JP4588514B2 - スクランブル映像配信システムおよび再生装置 - Google Patents

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Description

この発明はスクランブル映像配信システムおよび再生装置に関する。
近年、通信回線のブロードバンド化に伴いデジタル映像の配信を行うサービスが急速に普及している。その一方で、デジタル映像は、その映像の所有権を持つ権利者の知らないところで、誰でも品質の劣化なくコピーを行うことができ、さらにはコピーしたデジタル映像を自由に配布できるという問題があった。この問題に対応する方法として、デジタル映像にスクランブルをかけて配信するという方法が取られている。スクランブルというのは、デジタル映像に対して画像データを全く内容が認識できないか、あるいは概要が認識できる程度に品質を劣化させる方式のことであり、スクランブルを解除する方法を知る特定のユーザにのみ本来の映像を視聴可能にすることができる。
このスクランブルを用いたシステムでは、デジタル映像配信装置がスクランブルを解除する時に必要となるスクランブル付随情報を特定の暗号鍵で暗号化した上で送信し、ユーザ側の再生装置は受信した情報を加入契約時に取得した暗号鍵を用いて解読する。解読したスクランブル付随情報に基づいてスクランブルの解除を行うと、再生装置はスクランブル前の本来のデジタル映像を再生することが可能になる。暗号鍵を取得していない再生装置でもデジタル映像の受信および再生は可能であるが、スクランブルを解除することができないため、スクランブルされた状態の映像を再生する。ここで、デジタル映像配信装置が上記スクランブル付随情報を送信する際には、映像データとは別にメタデータとして送信するか、あるいはMPEG等の動画像圧縮配信技術においてはデータ構造の特定の領域、すなわちユーザデータ領域等の画像に影響を与えることなく取り出すことの可能な領域、に組み込んで送信するかの方法を用いて実現している。
なお、本出願に関する従来技術の参考文献として、特許文献1が知られている。
特開2004−138933号公報
上述したような従来のスクランブル方法は、特定の限られた加入者にのみ提供するようなサービスで使用することを想定しており、そのようなサービスにおいてはスクランブル付随情報を映像データとは別に送信する方法を取ることも可能であった。しかし、スクランブルされた映像そのものがインターネット等を介して流通し、映像の使用量(視聴時間)に応じて課金するような超流通と呼ばれるシステムではスクランブル付随情報を映像データと別に送信する方法は必ずしも最適な方法ではない。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、スクランブルされた映像データにスクランブル付随情報を埋め込んで配信するスクランブル映像配信システムおよび再生装置を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、スクランブル映像の配信を行うスクランブル映像配信装置と、スクランブルにおける暗号化情報を管理する暗号情報管理装置と、前記スクランブル映像を受信して前記スクランブルを解除し再生する再生装置とを備えるスクランブル映像配信システムにおいて、前記スクランブル映像配信装置は、前記スクランブル解除するためのスクランブル付随情報を前記スクランブル映像に視認可能に重畳する情報重畳手段を備え、前記暗号情報管理装置は、前記情報重畳手段が前記スクランブル付随情報を重畳する前後の差分情報を管理する差分情報管理手段を備え、前記再生装置は、前記スクランブル映像に重畳された状態で視認される前記スクランブル付随情報における前記差分情報の所在を表わす情報に基づき前記差分情報管理手段から前記差分情報を取得して、この取得した差分情報に基づいて前記スクランブル付随情報を除去するスクランブル付随情報除去手段と、記スクランブル映像に重畳された状態で視認される前記スクランブル付随情報に基づき前記暗号情報管理装置から前記暗号化情報を取得して、この取得した暗号化情報に基づいて前記スクランブル解除するスクランブル解除手段と、を備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記スクランブル映像配信装置は、前記スクランブル映像を構成する画像データを画素の単位で分割し、分割した前記画素に対して色の情報を表す画素値を与えて符号化を行う符号化手段を備え、前記情報重畳手段は、前記画素値を操作することにより前記スクランブル付随情報を前記スクランブル映像に視認可能に重畳することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記スクランブル付随情報は2値の情報であり、前記情報重畳手段は、複数の前記画素で構成される画素ブロックの単位で処理を行い、前記画素ブロックの平均輝度値あるいは平均色差値の何れかの平均画素値に対して、各画素ブロックを強度の異なる2グループの何れかに属するように操作を行う平均画素値操作手段を備えていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記スクランブル付随情報は2値の情報であり、前記符号化手段は、複数の前記画素で構成される画素ブロックの単位で画素値を周波数情報に変換する周波数情報変換手段と、前記周波数情報変換手段で周波数情報に変換した画素値の直流成分に対して、各画素ブロックを強度の異なる2グループの何れかに属するように操作を行う画素値直流成分操作手段を備えていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4までのうちいずれか一項に記載の発明において、前記スクランブル付随情報が、2値のバーコード情報であることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3から請求項5までのうちいずれか一項に記載の発明において、前記再生装置が再生する前記スクランブル映像に視認可能に重畳された前記スクランブル付随情報を読み取る2値信号読み取り装置を有し、前記2値信号読み取り装置は、前記再生装置が再生する前記スクランブル映像における局所的な輝度値あるいは色差値の何れかの値を読み取る局所画素値読み取り手段と、前記局所画素値読み取り手段で読み取った値が前記強度の異なる2グループのどちらに属するかを判定する判定手段と、前記判定手段の結果に基づいて前記スクランブル付随情報を復元する情報復元手段と、を備えることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、スクランブル映像の配信を行うスクランブル映像配信装置と、スクランブルにおける暗号化情報を管理する暗号情報管理装置と、前記スクランブル映像を受信して前記スクランブルを解除し再生する再生装置とを備えるスクランブル映像配信システムにおける再生装置であって、前記スクランブル映像配信装置が配信した前記スクランブル映像に重畳された状態で視認される前記スクランブルを解除するためのスクランブル付随情報に基づいて、前記暗号情報管理装置から前記スクランブル付随情報が重畳される前後の差分情報を取得し、この取得した差分情報に基づいて前記スクランブル付随情報を除去するスクランブル付随情報除去手段と、前記スクランブル映像に重畳された状態で視認される前記スクランブル付随情報に基づき前記暗号情報管理装置から前記暗号化情報を取得して、この取得した暗号化情報に基づいて前記スクランブルを解除するスクランブル解除手段と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、スクランブルされた映像データの局所的な画素値を操作することで、映像データに重畳してスクランブルを解除するのに必要な情報を送信することができるという効果がある。また、スクランブル状態では分からない映像の情報、例えば映画のタイトルを視覚的に認知できる形で画像表面に示すことができ、それによりスクランブル映像の管理を容易とすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態にかかるスクランブル映像配信システムを表す外観図であり、図2はスクランブル映像配信システムを表す構成図である。図1において、映像配信装置(スクランブル映像配信装置)1はデジタル画像やデジタル映像等のコンテンツにスクランブルをかけて配信する装置であり、再生装置2は映像配信装置1から配信されたコンテンツを受信し再生表示するものである。
暗号情報管理装置3は映像配信装置1で行うスクランブルにおける暗号化情報の管理を行う装置であり、同時にユーザからの要求に応答して暗号化情報を提供する装置でもある。スキャナ4は再生装置2の画面に表示される2値情報を読み取るための装置である。ネットワーク5は映像配信装置1、再生装置2、情報管理装置3を接続するネットワークである。
図2において、コンテンツ生成部101は配信を行うデジタル画像やデジタル映像等のコンテンツを生成するものである。スクランブル部102はコンテンツ生成部101で生成されたコンテンツに暗号鍵103を用いてスクランブルをかけるものである。2値信号重畳部(情報重畳手段)104は、スクランブル部102でスクランブルされたコンテンツに対して2値信号を重畳するものである。符号化部105は2値信号重畳部104で2値信号が重畳されたコンテンツに対して符号化を行うものである。送信部106は符号化部105で符号化されたコンテンツを送信するものである。
再生装置2の受信部201は、映像配信装置1の送信部106から送信されたコンテンツを受信するものである。復号化部202は符号化されたコンテンツを復号化するものである。2値信号除去部(スクランブル付随情報除去手段)203は、復号化部202で復号化したコンテンツから重畳されている2値信号を除去するものであり、スクランブル解除部(スクランブル解除手段)204は、2値信号除去部203で2値信号を取り除いたコンテンツから暗号鍵205を用いてスクランブルを解除するものであり、再生部206はスクランブル解除部204から出力されるコンテンツを再生するものである。
暗号情報管理装置3は、スクランブル部102で使用するスクランブルパラメータおよび2値信号重畳部104で重畳する2値信号を管理するものである。ここで、スクランブルパラメータとはスクランブル部102において所定のスクランブルアルゴリズムに基づいて画像を劣化させるときの鍵等を表すものである。なお、暗号鍵103と暗号鍵205との対応関係は、共通鍵暗号方式、公開鍵暗号方式もしくはその両方を組み合わせたハイブリッド方式等既存の暗号化で使用される方式に準ずるものとする。
次に、上述した第1の実施形態の動作を図1ないし図5を参照して説明する。
図2において、コンテンツ生成部101で生成したデジタル映像は、各時刻における画像(以下、フレームと呼ぶ)ごとにデータ処理される。なお、ここでのデータ処理において圧縮は行わないものとする。データ処理は図3(a)に示すようにフレーム30を画素31に分割し、分割した画素31それぞれに色の情報を与えて行う。Y、Cb、Cr方式の表現ならば、画素31に輝度を表すY値および色差を表すCb値・Cr値を与え、RGB方式の表現ならば、画素31に光の三原色である赤を表すR値、緑を表すG値および青を表すB値を与える。
データ処理では、まず初めにスクランブル部102でデジタル映像のスクランブルを行う。スクランブルでは、スクランブル対象となる画素を選択する領域パラメータ、選択した領域で暗号化による変換を行う割合および変換する際の変位量を決定するブロック内パラメータ、およびスクランブルで使用する乱数を決定する暗号鍵103を用いて暗号化を行い、フレーム30をスクランブル画像に変換する。また、上記2種類のパラメータは暗号情報管理装置3からの指定に従う。
スクランブルが終了すると、次はスクランブルされたフレーム30に対して、暗号情報管理装置3から受信した2値信号を、2値信号重畳部104で重畳する。例えば、暗号情報管理装置3がインターネット上に接続されているサーバであり、2値信号重畳部104ではそのサーバ3にアクセスするためのアドレス(URL)を表す2値信号を重畳する場合を考える。予めサーバでURL情報をバーコード情報に変換し、そのバーコードの黒部分を0、白部分を1として2進数、例えば000111010000011100に変換する。サーバ3はこのように変換した2進数を2値信号重畳部104に対して送信し、2値信号重畳部104はこの2進数を受信してデジタル映像に重畳する。
図3(b)はフレーム30に対して、縦一列に並んだ画素のブロック32に対して上記の2進数を重畳した図であり、図3(b)上側のグラフは画素ブロックの平均輝度を表したものであり、図3(b)下側の図はブロック内の平均輝度がThを越えている場所を白(1)、平均輝度がThを越えていない場所を黒(0)と表示したものである。例えば、丸で囲んだ画素のブロック32の平均輝度は図3(b)上側のグラフでTh以下の値であるため、黒(0)に対応し、図3(b)下側の図において画素の集合33は黒で表示される。
次に、図4を参照して2値信号を重畳する方法を具体的に説明する。図4に示すように、8つの画素が横に1列に並んだフレームを考え、4つの画素を1ブロックとしてブロックごとに2値信号を対応させる。ここでは1ブロック目、つまり左側から4つの画素を白(1)に対応させ、2ブロック目、つまり残りの4つの画素を黒(0)となるように2値信号を重畳する。輝度を8ビットで表現し、輝度の取り得る最大値Maxを255、最小値Minを0、閾値Thを127とする。図4(a)において、2値信号重畳前は、1ブロック目の輝度が左から(77、159、102、185)、2ブロック目の輝度が左から(147、108、19、172)である。
2値信号を重畳するときには、白(1)と黒(0)とに対応して、以下の2つの変換式を用いる。なお、以下で述べる変換式は、画素31の表現方法がY、Cb、Cr方式の場合は輝度を表すY値だけに対して、RGB方式の場合はR値、G値、B値の全てに対して用いる。ブロックを構成する画素をx[i](i=0〜3)、x[i]の最大値をxM、最小値をxmと置く。1ブロック目はxM=185、xm=77、2ブロック目はxM=172、xm=19である。白(1)の場合は、数1を用いて変換を行う。
Figure 0004588514
この式の意味は、xmがThを下回っている場合は変更後の最小値がThになるようにブロック全体の輝度値を大きくするというものである。ただし、輝度値の取り得る値はMaxで上限があるため、輝度値の変更はブロックの最大値がMaxを超えない範囲内で行うものとする。一方、xmがThを上回っている場合には輝度値の変更は行わない。図4の例では数2のようになり、ブロック内の輝度値に等しく50を加える変換を行う。図4(b)において、変換後の1ブロック目の輝度値は(127、209、152、235)となる。
Figure 0004588514
一方、黒(0)の場合は数3を用いて変換を行う。
Figure 0004588514
この式の意味は、xMがThを上回っている場合は変更後の最大値がThになるようにブロック全体の輝度値を小さくするというものである。ただし、輝度値の取り得る値はMinで下限があるため、輝度値の変更はブロックの最小値がMinを下回らない範囲内で行うものとする。一方、xMがThを下回っている場合には輝度値の変更は行わない。図4の例では、数4のようになり、ブロック内の輝度値から等しく19を引く変換を行う。図4(b)において、変換後の2ブロック目の輝度値は(128、89、0、153)となる。
Figure 0004588514
2値信号重畳の方法は上記の通りであるが、ここで輝度値に対して変更を加えた数5に示す差分値dは再生装置2で2値信号を除去するときに必要となるため、2値信号重畳部104は暗号情報装置3にdの値を送信する。
Figure 0004588514
図4の例では、1ブロック目に対してはd=+50、2ブロック目に対してはd=−19であり、これら差分値dの情報を暗号情報装置3に送信する。この例で、1画素に付き1つの2値情報を割り当てず、1ブロックに付き1つの2値情報を割り当てた理由は差分値dの総データ量の節約が目的であり、節約の必要がなければ1画素に付き1つの2値情報を割り当てることも可能である。以上でデジタル映像への2値信号重畳が終了し、符号化部105へ映像データが出力される。符合化部105では、入力した映像データに対して例えば可逆圧縮であるLZH形式の符号化を行い、符号化したデータを送信部106から送信する。
図2において、映像配信装置1の送信部106から送信されたデジタル映像を、再生装置2の受信部201で受信すると、まず初めに復号化部202で例えばLZH形式の復号化を行う。続いて、重畳されている2値信号の除去を2値信号除去部203で行う。2値信号の除去には上記差分値dの情報が必要であるが、この時点では差分値dを知る手段がないため、2値信号除去部203では2値信号の除去を行うことはできない。したがって、この時点では特に何も行わず、スクランブル解除部204へ2値信号が重畳されたデジタル映像のデータを出力する。スクランブル解除部204では、映像配信装置1のスクランブル部102で使用したスクランブルパラメータと、暗号鍵205を用いてスクランブルの解除を行う。この時点では、スクランブルパラメータを知る手段がないため、スクランブルの解除は行わずスクランブルされたままのデータを再生部206に出力する。
再生部206ではデジタル映像の再生を行うが、この時点ではスクランブルされたままの映像である。しかしこの映像には2値信号が重畳されているため、図3(b)下側の図に示すように、再生装置2の画面ではバーコードの白・黒に対応する位置が輝度の変化として判別できる。したがって、バーコードリーダ等のスキャナ4でこの画面を読み取ることで、バーコードで表示されているURLの情報を取得することができる。URL情報を取得すると、再生装置2は図1のネットワーク5を通して前述のサーバ3(暗号情報管理装置)にアクセスすることが可能になり、サーバ3より差分値dおよびスクランブルパラメータを入手する。入手した差分値dは2値信号除去部203で2値信号の除去に使用し、スクランブルパラメータはスクランブル解除部205でスクランブルの解除に使用する。
差分値dを入手すると、2値信号除去部203で2値信号の除去を行うことが可能になるが、除去の方法は重畳したときとは逆の演算(数6)をそれぞれのブロックごとに行う。
Figure 0004588514
一方、スクランブルパラメータを入手したことによりスクランブル解除部204でスクランブルの解除を行うことが可能になる。スクランブルの解除では、スクランブルパラメータおよび暗号鍵206を用いてスクランブル部102で暗号化による変換したデータを基のデータに復元する。2値信号の除去およびスクランブルの解除が終了すると、その後に再生される映像はコンテンツ生成部101で生成した本来の映像である。
第1の実施形態では、2値信号として1次元のバーコード情報を選択したが、図5(a)のように2次元のQRコードを選択することも可能である。また、2次元の2値信号を埋め込むことで、視覚的な情報を埋め込むことも可能である。例えば、図5(b)のように黒(0)に対応する部分が暗号情報管理装置3のインターネット上のアドレス(URL)に対応させることも可能である。
続いて、図6ないし図9を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。図6は第2の実施形態にかかるスクランブル映像配信装置を表す構成図である。図6において、映像配信装置(スクランブル映像配信装置)5はデジタル画像やデジタル映像等のコンテンツにスクランブルをかけて配信する装置であり、再生装置6は映像配信装置5から配信されたコンテンツを受信し、再生表示するものである。暗号情報管理装置7は映像配信装置5で行うスクランブルにおける暗号化情報の管理を行う装置であり、同時にユーザからの要求に応答して暗号化情報を提供する装置でもある。
コンテンツ生成部501は、配信を行うデジタル画像やデジタル映像等のコンテンツを生成するものである。MPEG符号化部502は、生成したコンテンツに対してMPEG方式の符号化を行うものである。スクランブル部503は、MPEG符号化を行ったコンテンツに対して暗号鍵504を用いてスクランブルをかけるものである。2値信号重畳部(情報重畳手段)505はスクランブルされたコンテンツに2値信号を重畳するものである。送信部506は2値信号を重畳したコンテンツを送信するものである。
再生装置6の受信部601は、映像配信装置5の送信部506から送信されたコンテンツを受信するものである。2値信号除去部(スクランブル付随情報除去手段)602は受信部601で受信したコンテンツから重畳されている2値信号を除去するものである。スクランブル解除部(スクランブル解除手段)603は2値信号除去部602で2値信号を取り除いたコンテンツから暗号鍵604を用いてスクランブルを解除するものであり、MPEG復号化部605はMPEG方式の復号化を行うものである。再生部606は、MPEG復号化部605で復号化されたコンテンツを再生するものである。
次に上述した第2の実施形態の動作を、図6ないし図9を参照して説明する。図7はMPEG符号化部502から2値信号重畳部505までのデータ処理を表したフローチャートである。
データ処理を開始すると、MPEG符号化部502では図8に示すように各フレーム80を8x8の単位で画素81のブロック82に分割し、以降はこのブロック単位でデータ処理を行う(図7のステップS701)。また、MPEGでは符号化を行う順序はフレーム80の時間軸上の順序とは一致しておらず、図9に示すように連続した8枚のフレームに対して符号化を行う場合、時間軸上は図9の左側から右側に向かって進んでいくが、符号化の順序は単独のフレームのみで符号化を行うフレーム内符号化画像(I画像)が最初で、続いてI画像を予測として符号化を行うフレーム間順方向予測符号化画像(P画像)、最後にI画像やP画像などを過去および未来からの双方向の予測として符号化を行う双方向予測符号化画像(B画像)という順序になる。
フレーム間の相関関係を利用して符号化を行うのは、全てのフレームを独立して符号化を行うよりも情報量を圧縮することが可能になるからである。いくつかのフレームを1つのグループとし、そのグループ内の情報以外を使わずに符号化を行う時、このようなグループをGOP(Group of Pictures)と呼ぶ。MPEGによる符号化は、前述した8x8のブロックの単位だけではなく、このGOPの単位でも行われる。
8x8のブロック82内の画素81は、それぞれY、Cb、Cr方式の3種類の値、輝度を表すY値、差を表すCb値・Cr値が割り当てられる。ここで割り当てられた値は空間軸上の値であり、上記GOPで最初に行うI画像では、次にこの3種類の値全てを周波数軸上の値に変換する(図7のステップS702)。MPEGで変換に用いるのは2次元離散コサイン変換(2次元DCT)と呼ばれるものであり、変換後の係数をDCT係数と呼ぶ。DCT係数は、直流成分(DC成分)と交流成分(AC成分)とに分けられる。
続いて、このDCT係数をある規定値で量子化を行う(ステップS703)。量子化で用いる規定値は、全DCT係数に対して一定である必要はなく、DCT係数ごとに異なる値を用いる場合が多い。この場合、DCT係数と規定値との対応関係は表(量子化テーブル)で管理され、以降の2次元DCTおよび2次元逆離散コサイン変換(2次元IDCT)では同じ量子化テーブルを用いて量子化および逆量子化を行う。なお、量子化ではAC成分の高周波側に対応する係数を0にすることで情報量の圧縮を行う。
量子化が終了すると、2つの手順に分岐し、その一方では量子化後のDCT係数に対して同じ量子化テーブルを用いて逆量子化を行う(ステップS704)。続いて、2次元IDCTを行い、空間軸上のY値、Cb値、Cr値に復元する(ステップS705)。ただし、ここで求められるY値、Cb値、Cr値は、ステップS703の量子化で圧縮した高周波側の情報は含まれないため、ステップS701での値とは異なる。2次元IDCTで求めた値は、次のP画像の2次元DCTを行う際の予測として用いる(ステップS706)。
分岐したもう一方では、次にスクランブル部503で暗号鍵504を用いてスクランブルを行う(ステップS707)。スクランブルが終了すると、2値信号重畳部505でスクランブル後のDCT係数に対して2値信号の重畳を行う。DCT係数のうちDC係数は8x8の画素81の集合であるブロック82の平均値を表し、1ブロックのDC係数に対して1つの2値信号を割り当てることが可能である。ただし、各ブロックのDCT係数は周辺ブロックとの相関を利用して符号化を行ったものであり、実際に再生装置6で表示するときの輝度(あるいは色差)に所定の2値信号を重畳するには、復号化した状態でのDC係数に重畳する必要がある。
上述の事情を考慮して、2値信号重畳部505では、まずスクランブルされたMPEGデータに対して、そのDCT係数を取得するための部分復号化を行い、2値信号を重畳するブロックのDC係数値を取り出す(ステップS708)。次に、取り出したDC係数値が所定の値となるように数1または数3を用いて変換する(ステップS709)。数5に示した、2値信号重畳によるDC係数の差分値dは暗号情報管理装置7に送信する。最後に2値信号重畳後のDCT係数にたいして再び符号化を行い(ステップS710)、I画像の符号化が終了する。
MPEGではY値、Cb値、Cr値の3種類のDCT係数が存在し、どの値に2値信号を重畳するかで様々な方式が考えられる。例えば、輝度を表すY値に対して2値信号の重畳を行った場合、第1の実施形態と同じように再生装置2の画面上で明度の差として2値信号を取り出すことができる。あるいは、色差信号Cb値・Cr値に対して2値信号の重畳を行う場合は、例えば以下のようにすると、1に対応する領域と0に対応する領域とで色の違いを視覚的に際立たせることが可能である。1に対応する領域の場合は、Cb値を数1の変換式でTh以上の値にし、逆にCr値は数3の変換式でTh以下の値にする。0に対応する領域の場合は、Cb値を数3の変換式でTh以下の値にし、逆にCr値は数1の変換式でTh以上の値にする。この方法では、Cr値とCb値とでそれぞれ独立に2値信号を与えることも可能であり、合計で倍の2bitの情報を持つことも可能である。その他に、数1・数3の変換式は用いず、2値信号の0に対応する場合のみCb値とCr値との値を入れ替えるという方法も可能である。
I画像の符号化が終了すると、続いてP画像、B画像の順番にデータ処理を行うが、I画像の処理と異なる点は先に処理を行った他の画像を予測として使用し、他の画像との差分に対して2次元DCTを行うという点にある。量子化を行うステップS703以降の処理はI画像と同じである。このようにして、1つのGOPに対する符号化までのデータ処理が全て終了すると、次のGOPに対してステップS701〜ステップS710のデータ処理を行い、以降この作業を繰り返していく。
図7のフローチャートでMPEG符号化された映像データを受信する再生装置6では、MPEG方式の復号化を行う。復号化の過程は、MPEG方式であることを除いては第1の実施形態と同じであるため、説明は省略する。2値信号が重畳された映像からスキャナで情報を読み取り、その情報をもとに暗号情報管理装置7から必要な情報を取得する方法も第1の実施形態と同じである。
以上、この発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、スクランブル方式やその方式で用いる暗号化の方法、画像もしくは映像の表現方法や圧縮方法には関係なく本発明を適用することが可能である。また、スクランブルを解除するという限定された目的のためだけではなく、デジタル映像のデータに何らかの付加情報を埋め込む手段として活用することも可能である。
この発明は、スクランブル映像の配信を行うシステムや、デジタル映像等のコンテンツに付加情報を加えて配信するシステムに用いて好適である。
この発明の第1の実施形態にかかるスクランブル映像配信システムの概略図である。 この発明の第1の実施形態にかかるスクランブル映像配信システムの構成図である。 2値信号として1次元のバーコード情報を重畳した時の画面を表すイメージ図である。 2値信号の重畳方法を示したグラフである。 2値信号として情報を重畳した時の画面を表すイメージ図である。 この発明の第2の実施形態にかかるスクランブル映像配信システムの構成図である。 MPEG形式の映像データに2値信号を重畳するときの手順を示すフローチャートである。 MPEG形式でのデータ処理を示した模式図である。 MPEG形式で動画像の符号化を行う順序を示した模式図である。
符号の説明
1、5 … 映像配信装置(スクランブル映像配信装置)
2、6 … 再生装置
3、7 … 暗号情報管理装置(サーバ)
4 … スキャナ
30、80 … フレーム
31、81 … 画素
32、82 … 画素ブロック
101 … コンテンツ生成部
102 … スクランブル部
103 … 暗号鍵
104 … 2値信号重畳部(情報重畳手段)
105 … 符号化部
106 … 送信部
201 … 受信部
202 … 復号化部
203 … 2値信号除去部(スクランブル付随情報除去手段)
204 … スクランブル解除部(スクランブル解除手段)
205 … 暗号鍵
206 … 再生部
501 … コンテンツ生成部
502 … MPEG符号化部
503 … スクランブル部
504 … 暗号鍵
505 … 2値信号重畳部(情報重畳手段)
506 … 送信部
601 … 受信部
602 … 2値信号除去部(スクランブル付随情報解除部)
603 … スクランブル解除部(スクランブル解除手段)
604 … 暗号鍵
605 … MPEG復号化部
606 … 再生部

Claims (7)

  1. スクランブル映像の配信を行うスクランブル映像配信装置と、スクランブルにおける暗号化情報を管理する暗号情報管理装置と、前記スクランブル映像を受信して前記スクランブルを解除し再生する再生装置とを備えるスクランブル映像配信システムにおいて、
    前記スクランブル映像配信装置は、
    前記スクランブル解除するためのスクランブル付随情報を前記スクランブル映像に視認可能に重畳する情報重畳手段を備え、
    前記暗号情報管理装置は、
    前記情報重畳手段が前記スクランブル付随情報を重畳する前後の差分情報を管理する差分情報管理手段を備え、
    前記再生装置は、
    前記スクランブル映像に重畳された状態で視認される前記スクランブル付随情報における前記差分情報の所在を表わす情報に基づき前記差分情報管理手段から前記差分情報を取得して、この取得した差分情報に基づいて前記スクランブル付随情報を除去するスクランブル付随情報除去手段と、
    記スクランブル映像に重畳された状態で視認される前記スクランブル付随情報に基づき前記暗号情報管理装置から前記暗号化情報を取得して、この取得した暗号化情報に基づいて前記スクランブル解除するスクランブル解除手段と、
    を備えることを特徴とするスクランブル映像配信システム。
  2. 前記スクランブル映像配信装置は、
    前記スクランブル映像を構成する画像データを画素の単位で分割し、分割した前記画素に対して色の情報を表す画素値を与えて符号化を行う符号化手段を備え、
    前記情報重畳手段は、
    前記画素値を操作することにより前記スクランブル付随情報を前記スクランブル映像に視認可能に重畳する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクランブル映像配信システム。
  3. 前記スクランブル付随情報は2値の情報であり、
    前記情報重畳手段は、
    複数の前記画素で構成される画素ブロックの単位で処理を行い、前記画素ブロックの平均輝度値あるいは平均色差値の何れかの平均画素値に対して、各画素ブロックを強度の異なる2グループの何れかに属するように操作を行う平均画素値操作手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のスクランブル映像配信システム。
  4. 前記スクランブル付随情報は2値の情報であり、
    前記符号化手段は、
    複数の前記画素で構成される画素ブロックの単位で画素値を周波数情報に変換する周波数情報変換手段と、
    前記周波数情報変換手段で周波数情報に変換した画素値の直流成分に対して、各画素ブロックを強度の異なる2グループの何れかに属するように操作を行う画素値直流成分操作手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のスクランブル映像配信システム。
  5. 前記スクランブル付随情報が、2値のバーコード情報であることを特徴とする請求項1から請求項4までのうちいずれか一項に記載のスクランブル映像配信システム。
  6. 記再生装置が再生する前記スクランブル映像に視認可能に重畳された前記スクランブル付随情報を読み取る2値信号読み取り装置を有し、
    前記2値信号読み取り装置は、
    前記再生装置が再生する前記スクランブル映像における局所的な輝度値あるいは色差値の何れかの値を読み取る局所画素値読み取り手段と、
    前記局所画素値読み取り手段で読み取った値が前記強度の異なる2グループのどちらに属するかを判定する判定手段と、
    前記判定手段の結果に基づいて前記スクランブル付随情報を復元する情報復元手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3から請求項5までのうちいずれか一項に記載のスクランブル映像配信システム。
  7. スクランブル映像の配信を行うスクランブル映像配信装置と、スクランブルにおける暗号化情報を管理する暗号情報管理装置と、前記スクランブル映像を受信して前記スクランブルを解除し再生する再生装置とを備えるスクランブル映像配信システムにおける再生装置であって、
    前記スクランブル映像配信装置が配信した前記スクランブル映像に重畳された状態で視認される前記スクランブルを解除するためのスクランブル付随情報に基づいて、前記暗号情報管理装置から前記スクランブル付随情報が重畳される前後の差分情報を取得し、この取得した差分情報に基づいて前記スクランブル付随情報を除去するスクランブル付随情報除去手段と、
    前記スクランブル映像に重畳された状態で視認される前記スクランブル付随情報に基づき前記暗号情報管理装置から前記暗号化情報を取得して、この取得した暗号化情報に基づいて前記スクランブルを解除するスクランブル解除手段と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
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