JP2864320B2 - デジタル公衆電話機 - Google Patents

デジタル公衆電話機

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JP2864320B2
JP2864320B2 JP9508693A JP9508693A JP2864320B2 JP 2864320 B2 JP2864320 B2 JP 2864320B2 JP 9508693 A JP9508693 A JP 9508693A JP 9508693 A JP9508693 A JP 9508693A JP 2864320 B2 JP2864320 B2 JP 2864320B2
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digital
call
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telephone
line
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JP9508693A
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JPH06291887A (ja
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菊麿 岩佐
圭介 猿渡
博信 原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tamura Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、店舗併用住宅等で使用
されるデジタル公衆電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、店舗併用住宅等においては、来店
したお客に対して通話サービスを提供するために課金回
線であるアナログ電話回線が敷設され、この課金回線に
ピンク公衆電話機が接続されている。一方近年は、各種
多彩なサービスを提供できるISDN網が拡充され、こ
のISDN網に接続されるデジタル電話機が普及しつつ
ある。このようなISDN網の拡充により、上記店舗併
用住宅等に対しデジタルの課金回線を敷設するような提
案がなされており、これに伴ってデジタルのピンク公衆
電話機が開発されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなデ
ジタルピンク公衆電話機に一般のISDN回線に接続可
能な上記デジタル電話機等のデジタル端末を収容して発
呼しようとしても、デジタルピンク公衆電話機に接続さ
れるISDN回線は課金回線であることから上記デジタ
ル端末からは直接発呼できないという問題があった。
【0004】したがって、本発明は、デジタルピンク公
衆電話機にデジタル端末を収容した場合に収容したデジ
タル端末からデジタル課金回線に対する発呼を可能とす
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、端末からの発呼情報の受信時にこ
の発呼情報に課金停止情報を付加してデジタル課金回線
へ送信する手段をデジタル公衆電話機に設けたものであ
る。
【0006】
【作用】デジタル端末からの発呼情報を受信した場合に
この発呼情報に課金停止情報が付加されてデジタル課金
回線へ送信される。これにより、ISDN網から課金情
報が返送されないようにできるため、デジタル端末から
デジタル課金回線に対する発呼が可能になる。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係るデジタル公衆電話機の一実施例
を示すブロック図であり、店舗併用住宅等に設置される
デジタルピンク公衆電話機(以下、ピンク電話機)の一
例を示すものである。同図において、1はISDNのデ
ジタル課金回線(以下、回線)Lに接続されるピンク電
話機、2はピンク電話機1に収容され直接ISDN回線
に接続できるデジタル電話機等のデジタル端末、3はピ
ンク電話機1に同様に収容されるアナログ電話機等のア
ナログ端末である。
【0008】ここで、ピンク電話機1は次のように構成
されている。即ち、10はこのピンク電話機1の全体の
制御を行うCPU、11はCPU1により実行されるプ
ログラム等を格納するROM、12はデータ等を格納す
るRAM、13はダイヤルキー等の操作部、14は操作
部13の操作情報をCPU10へ伝達するI/O部、1
5は各種の表示を行う表示器、16は表示器15をの表
示制御を行うLCDコントローラ、17は投入された硬
貨等の処理を行う硬貨処理部、18は挿入されたテレホ
ンカード等を処理するカード処理部、19は硬貨処理部
17及びカード処理部18を制御するコントローラであ
る。
【0009】また、20はクロック信号を生成するクロ
ック回路でありこのクロック信号はCPU10及び後述
のIインターフェース回線制御部21に供給される。I
インターフェース回線制御部21はCPU10の制御の
下に回線Lを介してISDN網と通信プロトコルを行う
ものである。22はI/O部でありIインターフェース
回線制御部21を介し回線LからのBチャネルの音声信
号等を後述のIインターフェース回線制御部23及び通
話回路24に供給すると共にIインターフェース回線制
御部23及び通話回路24からのBチャネルの送話信号
等を回線Lへ送出するものである。23はIインターフ
ェース回線制御部でありS点コネクタ25及びアナログ
インターフェース部26にそれぞれ接続されるデジタル
端末2及びアナログ端末3がそのまま使用できるよう
に、これらに対する発着呼の制御のプロトコルをCPU
10の制御の下で実行するものである。なお、27はパ
ラレルI/O部でS点コネクタ25に接続されるデジタ
ル端末2の接続検出を行い、また28はピンク電話機1
の各部に電源を供給する電源部である。
【0010】ここで、CPU10は、電源部28から電
源が供給され起動されると、操作部13のダイヤル操作
情報や収容したデジタル端末2及びアナログ端末3から
の発呼情報の各監視を開始する。そして、I/O部14
を介して操作部13からのダイヤル情報が検出された場
合、硬貨処理部17への投入硬貨の金額情報またはカー
ド処理部18へ挿入されたカードの残度数情報をコント
ローラ19を介して入力し、これらの度数情報が有れ
ば、上記ダイヤル情報を回線Lを介してISDN網へ送
信する発呼プロトコルをIインターフェース回線制御部
21に対して行わせる。そして、相手の応答が検出され
ると、回線L→Iインターフェース回線制御部21→I
/O部22→通話回路24の経路上のBチャネルを介し
相手との間の通話経路を形成し、相手との間で通話が行
われる。この場合CPU10は、通話中に回線Lを介し
て到来する課金情報をIインターフェース回線制御部2
1を介して受信すると、硬貨処理部17に蓄積されてい
る硬貨の収納またはカード処理部18に挿入されている
カードの度数減算を行う。
【0011】また、CPU10は、S点コネクタ25に
接続されたデジタル端末2からの発呼情報をIインター
フェース回線制御部23を介して受信すると、同様にI
インターフェース回線制御部21により発呼のプロトコ
ルを実行させる。そして、相手の応答が検出されると、
回線L→Iインターフェース回線制御部21→I/O部
22→Iインターフェース回線制御部23の各経路上の
Bチャネルを経由してS点コネクタ25を介しデジタル
端末2と相手との間の通話経路を形成する。また、アナ
ログインターフェース部26に接続されたアナログ端末
3からの発呼情報を受信した場合も同様であり、この場
合も上記経路上のBチャネルを経由してアナログインタ
ーフェース部26を介しアナログ端末3と相手との間の
通話経路を形成する。
【0012】この場合、CPU10は、Iインターフェ
ース回線制御部23を介するデジタル端末2からの発呼
情報またはアナログ端末3からの発呼情報に課金停止情
報を付加して呼設定メッセージを作成しIインターフェ
ース回線制御部21からISDN網へ送信させるため、
ISDN網側からは課金情報は送信されず、したがっ
て、デジタル端末2またはアナログ端末3を介する通話
に対しては課金されることがないようにできる。
【0013】図2は、このようなデジタル端末2または
アナログ端末3からの発呼情報を受信してISDN交換
機であるISDN網側へ課金停止情報を送信するピンク
電話機1の動作を示すシーケンス図である。まず、図2
(a)に示すデジタル端末2から発呼情報を受信した場
合の動作から説明する。即ち、デジタル端末2はピンク
電話機1を介して発呼する場合、ピンク電話機1に対し
て発呼情報を示す呼設定メッセージをピンク電話機1へ
送信する。これに対しピンク電話機1では、デジタル端
末2からの発呼情報である呼設定メッセージを受信する
と、この発呼情報に課金停止情報を付加した呼設定メッ
セージを作成し回線Lを介してISDN交換機へ送信す
る。そしてこの送信された呼設定メッセージに対しIS
DN交換機側から発呼の許容を示す受付メッセージが到
来すると、ピンク電話機1はこれを受信してデジタル端
末2へ発呼を許可するための受付メッセージ送信し、回
線L→Iインターフェース回線制御部21→I/O部2
2→Iインターフェース回線制御部23→S点コネクタ
25→デジタル端末2の通話経路を形成する。この結
果、デジタル端末2を介し相手との間で通話が開始され
る。
【0014】次に、アナログ端末3から発呼情報を受信
した場合のピンク電話機1の動作を図2(b)のシーケ
ンス図に基づいて説明する。アナログ端末3はピンク電
話機1を介して発呼する場合、まずオフフックによるル
ープを形成する。するとピンク電話機1内のアナログイ
ンターフェース部26を介しダイヤルトーンがアナログ
端末3へ送出される。続いてアナログ端末3側において
ダイヤル操作が行われてダイヤル信号がピンク電話機1
へ送出されると、ピンク電話機1側ではこのダイヤル信
号を受信し、規定の桁数受信した時点でこれを発呼情報
とし、この発呼情報に課金停止情報を付加した呼設定メ
ッセージを作成してISDN交換機へ送信する。そして
この送信された呼設定メッセージに対しISDN交換機
側から発呼の許容を示す受付メッセージが到来すると、
ピンク電話機1は、回線L→Iインターフェース回線制
御部21→I/O部22→Iインターフェース回線制御
部23→アナログインターフェース部26→アナログ端
末3の通話経路を形成し、この結果アナログ端末3を介
し相手との間で通話が開始される。
【0015】このように、ISDNのデジタル課金回線
である回線Lに接続されるピンク電話機1にデジタル端
末2或いはアナログ端末3を収容し、それぞれの端末か
ら発呼した場合、ピンク電話機1側ではこの発呼情報に
課金停止情報を付加してISDN網へ送信することによ
り、ISDN網から課金情報が返送されないようにでき
るため、各端末からの発呼が可能になり、一方ピンク電
話機1から発呼した場合の通話に対してはISDN網か
ら課金情報が送信される。店舗併用住宅内の人は一般の
ISDN回線に接続されるデジタル端末2やアナログ回
線に接続されるアナログ端末を用いて通常の通話を行う
ことができ、また、店舗のお客に対しては、ピンク電話
機1を用いて硬貨またはカードによる通話を行わせるこ
とができる。また、デジタル端末2やアナログ端末3を
改造せずにそのままピンク電話機1へ接続することがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ジタル公衆電話機に収容したデジタル端末からの発呼情
報を受信した場合、この発呼情報に課金停止情報を付加
してデジタル課金回線へ送信するようにしたため、収容
したデジタル端末からデジタル課金回線に対する発呼が
可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル公衆電話機の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】上記デジタル公衆電話機の動作を示すシーケン
ス図である。
【符号の説明】
1 デジタルピンク公衆電話機 2 デジタル端末 3 アナログ端末 10 CPU 21,23 Iインターフェース回線制御部 22 I/O部 25 S点コネクタ 26 アナログインターフェース部 27 パラレルI/O部 L デジタル課金回線
フロントページの続き (72)発明者 原 博信 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−336269(JP,A) 特開 平5−160926(JP,A) 実開 平3−77549(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 15/00 H04M 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル課金回線に接続できない端末を
    収容したデジタル公衆電話機において、 前記端末からの発呼情報の受信時にこの発呼情報に課金
    停止情報を付加して前記デジタル課金回線へ送信する手
    段を備えたことを特徴とするデジタル公衆電話機。
JP9508693A 1993-03-31 1993-03-31 デジタル公衆電話機 Expired - Lifetime JP2864320B2 (ja)

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JPH06291887A JPH06291887A (ja) 1994-10-18
JP2864320B2 true JP2864320B2 (ja) 1999-03-03

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