JPH08204856A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08204856A
JPH08204856A JP7007549A JP754995A JPH08204856A JP H08204856 A JPH08204856 A JP H08204856A JP 7007549 A JP7007549 A JP 7007549A JP 754995 A JP754995 A JP 754995A JP H08204856 A JPH08204856 A JP H08204856A
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JP
Japan
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information
charging
information processing
value acquisition
karaoke
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Pending
Application number
JP7007549A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunari Miyakoshi
光成 宮腰
Kazunori Igami
和典 伊神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
Priority to JP7007549A priority Critical patent/JPH08204856A/ja
Publication of JPH08204856A publication Critical patent/JPH08204856A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 料金の回収、分配に際しての情報提供者側と
装置等の所有者ないし管理者側との双方の負担を軽減し
て両者間の分配の公正を確保すること。 【構成】 本カラオケ装置10においてカラオケ曲情報
を使用する際、課金センタ1からの課金情報を受信して
課金通信網5によって課金処理がなされ、プリペイドカ
ードリーダ36によりプリペイドカードの残度数の減数
処理が行われる。このことから、課金通信網5によって
課金されたカラオケ曲情報の使用料はカラオケ曲情報の
提供者が受領し、プリペイドカードを減数処理して獲得
する対価額は、カラオケ装置10の所有者ないし管理者
が受領して、その一部を課金通信網5に支払えば、料金
の回収、分配に際しての双方の負担は軽減され、また情
報の提供者が出向いて情報の使用料を回収する必要はな
くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用に当たって料金の
支払いを要する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、利用に当たって料金の支払いを要
する情報処理装置、例えばビデオゲーム機やカラオケ装
置等で、情報提供者と装置や装置が設置されている店舗
等の所有者ないし管理者が異なり、装置利用者が支払う
料金を情報提供者と装置等の所有者ないし管理者とで分
配するシステムがある。
【0003】こうしたシステムでは、使用者からの料金
の徴収は情報処理装置に付随するコインボックスやプリ
ペイドカードリーダ等を使用し、コインボックスやプリ
ペイドカード販売機からの現金の回収は情報提供者側で
行っていた。情報提供者は、回収した現金から情報の提
供料に相当する金額を取得し、残金を装置等の所有者な
いし管理者に渡していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように情報提供者側でコインボックスやプリペイドカー
ド販売機から現金を回収し、それを情報提供者と装置等
の所有者ないし管理者とで分配するのでは、現金回収の
ための人手が必要であったり、分配のための事務処理が
煩雑である等の問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、料金の回収、分配に際しての情
報提供者側と装置等の所有者ないし管理者側との双方の
負担を軽減して両者間の分配の公正を確保することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の情報処理装置は、情報を
記憶可能な情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶され
た情報を用いて所定の処理を実行可能な情報処理手段
と、課金機能を持つ課金通信網にアクセス可能な通信手
段と、前記情報処理手段が使用した前記情報の使用料を
前記課金通信網による課金機能を利用して課金させる課
金制御手段と、前記情報処理手段が実行する前記処理に
応じて決定される対価額の獲得を指令する獲得指令手段
と、該獲得指令手段からの指令に応じて前記対価額に対
応する価値の獲得処理を実行する価値獲得手段と、該価
値の獲得処理がなされた後に前記情報処理手段に前記処
理の実行を許可する許可手段とを設けている。
【0007】請求項2記載の情報処理装置は、請求項1
記載の情報処理装置において、前記価値獲得手段は、前
記価値の獲得処理として現金の取得を実行することを特
徴とする。請求項3記載の情報処理装置は、請求項1記
載の情報処理装置において、前記価値獲得手段は、前記
価値の獲得処理としてプリペイドカードの残高の減額処
理を実行することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の情報処理装置は、請求項1
記載の情報処理装置において、前記価値獲得手段は、前
記価値の獲得処理として現金の取得およびプリペイドカ
ードの残高の減額処理の双方を実行可能である。
【0009】
【作用】上記の構成になる請求項1記載の情報処理装置
においては、情報記憶手段は、情報を記憶可能で、情報
処理手段は、情報記憶手段に記憶された情報を用いて所
定の処理を実行可能である。
【0010】通信手段は、課金機能を持つ課金通信網に
アクセス可能で、課金手段は、情報処理手段が使用した
情報の使用料を課金通信網による課金機能を利用して課
金させる。情報処理装置による情報の使用料は、課金通
信網によって課金されることになるので、情報処理装置
で使用される情報の提供者が情報処理装置の設置場所等
へ出向いて情報の使用料を回収する必要はなくなる。な
お、課金通信網としては、日本電信電話(株)のビデオテ
ックスやダイヤルQ2が例示される。
【0011】獲得指令手段が、情報処理手段が実行する
処理に応じて決定される対価額の獲得を指令すると、価
値獲得手段は、獲得指令手段からの指令に応じて対価額
に対応する価値の獲得処理を実行する。許可手段は、価
値の獲得処理がなされた後に情報処理手段に処理の実行
を許可する。
【0012】ここで価値の獲得とは、現金を取得するこ
との他に、プリペイドカードの残高の減額処理や回数券
等のチケット類を取得すること等、前払いされた金額の
残高を減少させる処理が含まれる。このように、現金の
取得や前払い金の残額の減少処理により、対価額が確保
された後に情報処理手段による処理の実行が許可され
る。つまり、情報処理手段が実行する処理に応じて決定
される対価額が獲得された後に、情報処理装置の使用が
可能とされる。
【0013】課金通信網によって課金処理された情報の
使用料は情報提供者が受領し、情報処理装置が獲得する
対価額は、情報の使用料に情報処理装置の所有者ないし
管理者の利益分を上乗せした額にしておいて、情報処理
装置の所有者ないし管理者が受領して、その対価額の一
部を課金通信網に支払えば、料金の回収、分配に際して
の情報提供者側と情報処理装置の所有者ないし管理者側
との双方の負担は軽減され、両者間の分配の公正も確保
される。
【0014】請求項2記載の情報処理装置においては、
価値獲得手段は、価値の獲得処理として現金の取得を実
行するので、例えばプリペイドカード等を発行するため
の装置類は不要であり、情報処理装置の付属設備を簡素
化できる。請求項3記載の情報処理装置においては、価
値獲得手段は、価値の獲得処理としてプリペイドカード
の残高の減額処理を実行する。金種や真偽の判別のため
の機構、現金を保管するための機構等が不要となるの
で、情報処理装置の小型化が可能となる。また、情報処
理装置の使用者が硬貨等を準備する必要がなくなるので
この点で使用者の利便性は高まる。
【0015】請求項4記載の情報処理装置においては、
価値獲得手段は、価値の獲得処理として現金の取得およ
びプリペイドカードの残高の減額処理の双方を実行可能
である。現金、プリペイドカードのいずれでも利用でき
るので、使用者の利便性は一層高まる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を具体化した二実施例を図面を
参照して説明する。 (実施例1)この実施例は、本発明をカラオケ装置とし
て具体化した例である。
【0017】図1は、本実施例のカラオケ曲情報使用料
課金システムの概略構成図、図2はそのシステムの構成
要素であるカラオケ装置の構成を示すブロック図であ
る。図1に示すように、本カラオケ曲情報課金システム
は、課金センタ1と複数のカラオケ装置10とが、課金
通信網5を介して接続されて構成されている。
【0018】課金通信網5は、例えばビデオテックス通
信網やダイヤルキューツー通信網のように、情報料に対
して課金する機能を持つものである。現在の日本国内で
は、ビデオテックス網とダイヤルキューツー網がその代
表的なものとして知られておいる。ダイヤルキューツー
網は基本的に時間単位の従量計算であり、ビデオテック
ス網は、情報の内容毎に任意の料金を設定可能であり、
いわゆるキャプテンシステム等に用いられている。
【0019】その課金機能の一例として、ビデオテック
ス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網
は、具体的には例えば各情報処理装置10に接続された
公衆電話回線とビデオテックス通信処理装置(VCP)
とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通
信網にアクセスしようとしている公衆電話回線(現状と
しては特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルし
た公衆電話回線)の課金センタ1への接続・交換、利用
者端末である情報処理装置の管理及び課金センタ1への
加入者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報使
用料の課金、情報処理装置と課金センタ1との間の会話
制御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変
換処理等の通信処理機能を提供する。
【0020】カラオケ装置10の構成について説明す
る。図2に示すように、中央制御装置31には課金制御
プログラム31aが格納されており中央制御装置31
は、この課金制御プログラムに従って所定の課金制御処
理を実行する。この中央制御装置31には、カラオケ装
置10の使用者等が各種指示入力を行なうための多目的
入力キー32、本発明の記憶手段に相当しカラオケ曲情
報を記憶するハードディスク33、カラオケ演奏のため
の音声再生回路35及び画面表示制御装置26、本発明
の通信手段としての通信制御装置27、課金通信網5と
は異なる情報通信網7との通信で使用される通信制御部
37が接続されており、音声再生回路35にはミキサア
ンプ38が、画面表示制御装置26にはテレビモニタ2
9がそれぞれ接続されている。また、ミキサアンプ38
にはスピーカ41とマイクロフォン43が接続されてい
る。さらに、中央制御装置31にはリーダ制御部34が
接続され、リーダ制御部34にはプリペイドカードリー
ダ36が接続されており、中央制御装置31は、リーダ
制御部34を介してプリペイドカードリーダ36に挿入
されたプリペイドカードの残度数(残高)を読み込むこ
とや残度数の減数処理を行わせることができる。すなわ
ち、この処理に関して中央制御装置31は本発明の獲得
指令手段として機能し、リーダ制御部34およびプリペ
イドカードリーダ36は本発明の価値獲得手段に相当す
る。
【0021】なお、この中央制御装置31による課金制
御プログラムに従った所定の課金制御処理の実行が、本
発明における課金制御手段としての処理の実行に該当す
るほか、中央制御装置31は本発明の許可手段および情
報処理手段としても機能するが、これらについては後で
詳しく説明する。
【0022】以下、カラオケ演奏の手順に従ってカラオ
ケ演奏に関わる各部の機能、動作について説明をする。
ハードディスク33には予め数千曲程度のカラオケ曲情
報が記憶されており、1曲分のカラオケ曲情報は、曲同
士を識別するための識別情報である曲番号情報と、実体
情報とから構成されている。この内の実体情報は、伴奏
音楽の情報であるMIDI(Musical Instrument Digit
al Interface)規格の演奏情報や、歌詞情報及び背景映
像情報からなっている。背景映像情報は曲毎に対応した
映像情報を符号化したものである。
【0023】利用者が図示しない操作パネルあるいはリ
モコン等を操作することで歌いたい曲を選択すると、中
央制御装置31は、後述する課金処理を実行した後、所
定のカラオケ演奏プログラムに従って、カラオケ演奏処
理を実行する。それを簡単に説明すると、中央制御装置
31は、選択された曲に対応する演奏情報、歌詞情報お
よび背景映像情報をハードディスク33から読み出し、
演奏情報は音声再生回路35に、歌詞情報および背景映
像情報は画面表示制御装置26にそれぞれ転送する。
【0024】音声再生回路35に出力された演奏情報
は、アナログの演奏信号に変換された後、ミキサアンプ
38へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロ
フォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合
でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、ス
ピーカ41により演奏音として外部へ出力される。
【0025】一方、演奏情報と同期して出力される歌詞
情報は、画面表示制御装置26において、図示しない映
像ソース(ビデオディスクプレーヤ等)から出力され
て、カラオケ装置10に入力される背景映像信号と合成
(スーパーインポーズ)されてテレビモニタ29に表示
される。これにより、テレビモニタ29には、背景映像
に歌詞テロップが合成された状態で表示される。
【0026】続いて、課金センタ1の構成を図3を参照
して説明する。課金センタ1は、ホストコンピュータ5
1と、記憶装置53と、入力装置55と、通信制御装置
57と、プリンタ59と、CRT61とを備えている。
記憶装置53は、ホストコンピュータ51が作動するた
めの各種制御プログラムや、前記各情報処理装置10毎
の課金情報等を記憶するためのものである。
【0027】なお、入力装置55からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各
情報処理装置10毎の課金情報を基にして課金実績等を
作成させたり、それをプリンタ59によって印刷させた
り、CRT61に表示させたりすることができる。
【0028】さらに、課金センタ1は、課金センタ1と
同様の構成の情報センタ3とも接続されている。情報セ
ンタ3は、ホストコンピュータ71、記憶装置73、入
力装置75、通信制御装置77、プリンタ79およびC
RT81を備えている。この情報センタ3には、各カラ
オケ装置10も接続されている。詳しくは、カラオケ装
置10は、図2に示される通信制御部37および情報通
信網7を介して情報センタ3と接続されており、情報セ
ンタ3からデータを受信したりカラオケ装置10の稼動
情報等を情報センタ3に送信できる。
【0029】記憶装置73は、ホストコンピュータ71
が作動するための各種制御プログラムや、新曲データ等
を記憶するためのものである。情報センタ3は、この新
曲データをカラオケ装置10に送信することができ、カ
ラオケ装置10は、情報センタ3から送信された新曲デ
ータを図2に示されるハードディスク33に記憶させる
ことができる。なお、新曲データの配信記録や各カラオ
ケ装置10から送信された稼働情報も記憶装置73に記
憶される。
【0030】また、入力装置75からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置73に記憶された各
カラオケ装置10毎の稼働情報や配信記録をプリンタ7
9によって印刷させたり、CRT81に表示させたりす
ることができる。次に、上記構成を有する本実施例のカ
ラオケ曲情報使用料課金システムにおける課金に係る処
理について説明する。
【0031】図4は、カラオケ装置10におけるカラオ
ケ曲の演奏に当たって中央制御装置31で実行される課
金処理および対価額の獲得処理を示すフローチャートで
あり、図5はカラオケ装置10と課金センタ1との間の
通信シーケンスを示すものである。
【0032】中央制御装置31は、その稼動中を通じて
図4に示される処理を繰り返し実行する。このルーチン
では、中央制御装置31は、まずテレビモニタ29にメ
ニュー画面を表示させて(S1)、プリペイドカードリ
ーダ36にプリペイドカードが挿入されるのを待つ(S
2)。プリペイドカードが挿入されたなら(S2でYE
S)、中央制御装置31はプリペイドカードリーダ36
からプリペイドカードの残度数を読み込んで、プリペイ
ドカードの残度数の有無を判定する(S3)。この実施
例のカラオケ装置10では、1回のカラオケ演奏に対す
る対価額がプリペイドカードの1度数に設定されてい
る。したがって、残度数が0でなければカラオケ演奏で
きることになる。
【0033】ここで、プリペイドカードの残度数が0で
あれば(S3でNO)、中央制御装置31はテレビモニ
タ29に残度数がない旨を表示させ(S11)、リーダ
制御部34を介してプリペイドカードリーダ36にプリ
ペイドカードの排出を指令して(S12)、このルーチ
ンを一旦終了する。プリペイドカードの残度数があれば
(S3でYES)、中央制御装置31は次のS4に進
む。
【0034】S4では、中央制御装置31は、多目的入
力キー32を介してまたは図示しないリモコンを介して
入力される、使用者の選択操作に応じて、その操作をサ
ポートする内容の画面をテレビモニタ29に表示させ
る。使用者は、表示されている画面の項目に対応する数
字や記号等を入力することで選択操作を進めることがで
きる。このテレビモニタ29の表示の具体的な例を挙げ
ると、例えば使用者が曲名インデックスとして五十音の
いずれかを指示すると、その音ではじまる曲名の一覧を
表示する等で、この一覧中から所望の曲名に対応する番
号等を選択して入力すれば、その曲をリクエストでき
る。
【0035】次に、中央制御装置31は、選択操作の終
了と確定を指示する入力を待つ(S5)。ここでキャン
セルを指示する入力があれば(S5でNO)、中央制御
装置31は、S1へ回帰する。また、選択が確定されれ
ば(S5でYES)、中央制御装置31は次のS6に進
む。
【0036】中央制御装置31は、課金センタ1に対し
て演奏を許可する指令となる課金情報を要求し(S
6)、課金センタ1から送られてくる課金情報を受信す
る(S7)。以下、S6〜S7の処理について、図5の
通信シーケンスを参照して詳しく説明する。
【0037】中央制御装置31は、通信制御装置27を
介して課金センタ1に対して発呼する。続いて、中央制
御装置31は、課金センタ1への着呼を待って、パスワ
ードを発信する。課金センタ1では通信制御装置57を
介してカラオケ装置10からのパスワードを受け取り、
ホストコンピュータ51が電話番号やパスワード等で端
末照合を行い、課金センタ1に登録されているカラオケ
装置10であれば、照合正常としてパスワード確認信号
を返送する。
【0038】パスワード確認信号を受信すると、中央制
御装置31は、課金制御プログラム31aに従って、課
金情報発信の要求を課金センタ1に送信する。つまり、
中央制御装置31は、演奏許可指令となる課金情報の送
信を要求すると同時に課金処理を要求することになる。
【0039】課金センタ1では、課金情報の送信要求
(課金処理要求)を受信すると、ホストコンピュータ5
1が、予め設定されている演奏許可のコマンド(課金情
報)を通信制御装置57を介してカラオケ装置10側に
送信させる。この課金センタ1からのコマンドの送信が
なされると、このコマンドの送信に対して予め設定され
ている料金が、カラオケ装置10が接続されている電話
回線の加入契約者に対して課金される。この料金は、電
話回線使用料と合わせて代理徴収される。
【0040】以上がS6〜S7の処理とこれに伴う課金
センタ1側の処理である。ここで図4に示されるルーチ
ンの説明に戻ると、S7で課金情報を受信した後、中央
制御装置31は、S8に進んでリーダ制御部34に対し
てプリペイドカードの残度数を1度数だけ減少させる獲
得指令をする。この獲得指令に従ってリーダ制御部34
は、プリペイドカードリーダ36を制御してプリペイド
カードの残度数を1度数だけ減少させる。
【0041】続いて、中央制御装置31は、課金センタ
1との通信を終了し(S9)、カラオケ演奏を実行する
ための各種処理をおこなう(S10)。さらに、中央制
御装置31は、リーダ制御部34を介してプリペイドカ
ードリーダ36にプリペイドカードの排出を指令して
(S12)、このルーチンを終了する。
【0042】以上のように、カラオケ演奏にカラオケ曲
情報を使用するには、課金センタ1からの課金情報(演
奏許可のコマンド)を受信する必要があり、このコマン
ドの送信に当たっては、課金通信網5によって課金処理
がなされる。また、プリペイドカードの残度数の減数処
理も行われる。
【0043】このことから、課金通信網5によって課金
されたカラオケ曲情報の使用料はカラオケ曲情報の提供
者が受領し、カラオケ装置10が残度数を減数処理して
獲得する対価額は、カラオケ装置10の所有者ないし管
理者が受領(実際にはプリペイドカードの販売代金を受
領)して、その一部を課金通信網5に支払えば、料金の
回収、分配に際しての情報提供者側とカラオケ装置10
の所有者ないし管理者側との双方の負担は軽減され、両
者間の分配の公正も確保される。情報の提供者がカラオ
ケ装置10の設置場所等へ出向いて情報の使用料を回収
する必要はなくなる。
【0044】また、プリペイドカードの残度数の減数処
理にて対価額が獲得されるので、現金を受領する場合の
ように金種や真偽の判別のための機構、現金を保管する
ための機構等が不要となる。したがって、それに見合っ
た分、カラオケ装置10の小型化が可能となる。しか
も、カラオケ装置10の使用者が硬貨等を準備する必要
がなくなるのでこの点で使用者の利便性は高まる。 (実施例2)この実施例は、本発明をビデオゲーム装置
として具体化した例である。
【0045】図6は、本実施例のゲーム情報使用料課金
システムの概略構成と共に、そのシステムの構成要素で
あるビデオゲーム装置の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、本ゲーム情報課金システムは、課金
センタ1と複数のビデオゲーム装置100とが、課金通
信網5を介して接続されて構成されている。なお、課金
センタおよび課金通信網の構成および機能は、実施例1
の課金センタ1および課金通信網5と同様であるので、
これらについては以下実施例1と同じ品番を使用して説
明を省略する。
【0046】ビデオゲーム装置(以下、ゲーム機ともい
う)100の構成について説明する。図6に示すよう
に、中央制御装置131には課金制御プログラム131
aが格納されており中央制御装置131は、この課金制
御プログラムに従って所定の課金制御処理を実行する。
この中央制御装置131には、本発明の記憶手段に相当
しゲーム情報が格納されているROM133、入力イン
タフェース135、画面表示制御装置137、本発明の
通信手段としての通信制御装置139およびコインボッ
クス141が接続されており、入力インタフェース13
5には入力ユニット143が、画面表示制御装置137
にはテレビモニタ145がそれぞれ接続されている。な
お、コインボックス141は投入されたコインの金種
(50円貨、100円貨、500円貨等)を判別可能且
つ投入されたコインの合計金額を中央制御装置131に
送信可能である。また、コインボックス141は、中央
制御装置131からの指令に応じてコインを取得する操
作やコインを返還する操作が可能で、返還には釣銭とし
ての排出も含まれる。すなわち、中央制御装置31は本
発明の獲得指令手段として機能し、コインボックス14
1は本発明の価値獲得手段に相当する。
【0047】なお、この中央制御装置131による課金
制御プログラム131aに従った所定の課金制御処理の
実行が、本発明における課金制御手段としての処理の実
行に該当するほか、中央制御装置131は本発明の許可
手段および情報処理手段としても機能する。
【0048】このゲーム機100は、入力ユニット14
3を介して操作されることにより、周知のビデオゲーム
を実施するものであるが、ゲームを行うに当たっては、
ゲーム実行を許可する許可コマンドとなる課金情報を課
金センタ1から受け取る必要がある。課金センタ1とゲ
ーム機100との間で行われる課金情報(許可コマン
ド)の送受は、実施例1において課金センタ1とカラオ
ケ装置10との間での課金情報の送受と同様であるが、
コインの取得等異なる点もあるので、改めて図5を参照
して説明する。
【0049】まず、コインボックス141にコインが投
入されると、コインボックス141はその金種を判定し
て、投入された合計金額を中央制御装置131に送信す
る。コインボックス141から投入金額の送信を受ける
と、中央制御装置131は、その金額が1回分のゲーム
料金に足りているかを判定し、もし不足であれば、中央
制御装置31はテレビモニタ145に金額が不足してい
るから追加投入せよとのメッセージを表示させる。予め
設定された時間を待っても追加のコインが投入されなけ
れば、中央制御装置131は、コインボックス141に
コインの返還を指示し、改めてコインの投入を待つ。
【0050】コインの金額が1回分のゲーム料金に足り
ていれば、中央制御装置131は、通信制御装置139
を介して課金センタ1に対して発呼する。続いて、中央
制御装置131は、課金センタ1への着呼を待って、パ
スワードを発信する。課金センタ1では通信制御装置5
7を介してゲーム機100からのパスワードを受け取
り、ホストコンピュータ51が電話番号やパスワード等
で端末照合を行い、課金センタ1に登録されているゲー
ム機100であれば、照合正常としてパスワード確認信
号を返送する。
【0051】パスワード確認信号を受信すると、中央制
御装置131は、課金制御プログラム131aに従っ
て、課金情報(許可コマンド)発信の要求を課金センタ
1に送信する。つまり、中央制御装置131は、課金情
報(許可コマンド)の送信を要求すると同時に課金処理
を要求することになる。
【0052】課金センタ1では、課金情報の送信要求
(課金処理要求)を受信すると、ホストコンピュータ5
1が、予め設定されている許可コマンド(課金情報)を
通信制御装置57を介してゲーム機100に送信させ
る。この課金センタ1からの許可コマンドの送信がなさ
れると、この許可コマンドの送信に対して予め設定され
ている料金が、ゲーム機100が接続されている電話回
線の加入契約者に対して課金される。この料金は、電話
回線使用料と合わせて代理徴収される。
【0053】課金情報(許可コマンド)を受信した後、
中央制御装置131は、予め設定されたゲーム金額の獲
得を指令をする。この獲得指令に従ってコインボックス
141はコインを取得し格納する。なお、この際、投入
された金額がゲーム料金を越えていれば、釣銭が排出さ
れる。
【0054】次に、中央制御装置131は、コインボッ
クス141からのコイン取得完了の信号を受けると、課
金センタ1との通信を終了し、ROM133に格納され
ているゲーム情報を読み出す等、ビデオゲームを実行す
るための各種処理を行う。以上のように、ビデオゲーム
の実行に当たってゲーム情報を使用するには、課金セン
タ1からの課金情報(許可コマンド)を受信する必要が
あり、この許可コマンドの送信に当たっては、課金通信
網5によって課金処理がなされる。また、投入されたコ
インの取得もも行われる。
【0055】このことから、課金通信網5によって課金
されたゲーム情報の使用料はゲーム情報の提供者が受領
し、ゲーム機100がコインボックス141で獲得する
対価額は、ゲーム機100の所有者ないし管理者が受領
して、その一部を課金通信網5に支払えば、料金の回
収、分配に際しての情報提供者側とゲーム機100の所
有者ないし管理者側との双方の負担は軽減され、両者間
の分配の公正も確保される。情報の提供者がビデオゲー
ム装置100の設置場所等へ出向いて情報の使用料を回
収する必要はなくなる。
【0056】また、この実施例のようにコインボックス
141を使用すれば、例えばプリペイドカード等を発行
するための装置類は不要であり、ビデオゲーム装置10
0の付属設備を簡素化できる。以上、二実施例に従っ
て、本発明について説明したが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【0057】上述の実施例ではプリペイドカードリーダ
のみを備える例とコインボックスのみを備える例を示し
たが、プリペイドカードリーダとコインボックスの双方
を備える構成とすることも可能で、このようにすれば現
金、プリペイドカードのいずれでも利用できるので、使
用者の利便性は一層高まる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の情
報処理装置によれば、情報処理装置で使用される情報の
提供者が情報処理装置の設置場所等へ出向いて情報の使
用料を回収する必要はなくなる。
【0059】また、課金通信網によって課金処理された
情報の使用料は情報提供者が受領し、情報処理装置が獲
得する対価額は、情報の使用料に情報処理装置の所有者
ないし管理者の利益分を上乗せした額にしておいて、情
報処理装置の所有者ないし管理者が受領して、その対価
額の一部を課金通信網に支払えば、料金の回収、分配に
際しての情報提供者側と情報処理装置の所有者ないし管
理者側との双方の負担は軽減され、両者間の分配の公正
も確保される。
【0060】請求項2記載の情報処理装置によれば、価
値獲得手段は、価値の獲得処理として現金の取得を実行
するので、例えばプリペイドカード等を発行するための
装置類は不要であり、情報処理装置の付属設備を簡素化
できる。請求項3記載の情報処理装置によれば、価値獲
得手段は、価値の獲得処理としてプリペイドカードの残
高の減額処理を実行する。金種や真偽の判別のための機
構、現金を保管するための機構等が不要となるので、情
報処理装置の小型化が可能となる。また、情報処理装置
の使用者が硬貨等を準備する必要がなくなるのでこの点
で使用者の利便性は高まる。
【0061】請求項4記載の情報処理装置によれば、価
値獲得手段は、価値の獲得処理として現金の取得および
プリペイドカードの残高の減額処理の双方を実行可能で
ある。現金、プリペイドカードのいずれでも利用できる
ので、使用者の利便性は一層高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のカラオケ曲情報使用料課金システ
ムの概略構成図である。
【図2】 実施例1のカラオケ曲情報使用料課金システ
ムの構成要素であるカラオケ装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】 実施例1のカラオケ曲情報使用料課金システ
ムの課金センタおよび情報センタの構成を示すブロック
図である。
【図4】 実施例1のカラオケ装置で実行される課金処
理および対価額の獲得処理のフローチャートである。
【図5】 実施例1のカラオケ曲情報使用料課金システ
ムにおいてカラオケ装置と課金センタとの間で実行され
る通信のシーケンス図であり、実施例2のゲーム情報使
用料課金システムにおいて課金センタとビデオゲーム装
置との間で実行される通信のシーケンス図でもある。
【図6】 実施例2のゲーム情報使用料課金システムの
概略構成と共にゲーム情報使用料課金システムの構成要
素であるビデオゲーム装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1・・・課金センタ、3・・・情報センタ、5・・・課
金通信網、10・・・カラオケ装置(情報処理装置)、
27・・・通信制御装置(通信手段)、31・・・中央
制御装置(情報処理手段、獲得指令手段、許可手段)、
31a・・・課金制御プログラム(課金制御手段)、3
3・・・ハードディスク(記憶手段)、34・・・リー
ダ制御部(価値獲得手段)、36・・・プリペイドカー
ドリーダ(価値獲得手段)、100・・・ビデオゲーム
装置(情報処理装置)、131・・・中央制御装置(情
報処理手段、獲得指令手段、許可手段)、131a・・
・課金制御プログラム(課金制御手段)、139・・・
通信制御装置(通信手段)、141・・・コインボック
ス(価値獲得手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/16 C 7/173 // H04L 9/06 9/14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶可能な情報記憶手段と、 該情報記憶手段に記憶された情報を用いて所定の処理を
    実行可能な情報処理手段と、 課金機能を持つ課金通信網にアクセス可能な通信手段
    と、 前記情報処理手段が使用した前記情報の使用料を前記課
    金通信網による課金機能を利用して課金させる課金制御
    手段と、 前記情報処理手段が実行する前記処理に応じて決定され
    る対価額の獲得を指令する獲得指令手段と、 該獲得指令手段からの指令に応じて前記対価額に対応す
    る価値の獲得処理を実行する価値獲得手段と、 該価値の獲得処理がなされた後に前記情報処理手段に前
    記処理の実行を許可する許可手段とを設けたことを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記価値獲得手段は、 前記価値の獲得処理として現金の取得を実行することを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記価値獲得手段は、 前記価値の獲得処理としてプリペイドカードの残高の減
    額処理を実行することを特徴とする請求項1記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記価値獲得手段は、 前記価値の獲得処理として現金の取得およびプリペイド
    カードの残高の減額処理の双方を実行可能であることを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
JP7007549A 1995-01-20 1995-01-20 情報処理装置 Pending JPH08204856A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001519924A (ja) * 1997-04-04 2001-10-23 ルベン・クレイマン・ボブリ 音楽を選択的に配信するシステム

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JP2001519924A (ja) * 1997-04-04 2001-10-23 ルベン・クレイマン・ボブリ 音楽を選択的に配信するシステム

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