JPH09282900A - メモリモジュール - Google Patents

メモリモジュール

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JPH09282900A
JPH09282900A JP8089137A JP8913796A JPH09282900A JP H09282900 A JPH09282900 A JP H09282900A JP 8089137 A JP8089137 A JP 8089137A JP 8913796 A JP8913796 A JP 8913796A JP H09282900 A JPH09282900 A JP H09282900A
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input
terminal
memory
memory module
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JP8089137A
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Yoichi Ushida
陽一 牛田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/88Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring with partially good memories
    • G11C29/883Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring with partially good memories using a single defective memory device with reduced capacity, e.g. half capacity
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/02Disposition of storage elements, e.g. in the form of a matrix array
    • G11C5/04Supports for storage elements, e.g. memory modules; Mounting or fixing of storage elements on such supports

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを低減させることができるメモリ
モジュールを提供する。 【解決手段】 各メモリ素子1〜3の端子DQ0’〜D
Q2’に対応するビットに欠陥がないときは各々ジャン
パーチップ搭載パッド5の被選択パッド5a〜5cと選
択パッド5d〜5fをそれぞれジャンパーチップ6によ
り接続し、各メモリ素子1〜3の端子DQ0’〜DQ
2’を外部基板端子4に接続し、いずれかのビットに欠
陥があるときは欠陥のあるビットに対応する端子DQ
0’〜DQ2’が接続されている選択パッド5d〜5f
の代わりに、対応する選択パッド5g〜5iを被選択パ
ッド5a〜5cに接続して、対応するメモリ素子1〜3
の端子DQ3’を外部基板端子に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部に接続する各
種信号端子と回路形成を行った印刷配線板上に複数のメ
モリ素子(DRAM、SRAM等)を実装して構成され
るメモリモジュールに関し、特に欠陥ビットを有するメ
モリ素子を用いて構成することができるメモリモジュー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ、ワ
ークステーション等の情報処理機器では、メモリ構成
(容量、ビット構成等)を容易に変更するために、複数
のメモリ素子をプリント基板等に実装したメモリモジュ
ールが用いられている。このようなメモリモジュールに
は多くの種類があり、例えば米国特許第4,656,6
05号に一辺に30本の端子を有する矩形のプリント基
板上に8乃至9個のメモリ素子を実装したSIMM(Si
ngle Inline Memory Module )が記載されている。
【0003】また、一辺に30乃至72ピンのカードエ
ッジコネクタを形成した矩形のプリント基板上にメモリ
素子を実装したSIMM、一辺に168ピンの両面カー
ドエッジコネクタを形成したプリント基板上にメモリ素
子を実装したDIMM(DualInline Memory Module )
あるいはクレジットカード大のカード内にメモリ素子を
実装したメモリカードといったメモリモジュール等も一
般的に用いられている。
【0004】このようなメモリモジュール等に使用され
ているメモリ素子は年々高集積化が進み、大容量、高機
能化が著しい。このため、このようなメモリ素子の製造
時に要求される技術的条件が厳しくなっている。このよ
うなメモリ素子は、一般的に、Nワード(Nを2の累
乗、例えば256キロワード(218)、1メガワード
(220)等とすることが多い。)×Iビットの構成のメ
モリとして用いることが前提となっているため、1ビッ
トでも欠陥があるとNワード×Iビットの情報を記憶す
ることができず、不完全動作品とされる。
【0005】このため、予めメモリ素子に冗長ビットを
設けておき、製造時に切り換え回路による切り換えある
いはヒューズの切断等により欠陥が生じたビットを冗長
ビットに置き換え得る構成としたメモリ素子が知られて
いる。このようなメモリ素子では、製造時に欠陥ビット
の検出を行い。検出された欠陥ビットを冗長ビットに置
き換えるようになっている。これにより、欠陥ビットの
生じたメモリ素子を良品化し、メモリ素子の歩留まりを
向上させることが行われている。
【0006】しかしながら、上述のように欠陥ビットを
冗長ビットに置き換えを行う場合には、メモリ素子をパ
ッケージ化した後では、外部から切り換え回路による切
り換えを行うことができない。
【0007】しかしながら、このように冗長ビットを設
けておき欠陥ビットを冗長ビットに置き換え得る構成と
しておいても、切り換え回路による切り換えを制御する
ための制御端子は一般にパッケ−ジ外には接続されない
ため、メモリ素子をパッケージ化した後では、外部から
切り換え回路による切り換えを行うことができない。従
って、パッケージ化した後にメモリ素子内のビットの欠
陥を見つけた場合では、切り換えによる許容範囲の欠陥
であっても修復することができない。
【0008】このような欠陥を生じたメモリ素子を単品
で修復することは難しいが、プリント基板上に複数のメ
モリ素子を実装して構成されるメモリモジュールに用い
る場合であれば、多少欠陥ビットがあるメモリ素子でも
プリント基板上に設けた切り換え回路等により欠陥ビッ
トを使用しないようにすれば使用することができる。メ
モリモジュールは、ワード長、ワード数等のメモリモジ
ュールとしての機能、特性さえ満足できれば欠陥ビット
があるメモリ素子及び切り換え回路等の付加回路を搭載
することができるので、欠陥ビットが生じたメモリ素子
を有効利用できる製品の一つである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】メモリモジュールでは
プリント基板上の実装スペース等の関係から切り換え回
路を複雑な構成とすることが難しいため、プリント基板
上に印刷された配線パターンによる簡単な切り換え回路
が用いられる。このような切り換え回路は、例えば4ビ
ット構成の1ワード中の特定の1ビットに欠陥を有する
メモリ素子の欠陥が生じていない3ビット分の入出力端
子をメモリモジュールの入出力端子に接続するようにな
っている。
【0010】しかしながら、ランダムな位置に欠陥を有
する複数のメモリ素子を用いてメモリモジュールを構成
する場合に、このような配線パターンによる切り換え回
路を用いると、メモリ素子の欠陥発生位置の組み合わせ
毎に配線パターンを用意する必要があるため、実現が困
難である。
【0011】このため、同一のビットに欠陥があるメモ
リ素子のみを用いてメモリモジュールを構成することが
行われる。このように、同一の場所に欠陥が生じている
メモリ素子だけを集めてメモリモジュールを構成するこ
とにより、ランダムに組み合わせた場合に比較してメモ
リ素子の欠陥発生位置の組み合わせ数を減少させること
ができ、配線パターンの種類を減少させることができ
る。
【0012】しかし、このような切り換え回路を用いる
場合には、メモリ素子を欠陥の生じた場所によって分類
し、分類したメモリ素子毎にプリント基板を変更して製
造を行う必要があるため製造効率が悪い。
【0013】本発明は、上述のような問題点に鑑みてな
されたものであり、欠陥のあるメモリ素子を用いて構成
することができ、製造コストを低減することができるメ
モリモジュールを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメモリモジ
ュールは、複数のビットで1ワードが構成され、該1ワ
ード分の入出力端子を有する複数のメモリ素子と、各メ
モリ素子の入出力端子の合計数より少ない数のデータを
入出力するためのデータ入出力端子と、メモリ素子の入
出力端子とデータ入出力端子との接続を切り換える切り
換え手段を備え、各メモリ素子の入出力端子の内、欠陥
のないビットが接続されている入出力端子のみをデータ
入出力端子に接続する。
【0015】切り換え手段は、各メモリ素子の入力端子
に接続されたプリントパターンとデータ入出力端子に接
続されたプリントパターンを接続する導電性の部材から
構成してもよい。
【0016】また、さらに、外部の機器からの切り換え
指示を入力するための入力端子を備え、切り換え手段が
入力端子を介して入力される切り換え指示に基づいてメ
モリ素子の入出力端子とデータ入出力端子との接続を切
り換える構成としてもよく、さらに、切り換え指示を入
力する際に入力端子と切り換え手段を接続すると共に、
メモリモジュールに対する通常の書き込み・読み出し動
作時に入力端子と切り換え手段を切り離す接続切り換え
手段を備える構成としてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態に
係るメモリモジュールの構成を示すブロック図である。
このメモリモジュールは、同図中にその要部を示すよう
に、メモリ素子1、2、3と、メモリモジュールと外部
の機器との間でデータを入出力するための外部基板端子
4と、該外部基板端子4とメモリ1〜3の間の接続関係
を変更するためのジャンパーチップ搭載パッド5と、該
ジャンパーチップ搭載パッド5による切り換えを行うた
めのジャンパーチップ6とを備えている。
【0018】このようなメモリモジュールは、例えば一
辺に30ピンのカードエッジコネクタを形成した矩形の
プリント基板上にメモリ素子1〜3を実装して形成され
ており、1ワードが9ビットの構成となっており、全体
として9ビット×nワード(例えば256キロワード、
1乃至4メガワード)となっている。外部基板端子4は
カードエッジコネクタの30ピンの内の9ピン分(DQ
0〜DQ8)の入出力端子に相当する。
【0019】各々のメモリ素子1〜3は、各々1ワード
が4ビットで構成されており、4ビット×nワード(例
えば256キロワード、1乃至4メガワード)の記憶容
量を有する。また、これらのメモリ素子1〜3は1ワー
ド(4ビット)の内の任意の1ビットのみが欠陥ビット
となっており、その表面にどのビットが欠陥ビットであ
るのかを示す表示7が設けられている。なお、この表示
は、製造時に表示しておき、製造終了後に消去されるよ
うにしてもよい。
【0020】これらのメモリ素子1〜3では、全てのワ
ードにおいて表示7によって示された特定の1ビット以
外には欠陥が存在しないため、3ビット×nワードのメ
モリとしてならば使用することができる。このため、メ
モリ素子1の入出力端子DQ0’〜DQ3’の内の欠陥
ビット以外の3ビット分の入出力端子は、ジャンパーチ
ップ搭載パッド5を介して外部基板端子4の3ビット分
の端子DQ0〜DQ2に接続され、同様に、メモリ素子
2、3の欠陥ビット以外の3ビット分の入出力端子も、
各々ジャンパーチップ搭載パッド5を介して外部基板端
子4の端子DQ3〜DQ5、DQ6〜DQ8に接続され
る。
【0021】各ジャンパーチップ搭載パッド5は、上述
のプリント基板の配線面上に形成されており、各々外部
基板端子4の3ビット分の端子DQ0〜DQ2、DQ3
〜DQ5あるいはDQ6〜DQ8に接続されている被選
択パッド5a、5b、5cと、各々被選択パッド5a、
5b、5cに近接して設けられ、各々メモリ素子1〜3
の入出力端子DQ0’〜DQ2’に接続されている選択
パッド5d、5e、5fと、各々被選択パッド5a、5
b、5cに近接して設けられ、各々メモリ1〜3の入出
力端子DQ3’に共通に接続された選択パッド5g、5
h、5iとを備えている。なお、この共通に接続された
選択パッド5g、5h、5iは、同一メモリ素子内であ
れば入出力端子DQ0’〜DQ3’のいずれに設けても
よい。
【0022】ジャンパーチップ6は各々被選択パッド5
a〜5cと選択パッド5d〜5fあるいは被選択パッド
5a〜5cと選択パッド5g〜5iをショートするに至
る長さの矩形の導電性の部材からなる。このジャンパー
チップ6はいわゆるチップ抵抗程度乃至それ以下の大き
さである。このようなジャンパーチップ6により、各ジ
ャンパーチップ搭載パッド5の被選択パッド5aと選択
パッド5dをショートさせることにより、メモリ素子1
〜3の入出力端子DQ0’が各々端子DQ0、DQ3、
DQ6に接続され、同様に、被選択パッド5bと選択パ
ッド5eをショートさせることにより、メモリ素子1〜
3の入出力端子DQ1’が各々端子DQ1、DQ4、D
Q7に接続され、あるいは被選択パッド5cと選択パッ
ド5fをショートさせることにより、メモリ素子1〜3
の入出力端子DQ2’が各々端子DQ2、DQ5、DQ
8に接続されるようになっている。
【0023】また、各ジャンパーチップ搭載パッド5の
被選択パッド5aと選択パッド5gをショートさせるこ
とにより、メモリ素子1〜3の入力端子DQ3’が各々
端子DQ0、DQ3、DQ6に接続され、被選択パッド
5bと選択パッド5hをショートさせることにより、メ
モリ素子1〜3の入力端子DQ3’が各々端子DQ1、
DQ4、DQ7に接続され、被選択パッド5bと選択パ
ッド5hをショートさせることにより、メモリ素子1〜
3の入力端子DQ3’が各々端子DQ2、DQ5、DQ
8に接続されるようになっている。
【0024】なお、各ジャンパーチップ搭載パッド5に
おいてパッド5a〜5i間をショートさせる位置は、各
メモリ素子1〜3の欠陥がないビットに対応する入出力
端子DQ0’〜DQ3’の位置によって決めるようにな
っている。
【0025】上述のような構成のメモリモジュールを製
造する際には、まず、各メモリ素子1〜3の欠陥位置を
検出し、この欠陥位置を示す表示7を各メモリ素子1〜
3のパッケージの表面に表示する。この表示7は図1に
示すような欠陥位置を示す文字でなくともよく、例えば
バーコード等の機械的に読み取り可能な表示であっても
よい。
【0026】次に、各メモリ素子1〜3の表面の表示を
目視あるいはバーコードリーダ等の機械を用いて読み取
り、各メモリ素子1〜3の配置を決め、さらに、読み取
った各メモリ素子1〜3の表示に基づいて各ジャンパー
チップ搭載パッド5におけるパッド5a〜5iの配置を
決める。
【0027】例えば図1に示すメモリ素子2のように、
DQ3’が不良であるときは、DQ0’、DQ1’、D
Q2’に接続されたパッド5d、5e、5fとパッド5
a、5b、5cの間にそれぞれジャンパーチップ6を配
置する。また、同図中に示すメモリ素子1のようにDQ
2’に対応するビットに欠陥がある場合には、パット5
aとパッド5d、パッド5bとパッド5e、パッド5c
とパッド5iの間にそれぞれジャンパーチップ6を配置
させる。これにより、メモリ素子1の入出力端子DQ
0’、DQ1’、DQ3’が外部基板端子4の端子DQ
0、DQ1、DQ2に接続される。すなわち、このメモ
リモジュールメモリ素子の入出力端子DQ0’〜DQ
2’に対応するビットに欠陥がある場合にはこれらの端
子と入出力端子DQ3’を置き換えるようになってい
る。
【0028】最後に、ジャンパーチップ及びメモリ素子
を実装すると、上述の図1に示すような1ワードが9ビ
ットの構成のメモリモジュールが形成される。
【0029】このメモリモジュールでは、各々のメモリ
素子1〜3の欠陥ビットの位置に応じて、ジャンパーチ
ップ搭載パッド5上のパッド5a〜5i間をショートさ
せる位置を変更することにより、外部基板端子4に接続
する各メモリ素子1〜3の入出力端子DQ0’〜DQ
3’を選択することができる。このメモリモジュールで
は、外部基板端子4に接続するメモリ素子の入出力端子
DQ0’〜DQ3’はジャンパーチップ選択パッド5に
おけるジャンパーチップ6の配置によって切り換えるこ
とができるため、メモリ素子1〜3の欠陥位置によら
ず、1種類のプリント基板を用いて構成することができ
る。
【0030】従って、このメモリモジュールは、4ビッ
ト構成の1ワード中の任意の1ビットに欠陥を有するメ
モリ素子を用いて構成することができ、また、1種類の
プリント基板により構成することができるため、製造コ
ストを低減させることができる。
【0031】なお、上述の図1に示す構成では、1ワー
ドが9ビットで構成されたメモリモジュールに本発明を
適用したが、例えば、4ビット構成の1ワードのうち1
ビットが欠陥であるメモリ素子を11個乃至12個用
い、これらのメモリ素子に対応させてジャンパーチップ
搭載パッド及びジャンパーチップを設けることにより1
ワードが32ビット乃至36ビットのメモリモジュール
を構成することができる。
【0032】また、上述のように表示7を機械的に読み
取り可能な表示とした場合、製造時に各メモリ素子の表
示を機械的に読み取り、この読み取り結果に基づいて、
ジャンパーチップを実装するチップマウンタ等の装置の
動作を制御することにより、ジャンパーチップの実装を
自動化することができる。
【0033】図2は本発明の第2の実施形態に係るメモ
リモジュールの構成を示すブロック図である。同図中に
その要部を示すように、このメモリモジュールは上述の
図1に示すメモリモジュールと同様に、メモリ素子1〜
3と、外部基板端子4とを備えている。各メモリ素子1
〜3には上述の図1に示すメモリ素子1〜3と同様に、
欠陥ビットの位置を示す表示7が表示されている。
【0034】また、このメモリモジュールは上述の図1
中のジャンパーチップ搭載パッド5とジャンパーチップ
6の代わりに各メモリ素子1〜3に対応した集合ジャン
パーチップ搭載パッド15と集合ジャンパーチップ16
を備えている。集合ジャンパーチップ搭載パッド15
は、各々3つのパッドが直線上に配置されてなり、略正
方形状に配置された4つのパッド部15e、15f、1
5g、15hを備えている。3つのパッド部15e、1
5f、15gの3つのパッドの中央のパッドは共に各メ
モリ素子の入出力端子DQ3’に接続されており、この
中央のパッドの両側のパッドは、それぞれ外部基板端子
4とメモリ素子の各入出力端子DQ0’、DQ1’、D
Q2’に接続されている。
【0035】集合ジャンパーチップ16は、図3に示す
ように略正方形の絶縁性の板状体の4辺に沿って設けら
れた4つのジャンパーチップ16a、16b、16c、
16dを備えている。これらの4つのジャンパーチップ
のうち、3つのジャンパーチップ16b〜16dは同一
の形状の略コ字状の導電性部材からなり、各々パッド部
15e〜15hの3つのパッドのうちの両端のパッド間
をショートするように構成されている。残る1つのジャ
ンパーチップ16aは、両端の直線状の部材を連結する
直線部の長さがジャンパーチップ16b〜16dより短
い略コ字状の導電性部材からなりパッド,15e〜15
hの3つのパッドのうちの中央のパッドとDQ端子に接
続されたパッドの間をショートするように構成されてい
る。
【0036】この集合ジャンパーチップ16は各ジャン
パーチップ16a〜16dの両端部が各パッド部15e
〜15hに接続されるように実装されるようになってお
り、その向きを90度毎に変更して実装することができ
るようになっている。
【0037】このような構成のメモリモジュールを製造
する際には、各メモリ素子1〜3の表示7により欠陥ビ
ットの位置を判定し、メモリ素子の欠陥ビットがメモリ
素子の入出力端子DQ3’に対応するビットであるとき
は、図2中のメモリ素子2に対応する集合ジャンパーチ
ップ16のように、各ジャンパーチップ16b、16
c、16dがそれぞれパッド部15e、15f、15g
に接続される向きとして集合ジャンパーチップ16を実
装する。これにより、各々のパッド部15e、15f、
15gの両端のパッド間がショートされ、メモリ素子の
入出力端子DQ0’〜DQ2’が外部基板端子4の端子
に接続される。このとき、メモリ素子の入出力端子DQ
3’は外部基板端子4には接続されない。
【0038】また、メモリ素子の入出力端子DQ0’〜
DQ2’に対応するビットに欠陥がある場合には、欠陥
が生じたビットに対応する入力端子DQ0’〜DQ2’
が接続されているパッド部15e〜15gにジャンパー
チップ16aが接続される向きとして集合ジャンパーチ
ップ16を実装する。これにより、欠陥が生じたビット
の入力端子DQ0’〜DQ2’の代わりに入出力端子D
Q3’が外部基板端子4に接続される。
【0039】各々のメモリ素子1〜3に対して同様な集
合ジャンパーチップ16の向きを調整して実装すること
により、各々のメモリ素子1〜3の欠陥が生じていない
ビットの入出力端子が外部基板端子4の端子DQ0〜D
Q8に接続され、上述の図2に示す1ワードが9ビット
の構成のメモリモジュールが形成される。
【0040】この第2の実施形態のメモリ素子は、集合
ジャンパーチップ16を実装する向きを変えることによ
り、上述の図1に示す第1の実施形態のメモリ素子と同
様に外部基板端子4に接続する入出力端子DQ0’〜D
Q3’を選択することができる。従って、この第2の実
施形態のメモリモジュールは、上述の第1の実施形態の
メモリモジュールと同様に、4ビット構成の1ワードの
うち1ビットが欠陥であるメモリ素子を構成することが
できる。
【0041】また、この第2の実施形態のメモリモジュ
ールは、第1の実施形態のメモリモジュールと同様な効
果を有し、さらに、各々のメモリ素子に対応するジャン
パーチップを1つのみとしたためさらに製造効率を向上
させることができる。
【0042】図4は本発明の第3の実施形態に係るメモ
リモジュールの構成を示すブロック図である。同図中に
その要部を示すように、このメモリモジュールは上述の
図1及び図2に示すメモリモジュールと同様に、メモリ
素子1〜3と、外部基板端子4とを備えている。上述の
図1及び図2に示すメモリモジュールでは、各メモリ素
子1〜3の表面に欠陥ビットの位置を示す表示7を設け
ていたが、このメモリモジュールではこのような表示を
設けていない。
【0043】また、このメモリモジュールは、上述の図
1及び図2のジャンパーチップ搭載パッド5、15、ジ
ャンパーチップ6、16の代わりに各メモリ素子1〜3
の入出力端子DQ0’〜DQ3’と外部基板端子4の間
の接続を切り換える切り換え部17と、該切り換え部1
7による切り換えを制御する切り換え制御部18と、該
切り換え制御部18による切り換え条件をプログラムす
る際に切り換えデータ、ゲート信号等を入力するための
プログラム端子19とを備えている。このプログラム端
子19は切り換えデータを入力する端子19aとゲート
信号を入力する端子19b、クロックを入力する端子1
9cからなる。
【0044】各切り換え部17は、メモリ素子の各入出
力端子DQ0’、DQ1’、DQ2’を各々対応する外
部基板端子4の端子に接続するための双方向バッファ又
は半導体で構成されたアナログスイッチ回路21、2
2、23と、メモリ素子の入出力端子DQ3’を対応す
る外部基板端子4の端子に接続するための双方向バッフ
ァ27、28、29と、各双方向バッファ21〜23、
27〜29の動作を制御するためのゲート24、25、
26と、切り換え制御部18からの制御に応じてゲート
24〜26による切り換えを制御するレコーダ20の論
理回路を備えている。
【0045】各レコーダ20は2ビットのデコーダ乃至
セレクタから構成されており、図5に真理値表を示すよ
うに、切り換え制御部18からの切り換え指示(A、
B)、ゲート信号(G)に基づいて選択出力Y1、Y
2、Y3を出力するようになっている。各ゲート24、
25、26は、図6に真理値表を示すように、各々入力
Aとして供給されるレコーダ20の選択出力Y1、Y
2、Y3とゲート信号(G)に基づいて各双方向バッフ
ァ21〜23、27〜29の動作を制御する。
【0046】切り換え制御部18は、EEPROM(El
ectrically Erasable ProgramableROM )等の電気的に
書き換え可能な不揮発性の記憶素子18aを備えてい
る。この記憶素子18aは、プログラム端子19bから
ハイレベルの信号が供給されたときにデータの書き込み
モードとなり、ローレベルの信号が供給されたときにデ
ータの読み出しモードとなるもので、6ビットの記憶容
量を有し、この6ビット分の読み出し出力は切り換え指
示として2ビットずつ各切り換え部17のレコーダ20
に供給されている。
【0047】このような構成のメモリモジュールは、上
述の第1及び第2のメモリモジュールとは異なり、組み
立て時に切り換え処理のための工程を必要とせず、組み
立てが終了した後、メモリモジュールを検査/プログラ
ミング用の機器(以下、単に検査装置という)に装着し
て切り換え処理のためのプログラミングを行うようにな
っている。この検査装置は図4に示す外部基板端子4及
びプログラム端子19等を介してメモリモジュールに対
する書き込み、読み出し、プログラミング等を行うこと
ができるようになっている。
【0048】このような検査装置はメモリモジュールが
接続され、プログラミングが指示されると図7に示すフ
ローチャートのステップS1に進み、不揮発性記憶素子
18aの6ビットに全て0を書き込みステップS2に進
む。具体的には、端子19aに供給するデータを全て0
(ローレベル)とし、端子19bに供給しているゲート
信号を一定期間ハイレベルとする。ゲート信号は記憶素
子18aにデータの書き込みと読み出しを選択する選択
信号として供給されているため、記憶素子18aはゲー
ト信号がハイレベルとされたときに端子19cから供給
されるクロック信号により、端子19aを介して供給さ
れるデータを記憶する。
【0049】記憶素子18aの6ビットに全て0が書き
込まれ、ゲート信号がローレベルとなると、記憶素子1
8aは記憶しているデータを読み出して出力する。この
場合は、記憶素子の読み出し出力は全て0であるため、
各レコーダ20に供給される切り換え指示A、Bは共に
0となり、レコーダ20の出力Y1、Y2、Y3は、上
述の図5に示すように、全て0(ローレベル)となり、
双方向バッファ21〜23がバッファとして機能すると
共に、双方向バッファ27〜29がバッファとして機能
せず、各メモリ素子1〜3の入出力端子DQ’0〜DQ
2’が外部基板端子4に接続される。
【0050】検査装置はステップS2においてメモリモ
ジュールの全ての記憶領域に対してデータの書き込み・
読み出しのテストを行い、ステップS3において全ての
記憶領域において欠陥が存在するかを判定し、欠陥がな
いときは終了し、欠陥があるときはステップS4に進
む。
【0051】ステップS4において検査装置は外部基板
端子4を介してメモリモジュールに記憶されているデー
タを読み出し、続くステップS5において欠陥の存在す
る場所すなわち各メモリ素子1〜3のどのビットに欠陥
が存在するかを検出し、検出した欠陥の場所に基づいて
6ビットの切り換えデータを発生し、この切り換えデー
タを端子19aを介して記憶素子18aに供給し、ステ
ップS5に進む。
【0052】具体的には、記憶素子18aに記憶された
切り換えデータは、上位2ビット、次の2ビット、下位
2ビットがそれぞれメモリ素子1、2、3に対応してお
り、各々の2ビットは各切り換え回路17のレコーダ2
0に切り換え指示A、Bとして供給されるため、各切り
換え部17の切り換え状態を示している。すなわち、上
述のように各々の2ビットが共に0であるときは、対応
するレコーダ20の出力Y1、Y2、Y3が全てローレ
ベルとなり、対応するメモリ素子の入出力端子DQ’0
〜DQ2’が外部基板端子4に接続される。また、各々
の2ビットが01であるときは、図5に示すように、レ
コーダ20の出力Y1のみが1(ハイレベル)となり、
対応する双方向バッファ27がバッファとして機能する
と共に対応する双方向バッファ21がバッファとして機
能せず、対応するメモリ素子の入出力端子DQ0’が入
出力端子DQ3’に置き換えられる。同様に、各々の2
ビットが10、11であるときは、図5に示すように、
それぞれレコーダ20の出力Y2、Y3のみがハイレベ
ルとなり、それぞれ対応する双方向バッファ28、29
がバッファとして機能すると共に対応する双方向バッフ
ァ22、23がバッファとして機能せず、対応するメモ
リ素子の入出力端子DQ1’、DQ2’が入出力端子D
Q3’に置き換えられる。
【0053】従って、検査装置が検出した欠陥の存在位
置に基づいて切り換えデータを発生して記憶素子18a
に書き込むことにより、これらの切り換えデータに応じ
て各々のメモリ素子の指示された入出力端子DQ0’〜
DQ3’が外部基板端子4に接続される。
【0054】さらに、検査装置は、ステップS6におい
て再度メモリモジュールの全ての記憶領域に対してデー
タの書き込み・読み出しのテストを行い、ステップS7
において全ての記憶領域において欠陥が存在するか否か
を判定し、欠陥がないときは終了し、欠陥があるときは
補正が不可能な欠陥であるとしてエラーの発生を出力し
て終了する。このステップS7においてエラーの発生が
出力された場合には、いずれかのメモリ素子に2ビット
以上の欠陥が存在していると考えられるため、このよう
なメモリモジュールは破棄し、ステップS3及びステッ
プS7においてエラーが検出されなかったメモリモジュ
ールを良品とする。
【0055】このように形成されたメモリモジュールは
通常の動作においては、図8に示すようなフローチャー
トに従って動作する。すなわち電源が投入されると切り
換え制御部18はステップS10において端子19bに
ハイレベルの電圧が供給されているか否かを判定し、該
当するときはゲート信号がハイレベルとなっているため
上述の図7に示すフローチャートのステップS1に進
み、該当しないときはステップS11において記憶素子
18aに記憶されている6ビットのデータを読み出して
各切り換え部17のレコーダ20に2ビットずつ供給す
る。各レコーダ20は供給された2ビットのデータに基
づいて対応するメモリ素子1〜3の入出力端子DQ0’
〜DQ3’の切り換えを行う。これにより、このメモリ
モジュールは当該メモリモジュールを使用する情報処理
装置等からみて通常のメモリモジュールと同様に動作す
る。
【0056】この第3の実施形態のメモリモジュール
は、上述の第1の実施形態の効果に加えて、外部の機器
から電気的に切り換え状態を制御することができる切り
換え部17と切り換えを制御部18を備えているため、
ジャンパーチップ等の部品の実装を間違えることにより
不良品が発生することを防止することができる。また、
このメモリモジュールは、メモリモジュールを製造した
後、切り換え状態を設定することができるため、製造時
に発生するメモリ素子のビット不良をも補正することが
できる。従って、メモリモジュールの歩留まりをさらに
向上させることができる。また、このメモリモジュール
では各メモリ素子に表示を設ける必要がないため、これ
らの表示を取り除く工程等を不要とすることができる。
【0057】また、電気的に切り換え状態を制御するこ
とができる切り換え部17と切り換え制御部18を備え
ているため、例えばメモリモジュールを使用している間
に、特定のビットに欠陥が生じた場合等においても、対
応する冗長ビットが未使用であれば、欠陥が生じたビッ
トに置き換えを行うことができる。また、このような冗
長ビットを切り換える機能をパーソナルコンピュータ、
ワークステーション等に実装することにより、これらの
機器の記憶部の信頼性を向上させることができる。な
お、上述の図4に示す構成では、1ワードが9ビットで
構成されたメモリモジュールに本発明を適用したが、例
えば4ビット構成の1ワードのうち1ビットが欠陥であ
るメモリ素子を12個用い、これらのメモリ素子に対応
させて、記憶素子18aの数、切り換え部17の数を増
加させることにより、1ワードが32ビット乃至36ビ
ットのメモリモジュール等の多ビットに構成することが
できる。
【0058】図9は本発明の第4の実施形態に係るメモ
リモジュールの要部の構成を示すブロック図である。こ
のメモリモジュールは上述の第1〜第3の実施形態と異
なり、1つのメモリ素子に複数の欠陥があっても欠陥が
あるビットを冗長ビットに置き換えることができるよう
になっている。
【0059】このメモリモジュールは図9に示すように
2つのメモリ素子31、32と、メモリモジュールと外
部の機器との間でデータを入出力するための外部基板端
子33と、該外部基板端子33とメモリ31、32の間
の接続関係を変更するための8つの選択回路41〜48
と、各選択回路41〜48による選択を制御するための
切り換え制御部34と、該切り換え制御部34による切
り換え条件を設定するための制御信号、プログラムデー
タ等が供給されるプログラム専用制御端子19とを備え
ている。
【0060】各メモリ素子31、32は、例えば8ビッ
トで1ワードが構成された8ビット×nワード(例えば
1メガワード)のメモリ素子からなり、各々1ワード中
に4ビットの欠陥があるとする。なお、各々のメモリ素
子31、32の欠陥のビット数は、2つのメモリ素子3
1、32の正常動作するビットの数が8以上となればい
くつでもよく、例えばメモリ素子31の全てのビットに
欠陥があり、メモリ素子32の全てのビットが正常動作
する組み合わせでもよい。
【0061】各選択回路41〜48には、各々対応する
メモリ素子31の入出力端子DQ0’〜DQ7’が接続
されており、また、全ての選択回路41〜48にはメモ
リ素子32の全ての入出力端子DQ0’〜DQ7’が共
通に接続されている。また、各選択回路41〜48に
は、ぞれぞれ対応する切り換え制御部34からの選択信
号B1〜B8の各々t1からt4の4本の信号がが供給
されている。また、各選択回路41〜48にはゲート信
号Gが共通に供給されている。これらの選択回路41〜
48は、切り換え制御部34からの選択信号B1〜B
8、ゲート信号Gに基づいてメモリ素子31、32の入
出力端子DQ0’〜DQ7’と外部基板端子33の端子
DQ0〜DQ7の接続を切り換えるようになっている。
【0062】各選択回路41〜48は各々図10の例に
示すような論理回路で、各々入力端子A1〜A4を介し
て切り換え選択部34から供給される選択信号B1〜B
8のt1〜t4の信号をデコードするゲートE0〜E8
と、該ゲートE0〜E8の出力Y0〜Y8によって制御
される双方向バッファ又は半導体で構成されたアナログ
スイッチ回路F0〜F8を備えている。以下、選択回路
41の場合について説明する。
【0063】選択回路41のバッファF0の一方の入出
力端はメモリ素子31の入出力端子DQ0’に接続され
ており、バッファF1〜F8の一方の入出力端はそれぞ
れメモリ素子32の入出力端子DQ0’〜DQ7’に接
続されている。バッファF0〜F8の他方の入出力端は
メモリモジュールの外部基板端子33の端子DQ0に共
通に接続されている。また、各双方向バッファF0〜F
8の制御入力には各ゲートE0〜E8の出力Y0〜Y8
が供給されており、これらの出力Y0〜Y8がローレベ
ルであるときに、2つの入出力端の間を接続するように
なっている。
【0064】各ゲートE0〜E8の出力Y0〜Y8は、
図11に示すように、入力端子A1〜A4に入力された
データを10進数に変換した値n(各入力端子A1〜A
4に供給されたデータをA1〜A4とすると、n=A4
×8+A3×4+A2×2+A1)が0、1、2、・・
・、8のときにY0、Y1、Y2、・・・、Y8のみが
ローレベルとなるようになっている。なお、ゲート信号
Gがハイレベルであるときは各ゲートE0〜E8の出力
Y0〜Y8がすべてハイレベルとなり、外部基板端子3
3の端子DQ0にはメモリ素子31、32のいずれの入
出力端子も接続されない。
【0065】入力端子A1〜A4に供給されたデータn
が0のときには、バッファF0のみが接続状態となっ
て、メモリ素子31の入出力端子DQ0’が外部基板端
子33の端子DQ0に接続され、nが1〜8のときに
は、それぞれバッファF1〜F8のみが接続状態とな
り、メモリ素子32の入出力端子DQ0’〜DQ7’が
端子DQ0に接続される。従って、この選択回路41
は、メモリ素子31の入出力端子DQ0’をメモリ素子
32の入出力端子DQ0’〜DQ7’の内の選択信号B
1から出力されるt1〜t4のデータによって指示され
たものに置き換え得る構成となっている。
【0066】選択回路42〜48についても、切り換え
制御部34から供給される選択信号がB2〜B8とな
り、双方向バッファF0の両端に接続される端子が、外
部基板端子33の端子DQ0からそれぞれ端子DQ1〜
DQ7、メモリ素子31の入出力端子DQ0’からそれ
ぞれDQ1’〜DQ7’に変更されるだけで、その動作
は本質的に選択回路41と同じである。従って、これら
の選択回路42〜48は、メモリ素子31の入出力端子
DQ1’〜DQ7’をメモリ素子32の入出力端子DQ
0’〜DQ7’の内の対応する選択信号B2〜B8によ
って指示されたものに置き換え得る構成となっている。
【0067】また、切り換え制御部34は、各選択回路
の切り換え状態を記憶する不揮発性記憶素子34aと該
不揮発性記憶素子34aに対する書き込み・読み出しを
制御する冗長ビット書き込み読み出し回路34bとを備
えている。さらに具体的には、図12に示すように、不
揮発性記憶素子34aは8個の不揮発性レジスタ51〜
58から構成されており、冗長ビット書き込み・読み出
し回路34bはゲート信号Gのプルダウン抵抗60、各
不揮発性レジスタ51〜58に対応する双方向バッファ
61〜68、シフトレジスタ69等から構成されてい
る。
【0068】また、この図12に示すように、プログラ
ム専用制御端子19はゲート信号Gが供給されるプログ
ラム端子19b、シフトレジスタ69に対してデータを
入出力するためのシリアルデータ入出力端子19a、シ
フトレジスタに書き込み・読み出しクロックを供給する
ためのクロック端子19cとから構成される。これらの
端子19a〜19cは、図13中に破線で示すように、
メモリモジュールを構成するプリント基板の外部基板端
子33が形成されていない周縁部に形成することができ
る。
【0069】図12に示すように構成された冗長ビット
書き込み・読み出し回路34の不揮発性レジスタに冗長
ビットの切り換えを指示するためのデータを書き込む際
には、図14(A)に示すように、プログラム端子19
bにハイレベルの電圧を印可した状態で、クロック端子
19cに書き込みクロックを供給すると共に、この書き
込みクロックに同期させたシリアルデータをシリアルデ
ータ入出力端子19aに供給する。これにより、シリア
ルデータがシフトレジスタ69により書き込みクロック
に応じて順次転送(シフト)され、シフトされたデータ
がバッファ61〜68を介して各不揮発性レジスタ51
〜58に供給される。
【0070】また、不揮発性レジスタからデータを読み
出す際には、図14(B)に示すように、プログラム端
子19bにローレベルの電圧を印可した状態で、クロッ
ク端子19cに読み出しクロックを供給する。これによ
り、各不揮発性レジスタ51〜58に記憶されているデ
ータが双方向バッファ61〜68を介してシフトレジス
タ69に供給され、このデータが読み出しクロックに同
期して順次転送(シフト)されてシリアルデータ入出力
端子19aに出力される。
【0071】通常のメモリモジュールとしての使用時に
は、プログラム端子19b及びクロック端子19cには
何も接続されない。このため、図14(C)に示すよう
に、プルダウン抵抗60によりゲート信号Gがローレベ
ルとなって、各不揮発性レジスタ51〜58に対する書
き込みは行われない。また、双方向バッファ61〜68
を介して各不揮発性レジスタ51〜58に記憶されてい
るデータがシフトレジスタ69に供給されるが、読み出
しクロックが供給されていないためシフトレジスタ69
による転送は行われず、シリアルデータ入出力端子19
aからはハイレベルあるいはローレベルの信号が出てい
るだけである。
【0072】上述のような構成のメモリモジュールを製
造する際には、初期値として各不揮発性レジスタ51〜
58の値を全て0にセットしておく。この状態では、上
述の図9に示す各選択回路41〜48は各々メモリ素子
31の入出力端子DQ0’〜DQ7’を各々外部基板端
子33の端子DQ0〜DQ7に接続している。
【0073】このようなメモリモジュールの製造が終了
すると、メモリモジュールを上述の第3の実施形態で用
いた検査/プログラム用の機器(検査装置)と同様な機
器に接続し、外部基板端子33、プログラミング専用制
御端子19を介してプログラミングを行う。このような
プログラミングでは、まず、各メモリ素子31、32の
動作チェックを行って欠陥ビットの位置を検出し、次
に、検出した欠陥ビットの位置に基づいて各選択回路4
1〜48による切り換えを設定して冗長ビットの置き換
えをおこなうようになっている。
【0074】各メモリ素子31、32の動作チェック
は、図15に示すフローチャートに従って行われる。す
なわち、検査装置は、各メモリ素子31、32のチェッ
クが指示されると、図15のステップS20に進み、上
述の図14(B)に示すように、図12に示すクロック
端子19cを介してシフトレジスタ69に読み出しクロ
ックを供給し、不揮発性レジスタ51〜58から読み出
され、各バッファ61〜68、シフトレジスタ69、シ
リアルデータ入出力端子19aを介して出力されるデー
タを取り込み、ステップS21に進む。
【0075】ステップS22において、検査装置は、取
り込んだデータが全て0であるか否かを判定し、該当す
るときはステップS29に進み、該当しないときは既に
プログラミングを行ったメモリモジュールである可能性
があるため、ステップS22に進んでユーザの指示によ
り冗長ビットの切り換えを実行するか否かを確認し、切
り換えを実行しないときはステップS23において確認
処理を行った後終了し、切り換えを実行するときは、ス
テップS24に進む。
【0076】ステップS24において、検査装置は、上
述の図14(A)に示すように、図12に示すクロック
端子19cを介してシフトレジスタ69に書き込みクロ
ックを供給する共に、このクロックに同期させてシリア
ルデータ入出力端子19aに32ビット(各4ビット×
8レジスタ分)の”0”を供給し、ステップS25に進
む。これにより、シフトレジスタ69、各バッファ61
〜68を介して不揮発性レジスタ51〜58に全て”
0”が書き込まれる。
【0077】ステップS25において、検査装置は、上
述のステップS20と同様に各不揮発性不揮発性レジス
タ51〜58のデータを読み出し、読み出したデータを
ステップS26において書き込んだ32ビットの”0”
と比較し、ステップS27において比較結果を判定し、
同じであるときはステップS29に進み、同じでないと
きは、切り換え制御部34の各不揮発性レジスタ51〜
58、バッファ61〜68、シフトレジスタ69等の動
作が不良であるため、その旨を表示する等の不良処理を
行って終了する。
【0078】ステップS29において、検査装置は、メ
モリ素子31の機能テストを行い、欠陥ビットを検出し
てステップS30に進む。上述のように各不揮発性レジ
スタ51〜58に全て”0”が書き込まれているとき
は、メモリ素子31の入出力端子DQ0’〜DQ7’は
外部基板端子33の端子DQ0〜DQ7に接続されてい
る。このため、外部基板端子33を介してメモリモジュ
ールに書き込み・読み出しを行い、書き込んだデータと
読み出したデータの比較等を行うことによりメモリ素子
31の機能テストを行うことができる。
【0079】ステップS30において、検査装置は、メ
モリ素子31が良品すなわち全てのビットに欠陥が無い
状態であるか否かを判定し、良品であるときは、冗長ビ
ットの切り換えを行う必要がないため、ステップS31
においてその旨を表示する等の処理を行った後終了し、
良品でないときは、ステップS32に進む。
【0080】ステップS32において、検査装置は、上
述のステップS29で機能テストを行う際に検出したメ
モリ素子31の欠陥ビットの位置を、図16(A)に示
すような第1の欠陥位置テーブル(テーブル1)として
記憶し、ステップS33に進む。
【0081】ステップS33において、検査装置は、ゲ
ート信号Gをハイレベルとし、書き込みクロックをクロ
ック端子19cに供給すると共に、書き込みクロックに
同期させて、”8”、”7”、”6”、”5”、”
4”、”3”、”2”、”1”をそれぞれ2進化したデ
ータをシリアル入出力端子19aに供給し、ステップS
34に進む。シリアル入出力端子19aに供給されたデ
ータは、シフトレジスタ69により書き込みクロックに
同期して順次転送(シフト)され、バッファ61〜68
を介して各不揮発性レジスタ51〜58に供給される。
これにより、各不揮発性レジスタ51〜58には、それ
ぞれ”1”、”2”、・・・、”7”、”8”を2進化
したデータが書き込まれる。これにより、各選択回路4
1〜48は各々メモリ素子32の入出力端子DQ0’〜
DQ7’を外部基板端子33の端子DQ0〜DQ7に接
続する。
【0082】ステップS34〜ステップS37におい
て、検査装置は、上述のステップS25〜S28と同様
に各不揮発性レジスタ51〜58のデータを読み出し、
読み出したデータを書き込んだデータと比較し、読み出
したデータが書き込んだデータと同じでないときは、切
り換え制御部34の各不揮発性レジスタ51〜58、バ
ッファ61〜68、シフトレジスタ69等の動作が不良
であるため、ステップS37においてその旨を表示する
等の不良処理を行って終了する。また、読み出したデー
タが書き込んだデータと同じであるときはステップS3
8に進む。
【0083】ステップS38において、検査装置は、メ
モリ素子32の機能テストを行い、欠陥ビットを検出し
てステップS39に進み、メモリ素子32の全てのビッ
トに欠陥が無いときには、このままメモリ素子32の入
出力端子DQ0’〜DQ7’を外部基板端子33の端子
DQ0〜DQ7に接続しておけばよいため、ステップS
31に進み、冗長ビットの切り換えを行う必要がない旨
を表示する等の処理を行った後終了し、良品でないとき
はステップS40に進み、ステップS38で機能テスト
を行う際に検出したメモリ素子32の欠陥ビットの位置
を、図16(B)に示すような第2の欠陥位置テーブル
(テーブル2)として記憶し、ステップS41に進む。
【0084】ステップS41において、検査装置は、第
1及び第2の欠陥位置テーブルを参照し、メモリ素子3
1、32に欠陥のないビットが合計で8ビット以上存在
するか否か、すなわち、冗長切り換えによって1ワード
が8ビットの構成のメモリモジュールを構成し得るか否
かを判定し、該当しないときはステップS42におい
て、メモリモジュールが不良である旨を表示する等のエ
ラー処理を行い、該当するときは図17に示すフローチ
ャートのステップS50に進み、冗長ビットの置き換え
を開始する。
【0085】ステップS50において、検査装置は、カ
ウンタMをリセットし、続くステップS51においてカ
ウンタNをリセットすると共に、インデックスLにテー
ブル2の最初の欠陥の無いビットに対応する番号、例え
ば図16(B)に示す場合では2をセットしてステップ
S52に進む。
【0086】検査装置はステップS52においてカウン
タNの値に1を加え、続くステップS53において図1
6(A)に示すテーブル1を参照してメモリ素子31の
N番目のビットが良品であるか否かを検出し、ステップ
S54において検出結果に基づいて判定を行う。N番目
のビットが良品であるときはこのステップS54からス
テップS55に進み、図16(C)に示すテーブル3の
A(N)に0を記憶してステップS58に進み、N番目
のビットが良品であるときはステップS56に進み、ス
テップS56においてA(N)にインデックスLの内容
を記憶し、ステップS57においてインデックスLの値
をメモリ素子32の次の欠陥の無いビットに対応する番
号に更新してステップS58に進む。例えばN=1であ
るときは、図16(A)に示すように、メモリ素子31
のN(=1)番目のビットが良品であるため、テーブル
3のA(1)を0とし、N=2であるときは、メモリ素
子31のN(=2)番目のビットが不良であるため、A
(2)をL(=2)とした後、インデックスLの値をメ
モリ素子32の次の欠陥の無いビット3に対応する4と
する。
【0087】ステップS58において、検査装置は、カ
ウンタNの値がメモリ素子31の最後の入出力端子DQ
7’に対応する8であるか否かを検出し、S59におい
て検出結果に応じて判定を行い、Nが8であるときはス
テップS60に進み、Nが8より小さいときは、ステッ
プS52に戻り、ステップS52〜ステップS58まで
の処理を繰り返す。これにより、カウンタNの値が1ず
つ増加されて、順次A(N)が求められ、N=8となる
と、図16(C)に示すテーブル3のように各々のNに
対応するA(N)が求められる。
【0088】そして、ステップS60において、検査装
置は0以外のA(N)の値が重複しているか否かを検出
し、重複していないときは図18のステップS70に進
み、重複しているときはステップS62においてカウン
タMの値に1を加え、ステップS63においてエラーの
上限の回数と比較してステップS64に進む。検査装置
はステップS64において比較結果の判定を行い、0以
外のA(N)の値が重複している場合にはステップS5
1に戻り、再度ステップS51〜ステップS60の処理
を行ってA(N)の設定を行う。通常の動作では、各メ
モリ素子31、32の欠陥の無いビットの総数が8ビッ
ト異常であればS60においてA(N)の重複は検出さ
れないが、何らかのエラーによりA(N)の設定を失敗
した場合を想定してステップS61〜ステップS65ま
での処理を行い、エラー回数の上限以上の回数の異常が
発生した場合に終了するようにしている。これにより、
誤ったA(N)により冗長ビットの切り換えを誤ること
を防止することができるようになっている。
【0089】A(N)の設定が終了すると検査装置は図
18に示すステップS70に進み、A(N)のデータを
図12に示すシリアル入出力端子19a、シフトレジス
タ69等を介して各不揮発性レジスタ51〜58に書き
込みステップS71に進む。これにより、例えば図16
(C)に示すA(N)の場合では、各不揮発性レジスタ
51〜58にそれぞれ0、2、4、0、0、5、6、0
が書き込まれる。このようなデータに応じて、図9に示
す各選択回路41、44、45、48は各々対応するメ
モリ素子31の入出力端子DQ0’、DQ3’、DQ
4’、DQ7’を外部基板端子33の端子DQ0、DQ
3、DQ4、DQ7に接続し、選択回路42、43、4
6、47は各々供給されたデータ”2”、”4”、”
5”、”6”に対応するメモリ素子32の入出力端子D
Q1’、DQ3’、DQ4’、DQ5’を外部基板端子
33の端子DQ1、DQ2、DQ5、DQ6に接続す
る。これにより、メモリ素子31の欠陥ビットの入出力
端子DQ1’、DQ2’、DQ5’、DQ6’が冗長ビ
ットであるメモリ素子32の欠陥の無いビットの入出力
端子DQ1’、DQ3’〜DQ5’に置き換えられ、外
部基板端子33の端子DQ0〜DQ7にメモリ素子3
1、32の欠陥のないビットのみが接続され、通常のメ
モリモジュールとして使用可能な状態となる。
【0090】ステップS71〜ステップS74では上述
のステップS25〜S28と同様に各不揮発性レジスタ
51〜58のデータを読み出し、読み出したデータを書
き込んだデータと比較し、読み出したデータが書き込ん
だデータと同じでないときは、ステップS74において
その旨を表示する等の不良処理を行って終了する。ま
た、読み出したデータが書き込んだデータと同じである
ときはステップS75に進む。
【0091】ステップS75において、検査装置はステ
ップS70において冗長ビットの切り換えが終了したメ
モリモジュールに対してデータの書き込み・読み出しの
テストを行い、ステップS76においてテスト結果を判
定し、メモリモジュールの動作が良好であれば冗長切り
換えを終了し、メモリモジュールの動作が不良であれば
ステップS77に進み、ステップS77〜ステップS8
6において再度の冗長ビットの切り換えを行う。
【0092】すなわち、検査装置はステップS77にお
いて、再度の切り換えの回数を行った回数をカウントす
るカウンタJの値に1を加算し、ステップS78におい
て再切り換え回数の上限値と比較し、ステップS79に
おいて比較結果を判定し、カウンタJの値が再切り換え
回数の上限値より大きいときは、ステップS80におい
てエラーの発生を示す表示等の処置を行って終了する。
カウンタJの値が再切り換え回数の上限値以下であると
きは、ステップS81に進む。
【0093】ステップS81において、検査装置はステ
ップS75においてメモリのテストを行ったとき動作が
不良であったビットの位置を不良位置テーブルとして記
憶し、ステップS82においてカウンタNの値を不良ビ
ットの位置を示す値とし、ステップS83において上述
のテーブル1、テーブル2を参照してメモリ素子32に
未使用の冗長ビットが残っていれば、この冗長ビットの
位置を示す値をA(N)としてテーブル3に書き込んで
ステップS84に進む。このとき、メモリ素子32に未
使用の冗長ビットが残っていなければ、ステップS87
で判断し、ステップS88においてエラー表示等の処理
を行って終了する。
【0094】ステップS84において、検査装置は、テ
ーブル3において0以外のA(N)の値が重複している
か否かを確認し、ステップS85において判定を行い、
A(N)の値が重複しているときは、ステップS86に
おいて現在検査しているメモリモジュールが不良である
旨の表示等のエラー処理を行って終了する。また、A
(N)の値が重複していないときは、このステップ85
から上述のステップS70に戻り上述のステップS70
〜ステップS75までの処理を繰り返す。
【0095】このように、再度の切り換え処理を行うこ
とにより、一旦割り当てたビットに欠陥があった場合等
においても、メモリ素子32の冗長ビットの数に余裕が
あれば、良好に動作するメモリモジュールを構成するこ
とができるため、このような再度の切り換え処理を行わ
ない場合に比較してメモリモジュールの歩留まりを向上
させることができる。
【0096】上述したように、この第4の実施形態のメ
モリモジュールは、上述のように、メモリ素子31の各
入出力端子DQ0’〜DQ7’にメモリ素子32の任意
の入力端子DQ0’〜DQ7’を置き換え得る構成とな
っているため、メモリ素子31に複数の欠陥ビットがあ
った場合でも、メモリ素子32にメモリ素子31の欠陥
ビット以上の数の欠陥のないビット(冗長ビット)があ
れば、欠陥ビットを冗長ビットに置き換えて、良好に動
作するメモリモジュールを構成することができる。従っ
て、このようなメモリモジュールは、従来は破棄してい
た複数の欠陥が生じたメモリ素子を用いて構成すること
ができ、製造コストを低減させることができる。
【0097】ところで、上述の切り換え制御部34は、
図12に示す構成でなくともよく、34aの不揮発性記
憶素子に冗長データの書き込み・読み出しを行うことが
できる回路構成であって、電源投入時に、不揮発性記憶
素子34aより冗長データが出力され、上述の選択回路
41〜48が作動して、通常のメモリモジュールとして
問題無く動作できる回路方式であればどのようなもので
もよく、例えば図19に示すように構成してもよい。
【0098】この図19に示す切り換え制御部34’
は、図12に示す切り換え制御部34と同様に、不揮発
性記憶素子51〜58、双方向バッファ61〜68を備
えている。図12に示す冗長書き込み読み出し回路34
は、シリアル入出力端子19aから入力したデータをシ
フトレジスタ69によりシフトさせ、各双方向バッファ
61〜68を介して不揮発性記憶素子51〜58に供給
する構成となっていたが、この図19に示す切り換え制
御部34’は、プログラム専用制御端子19の数を減ら
すために、上述の外部基板端子33に設けられているア
ドレス入力端子、データ入出力端子(上述の端子DQO
〜DQ7に相当)等を介して入力されるアドレスADO
〜ADn、データDTO〜DTmに基づいて各不揮発性
記憶素子51〜58のデータを設定する構成となってい
る。
【0099】すなわち、この切り換え制御部34’は、
アドレス入力端子を介して入力されるアドレスADO〜
ADnの信号を外部基板端子33に設けられているロウ
アドレスストローブ(RAS:Raw Address strobe)信
号入力端子より入力されるライトイネーブル(RE)信
号によりデータを取り込み、アドレスADO〜ADnの
信号構成より選択信号を出力する選択回路72と、ライ
トイネーブル(WE)信号入力端子より入力されるWR
信号により不揮発性記憶素子51〜58、双方向バッフ
ァ61〜68に書き込み・読み出し動作を指示する切り
換え回路73と、プログラム端子からー定時間ハイレベ
ルの信号を供給しないとハイレベルの信号を出力しない
回路71とを備えている。
【0100】この図の19に示す切り換え制御部34’
ではアドレス入力端子、データ入出力端子を介して各不
揮発性記憶素子51〜58のデータを設定する構成とな
っているために、シリアルデータを入出力するためのシ
リアル入出力端子19a、クロックを入力するためのク
ロック入力端子19cを必要とせず、プログラム専用端
子19’がゲート信号Gを入力する為のプログラム端子
19bのみで構成されている。
【0101】このような構成の切り換え制御部34’で
は、上述の検査装置等が各不揮発性記憶素子51〜58
の値を設定する際には、図20(A)に示すように、プ
ログラム端子19b’に供給するゲート信号Gをハイレ
ベルとした状態で、アドレス入力端子及びデータ入力端
子からデータを供給し、WR信号、RE信号を有効(ロ
ーレベル)とすると、選択回路72より双方向バッファ
61〜68及び不揮発性記憶素子51〜58の内の一つ
が選択され、この選択されたバッファ61〜68に、バ
ス75を介して入力データDTO〜DTmが供給され、
バッファ61〜68に接続されている不揮発性記憶素子
51〜58にデータが書き込まれる。
【0102】また、検査装置等が各不揮発性記憶素子5
1〜58に記憶されたデータを読み出す際には、図20
(B)に示すように、ゲート信号Gをハイレベルとした
状態で、アドレス入力端子にデータを供給し、WR信号
を有効(ハイレベル)とし、RE信号を有効(ロウレベ
ル)とすると、選択回路72より双方向バッファ61〜
68及び不揮発性記憶素子51〜58の内の一つが選択
され双方向バッファ61〜68に接続されている不揮発
性記憶素子51〜58からデータが出力され、バス75
を介してデータ入出力端子に供給される。
【0103】このようなメモリモジュールが情報装置に
取り付けられ、通常の書き込み・読み出し動作が行われ
る際には、プログラム端子19bには何も接続されず、
電圧が供給されないため、図20(C)に示すように、
プルダウン抵抗60によりゲート信号Gがローレベルに
なり、選択回路72は双方向バッファを全て非選択状態
にし、書き込み・読み出し回路73は不揮発性記憶素子
51〜58を全て冗長データを出力できる状態に設定す
る。これにより、バス75を介したデータの書き込み・
読み出し行い得ない状態となり、通常のメモリモジュー
ルと同様に動作する。
【0104】このような切り換え制御部34’では、上
述のように、メモリモジュールに一般的に設けられてい
るアドレス入力端子、データ入出力端子等を介して各不
揮発性レジスタ51〜58に書き込むデータを等を入出
力する構成としたため、上述の図12に示す構成の切り
換え制御部34に比較して、プログラム専用制御端子1
9の端子数を減少させることができる。
【0105】また、この切り換え制御部34’では、デ
ータ入出力端子を介してパラレルに各不揮発性レジスタ
51〜58に対する書き込み・読み出しデータの入出力
を行っている。このため、上述の図12に示すように、
各不揮発性レジスタ51〜58に書き込むデータをシリ
アル信号として入力する場合に比較してデータの入出力
に要する時間を短縮することができる。
【0106】ところで、上述の図19に示す構成では、
プログラム専用制御端子19’の数が1個であるが、こ
のようにプログラム専用制御端子19’の数が少数(例
えば1〜4個程度)である場合には、図21に示すよう
に、メモリモジュールに設けられている外部基板端子3
3の内、通常の動作では使用されないノンコネクト(N
C)端子をプログラム専用制御端子19’とすることが
できる。この場合、これらのNC端子をプログラム専用
端子19’として常時切り換え制御部34’に接続して
おいてもよいが、通常使用時における誤動作等を防止す
るために、プログラミングが終了した後は、NC端子を
切り換え制御部34’から切り離しておくことが望まし
い。
【0107】この場合、例えば図21に示すように、プ
リント基板上の配線パターンに外部基板端子33のNC
端子に接続されたパッド80と、このパッド80に近接
させて、切り換え制御部34’に接続されたパッド81
を設けておき、プログラミングを行う際には、上述の第
1の実施形態で用いたジャンパーチップ6等と同様な導
電性の部材82により、パッド80、81間をショート
させてNC端子を切り換え制御部34’に接続し、プロ
グラミングが終了した後、導電性の部材82を取り除い
てNC端子を切り換え制御部34’から切り離す。
【0108】このようにプログラミングを行う際に、切
り換え制御部34’を外部基板端子33のNC端子に接
続しておき、プログラミングが終了した後、切り換え制
御部34’を切り離すことにより、通常の書き込み・読
み出し時にノイズ等の影響により誤動作する可能性を低
減させることができる。
【0109】ところで、外部基板端子が72ピン以上の
メモリモジュールでは、このようなメモリモジュールを
使用する機器がメモリモジュールのアクセス速度、容量
等の構成を示す情報を確認するためのプレゼンスディフ
ェクト端子が設けられている。これらのプレゼンスディ
フェクト端子では、各々の端子をプリントパターン等に
よってメモリモジュールの接地電位に接続してグランド
電位とするか、オープンとするかによって情報を設定す
るようになっている。
【0110】これらのプレゼンス端子は、これらのメモ
リモジュールを使用する情報処理装置等が取り付けられ
たメモリモジュールのアクセス速度、容量等を自動認識
するために用いられるため、切り換え制御部34’のプ
ログラミングを行う際には使用されない。このため、プ
ログラミングを行う際に、これらの端子を上述のプログ
ラム専用制御端子19の端子19a〜19cとしてもよ
い。具体的には、図22に示すように、メモリモジュー
ルを構成するプリント基板上に本来のプレゼンスディフ
ェクト端子用のパッド85a(85b)〜88a(88
b)に近接させて外部基板端子33と切り換え制御部3
4を接続するためのパッド90a(90b)〜93a
(93b)を設けておく。
【0111】プログラミングを行う際には、図22中に
破線で示すように、上述の第1の実施形態で用いたジャ
ンパーチップ6等と同様な導電性の部材により各パッド
90a〜93aとパッド90b〜93b間を接続する。
これにより、外部基板端子33のプレゼンスディフェク
ト端子に相当する部分がプログラム専用制御端子19の
端子19a〜19cと同等に機能する。
【0112】プログラミングが終了した後、各パッド9
0a〜93aとパッド90b〜93b間の導電性の部材
を除去し、プレゼンスディフェクト端子用のパッド85
a〜88aとパッド85b〜88bの内、所定のパッド
間を導電性の部材によって接続すると、これらのパッド
85b〜88bが接続されている端子がプレゼンスディ
フェクト端子として機能する。
【0113】このように、一般的に設けられているプレ
ゼンスディフェクト端子を、プログラミング時にプログ
ラミング専用制御端子として用いる構成とすることによ
り、プログラミング専用制御端子を別個に設ける必要を
無くし、メモリモジュールの端子数を減少させることが
できる。
【0114】あるいは、プレゼンスディフェクト端子か
ら識別コードを並列に読み出す代わりに、メモリモジュ
ール上に識別コードの記憶、入出力制御を行うシリアル
EEPROM(シリアル入出力可能で電気的消去可能な
PROM)等の半導体記憶素子を設け、シリアル入出力
端子等を介して当該メモリモジュールを使用する情報処
理機器等から供給される動作制御指示等に基づいて識別
コードの読み出し/書き込み等の制御を行うようにして
もよい。この場合、シリアル入出力端子からのデータの
入出力は、例えば上述のクロック入力端子19cと同様
な端子を介して入力されるクロックに同期させて行うよ
うにする。
【0115】このような構成とした場合、シリアル入出
力端子から情報処理機器等から動作制御指示、識別コー
ド以外の特殊なコードが供給されたときに、上述の切り
換え制御部34にデータを入出力できるようにする切り
換え回路を設けてもよい。
【0116】また、さらにプログラム端子19bと同等
な端子を設けておき、このプログラム端子を介して入力
される切り換え信号に応じて、上述のシリアル入出力端
子又はクロック入力端子等を介して切り換え制御部34
にデータを入出力し得る状態とする切り換え回路を設け
てもよい。
【0117】
【発明の効果】本発明に係るメモリモジュールは、切り
換え手段により、各メモリ素子の入出力端子の内、欠陥
のないビットが接続されている入出力端子のみをデータ
入出力端子に接続して構成されるため、従来は使用する
ことができなかった欠陥を有するメモリ素子を用いて構
成することができ、メモリモジュールのコストを低減さ
せることができる。
【0118】また、切り換え手段を各メモリ素子の入力
端子に接続されたプリントパターンとデータ入出力端子
に接続されたプリントパターンを接続する導電性の部材
から構成することにより、切り換え手段の構成を簡略化
してメモリモジュールのコストをさらに低減させること
ができる。
【0119】また、さらに、外部の機器からの切り換え
指示を入力するための入力端子を備え、切り換え手段が
入力端子を介して入力される切り換え指示に基づいてメ
モリ素子の入出力端子とデータ入出力端子との接続を切
り換える構成とすることにより、メモリモジュールを製
造した後、切り換え手段の切り換えを外部の機器から制
御することができ、製造時に発生するメモリ素子の不良
をも補正することができる。従って、メモリモジュール
の歩留まりを向上させることができる。
【0120】さらに、切り換え指示を入力する際に入力
端子と切り換え手段を接続すると共に、メモリモジュー
ルに対する通常の書き込み・読み出し動作時に入力端子
と切り換え手段を切り離す構成とすることにより通常の
書き込み・読み出し時の誤動作の可能性を低減させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るメモリモジュ
ールの要部の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係るメモリモジュ
ールの要部の構成を示すブロック図である。
【図3】 上記メモリモジュールを構成する集合ジャン
パーチップの構成を示す平面図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態に係るメモリモジュ
ールの要部の構成を示すブロック図である。
【図5】 上記メモリモジュールの切り換え部を構成す
るレコーダの動作を示す真理値表である。
【図6】 上記切り換え部を構成するゲートの動作を示
す真理値表である。
【図7】 上記メモリモジュールの切り換え制御部のプ
ログラミング手順を示すフローチャートである。
【図8】 上記メモリモジュールの切り換え制御部の動
作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の第4の実施形態に係るメモリモジュ
ールの要部の構成を示すブロック図である。
【図10】 上記メモリモジュールを構成する選択回路
の構成を示す図である。
【図11】 上記選択回路の動作を示す真理値表であ
る。
【図12】 上記メモリモジュールを構成する切り換え
制御部の構成を示すブロック図である。
【図13】 上記メモリモジュールを構成するプログラ
ム専用制御端子の構成を示す図である。
【図14】 上記切り換え制御部を構成する冗長ビット
書き込み・読み出し回路の動作を示す波形図である。
【図15】 上記メモリモジュールを構成する各メモリ
素子の動作チェックを示すフローチャートである。
【図16】 上記動作チェックにより作成される欠陥ビ
ットの位置を示すテーブルである。
【図17】 上記メモリモジュールの冗長ビットの置き
換えを示すフローチャートである。
【図18】 上記メモリモジュールの冗長ビットの置き
換えを示すフローチャートである。
【図19】 上記メモリモジュールを構成する切り換え
制御部の他の構成例を示すブロック図である。
【図20】 上記切り換え制御部を構成する冗長ビット
書き込み・読み出し回路の動作を示す波形図である。
【図21】 上記メモリモジュールを構成するプログラ
ム専用制御端子の構成を示す図である。
【図22】 上記プログラム専用制御端子の他の構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1、2、3、31、32 メモリ素子、4、33 外部
基板端子、5 ジャンパーチップ搭載パッド、6 ジャ
ンパーチップ、7 表示、15 集合ジャンパーチップ
搭載パッド、16 集合ジャンパーチップ、17 切り
換え部、18、34 切り換え制御部、19 プログラ
ム専用制御端子、41〜48 選択回路、51〜58
不揮発性レジスタ、61〜68 双方向バッファ、69
シフトレジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビットで1ワードが構成され、該
    1ワード分の入出力端子を有する複数のメモリ素子と、 上記各メモリ素子の入出力端子の合計数より少ない数の
    データを入出力するためのデータ入出力端子と、 上記メモリ素子の入出力端子とデータ入出力端子との接
    続を切り換える切り換え手段を備え、 上記各メモリ素子の入出力端子の内、欠陥のないビット
    が接続されている入出力端子のみを上記データ入出力端
    子に接続したことを特徴とするメモリモジュール。
  2. 【請求項2】 上記切り換え手段が上記各メモリ素子の
    入力端子に接続されたプリントパターンと上記データ入
    出力端子に接続されたプリントパターンを接続する導電
    性の部材からなることを特徴とする請求項1に記載のメ
    モリモジュール。
  3. 【請求項3】 さらに、外部の機器からの切り換え指示
    を入力するための入力端子を備え、 上記切り換え手段が該入力端子を介して入力される切り
    換え指示に基づいて上記メモリ素子の入出力端子とデー
    タ入出力端子との接続を切り換えることを特徴とする請
    求項1に記載のメモリモジュール。
  4. 【請求項4】 さらに、上記切り換え指示を入力する際
    に上記入力端子と切り換え手段を接続すると共に、メモ
    リモジュールに対する通常の書き込み・読み出し動作時
    に入力端子と切り換え手段を切り離す接続切り換え手段
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のメモリモジ
    ュール。
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