JP2004343740A - 情報処理装置および情報通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報処理装置の設置場所を正確に把握することを可能とする情報処理装置を提供する。
【解決手段】 カラオケ装置10内の中央制御装置31は、通信制御装置27を介して課金通信網5に接続し、公衆電話回線6の電話番号を受信する。続いて、中央制御装置31は、その受信した電話番号を同じカラオケ装置10内のハードディスク33に記憶されている電話番号と照合する。その結果、不一致であれば新電話番号を情報センタ1に送信する。情報センタ1は、受信した電話番号の局番を分担区域とする端末管理装置を特定し、該管理装置が接続されている公衆電話回線6の電話番号を読み出し、カラオケ装置10に送信する。そして、カラオケ装置10は、受信した電話番号を基に該端末管理装置にアクセスし、カラオケ装置10のID番号と電話番号を送信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置および情報通信システムに関する。
従来、ホスト装置から送信されてくる情報を受信する対ホスト通信手段と、該対ホスト通信手段により受信された情報を記憶する情報記憶手段と、この情報を用いて所定の処理を実行可能な情報処理実行手段とを有する情報処理装置があり、例としてホスト装置から通信回線を介して送信されてくるカラオケ曲情報を使用するカラオケ装置や同様に送信されてくるゲームプログラムを使用するビデオゲーム機等が挙げられる。
例えばホスト装置からカラオケ曲情報を配信される通信方式のカラオケ装置では、カラオケ曲情報の配信に対して対価が支払われるのが普通で、この集金は例えばある地域毎に配置されている特約店等により行われることが多かった。この特約店等は、集金の他に例えばカラオケ装置を設置している店舗等へのカラオケ装置の使用マニュアル、歌本、新譜情報等の配布、機器のメンテナンス等をホスト装置の設置者から委託されている。
特開平6−130974号公報
しかしながら、このような情報処理装置は、所有権の移転等に伴って設置場所が移動されることがあり、ときには転々と移動させられる場合もある。
このように情報処理装置の設置場所が変更された場合に、情報処理装置の所有者あるいは管理者等がその設置場所の変更をホスト装置ないしホスト装置の管理者側に通知しなければ、ホスト装置の管理者側で情報処理装置の設置場所の変更を知ることができなかった。
ホスト装置の管理者側で情報処理装置の設置場所を正確に把握できないと、例えば特約店等によるカラオケ曲情報の対価の回収、カラオケ装置の使用マニュアル、歌本、新譜情報等の配布、メンテナンス等のサービスも困難であった。
こうした通信端末となる情報処理装置の設置場所をホスト装置の管理者側で正確に把握する必要があるのは、カラオケ装置以外の情報処理装置においても同様であった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、情報処理装置の設置場所を、メンテナンス等のサービスを委託されている特約店等で正確に把握することを可能とする情報処理装置およびその情報装置を含む情報通信システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の情報処理装置は、課金機能を有し、接続番号を通知可能な通信回線を介して接続されるホスト装置から送信されてくる提供情報を含む情報を受信する対ホスト通信手段と、前記対ホスト通信手段により受信された情報を記憶する情報記憶手段と、前記記憶された情報のうち提供情報を用いて再生処理を実行することにより、前記提供情報を利用者に利用可能とする情報処理実行手段とを有する情報処理装置において、前記記憶手段には、予め前記情報処理装置の設置場所に対応する場所データが記憶されており、前記情報処理装置の設置場所に対応する場所データを取得する場所データ取得手段と、前記記憶手段に予め記憶された場所データと、前記場所データ取得手段により取得された場所データとが異なるか否かを判断する情報処理実行手段と、前記ホスト装置とは異なる外部の端末管理装置と通信可能に接続され、前記情報処理実行手段により場所データが異なると判断した場合に前記端末管理装置が前記情報処理装置の設置場所の変更を把握できるように前記取得された場所データを前記端末管理装置へ送信する対管理装置通信手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の情報処理装置は、請求項1記載の情報処理装置において、前記端末管理装置が複数存在する場合において、前記ホスト装置から送信されてくる情報には該複数の管理装置のうちのどの端末管理装置へ前記場所データを送信するべきかの識別情報が含まれており、前記対管理装置通信手段が、前記対ホスト通信手段に受信された前記識別情報に基づいて送信すべき端末管理装置へ場所データを送信することを特徴とする。
請求項3記載の情報処理装置は、請求項1または2記載の情報処理装置において、前記対ホスト通信手段が、接続番号を通知可能な通信回線を介して前記ホスト装置に接続され、前記場所データ取得手段が、前記通信回線から対ホスト通信手段に通知された前記接続番号を前記場所データとして取得することを特徴とする。
請求項4記載の情報処理装置は、請求項1または2記載の情報処理装置において、前記ホスト装置が、前記対ホスト通信手段と接続番号を通知可能な通信回線を介して接続され、その通知された接続番号を取得して前記対ホスト通信手段に送信可能であり、前記場所データ取得手段は、前記ホスト装置から送信される接続番号を前記場所データとして取得することを特徴とする。
請求項5記載の情報処理装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置であって、前記提供情報が、カラオケ曲データであり、前記通信回線が、ビデオテックス通信網であることを特徴とする。
請求項6記載の情報通信システムは、請求項1〜3のいずれか記載の情報処理装置と、利用者に提供する提供情報を記憶するホスト側記憶手段と、該提供情報を前記情報処理装置に送出する通信手段とを備え、前記情報処理装置と通信回線を介して接続されるホスト装置と、前記ホスト装置とは異なり前記情報処理装置から送信されてくる該情報処理装置の設置場所に対応する場所データを含む端末管理情報を記憶する管理情報記憶手段を備える端末管理装置とを設けたことを特徴とする。
請求項7記載の情報通信システムは、請求項2または請求項4に記載の情報処理装置と、複数の前記端末管理装置と、前記情報処理装置と接続番号を通知可能な通信回線を介して接続され、そこから通知された前記接続番号を前記情報処理装置の場所データとして取得し、その取得した場所データに基づいて、どの前記端末管理装置へ該情報処理装置が有する前記場所データを送信すべきかを指示する識別情報を前記情報処理装置に指示する指示手段を備える前記ホスト装置とを設けたことを特徴とする。
請求項8記載の情報通信システムは、利用者に提供する提供情報を記憶するホスト側記憶手段と、該提供情報を送出する通信手段とを備えるホスト装置と、接続番号を通知可能な通信回線を介して前記ホスト装置と接続され当該ホスト装置から送信されてくる前記提供情報を受信する対ホスト通信手段と、該対ホスト通信手段により受信された前記提供情報を記憶する情報記憶手段と、前記記憶された提供情報を用いて再生処理を実行することにより、提供情報を利用者に利用可能とする情報処理実行手段とを備える情報処理装置と、通信回線を介して接続され、前記ホスト装置とは異なり前記情報処理装置の設置場所に対応する場所データを含む端末管理情報を記憶する管理情報記憶手段を備える端末管理装置とを含む情報通信システムにおいて、前記ホスト装置が、前記情報処理装置における対ホスト通信手段との通信によって場所データに相当する接続番号を取得する場所データ取得手段と、前記取得された接続番号に基づき当該接続番号を通知する端末管理装置を選択する選択手段と、前記選択された端末管理装置に前記取得された接続番号を通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
請求項9記載の情報通信システムは、請求項6〜8のいずれかに記載の情報処理装置であって、提供情報がカラオケ曲データであり、通信回線が、ビデオテックス通信網であることを特徴とする。
上記の構成になる請求項1記載の情報処理装置においては、場所データ取得手段が情報処理装置の設置場所に対応する場所データを取得し、情報処理実行手段がその取得された場所データと予め記憶された場所データと異なると判断した場合、すなわち所有者や管理者等が変動したと判断される場合、対管理装置通信手段が、ホスト装置とは異なる外部の端末管理装置と通信可能に接続され、その端末管理装置が情報処理装置の設置場所の変更を把握できるように、場所データ取得手段によって取得された場所データを端末管理装置へ送信する。
情報処理装置自身がその設置場所に対応する場所データを端末管理装置に送信してくるので、端末管理装置を例えばメンテナンス等のサービスを委託されている特約店等に設置しておけば、特約店等では情報処理装置の設置場所を正確に把握できる。また、設置場所の変動は、高確率で所有者、管理者等の変動を伴うので、所有者ないし管理者に変動があったことも推定できる。
なお、場所データとしては、例えば情報処理装置の設置場所となっている建物等を特定できれば十分であり、場所データ取得手段の構成等に特に限定はないが、GPS(グローバルポジショニングシステム)や請求項3または4に記載の接続番号を利用する手法が例示される。なお、接続番号としては公衆電話回線の電話番号が例示される。
請求項2記載の情報処理装置においては、端末管理装置が複数存在する場合にホスト装置から送信されてくる情報には該複数の管理装置のうちのどの端末管理装置へ場所データを送信するべきかの識別情報が含まれており、対管理装置通信手段は、対ホスト通信手段に受信された識別情報に基づき場所データを端末管理装置へ送信する。情報処理装置に、場所データを送信すべき端末管理装置を決定するためのデータ等を記憶する必要がないので、情報処理装置の記憶容量を節約することができる。
請求項3記載の情報処理装置においては、対ホスト通信手段は、接続番号を通知可能な通信回線を介してホスト装置に接続され、場所データ取得手段は、情報処理装置が接続された通信回線の接続番号を場所データとして取得する。
情報処理装置が接続される通信回線の接続番号は、きわめて高い確率で設置場所を特定できる。
また、情報処理装置が接続された接続番号は、通信回線側から情報処理装置に与えられるので、場所データ取得手段が接続番号を得るに当たって特別な障害はなく、そのために特別な構造も要求されない。
このように、設置場所に対応する場所データとして接続番号を使用すれば、構造的に複雑化することなくきわめて正確に設置場所を特定できる。
請求項4記載の情報処理装置においては、ホスト装置は、対ホスト通信手段と接続番号を通知可能な通信回線を介して接続され、その通知された接続番号を取得して対ホスト通信手段に送信可能であり、場所データ取得手段は、ホスト装置から送信される接続番号を前記場所データとして取得するから、情報処理装置側に、接続番号を検出するための機構を備える必要がないので、装置構成を簡素化できる。また、情報処理装置が接続された接続番号は、通信回線側からホスト装置に与えられるので、ホスト装置が接続番号を得るに当たって特別な障害はなく、そのために特別な構造も要求されない。
具体的には、請求項5記載のように、提供情報としてはカラオケ曲データを、通信回線としてはビデオテックス通信網を使用することができる。
請求項6記載の情報通信システムにおいては、ホスト装置に備えられているホスト側記憶手段は利用者に提供する提供情報を記憶し、通信手段はその情報を情報処理装置に送出する。情報処理装置は上述のとおりに作用する。ホスト装置とは異なる端末管理装置に備えられた管理情報記憶手段は、情報処理装置から送信されてくる情報処理装置の設置場所に対応する場所データを含む端末管理情報を記憶する。
情報処理装置自身がその設置場所に対応する場所データを端末管理装置に送信してくるので、端末管理装置を例えばメンテナンス等のサービスを委託されている特約店等に設置しておけば、特約店等では情報処理装置の設置場所を正確に把握できる。また、設置場所の変動は、高確率で所有者、管理者等の変動を伴うので、所有者ないし管理者に変動があったことも推定できる。
請求項7記載の情報通信システムにおいては、ホスト装置に備えられる指示手段が、情報処理装置と接続番号を通知可能な通信回線を介して接続され、そこから通知された接続番号を情報処理装置の場所データとして取得し、その取得した場所データに基づいて、どの端末管理装置へ該情報処理装置が有する場所データを送信すべきかを指示する識別情報を情報処理装置に指示する。情報処理装置では、対管理装置通信手段が、対ホスト通信手段に受信された識別情報に基づき場所データを端末管理装置へ送信する。
情報処理装置に、場所データを送信すべき端末管理装置を決定するためのデータ等を記憶する必要がないので、情報処理装置の記憶容量を節約することができる。
請求項8記載の情報通信システムにおいては、場所データ取得手段により取得される場所データに基づき、選択手段がこの場所データを通知すべき端末管理装置を選択し、ホスト装置に設けられる通知手段がその端末管理装置に通知する。なお、情報処理装置との通信によって取得されるとは、情報処理装置から送信されてくる場合や、請求項4の作用で述べたように、通信に当たって通信回線側からホスト装置に与えられる情報処理装置が接続された接続番号を場所データとして取得する場合等がある。
ホスト装置とは異なる端末管理装置に備えられた管理情報記憶手段は、場所データを含む端末管理情報を記憶する。
端末管理装置を例えばメンテナンス等のサービスを委託されている特約店等に設置しておけば、特約店等では情報処理装置の設置場所を正確に把握できる。また、設置場所の変動は、高確率で所有者、管理者等の変動を伴うので、所有者ないし管理者に変動があったことも推定できる。
情報処理装置に、端末管理装置との通信を実行する手段やその通信を制御する手段を設ける必要がないので、情報処理装置の構成を簡素化できる。
これらのシステムにおいては、請求項9記載のように、提供情報としてはカラオケ曲データを、通信回線としてはビデオテックス通信網を使用することができる。
以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、実施例の情報通信システムの概略構成図、図2はそのシステムの構成要素であるカラオケ装置の構成を示すブロック図、図3は同システムの管理センタとなる情報センタの構成を示すブロック図、図4はカラオケ装置の所有者や管理者にメンテナンス等のサービスを提供するためにある地域毎に配置されている特約店等に設置されている端末管理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本情報通信システムは、本発明におけるホスト装置に相当する情報センタ1と本発明の情報処理装置に相当する複数のカラオケ装置10および複数の端末管理装置20とが、課金通信網5を介して接続されて構成されている。なお、カラオケ装置10並びに端末管理装置20は通信回線としての公衆電話回線6の端末として課金通信網5に接続されている。
続いて、図3を参照して情報センタ1の構成を説明する。
情報センタ1は、制御手段であり請求項6記載の指示手段および請求項7記載の通知手段としてのホストコンピュータ51、請求項5および7に記載のホスト側記憶手段に相当する記憶装置53、入力手段としての入力装置55、請求項5および7に記載の通信手段としての通信制御装置57、プリンタ59、CRT61とを備えている。記憶装置53は、ホストコンピュータ51が作動するための各種制御プログラム、各カラオケ装置10からの要求に応じて送信するためのカラオケ曲情報、各端末管理装置20が接続されている通信回線としての公衆電話回線6の接続番号としての電話番号、各端末管理装置20とその分担区域とをリンクさせた区域テーブル、各端末管理装置20とこれに管理を割り当てられているカラオケ装置10のID番号とをリンクさせた管理テーブル、各カラオケ装置10毎の課金情報、各カラオケ装置10毎および各端末管理装置20毎の各種の管理用情報等を記憶するためのものである。なお、本実施例では分担区域は公衆電話回線6の局番を利用して区分されており、例えば市外局番03で市内局番が2XXXは端末管理装置20Aの分担区域、市外局番03で市内局番が3XXXは端末管理装置20Bの分担区域のように記述される。
入力装置55からはホストコンピュータ51に対して各種指令を入力することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各端末管理装置20の分担区域毎の各種サービス状況一覧等を作成させることや、それを出力手段としてのプリンタ59に出力させて印刷させること、表示手段としてのCRT61に出力させて画面表示させること等ができる。
課金通信網5は、例えば日本電信電話(株)のビデオテックス通信網やダイヤルQ2通信網のように、伝送する情報に対する情報料をその情報の受信者(正確には受信装置が接続されている回線の使用契約者)に対して課金する機能を持つものである。ダイヤルQ2通信網は基本的に時間単位の従量計算であり、ビデオテックス網は、情報の内容毎に任意の料金を設定可能であり、いわゆるキャプテンシステム等に用いられている。
その課金機能の一例として、ビデオテックス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網は、具体的には例えば各カラオケ装置10に接続された公衆電話回線6とビデオテックス通信処理装置(VCP)とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通信網にアクセスしようとしている公衆電話回線6(現状としては特番166と5桁の情報センタ番号をダイヤルした公衆電話回線6)の情報センタ1への接続・交換、利用者端末であるカラオケ装置10の管理及び情報センタ1への加入者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報使用料の課金、カラオケ装置10と情報センタ1との間の会話制御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変換処理等の通信処理機能を提供する。また、課金通信網5は、カラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6の電話番号をカラオケ装置10自身およびその通信相手となる情報センタ1並びに端末管理装置20に通知することもできる。
次に図4を参照して端末管理装置20の構成について説明する。
端末管理装置20は、制御手段としての中央制御装置21、記憶手段であり請求項5および7に記載の管理情報記憶手段に相当する記憶装置13、入力手段としての入力装置12、通信手段としての通信制御装置17、プリンタ14、CRT15とを備えている。
記憶装置13は、中央制御装置21が作動するための各種制御プログラム、各カラオケ装置10毎の管理情報やサービス実績等を記憶するためのものである。本実施例では、管理情報としては各カラオケ装置10のシリアルナンバー、接続されている公衆電話回線6の電話番号、所有者の名称、設置場所や所有者の住所等が含まれている。
入力装置12からは中央制御装置21に対する各種指令を入力することができ、例えば、端末管理装置20が管理している各カラオケ装置10毎の利用状況や各種サービス状況等を記憶装置13から読み出してそれらの表を作成させることや、その表を出力手段としてのプリンタ14に出力させて印刷させること、表示手段としてのCRT15に出力させて画面表示させること等ができる。
次に、カラオケ装置10の構成について説明する。
図2に示すように、中央制御装置31には後述するスクランブル解除キーを情報センタ1から受信するための通信において実行される課金通信プログラム31aが格納されており、中央制御装置31はこの課金通信プログラム31aに従って情報センタ1と通信できる。また、中央制御装置31には、カラオケ曲情報を始めとする各種のデータや中央制御装置31の作動プログラムを記憶する、本発明の情報記憶手段に相当するハードディスク33が接続されている。
中央制御装置31はハードディスク33に記憶されている作動プログラムに従って、カラオケ演奏のための処理やそれに付随するさまざまな処理を実行できる。すなわち、中央制御装置31が、本発明の情報処理実行手段に相当している。また、中央制御装置31は、本発明の場所データ取得手段としても機能するが、その詳細については後述する。
この中央制御装置31には、各種指示入力を行うための入力手段としての多目的入力キー32、本発明の対ホスト通信手段並びに対管理装置通信手段および請求項8に記載の場所データ送信手段となる通信制御装置27、中央制御装置31と共働して本発明の情報処理実行手段として機能する音声再生回路35並びに画面表示制御装置26が接続されている。
音声再生回路35は、中央制御装置31によりハードディスク33から読み出されて転送されるカラオケ曲情報に含まれる演奏情報に基づいてアナログの演奏信号を合成しミキサアンプ38に出力することができる。また、音声再生回路35に接続されたミキサアンプ38にはスピーカ41とマイクロフォン43が接続されており、ミキサアンプ38は音声再生回路35からの演奏信号とマイクロフォン43から入力される歌唱信号とをミキシングし、増幅してスピーカ41に出力できる。スピーカ41はミキサアンプ38からの電気信号を音声出力できる。
画面表示制御装置26は、カラオケ曲情報に含まれる歌詞情報により歌詞表示用信号を再生し、図示しない映像ソース(例えばレーザディスクプレーヤ等)から送られてくる背景映像信号と歌詞表示用信号とを合成(スーパーインポーズ)して表示手段としてのテレビモニタ29に出力し、背景映像に歌詞字幕が重ねられた状態で表示させることができる。
なお、前記ハードディスク33には予め数千曲程度のカラオケ曲情報が記憶されており、さらに、情報センタ1より新曲のカラオケ曲情報(以下、新曲データともいう)を受信して、このハードディスク33に記憶させることができる。また、1曲分のカラオケ曲情報は、曲同士を識別するための情報である曲番号情報と、実体情報とから構成されている。この内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格の演奏情報および歌詞を符号化した歌詞情報からなっている。なお、本実施例ではそのように構成されていないが、カラオケ曲情報の実体情報には、動画映像を表示するための背景映像情報が含まれることもある。
ただし、新曲データは例えばスクランブル処理等が施されておりそのままでは使用できないようにされている。使用するためには、通信制御装置27および課金通信網5を介して情報センタ1に接続して、情報センタ1からスクランブル解除キーを受信する必要がある。この際中央制御装置31が課金通信プログラム31aを実行し、情報センタ1が課金通信網5を介してスクランブル解除キーを送信すると、課金通信網5による課金機能を利用した所定の課金処理が行われる。カラオケ装置10では、中央制御装置31が受信したスクランブル解除キーを使用して新曲データのスクランブル処理を解除して使用可能なカラオケ曲情報とできる。
この新曲データを使用可能なカラオケ曲情報にする処理について、新曲データにスクランブル処理が施されている場合を例に挙げて図5に従って説明する。
中央制御装置31は、情報センタ1から送信されてきた新曲データを受信してハードディスク33に記憶させた後、通信制御装置27を介して情報センタ1に対して発呼する。続いて、中央制御装置31は、情報センタ1への着呼を待って、自身を識別するID番号を発信する。
情報センタ1では、カラオケ装置10からのID番号を受け取ると、ホストコンピュータ51が端末照合を行い、情報センタ1に登録されているカラオケ装置10であれば、照合正常としてID確認信号を返送する。
ID確認信号を受信すると、中央制御装置31は、課金通信プログラム31aに従って、新曲データのスクランブル解除キー(課金情報)送信の要求を情報センタ1に送信する。つまり、中央制御装置31は、新曲データのスクランブル解除キーとなる課金情報の送信を要求すると同時に課金処理を要求することになる。
情報センタ1では、スクランブル解除キーの送信要求(課金処理要求)を受信すると、ホストコンピュータ51が、予め設定されているスクランブル解除キー(課金情報)を通信制御装置57を介してカラオケ装置10側に送信させる。情報センタ1からのスクランブル解除キーの送信がなされると、このスクランブル解除キーの送信に対して予め設定されている料金が、課金通信網5によって、カラオケ装置10が接続されている公衆電話回線6の加入契約者に対して課金される。この料金は、電話回線使用料と合わせて代理徴収され、手数料等を控除されてから情報センタ1の設置者に引き渡される。
カラオケ装置10の中央制御装置31は、スクランブル解除キーを受信すると、情報センタ1に通信切断要求を発信する。情報センタ1は、この要求を受信するとカラオケ装置10との通信を終了する。また、カラオケ装置10の中央制御装置31は、通信切断要求の発信後、受信したスクランブル解除キーを使用して上述した新曲データのスクランブルを解除して使用可能なカラオケ曲情報とする。
こうした処理がなされて新曲のカラオケ曲情報が使用できるようになり(新曲データ以外はすでに使用可能である)、利用者が多目的入力キー32あるいは図示しないリモコン等を操作することで歌いたい曲を選択すると、中央制御装置31は、所定のカラオケ演奏プログラムに従ってカラオケ演奏処理を実行する。それを簡単に説明すると、中央制御装置31は、選択された曲に対応する演奏情報および歌詞情報をハードディスク33から読み出し、演奏情報は音声再生回路35に、歌詞情報は画面表示制御装置26にそれぞれ転送する。
音声再生回路35では、演奏情報に基づいてアナログの演奏信号を合成し、ミキサアンプ38に出力する。ミキサアンプ38では、演奏信号とマイクロフォン43を介して入力される利用者の歌唱信号とを適度な割合でミキシングし、スピーカ41に出力する。スピーカ41は、ミキシングされた音声信号を演奏音として外部出力する。
一方、画面表示制御装置26は、歌詞情報により歌詞表示用信号を再生し、図示しない映像ソース(例えばレーザディスクプレーヤ等)から送られてくる背景映像信号と歌詞表示用信号とを合成(スーパーインポーズ)してテレビモニタ29に出力し、背景映像に歌詞字幕が重ねられた状態で表示させることができる。
次に、情報センタ1との通信がなされる毎にカラオケ装置10で実行される電話番号の照合処理について、図6を参照して説明する。
図6に示すように、電話番号の照合処理では、中央制御装置31は、通信制御装置27を介して課金通信網5に接続する(S1)。続いて、中央制御装置31は、課金通信網5からカラオケ装置10に送信される接続中の(つまりカラオケ装置10が接続されている)公衆電話回線6の電話番号を受信する(S2)。続いて、中央制御装置31は、ハードディスク33に記憶されている電話番号とS2で受信した電話番号とを照合する(S3)。この照合によって両者が整合すれば(S4でYES)、中央制御装置31は、このルーチンの処理を終了する。
一方、照合の結果、両電話番号が不一致であれば(S4でNO)、中央制御装置31は、ハードディスク33に指示して、新電話番号(今回の通信で使用された公衆電話回線6の電話番号)を記憶させる(S5)。続いて、中央制御装置31は、新電話番号を情報センタ1に送信する(S6)。
情報センタ1のホストコンピュータ51は、カラオケ装置10から電話番号を送信されると、これに起因して図7に示される通知ルーチンを開始する。
図7に示すように、ホストコンピュータ51は、記憶装置53に記憶されている区域テーブルを検索して、カラオケ装置10から受信した電話番号の局番を分担区域とする端末管理装置20を特定する(S11)。続いて、ホストコンピュータ51は、記憶装置53からS11で特定された端末管理装置20が接続されている公衆電話回線6の電話番号を読み出し、通信制御装置57を通してこの電話番号をカラオケ装置10に送信する(S12)。さらに、ホストコンピュータ51は、電話番号を送信してきたカラオケ装置10の管理を割り当てられていた端末管理装置20の割当から該当のカラオケ装置10のID番号を削除してS11で特定された端末管理装置20の割当として該当のカラオケ装置10のID番号を追加する指示を記憶装置53に出して管理テーブルを更新させる(S13)。
ここで図6の説明に戻る。
S7では、カラオケ装置10の中央制御装置31は、上述のS12(図7参照)において情報センタ1から送信される端末管理装置20の電話番号を受信して、このルーチンを終了する。なお、図示は省略しているが、このルーチンの処理の後、カラオケ装置10の中央制御装置31は、例えばカラオケ装置10の稼動実績の送信、前述した新曲データの送信を要求し受信する等、今回の通信の目的に応じた情報の送受を実行してから情報センタ1との通信を終了する。
次に、図8(a)に示すように、カラオケ装置10の中央制御装置31は、通信制御装置27を通して新たな端末管理装置20にアクセスし、カラオケ装置10のID番号と電話番号とを送信する(S8)。
一方、図8(b)に示すように、カラオケ装置10からアクセスされた端末管理装置20では、中央制御装置21が、通信制御装置17を通してカラオケ装置10から送信されてくるID番号と電話番号とを受信し、これらを記憶装置13に管理情報として記憶させる(S9)。
このようにして、カラオケ装置10の電話番号の変更に伴う各種の処理が終了する。
ここで図6のS4で否定判断となったときにS5〜S7の処理を実行する理由について説明する。
S4で否定判断となるのは、このカラオケ装置10はかつて接続されていた公衆電話回線6の電話番号(ハードディスク33に記憶されている電話番号)と今回の通信に当たって接続された公衆電話回線6の電話番号(課金通信網5から送信されてきた電話番号)とが異なるわけで、これはカラオケ装置10の設置場所が変更されたとみなせる。また、設置場所の変動は高確率で所有者、管理者等の変動と連動している。したがって、カラオケ装置10が接続される電話番号の変更をもって所有者、管理者等の変更とみて差し支えない。
従来、カラオケ装置10の設置場所が変更された場合に、カラオケ装置10の所有者あるいは管理者等がその設置場所の変更を情報センタ1ないし情報センタ1の管理者側に通知しなければ情報センタ1の管理者側でカラオケ装置10の設置場所の変更を知ることができなかったが、上述のようにカラオケ装置10が接続された電話番号に変更があると、カラオケ装置10から情報センタ1に新電話番号が送信されてくるので、情報センタ1側で所有者ないし管理者の変更があったことを推定できる。また、この電話番号からカラオケ装置10の設置場所を推定することも可能で、情報センタ1の管理者側でカラオケ装置10の設置場所を正確に把握できる。
また、カラオケ装置10は、新たにカラオケ装置10の管理を割り当てられる端末管理装置20に対してもID番号と電話番号を送信するので、この端末管理装置20の管理者例えば特約店等では、新しい顧客が増えたことを容易に知ることができる。したがって、この特約店等では、カラオケ装置10の電話番号から設置場所の住所等を調べて、マニュアル、歌本、新譜情報等を配布することや定期的に設置場所に出向いたりすることが可能となり、新規の顧客に対して各種のサービスを適切に提供することができる。
この設置場所を特定するためのデータとなる電話番号は、課金通信網5からカラオケ装置10に通知されるので、電話番号を取得するための特別な機構をカラオケ装置10に備える必要がない。
なお、以上の説明から明かなように、この実施例では、電話番号が本発明の場所データに該当している。
(変形例1)
上述の例は、カラオケ装置10が課金通信網5から電話番号を取得する構成としているが、この電話番号を情報センタ1側で取得してカラオケ装置10に通知する構成も可能である。
その一例を示すと、ホストコンピュータ51の記憶装置53に各カラオケ装置10のID番号と電話番号とをリンクさせたID/電話番号テーブルを記憶させておく。
ホストコンピュータ51は、上述のようにカラオケ装置10が課金通信網5を介して送信してくるID番号を受信し、併せてカラオケ装置10の電話番号を課金通信網5から取得する。次にホストコンピュータ51は、受信したID番号および電話番号をID/電話番号テーブルのID番号および電話番号と照合し、一致していなければ、不一致である旨と併せて新しい電話番号をカラオケ装置10に送信すると共にID/電話番号テーブルの電話番号を新たな電話番号(今回の通信に使用された公衆電話回線の電話番号)に更新する。
さらに、ホストコンピュータ51は、上述の例と同様に、区域テーブルを検索してこのカラオケ装置10を管理させる端末管理装置20を特定し、この端末管理装置20が接続されている公衆電話回線6の電話番号を読み出し、この電話番号をカラオケ装置10に送信すると共に、このカラオケ装置10の管理の変更を反映した内容に管理テーブルを更新させる。
カラオケ装置10は、新しい電話番号を受信すると、上述と同様にハードディスク33に記憶してから、新たな端末管理装置20にカラオケ装置10のID番号と電話番号とを送信する。新たな端末管理装置20は、カラオケ装置10から送信されてくるID番号と電話番号とを受信し、これらを管理情報として記憶する。
このように構成すれば、カラオケ装置10に、電話番号を検出するための機構を備える必要がないので、装置構成を簡素化できる。なお、この変形例では、情報センタ1、特にそのホストコンピュータ51が、請求項4に記載のホスト装置に該当している。
(変形例2)
実施例および変形例1はカラオケ装置10が新たな端末管理装置20に電話番号(場所データ)を通知する構成としているが、実施例のようにカラオケ装置10から新しい電話番号が送信された場合、あるいは変形例1のようにホストコンピュータ51自身が電話番号の変更を認識した場合に、ホストコンピュータ51が、カラオケ装置10の電話番号を端末管理装置20に直接通知する構成も可能である。このように構成すれば、カラオケ装置10には端末管理装置20との通信を実行するための構成は不要となる。
この変形例2の構成では、情報センタ1のホストコンピュータ51が、通信制御装置57と共働して請求項7に記載の通知手段として機能することになる。また、カラオケ装置10から情報センタ1に新しい電話番号を送信する構成では、通信制御装置27が請求項8に記載の場所データ送信手段として機能する。
なお、実施例や変形例1、2のように、課金通信網5を利用する構成であれば、端末管理装置20から、課金通信網5を介してカラオケ装置10に課金情報を送信することにより、メンテナンス等のサービス料金をカラオケ装置10の所有者に課金することができる。また、端末管理装置20とカラオケ装置10または情報センタ1との通信は、例えば公衆電話回線6や他の通信回線により、課金通信網5を介さずに実施される構成とすることもできる。
以上、実施例および変形例1、2に従って、本発明について説明したが、本発明はこれらの実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
例えば、実施例および変形例では電話番号をもって場所データとしているが、情報処理装置の設置場所を特定可能な場所データは、これに限定されるものではなく、例えばGPS(グローバルポジショニングシステム)を利用して得られる座標を場所データとする等も可能である。
また、情報処理装置も、実施例および変形例のカラオケ装置に限定されるわけではない。
さらに、通信回線は、実施例に示した公衆電話回線に限るものではなく、ISDN等のディジタル回線を用いてもよい。
(効果について)
請求項1記載の情報処理装置によれば、情報処理装置自身がその設置場所に対応する場所データを端末管理装置に送信してくるので、端末管理装置を例えばメンテナンス等のサービスを委託されている特約店等に設置しておけば、特約店等では情報処理装置の設置場所を正確に把握できる。また、設置場所の変動は、高確率で所有者、管理者等の変動を伴うので、所有者ないし管理者に変動があったことも推定できる。
請求項2記載の情報処理装置によれば、情報処理装置に、場所データを送信すべき端末管理装置を決定するためのデータ等を記憶する必要がないので、情報処理装置の記憶容量を節約することができる。
請求項3記載の情報処理装置によれば、情報処理装置が接続された電話番号は、通信回線側から情報処理装置に与えられるので、場所データ取得手段が接続番号を得るに当たって特別な障害はなく、そのために特別な構造も要求されない。また、接続番号はきわめて高い確率で設置場所を特定できる。したがって、設置場所に対応する場所データとして接続番号を使用すれば、構造的に複雑化することなくきわめて正確に設置場所を特定できる。
請求項4記載の情報処理装置によれば、情報処理装置側に、接続番号を検出するための機構を備える必要がないので、装置構成を簡素化できる。また、情報処理装置が接続された接続番号は、通信回線側からホスト装置に与えられるので、ホスト装置が接続番号を得るに当たって特別な障害はなく、そのために特別な構造も要求されない。
請求項6記載の情報通信システムによれば、情報処理装置自身がその設置場所に対応する場所データを端末管理装置に送信してくるので、端末管理装置を例えばメンテナンス等のサービスを委託されている特約店等に設置しておけば、特約店等では情報処理装置の設置場所を正確に把握できる。また、設置場所の変動は、高確率で所有者、管理者等の変動を伴うので、所有者ないし管理者に変動があったことも推定できる。
請求項7記載の情報通信システムによれば、情報処理装置に、場所データを送信すべき端末管理装置を決定するためのデータ等を記憶する必要がないので、情報処理装置の記憶容量を節約することができる。
請求項8記載の情報通信システムによれば、端末管理装置を例えばメンテナンス等のサービスを委託されている特約店等に設置しておけば、特約店等では情報処理装置の設置場所を正確に把握できる。また、設置場所の変動は、高確率で所有者、管理者等の変動を伴うので、所有者ないし管理者に変動があったことも推定できる。
情報処理装置に、端末管理装置との通信を実行する手段やその通信を制御する手段を設ける必要がないので、情報処理装置の構成を簡素化できる。
実施例の情報通信システムの概略構成図である。 実施例の情報通信システムの構成要素であるカラオケ装置の構成を示すブロック図である。 実施例の情報通信システムの管理センタとなる情報センタの構成を示すブロック図である。 実施例の情報通信システムの構成要素である端末管理装置の構成を示すブロック図である。 実施例の情報通信システムにおいて情報センタとカラオケ装置との間で行われる通信のシーケンス図である。 実施例のカラオケ装置で実行される電話番号の照合処理のフローチャートである。 実施例の情報センタで実行される通知ルーチンのフローチャートである。 実施例のカラオケ装置と端末管理装置との情報の送受の説明図であり、図8(a)はカラオケ装置で実行される番号送信ルーチンのフローチャート、図8(b)は端末管理装置で実行される番号受信ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 情報センタ(ホスト装置)
5 課金通信網
6 公衆電話回線
10 カラオケ装置(情報処理装置)
20 端末管理装置
21 中央制御装置
26 画面表示制御装置(情報処理実行手段)
27 通信制御装置(対ホスト通信手段、対管理装置通信手段、場所データ取得手段、場所データ送信手段)
31 中央制御装置(情報処理実行手段、場所データ取得手段)
31a 課金通信プログラム
32 多目的入力キー
33 ハードディスク(情報記憶手段)
35 音声再生回路(情報処理実行手段)
51 ホストコンピュータ(ホスト装置、指示手段、通知手段)
53 記憶装置(ホスト側記憶手段)

Claims (9)

  1. 課金機能を有し、接続番号を通知可能な通信回線を介して接続されるホスト装置から送信されてくる提供情報を含む情報を受信する対ホスト通信手段と、
    前記対ホスト通信手段により受信された情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記記憶された情報のうち提供情報を用いて再生処理を実行することにより、前記提供情報を利用者に利用可能とする情報処理実行手段と
    を有する情報処理装置において、
    前記記憶手段には、予め前記情報処理装置の設置場所に対応する場所データが記憶されており、
    前記情報処理装置の設置場所に対応する場所データを取得する場所データ取得手段と、
    前記記憶手段に予め記憶された場所データと、前記場所データ取得手段により取得された場所データとが異なるか否かを判断する情報処理実行手段と、
    前記ホスト装置とは異なる外部の端末管理装置と通信可能に接続され、前記情報処理実行手段により場所データが異なると判断した場合に前記端末管理装置が前記情報処理装置の設置場所の変更を把握できるように前記取得された場所データを前記端末管理装置へ送信する対管理装置通信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記端末管理装置が複数存在する場合において、前記ホスト装置から送信されてくる情報には該複数の管理装置のうちのどの端末管理装置へ前記場所データを送信するべきかの識別情報が含まれており、
    前記対管理装置通信手段は、前記対ホスト通信手段に受信された前記識別情報に基づいて送信すべき端末管理装置へ場所データを送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記対ホスト通信手段は、接続番号を通知可能な通信回線を介して前記ホスト装置に接続され、
    前記場所データ取得手段は、前記通信回線から対ホスト通信手段に通知された前記接続番号を前記場所データとして取得する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記ホスト装置は、前記対ホスト通信手段と接続番号を通知可能な通信回線を介して接続され、その通知された接続番号を取得して前記対ホスト通信手段に送信可能であり、
    前記場所データ取得手段は、前記ホスト装置から送信される接続番号を前記場所データとして取得することを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  5. 前記提供情報は、カラオケ曲データであり、前記通信回線は、ビデオテックス通信網であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか記載の情報処理装置と、
    利用者に提供する提供情報を記憶するホスト側記憶手段と、該提供情報を前記情報処理装置に送出する通信手段とを備え、前記情報処理装置と通信回線を介して接続されるホスト装置と、
    前記ホスト装置とは異なり前記情報処理装置から送信されてくる該情報処理装置の設置場所に対応する場所データを含む端末管理情報を記憶する管理情報記憶手段を備える端末管理装置とを設けたことを特徴とする情報通信システム。
  7. 請求項2または請求項4に記載の情報処理装置と、
    複数の前記端末管理装置と、
    前記情報処理装置と接続番号を通知可能な通信回線を介して接続され、そこから通知された前記接続番号を前記情報処理装置の場所データとして取得し、その取得した場所データに基づいて、どの前記端末管理装置へ該情報処理装置が有する前記場所データを送信すべきかを指示する識別情報を前記情報処理装置に指示する指示手段を備える前記ホスト装置と
    を設けたことを特徴とする情報通信システム。
  8. 利用者に提供する提供情報を記憶するホスト側記憶手段と、該提供情報を送出する通信手段とを備えるホスト装置と、
    接続番号を通知可能な通信回線を介して前記ホスト装置と接続され当該ホスト装置から送信されてくる前記提供情報を受信する対ホスト通信手段と、該対ホスト通信手段により受信された前記提供情報を記憶する情報記憶手段と、前記記憶された提供情報を用いて再生処理を実行することにより、提供情報を利用者に利用可能とする情報処理実行手段とを備える情報処理装置と、
    通信回線を介して接続され、前記ホスト装置とは異なり前記情報処理装置の設置場所に対応する場所データを含む端末管理情報を記憶する管理情報記憶手段を備える端末管理装置と
    を含む情報通信システムにおいて、
    前記ホスト装置は、前記情報処理装置における対ホスト通信手段との通信によって場所データに相当する接続番号を取得する場所データ取得手段と、
    前記取得された接続番号に基づき当該接続番号を通知する端末管理装置を選択する選択手段と、
    前記選択された端末管理装置に前記取得された接続番号を通知する通知手段とを
    備えることを特徴とする情報通信システム。
  9. 前記提供情報は、カラオケ曲データであり、前記通信回線は、ビデオテックス通信網であることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の情報処理装置。
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