JP2001344490A - 代車依頼管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】事故通知を受けた損害保険会社の担当員が容易
かつ迅速に代車を確保することのできる代車依頼管理シ
ステムを提供する。 【解決手段】 本発明のシステムは、レンタカー会社が
有する代車の稼動情報・空車情報を管理する代車管理手
段（１，１ａ）と、損害保険会社に設けられ、前記代車
管理手段にネットワークを介して空車照会信号を発信す
るとともに、空車情報の中から希望する空車を代車とし
て発注する代車発注信号を発信する情報処理端末３と、
を備え、前記代車管理手段は、前記情報処理端末からの
空車照会信号に対し、空車情報を返す空車情報送信手段
と、損害保険会社が有する情報処理端末から発信された
代車発注信号を受けて代車を予約する代車受注手段とを
有する

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、交通事故の加害者
加入の損害保険会社が、被害者のために、あるいは加害
者のために、事故車の修理中に使用する代車を手配する
ための代車依頼管理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】自動車を運転する者は、事故が生じた場
合の対人損害賠償、対物損害賠償、車両損害等に備え、
自動車保険（任意保険）に加入するのが通常である。

【０００３】現在、交通事故を起こした場合、事故を起
こした加害者本人、または、保険の代理店であるディー
ラーや修理工場が、本人からの事故通知を受け、本人に
代わって損害保険会社に事故報告をする。

【０００４】また、加害者は事故車の修理をディーラー
や修理工場に依頼するとともに、修理中の代車を、事故
の相手方あるいは自分のために手配する必要が生じる場
合がある。

【０００５】通常、自動車保険で保険金認定される範囲
での代車手配は、加害者及被害者の依頼を受け、損害保
険会社の担当員が実施している。この場合、図２３に示
したように、運転者から代車依頼を受けた担当員は、
代車を貸し出すレンタカー会社に空車照会のための電
話を入れる。代車の空車照会を受けたレンタカー会社の
担当者は、各店舗に分散している代車の使用状況を確認
し、その空車情報を損害保険会社の担当員に電話で連絡
する。損害保険会社の担当員はさらに、代車利用者にそ
の空車情報を連絡し、その中から希望の代車があれ
ば、その希望を受けて再度レンタカー会社の担当者に電
話連絡し、初めて代車を予約する。

【０００６】予約を受けたレンタカー会社は、予約内容
確認のために、利用者に直接電話をする。また、損害保
険会社の担当員は、事故車を修理する修理工場に修理完
了予定期間を確認し、代車の期間管理をする。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の代車
手配のための手順では、何度も電話で手配のための確認
をとらなければならず、手配に時間がかかり煩わしく、
迅速な代車手配ができないという問題があった。

【０００８】また、事故が夜間等レンタカー会社の営業
時間外に生じた場合、代車の手配は翌日以降の営業日で
ないとできないという問題があった。本発明は、このよ
うな問題に鑑みなされたもので、事故通知を受けた損害
保険会社の担当員が容易かつ迅速に、また、レンタカー
会社の営業時間外であっても代車を確保することのでき
る代車依頼管理システムを提供することを課題とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明は、次の手段を採用した。本発明のシステム
は、レンタカー会社が有する代車の稼動情報・空車情報
を管理する代車管理手段と、損害保険会社に設けられ、
前記代車管理手段にネットワークを介して空車紹介手段
による空車照会信号を発信するとともに、空車情報の中
から希望する空車を代車として発注する代車発注信号を
発信する代車発注手段と、を備え、前記代車管理手段
は、前記情報処理端末からの空車照会信号に対し、空車
情報を返す空車情報送信手段と、前記代車損害保険会社
が有する情報処理端末から発信された代車発注信号を受
けて代車を予約する代車受注手段と、を有する。

【００１０】前記代車管理手段は、レンタカー会社が有
する情報処理装置（ホストコンピュータ）に実現される
か、インターネット上のＷＷＷサーバ上に実現される。
なお、本システムの実現に必要なネットワークは、イン
ターネットに限らず損害保険会社とレンタカー会社間を
結ぶローカルエリアネットワークでもよい。

【００１１】前記代車発注手段は、損害保険会社に設け
られた情報処理端末に実現されることが望ましいが、デ
ィーラーに設置された情報処理端末に実現されてもよ
い。事故報告を受けた損害保険会社の担当員は、事故車
の代わりに代車を必要とする事故の当事者からの代車依
頼を受け、情報処理端末から空車照会信号を発信する。
代車管理手段の空車情報表示手段は、前記情報処理端末
からの空車照会信号に対し、空車情報を返す。

【００１２】損害保険会社の担当員は、空車情報を代車
利用者に伝え、正式に代車依頼をするか確認する。代車
利用者が空車情報の中から代車を選んで正式な代車依頼
を申し出たならば、損害保険会社の担当員は、情報処理
端末の代車発注手段から代車発注信号を発信する。前記
代車管理手段の代車受注手段は、代車発注信号を受けて
代車を予約する。予約が終了したら、レンタカー会社の
代車手配担当者は、必要に応じ代車の利用者に確認のた
めの連絡を電話やＥメール等で行う。

【００１３】ここで、前記代車管理手段は、保有する代
車につき、代車の識別情報対応で、空車か貸し出し中か
を示す空車フラグ、代車の借受人、代車の貸し出し日、
代車の返却予定日を少なくとも管理する代車管理データ
ベースを有する。この代車管理データベースの空車情報
は、空車情報更新手段で更新される。

【００１４】なお、この代車管理データベースには、代
車が配備されている店舗名、代車の車種、利用者が起こ
した事故を特定する事故特定情報（事故番号）、利用者
の連絡先電話番号あるいはＥメールアドレス、事故日、
貸渡フラグ、返却フラグ、利用者（お客様）確認フラ
グ、代車手配担当者名、精算金額などの情報を合わせて
格納するようにしてもよい。

【００１５】前記ネットワークがインターネットであ
り、このインターネットのＷＷＷサーバに、本件代車依
頼管理システムを実現する場合、ＷＷＷサーバにホーム
ページを開く。

【００１６】このホームページは、前記損害保険会社の
情報処理端末に、空車照会手段と、代車発注手段による
情報画面を表示する。すなわち、損害保険会社の情報処
理端末から当該ホームページにアクセスすると、空車照
会のための入力画面が表示される。ここに、例えば、代
車利用者の住所あるいは勤務先等、代車を利用する地域
やレンタカー会社支店名を入力する代車利用地域入力部
を入力し、空車照会ボタンをクリックすると、空車照会
信号が生成されて、代車利用地域（支店）情報とともに
代車管理手段に送信される。

【００１７】代車管理手段は、車両照会信号を受ける
と、前記データベースから空車情報を引き出し、前記ホ
ームページに表示する。代車利用地域が指定されていれ
ば、その地域内における空車情報に限定される。空車情
報は、空車が存在する支店名、場所、連絡先、空車の車
種などが表示される。

【００１８】この空車情報がホームページに表示される
とき、予約チェック欄を設け、この予約チェック欄にチ
ェックを入れたとき、正式な代車依頼として予約が入る
ようにするとよい。

【００１９】代車予約が入ると、前記代車管理手段は、
空車フラグをオンにして予約済みにして空車情報更新手
段で更新する。一方、代車管理手段を管理するため、前
記レンタカー会社の情報処理端末から前記ホームページ
にアクセスすると、管理者用の画面が表示される。管理
者用の画面には、前記代車管理手段が有する機能実現手
段によって提示される情報が表示される。

【００２０】この機能実現手段としては、受注一覧表示
手段、受注個別・期間入力手段、前記した空車情報更新
手段、車両情報更新手段、空車情報表示手段、経過情報
表示手段、新規受注通知手段、利用者未確認告知手段、
修理工場更新手段等であり、これらは、以下の実施形態
の説明により明かとなろう。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
した図面に基いて説明する。まず、実施形態のシステム
構成を説明する。

【００２２】図１に示したように、レンタカー会社に、
当該会社が有する代車の稼動情報・空車情報を管理する
代車管理手段が設けられている。この代車管理手段１
は、情報処理装置であるコンピュータによりなる。この
コンピュータはインターネット上に情報配信するＷＷＷ
サーバ２として機能するようにしてもよいが、ＷＷＷサ
ーバ２を前記コンピュータと別途に設け、ＷＷＷサーバ
２に設けたホームページに代車管理手段１で管理する情
報を送信して表示するようにしてもよい。

【００２３】一方、損害保険会社に、前記代車管理手段
１にインターネットを介して空車照会信号を発信すると
ともに、空車情報の中から希望する空車を代車として発
注する代車発注信号を発信する情報処理端末としてのコ
ンピュータ端末３が配置されている。

【００２４】さらに、修理工場にもコンピュータ端末４
が配置され、前記代車管理手段１に修理情報を提供する
ようになっている。ここで、前記代車管理手段１は、保
有する代車につき、代車管理データベース１ａを有す
る。代車管理データベース１ａは、代車の識別情報すな
わちレンタカー会社が任意に付与した代車番号、あるい
は、ナンバープレートに記載された車両番号などととも
に、この識別情報対応で、空車か貸し出し中かを示す空
車フラグ、代車の借受人（お客様名）、代車の貸し出し
日（貸渡日時）、代車の返却予定日、代車発注年月日、
事故日、事故番号、担当者、車種、車両のクラス、代車
依頼を仲介した損害保険会社名、損害保険会社側の担当
者などを記憶媒体に登録して管理している。

【００２５】この代車管理データベース１ａで管理して
いる各種情報は、前記ＷＷＷサーバ２上に開設されたホ
ームページの画面から参照したり、情報更新することが
可能となっている。従って、以下、このホームページに
表示される画面を図で示しながら、実施形態において実
現されている機能実現手段を説明する。

【００２６】図２に、損害保険会社のコンピュータ端末
から見たシステムフローと、レンタカー会社側のコンピ
ュータ端末から見たシステムフローを示す。以下、各会
社別にシステムを説明する。＜レンタカー会社側のコン
ピュータ端末から見たシステム＞図４には、前記ＷＷＷ
サーバ２に接続されたレンタカー会社側のコンピュータ
端末から入ることのできるホームページの管理メニュー
の階層構造を示す。

【００２７】ここでは、メニュー画面１１の下に、空車
照会手段としての空車情報表示画面１２、空車情報更新
手段としての空車情報更新画面１３、車両情報更新画面
１４、経過情報一覧表示・更新画面１５、修理工場更新
画面１６が設けられている。

【００２８】図３に示したように、レンタカー会社側メ
ニュー画面１１に入るには、アクセス権限のある者がト
ップメニュー１０でＩＤとパスワードを入力し、認証が
完了する必要がある。このメニュー画面１１に、図４、
図５に示したように、代車・受注管理、空車情報の更
新、車両情報の更新、空車情報の表示、修理工場更新の
リンクボタンが設けられている。

【００２９】空車情報更新画面１３は、空車情報更新手
段を構成し、この空車情報更新手段は、レンタカー会社
の各支店の端末で独自に管理している代車の空車情報を
支店名、車種の両方を更新指定画面１３ａで指定し、Ｃ
ＳＶファイル形式でアップロードすることで、更新す
る。更新にあたっては、プレビュー画面１３ｂで確認す
ることができる。

【００３０】なお、図５において、Ａの部分は、損害保
険会社からの発注があったときに表示されるもので、レ
ンタカー会社の担当員に、新規代車発注が損害保険会社
からあったことを端末のディスプレイに表示して知らせ
る新規受注通知手段である。この部分は、図７の発注内
容経過情報個別入力画面にリンクしている。また、●印
は、お客様確認がされていないケースを表示する利用者
未確認告知手段である。

【００３１】さらに、図５のＢの部分は、代車の手配が
所定の日、ここでは貸し渡し日になっても完了していな
い場合、すなわち、代車手配に必要なデータが代車管理
データベース１ａに入力されていないとき、未手配警告
を端末のディスプレイに表示する未手配警告手段であ
る。

【００３２】図６は、代車受注・管理一覧表示画面１５
を示す図で、損害保険会社が有する情報処理端末から発
信された代車発注信号を受けたものを一覧で表示する。
これは代車受注手段を構成する。

【００３３】ここには、図６の左上に示した損害保険会
社毎にデータが表示される。図６の左から説明すると、
詳細表示をする詳細表示ボタン、データ削除ボタン、お
客様確認、貸渡確認、返却確認、返却予定日、発注年月
日、事故日、事故Ｎｏ．、担当者、クラス（車格による
料金クラスのこと）、車名、車両番号、お客様名、貸渡
日時である。

【００３４】左上の損害保険会社選択欄で、損害保険会
社を選択し、その右の表示ボタンを押すと、その会社対
応の上記各データが表示される。データはＣＳＶ形式で
ダウンロード可能であり、全件を指定すると、削除デー
タも含めて全件ダウンロードし、表示分とは削除分を含
まない全データをダウンロードする。

【００３５】ダウンロードしたデータは、損害保険会社
においては、発注内容分析等により保険金削減等に任意
に使用が可能となり、レンタカー会社では、損害保険会
社別発注分析等により代車受注促進に任意に使用するこ
とができる。

【００３６】図６の詳細表示ボタンを押すと、図７に示
した受注内容経過情報個別入力画面１５ａが表示され
る。ここでは、図６で表示すべき項目を入力できるよう
になっている。図６の項目に加え、ここでは、案件情報
として、損害保険会社からの代車発注内容を確認でき
る。

【００３７】図７の画面で、戻るボタンを押すと、図６
に戻り、元に戻すボタンを押すと入力画面が入力前の状
態に戻り、確認ボタンを押すと図８の更新確認画面とな
る。入力した情報が正しければＯＫボタンを押してデー
タを更新する。さらに修正する場合は、戻るボタンを押
して図７に戻る。

【００３８】図６の削除ボタンを押すと、図９の削除確
認画面に移行し、データ削除の確認を促す。削除でよけ
ればＯＫボタンを押してデータを削除する。削除しない
場合は、戻るボタンを押して図６に戻る。

【００３９】図１０は、空車情報更新画面１３を示し、
所定のフォームよりＣＳＶデータを指定し、入稿ボタン
を押すと、図１１に示す空車情報入力画面が表示される
ので、必要に応じてデータ入力をし、確認ボタンを押す
と、図１２のような確認用画面が表示される。この図１
２の内容でよければ、ＯＫボタンを押すと、データが更
新され、図１３の画面が表示される。

【００４０】図１０で指定する所定のフォームとは、レ
ンタカー会社の車両稼働管理システムにより作成された
空車情報データである。図１４は、修理工場更新画面１
６であり、所定のフォームよりＣＳＶデータを指定し、
入稿ボタンを押すと、提携している修理工場情報の入力
画面が表示されるので、必要に応じてデータ入力をし、
確認ボタンを押すと、確認用画面が表示されるので、そ
の内容でよければ、ＯＫボタンを押すと、データが更新
される。

【００４１】図２中に示す車両情報更新画面１４は、車
名等車両に関する情報を修正、更新するための入力画面
であり、修正入力後図４の１４ａのように確認画面を表
示し、データベース１ａに格納する。＜損害保険会社側
のコンピュータ端末から見たシステム＞図１５には、前
記ＷＷＷサーバ２に接続された損害保険会社側のコンピ
ュータ端末から入ることのできるホームページの管理メ
ニューの階層構造を示す。

【００４２】ここでは、メニュー画面２１の下に、空車
照会手段としての空車情報の表示発注画面２２、代車発
注手段としての発注内容入力画面２３、発注内容確認画
面２４、メッセージ画面２５が設けられ、また、経過情
報表示画面２６、その詳細表示画面２７が設けられてい
る。さらに、発注内容入力画面２３から修理工場一覧２
８を表示できるようになっている。これら画面表示は、
代車管理データベース１ａから、必要なデータを獲得
し、表示する。

【００４３】図４に示したように、メニュー画面２１に
入るには、アクセス権限のある者がＩＤとパスワードを
入力し、認証が完了する必要がある。メニュー画面２１
に、図１６に示したように、空車情報の表示・発注ボタ
ンと、経過情報表示ボタンが設けられている。メニュー
画面２１にある、空車情報の表示・発注ボタンを押す
と、ＷＷＷサーバ２がデータベース１ａに基づいて作成
した図１７の空車情報表示画面を表示する（空車情報送
信手段に相当する）。この空車情報表示画面から料金ク
ラスの欄にある発注ボタンを押すと、対応する車両を代
車として予約するために、図１８に示した発注内容入力
画面が表示される。

【００４４】ここでは、図１８に示したように、損害保
険会社の担当者名、代車発注者名、手配車種、ミッショ
ンの選択、代車使用者名、代車使用者への連絡先電話番
号、代車の届け先、貸渡日時、返却日時、修理工場、修
理工場担当者、修理工場連絡先電話番号、事故日、保険
の種類、事故Ｎｏ．、証券番号、契約者名などである。

【００４５】ここで届け先一覧は、レンタカー会社の一
覧表にリンクしており、届け先一覧部分をクリックする
と前記一覧表が出るので、その中から所望の届け先を指
定すると、届け先欄に指定した届け先が入力される。

【００４６】工場一覧も同様に修理工場の一覧表にリン
クしており、工場一覧部分をクリックすると前記一覧表
が出るので、その中から所望の修理工場を指定すると、
届け先欄に指定した届け先が入力される。

【００４７】入力後に確認ボタンを押すと、図１９の発
注内容確認画面が表示されるので、それでよければ発注
ボタンを押すと発注データが送信される。さらに修正す
る場合は、戻るボタンを押して図１８に戻る。図１８
で、クリアボタンを押すと、入力データはすべてクリア
され、新規な発注内容入力画面となる。また、戻るボタ
ンを押すと図１７の空車情報画面に戻る。

【００４８】発注データが送信されると、その内容に従
い、代車管理データベース１ａが更新され、図２０の経
過情報一覧に反映される。図２０の経過情報一覧画面
は、メニュー画面３１にある、経過情報表示ボタンを押
すことで表示される。この画面の左にある表示ボタンを
押すと、図２１の経過情報個別詳細画面が表示される。
＜代車手配のフロー＞次に、代車手配の流れを、図２２
に従い説明する。

【００４９】まず、前記したように、レンタカー会社の
担当者Ａは、空車情報を常時更新し、空車登録をする
（ステップ１０１）。この更新データは、代車管理デー
タベース１ａに登録される。

【００５０】損害保険会社の担当者Ｂは、事故に遭遇し
た者からの連絡を受け、事故内容等を聞くとともに、代
車の手配をする（ステップ１０２、１０３）。代車手配
にあたっては、端末からホームページにアクセスし、空
車情報表示画面から、空車情報を確認し（ステップ１０
２）、所望の代車を発注するために、発注画面に移り、
発注のための必要事項を入力する（ステップ１０３）。

【００５１】発注が終了すると、この発注を新規受注通
知手段により知った担当者Ａは、受注確認をし（ステッ
プ１０４）、代車利用者に確認の電話を入れ、代車の納
車先等を決めてから、図６の画面に情報を入力し（ステ
ップ１０５）、配車確認を行う（ステップ１０６）。さ
らに、修理業者に事故車の修理完了・納車予定日を問い
合わせ、図６の画面に情報を入力する（ステップ１０
７）。

【００５２】一方、損害保険会社の担当者Ｂは、端末か
らホームページを開いて、経過情報を確認し（ステップ
１０８）、手配が完了したことを、利用者に通知する。

【００５３】

【発明の効果】本発明によれば、代車管理手段でレンタ
カー会社が有する代車の稼動情報・空車情報を管理し、
損害保険会社の情報処理端末から前記代車管理手段にネ
ットワークを介して空車照会信号を発信し、空車情報の
中から希望する空車を代車として発注することができる
ので、従来のように、損害保険会社の担当員が、レンタ
カー会社の担当員に何度も代車予約のための電話をかけ
て確認する手間が省けるとともに、迅速な代車の確保が
可能で、さらに、システムが稼働している限りレンタカ
ー会社の営業時間外であっても代車を確保することがで
きる。

【００５４】また、損害保険会社からの発注があったと
きに、レンタカー会社の情報処理端末に、新規代車発注
が損害保険会社からあったことを知らせる新規受注通知
手段を備えることで、レンタカー会社の担当員は、代車
の受注があったことを容易に知ることができる。

【００５５】前記代車管理手段が、代車発注があったと
き、利用者への確認の有無を登録する利用者確認データ
を管理することとし、この利用者確認の有無が登録され
ていない場合、そのケースを利用者未確認告知手段で表
示するようにしているので、利用者への確認を忘れるこ
とがなく、代車手配をより確実に行える。

【００５６】さらに、代車の手配のためのデータが所定
の日になっても入力されていないとき未手配警告手段で
未手配警告を表示するので、代車手配自体を忘れること
がなく、代車手配をより確実に行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態のシステム構成図

【図２】本発明の実施形態を示すシステムフロー図

【図３】ホームページの階層構造を示す図

【図４】レンタカー会社側のコンピュータ端末から見た
ホームページの管理メニューの階層構造を示す図

【図５】レンタカー会社側のコンピュータ端末から見た
ホームページのメニュー画面を示す図

【図６】代車受注・管理一覧表示画面を示す図

【図７】受注内容経過情報個別入力画面を示す図

【図８】更新確認画面を示す図

【図９】削除確認画面を示す図

【図１０】空車情報更新画面を示す図

【図１１】空車情報入力画面を示す図

【図１２】確認用画面を示す図

【図１３】更新後の空車情報表示画面を示す図

【図１４】修理工場更新画面を示す図

【図１５】損害保険会社側のコンピュータ端末から見た
ホームページの管理メニューの階層構造を示す図

【図１６】損害保険会社側のコンピュータ端末から見た
ホームページのメニューの画面を示す図

【図１７】空車情報表示画面を示す図

【図１８】発注内容入力画面を示す図

【図１９】発注内容確認画面を示す図

【図２０】経過情報一覧画面を示す図

【図２１】経過情報個別詳細画面を示す図

【図２２】代車手配の流れを示すフロー図

【図２３】従来例を示す図

【符号の説明】

１…代車管理手段 ２…ＷＷＷサーバ ３、４…コンピュータ端末 １ａ…代車管理データベース １１…メニュー画面 １２…空車情報表示画面 １３…空車情報更新画面 １３ａ…更新指定画面 １３ｂ…プレビュー画面 １４…車両情報更新画面 １４ａ…確認画面 １５…経過情報一覧表示・更新画面 １５ａ…受注内容経過情報個別入力画面 １６…修理工場更新画面 ２１…メニュー画面 ２２…空車情報の表示発注画面 ２３…発注内容入力画面 ２４…発注内容確認画面 ２５…メッセージ画面 ２６…経過情報表示画面 ２７…詳細表示画面 ２８…修理工場一覧

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】レンタカー会社が有する代車の稼動情報・
   空車情報を管理する代車管理手段と、 前記代車管理手段にネットワークを介して空車紹介手段
   による空車照会信号を発信するとともに、空車情報の中
   から希望する空車を代車として発注するための代車発注
   信号を発信する代車発注手段と、 を備え、 前記代車管理手段は、前記情報処理端末からの空車照会
   信号に対し、空車情報を返す空車情報送信手段と、 前記代車発注手段から発信された代車発注信号を受けて
   代車を予約する代車受注手段と、 を有することを特徴とする代車依頼管理システム。
2. 【請求項２】前記代車発注手段は、損害保険会社に設け
   られた情報処理端末に実現され、前記代車受注手段は、
   損害保険会社が有する情報処理端末から発信された代車
   発注信号を受けて代車を予約することを特徴とする請求
   項１記載の代車依頼管理システム。
3. 【請求項３】前記代車管理手段は、保有する代車につ
   き、代車の識別情報対応で、空車か貸し出し中かを示す
   空車フラグ、代車の借受人、代車の貸し出し日、代車の
   返却予定日を少なくとも管理する代車管理データベース
   と、 この代車管理データベースの空車情報を更新する空車情
   報更新手段と、 を有することを特徴とする請求項１記載の代車依頼管理
   システム。
4. 【請求項４】前記ネットワークは、インターネットであ
   り、このインターネット上には、ＷＷＷサーバが設けら
   れ、このＷＷＷサーバに、代車依頼管理システムを実現
   するホームページを有し、 このホームページは、前記損害保険会社の情報処理端末
   に、空車照会手段と、代車発注手段による情報画面を表
   示するとともに、 前記レンタカー会社の情報処理端末に、前記代車管理手
   段が有する機能実現手段によって提示される情報画面を
   表示することを特徴とする請求項１〜３記載の代車依頼
   管理システム。
5. 【請求項５】損害保険会社からの発注があったときに、
   レンタカー会社の情報処理端末に、新規代車発注が損害
   保険会社からあったことを知らせる新規受注通知手段を
   備えたことを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載
   の代車依頼管理システム。
6. 【請求項６】前記代車管理手段は、代車発注があったと
   き、利用者への確認の有無を登録する利用者確認データ
   を管理し、 この利用者確認の有無が登録されていないケースを表示
   する利用者未確認告知手段を備えたことを特徴とする請
   求項１〜５のいずれかに記載の代車依頼管理システム。
7. 【請求項７】代車の手配のためのデータが所定の日にな
   っても入力されていないとき未手配警告を表示する未手
   配警告手段を備えたことを特徴とする請求項１〜６のい
   ずれかに記載の代車依頼管理システム。