JPH09282394A - 客席管理システム - Google Patents
客席管理システムInfo
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- JPH09282394A JPH09282394A JP9256596A JP9256596A JPH09282394A JP H09282394 A JPH09282394 A JP H09282394A JP 9256596 A JP9256596 A JP 9256596A JP 9256596 A JP9256596 A JP 9256596A JP H09282394 A JPH09282394 A JP H09282394A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
また、予約情報ともリンクさせて座席の使用効率を向上
させる。 【解決手段】 座席毎に予約を受け付けるデータ構造を
持つ予約データベースを店舗別に有し、受け付けた予約
情報を一元管理する予約管理手段(予約センタ)、並び
に店舗内のレイアウトを表示し、予約データベースに基
づいて指定日時の予約の有無を表示された座席毎に表
し、かつ指定日時以降の予約状況も表示する予約情報表
示手段2、及び店舗内のレイアウトを表示し、表示した
座席毎に、予約データベースの予約情報に基づいて、現
時点から予約時間までの空き時間の長さにより異なる表
示をし、着席中であれば、入店時からの経過時間に応じ
て表示する客席管理端末装置4を設け、予約情報を座席
単位に管理し、客席を時間で管理する。
Description
空き状態を管理する客席管理システム、特に予約情報と
も連動させて客席の効率的な使用を図る客席管理システ
ムに関する。
て座席を予約する場合、通常は、日時と人数等を指定し
て申し込む。飲食店では、顧客の要望を聞くと、予約状
況を書き込んだノートあるいはコンピュータシステムを
参照してその予約を受け付けられるかどうかを確認す
る。そして、個室、仕切りで区切られた部屋、座敷等の
収容可能な座席数と申込み人数とを比較し、空いている
部屋等があれば予約を受け付け、なければ同系列の他の
店舗を紹介するか断ることになる。店舗内のレイアウト
を熟知している店長レベルであれば、部屋の仕切りの位
置を動かしたりテーブルを移動させて予約席を確保し、
予約をなるべく受け付けるようにしていた。図11に従
来における予約管理の例を示すが、この図に示したよう
に、受け付けた予約は、希望日のテーブルにおいて割り
付ける部屋等とその時間を入力する。
と、空席を見つけて案内することになるが、このとき、
上記予約状況表を参照したり、あるいはテーブルの上に
「予約席」等の札を置いて、予約席に案内しないように
していた。また、特開昭64−64059号公報には、
従業員が座席に取り付けた着席スイッチをオンまたはオ
フすることによって座席の使用状態を一括管理してい
た。予約席の場合は着席スイッチを常時オンにしてお
く。このように、客席の使用状態の管理データに基づい
て来客を間違いなく空席に案内していた。
おいては、部屋毎あるいはテーブル毎に予約管理をし、
予約を受け付けていたので、予約人数によっては座席を
有効に活用できない場合があった。テーブルを移動させ
たりして有効に客席を使用しようとしても、店舗内のレ
イアウトを熟知している店長レベルでなければ申込み時
に迅速に対応することはできない。
の客の要望に対しても店舗内のレイアウトを知らなけれ
ば、その予約を受け付けられるかどうかを迅速に判断す
ることはできない。
の使用状態を予約または使用の有無だけで管理していた
ので、例えば満席時においてどのくらい時間がたてば座
席ができそうかどうかの判断は、従業員が顧客の来店時
間を覚えている場合か、来客の動向の予想でしか行うこ
とができなかった。このため、満席時に来た顧客に対し
てどのくらい待てばよいかなどのアドバイスを適切に行
うことができなかった。
は、まだ他の来客を案内してもよいかもしれない。例え
ば、20時からの予約が入っている座席に17時の来客
を案内しても20時までには退店すると考えられる。こ
のような場合でも予約席として予め確保しておくこと
は、座席を有効に利用しているとはいえない。
になされたものであり、その目的は、座席の効率的な使
用を図る予約管理を行う客席管理システムを提供するこ
とにある。また、予約情報ともリンクさせて座席の使用
効率を向上させる客席管理システムを提供することにあ
る。
するために、本発明における客席管理システムは、予約
と使用による客席の使用状態を管理する客席管理システ
ムにおいて、予約受付情報に基づき予約の登録などの予
約管理を統括して行う予約管理手段と、予約情報を記憶
する予約情報記憶手段と、予約情報に基づき予約状況を
表示する予約状況表示手段とを有し、前記予約情報記憶
手段は、予約の有無を座席毎に記憶することを特徴とす
る。このように、予約情報を座席毎に管理するようにし
たので、部屋毎テーブル毎の予約管理において発生しう
る無駄な空席を極力削減し、座席の運用を効率的に行う
ことができるようになる。
席のレイアウトを表示し、その表示した各座席の表示形
式を変えることによって指定日時の予約の有無を座席毎
に表示することを特徴とする。
席のレイアウトを表示し、その表示した各座席の表示形
式を変えることによって指定日時以降の予約状況を座席
毎に表示することを特徴とする。このように、店舗の座
席のレイアウトを表示して予約状況を示すようにしたの
で、座席毎の予約状況を一目で確認することができる。
また、テーブル番号等では把握しきれないテーブル、座
席の位置関係をも一目で確認することができるので、店
舗のレイアウトを熟知していない従業員であっても申込
者の座席の要望等を聞き入れて予約を受け付けることが
容易にできる。
管理する客席管理システムにおいて、客席の使用状態を
座席毎に表示する客席使用状況表示手段と、現時点での
着席若しくは空席であるかの使用状態と、着席のときの
基準時からの経過時間とを座席毎に記録する客席使用状
況記録手段と、前記客席使用状況管理手段に記録された
各座席の基準時からの経過時間を逐次更新する時間管理
手段と、客の入退店情報に応じて前記客席使用状況記録
手段を更新する客席管理手段とを有することを特徴とす
る。このように、着席の使用状態を基準時からの経過時
間とともに管理するようにしたので、客席の使用状態の
動向を知ることができる。
の座席のレイアウトを表示し、その表示した各座席の表
示形式を変えることによって現在の使用状態を座席毎に
表示することを特徴とする。このように、店舗の座席の
レイアウトを表示して客席の使用状況を経過時間ととも
に視覚的に示すようにしたので、座席毎の使用状況を一
目で確認することができる。
理手段を有し、前記客席使用状況記録手段は、更に予約
情報を座席毎に記録することを特徴とする。
の座席のレイアウトを表示し、座席毎に現在以降の予約
状況を予約時間により異なる表示を行うことを特徴とす
る。これにより、予約席が使用されるまでにどのくらい
の時間が空いているかを一目で確認することができる。
好適な実施の形態について説明する。
ある。本実施の形態を採用した飲食店は、複数の支店を
持つ飲食店であり、予約センタにおいて本店、各支店を
含む各店舗の予約を一元管理するシステム形態で構築さ
れている。もちろん、各店舗においても他店舗の分を含
めて予約できる。本実施の形態における客席管理システ
ムは、予約業務管理を行う予約管理サブシステムと各店
舗における客席の使用状況を管理する客席使用状況管理
サブシステムとに大きく分けることができる。各店舗
は、予約管理サブシステムが動作する予約管理端末装置
2と、予約管理サブシステムが管理する予約状況と連動
して客席使用状況管理サブシステムが動作する客席管理
端末装置4と、公衆網1に接続する通信装置6とを有
し、これらの装置をバス8で接続する。予約センタは、
予約管理サブシステムが動作する予約管理端末装置12
と、全店舗の予約情報を一元管理するためのデータベー
スを持つ予約サーバ装置10と、公衆網1に接続する通
信装置16とを有し、これらの装置をバス18で接続す
る。
に、全店舗の予約情報を記憶する予約情報記憶手段とし
ての店舗別予約データベース101と、各端末装置2,
4,12からの要求に応じて予約データベース101に
アクセスを行う予約情報管理部102と、バス接続部1
03とを搭載した一般的な装置構成で実現される。
たように、予約受付情報の入力や予約状況の確認等の指
示をするための入力手段としてのキーボード21及びマ
ウス22と、予約状況を表示する予約状況表示手段とし
てのカラーディスプレイ23と、予約受付情報に基づき
予約サーバ装置10にアクセスを行い、予約の登録や予
約状況の確認を行う予約管理部24と、バス接続部25
と、予約情報等を印字出力するプリンタ26とを有して
いる。
に、客席の使用状況や予約情報を表示させるための指示
の入力等の行う入力手段としてのキーボード41及びマ
ウス42と、客席の使用状況や予約情報を表示する客席
使用状況表示手段としてのカラーディスプレイ43と、
予約情報と、現時点での座席の使用状態と、着席のとき
の基準時からの経過時間とを座席毎に記録する客席使用
状況記録手段としての客席使用状況管理テーブル44
と、客の入退店情報に応じて客席使用状況管理テーブル
44の内容を逐次更新し客席の使用状況を管理する客席
管理手段としての客席予約管理部46と、バス接続部4
5とを有している。客席管理システムが持つ各機能は、
各装置2,4,10,12におけるCPUとCPU上で
動作するアプリケーションで実現される。
る店舗別予約データベース101の内容例を示した図で
ある。店舗別予約データベース101は、各店舗におい
て所有するフロア、テーブル及び座席毎に予約を書き込
むフィールドを持っている。このように、従来において
はテーブル毎に予約していたのを、本実施の形態におい
ては、座席毎に予約を受け付けられるデータ構造とした
ことを特徴としている。図5に示した例には、図6に示
した内容の予約受付情報を受け付けたときの登録例を示
したが、6月1日の18:00〜20:00で8名での
予約の場合、その予約のために確保する座席の各フィー
ルドに予約番号が書き込まれる。もちろん、予約受付情
報も予約情報として同じまたは異なるデータベースに格
納する。
ステムの持つ予約管理機能と客席使用状況管理サブシス
テムの持つ客席管理機能とをそれぞれ分けて説明する。
提供する画面の表示例の遷移を、電話による予約申込み
をする顧客との対応と関連づけて示した図であり、この
図を用いて予約管理の処理について説明する。
1日)と店舗(新橋店)をの画面から入力すると、
の予約照会画面に示したように、6月1日の新橋店の予
約状況が表示される。この画面には、各部屋毎に収容人
数とタイムテーブルとが表示される。また、予約された
時間帯においては、更に各時間における各部屋の占有率
を表示する。占有率の求め方は後述する。18時から8
名での予約申込みなので、18時の時間を見ると、和室
1〜3は、既に100%の占有率であり座席を確保でき
ないことが即座にわかる。和室4は、18時30分から
予約が入っているが、最大60%の占有率なので相席で
よければ座席を確保することが可能である。また、オー
プンAは詳細を見てみないと8名分の空席が確実にある
かどうかはわからないが、オープンBはまだ余裕がある
ので、テーブル席であれば予約を受け付けられることが
わかる。本実施の形態によれば、の予約照会画面に部
屋の予約の有無だけでなく部屋の占有率つまり座席単位
の予約状況をも目安として表示するようにしたので、座
席を効率的に利用することができる。以上のことから、
顧客には、テーブル席なら空いており、相席でよければ
和室もあると空き状況を申込者に伝えることになる。
という要望があれば、”の全店予約照会画面を表示
し、他店の予約状況を見る。そして、空きのある店舗を
選択し、上記の同様の操作を行い占有できる和室の有無
を探す。
席のあるオープンAを指定する。オープンAの18時の
予約を表示するように指定すると、オープンAの予約状
況が表示される。これは、キーボード入力あるいはマウ
スを用いて選択することにより指定できる。のエリア
別予約状況確認画面の例に示したように、本実施の形態
においては、店舗内のレイアウトで予約状況を表示する
ようにしたことを特徴としている。この表示画面例か
ら、オープンAは、7台のテーブルが表示された配置に
あり、このうちNo.1,2,4,5の4台が4人掛け
でNo.3,6,7の3台が8人掛けであることがわか
る。なお、各テーブルの左上に座席数を表示している。
更に、2番テーブルは1時間30分後に予約があり、
5,6番テーブルは1時間後に予約があり、3,7番テ
ーブルは18時に予約が入っていることがわかる。な
お、6番テーブルのうち右端の3名分の座席は予約が入
っていないことがわかるので、ここに来客を誘導するこ
とができる。このように、本実施の形態においては、予
約の有無を表示形式を変えることによって座席毎に表
し、かつ表示された時間以降の予約状況をも異なる形式
で表示した。図7の例では、文字飾りで予約状況の差を
表したが、表示色を変えてもよい。
ルで8名分の座席が空いているのでここに予約を入れる
ことができることがわかる。データベース上は1番と4
番で離れたテーブル番号であるが、予約状況をレイアウ
トとともに表示するようにしたので、店舗内のレイアウ
トを熟知していない従業員でも隣り合ったテーブルで予
約を受け付けることができる。予約受付情報に基づき座
席を確保するときは、の画面上で予約するテーブルを
マウス等で指定(クリック)し、予約情報を入力して割
り付ける。このときの画面例をの画面例に示す。予約
情報を入力し確定することで、前述した店舗別予約デー
タベース101にその予約情報が記録される。記録方法
は前述した通りである。このように、予約受付情報に基
づき予約がされるわけであるが、予約済みの座席数を各
部屋の収容人数で除算することによって占有率を得るこ
とができる。なお、部屋を合わせたりして収容人数が可
変にできる場合にも各部屋の収容人数を適当に設定して
目安とすればよい。本実施の形態における店舗別予約デ
ータベース101は、このような場合に対応できるため
にも部屋番号の情報を直接持たせていない。
管理サブシステムによれば、予約を部屋毎またはテーブ
ル毎の単位ではなく座席毎に受け付けられるようにした
ので、座席を効率的に運用することができる。特に、ビ
ヤホールのようにテーブルを移動することができ座席数
を自由に設定できるような場合は、本サブシステムを用
いることでより効率的に座席を運用することができる。
また、本実施の形態は、座席を予約の管理単位としたこ
とを特徴としているが、移動可能な2人掛け程度の少人
数用テーブルを使用している飲食店であれば、そのテー
ブルを予約の管理単位とした場合にも応用することもで
きる。
レイアウトを表示するようにしたので、予約時にテーブ
ルの位置関係が一目で確認することができる。従って、
離れた番号のテーブルであっても近い位置にある複数の
テーブルに一団体の予約を入れることができる。逆に言
うと、本実施の形態では、座席毎にばらして予約を取れ
るようにしたことを特徴としているが、レイアウトを表
示して予約の受け付けを行うようにしたので、離れた座
席で予約を取るような弊害を生じることから防止するこ
とができる。従来において相席で予約を入れる場合、収
容人数と予約人数との差で予約可能かどうかを判断して
いたが、本実施の形態においては、レイアウトに割り付
けて予約状況を表示するようにしたので、一団体をまと
まった座席で確保できるかどうかを一目瞭然に確認する
ことができる。また、当日になって座席の割り振りにあ
わてることはなくなる。
1番と4番のテーブルの座席が空いているとしたが、こ
れはその日の予約がないということではなく、2時間以
降にない、すなわち予約が入っているとしても20時以
降なので、それまでの時間に予約を受け付けることがで
きるということを意味している。つまり、本実施の形態
では、予約の有無のみならず時間という概念を座席毎に
持たせたので、一定でないそれぞれの予約の申込み人数
に対しても座席を効率的に運用することができる。
ができる。また、例えば窓側の座席がよいなどの顧客の
要望に対しても店舗内のレイアウトを熟知していない従
業員であっても即座に対応することができる。
めた予約受付けの場合を説明したが、予約の取消しも座
席を見ながら行うことができる。また、上記実施の形態
において、やの表示画面例における占有率や予約の
表示の切替え時間の区切りは、単なる設計事項である。
把握し来客の座席への案内に関する客席使用状況管理サ
ブシステムについて説明する。空席状況を把握するため
には、前述した予約管理サブシステムの予約情報を利用
することになる。本サブシステムは、予約データベース
101の内容を取り出し書き込まれた客席使用状況管理
テーブル44の内容に基づいて客席の管理を行う。客席
使用状況管理テーブル44の構造は、図8に示したよう
に予約データベース101と基本的に同じであるが、更
に「使用フラグ」と「経過時間」のフィールドを設け
た。「使用フラグ」は、座席の使用状態が着席か空席か
を表すフラグである。「経過時間」は、入店してからの
正確には使用フラグがセットされてからの経過時間が設
定される。
れた本サブシステムの表示画面例を示した図である。本
サブシステムにおいても客席の使用状況を店舗内のレイ
アウトを用いて表示することを特徴としている。各テー
ブルの左上には座席数を示している。この表示画面(以
下、「客席管理画面」という)には、予約に関する情報
と顧客が入店してからの経過時間に関する情報の大きく
2つの情報が示されている。
01から客席使用状況管理テーブル44に書き込まれた
予約情報に基づいて表示される。本実施の形態では、予
約に関する情報を図9に示したように旗のマークで示
し、予約の入っているテーブルのところに表示する。本
来なら座席毎に表すべきであるが、表示スペースの関係
上、本実施の形態においてはテーブル単位に表示するこ
とにする。また、旗の表示色を変えることによって現時
点から予約時間までの空き時間を示す。本実施の形態に
おいてはカラーディスプレイ43を用い表示色を変える
ことによって空き時間の長さを表すようにしたが、旗の
形状や色、飾り等の表示形式を変えることによって、更
には旗でない方法で表すようにしてもよい。また、予約
の時間になっても来ない客のための予約座席を点滅させ
て満席時には使用したりするなどの情報として表示す
る。
する情報は、その経過時間を座席の表示色を変えること
によって知らせる。空席の場合は、色表示しない。図9
においては、着席した時点でオレンジ色、着席から2時
間経過後に赤色に座席の表示色を変えるように示した。
入店してからの経過時間によって例えば15分や30分
毎に表示色を変えるようにしてもよい。図9に示した例
では、1,2番テーブルは、全座席とも空席であり、
5,6,8番のテーブルは全座席とも使用中であり、4
番テーブルは1席、7番テーブルは2席使用中であるこ
とがわかる。また、3番テーブルは、17時30分以前
に予約をした顧客がまだ来店していないことを示してい
る。
る動作について顧客の来店時、退店時の順に説明する。
るが、予約客でない顧客が来店したとき、従業員は、客
席管理画面により座席の使用状況を確認し、来客を空席
のところに案内する。その際、案内する座席の状態を空
席から着席に変更する。この処理は、客席管理画面上の
座席の位置をマウス42によりクリックしたりまたは座
席番号をキーボード41から入力することで行う。客席
予約管理部46は、このとき、案内する座席の客席管理
画面上の表示を着席の状態に変更し、客席使用状況管理
テーブル44の該当する座席の「使用フラグ」をセット
する。また、客席予約管理部46は、使用を開始する各
座席の「経過時間」を初期化し、経過時間の計測を開始
する。計測時間で客席使用状況管理テーブル44の「経
過時間」を適宜更新する。このように、客席予約管理部
46は、時間管理手段として動作する。本サブシステム
上においては、顧客が来店して座席を確保した時点で着
席の状態とすることで、その顧客が入店から確保した座
席までの移動中に、その座席に他の来客を重複して案内
するような不都合を生じさせることはない。
面上の「予約客」をクリックし、当日分として受け付け
た予約のリストを表示する。この予約の表示に関する情
報は、予約データベース101から得ることができる。
この表示例を図10に示す。従業員は、この予約一覧を
参照して予約客の座席を確認し案内する。その際、従業
員は、予約一覧画面上の予約客並びに「来店」をクリッ
クする。これにより、客席予約管理部46は、予約席の
表示の更新、客席使用状況管理テーブル44の該当する
座席の「使用フラグ」のセット及び「経過時間」を初期
化し、時間の計測を開始する。
が、顧客の退店時の清算の時に、フロントにいる従業員
は、客席管理画面により退店する顧客の座席を着席から
空席に変更する。この処理は、入店時と同様、マウス4
2またはキーボード41から入力する。客席予約管理部
46は、このとき、対象となる座席の客席管理画面上の
表示を空席の状態に変更し、客席使用状況管理テーブル
44の該当する座席の「使用フラグ」をクリアする。ま
た、客席予約管理部46は、その座席に対する経過時間
の計測を止める。
退店時に処理を行うが、顧客が着席した状態において
は、各座席の入店時からの経過時間を計測し、客席使用
状況管理テーブル44の該当する座席の「経過時間」を
逐次更新する。この更新に伴い、客席予約管理部46
は、所定の時間が経過した時点で客席管理画面上の表
示、具体的には着席状態の座席の表示色の更新を行う。
また、客席予約管理部46は、時間の経過に伴い、予約
したがまだ来店していない顧客のための座席の点滅、予
約席の旗の表示色の更新を行う。なお、本実施の形態に
おいては、予約時間を30分経過した時点でもまだ予約
客が来ないことを予約席を点滅表示させることによって
知らせるようにした。これにより、予約の有無並びに予
約時間になった場合でも着席扱いとしないようにし、混
雑時にはその予約席に他の来客を案内するなど客席の効
率的な運用に努めることができる。また、客席管理画面
から予約のキャンセルや当日の予約を行えるようにし
た。予約のキャンセルは、予約一覧から該当する予約を
消去し、当日予約は、前述した予約管理サブシステムを
呼び出すことによって行うことができる。この処理によ
り予約データベース101の内容を更新し、更に客席使
用状況管理テーブル44の内容も更新される。
画面上の表示を逐次更新していくことによって、現時点
における顧客が入店してからの経過時間、また予約席の
使用開始までの時間が一目瞭然に把握できるので、例え
ば満席時に来た顧客に対してどのくらい待てば座席が空
くかなどのアドバイスを単なる予想ではなく適切に行う
ことができる。
を基準時とし、入店時からの経過時間により客席管理画
面上の表示色を変えるようにしたが、オーダーリングシ
ステムと連動させることにより、最後の注文のあった時
やコースメニューであれば最後のコースメニューを運ん
だ時などその飲食店に応じた基準時の設定も可能であ
る。
席の使用状態を予約情報と関連づけて表示し、それも座
席毎に管理するようにしたので、座席の運用を効率的に
行うことができる。
理サブシステムと客席使用状況管理サブシステムとを分
けた装置構成としたが、物理的には同じ装置で実現する
ようにしてもよい。特に、本実施の形態では、複数の支
店を持つ飲食店の場合で説明したため、予約サーバ装置
10や各店舗に予約管理端末装置を設け予約管理手段の
持つ機能も分割して各装置に持たせたが、これも一店舗
の場合は別構成とする必要はない。また、本実施の形態
においては、客席使用状況記録手段としての客席使用状
況管理テーブル44をメモリ上に展開するようにした
が、ファイルとして持たせるようにしてもよい。その他
にも装置構成としては使用環境によって様々な形態をと
ることができる。また、本実施の形態においては、予約
情報を座席毎に管理し、客席使用状況管理の場合も含め
て店舗内のレイアウトを表示して視覚的に確認できるよ
うにしたことを特徴としているので、着席してからの表
示色の変更時間や予約時間までの時間の区切り方など
は、単なる設計事項である。
にするようにしたので、予約を部屋毎またはテーブル毎
の単位ではなく座席毎に受け付けられるようになるた
め、座席の運用を効率的に行うことが可能となる。
表示し、座席毎に表示を変えることによって予約状況を
示すようにしたので、予約の有無のみならずどの座席が
確保されているかを一目で確認することが可能となる。
従って、テーブル番号だけでは把握できない各座席の位
置関係が視覚的に認識することができるので、複数のテ
ーブルに及ぶ団体客の座席をまとまった場所に確保する
ことができる。また、窓際の席などの予約申込者の希望
に応じた座席を確保することができる。更に、店舗内の
レイアウトを表示させるようにしたことにより、このよ
うな申込人数や希望により適切な座席確保を行わなくて
はならない予約受付業務を店舗内のレイアウトを熟知し
ていない従業員であっても容易に行うことが可能とな
る。
表示し、座席毎に表示を変えることによって予約状況を
それも指定日時よりどのくらい後に予約が入っているか
を表示するようにしたので、同日に同じ座席においても
異なる時間であれば予約を受け付けられるということが
一目で確認することができる。
か空いている状態であるかの使用状態のみならず使用中
であるときには基準時からの経過時間をも座席毎に記録
するようにしかつ表示するようにしたので、客席の使用
状況を容易に把握することができ、例えば満席時に来た
顧客に対してどのくらい待てば座席が空くかなどのアド
バイスを適切に行うことが可能となる。
表示し、座席毎に表示を変えることによって客席の使用
状況を示すようにしたので、予約の有無のみならずどの
座席が確保されているかを一目で確認することが可能と
なる。
せることで予約情報をも考慮した客席の使用状況を座席
毎に把握することができる。
表示し、客席の座席毎の使用状況のみならず現在以降の
予約状況、それも予約時間によって表示形式を異なるよ
うにしたので、予約席が使用されるまでにどのくらいの
時間が空いているかを一目で確認することができる。従
って、たとえ予約席であっても予約時間までに時間が十
分にあれば、その座席に来客に割り当てることができる
ようになり、その結果、座席を効率的に運用させること
が可能となる。
である。
ック構成図である。
ロック構成図である。
ロック構成図である。
ースのデータ構造を示した図である。
を示した図である。
が提供する画面例の遷移を電話による予約申込みをする
顧客との対応と関連づけて示した図である。
システムで使用する客席使用状況管理テーブルの例を示
した図である。
ムにおける表示画面例を示した図である。
テムにおける予約情報の表示画面例を示した図である。
る。
理端末装置、6,16通信装置、8,18 バス、10
予約サーバ装置、21,41 キーボード、22,4
2 マウス、23,43 カラーディスプレイ、24
予約管理部、25,45 バス接続部、26 プリン
タ、44 客席使用状況管理テーブル、46 客席予約
管理部、102 予約情報管理部、101 予約データ
ベース、103 バス接続部。
Claims (7)
- 【請求項1】 予約と使用による客席の使用状態を管理
する客席管理システムにおいて、 予約受付情報に基づき予約の登録などの予約管理を統括
して行う予約管理手段と、 予約情報を記憶する予約情報記憶手段と、 予約情報に基づき予約状況を表示する予約状況表示手段
と、 を有し、 前記予約情報記憶手段は、予約の有無を座席毎に記憶す
ることを特徴とする客席管理システム。 - 【請求項2】 前記予約状況表示手段は、店舗の座席の
レイアウトを表示し、その表示した各座席の表示形式を
変えることによって指定日時の予約の有無を座席毎に表
示することを特徴とする請求項1記載の客席管理システ
ム。 - 【請求項3】 前記予約状況表示手段は、店舗の座席の
レイアウトを表示し、その表示した各座席の表示形式を
変えることによって指定日時以降の予約状況を座席毎に
表示することを特徴とする請求項1記載の客席管理シス
テム。 - 【請求項4】 予約と使用による客席の使用状態を管理
する客席管理システムにおいて、 客席の使用状態を座席毎に表示する客席使用状況表示手
段と、 現時点での着席若しくは空席であるかの使用状態と、着
席のときの基準時からの経過時間とを座席毎に記録する
客席使用状況記録手段と、 前記客席使用状況管理手段に記録された各座席の基準時
からの経過時間を逐次更新する時間管理手段と、 客の入退店情報に応じて前記客席使用状況記録手段を更
新する客席管理手段と、 を有することを特徴とする客席管理システム。 - 【請求項5】 前記客席使用状況表示手段は、店舗の座
席のレイアウトを表示し、その表示した各座席の表示形
式を変えることによって現在の使用状態を座席毎に表示
することを特徴とする請求項4記載の客席管理システ
ム。 - 【請求項6】 予約管理を座席毎に行う予約業務管理手
段を有し、 前記客席使用状況記録手段は、更に予約情報を座席毎に
記録することを特徴とする請求項4記載の客席管理シス
テム。 - 【請求項7】 前記客席使用状況表示手段は、店舗の座
席のレイアウトを表示し、座席毎に現在以降の予約状況
を予約時間により異なる表示を行うことを特徴とする請
求項6記載の客席管理システム。
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- 1996-04-15 JP JP9256596A patent/JP3011883B2/ja not_active Expired - Fee Related
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