JPH09280261A - 自動車の動力伝達装置およびその等速自在継手 - Google Patents
自動車の動力伝達装置およびその等速自在継手Info
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- JPH09280261A JPH09280261A JP8070535A JP7053596A JPH09280261A JP H09280261 A JPH09280261 A JP H09280261A JP 8070535 A JP8070535 A JP 8070535A JP 7053596 A JP7053596 A JP 7053596A JP H09280261 A JPH09280261 A JP H09280261A
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- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
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- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
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Abstract
を吸収して車体への振動の伝達を防止する。 【解決手段】 等速自在継手の保持器4の内表面4bの
円筒面4b’を長くして、保持器4と内方部材2の軸方
向隙間S1 ,S2 を自動車の発進時に発生するエンジン
の動き量を吸収できるように大きくした。
Description
の動力を車輪に伝達する役目を持っている動力伝達装置
およびその等速自在継手に関する。
る動力伝達装置は、エンジンと車輪の相対位置関係の変
化による角度と軸方向の変位に対応できる必要がある。
そのため、図8に示すように、エンジン側と車輪側の間
に介在されるドライブシャフトAは、一端が摺動型等速
自在継手Bを介してディファレンシャルCと連結され、
他端が固定型等速自在継手Dを介して車輪Eと連結され
ている。
る摺動型等速自在継手Bとしては、ダブルオフセット型
等速自在継手やトリポート型等速自在継手がある。
に示すように、軸線に平行な複数の直線状案内溝1aを
有する円筒状孔1bを備える外方部材1と、外方部材1
の案内溝1aと同数の軸線に平行な直線状案内溝2aを
有し、かつ、少なくとも一部を部分球面状とした外表面
2bを備える内方部材2と、外方部材1の案内溝1aと
内方部材2の案内溝2aが協働して形成するボールトラ
ックに介在してトルクを伝達する複数のボール3と、各
ボール3をそれぞれ収容するボールポケット4aを備
え、かつ、内方部材2の部分球面状外表面2bと外方部
材1の円筒状孔1bでそれぞれ接触案内され、ボール中
心線の両側で継手軸線方向に等距離オフセットした曲率
中心を有する部分球面状の内表面4bおよび外表面4c
を備えた保持器4とで構成され、外方部材1と内方部材
2との間に作動角が付与された場合、保持器4によりボ
ール3を作動角の二等分面上に制御させて等速性を維持
する構造となっている。
のスライド抵抗を減少して、外方部材1と内方部材2と
の間で角度変位を持った状態で軸方向変位がスムーズに
なされるものとして図10に示すものがある(実公昭6
3−2665号公報参照)。
bが、軸方向中央部の円筒面4b’と、その両側に連続
して形成された部分球面4b”1 ,4b”2 からなって
おり、部分球面4b”1 ,4b”2 の曲率半径Rc1 ,
Rc2 は、内方部材2の外表面2bの曲率半径Riと見
掛け上同一である。保持器4の外表面4cの曲率中心O
4 は、ボール中心線Pに対して軸方向にオフセットされ
ており、内表面4bの軸方向の中心O3 (内方部材2の
外表面2bの曲率中心と一致する)は、ボール中心線P
に対して外表面4cの曲率中心O4 と反対側に等距離オ
フセットされている。そして、部分球面4b”1 ,4
b”2 の曲率中心O1 ,O2 は、内表面4bの軸方向の
中心O3 から両側へ等距離オフセットされており、これ
によって保持器4の内表面4bと内方部材2の外表面2
bの間に軸方向隙間S1 ,S2 が形成されている。ま
た、ボール3と保持器4のボールポケット4aとの間に
は、ボール3のスムーズな転がりを確保するために僅か
なポケット隙間S3 (5〜50μm)が設けられてい
る。
S1 ,S2 の存在により、内方部材2と保持器4との相
対的な軸方向の比較的小さな移動が可能となり、かつ、
ポケット隙間S3 の存在により、ボール3がスムーズに
転がるため、継手の軸方向のスライド抵抗の低減が達成
される。
ドライブシャフトをディファレンシャルと連結する等速
自在継手として、図10に示す等速自在継手を使用し、
この等速自在継手の保持器4と内方部材2の間の軸方向
隙間S1 ,S2 およびボール3と保持器4のボールポケ
ット4aの間のポケット隙間S3 を利用してエンジンか
らの振動を吸収して車体各部に伝わらないようにしてい
る。
の動力伝達装置に使用される図10に示す等速自在継手
は、自動車の走行中や停止時のアイドリング中のよう
に、エンジン自体の振動が小さい場合には、その振動を
吸収することができるが、発進加速時のように、慣性力
が働いてエンジンやディファレンシャルが大きく動かさ
れたときには、その動きを吸収することができない。こ
のことは図11から裏付けられる。
ンジンの動き量を測定した結果を示す。このエンジンの
動き量の測定に際しては、車体にエンジンとの左右方向
の距離を測定するセンサーを取付け、かつ、自動車を停
止の状態(アイドリング中)から発進して一定速度に達
するまで加速させ、このときのセンサーの測定値を連続
的に読み取る。この結果、自動車の停止の状態(アイド
リング中)では、エンジンは微小な動きで振動してお
り、自動車の発進加速時はエンジンの動き量が大きいこ
とがわかる。これは、自動車の発進加速時に車両に慣性
力が働いてエンジンが車体に対して大きく動かされるた
めである。したがって、自動車の停止時のアイドリング
中は、図10に示す等速自在継手でもエンジン自体の振
動が小さいため、その吸収することができるが、自動車
の発進加速させるときは、図10に示す等速自在継手で
は保持器4と内方部材2との間の軸方向隙間S1 ,S2
が小さいため、エンジンの動き量を吸収することができ
ない。
加速時に発生するエンジンの動き量を吸収できないと、
そのエンジンの動きが車体へ伝達されて自動車の乗心地
を悪化する。
時に慣性力により車体に対してエンジンが大きく動かさ
れたときでも、そのエンジンの動き量を吸収することに
ある。
複数の直線状案内溝を設けた円筒状孔を備える外方部材
と、この外方部材の案内溝と同数の軸線に平行な直線状
案内溝を有し、かつ、少なくとも一部を部分球面状とし
た外表面を備える内方部材と、前記外方部材の案内溝と
前記内方部材の案内溝が協働して形成するボールトラッ
クに配されたトルクを伝達する複数のボールと、前記各
ボールをそれぞれ収容するボールポケットを備え、か
つ、前記内方部材の部分球面状外表面と前記外方部材の
円筒状孔でそれぞれ接触案内され、ボール中心線の両側
で継手軸線方向に等距離オフセットした曲率中心を有す
る部分球面状の内表面および外表面を備えた保持器とか
らなり、前記ボールと前記保持器のボールポケットの間
に、軸方向にポケット隙間を設け、かつ、前記保持器の
内表面を、その中央部の軸方向に自動車の発進加速時に
発生するエンジンの動き量を吸収できる長さを有する円
筒面と、その両側の部分球面を結んで形成したことを特
徴とする等速自在継手およびその等速自在継手を有する
自動車の動力伝達装置である。
を自動車の発進加速時に発生するエンジンの動き量を吸
収できる長さに形成したことにより、保持器と内方部材
との間に大きな軸方向隙間が形成され、この軸方向隙間
により自動車の走行中や停止時のアイドリング中のエン
ジン自体の微小な振動に加えて、自動車の発進加速時に
発生する車体に対するエンジンの動き量を吸収すること
ができ、車体への振動の伝達が防止される。
に基づいて説明する。
伝達装置に使用される等速自在継手内部の要部拡大断面
図を示しており、各部材の名称と符号は既述の図9およ
び図10に示すものと同一であるため、その重複部分の
説明を省略する。
るエンジンの動き量を吸収しようとすると、等速自在継
手の保持器4と内方部材2との間の軸方向隙間S1 ,S
2 を大きくする必要がある。
使用される等速自在継手は、保持器4と内方部材2の間
の軸方向隙間S1 ,S2 を大きくするため、保持器4の
内表面4bの円筒面4b’の軸方向長さを現行に比べ格
段に長くしたものである。これにより、保持器4と内方
部材2の間の軸方向隙間S1 ,S2 が、自動車の発進加
速時に発生する車体に対するエンジンの動き量を吸収で
きるように大きくなった。すなわち、現行の約1mmか
ら2〜4mmに拡大した。
在継手の保持器4と内方部材2の間の軸方向隙間S1 ,
S2 を大きくしたことにより、自動車の走行中や停止時
のアイドリング中のエンジン自体の微小な振動に加え
て、自動車の発進加速時に発生する車体に対するエンジ
ンの動き量も軸方向隙間S1 ,S2 により吸収され、車
体への振動の伝達が防止される。
伝達装置を適用した自動車の発進加速時における車体
(フロアー)の振動量を測定した結果を示す。この測定
に際しては、車体(フロアー)に振動を測定するセンサ
ーを取付け、かつ、自動車を停止の状態(アイドリング
中)から発進して一定速度に達するまで加速させ、この
ときのセンサーの測定値を連続的に読み取る。この結
果、本発明品は現行品に比べ発進加速時の車体(フロア
ー)の振動量が格段に小さく、自動車の発進加速時に発
生する車体に対するエンジンの動き量の吸収に非常に優
れていることが明らかである。
部材2の間の軸方向隙間S1 ,S2を大きくするため、
保持器4の内表面4bの円筒面4b’の軸方向長さを長
くすると、自動車の発進加速時に発生する車体に対する
エンジンの動き量を吸収できるが、車両への組み込み時
に、外方部材1と内方部材2の間に作動角が付与された
状態で、外方部材1の奥側へ内方部材2が押し込まれる
と、ボール3がくさび効果によりロックされて継手が作
動しなくなるという不具合が生じる。すなわち、等速自
在継手は、ボール中心線Pに対して軸方向に等距離オフ
セットされた部分球面状の内表面4bおよび外表面4c
を備えた保持器4により、ボール3が作動角の二等分面
上に制御される構造であるため、外方部材1と内方部材
2との間に作動角が付与された状態で、内方部材2を外
方部材1の奥側に押し込んでボール中心線Pに対する保
持器4の内表面4bと外表面4cのオフセット量の差が
大きく異なると、ボール3はボール中心線Pからずれて
外方部材1の案内溝1aと内方部材2の案内溝2aの間
のボール3が存在できない領域に押し込まれ、ボール3
のロック現象が発生する。そのため、車両への組み込み
時に、等速自在継手がロックして組み込み難くなる場合
がある。なお、ボール3のロック現象は等速自在継手の
車両への組み込み時に発生するだけであり、運転時には
実車で確認しても全くボール3のロック現象は発生しな
い。
2の間の軸方向隙間S1 ,S2 が大きい場合、内方部材
2の軸方向隙間S2 側への片寄り量も大きくなり、ボー
ル3と内方部材2の案内溝2aとの接触部が、内方部材
2の片寄り量分だけ内方部材2の奥側端面側へずれるた
め、外方部材1と内方部材2との間に大きな作動角が付
与された場合、その接触部が内方部材2の案内溝2aの
奥側端面を外れ、等速自在継手の正常な機能が損なわれ
る場合がある。
と内方部材2との間に作動角が付与された状態における
内方部材2を外方部材1の奥側へ押し込んだ場合のボー
ル3のロックを解消するため、図1に示すように、内方
部材2の外表面2bと保持器4の内表面4bの中心位置
が一致した静的状態におけるボール中心線Pに対する保
持器4の外表面4cのオフセット量f1 より内表面4b
のオフセット量f2 を大きくし(f1 <f2 )、図2に
示すように、内方部材2を外方部材1の円筒状孔1bの
奥側へ押し込んだ状態で、保持器4の外表面4cのオフ
セット量f1 と外表面4bのオフセット量(ボール中心
線Pからの保持器4と内方部材2の接触位置の長さ)f
2 ’がほぼ等しくなるようにした。これにより、車両へ
の組み込み時において、外方部材1と内方部材2との間
に作動角が付与された状態で、内方部材2を外方部材1
の奥側に押し込んでも、ボール3はボール中心線Pに位
置してロックすることはない。
方部材1の円筒状孔1bの奥側へ押し込んだ状態で、保
持器4の外表面4cのオフセット量f1 と外表面4bの
オフセット量f2 ’がほぼ等距離になるようにしたこと
により、等速自在継手の保持器4と内方部材2の間の軸
方向隙間S1 ,S2 が大きい場合に生じる車両への組み
込み時における内方部材2を外方部材1の奥側へ押し込
んだ場合のボール3のロック現象が解消され、車体への
組み込みも極めて円滑に行える。
かかわる自動車の動力伝達装置に使用される等速自在継
手の要部拡大断面図を示しており、いずれも保持器4と
内方部材2の間の軸方向隙間S1 ,S2 が大きい場合に
生じる車両への組み込み時における内方部材2を外方部
材1の奥側へ押し込んだ場合のボール3のロック現象を
解消するため、保持器4の内表面4bの外方部材1の奥
側に位置する部分球面4b”1 の曲率半径Rc1 より外
方部材1の入口側に位置する部分球面4b”2の曲率半
径Rc2 を大きく設定し(Rc1 <Rc2 )、これによ
って保持器4の内表面4bを外方部材1の奥側と入口側
で非対称形としたものである。
内表面4bの部分球面4b”1 ,4b”2 の曲率中心O
1 ,O2 は、内方部材2の外表面2bの曲率中心O3 よ
り軸方向および径方向に互いに反対側へオフセットされ
ており、これによって保持器4の内表面4bの部分球面
4b”1 の曲率半径Rc1 より部分球面4b”2 の曲率
半径Rc2 が大きく設定されている。
の部分球面4b”1 ,4b”2 の曲率中心O1 ,O
2 は、内方部材2の外表面2bの曲率中心O3 より径方
向に互いに反対側へオフセットされており、これによっ
て保持器4の内表面4bの部分球面4b”1 の曲率半径
Rc1 より部分球面4b”2 の曲率半径Rc2 が大きく
設定されている。
の部分球面4b”2 の曲率中心O2は、部分球面4b”
1 の曲率中心O1 より径方向に大きくオフセットされ、
かつ、内方部材2の外表面2bの曲率中心O3 から軸方
向に外方部材1の入口側へオフセットされており、これ
によって保持器4の内表面4bの部分球面4b”1 の曲
率半径Rc1 より部分球面4b”2 の曲率半径Rc2 が
大きく設定されている。
面4b”1 の曲率半径Rc1 より部分球面4b”2 の曲
率半径Rc2 を大きく設定して保持器4の内表面4bを
外方部材1の奥側と入口側で非対称形することによっ
て、保持器4と内方部材2の間の軸方向隙間S1 ,S2
を、両方で自動車の発進時に発生するエンジンの動き量
を充分に吸収できる大きさに確保しつつ、外方部材1の
奥側の軸方向隙間S1 を現行のものとほぼ同じ大きさに
する。これにより、内方部材2を外方部材1の奥側へ押
し込んでも、軸方向隙間S1 が現行のものとほぼ同じで
あるから、保持器4の外表面4cと外表面4bのオフセ
ット量はほぼ等しく、ボール3はボール中心線Pに位置
してロックすることはない。
隙間S1 ,S2 が大きい場合において、外方部材1と内
方部材2との間に大きな作動角が付与された場合に生じ
るボール3と内方部材2の案内溝2aとの接触部Gの内
方部材2の案内溝2aの奥側端面からの外れを解消する
もので、外方部材1と内方部材2との間に大きな作動角
が付与された状態を示しており、保持器4の案内溝2a
の長さLを、内方部材2の外表面2bの曲率中心O3 に
対して外方部材1の奥側を入口側よりほぼ軸方向隙間S
2 に相当して大きく設定し(奥側長さL1 >入口側長さ
L2 )、これによって外方部材1と内方部材2との間に
大きな作動角が付与されて内方部材2が外方部材1の入
口側へ軸方向隙間S2 分片寄っても、ボール3と内方部
材2の案内溝2aとの接触部Gは内方部材2の案内溝2
aの奥側端面から外れることはなく、トルク伝達機能を
従来通り確保することができる。
等速自在継手の保持器の内表面の円筒面を長くして保持
器と内方部材の間の軸方向隙間を大きく形成したことに
より、自動車の走行中や停止時のアイドリング中のエン
ジン自体の微小な振動に加えて、自動車の発進加速時に
発生する車体に対するエンジンの動き量を吸収すること
ができ、車体への振動の伝達が防止されて静かで乗心地
の良好な自動車が得られるとともに、等速自在継手の一
部を変更するだけであるから、現行のものに対してコス
トアップを抑えることができて実用性に富む。
間の軸方向隙間が大きい場合に生じる内方部材を外方部
材の円筒状孔の奥側へ押し込んだ場合のボールのロック
現象を解消するようにしたことにより、車体への組み込
みも極めて円滑に行える。
の奥側にほぼ軸方向隙間の増加分に相当して長くするこ
とにより、作動角付与時のトルク伝達機能も従来通り確
保することができるとともに、内方部材の外方部材の入
口側の案内溝の長さを軸方向隙間の増加分に相当して短
くすることにより、内方部材の全長を従来品の全長と同
じに設定が可能になり、コストアップを抑えることがで
きる。
速自在継手の静的状態での要部拡大断面図である。
速自在継手の静的状態での要部拡大断面図である。
る車体の振動量の比較を示す線図である。
力伝達装置に使用される等速自在継手の要部拡大断面図
である。
力伝達装置に使用される等速自在継手の要部拡大断面図
である。
力伝達装置に使用される等速自在継手の要部拡大断面図
である。
力伝達装置に使用される等速自在継手の要部拡大断面図
で、外方部材と内方部材との間に大きな作動角が付与さ
れた状態を示す。
る。
ブルオフセット型等速自在継手の構造を示す断面図であ
る。
等速自在継手の要部拡大断面図である。
量を示す線図である。
る) 4b”2 部分球面(外方部材の円筒状孔入口側に位置
する) 4c 外表面 O1 部分球面(外方部材の円筒状孔奥側に位置する)
の曲率中心 O2 部分球面(外方部材の円筒状孔入口側に位置す
る)の曲率中心 O3 保持器の内表面の軸方向の中心 O4 保持器の外表面の曲率中心 S1 軸方向隙間(外方部材の円筒状孔奥側) S2 軸方向隙間(外方部材の円筒状孔入口側) S3 ポケット隙間
部材2の間の軸方向隙間S1 ,S2を大きくするため、
保持器4の内表面4bの円筒面4b’の軸方向長さを長
くすると、自動車の発進加速時に発生する車体に対する
エンジンの動き量を吸収できるが、車両への組み込み時
に、外方部材1と内方部材2の間に作動角が付与された
状態で、外方部材1の奥側[円筒状孔1bの底面側(図
9参照)]へ内方部材2が押し込まれると、ボール3が
くさび効果によりロックされて継手が作動しなくなると
いう不具合が生じる。すなわち、等速自在継手は、ボー
ル中心線Pに対して軸方向に等距離オフセットされた部
分球面状の内表面4bおよび外表面4cを備えた保持器
4により、ボール3が作動角の二等分面上に制御される
構造であるため、外方部材1と内方部材2との間に作動
角が付与された状態で、内方部材2を外方部材1の奥側
に押し込んでボール中心線Pに対する保持器4の内表面
4bと外表面4cのオフセット量の差が大きく異なる
と、ボール3はボール中心線Pからずれて外方部材1の
案内溝1aと内方部材2の案内溝2aの間のボール3が
存在できない領域に押し込まれ、ボール3のロック現象
が発生する。そのため、車両への組み込み時に、等速自
在継手がロックして組み込み難くなる場合がある。な
お、運転時には実車で確認しても全くボール3のロック
現象は発生しない。
2の間の軸方向隙間S1 ,S2 が大きい場合、内方部材
2の軸方向隙間S2 側への片寄り量も大きくなり、ボー
ル3と内方部材2の案内溝2aとの接触部が、内方部材
2の片寄り量分だけ内方部材2の奥側端面(図中左側の
端面)側へずれるため、外方部材1と内方部材2との間
に大きな作動角が付与された場合、その接触部が内方部
材2の案内溝2aの奥部端面を外れ、等速自在継手の正
常な機能が損なわれる場合がある。
と内方部材2との間に作動角が付与された状態における
内方部材2を外方部材1の奥側に押し込んだ場合のボー
ル3のロックを解消するため、図1に示すように、内方
部材2の外表面2bと保持器4の内表面4bの中心位置
が一致した静止状態におけるボール中心線Pに対する保
持器4の外表面4cのオフセット量f1 より内表面4b
のオフセット量f2 を大きくし(f1 <f2 )、図2に
示すように、内方部材2を外方部材1の円筒状孔1bの
奥側に押し込んだ状態で、保持器4の外表面4cのオフ
セット量f1 と内表面4bのオフセット量(ボール中心
線Pからの保持器4と内方部材2の接触位置の長さ)f
2 ’がほぼ等しくなるようにした。これにより、車両へ
の組み込み時において、外方部材1と内方部材2との間
に作動角が付与された状態で、内方部材2を外方部材1
の奥側に押し込んでも、ボール3はボール中心線Pに位
置してロックすることはない。
方部材1の奥側に押し込んだ状態で、保持器4の外表面
4cのオフセット量f1 と内表面4bのオフセット量f
2 ’がほぼ等距離になるようにしたことにより、等速自
在継手の保持器4と内方部材2の間の軸方向隙間S1 ,
S2 が大きい場合に生じる車両への組み込み時における
内方部材2を外方部材1の奥側へ押し込んだ場合のボー
ル3のロック現象が解消され、車体への組み込みも極め
て円滑に行える。
かかわる自動車の動力伝達装置に使用される等速自在継
手の要部拡大断面図を示しており、いずれも保持器4と
内方部材2の間の軸方向隙間S1 ,S2 が大きい場合に
生じる車両への組み込み時における内方部材2を外方部
材1の奥側へ押し込んだ場合のボール3のロック現象を
解消するため、保持器4の内表面4bの外方部材1の奥
側[円筒状孔1aの底面側(図9参照)]に位置する部
分球面4b”1 の曲率半径Rc1 より外方部材1の入口
側[円筒状孔1aの開口側(図9参照)]に位置する部
分球面4b”2の曲率半径Rc2 を大きく設定し(Rc
1 <Rc2 )、これによって保持器4の内表面4bを外
方部材1の奥側と入口側で非対称形としたものである。
隙間S1 ,S2 が大きい場合において、外方部材1と内
方部材2との間に大きな作動角が付与された場合に生じ
るボール3と内方部材2の案内溝2aとの接触部Gの内
方部材2の案内溝2aの奥側端面からの外れを解消する
もので、外方部材1と内方部材2との間に大きな作動角
が付与された状態を示しており、内方部材2の案内溝2
aの長さLを、内方部材2の外表面2bの曲率中心O3
に対して外方部材1の奥側を入口側よりほぼ軸方向隙間
S2 に相当して大きく設定し(奥側長さL1 >入口側長
さL2 )、これによって外方部材1と内方部材2との間
に大きな作動角が付与されて内方部材2が外方部材1の
入口側へ軸方向隙間S2 分片寄っても、ボール3と内方
部材2の案内溝2aとの接触部Gは内方部材2の案内溝
2aの奥側端面から外れることはなく、トルク伝達機能
を従来通り確保することができる。
Claims (10)
- 【請求項1】 軸線に平行な複数の直線状案内溝を設け
た円筒状孔を備える外方部材と、 この外方部材の案内溝と同数の軸線に平行な直線状案内
溝を有し、かつ、少なくとも一部を部分球面状とした外
表面を備える内方部材と、 前記外方部材の案内溝と前記内方部材の案内溝が協働し
て形成するボールトラックに配されたトルクを伝達する
複数のボールと、 前記各ボールをそれぞれ収容するボールポケットを備
え、かつ、前記内方部材の部分球面状外表面と前記外方
部材の円筒状孔でそれぞれ接触案内され、ボール中心線
の両側で継手軸線方向に等距離オフセットした曲率中心
を有する部分球面状の内表面および外表面を備えた保持
器とからなり、 前記ボールと前記保持器のボールポケットの間に、軸方
向にポケット隙間を設け、 かつ、前記保持器の内表面を、その中央部の軸方向に自
動車の発進加速時に発生するエンジンの動き量を吸収で
きる長さを有する円筒面と、その両側の部分球面とを結
んで形成したことを特徴とする等速自在継手。 - 【請求項2】 ボールと保持器のボールポケットとの間
のポケット隙間を5〜50μmとし、保持器の内表面の
円筒面長さを2〜4mmとしたことを特徴とする請求項
1の等速自在継手。 - 【請求項3】 保持器の内表面の両側部分球面を対称ま
たは非対称としたことを特徴とする請求項1または2の
等速自在継手。 - 【請求項4】 内方部材を外方部材の奥側へ押し込んだ
状態で、ボール中心線に対する保持器の内表面と外表面
のオフセット量をほぼ等しくなるようにしたことを特徴
とする請求項1,2または3の等速自在継手。 - 【請求項5】 内方部材の外表面と保持器の内表面の中
心位置が一致した静的状態で、ボール中心線に対する保
持器の外表面のオフセット量より内表面のオフセット量
を大きくしたことを特徴とする請求項4の等速自在継
手。 - 【請求項6】 保持器の内表面を外方部材の奥側と入口
側で非対称とし、外方部材の円筒状孔の奥側の曲率半径
より入口側の曲率半径を大きくしたことを特徴とする請
求項4の等速自在継手。 - 【請求項7】 内方部材の案内溝を、内方部材の外表面
の曲率中心に対して外方部材の奥側を入口側より長くし
たことを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6
の等速自在継手。 - 【請求項8】 ドライブシャフトの一端を摺動型等速自
在継手を介してエンジン側と連結し、他端を固定型等速
自在継手を介して車輪側に連結した自動車の動力伝達装
置において、 前記摺動型等速自在継手は、軸線に平行な複数の直線状
案内溝を設けた円筒状孔を備える外方部材と、 この外方部材の案内溝と同数の軸線に平行な直線状案内
溝を有し、かつ、少なくとも一部を部分球面状とした外
表面を備える内方部材と、 前記外方部材の案内溝と前記内方部材の案内溝が協働し
て形成するボールトラックに配されたトルクを伝達する
複数のボールと、 前記各ボールをそれぞれ収容するボールポケットを備
え、かつ、前記内方部材の部分球面状外表面と前記外方
部材の円筒状孔でそれぞれ接触案内され、ボール中心線
の両側で継手軸線方向に等距離オフセットした曲率中心
を有する部分球面状の内表面および外表面を備えた保持
器とからなり、 前記ボールと前記保持器のボールポケットの間に、軸方
向にポケット隙間を設け、 かつ、前記保持器の内表面を、その中央部の軸方向に自
動車の発進加速時に発生するエンジンの動き量を吸収で
きる長さを有する円筒面と、その両側の部分球面とを結
んで形成したことを特徴とする自動車の動力伝達装置。 - 【請求項9】 摺動型等速自在継手のボールと保持器の
ボールポケットとの間のポケット隙間を5〜50μmと
し、保持器の内表面の円筒面長さを2〜4mmとしたこ
とを特徴とする請求項8の自動車の動力伝達装置。 - 【請求項10】 摺動型等速自在継手の内方部材の案内
溝を、内方部材の外表面の曲率中心に対して外方部材の
奥側を入口側より長くしたことを特徴とする請求項8,
または9の自動車の動力伝達装置。
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