10のCPU21は図5に示される初期設定ルーチンを開始する。
【0038】
CPU21は、モニタ41に例えば年月日設定、時刻設定、ID番号入力、端末側の接続番号としての電話番号入力、ホスト側の接続番号としての電話番号入力等を順に表示させて必要なデータが入力されるのを待ち、入力がなされたなら電子タイマ35をセットし、記憶すべきデータをハードディスク31に記憶させる(S10)。
【0039】
次に、CPU21は電子タイマ35から現在の年月日を読み込む(S11)。続いて、CPU21はEPROM29に既に起算日が記憶されているかを判定する(S12)。ここでEPROM29に起算日が記憶されていれば(S12でYES)、CPU21はこのルーチンを終了する。一方、EPROM29に起算日が記憶されていなければ(S12でNO)、CPU21はS11で読み込んだ年月日をEPROM29に転送して記憶させ(S13)、このルーチンを終了する。このようにしてEPROM29に記憶された年月日が、初期設定操作がなされた日であり、保証期間の起算日とされる。
【0040】
例えば故障等があってカラオケ装置10の修理が必要な場合には、保証期間内か期間外かを知る必要がある。次に、図6を参照して保証期間の起算日の表示等について説明する。
例えばカラオケ装置10の製造者側から派遣されたサービスマンが多目的入力キー33を操作して日付操作モードを指示すると、カラオケ装置10のCPU21は図6に示される日付操作ルーチンを開始する。
【0041】
CPU21は、キー入力がなされるのを待ち(S20)、キー入力があったなら(S20でYES)、それが日付表示キーであるかを判定する(S21)。ここで日付表示キーであれば(S21でYES)、CPU21は、EPROM29に記憶されている起算日を読み込み(S22)、これを映像処理装置37に転送して起算日をモニタ41に表示させて(S23)、このルーチンを終了する。例えばサービスマンは、ここで表示された起算日と修理依頼があった日付とを照合して保証期間内あるいは保証期間外を判断できる。
【0042】
このように、初期設定操作がなされた年月日(起算日)がEPROM29に記憶され、それをモニタ41に表示できるので、保証期間内であるか否かを正確に判定できる。
また、S20で操作されたキーが日付表示キーでなければ(S21でNO)、CPU21は、S24に移行して日付クリアキーかを判定する。ここで日付クリアキーであれば(S24でYES)、CPU21はEPROM29に指示してその記憶内容を消去させ(S25)、このルーチンを終了する。一方、入力操作されたキーが日付クリアキーでなければ(S24でNO)、CPU21はそのままこのルーチンを終了する。
【0043】
ここでS25の処理を行う理由は次のとおりである。
例えば保証期間中あるいは保証期間経過後であっても、修理内容によっては修理完了の日から一定の期間に限って修理自体を保証することがある。このような場合には、修理完了の時点で上記S25の処理を実行させておけば、次にカラオケ装置10を使用するための初期設定操作に際して新しい起算日をEPROM29に記憶させることができる。従って、この新しい起算日を修理に伴う保証期間の起算日とできる。よって、修理等に付随する保証期間も正確に特定できる。
【0044】
以上、実施例に従って、本発明について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
例えば、実施例ではEPROMの記憶内容を消去、更新する構成としているが、記憶した年月日を消去せずに次々と書き加える方式とすることもできる。このような方式で、各年月日に例えば初回、修理、移転等の情報を付記しておけばカラオケ装置10の履歴情報となる。
【0045】
なお、情報処理装置は、実施例のカラオケ装置に限定されるわけではない。
また、実施例では課金センタとのみ通信を行うカラオケ装置を例示しているが、課金センタとは別にカラオケ曲情報等の実体情報の送出を行う情報センタを設けて、課金センタは例えばスクランブル解除キー等の課金情報のみの送出を行う構成とすることや、課金通信網とは別の情報通信網によってカラオケ曲情報等の実体情報を送信する構成も可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の情報処理装置によれば、情報処理装置の初期設定操作日が正確に判り、保証期間を正確に特定できる。
また、例えば修理等を実施した場合に、日付消去手段によって日付記憶手段に記憶されている年月日を消去してから初期設定操作を行えば、その年月日が日付記憶手段に記憶されるので、修理等に付随する保証期間も正確に特定できる。
【0047】
特に、ホスト装置との通信によりホスト装置から提供される情報を使用することで本来の機能を発揮する情報処理装置、例えば通信方式のカラオケ装置等において、保証期間を特定するのにきわめて有効である。
請求項2記載の情報処理装置はカラオケ装置であるから、カラオケ装置において上記の各効果が得られる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の情報配信システムの概略構成図である。
【図2】 実施例の情報配信システムの管理センタとなる課金センタの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 実施例の情報配信システムの構成要素であるカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 実施例の情報配信システムにおいて課金センタとカラオケ装置との間で行われる通信のシーケンス図である。
【図5】 実施例のカラオケ装置で実行される初期設定ルーチンのフローチャートである。
【図6】 実施例のカラオケ装置で実行される日付操作ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・課金センタ(ホスト装置)、
5・・・課金通信網、
6・・・公衆電話回線、
10・・・カラオケ装置(情報処理装置)
21・・・CPU(情報処理実行手段、検知手段、日付消去手段)、
23・・・通信制御装置(通信手段)、
29・・・EPROM(日付記憶手段)、
31・・・ハードディスク(情報記憶手段、接続番号記憶手段)、
33・・・多目的入力キー(入力手段)、
35・・・電子タイマ(暦手段)、
37・・・映像処理装置(情報処理実行手段、日付出力手段)、
39・・・音源(情報処理実行手段)、
51・・・ホストコンピュータ(ホスト装置)。
Claims (2)
- 情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報を用いて所定の処理を実行可能な情報処理実行手段と、各種の指示ないしデータを入力するための入力手段と、年月日を算出する暦手段とを有する情報処理装置において、
該情報処理装置の初期設定操作がなされたことを検知する検知手段と、
該検知手段により前記初期設定操作がなされたことが検知された際に前記暦手段にて算出される年月日を記憶する日付記憶手段と、
前記入力手段を介して指示された際に前記日付記憶手段に記憶されている前記年月日を外部出力する日付出力手段と、
前記日付記憶手段に記憶されている前記年月日を消去させる日付消去手段と、
通信回線を介してホスト装置に接続可能な通信手段と、
前記入力手段により入力される前記ホスト装置が接続されている通信回線の接続番号および前記情報処理装置が接続される通信回線の接続番号を記憶する接続番号記憶手段とを設けると共に、
前記検知手段は、前記ホスト装置が接続されている通信回線の接続番号および前記情報処理装置が接続される通信回線の接続番号のいずれか一方が入力されたことをもって前記初期設定操作がなされたと検知する構成である
ことを特徴とする情報処理装置。 - カラオケ装置であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
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