JP2003203182A - 代替品管理システムおよび方法、代替品管理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

代替品管理システムおよび方法、代替品管理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003203182A
JP2003203182A JP2002000625A JP2002000625A JP2003203182A JP 2003203182 A JP2003203182 A JP 2003203182A JP 2002000625 A JP2002000625 A JP 2002000625A JP 2002000625 A JP2002000625 A JP 2002000625A JP 2003203182 A JP2003203182 A JP 2003203182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たで上位の製品の購入を動機付けできるよ
うにする。 【解決手段】 端末2−1乃至2−3からネットワーク
1を介して、製品の修理が要求されてきたとき、修理受
付システム4は、内蔵する修理品データベースに修理品
に関する情報を登録する。端末から修理品を修理してい
る期間、代替品の提供を希望することが要求されてきた
とき、代替品管理システム5は、修理品より上位の機能
を有する代替品を、内蔵する代替品データベースから検
索し、その代替品に関する情報をネットワーク1を介し
て、端末2に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、代替品管理システ
ムおよび方法、代替品管理装置および方法、記録媒体、
並びにプログラムに関し、特に、ユーザに対して、より
上位の製品を購入するように動機付けすることができる
ようにした代替品管理システムおよび方法、代替品管理
装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車が故障したような場合、
その修理に比較的に長い日数がかかるようなとき、代車
として別の自動車をユーザに提供することが、一般的に
行われている。ユーザは、この代車を利用することで、
故障車の修理に要する期間においても、自動車を利用す
ることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、代車と
して提供される自動車は、一般的に古いモデルで、機能
的にも低級な自動車であることが多い。
【0004】その結果、ユーザは、代車の提供を受ける
ことによって、修理に出した自分自身の自動車が相対的
により好ましい自動車であることを認識することはあっ
ても、新たな自動車を購入しようとする動機付けが行わ
れることは殆どなかった。例に、その動機付けが行われ
たとしても、それは、故障が発生したからであり、代車
の提供を受けることに基づくものではないので、特に、
より高機能の自動車の購入の動機付けにはならないこと
が多かった。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ユーザに、例えば、より高機能の製品の
購入を動機付けすることができるようにするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の代替品管
理システムは、修理品の修理を依頼したユーザを識別す
るユーザ識別情報と、修理品を識別する修理品識別情報
を対応付けて記憶する修理品データベースと、ユーザよ
り入力される修理品識別情報に基づいて、修理品データ
ベースから、修理品識別情報を含むレコードを検索する
レコード検索手段と、レコード検索手段により検索され
たレコードに、ユーザより入力された修理品の修理情報
を登録する登録手段と、修理品に替えてユーザに代替品
の提供が可能であるか否かを表す代替品提供情報を、代
替品を識別する代替品識別情報に対応付けて記憶する代
替品データベースと、ユーザからの入力に基づいて、ユ
ーザの修理品に対して代替品の提供が必要であると判定
された場合、修理品識別情報により識別される修理品よ
り上位の製品に対応する代替品を識別する代替品識別情
報を検索する代替品検索手段と、代替品検索手段により
検索された代替品識別情報に対応する製品に関する製品
情報をユーザに告知する告知手段と、告知手段による告
知に基づくユーザからの入力に応じて、代替品データベ
ースの代替品識別情報に対応する代替品提供情報を変更
する変更手段とを備えることを特徴とする。
【0007】本発明の第1の代替品管理方法は、ユーザ
より入力される修理品識別情報に基づいて、修理品デー
タベースから、修理品識別情報を含むレコードを検索
し、検索されたレコードに、ユーザより入力された修理
品の修理情報を登録し、ユーザからの入力に基づいて、
ユーザの修理品に対して代替品の提供が必要であると判
定された場合、修理品識別情報により識別される修理品
より上位の製品に対応する代替品を識別する代替品識別
情報を検索し、検索された代替品識別情報に対応する製
品に関する製品情報をユーザに告知し、告知に基づくユ
ーザからの入力に応じて、代替品データベースの代替品
識別情報に対応する代替品提供情報を変更することを特
徴とする。
【0008】本発明の第2の代替品管理システムは、修
理品に替えて提供する代替品に関する代替品情報を保持
し、修理品に関する情報が入力された場合、保持してい
る代替品情報から、入力された情報に対応する修理品に
較べて、より上位の代替品を検索し、検索された、上位
の代替品に関する代替品情報を出力することを特徴とす
る。
【0009】本発明の第2の代替品管理方法は、修理品
に替えて提供する代替品に関する代替品情報を保持し、
修理品に関する情報が入力された場合、保持している代
替品情報から、入力された情報に対応する修理品に較べ
て、より上位の代替品を検索し、検索された、上位の代
替品に関する代替品情報を出力することを特徴とする。
【0010】本発明の代替品管理装置は、修理品に替え
て提供する代替品に関する代替品情報を保持する保持手
段と、修理品に関する情報が入力された場合、保持手段
により保持されている代替品情報から、入力された情報
に対応する修理品に較べて、より上位の代替品を検索す
る検索手段と、検索手段により検索された、上位の代替
品に関する代替品情報を出力する出力手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】前記保持手段は、修理品に対する上位の代
替品を検索するために、代替品情報として、製品毎の順
位に関する情報を保持し、検索手段は、順位が最も高い
代替品を検索することができる。
【0012】前記検索手段は、在庫がない代替品を、代
替品を提供する他のシステムを利用して検索することが
できる
【0013】。前記検索手段は、修理品と同一のメーカ
または異なるメーカの代替品を検索することができる。
【0014】前記検索手段は、異なるメーカの代替品
を、代替品を提供する他のシステムを利用して検索する
ことができる。
【0015】前記保持手段は、代替品の貸し出し状況を
表す情報をさらに保持し、出力手段は、貸し出し状況を
表す情報をさらに出力することができる。
【0016】前記検索手段は、貸し出し状況を表す情報
に基づいてユーザより入力された選択情報に応じて、代
替品を検索することができる。
【0017】前記保持手段は、出力手段が出力した貸し
出し状況を表す情報に基づくユーザからの入力に応じ
て、貸し出し状況を表す情報を変更することができる。
【0018】前記検索手段は、ユーザより入力された選
択情報に応じて、代替品を検索することができる。
【0019】前記出力手段は、ユーザより入力された選
択情報に対応する代替品の候補に関する情報を出力し、
検索手段は、出力手段により出力された代替品の候補に
関する情報に基づくユーザからの入力に応じて、代替品
を検索することができる。
【0020】前記出力手段は、代替品情報として、修理
品と検索手段により検索された代替品との差異を表す情
報を出力することができる。
【0021】前記出力手段は、代替品との差異を表す情
報に、代替品のより詳細な情報にリンクするためのリン
ク情報を含めるようにすることができる。
【0022】前記出力手段は、検索手段が、代替品を検
索できなかった場合、代替品を提供する他のシステムに
関する情報を出力することができる。
【0023】前記保持手段は、代替品情報として、代替
品を識別する代替品識別情報を保持し、検索手段は、修
理品識別情報に基づいて検索を行うことができる。
【0024】前記保持手段は、修理品に関する修理品情
報をさらに保持することができる。
【0025】前記保持手段は、修理品に関する情報を入
力したユーザに関する情報を、修理品に関する情報と対
応付けて保持することができる。
【0026】前記出力手段は、ネットワークを介して代
替品情報を出力することができる。
【0027】本発明の第3の代替品管理方法は、修理品
に替えて提供する代替品に関する代替品情報を保持する
保持ステップと、修理品に関する情報が入力された場
合、保持ステップの処理により保持されている代替品情
報から、入力された情報に対応する修理品に較べて、よ
り上位の代替品を検索する検索ステップと、検索ステッ
プの処理により検索された、上位の代替品に関する代替
品情報を出力する出力ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0028】本発明の記録媒体のプログラムは、修理品
に替えて提供する代替品に関する代替品情報の保持を制
御する保持制御ステップと、修理品に関する情報が入力
された場合、保持制御ステップの処理により保持が制御
されている代替品情報から、入力された情報に対応する
修理品に較べて、より上位の代替品を検索する検索ステ
ップと、検索ステップの処理により検索された、上位の
代替品に関する代替品情報を出力する出力ステップとを
含むことを特徴とする。
【0029】本発明のプログラムは、修理品に替えて提
供する代替品に関する代替品情報の保持を制御する保持
制御ステップと、修理品に関する情報が入力された場
合、保持制御ステップの処理により保持が制御されてい
る代替品情報から、入力された情報に対応する修理品に
較べて、より上位の代替品を検索する検索ステップと、
検索ステップの処理により検索された、上位の代替品に
関する代替品情報を出力する出力ステップとをコンピュ
ータに実行させる。
【0030】本発明の第1の代替品管理システムおよび
方法においては、ユーザの修理品に対して代替品の提供
が必要であると判定された場合、代替品が検索され、検
索された製品に関する製品情報が、ユーザに告知され
る。そして、告知に基づくユーザからの入力に応じて、
代替品データベースの代替品提供情報が変更される。
【0031】本発明の第2の代替品管理システムおよび
方法においては、修理品に関する情報が入力された場
合、修理品に比べて、より上位の代替品が検索され、検
索された代替品に関する代替品情報が出力される。
【0032】本発明の代替品管理装置および方法、記録
媒体、並びにプログラムにおいては、修理品に関する情
報が入力された場合、保持されている代替品情報から修
理品に比べて、より上位の代替品が検索され、検索され
た上位の代替品に関する代替品情報が出力される。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した情報管
理システムの構成例を表している。この構成例において
は、インターネット、LAN(Local Area Network), WAN(W
ide Area Network)などにより構成されるネットワーク
1に、一般ユーザが有する端末2−1乃至2−3が接続
されている。また、ネットワーク1には、ユーザからの
製品の修理を受け付けるとともに、製品を修理している
期間、ユーザに提供する代替品に関する情報を提示する
情報管理サーバ3も接続されている。
【0034】情報管理サーバ3は、修理受付システム4
と代替品管理システム5とで構成されている。情報管理
サーバ3には、端末2−4が直接接続されており、情報
管理サーバ3が配置されている、例えば、サービス店な
どにユーザが訪れたとき、端末2−4を操作して必要な
情報の提示を受けることができるようになされている。
もちろん、端末2−4は、情報管理サーバ3の管理者
(サービス店の店員)によっても操作される。
【0035】情報管理サーバ3により検索された情報
は、端末2−4には、直接供給されるが、端末2−1乃
至2−3に対しては、ネットワーク1を介して供給され
る。
【0036】ネットワーク1には、さらに、情報管理サ
ーバ6が接続されている。この情報管理サーバ6は、情
報管理サーバ3が管理する製品と同種の製品ではある
が、異なるメーカの製品を管理するサーバにより構成さ
れたり、任意のユーザに製品をレンタルするサービスを
行っているサーバにより構成される。
【0037】なお、修理受付システム4と代替品管理シ
ステム5は、情報管理サーバ3内のネットワークに接続
されていてもよいが、ネットワーク1を介して相互に接
続されていてもよい。
【0038】図2は、情報管理サーバ3を構成する修理
受付システム4と代替品管理システム5のより詳細な構
成例を表している。
【0039】修理受付システム4は、端末2−4と直接
通信したり、あるいは、ネットワーク1を介して、端末
2−1乃至2−3と通信する通信部21を有している。
判別部22は、通信部21を介して入力される端末2−
1乃至2−4(以下、これらの端末を個々に区別する必
要がない場合、単に端末2と称する)からの入力に基づ
いて、代替品を必要とするか否か、あるいは、検索を必
要とするか否か、さらには、登録を必要とするか否かを
判定する。検索部23は、判別部22からの指令に基づ
いて、修理品データベース25を検索する処理を実行す
る。
【0040】登録部24は、判別部22からの指令に基
づいて、所定の情報の登録が指令された場合、検索部2
3より検索されたディレクトリに対応するポインタの入
力を受け、そのポインタにより指定される処理品データ
ベース25上の所定のディレクトリに、所定の情報を登
録する。
【0041】代替品管理システム5の通信部41は、通
信部21と同様に、端末2と通信を行う。通信部41
は、また、ネットワーク1を介して修理受付システム4
の通信部21と通信することができるようにしてもよ
い。
【0042】検索部42は、修理受付システム4の判別
部22から代替品の検索が要求されてきたとき、その要
求に基づいて、代替品データベース44を検索する処理
を実行する。検索して得られた結果は、表示制御部45
を介して、表示部46に供給され、表示されるととも
に、通信部41を介して、端末2に出力される。
【0043】登録部43は、検索部42を介して、代替
品データベース44に対して、所定の情報の登録が要求
されたとき、その登録処理を実行する。
【0044】図示は省略するが、端末2は、例えば、パ
ーソナルコンピュータにより構成される。
【0045】図3は、修理品データベース25のレコー
ドに登録されている情報の例を表している。この例にお
いては、修理受付システム4に修理を要求してきた端末
2のユーザを識別する識別情報としてのユーザID、その
ユーザのユーザ名、処理を要求してきた修理品の識別情
報としての修理品IDが記憶される。修理品IDは、例え
ば、修理品の製造番号を利用することができる。
【0046】修理品データベース25には、この他、修
理品名称(製品名)、ユーザがその修理品を購入した時
期を表す購入時期、修理品が故障した原因(ユーザから
の申告によるもの、並びに実際に検査して判明した原
因)、修理品の故障箇所なども記憶される。
【0047】さらに、修理品データベース25には、そ
の修理を要求してきたユーザが代替品を要求しているか
否かを表す代替品の必要性、代替品を提供する場合に
は、その代替品の対価(有償であるか無償であるか)、
代替品を提供したか否か、提供した場合には、その代替
品のIDといった情報が記憶される。その他、修理品デー
タベース25には、そのユーザの年齢、職業、電話番
号、住所、趣味、所有している関連商品といったそのユ
ーザに関するユーザ情報が、必要に応じて記憶される。
【0048】代替品データベース44のレコードには、
例えば、図4に示されるような情報が記憶される。この
例においては、代替品を識別する識別情報としての代替
品ID、代替品の名称、代替品の数などが記憶される。
【0049】代替品データベース44には、さらに、代
替品の劣化状態、機能、順位といった情報が記憶され
る。
【0050】機能は、他の製品(修理品)との差異を明
かにする情報を含んでいる。この機能の差異をユーザに
提示することで、ユーザは、修理品と代替品との違い
を、迅速かつ確実に、把握することが可能となる。ま
た、機能には、ユーザにその機能の詳細を提示するため
の情報(例えば、詳細な機能が公開されているファイ
ル)に対するリンク情報が付加されている。
【0051】代替品データベース44には、代替品の順
位も記憶されている。この順位は、任意であるが、例え
ば、より高機能のものが上位に、低機能のものが下位
に、それぞれ順位付けされる。また、例えば、価格が高
いものがより上位に順位付けされ、価格が安いものがよ
り下位に順位付けされる。さらに、販売開始してから経
過した月数も考慮され、より新しい製品がより上位に順
位付けされ、古い製品は、下位に順位付けされる。さら
に、より高品質なものは、低品質なものに比べて、上位
に順位付けされる。メーカにより、上位機種としてラン
ク付けされたものは、下位機種としてランク付けされた
ものより、上位に順位付けされる。コストパフォーマン
スがより高いものは、低いものに比べて、上位にランク
付けされる。さらに、メーカが戦略商品として位置付け
ている商品は、戦略商品ではない通常の商品に比べて、
上位に順位付けされる。
【0052】このように、順位は、1以上の各種の条件
に基づいて、それらを総合的に判定して、決定されてい
る。この順位付けは、管理者が手動で行ってもよいし、
各種の条件を係数化して、コンピュータなどにより計算
して、自動的に決定させるようにしてもよい。いずれに
しても、全ての製品(修理品および代替品)は、相対的
に順位付けされており、その順位に基づいて、修理品よ
り上位の代替品が検索され、ユーザに提示される。
【0053】ランキングは、その代替品を貸し出したユ
ーザにおける人気度のランキングを表している。あるい
は、代替品として貸し出された頻度のランキングとする
こともできる。
【0054】貸し出し状況は、その代替品がユーザに貸
し出されているか否か、貸し出されているとすれば、そ
の期間はいつまでかといった情報が記憶されている。貸
し出されている代替品は、他のユーザに貸し出すことが
できないので、この貸し出し状況の情報は、代替品とし
て貸し出すことが可能であるか否かを表す代替可能情報
でもある。
【0055】図3に示す修理品データベース25と図4
に示される代替品データベース44においては、いずれ
も修理品IDまたは代替品IDに基づいて、検索が行われ
る。
【0056】次に、図5のフローチャートを参照して、
端末2のユーザが情報管理サーバ3にアクセスして修理
を要求した場合における情報管理サーバ3の処理につい
て説明する。
【0057】端末2のユーザは、修理受付システム4に
アクセスし、自分自身が保持する故障した製品の修理を
要求する。この場合のアクセスは、一般のユーザが外部
から行う場合には、ネットワーク1を介して行われ、ユ
ーザがサービスセンタに出向いて行われる場合には、端
末2−4から、ユーザ、または、そこの店員により行わ
れる。
【0058】端末2からは、修理情報として、ユーザの
氏名、ユーザID、修理品ID、修理品名称、その修理品の
購入時期、故障原因、故障箇所、代替品を要求するか否
か、代替品を要求する場合には、その対価が無償である
ことを要求するのか、有償であってもよいとするのか、
といった代替品の対価情報の他、住所、氏名、年齢、職
業、電話番号、eメールアドレス、趣味といったユーザ
情報が入力される。
【0059】修理受付システム4の通信部21は、端末
2からこれらの修理情報をステップS1で取得すると、
これを判別部22に供給する。判別部22は、ステップ
S1の処理で取得された修理情報を判別して、そのユー
ザの修理品の修理品IDを取得し、検索部23に供給し、
その修理品IDに対応するレコードが修理品データベース
25に登録されているか否かを検索させる。検索部23
は、ステップS2において、判別部22からの検索要求
に対応して、提示された修理品IDに対応するレコードが
修理品データベース25に、既に登録されているか否か
を検索する。
【0060】検索部23は、修理品データベース25に
修理品IDが既に登録され、対応するレコードが修理品デ
ータベース25にすでに登録(形成)されている場合に
は、その位置を表すポインタを登録部24に出力する。
その修理品IDに対応するレコードがまだ登録されていな
い場合には、その旨が登録部24に通知される。
【0061】登録部24は、検索部23からの通知に基
づいて、ステップS3において、修理情報を判別部22
から入力し、その修理情報を検索部23から通知された
ポインタに基づいて、修理品データベース25の所定の
レコードに登録する。その修理品IDに対応するレコード
が、修理品データベース25にまだ形成されていない場
合には、登録部24は、その修理品IDに対応する新たな
レコードを、修理品データベース25に形成し、その新
たに形成したレコードに、判別部22より供給された修
理情報を登録する。
【0062】登録部24は、修理品データベース25に
登録が行われたとき、それを判別部22に通知する。判
別部22は、登録部22より登録の完了が通知されたと
き、ステップS4において、通信部21を介して、その
旨を端末2に通知する。
【0063】ユーザは、これにより、修理品の修理の要
求が、修理受付システム4に登録されたことを知ること
ができる。
【0064】また、修理受付システム4の判別部22
は、修理情報登録処理が完了したとき、ステップS4に
おいて、必要な部署に修理のための手配を要求する。こ
の要求に基づいて、実際に修理が行われることになる。
例えば、スタッフがユーザのところに出向き、修理品を
預かりに行くなどの処理がここで行われることになる。
【0065】次に、ステップS5において、判別部22
は、ステップS1の処理で取得した修理情報では、代替
品が要求されているか否かを判定する。代替品が要求さ
れていると判定した場合、判別部22は、ステップS6
において、その旨を代替品管理システム5に通知する。
代替品が要求されていない場合には、ステップS6の処
理はスキップされる。
【0066】以上のようにして、修理受付システム4の
判別部22から代替品が要求されていることが通知され
たとき、代替品管理システム5は、図6のフローチャー
トに示される処理を実行する。
【0067】ステップS21において、検索部42は、
修理受付システム4の判別部22から供給された要求に
含まれる修理品ID、ユーザID、修理品名称といった情報
を取得し、その修理品IDに対応する代替品を代替品デー
タベース44から検索する。この検索は、製品の代替品
ID(修理品ID)に基づいて行われる。
【0068】すなわち、代替品データベース44には、
図4に示されるように、製品の順位が記憶されており、
検索部42は、その順位に基づいて、その修理品IDに対
応する代替品IDを検索し、その代替品IDの製品(代替
品)に対して、最も上位の順位に順位付けされている製
品を検索する。
【0069】ここでは、検索する代替品をもっとも上位
に順位付けされている製品とするが、管理者が指定する
順位に順位付けされた製品を検索させるようにすること
も可能である。例えば、1つだけ上の順位の製品を検索
させるようにすることも可能である。
【0070】図7は、順位付けの例を表している。この
例においては、5台のテレビジョン受像機が1番から5
番まで順位付けされている。最も上位の第1番目に順位
付けされているテレビジョン受像機KV34DRX5は、3
4インチの表示画面を有し、DRC4倍密の表示機能を有
しているテレビジョン受像機である。第2番目に順位付
けされているテレビジョン受像機KV34DR1は、表示部
の大きさが34インチと、順位が第1番目のテレビジョ
ン受像機と同一の大きさであるが、DRC4倍密の機能は
有していないテレビジョン受像機とされる。
【0071】第3番乃至第5番に順位付けされているテ
レビジョン受像機は、いずれも29インチのテレビジョ
ン受像機であり、第3番目の順位のテレビジョン受像機
KV29DRX5は、DRC4倍密の機能を有しており、第4番
目と第5番目のテレビジョン受像機は、このDRC4倍密
の機能を有していない。
【0072】第4番目のテレビジョン受像機KV29DR1
は、第5番目のテレビジョン受像機KV29DS1に比べ
て、より明るい画像を表示することが可能なCRTを使用
しているテレビジョン受像機である。
【0073】すなわち、図7の例においては、機能に基
づいて、順位付けが行われている。修理品が、例えば、
第5番目のテレビジョン受像機KV29DS1である場合に
は、例えば、検索条件として同一のインチの最も高順位
のテレビジョン受像機を検索するものとして指定した場
合には、第3番目の順位のテレビジョン受像機KV29DR
X5が検索されることになる。
【0074】ステップS22において、検索部42は、
ステップS21の処理で検索された代替品の修理品の機
能との差異を、代替品データベース44から読み出し、
通信部41を介して、端末2に出力する。
【0075】図8は、このようにして、端末2に出力さ
れ、提示される機能の比較の例を表している。
【0076】図8の例においては、左側に、修理品とし
てのテレビジョン受像機KV29DS1のデータが表示さ
れ、右側に代替品のテレビジョン受像機KV29DRX5の
機能が表示されている。画面のサイズは、いずれも29
インチとされているが、修理品の走査線数は525本で
あるのに対して、代替品の走査線数は1125本とされ
ている。表示は、修理品ではSD(標準)とされているの
に対して、代替品は、DRC4倍密とされる。
【0077】さらに、修理品の修理費用は3万円前後と
されており、代替品の価格はオープン価格で、相談に応
ずるとされている。
【0078】ユーザは、この表示を見て、必要に応じ
て、より詳細な機能の提示を受けることができる。
【0079】例えば、図8の例においては、「DRC4倍
密」の機能がより詳細な機能説明のファイルにリンクさ
れており、ユーザがこの「DRC4倍密」をクリックする
ことで、その詳細な機能説明にアクセスできるようにさ
れている。
【0080】すなわち、ユーザが「DRC4倍密」をクリ
ックした場合には、検索部42は、代替品データベース
44からそれに対応する説明のファイルを読み出し、通
信部41を介して端末2に供給する。これにより、端末
2には、例えば、図9に示されるようなブロック図が提
示され、それに対応して次のような説明が提示される。
【0081】71は入力端子で、標準的なHD信号の画像
が多数枚入力され、垂直間引きフィルタ72と学習部7
4へ供給する。HD画像が入力端子71から供給された垂
直間引きフィルタ72は、HD画像を垂直方向に1/2に
間引きする。この信号は、垂直間引きフィルタ72と接
続される水平間引きフィルタ73で水平方向に1/2に
間引かれ、SD信号と同等の画素の画像として学習部74
に供給される。予測係数メモリ75は、学習部74で作
成されたクラスコードと係数w1〜wnを記憶する。
【0082】この例では、学習データとするために、図
9に示されるように、既知のHD画像に対応するSD画像と
して1/4平均画像が作成される。また、この場合、も
う少し広い範囲でHD画像の加重平均をSD画像とする方法
も考えられる。
【0083】図10に示されるように、SD画素(3×
3)ブロックを用いる場合、SD画素a〜iとHD画素A,
B,C,Dが一組の学習データとなる。1フレームに関
して複数組の学習データが存在し、且つ、フレーム数を
増加させることにより非常に多数の組の学習データを利
用できる。
【0084】図11のフローチャートは、学習部74を
ソフトウエア処理の構成とした時のその動作を示す。学
習部74の制御が開始されると、ステップS31の対応
データブロック化処理では、図10に示されるような配
列関係にあるHD画素およびSD画素を取り出す処理が行わ
れる。ステップS32のデータ終了では、入力された全
データ、例えば1フレームのデータの処理が終了したか
否かが判定され、終了していれば、ステップS35の予
測係数決定処理へ進み、終了していなければ、ステップ
S33のクラス決定処理へ制御が移る。
【0085】ステップS33のクラス決定処理では、SD
信号の信号パターンからクラスを決める処理が行われ
る。この制御では、ビット数削減のため後述のような適
応型ダイナッミクレンジ符号化(以下、ADRC(Adaptive
Dynamic Range Coding)と称する)を用いることができ
る。ステップS34の正規方程式加算処理では、後述す
る式7、式8および式9の方程式が作成される。
【0086】ステップS32で全データの処理が終了し
たと判定された場合、制御がステップS35に移り、ス
テップS35の予測係数決定処理では、後述する式9を
行列解法を用いて解いて、予測係数が決定される。ステ
ップS36の予測係数ストア処理で、予測係数が予測係
数メモリ75にストアされ、学習部74の制御が終了す
る。
【0087】クラス分割でもっとも簡便な方法は、ブロ
ック内の学習データのビット系列をそのままクラス番号
とする方法である。しかし、この方法では膨大な容量の
メモリが必要となる。
【0088】そこで、この例では、SD信号の信号パター
ンによるクラス分割にADRCが使用される。本来ADRCは、
VTR(Video Tape Recorder)向け高能率符号化用に開発さ
れた適応的再量子化法であり、信号レベルの局所的なパ
ターンを短い語長で効率的に表現できる。SD画素(3×
3)ブロックを用いる場合、図10中のAが注目HD画素
とすると、SD画素a〜iのレベルを夫々、x1〜x9と
する。また、x1〜x9のデータに対してpビットADRC
を行った結果の再量子化データを夫々、q1〜q9と
し、そのダイナッミクレンジをDR、最大値をMAX、最小
値をMINとする。このとき、このブロックのクラスは、
式1で定義される。
【0089】
【数1】
【0090】ここで1ビットADRCを例にとって、ADRCを
説明する。ADRC符号化回路の一例を図12に示す。図1
2において、入力端子81からのブロックの順序に変換
されたデータに関して、検出回路82がブロック毎に最
大値MAX、最小値MINを検出する。減算回路83に対して
MAXおよびMINが供給され、その出力にダイナミックレン
ジDR(=MAX−MIN)が発生する。入力データおよびMIN
が減算回路84に供給され、入力データから最小値が除
去されることで、正規化された画素データが発生する。
【0091】ダイナミックレンジDRと正規化された画素
データが割算回路85に供給され、正規化された画素デ
ータがダイナミックレンジDRで割算され、割算回路85
の出力データが比較回路86に供給される。比較回路8
6では、中央画素以外の8個の画素の割算出力が0.5
を基準として、より大きいか、より小さいかが判断され
る。この結果に応じて、"0"または"1"のデータDTが発
生する。この比較出力DTが出力端子87から取り出され
る。この1ビットADRCを用いてクラス分割を行なえば、
(3×3)のSDブロックのクラスが9ビットのクラスコ
ードで表現される。
【0092】次に、注目HD画素とSD画素の対応関係を表
1に示す。表1において、A,B,C,Dは、夫々HD画
素を表し、x1〜x9がHD画素の夫々を予測する時のデ
ータ、すなわちクラス作成用のデータである。近接する
複数の注目HD画素A,B,C,Dに関して、x1〜x9
として用いるSD画素を表1に示すように夫々規定するこ
とによって、これらのHD画素に関する係数を統合でき
る。従って、HD画素毎に別の予測係数メモリを用意する
必要がなくメモリの共用ができハードが簡素化できる。
【0093】
【表1】
【0094】図10中のHD画素とSD画素の関係を同定す
るための係数を求める処理をより詳細に説明する。一般
的にSD画素レベルをx1〜xnとし、HD画素レベルをy
としたとき、クラス毎に係数w1〜wnによるnタップ
の線形推定式 y´=w1x1+w2x2+‥‥+wnxn (2) を設定する。学習前はwiが未定係数である。
【0095】上述のように、学習はクラス毎に複数のHD
データおよびSDデータに対して行なう。データ数がmの
場合、式2は次のようになる。 yj´=w1xj1+w2xj2+‥‥+wnxjn (3) (但し、j=1,2,‥‥m)
【0096】m>nの場合、w1〜wnは一意には決ま
らないので、誤差ベクトルeの要素を ej=yj−(w1xj1+w2xj2+‥‥+wnxjn) (4) (但し、j=1,2,‥‥m)と定義して、次の式5を
最小にする係数を求める。
【0097】
【数2】
【0098】いわゆる最小自乗法による解法である。こ
こで式4のwiによる偏微分係数を求める。
【0099】
【数3】
【0100】式6を0にするように各wiを決めればよ
いから、
【数4】 として、行列をもちいると
【数5】 となり、掃き出し法等の一般的な行列解法を用いて、w
iについて解けば予測係数wiが求まり、クラスコード
をアドレスとして、この予測係数wiをメモリに格納し
ておく。
【0101】以上のように学習部74が実データである
HD信号を用いて予測係数wiを獲得することができ、こ
れを予測係数メモリ75に格納しておく。次に、SD信号
をHD信号へ変換、即ち、アップコンバートする場合、任
意の入力SD画像に対して出力HD画像を生成することがで
きる。このための構成を図13のブロック図に示す。
【0102】入力端子91から入力されたSD信号をブロ
ック化回路92は、ラスター走査の順序を図10に示し
たような(3×3)ブロックの順序のデータへ変換す
る。このブロック化回路32の出力データはADRC回路9
3と予測演算回路95に供給される。
【0103】図12に示されるように構成されるADRC回
路93では、供給されたブロック単位のデータが例えば
1ビットADRC符号化され、式1に従って、クラスが決定
される。このときも表1の法則が適用される。
【0104】クラスコード発生回路94では、決定され
たクラスに対応するクラスコードを発生し、このクラス
コードが予測係数メモリ75に対してアドレスとして供
給される。予測係数メモリ75からそのクラスの予測係
数が読み出され、予測演算回路95では、ブロック化回
路92から供給されたブロック単位のデータと決定され
た予測係数w1〜wnから予測式 y´=w1x1+w2x2+‥‥+wnxn (10) に従った演算により、推定HDデータy´を出力端子96
から出力する。前述の図10の例では、(n=9)であ
る。予測したいHDデータy´の位置に対応して、前述の
表1に示す関係でもって、所定のSDデータがx1〜x9
として用いられる。
【0105】図14は、上述のアップコンバートの処理
のフローチャートである。アップコンバートの制御が開
始されると、ステップS41のデータブロック化処理で
は、SD信号が供給され、図10に示されるように、SD画
素を処理ブロック単位に取り出す処理が行なわれる。ス
テップS42のデータ終了判定処理では、入力された全
データの処理が終了していると判定されれば、処理を終
了し、終了していなければ、ステップS43のクラス決
定処理へ制御が移る。
【0106】ステップS43のクラス決定処理では、SD
信号の信号パターンからクラスが決定される。この制御
では、学習時と同様に、ビット数削減のため1ビットA
DRCを用いることが好ましい。ステップS44の予測係
数リストア処理では、クラスコードに対応する予測係数
を予測係数メモリ75からリストアする。ステップS4
5の予測演算では、式10の予測式演算が行われ、HD画
素の予測データが出力される。この一連の制御が全デー
タに対し繰り返され、全データの処理が終了すれば、ア
ップコンバートの処理が終了する。
【0107】このような詳細な機能の説明に対するリン
クが、機能比較には含まれている。
【0108】以上においては、テレビジョン受像機の修
理品と代替品の比較の例を説明したが、製品が例えば、
自動車であるような場合には、図15に示されるような
修理品と代替品の機能比較を提示することができる。
【0109】図15の例においては、修理品の自動車2
001Xは、排気量が2000cc、燃料がガソリン、エ
ンジン音が50dBであり、車内空間容量が2000lで
あり、燃費が10Km/lであり、修理費用は15万円前後
かかるとされている。
【0110】これに対して、代替品の自動車は2001
Zであり、排気量は2000cc、燃料はガソリン+電
池、エンジン音は40dB、車内空間容量は2500l、
燃費は15Km/l、価格は250万円であるが、相談に応
ずることができるということが提示されている。
【0111】ユーザは、このような機能比較を見て、迅
速にかつ確実に、修理品と代替品の機能の差異を理解す
ることができる。なお、修理品との差異の情報は、表示
制御部45を介して表示部46にも出力され、表示され
る。代替品管理システム5に、端末2−4が接続されて
いる場合には、その端末2−4にこの情報を表示するよ
うにしてもよい。
【0112】図6に戻って、ステップS22で、以上の
ようにして修理品との差異の出力処理が完了した後、ス
テップS23において、検索部42は、ステップS21
の処理で検索され、ステップS22の処理でユーザにそ
の機能の差異が提示された代替品を、そのユーザに修理
品の代わりとして提供することを、代替品データベース
44に登録させる。具体的には、検索部42は、登録部
43を制御し、その登録処理を実行させる。これによ
り、代替品データベース44の貸し出し状況(図4)と
して、その代替品をユーザに提供する期間が登録され
る。換言すれば、その代替品は、その期間、以後、他の
ユーザに貸し出すことができないことになる。
【0113】次に、ステップS24に進み、検索部42
は、代替品を手配する処理を実行する。すなわち、関係
する部署に対して、ステップS23の処理で登録した代
替品をユーザに提供するのに必要な処理が行われる。
【0114】ステップS25において、検索部42は、
修理受付システム4に対して、代替品を手配したことを
通知する。
【0115】修理受付システム4の判別部22は、この
通知を受けたとき、登録部24を制御して、修理品デー
タベース25の代替品の必要性のレコード(図3)に、
代替品が提供済みであることを登録させる。その他、代
替品の対価が無償であるか有償であるかといった情報
も、このとき登録される。
【0116】以上の例においては、代替品管理システム
5により、検索した代替品をそのままユーザに提供する
ようにしたが、提供する代替品をユーザに選択させるよ
うにすることも可能である。この場合、代替品管理シス
テム5は、例えば、図16に示されるように構成され
る。
【0117】図16における代替品管理システム5の基
本的構成は、図2における場合と同様であるが、図16
の代替品管理システム5においては、通信部41と検索
部42の間に、判別部121が配置されている。この判
別部121は、ユーザから代替品が選択されたか否かを
判別し、判別結果に基づいて、登録部43を制御するよ
うに構成されている。その他の構成は、図2における場
合と同様である。
【0118】次に、図16の代替品管理システムの処理
について、図17のフローチャートを参照して説明す
る。なお、修理受付システム4の処理は、図5における
場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0119】ステップS51において、検索部42は、
代替品データベース44からユーザの修理品に対応する
代替品を検索すると、ステップS52において、その検
索された代替品と修理品との差異を、通信部41を介し
てユーザ(端末2)に出力する。このステップS51と
ステップS52の処理は、図6におけるステップS21
とステップS22の処理と同様の処理である。
【0120】但し、この例においては、ユーザにステッ
プS52の処理で提示した代替品を受け入れるか否かを
選択させる。ユーザは、提示された代替品の提供を受け
ると判定した場合には、端末2を操作してその旨を入力
する。代替品管理システム5の判別部121は、通信部
41を介して、ユーザからの入力を検出し、ステップS
53において、代替品が選択されたか否かを判定する。
代替品が選択されたと判定された場合、判別部121
は、その旨を検索部42に通知する。検索部42は、こ
の通知を受けた場合、図5のステップS23乃至ステッ
プS25と同様の処理を、ステップS54乃至ステップ
S56で実行する。
【0121】すなわち、ステップS54において、代替
品を代替品データベース44に登録する処理が実行さ
れ、ステップS55において、代替品を手配する処理が
実行され、ステップS56において、修理受付システム
4に対して通知する処理が実行される。
【0122】ステップS53において、ユーザにより代
替品が選択されていないと判定された場合、ステップS
57に進み、判別部121は、通信部41を介して、端
末2からユーザが希望する代替品の条件を取得する。す
なわち、この例の場合、ユーザは、ステップS52の処
理で提示された代替品に満足できない場合、希望する代
替品の条件を端末2から入力する。この条件がステップ
S57で取得される。
【0123】判別部121は、ステップS57でユーザ
からの代替品の条件を取得すると、これを検索部42に
供給する。検索部42は、判別部121からユーザの代
替品の条件を取得すると、その条件に基づいて、代替品
データベース44から代替品を検索する。ユーザが入力
する条件には、例えば、代替品は無償であること、有償
であるとしても、所定の価格を上限とすること、大きさ
が所定の範囲以内であること、代替品の提供を受けるこ
とができる期間が希望する期間以上であることなどが含
まれる。
【0124】次に、ステップS59において、検索部4
2は、ステップS58の処理で検索された代替品の候補
を、判別部121から通信部41を介して、端末2に出
力する。また、この候補の出力は、表示制御部45を介
して表示部46にも出力され、表示される。
【0125】ステップS59の処理では、ユーザが貸し
出し期間を希望する場合には、例えば、図18に示され
るような製品毎に貸し出しされている期間を表す貸し出
し可能期間一覧表が、端末2に出力され、表示される。
【0126】図18の例においては、製品A乃至Fの貸
し出し状況が表示されている。製品Aは、ユーザaによ
り所定の期間貸し出されており、以下同様に、製品B乃
至Eもそれぞれユーザb乃至eにより所定の期間貸し出
されている。製品Fは、貸し出されていない。ユーザ
は、この一覧表から自分が希望する期間貸し出されてい
ない製品を代替品として選択指定することができる。図
18の例においては、製品Eのユーザeによる貸し出し
が終了した後、貸し出しを希望することがユーザにより
入力されていることが示されている。
【0127】このように、ユーザは、希望する期間を端
末2を操作することで、指定選択する。この指定は、通
信部41から判別部121に供給される。
【0128】そこで、判別部121は、ステップS60
において、代替品が選択されたか否かを判定し、選択さ
れていない場合には、ステップS57に戻り、それ以降
の処理を繰り返し実行する。すなわち、これにより、ユ
ーザより新たな条件が取得され、新たな検索が行われる
ことになる。
【0129】ステップS60において、代替品が選択さ
れたと判定された場合、判別部121は、その旨を検索
部42に通知する。検索部42は、この通知を受けたと
き、ステップS61において、その選択された代替品と
修理品との差異の情報を、代替品データベース44から
読み出し、これを端末2に出力する。その後、処理はス
テップS53に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行さ
れる。
【0130】ステップS53において、再び代替品が選
択されていないと判定された場合には、ステップS57
に進み、再び代替品の条件が取得され、ステップS58
において、その取得された条件に基づいて、代替品が検
索される。
【0131】この場合における検索は、貸し出し状況を
表す情報に基づいて、ユーザより入力された選択情報に
応じて行われることになる。そして、その結果、所定の
代替品が選択された場合には、ステップS53からステ
ップS54に進み、代替品登録処理が行われるので、そ
の貸し出し状況の一覧は、選択された代替品は、以後、
他のユーザにより貸し出すことができないように、その
内容が変更(更新)される。
【0132】以上の代替品管理システム5においては、
情報管理サーバ3において、管理している代替品につい
てのみ検索し、それに関する情報を端末2に提供するよ
うにしたが、情報管理サーバ3が管理していない代替
品、すなわち図1における情報管理サーバ6が管理して
いる代替品に関する情報を端末2のユーザに提示するよ
うにすることが可能である。この場合の、代替品管理シ
ステム5の構成例が図19に示されている。この構成例
においては、通信情報生成部131が、判別部121ま
たは検索部42の出力に基づいて、通信メッセージを生
成し、通信部41を介して、情報管理サーバ6に所定の
通信を行うようになされている。その他の構成は、図1
6における場合と同様である。
【0133】次に、図19の例の代替品管理システム5
の動作について図20のフローチャートを参照して説明
する。
【0134】図20のステップS71乃至ステップS8
2の処理は、基本的に図17のステップS51乃至ステ
ップS61の処理と同様の処理であるが、図17におい
ては、ステップS60において、代替品が選択されたか
否かの判定の結果、代替品が選択されていないと判定さ
れたとき、ステップS57に戻り、それ以降の処理が繰
り返されている。
【0135】これに対して、図20の例においては、図
17のステップS60に対応するステップS80の代替
品が選択されたか否かの判定処理において、判別部12
1は、代替品が選択されていないと判定したとき、通信
情報生成部131を制御し、端末2に対して情報管理サ
ーバ6のネットワーク上のアドレスをメッセージとして
生成させる。通信情報生成部131は、端末2のネット
ワーク上のアドレスを含むメッセージを、通信部41か
らネットワーク1を介して、情報管理サーバ6に通知す
る。
【0136】このメッセージを受けた端末2は、そこに
含まれるアドレスに基づいて、ネットワーク1を介して
情報管理サーバ6にアクセスし、情報管理サーバ6から
代替品の提供を受けることができる。情報管理サーバ6
は、端末2からアクセスを受けたとき、その端末のネッ
トワーク上のアドレス(ユーザID)が代替品管理システ
ム5から通知を受けたアドレス(ユーザID)である場
合、代替品を提供する場合の提供価格など、通常のユー
ザに製品を提供する場合に比べて、減額するなどの処理
を行うことができる。
【0137】ステップS82の処理の後、ステップS7
6に進み、修理受付システム4に通知する処理が実行さ
れる。
【0138】その他の処理は、図17における場合と同
様である。
【0139】このように、この例においては、代替品デ
ータベース44に、例えば、自社の製品に関する情報の
みを記憶しており、他社の製品に関する情報を記憶して
いない場合において、自社の製品から代替品を検索する
ことができなかったとき、他社の製品を管理している情
報管理サーバ6をユーザに紹介することで、他社の製品
を代替品として提供させるようにすることができる。す
なわち、このことは、実質的に、検索部42が代替品デ
ータベース44に保持していない異なるメーカの代替品
を、情報管理サーバ6を利用して検索することに等し
い。
【0140】また、代替品データベース44には、自社
の製品のうち、在庫している代替品だけを記憶してお
き、自社の製品のうち、在庫していない代替品について
は、情報管理サーバ6で管理している場合においては、
在庫がない代替品を、情報管理サーバ6を利用して、検
索させるようにすることも可能である。
【0141】さらに、情報管理サーバ6は、製品をレン
タルするレンタル会社のサーバとすることもできる。例
えば、製品が自動車であるような場合、情報管理サーバ
6は、レンタカーの会社により運用されるサーバという
ことになる。従って、情報管理サーバ3を管理する自動
車メーカは、自社の自動車から代替品を検索できなかっ
た場合、レンタル会社を紹介し、レンタル会社から自動
車をレンタルさせることができる。
【0142】このようにすれば、在庫がなくても、ある
いは自分自身が管理していなくても、上位の製品をユー
ザに提示する機会が増えるため、ユーザに対して新た
で、かつ、上位の製品を購入させる動機付けをより確実
に行うことが可能となる。
【0143】以上においては、修理受付システム4と代
替品管理システム5を別のシステムとして構成するよう
にしたが、前者を後者に組み込み、1つのシステムとし
て構成することも可能である。図21は、この場合の構
成例を表している。すなわち、この例においては、検索
部42により、修理品データベース25と代替品データ
ベース44の両方が検索され、登録部43により、修理
データベース25と代替品データベース44のいずれに
対する登録処理も行われる。その他の構成は、図19に
おける場合と同様である。この場合においても、上述し
た場合と同様の処理を実行させることができる。また、
このように構成した場合、図2に示されているように構
成する場合に比べると、全体の構成を簡略化し、低コス
トの代替品管理システムを構築することができる。
【0144】このように、より上位の製品に関する情報
をユーザに提示するようにするので、新たで、かつ、上
位の製品の購入の動機付けを、確実にかつ簡単に、行う
ことが可能となる。
【0145】また、修理品並びに代替品に関して収集さ
れた情報を解析し、それを新たな製品の開発にフィード
バックすることができる。
【0146】例えば、故障箇所、故障に至る使用方法と
いった情報を収集、分析し、より故障の少ない製品開発
を行うのに利用することができる。
【0147】また、ユーザが選択した代替品のデザイ
ン、技術などを分析することで、ユーザの嗜好にあった
製品を開発し、提供することが可能となる。
【0148】さらに、ユーザの情報を分析することで、
地域毎のユーザの嗜好の分析、地域毎の宣伝広告、販売
計画といった展開を行うことが可能となる。
【0149】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。この場合、例えば、情報管理サー
バ3(修理受付システム4または代替品管理システム
5)は、図22に示されるようなパーソナルコンピュー
タにより構成することができる。
【0150】図22において、CPU(Central Processi
ng Unit)221は、ROM(Read Only Memory)22
2に記憶されているプログラム、または記憶部228か
らRAM(Random Access Memory)223にロードされ
たプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM22
3にはまた、CPU221が各種の処理を実行する上にお
いて必要なデータなども適宜記憶される。
【0151】CPU221、ROM222、およびRAM223
は、バス224を介して相互に接続されている。このバ
ス224にはまた、入出力インタフェース225も接続
されている。
【0152】入出力インタフェース225には、キーボ
ード、マウスなどよりなる入力部226、CRT(Cathode
Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなる
ディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部22
7、ハードディスクなどより構成される記憶部228、
モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部
229が接続されている。通信部229は、ネットワー
ク1を介しての通信処理を行う。
【0153】入出力インタフェース225にはまた、必
要に応じてドライブ230が接続され、磁気ディスク2
41、光ディスク242、光磁気ディスク243、或い
は半導体メモリ244などが適宜装着され、それらから
読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて
記憶部228にインストールされる。
【0154】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合には、そのソフトウエアを構成するプログラム
が、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュー
タ、または、各種のプログラムをインストールすること
で、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用の
パーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒
体からインストールされる。
【0155】この記録媒体は、図22に示されるよう
に、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供する
ために配布される、プログラムが記録されている磁気デ
ィスク241(フロッピディスクを含む)、光ディスク
242(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD
(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク2
43(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メ
モリ244などよりなるパッケージメディアにより構成
されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で
ユーザに提供される、プログラムが記録されているROM
222や、記憶部228に含まれるハードディスクなど
で構成される。
【0156】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0157】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0158】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、ユーザに
対して製品の購入を動機付けすることができる。特に、
製品の提供者側の意図する製品を、より上位の順位に順
位付けすることにより、製品の提供者が意図する製品を
確実に販売、促進することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報管理システムの構成例を
示す図である。
【図2】図1の修理受付システムと代替品管理システム
のより詳細な構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の修理品データベースの登録内容の例を示
す図である。
【図4】図2の代替品データベースの登録内容の例を示
す図である。
【図5】図2の修理受付システムの処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】図2の代替品管理システムの処理を説明するフ
ローチャートである。
【図7】製品の順位付けの例を示す図である。
【図8】図6のステップS22における代替品と修理品
との差異の表示例を示す図である。
【図9】予測係数を獲得するための構成例を示すブロッ
ク図である。
【図10】HD画素とSD画素を説明する図である。
【図11】図9の例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図12】ADRC回路の構成を示すブロック図である。
【図13】画像信号変換装置の構成例を示すブロック図
である。
【図14】図13の画像信号変換装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図15】修理品と代替品の差異の他の表示例を示す図
である。
【図16】図1の代替品管理システムの他の構成例を示
すブロック図である。
【図17】図16の代替品管理システムの動作を説明す
るフローチャートである。
【図18】貸し出し可能一覧表の例を示す図である。
【図19】図1の代替品管理システムの他の構成例を示
すブロック図である。
【図20】図19の代替品管理システムの動作を説明す
るフローチャートである。
【図21】図1の代替品管理システムの他の構成例を示
すブロック図である。
【図22】本発明を適用したパーソナルコンピュータの
構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク, 2−1乃至2−4 端末, 3
情報管理サーバ, 4修理受付システム, 5 代替品
管理システム, 6 情報管理サーバ, 21 通信
部, 22 判別部, 23 検索部, 24 登録
部, 25 修理品データベース, 41 通信部,
42 検索部, 43 登録部, 44代替品データベ
ース, 45 表示制御部, 46 表示部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 修理品の修理を依頼したユーザを識別す
    るユーザ識別情報と、前記修理品を識別する修理品識別
    情報を対応付けて記憶する修理品データベースと、 前記ユーザより入力される前記修理品識別情報に基づい
    て、前記修理品データベースから、前記修理品識別情報
    を含むレコードを検索するレコード検索手段と、 前記レコード検索手段により検索された前記レコード
    に、前記ユーザより入力された前記修理品の修理情報を
    登録する登録手段と、 前記修理品に替えて前記ユーザに代替品の提供が可能で
    あるか否かを表す代替品提供情報を、前記代替品を識別
    する代替品識別情報に対応付けて記憶する代替品データ
    ベースと、 前記ユーザからの入力に基づいて、前記ユーザの前記修
    理品に対して前記代替品の提供が必要であると判定され
    た場合、前記修理品識別情報により識別される前記修理
    品より上位の製品に対応する前記代替品を識別する前記
    代替品識別情報を検索する代替品検索手段と、 前記代替品検索手段により検索された前記代替品識別情
    報に対応する前記製品に関する製品情報を前記ユーザに
    告知する告知手段と、 前記告知手段による告知に基づく前記ユーザからの入力
    に応じて、前記代替品データベースの前記代替品識別情
    報に対応する前記代替品提供情報を変更する変更手段と
    を備えることを特徴とする代替品管理システム。
  2. 【請求項2】 修理品の修理を依頼したユーザを識別す
    るユーザ識別情報と、前記修理品を識別する修理品識別
    情報を対応付けて記憶する修理品データベースと、 前記修理品に替えて前記ユーザに代替品の提供が可能で
    あるか否かを表す代替品提供情報を、前記代替品を識別
    する代替品識別情報に対応付けて記憶する代替品データ
    ベースとを備える代替品管理システムの代替品管理方法
    において、 前記ユーザより入力される前記修理品識別情報に基づい
    て、前記修理品データベースから、前記修理品識別情報
    を含むレコードを検索し、 検索された前記レコードに、前記ユーザより入力された
    前記修理品の修理情報を登録し、 前記ユーザからの入力に基づいて、前記ユーザの前記修
    理品に対して前記代替品の提供が必要であると判定され
    た場合、前記修理品識別情報により識別される前記修理
    品より上位の製品に対応する前記代替品を識別する前記
    代替品識別情報を検索し、 検索された前記代替品識別情報に対応する前記製品に関
    する製品情報を前記ユーザに告知し、 前記告知に基づく前記ユーザからの入力に応じて、前記
    代替品データベースの前記代替品識別情報に対応する前
    記代替品提供情報を変更することを特徴とする代替品管
    理方法。
  3. 【請求項3】 修理品に替えて提供する代替品に関する
    代替品情報を保持し、 前記修理品に関する情報が入力された場合、保持してい
    る前記代替品情報から、入力された前記情報に対応する
    前記修理品に較べて、より上位の前記代替品を検索し、 検索された、上位の前記代替品に関する前記代替品情報
    を出力することを特徴とする代替品管理システム。
  4. 【請求項4】 修理品に替えて提供する代替品に関する
    代替品情報を保持し、 前記修理品に関する情報が入力された場合、保持してい
    る前記代替品情報から、入力された前記情報に対応する
    前記修理品に較べて、より上位の前記代替品を検索し、 検索された、上位の前記代替品に関する前記代替品情報
    を出力することを特徴とする代替品管理方法。
  5. 【請求項5】 修理品に替えて提供する代替品に関する
    代替品情報を保持する保持手段と、 前記修理品に関する情報が入力された場合、前記保持手
    段により保持されている前記代替品情報から、入力され
    た前記情報に対応する前記修理品に較べて、より上位の
    前記代替品を検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された、上位の前記代替品に関
    する前記代替品情報を出力する出力手段とを備えること
    を特徴とする代替品管理装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は、前記修理品に対する上
    位の前記代替品を検索するために、前記代替品情報とし
    て、製品毎の順位に関する情報を保持し、 前記検索手段は、前記順位が最も高い前記代替品を検索
    することを特徴とする請求項5に記載の代替品管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記検索手段は、在庫がない前記代替品
    を、前記代替品を提供する他のシステムを利用して検索
    することを特徴とする請求項5に記載の代替品管理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記検索手段は、前記修理品と同一のメ
    ーカまたは異なるメーカの前記代替品を検索することを
    特徴とする請求項5に記載の代替品管理装置。
  9. 【請求項9】 前記検索手段は、異なるメーカの前記代
    替品を、前記代替品を提供する他のシステムを利用して
    検索することを特徴とする請求項8に記載の代替品管理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記保持手段は、前記代替品の貸し出
    し状況を表す情報をさらに保持し、 前記出力手段は、前記貸し出し状況を表す情報をさらに
    出力することを特徴とする請求項5に記載の代替品管理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記検索手段は、前記貸し出し状況を
    表す情報に基づいてユーザより入力された選択情報に応
    じて、前記代替品を検索することを特徴とする請求項1
    0に記載の代替品管理装置。
  12. 【請求項12】 前記保持手段は、前記出力手段が出力
    した前記貸し出し状況を表す情報に基づくユーザからの
    入力に応じて、前記貸し出し状況を表す情報を変更する
    ことを特徴とする請求項10に記載の代替品管理装置。
  13. 【請求項13】 前記検索手段は、ユーザより入力され
    た選択情報に応じて、前記代替品を検索することを特徴
    とする請求項5に記載の代替品管理装置。
  14. 【請求項14】 前記出力手段は、ユーザより入力され
    た前記選択情報に対応する前記代替品の候補に関する情
    報を出力し、 前記検索手段は、前記出力手段により出力された前記代
    替品の候補に関する情報に基づくユーザからの入力に応
    じて、前記代替品を検索することを特徴とする請求項1
    3に記載の代替品管理装置。
  15. 【請求項15】 前記出力手段は、前記代替品情報とし
    て、前記修理品と前記検索手段により検索された前記代
    替品との差異を表す情報を出力することを特徴とする請
    求項5に記載の代替品管理装置。
  16. 【請求項16】 前記出力手段は、前記代替品との差異
    を表す情報に、前記代替品のより詳細な情報にリンクす
    るためのリンク情報を含めることを特徴とする請求項1
    5に記載の代替品管理装置。
  17. 【請求項17】 前記出力手段は、前記検索手段が、前
    記代替品を検索できなかった場合、前記代替品を提供す
    る他のシステムに関する情報を出力することを特徴とす
    る請求項5に記載の代替品管理装置。
  18. 【請求項18】 前記保持手段は、前記代替品情報とし
    て、前記代替品を識別する代替品識別情報を保持し、 前記検索手段は、前記修理品識別情報に基づいて検索を
    行うことを特徴とする請求項5に記載の代替品管理装
    置。
  19. 【請求項19】 前記保持手段は、前記修理品に関する
    修理品情報をさらに保持することを特徴とする請求項5
    に記載の代替品管理装置。
  20. 【請求項20】 前記保持手段は、前記修理品に関する
    情報を入力したユーザに関する情報を、前記修理品に関
    する情報と対応付けて保持することを特徴とする請求項
    19に記載の代替品管理装置。
  21. 【請求項21】 前記出力手段は、ネットワークを介し
    て前記代替品情報を出力することを特徴とする請求項5
    に記載の代替品管理装置。
  22. 【請求項22】 修理品に替えて提供する代替品に関す
    る代替品情報を保持する保持ステップと、 前記修理品に関する情報が入力された場合、前記保持ス
    テップの処理により保持されている前記代替品情報か
    ら、入力された前記情報に対応する前記修理品に較べ
    て、より上位の前記代替品を検索する検索ステップと、 前記検索ステップの処理により検索された、上位の前記
    代替品に関する前記代替品情報を出力する出力ステップ
    とを含むことを特徴とする代替品管理方法。
  23. 【請求項23】 修理品に替えて提供する代替品に関す
    る代替品情報の保持を制御する保持制御ステップと、 前記修理品に関する情報が入力された場合、前記保持制
    御ステップの処理により保持が制御されている前記代替
    品情報から、入力された前記情報に対応する前記修理品
    に較べて、より上位の前記代替品を検索する検索ステッ
    プと、 前記検索ステップの処理により検索された、上位の前記
    代替品に関する前記代替品情報を出力する出力ステップ
    とを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能
    なプログラムが記録されている記録媒体。
  24. 【請求項24】 修理品に替えて提供する代替品に関
    する代替品情報の保持を制御する保持制御ステップと、 前記修理品に関する情報が入力された場合、前記保持制
    御ステップの処理により保持が制御されている前記代替
    品情報から、入力された前記情報に対応する前記修理品
    に較べて、より上位の前記代替品を検索する検索ステッ
    プと、 前記検索ステップの処理により検索された、上位の前記
    代替品に関する前記代替品情報を出力する出力ステップ
    とをコンピュータに実行させるプログラム。
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