JPH09284264A - Fm文字多重放送用受信機 - Google Patents

Fm文字多重放送用受信機

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JPH09284264A
JPH09284264A JP8091011A JP9101196A JPH09284264A JP H09284264 A JPH09284264 A JP H09284264A JP 8091011 A JP8091011 A JP 8091011A JP 9101196 A JP9101196 A JP 9101196A JP H09284264 A JPH09284264 A JP H09284264A
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frame
bic
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    • HELECTRICITY
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    • H04H40/18Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット通信において、受信データのブロッ
ク番号と受信機のフレーム用ブロックカウンタの同期ず
れが生じた際における不具合を低減,防止する。 【解決手段】 フレーム同期時に、BIC検出回路2に
よって受信データから検出されるBIC1〜4と、フレ
ーム用ブロックカウンタ6の値から生成されるBIC番
号とをフレーム同期判定回路5で比較し、その比較結果
に基づいてD/P異常判定回路8が異常を検出したと
き、その異常の履歴をD/P異常履歴記憶回路9に記憶
し、パケットずれ判定回路10によってパケットずれを
判定してそのパケットをエラーパケットとして処理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はFM文字多重放送
用受信機に関し、特に、FM文字多重放送に多重されて
放送局から送出されるディジタルデータを受信するよう
なFM文字多重放送用受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】FM文字多重放送は、FM放送に文字,
図形などのディジタル情報を多重して放送するものであ
る。FM文字多重放送用受信機は、多重された信号から
データとクロックを再生して使用する。
【0003】図8はパケット構成を示し、図9はフレー
ム構成を示し、図10は同期ずれを説明するための図で
ある。
【0004】図8において、データはブロックごとに図
8に示すようなパケット構成となっており、BICと称
される予め決められたブロック識別符号と、情報ビット
と、チェック符号を有している。このようなデータパケ
ットは、図9に示すようにブロック番号1〜272が付
されている。ブロック番号1〜272によって1フレー
ムが構成され、パケット単位の誤り訂正(横訂正)と、
1フレーム単位の誤り訂正(縦横訂正)が行なわれる。
受信機では、受信データ列からBICパターンを抽出す
ることにより、ブロックの区切りを判定する。そして、
BICパターンの複数回を検出することによりブロック
同期が確立していることを判定し、BICパターンの複
数回数を未検出であれば同期外れであることを判定す
る。ブロック同期外れ時は、予め定められた回数(ブロ
ック同期の後方保護数)およびBICを1パケット間隔
(BIC検出タイミングごと:内部のBIC検出タイミ
ングカウンタにより生成する)に連続して検出すること
により、ブロックの同期確立と判定する。これをブロッ
ク同期後方保護と称する。ブロック同期中は予め定めら
れた回数(ブロック同期の前方保護数)およびBICを
1パケット間隔(BIC検出タイミングごと)に連続し
て検出できなかったことにより、ブロックの同期外れと
判定する。これをブロック同期前方保護と称する。
【0005】フレームを構成する272のパケットは、
ブロック番号に対応したBICが割付けられる。1フレ
ームにはブロック番号1,14,137および150の
4箇所にブロック番号を特定できるポイントであるBI
Cの変化点が設けられている。このBICの変化点の複
数回数検出したかあるいは未検出かによりフレーム同期
の同期確立であるかあるいは同期外れであるかの判定が
行なわれる。フレーム同期外れ時は、予め定められた回
数(フレーム同期の後方保護数)およびBICの変化点
をBICの変化点検出タイミングごとに連続して検出す
ることによりフレームの同期確立と判定される(フレー
ム同期後方保護)。フレーム同期中は、予め定められた
回数(フレーム同期の前方保護数)だけBICの変化点
をBICの変化点検出タイミングごとに連続して検出で
きなかったときには、フレームの同期外れと判定される
(フレーム同期前方保護)。
【0006】データパケットであるかあるいはパリティ
パケットであるかのパケット種別の判定は、受信データ
から抽出したBICパターンがデータパケットのBIC
1〜3であるかあるいはパリティパケットのBIC4で
あるかにより判定する方法と、受信機のフレーム用ブロ
ックカウンタの値からパケット種別を判定する方法があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】フレーム同期中は、受
信データのブロック番号と、受信機のフレーム用ブロッ
クカウンタが同期した状態であるが、ノイズなどによる
ブロック同期外れおよびブロック同期の誤同期などによ
り、受信データのブロック番号と、受信機のフレーム用
ブロックカウンタとの同期ずれが発生する場合がある。
たとえば、フレーム同期中に、電界強度が低下したり、
マルチパスやフェージングなどのノイズの影響などによ
り受信状態が悪化し、ブロック同期が外れる場合があ
る。ブロック同期が外れた状態では、受信機はブロック
同期の後方保護処理を行ない、受信データ列からBIC
パターンを抽出する。受信データ列中には、BICと同
じビットパターンを持つデータ列が存在する場合があ
り、かつBICと同じビットパターンがBICの検出タ
イミングであるパケット周期でブロック同期の後方保護
数以上発生した場合には、ブロック同期が正規のBIC
以外のタイミングで確立するというブロック同期の誤同
期が発生する場合がある。
【0008】ブロック同期の誤同期を発生させたBIC
と同じビットパターンは、規則的に付加される正規のB
ICとは異なり偶発的に発生するものであり、ブロック
同期の誤同期はブロック同期の前方保護により解消され
る。すなわち、BICパターンが検出できなくなり、ブ
ロック同期外れ状態になり、いずれは正規のブロック同
期が確立する。
【0009】受信機のフレーム用ブロックカウンタは、
受信パケットごとにカウントするため、ブロック同期外
れ状態では受信機で生成するパケットタイミング信号
(ダミータイミング信号)でカウント動作を継続し、ブ
ロック同期が確立した際に、受信パケットによるカウン
ト動作に切換わる。切換わりの際にカウント動作の同期
処理が行なわれ、同期処理は受信機で生成するパケット
タイミングと受信データによるパケットタイミングとの
誤差を補正する処理であり、たとえば受信機で生成する
パケットタイミングでカウント直後にブロック同期が確
立し、受信パケットによるカウント要因が発生した場合
は、受信パケットによるカウント要因を無視する。ま
た、受信機で生成するパケットタイミングでカウント直
前にブロック同期が確立し、受信パケットによるカウン
ト要因が発生した場合は、受信パケットによるカウント
要因でカウント動作を行なう。
【0010】カウント動作の同期処理は、正規のブロッ
ク同期時には有効であるが、ブロック同期の誤同期が発
生した場合は、本来カウント動作が不要なタイミングで
カウントし、また逆に本来カウント動作が必要なタイミ
ングでカウントしない場合が発生する。それによって、
受信データのブロック番号と、受信機のフレーム用ブロ
ックカウンタの同期ずれが起こる。このような同期ずれ
が発生した場合は、フレーム用ブロックカウンタで生成
するBICの変化点検出タイミングで受信データのBI
Cの変化点を検出できないため、フレーム同期の前方保
護処理を経てフレーム同期外れ状態となり、フレーム同
期の再同期処理モードになって、新たに同期検出を行な
うが、前方保護期間中には、前方保護8回の場合は約2
フレーム分(約10秒:約380データパケット)がフ
レーム同期中のデータとして処理される。
【0011】受信データとフレーム用ブロックカウンタ
の計数値の同期ずれが1または2パケットの場合、約1
64パケットのパリティパケットが受信機のフレーム用
ブロックカウンタの値からパケット種別を判定した場合
に、データパケットとして誤判定され、同数のデータパ
ケットがパリティパケットとして誤判定される。パリテ
ィパケットとして誤判定されたデータパケットのデータ
は、番組作成用には使用されない。また、パリティパケ
ットは正常なデータパケットとして扱われる。
【0012】その際、次のような不具合を生じる場合が
ある。パリティパケットをデータパケットとして扱って
しまうため、正常なデータパケットと組合わされて番組
が生成される。番組用のパリティチェックでエラー検出
した場合は、正常なデータパケットのデータとともに破
棄される。このため、正規データも破棄されるため、再
度データの受信が必要になる。一方、エラー検出しなか
った場合は、該当番組を表示した際に、不具合のある表
示を行なってしまう。
【0013】番組の未完成データが番組編集バッファま
たは受信バッファにゴミデータとして残ってしまう。こ
の場合、上述のバッファの有効使用領域が減少するた
め、正規データの処理効率が低下し、番組の作成効率が
落ち、最悪の場合はゴミデータでバッファが満杯になっ
てしまったり、新規の番組を生成できなくなり、受信不
可能となる。このような不具合は、フレーム同期の再同
期処理により、正規のフレーム同期が確立した後にも影
響が継続してしまう。
【0014】それゆえに、この発明の主たる目的は、パ
ケット通信において、受信データのブロック番号と受信
機のフレーム用ブロックカウンタの同期ずれが生じた際
における不具合を低減かつ防止し得るFM文字多重放送
用受信機を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
予め定められたデータビットとパリティビットとでパケ
ットを構成し、そのパケットでフレームを構成してデー
タ転送を行ない、パケットの先頭に付加された同期検出
用の信号を検出してブロック同期を判定し、同期信号の
変化点を検出することによりフレーム同期を判定するF
M文字多重放送用受信機において、フレーム同期中の1
フレーム分のパケット数を計数し、データパケットであ
るかあるいはパリティパケットであるかを判定するため
のカウンタ手段と、同期検出用の信号から判定されたパ
ケット種別とカウンタ手段によって判定されたパケット
種別とを比較し、両者が異なったとき異常処理信号を出
力する処理手段を備えて構成される。
【0016】請求項2に係る発明は、予め定められたデ
ータビットとパリティビットとでパケットを構成し、そ
のパケットでフレームを構成してデータ転送を行ない、
パケットの先頭に付加された同期検出用の信号を検出し
てブロック同期を判定し、同期信号の変化点を検出する
ことによりフレーム同期を判定するFM文字多重放送用
受信機において、フレーム同期中の1フレーム分のパケ
ット数を計数し、予め定める同期信号を判定するための
カウンタ手段と、フレーム期間中にカウンタ手段によっ
て判定された同期信号と受信データから検出された同期
信号とを比較し、両者が異なったときに異常処理信号を
出力する処理手段を備えて構成される。
【0017】請求項3に係る発明では、請求項1または
2の処理手段は、フレーム同期中にカウンタ手段によっ
て判定されたパケット種別または同期信号と、受信デー
タから検出された同期信号から判定されたパケット種別
または同期信号の比較結果を一定期間分格納する格納手
段と、格納された一定期間分の比較結果から異常発生の
発生頻度または発生回数を判定し、判定された発生頻度
または発生回数が予め定める発生頻度または発生回数に
達したことに応じて、フレーム同期を外し、フレームの
再同期処理に切換える手段を含む。
【0018】請求項4に係る発明では、請求項1または
2の処理手段は、フレーム同期中にカウンタ手段によっ
て判定されたパケット種別または同期信号と、受信デー
タから検出された同期信号から判定されたパケット種別
または同期信号の比較結果を一定期間分格納する格納手
段と、格納された比較結果と予め定める異常の発生パタ
ーンとを比較する比較手段と、予め定める値以上のパタ
ーンの一致が発生したことに応じて、フレーム同期を外
し、フレームの再同期処理に切換える手段を含む。
【0019】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施例のFM
文字多重放送用受信機の同期判定回路を示すブロック図
である。図1において、同期判定回路は、S/P変換器
1とBIC検出回路2とBIC検出タイミングカウンタ
3とブロック同期判定回路4とフレーム同期判定回路5
とフレーム用ブロックカウンタ6とダミータイミングカ
ウンタ7とを含み、さらにこの発明の特徴となるD/P
異常判定回路8とD/P異常履歴記憶回路9とパケット
ずれ判定回路10とを含む。
【0020】S/P変換器1はシリアルな受信データを
パラレルなデータに変換するものであって、たとえばシ
フトレジスタで構成される。BIC検出回路2はS/P
変換器1から入力されるパラレルデータと、内部に記憶
しているBICのパターンの比較を行なう。BICの比
較は、BIC検出タイミングカウンタ3で生成されるタ
イミングで行なわれる。BIC検出回路2はBIC検出
の有無を示すBICEX信号を出力するとともに、検出
したBICのBIC番号(BIC1〜4)と、BICパ
ターンによるデータパケット/パリティパケット判定を
示すD/P1信号を出力する。ここで、BIC1〜3は
データパケットであり、BIC4がパリティパケットと
なる。図1ではBICEX信号とD/P1信号を合わせ
てS1で記載している。
【0021】BIC検出タイミングカウンタ3はBIC
検出のタイミング信号を生成する。このタイミング信号
はブロック同期状態では、ダミータイミングカウンタの
初期化信号として使用され、ダミータイミングカウンタ
7と受信データパケットのタイミング同期を行なう。ブ
ロック同期判定回路4はブロック同期状態の判定を行な
うものであって、BIC検出タイミングカウンタ3で生
成されたタイミング信号に基づいて、BIC検出回路2
から入力されるBIC検出の有無信号を判定することに
より、ブロック同期状態を判定する。ここで、ブロック
同期状態ではブロック同期の前方保護を行ない、同期外
れ判定の場合には後方保護処理を行なう。
【0022】フレーム同期判定回路5はフレーム同期状
態の判定を行なう回路であって、内部に2パケット分の
BIC情報を記憶する記憶回路を含み、フレーム用ブロ
ックカウンタ6で生成されたタイミング信号に基づいて
BICの変化点を判定することにより、フレーム同期状
態を判定する。フレーム用ブロックカウンタ6はBIC
変化点のタイミングであるフレーム同期判定用タイミン
グ信号を生成するとともに、その計数値をデコードして
フレーム同期時に有効なデータパケット/パリティパケ
ット判定信号D/P2信号(S2)を出力する。
【0023】ダミータイミングカウンタ7は、フレーム
用ブロックカウンタ6のカウンタタイミング生成用のカ
ウンタであり、ブロック同期時にはBIC検出タイミン
グ信号で初期化され、BICタイミング信号である受信
データと同期してタイミング信号を生成する。なお、B
IC検出タイミング信号をフレーム用ブロックカウンタ
6に与え、ブロック同期時はその信号でフレーム用のブ
ロックを計数するようにしてもよい。また、ダミータイ
ミングカウンタ7はブロック同期外れ時には、このダミ
ータイミングカウンタ7で生成されるダミーのパケット
タイミングでタイミング信号を生成する。以上の構成
は、従来例と同じである。
【0024】次に、この発明の特徴となるD/P異常判
定回路8とD/P異常履歴記憶回路9とパケットずれ判
定回路10について説明する。D/P異常判定回路8は
フレーム同期時のデータパケット/パリティパケット判
定の有効性を判定する。その判定結果はD/P異常履歴
記憶回路9に与えられる。D/P異常履歴記憶回路9は
D/P異常判定結果を予め定められた期間分(たとえば
8パケット分)記憶するものであり、たとえばシフトレ
ジスタで構成され、その出力はパケットずれ判定回路1
0に与えられる。パケットずれ判定回路10はD/P異
常履歴記憶回路9に記憶された内容と、予め定められた
ビットずれ判定パターンとの比較を行なう。
【0025】図3は正常パターンの例を示す図であり、
図4〜図6は異常パターンの例を示す図である。
【0026】次に、図1〜図6を参照して、この発明の
第1の実施形態の具体的な動作について説明する。S/
P変換器1のシリアルな受信データをパラレルデータに
変換し、BIC検出回路2はS/P変換器1から入力さ
れるパラレルデータと内部に記憶しているBICパター
ンの比較を行ない、BIC検出の有無,検出したBIC
のBIC番号と、BICパターンによるデータパケット
/パリティパケット判定の結果を出力する。ブロック同
期判定回路4はBIC検出の有無信号を判定することに
よりブロック同期状態を判定する。
【0027】フレーム同期判定回路5はフレーム用ブロ
ックカウンタ6で生成されたタイミング信号に基づい
て、BIC検出回路2から与えられるBICの変化点を
判定してフレーム同期状態を判定する。フレーム用ブロ
ックカウンタ6はフレーム同期用判定タイミング信号を
生成するとともに、その計数値をデコードしてフレーム
同期時に有効なデータパケット/パリティパケット判定
信号を出力する。これらのBIC検出回路2,ブロック
同期判定回路4,フレーム同期判定回路5,フレーム用
ブロックカウンタ6のそれぞれの出力はエラー情報とし
てCPU(図示せず)に出力される。
【0028】次に、この発明の特徴となるD/P異常判
定回路8とD/P異常履歴記憶回路9とパケットずれ判
定回路10の動作について説明する。D/P異常判定回
路8はフレーム用ブロックカウンタ6の出力と受信デー
タのカウントずれに起因するパケットずれによるデータ
パケットとパリティパケットの判定間違いによる不具合
を検出する。すなわち、番組復号用のCPUがパリティ
パケットをデータパケットとして取込む不具合を予防す
るために、D/P異常判定回路8の判定出力がエラー情
報としてCPUに出力されるとともに、パケットずれ検
出のためにD/P異常履歴記憶回路9に出力される。こ
の判定の有効条件は、フレーム同期およびブロック同期
が確立した状態となる。
【0029】FM文字多重放送の伝送フォーマットで
は、前述の図9に示したように、ブロック番号の14番
〜136番および151番〜272番まではデータパケ
ットにパリティパケットがインタリーブされて送出さ
れ、データパケット2パケット,パリティパケット1パ
ケットの3パケットサイクル受信される。パケットずれ
が発生した場合は、上述のブロック番号の14番〜13
6番および151番〜272番で送出されるパリティパ
ケットがデータパケットとして処理され、あるいはデー
タパケットがパリティパケットとして処理されてしまう
不具合が発生する。フレーム用ブロックカウンタ6と受
信データのカウントずれが発生した場合、そのずれ幅が
図6に示すように3の倍数の場合は、ほとんどのパリテ
ィパケットはパリティパケットのタイミングで出力され
るため、不具合の影響は少ない。この場合、BICの変
化点近辺の不具合が発生するが、ずれ数を3で割った商
の数分に収まる。ところが、図4および図5に示すよう
に、ずれ幅が3の倍数以外の場合、(3の倍数±1,±
2の場合)はパリティパケット分(82パケット/フレ
ーム)上述の不具合が発生する。発生するパターンはB
IC変化点近傍を除いて“110”の繰返し(“1:異
常検出,1:異常検出,0:正常”の繰返し)となる。
【0030】なおCPUに出力されるデータは、データ
パケットとして出力されるパケットのみであり、カウン
トずれによりパリティパケットとして判定されたデータ
パケットは、誤り訂正後に破棄され、番組復号用CPU
へは出力されない。よって、CPUに出力される上述の
異常パターンの発生パターンは、“1010”の繰返し
パターンとなる。番組復号CPUに出力する異常信号
は、以下の条件D/P1と異常判定結果でも同等とな
る。フレーム同期時(ON時)の最終D/P判定は、図
2に示すように内部D/P判定(D/P2)で行なわ
れ、最終D/P判定でD2のデータがCPUに出力され
る。データパケットに関して、異常判定結果1あるいは
受信D/P判定(D/P1)の結果がパリティパケット
(P1)の場合は同じ論理となる。
【0031】判定対象のパケットずれは、3の倍数以外
(3の倍数±1,±2)の場合とされる。3の倍数の場
合は、前述のごとく不具合の影響が少ないため、従来の
フレーム同期処理(前方保護/後方保護)で行なわれ
る。3の倍数以外のパケットずれでは、BICの変化点
近傍では、異常判定結果が“110”パターンの繰返し
で発生する。D/P異常履歴記憶回路9に格納された異
常判定結果と、たとえば“11011011”:8パケ
ット分の場合のパターンと比較し、比較結果が図1の信
号S3としてパケットずれ判定回路10から出力され
る。比較結果が一致した場合は、信号S3がアクティブ
になり、番組復号用のCPUにパケットずれ検出を認識
させるとともに、フレーム同期を解除(フレーム外れ状
態)にする。
【0032】なお、上述の説明では、異常判定結果と予
め定めるパターンとを比較するようにしたが、予め定め
られた期間(たとえば8パケット)の異常判定数が、予
め定められた値(たとえば4パケット)以上の場合にパ
ケットずれと判定するようにしてもよく、あるいは異常
検出でインクリメントし、正常検出でデクリメントする
カウンタを使用し、カウンタの値が予め定められた値以
上の場合にパケットずれと判定するようにしてもよい。
いずれの場合も前述の異常判定の発生パターンを前提と
しており、パケットずれが3の倍数以外を対象とする。
【0033】また、上述の実施の形態では、パケットず
れ判定回路10から直接フレーム同期を解除する例につ
いて説明したが、番組復号用のCPUがフレーム同期を
解除する手段として、たとえばハードウェアリセットな
どによりフレーム同期を解除するようにしてもよい。
【0034】図7はこの発明の第2の実施形態を示すブ
ロック図である。前述の実施形態では、データパケット
とパリティパケットの判定で異常判定およびパケットず
れ判定を行なうようにしたが、この実施の形態ではBI
C判定で行なうようにしたものである。このために、図
1に示したD/P異常判定回路8とD/P異常履歴記憶
回路9に代えて、D/P判定回路11とBIC異常判定
回路12とBIC異常履歴記憶回路13とが設けられ
る。
【0035】この実施形態では、1フレームをBICパ
ターンごとに以下のように3ブロックに分類する。
【0036】 ブロック1(b1):ブロック番号1〜13 ブロック2(b2):ブロック番号137〜149 ブロック3(b3):ブロック番号14〜136および
ブロック番号150〜272 BIC検出回路2は、受信データから判定したBIC
(BIC1〜4)を判定する。フレーム用ブロックカウ
ンタ6では、その計数値をデコードし、ブロック1〜3
と内部BIC(IBIC1〜4)を生成する。D/P判
定部11では、上述のBICおよび内部BICからデー
タパケット/パリティパケットの判定を行なう。判定方
法は、フレーム同期外れ時にはBIC検出回路2から出
力されるBIC信号を判定し、フレーム同期時はフレー
ム用ブロックカウンタ6で生成する内部BICで判定す
る。
【0037】この判定式は下記のとおりである。 データパケット=not(FRMLOCK)・(BIC
1+BIC2+BIC3)+FRMLOCK・(IBI
C1+IBIC2+IBIC3) FRMLOCK:フレーム同期中‘1’、フレーム同期
外れ時‘0’ ‘・’:and、‘+’:or BIC異常判定回路12は、フレーム同期状態でのBI
C異常を判定する。ここで、BIC異常とは、受信デー
タから検出するBICとフレーム用ブロックカウンタ6
から生成する内部BICの不一致のことである。判定式
は、以下のとおりである。
【0038】BIC異常判定=FRMLOCK・(b1
・(BIC2+BIC3+BIC4)+b2・(BIC
1+BIC3+BIC4)+b3・BIC3・(BIC
1+BIC2+BIC4)+b3・BIC4・(BIC
1+BIC2+BIC3) BIC異常履歴記憶回路13はBIC異常判定回路12
で判定された異常の履歴を記憶する。そして、パケット
ずれ判定回路10は図1の実施形態と同様にして、BI
C異常履歴記憶回路13に格納された内容と、予め定め
られたビットずれパターンとの比較を行ない、比較結果
が一致した場合は信号S3をアクティブにし、番組復号
用のCPUにパケットずれ検出を認識させるとともに、
フレーム同期を解除にする。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、フレ
ーム同期中の1フレーム分のパケット数を計数し、デー
タパケットであるかあるいはパリティパケットであるか
のパケット種別を判定するかあるいは予め定める同期信
号を判定し、判定されたパケット種別あるいは同期信号
とブロック同期から判定されたパケット種別または受信
データから検出された同期信号とを比較し、両者が一致
しなかったときに異常であることを判別するようにした
ので、受信パケットずれによるデータパケットとパリテ
ィパケットの誤判定を防止することができる。しかも、
その誤判定による受信機の動作不具合を防止し、フレー
ムの再同期処理の効率化を図ることができ、受信効率も
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態における受信機の同
期判定回路のブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施形態における異常判定表
を示す図である。
【図3】この発明の実施形態における正常パターンの例
を示す図である。
【図4】異常パターンの第1の例を示す図である。
【図5】異常パターンの第2の例を示す図である。
【図6】異常パターンの第3の例を示す図である。
【図7】この発明の第2の実施形態の受信機の同期判定
回路のブロック図である。
【図8】FM文字多重放送用受信機で使用されるパケッ
ト構成を示す図である。
【図9】同じくフレーム構成を示す図である。
【図10】受信データとフレーム用ブロックカウンタの
同期ずれを説明するための図である。
【符号の説明】
1 S/P変換器 2 BIC検出回路 3 BIC検出タイミングカウンタ 4 ブロック同期判定回路 5 フレーム同期判定回路 6 フレーム用ブロックカウンタ 7 ダミータイミングカウンタ 8 D/P異常判定回路 9 D/P異常履歴記憶回路 10 パケットずれ判定回路 11 D/P判定回路 12 BIC異常判定回路 13 BIC異常履歴記憶回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められたデータビットとパリティ
    ビットとでパケットを構成し、そのパケットでフレーム
    を構成してデータ転送を行ない、前記パケットの先頭に
    付加された同期検出用の信号を検出してブロック同期を
    判定し、同期信号の変化点を検出することによりフレー
    ム同期を判定するFM文字多重放送用受信機において、 前記フレーム同期中の1フレーム分のパケット数を計数
    し、データパケットであるかあるいはパリティパケット
    であるかを判定するためのカウンタ手段、および前記同
    期検出用の信号から判定されたパケット種別と前記カウ
    ンタ手段によって判定されたパケット種別とを比較し、
    両者が異なったとき、異常処理信号を出力する処理手段
    を備えた、FM文字多重放送用受信機。
  2. 【請求項2】 予め定められたデータビットとパリティ
    ビットとでパケットを構成し、そのパケットでフレーム
    を構成してデータ転送を行ない、前記パケットの先頭に
    付加された同期検出用の信号を検出してブロック同期を
    判定し、同期信号の変化点を検出することによりフレー
    ム同期を判定するFM文字多重放送用受信機において、 前記フレーム同期中の1フレーム分のパケット数を計数
    し、予め定める同期信号を判定するためのカウンタ手
    段、およびフレーム期間中に前記カウンタ手段によって
    判定された同期信号と受信データから検出された同期信
    号とを比較し、両者が異なったときに異常処理信号を出
    力する処理手段を備えた、FM文字多重放送用受信機。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、 前記フレーム同期中に前記カウンタ手段によって判定さ
    れたパケット種別または同期信号と、受信データから検
    出された同期信号から判定されたパケット種別または同
    期信号の比較結果を一定期間分格納する格納手段と、 前記格納手段によって格納された一定期間分の比較結果
    から異常発生の発生頻度または発生回数を判定する判定
    手段と、 前記判定手段によって判定された発生頻度または発生回
    数が予め定める発生頻度または発生回数に達したことに
    応じて、フレーム同期を外し、フレームの再同期処理に
    切換える手段を含む、請求項1または2のFM文字多重
    放送用受信機。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、 前記フレーム同期中に前記カウンタ手段によって判定さ
    れたパケット種別または同期信号と、受信データから検
    出された同期信号から判定されたパケット種別または同
    期信号の比較結果を一定期間分格納する格納手段と、 前記格納手段によって格納された比較結果と、予め定め
    る異常の発生パターンとを比較する比較手段と、 前記比較手段によって予め定める値以上のパターンの一
    致が発生したことに応じて、フレーム同期を外し、フレ
    ームの再同期処理に切換える手段を含む、請求項1また
    は2のFM文字多重放送用受信機。
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