JPH08223321A - 課金システム - Google Patents

課金システム

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Publication number
JPH08223321A
JPH08223321A JP7020503A JP2050395A JPH08223321A JP H08223321 A JPH08223321 A JP H08223321A JP 7020503 A JP7020503 A JP 7020503A JP 2050395 A JP2050395 A JP 2050395A JP H08223321 A JPH08223321 A JP H08223321A
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JP
Japan
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billing
information
charging
terminal
center
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JP7020503A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Hibino
義彦 日比野
Yoshibumi Kato
義文 加藤
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理端末の所有者の課金管理上の負担を
軽減すると共に、誤操作による課金を回避する。 【構成】 情報センタ3は、新曲データ送信要求に応じ
て新曲データを送信したカラオケ装置10の端末番号、
パスワード、送信した新曲データに対する情報料を課金
センタ1に送信する。前記カラオケ装置10は、管理用
端末8に端末番号、パスワード、受信した新曲データに
対する情報料等を送信する。管理用端末8は、前記端末
番号、パスワードを課金センタ1に送信する。課金セン
タ1は、前記端末番号、パスワードを、前記情報センタ
3から送信されている端末番号、パスワードと照合し、
相互に一致すれば、その旨を管理用端末8に送信する。
管理用端末8は課金センタ1に課金指令を送信し、課金
センタ1は課金指令に応じた課金用情報を課金通信網5
を介して管理用端末8に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を記憶可能な情報
記憶手段と該情報記憶手段に記憶された情報を用いて所
定の処理を実行可能な情報処理手段とを備える情報処理
端末によって使用される情報の使用料を課金するための
課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理において情報を使用する
に当たって対価の支払いを要する情報処理端末があり、
例えば通信網を介して送られてくるゲームソフトで作動
するビデオゲーム機や同様に送られてくるカラオケ曲情
報に基づいてカラオケ演奏するカラオケ装置等で、ゲー
ムソフトやカラオケ曲情報の受信実績に応じた対価が、
ビデオゲーム装置等の所有者から情報の提供者に支払わ
れるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような料金徴収に
当たって、日本電信電話(株)のビデオテックス通信網や
ダイヤルQ2等の課金通信網を利用して、カラオケ装置
等に情報を提供する毎に課金して、この課金分を電話料
金と共に代理徴収してもらうことが考えられるが、この
方法にもまったく問題がないわけではなかった。
【0004】例えばカラオケ装置毎に課金処理される場
合、複数のカラオケ装置を所有する所有者が全部のカラ
オケ装置の課金状況を把握するには、各カラオケ装置の
設置場所を巡回してそれぞれのカラオケ装置毎の課金状
況を集計するといった手順が必要であり、所有者の管理
上の負担が大きかった。
【0005】また、所有者に代わって各カラオケ装置を
管理する管理者等がカラオケ装置を誤操作して所有者が
望まない課金がなされるおそれもないとは言えなかっ
た。上述のような所有者の管理上の負担や誤操作のおそ
れ等は、カラオケ装置に限らず、他の情報処理端末にお
いても同様であった。
【0006】本発明は、このような情報処理端末の所有
者の管理上の負担を軽減すると共に誤操作による課金を
回避することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の課金システムは、情報を
記憶可能な情報記憶手段と該情報記憶手段に記憶された
情報を用いて所定の処理を実行可能な情報処理手段とを
備える情報処理端末によって使用される前記情報の使用
料を課金するための課金システムであって、課金機能を
持つ課金通信網に対して該課金通信網の課金機能による
課金処理を要求可能な課金センタと、前記課金通信網に
アクセス可能な通信手段を備え前記課金通信網を介して
接続される前記課金センタに前記情報の使用料に応じた
課金指令を送出する課金指令端末とを含み、前記課金セ
ンタは前記課金指令端末からの課金指令に応じて前記課
金通信網に前記課金処理を要求する構成であることを特
徴とする。
【0008】請求項2記載の課金システムは、請求項1
記載の課金システムにおいて、前記課金指令端末は、前
記情報処理端末からの課金要請データを取得する課金要
請データ取得手段を備え、該取得した課金要請データに
従って前記課金指令を送出することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の課金システムは、請求項2
記載の課金システムにおいて、前記課金指令端末は、前
記情報処理端末の稼動期間に対応する稼動期間データ、
前記情報処理端末が使用した前記情報に対応する使用実
績データ、前記情報記憶手段が記憶した前記情報に対応
する記憶実績データの少なくとも一つを、前記課金要請
データとして取得することを特徴とする。
【0010】請求項4記載の課金システムは、請求項1
記載のないし3のいずれか記載の課金システムにおい
て、前記課金指令端末に、前記課金指令の実績を記憶す
る課金実績記憶手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成になる請求項1記載の課金システム
においては、課金センタは、課金機能を持つ課金通信網
に対して課金通信網の課金機能による課金処理を要求可
能である。課金指令端末は、課金通信網にアクセス可能
な通信手段を備えており、課金通信網を介して接続され
る課金センタに情報の使用料に応じた課金指令を送出す
る。課金センタは、課金指令端末からの課金指令に応じ
て課金通信網に課金処理を要求する。
【0012】課金指令端末で課金指令がなされるので、
例えば複数の情報処理端末の課金状況を簡単に把握でき
る等、所有者の管理上の負担は軽減される。また、情報
処理端末は課金処理自体には無関係となり、例えば管理
者等によって情報処理端末が誤操作されて情報処理端末
の所有者が望まない課金がなされることが防止される。
【0013】請求項2記載の課金システムにおいては、
課金指令端末は、情報処理端末からの課金要請データを
取得する課金要請データ取得手段を備え、該取得した課
金要請データに従って課金指令を送出する。このように
構成すると、例えば情報処理端末で情報を使用する毎に
課金したり、情報を受信する毎に課金する等のきめ細か
い課金処理に好適である。
【0014】請求項3記載の課金システムにおいては、
課金指令端末は、情報処理端末の稼動期間に対応する稼
動期間データ、情報処理端末が使用した情報に対応する
使用実績データ、情報記憶手段が記憶した情報に対応す
る記憶実績データの少なくとも一つを、課金要請データ
として取得する。
【0015】課金要請データとして前述の3データ中の
一つ、二つ、または全部を採用できるので、請求項2の
構成による効果を一層向上できる。請求項4記載の課金
システムにおいては、課金指令端末に設けられた課金実
績記憶手段が課金指令の実績を記憶する。したがって、
例えば所有者が、任意の時点や期間における課金実績を
入手することが可能となり、所有者の管理事務等に有効
である。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、実施例の情報使用料課金シ
ステムの概略構成図、図2はカラオケ装置に対する課金
を課金センタに指令する課金指令端末として各カラオケ
装置を管理する管理用端末の構成を示すブロック図、図
3は情報使用料課金システムの中枢となる課金センタ並
びに情報センタの構成を示すブロック図、図4はそのシ
ステムにより配信される実情報を使用する情報処理端末
としてのカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
【0017】図1(a)に示すように、本情報使用料課
金システムは課金センタ1と複数の管理用端末8とが課
金通信網5を介して接続され、情報センタ3と複数のカ
ラオケ装置10とが情報通信網7を介して接続されてい
る。また、カラオケ装置10は複数で1群の端末群12
を形成しており、図1(b)に示すように各端末群12
は、情報通信網7を介して1台の管理用端末8に接続さ
れている。つまり、1台の管理用端末8は1群の端末群
12に属するカラオケ装置10を管理することになる。
なお、端末群12に属するカラオケ装置10の台数は一
定とされているわけではなく、端末群12毎に様々であ
る。また、端末群12と管理用端末8と接続するために
情報通信網7とは別の通信網ないし通信回線を使用する
こともできる。
【0018】図2に示すように、本発明の課金指令端末
としての管理用端末8は、本発明の通信手段に相当し課
金通信網5にアクセスするための通信制御装置14、本
発明の課金要請データ取得手段に相当し情報通信網7に
アクセスするための通信制御装置16、周知のCPU、
ROM、RAM等(いずれも図示は省略)を備え通信制
御装置14、16を介しての各種データの送受や管理用
端末8の構成各部の制御を司ると共に課金センタ1に対
して課金指令を送出する機能を有し通信制御装置16と
共動して課金要請データ取得手段としても機能する中央
制御装置18、本発明の課金実績記憶手段として機能す
ると共に中央制御装置18の作動プログラムや様々なデ
ータ等を記憶するための記憶装置20、中央制御装置1
8に対する指令やデータを入力するためのキーボードや
マウスを有する入力装置22、周知のCRT24および
プリンタ25を備えている。
【0019】記憶装置20は、中央制御装置18が作動
するための各種制御プログラムや管理用端末8が管理す
る端末群12に属するカラオケ装置10毎の課金実績、
稼動実績等を記憶するためのものである。なお、入力装
置22からは各種指令を入力することができ、例えば、
記憶装置20に記憶された各カラオケ装置10毎の課金
実績等をCRT24に表示させたり、それをプリンタ2
5によって印刷させたりすることができる。
【0020】この管理用端末8と課金センタ1とを接続
する課金通信網5は、例えばビデオテックス通信網やダ
イヤルキューツー通信網のように、情報使用料に対して
課金する機能を持つものである。現在の日本国内では、
ビデオテックス網とダイヤルキューツー網がその代表的
なものとして知られている。ダイヤルキューツー網は基
本的に時間単位の従量計算であり、ビデオテックス網
は、情報の内容毎に任意の料金を設定可能であり、いわ
ゆるキャプテンシステム等に用いられている。
【0021】その課金機能の一例として、ビデオテック
ス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網
は、具体的には例えば各管理用端末8に接続された公衆
電話回線とビデオテックス通信処理装置(VCP)とで
構成されている。このVCPが、ビデオテックス通信網
にアクセスしようとしている公衆電話回線(現状として
は特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルした公
衆電話回線)の課金センタ1への接続・交換、利用者端
末である管理用端末8の管理及び課金センタ1への加入
者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報使用料
の課金、管理用端末8と課金センタ1との間の会話制
御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変換
処理等の通信処理機能を提供する。
【0022】課金通信網5の従来の利用方法では、利用
者端末がこの課金通信網5を介して情報を受信し、その
情報を用いて所定の処理を実行する。そして、課金通信
網5はその情報の代金として所定の料金(情報内容毎に
設定された所定料金)を課金することとなる。また、こ
うして課金された料金は、例えば通常の電話料金と併せ
て徴収されている。
【0023】続いて、課金センタ1および情報センタ3
の構成を図3を参照して説明する。課金センタ1は、制
御手段としてのホストコンピュータ51と、記憶装置5
3と、入力装置55と、通信制御装置57と、プリンタ
59と、CRT61とを備えている。記憶装置53は、
ホストコンピュータ51が作動するための各種制御プロ
グラムや各管理用端末8や端末群12毎の課金情報、設
定された情報使用料等を記憶するためのものである。
【0024】なお、入力装置55からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各
管理用端末8毎の課金情報を基にして課金実績等を作成
させたり、それをプリンタ59によって印刷させたり、
CRT61に表示させたりすることができる。
【0025】一方、情報センタ3も課金センタ1と同様
の構成であり、制御手段としてのホストコンピュータ7
1と、記憶装置73と、入力装置75と、通信制御装置
77と、プリンタ79と、CRT81とを備えている。
記憶装置73は、ホストコンピュータ71が作動するた
めの各種制御プログラムや、カラオケ装置10に送信す
るための新曲データ及びその新曲データの配信記録等を
記憶するためのものである。
【0026】また、入力装置75からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置73に記憶された各
カラオケ装置10毎の配信記録等をプリンタ79によっ
て印刷させたり、CRT81に表示させたりすることが
できる。なお、課金センタ1の通信制御装置57と情報
センタ3の通信制御装置77とは接続されており、相互
に情報通信が可能とされている。
【0027】この情報センタ3から実情報としての新曲
データを配信されるカラオケ装置10の構成について図
4を参照して説明する。本発明の情報処理端末としての
カラオケ装置10は、情報通信網7と接続されて情報セ
ンタ3との通信を実行する通信制御装置27を備えてお
り、通信制御装置27には詳細の図示は省略するが周知
のCPU、ROM、RAM等を備え本発明の情報処理手
段として機能する中央制御装置31が接続されている。
この中央制御装置31には、本発明の情報記憶手段に相
当するハードディスク33、入力手段としての多目的入
力キー32、中央制御装置31と共動して本発明の情報
処理手段として機能する音声再生回路35並びに画面表
示制御装置26が接続されており、音声再生回路35に
はミキサアンプ38が、画面表示制御装置26には表示
手段としてのテレビモニタ29が、それぞれ接続されて
いる。また、ミキサアンプ38にはスピーカ41とマイ
クロフォン43が接続されている。
【0028】なお、ハードディスク33には数千曲程度
のカラオケ曲情報が記憶されており、1曲分のカラオケ
曲情報は、曲同士を識別するための識別情報である曲番
号情報と、実体情報とから構成されている。この内の実
体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musical In
strument Digital Interface)規格の演奏情報や、歌詞
情報及び背景映像情報からなっている。背景映像情報は
曲毎に対応した映像情報を符号化したものである。
【0029】以下、カラオケ演奏の手順に従ってカラオ
ケ演奏に関わる各部の機能、動作について説明をする。
まず、利用者が多目的入力キー32あるいは図示しない
リモコンを操作することで歌いたい曲を選択する。する
と中央制御装置31は、所定のカラオケ演奏プログラム
に従って、カラオケ演奏処理を実行する。具体的には、
中央制御装置31は、選択された曲に対応する演奏情
報、歌詞情報および背景映像情報をハードディスク33
から読み出し、演奏情報は音声再生回路35に、歌詞情
報および背景映像情報は画面表示制御装置26にそれぞ
れ転送する。
【0030】音声再生回路35に出力された演奏情報
は、アナログの演奏信号に変換された後、ミキサアンプ
38へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロ
フォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合
でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、ス
ピーカ41により演奏音として外部へ出力される。
【0031】一方、演奏情報と同期して出力される歌詞
情報は、画面表示制御装置26において、背景映像信号
と合成(スーパーインポーズ)されてテレビモニタ29
に表示される。これにより、テレビモニタ29には、背
景映像に歌詞テロップが合成された状態で表示される。
【0032】また、カラオケ装置10は、情報センタ3
から新曲データを受信してハードディスク33に記憶
し、上述のように使用することが可能である。次に、情
報センタ3とカラオケ装置10との間での新曲データの
送受について、カラオケ装置10で実行される新曲デー
タ受信ルーチンを示す図5および情報センタ3で実行さ
れる新曲データ送信ルーチンを示す図6を参照して説明
する。なお、新曲データ受信ルーチンは、カラオケ装置
10がカラオケ演奏に使用されていない時に、例えば多
目的入力キー32を介しての指令に応じて、あるいは2
4時間毎などの設定されたタイミング毎に繰り返し実行
される。
【0033】図5に示すように、新曲データ受信ルーチ
ンを開始すると、カラオケ装置10の中央制御装置31
は通信制御装置27を介して情報センタ3をコールし、
新曲データの有無を問合わせる(S101)。情報セン
タ3から新曲データが有る旨の返信を受けると(S10
2でYES)、中央制御装置31は情報センタ3に対し
て新曲データの送信を要求する(S103)。しかし、
情報センタ3から新曲データが無い旨の返信を受けた場
合には(S102でNO)、中央制御装置31はこのル
ーチンを終了する。
【0034】一方、図6に示すように、情報センタ3で
は、カラオケ装置10からの新曲データの送信要求があ
ると(S201)、要求してきたカラオケ装置10に新
曲データを送信し(S202)、新曲データを送信した
カラオケ装置10の端末番号、パスワード、新曲データ
の送信に対してカラオケ装置10の所有者に課される情
報料等を課金センタ1に送信する(S203)。なお、
パスワード並びに情報料は、新曲データを単位として設
定することやカラオケ装置10を単位として、例えば月
額何円のように設定することが可能であり、本実施例で
はパスワードはカラオケ装置10を単位として設定さ
れ、情報料は1曲分の新曲データを単位として設定され
ている。したがって、カラオケ装置10に送信した新曲
データの曲数に比例して情報料が高くなる。
【0035】図5に示すように、カラオケ装置10の中
央制御装置31は、上述のように情報センタ3から送信
されてきた新曲データを受信し、これをハードディスク
33に記憶させる(S104)。続いて、中央制御装置
31は、通信制御装置27により管理用端末8にアクセ
スして、カラオケ装置10の端末番号、パスワード、受
信した新曲データに対する情報料等を送信して(S10
5)、このルーチンを終了する。なお、記憶された新曲
データは上述のカラオケ曲情報とされる。
【0036】次に、課金に係る処理について図7及び図
8に示すフローチャートを参照して説明する。図7に示
すように、管理用端末8の中央制御装置18は、管理用
端末メインルーチンを実行すると共に、割込みルーチン
も実行する。
【0037】まず割込みルーチンについて説明する。こ
の割込みルーチンはカラオケ装置10からのアクセスが
あると実行されるもので、中央制御装置18は、上述の
S105(図5参照)においてカラオケ装置10が送信
した端末番号、パスワード、受信した新曲データに対す
る情報料等を受信して、記憶装置20に記憶させる(S
310)。
【0038】一方、図8に示すように、課金センタ1の
ホストコンピュータ51は、課金センタメインルーチン
を繰り返し実行するのであるが、情報センタ3からのア
クセスがなされると割込み1ルーチンを実行し、上述の
S203(図6参照)において情報センタ3が送信した
カラオケ装置10の端末番号、パスワード、新曲データ
に対する情報料等を受信して、記憶装置53に記憶させ
る(S410)。また、ホストコンピュータ51は、管
理用端末8との通信に際して割込み2の処理を実行する
が、この割込み2および課金センタメインルーチンにつ
いては、後述する。
【0039】以下、管理用端末ルーチン、課金センタメ
インルーチンおよび割込み2ルーチンについて、図7お
よび図8を適宜参照して説明する。図7に示すように、
管理用端末メインルーチンを開始すると、管理用端末8
の中央制御装置18は課金すべきカラオケ装置10が有
るかを判断する(S301)。これは、上述のS310
で受信し記憶装置20に記憶させたデータ中で、後述す
る課金指令がなされていないデータが存在するかに基づ
いて判断され、そのようなデータが記憶されていればS
301で肯定判断となり、次のS302に進む。またS
301で否定判断ならばS301が繰り返される。
【0040】S302では、中央制御装置18は、記憶
装置20から課金すべきカラオケ装置10に関わる端末
番号、パスワードおよび情報料を読み込む。次に、中央
制御装置18は、通信制御装置14により課金通信網5
を介して課金センタ1に接続し、S302で読み込んだ
カラオケ装置10の端末番号およびパスワードを送信
し、課金センタ1による照合結果を受信する(S30
3)。
【0041】図8に示すように、管理用端末8からアク
セスされた課金センタ1のホストコンピュータ51は、
割込み2ルーチンを実行する。この割込み2ルーチンで
は、ホストコンピュータ51は、上述のS303(図7
参照)において管理用端末8から送信されてきたカラオ
ケ装置10の端末番号およびパスワードを受信して、こ
れを割込み1ルーチンで記憶装置53に記憶させた端末
番号およびパスワードと照合し、相互に一致すれば整合
した旨を管理用端末8に送信する(S421)。
【0042】図7に示すように、カラオケ装置10の端
末番号およびパスワードが整合した旨を受信した後、管
理用端末8の中央制御装置18は、S302で読み込ん
だ情報料を課金処理せよとの課金指令を課金センタ1に
送信し(S304)、この一連の処理の対象となったカ
ラオケ装置10に関わる端末番号、パスワードおよび情
報料等のデータに課金済みフラグを書き込み(S30
5)、S301へ回帰する。このことから明かなよう
に、前述のS301における判断は、課金済みフラグが
書き込まれていないデータの有無に従ってなされてい
る。また、上述のように送信された課金指令の実績は記
憶装置20に記憶され、入力装置22を介して指令する
ことにより、その実績をCRT24に表示させたり、プ
リンタ25により印刷させることが可能である。
【0043】図8に示すように、課金センタ1のホスト
コンピュータ51は、管理用端末8からの課金指令を受
信して記憶装置53に記憶させ(S422)、課金セン
タメインルーチンにリターンする。ホストコンピュータ
51は、課金センタメインルーチンでは、管理用端末8
からの課金指令があれば(S401でYES)、課金指
令に応じた課金用情報を記憶装置53から読み出して、
通信制御装置57および課金通信網5を介して、管理用
端末8に送信する。
【0044】この課金用情報は、課金通信網5の課金機
能によって、前述の情報料を管理用端末8が接続されて
いる電話回線の加入契約者に対して課金処理させるため
の情報であり、管理用端末8が具体的な情報処理に使用
するわけではない。また、記憶装置53に記憶されてい
る課金用情報は、さまざまな情報料に対応できるように
多種類あり、例えば100円を課金するための課金用情
報、500円を課金するための課金用情報、1000円
を課金するための課金用情報等のように用意されてお
り、課金処理すべき金額により適宜送信される。
【0045】したがって、例えば前述の情報料が300
円であったとすれば、300円を課金するための課金用
情報を送信してもよいし、100円を課金するための課
金用情報を3回送信してもよい。こうして課金処理され
た課金実績は、管理用端末8(実際にはそれが接続され
ている電話回線)毎に対応する料金ファイルに積算され
ていき、例えば通常の電話料金と併せて回収されること
となる。
【0046】このように、1個の端末群12に属する各
カラオケ装置10に配信される新曲データに対する情報
料が、その端末群12を管理する管理用端末8からの課
金指令に応じて課金処理される。また、課金指令の実績
を、入力装置22を介して指令してCRT24に表示さ
せたり、プリンタ25により印刷させることが可能であ
る。
【0047】したがって、複数のカラオケ装置10を所
有する所有者が全部のカラオケ装置10の課金状況を把
握するのは簡単であり、カラオケ装置10の所有者が望
まない課金がなされることも回避され、カラオケ装置の
所有者の管理上の負担が軽減される。
【0048】なお、上記の例はカラオケ装置10からの
データによって課金指令を送信する構成を示している
が、管理用端末8による課金指令の送信に当たって、課
金すべきカラオケ装置10に関わる各種データを入力装
置22によりマニュアルにて入力することも可能であ
る。このような構成とすると、例えばカラオケ装置10
に課される情報料が月極されている場合などに好適であ
る。また、このように構成すれば、管理用端末8と情報
通信網7とを接続する必要もなく、管理用端末8の構造
を簡単にできる。
【0049】また、実施例では請求項2記載の課金要請
データとしてハードディスク33が記憶した新曲データ
(請求項3記載の記憶実績データに相当)に応じて情報
料を課金する例を示しているが、この他、前述した月極
の情報料設定(請求項3記載の稼動期間データの利用の
例)、カラオケ演奏の回数(請求項3記載の使用実績デ
ータの例)等による情報料課金も可能である。
【0050】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例に
示した管理用端末をカラオケ装置を兼ねる構成としても
よい。この場合、端末群に含まれるカラオケ装置の1台
が管理用端末を兼ねることになる。
【0051】また、情報処理端末としてカラオケ装置を
例示しているが、カラオケ装置に限るものではなく、ビ
デオゲーム装置やパソコン等さまざまな機器を情報処理
端末とすることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の課
金システムによれば、課金指令端末で課金指令がなされ
るので、例えば複数の情報処理端末の課金状況を簡単に
把握できる等、所有者の管理上の負担は軽減される。
【0053】また、情報処理端末は課金処理自体には無
関係となり、例えば管理者等によって情報処理端末が誤
操作されて情報処理端末の所有者が望まない課金がなさ
れることが防止される。請求項2記載の課金システムに
よれば、例えば情報処理端末で情報を使用する毎に課金
したり、情報を受信する毎に課金する等のきめ細かい課
金処理に好適である。
【0054】請求項3記載の課金システムによれば、請
求項2の構成による効果を一層向上できる。請求項4記
載の課金システムによれば、例えば所有者が、任意の時
点や期間における課金実績を入手することが可能とな
り、所有者の管理事務等に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の情報使用料課金システムの概略構成
図であり、図1(a)はそのシステムの全体の概略構成
図、図1(b)は管理用端末とカラオケ装置との接続状
態の説明図である。
【図2】 実施例の管理用端末の構成を示すブロック図
である。
【図3】 実施例の課金センタ及び情報センタの構成を
示すブロック図である。
【図4】 実施例のカラオケ装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】 実施例のカラオケ装置で実行される新曲デー
タ受信ルーチンのフローチャートである。
【図6】 実施例の情報センタで実行される新曲データ
送信ルーチンのフローチャートである。
【図7】 実施例の管理用端末で実行される処理のフロ
ーチャートである。
【図8】 実施例の課金センタで実行される処理のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1・・・課金センタ、5・・・課金通信網、8・・・管
理用端末(課金指令端末)、10・・・カラオケ装置
(情報処理端末)、14・・・通信制御装置(通信手
段)、16・・・通信制御手段(課金要請データ取得手
段)、18・・・中央制御装置(課金要請データ取得手
段)、20・・・記憶装置(課金実績記憶手段)31・
・・中央制御装置(情報処理手段)、33・・・ハード
ディスク(情報記憶手段)、35・・・音声再生回路
(情報処理手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶可能な情報記憶手段と該情報
    記憶手段に記憶された情報を用いて所定の処理を実行可
    能な情報処理手段とを備える情報処理端末によって使用
    される前記情報の使用料を課金するための課金システム
    であって、 課金機能を持つ課金通信網に対して該課金通信網の課金
    機能による課金処理を要求可能な課金センタと、 前記課金通信網にアクセス可能な通信手段を備え前記課
    金通信網を介して接続される前記課金センタに前記情報
    の使用料に応じた課金指令を送出する課金指令端末とを
    含み、 前記課金センタは前記課金指令端末からの課金指令に応
    じて前記課金通信網に前記課金処理を要求する構成であ
    ることを特徴とする課金システム。
  2. 【請求項2】 前記課金指令端末は、 前記情報処理端末からの課金要請データを取得する課金
    要請データ取得手段を備え、 該取得した課金要請データに従って前記課金指令を送出
    することを特徴とする請求項1記載の課金システム。
  3. 【請求項3】 前記課金指令端末は、 前記情報処理端末の稼動期間に対応する稼動期間デー
    タ、前記情報処理端末が使用した前記情報に対応する使
    用実績データ、前記情報記憶手段が記憶した前記情報に
    対応する記憶実績データの少なくとも一つを、前記課金
    要請データとして取得することを特徴とする請求項2記
    載の課金システム。
  4. 【請求項4】 前記課金指令端末に、 前記課金指令の実績を記憶する課金実績記憶手段を設け
    たことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の
    課金システム。
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