JPH09279727A - 断熱性に優れた壁面構造体およびその構築法 - Google Patents

断熱性に優れた壁面構造体およびその構築法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱効果に優れている壁面構造体およびこれ
を簡単に構築できる壁面構造体の構築法を提供する。 【解決手段】 コンクリート壁11の表面に断熱装飾パ
ネル1を添着した壁面構造体であって、コンクリート壁
11から断熱装飾パネル1にわたるセパレータ12を、
棒状のセパレータ本体12aの端部に断熱軸部12bを
相互間に介在させた断熱パッド13において分離可能に
連結した特殊な分離型セパレータとした壁面構造体と、
周知のコンクリート枠組工法における型枠パネルに代え
断熱装飾パネルを用い、セパレータをセパレータ本体の
端部に分離可能な断熱軸部を連結した特殊な分離型セパ
レータとして行なう壁面構造体の構築法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物やプールなど
の壁面や蓄熱槽の壁面のような断熱効果を要求されるコ
ンクリート壁面に適した断熱性に優れた壁面構造体およ
びその構築法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一対の型枠パネルを型枠緊締用のセパレ
ータで保持して両型枠パネル間にコンクリートを打込む
コンクリート壁面構造体の構築法において、少なくとも
一方の型枠パネルを取り外すことのなくそのまま利用で
きる装飾パネルとすることは従来より行なわれている
が、このようにして得られた壁面構造体は、コンクリー
ト壁から装飾パネルとにわたってセパレータが埋め込ま
れたまま残されている。このような壁面構造体を断熱構
造とするためにはコンクリート壁面自体を断熱構造とし
たりコンクリート壁面に添着一体化された装飾パネルを
断熱装飾パネルとすることとなるが、コンクリート壁に
埋設されたセパレータの軸端部分が装飾パネルを貫通し
て外部に露呈されるため、このセパレータを通じて壁の
内外の熱伝導が行なわれて断熱機能が低下するという問
題があった。。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
するところは、上記のような従来の問題点を解決して、
セパレータを通じての熱伝導が行なわれて断熱性が低下
することがなく、優れた断熱性を発揮するうえに施工が
簡単で安価に提供できる断熱性に優れた壁面構造体およ
びその構築法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、コンクリート壁とその少なくと
も片面に一体に添着一体化された装飾パネルとにわたっ
て型枠緊締用のセパレータが埋め込まれている壁面構造
体において、装飾パネルとして断熱装飾パネルを用いる
とともに、前記セパレータとしてコンクリート壁に埋設
される棒状のセパレータ本体の端部に前記断熱装飾パネ
ルを貫通する断熱軸部が相互間に介在されて断熱装飾パ
ネルの裏面に片面を添わせた断熱パッドにおいて分離可
能に連結された分離型セパレータを用いたことを特徴と
する断熱性に優れた壁面構造体を請求項1に係る発明と
する。そして、このような壁面構造体において、断熱装
飾パネルを、低発泡ポリスチレン樹脂よりなるボード本
体の表面にノンスチレン樹脂層を介して不飽和ポリエス
テル樹脂系の繊維強化プラスチック層を積層一体化した
ものとしたものを請求項2に係る発明とし、このボード
本体を発泡倍率を10〜30倍としたビーズ発泡成形ボ
ードとしたものを請求項3に係る発明とし、このような
ボード本体の裏面を凹凸面としてコンクリート壁にボー
ド本体が強固に一体化されるようにしたものを請求項4
に係る発明とする。さらに、前記したような壁面構造体
において、繊維強化プラスチック層の表面に装飾仕上層
を形成して装飾性を高めたものが請求項5に係る発明で
あり、この壁面構造体において、セパレータの断熱軸部
の軸頭部の表面が繊維強化プラスチック層に設けた拡径
孔内にあってその表面が繊維強化プラスチック層の表面
と同様に装飾仕上層で覆ったものを請求項6の発明とす
るものである。そして、前記のような断熱性に優れた壁
面構造体を構築するための構築法である、一対の型枠パ
ネルを型枠緊締用のセパレータで保持して両型枠パネル
間にコンクリートを打込んでコンクリート壁面を構築す
る壁面構造体の構築法において、一対の型枠パネルのう
ち少なくとも一方を外面が装飾面とされる断熱装飾パネ
ルとするとともに、前記セパレータをコンクリート壁に
埋設される棒状のセパレータ本体の端部に前記断熱装飾
パネルを貫通する軸端部が相互間に介在されて断熱装飾
パネルの裏面に片面を添わせた断熱パッドにおいて分離
可能に連結された分離型セパレータとしてコンクリート
壁を構築し、次いで、セパレータのうち前記断熱パッド
に連結されているセパレータの軸端部を取り出して軸頭
部が断熱装飾パネルの表面から突出しない断熱軸部に交
換したうえ、軸頭部の表面と断熱装飾パネルの表面に装
飾仕上を施すことを特徴とする断熱性に優れた壁面構造
体の構築法を請求項7に係る発明とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図中1はコンクリート壁
11の少なくとも片面に一体に添着一体化されている断
熱装飾パネルであって、コンクリート壁11と断熱装飾
パネル1とはコンクリート面との接合力の外、コンクリ
ート壁11から断熱装飾パネル1にわたって埋設されて
いる型枠緊締用のセパレータ12によっても一体化され
ている。この型枠緊締用のセパレータ12は、コンクリ
ート壁11に埋設された棒鋼などの棒状のセパレータ本
体12aと、その軸端に分離可能とされて断熱装飾パネ
ル1を貫通する断熱性に優れた合成樹脂などの断熱軸部
12bと、このセパレータ本体12aと断熱軸部12b
とを分離可能に連結してボード本体1aの裏面に添わせ
た状態でコンクリート壁11に埋設された断熱性に優れ
た合成樹脂などよりなる断熱パッド13とよりなるもの
である。なお、セパレータ本体12aと断熱軸部12b
と断熱パッド13に埋設された雌ねじ管に対して端部の
雄ねじ部をねじ込んで連結してある。そして、前記した
セパレータ12の断熱軸部12bの円錐台形状の軸頭部
12cは、繊維強化プラスチック層3に明けられた同じ
く円錐台形状の拡径孔部より表面から突出されることが
ないように収納されて必要に応じてパテを介在させたう
え繊維強化プラスチック層3の表面に形成する後記する
装飾仕上層4と同様の装飾仕上層で覆ってある。
【0006】また、前記した断熱装飾パネル1は発泡倍
率が約15倍程度のビーズ発泡により得られた低発泡ポ
リスチレン樹脂よりなるボード本体1aの片面にノンス
チレン樹脂層2を介して不飽和ポリエステル樹脂系の繊
維強化プラスチック層3を積層したものである。このノ
ンスチレン樹脂層2は、低発泡ポリスチレン樹脂よりな
るボード本体1aに対してガラス繊維やカーボン繊維、
アラミド繊維などを強化繊維としマトリックスとしてス
チレンモノマーを架橋剤とする不飽和ポリエステル樹脂
をマトリックスとした不飽和ポリエステル樹脂系の繊維
強化プラスチック層3を積層する際、低発泡ポリスチレ
ン樹脂よりなるボード本体1aに直接積層しようとする
と、前記スチレンモノマーが低発泡ポリスチレン樹脂を
溶融させることを防ぐために両者間に中間層として介在
させるものであるが、低発泡ポリスチレン樹脂よりなる
ボード本体1aと不飽和ポリエステル樹脂系の繊維強化
プラスチック層3のいずれに対しても強固に一体化され
ることが必要であるため、低発泡ポリスチレン樹脂およ
びスチレンモノマーを架橋剤とする不飽和ポリエステル
樹脂との接着性のよいノンスチレン樹脂である必要があ
る。このようなノンスチレン樹脂としては、エポキシ系
樹脂やフェノール系樹脂等にも見受けられるが、前記し
たボード本体1aと繊維強化プラスチック層3との接着
性の外、機械的強度、経済性を併せ考慮するとアクリル
変性ポリエステル樹脂、例えば、主成分としての不飽和
ポリエステル樹脂75〜70部(重量部、以下同じ)に
2ヒドロキシエチルメタクリレート25〜30部を添加
した昭和高分子株式会社製の不飽和ポリエステル樹脂
(商品名 リゴラックACー605P)が特に好まし
い。なお、繊維強化プラスチック層3の強化繊維として
は、ガラス繊維の外にカーボン繊維やアラミド繊維等を
用いてもよいことは勿論である。
【0007】このように断熱装飾パネル1として低発泡
ポリスチレン樹脂よりなるボード本体1aの表面にノン
スチレン樹脂層2を介して不飽和ポリエステル樹脂系の
繊維強化プラスチック層3を積層一体化したものを用い
ると、前記したようにノンスチレン樹脂層2が繊維強化
プラスチック層3中のマトリックス構成樹脂と融合して
強固に接着されるとともに、低発泡ポリスチレン樹脂に
対しても溶融させることなく強固に接着し、結果的にボ
ード本体1aの表面に繊維強化プラスチック層3が強固
に接着した断熱性に優れたものとなるので特に好まし
い。なお、前記の繊維強化プラスチック層3の表面側に
セラミックコーティング層やカラーリング層等の装飾仕
上層4を形成しておけば、装飾性をより一層向上させる
ことができ、特に、セラミックコーティング層は耐火性
を高めることとなる。また、必要に応じてボード本体1
の裏面には筋状の溝を付けたりランダムな凸凹を付ける
等した凹凸面としてコンクリートとの密着性をより一層
向上させるようにする。
【0008】しかして、このような壁面構造体を構築す
るには、一対の型枠パネルを型枠緊締用のセパレータで
保持して両型枠パネル間にコンクリートを打込んでコン
クリート壁面を構築する従来の一般的なコンクリート壁
の構築法を基本とし、一対の型枠パネルのいずれか一方
または双方を表面を装飾面とした断熱装飾パネルに代え
るとともに、セパレータ11を特殊な分離型セパレータ
に代えるだけでよい。すなわち、セパレータ11により
パネル間に形成される打込用の空間にコンクリートを打
込んでコンクリート壁面を構築する壁面構造体の構築法
において、図2に示すように、一対の型枠パネルのうち
少なくとも一方を外面が装飾面とされる断熱装飾パネル
1とするとともに、前記セパレータ12をコンクリート
壁11に埋設される棒状のセパレータ本体12aの端部
に前記断熱装飾パネル1の裏面に添わせる断熱パッド1
3を介して棒鋼その他任意の材料よりなる短い軸端部1
2dをねじ式で分離可能に連結したものとし、この軸端
部12dの先端を断熱装飾パネル1の表面より突出させ
て緊締金具21で緊締して枠組みを行なったうえパネル
間に形成される打込用の空間にコンクリートを打ち込
み、養生後に緊締金具21を外して断熱装飾パネル1の
表面より突出している軸端部12dの先端を図示しない
回動工具などを利用して回動させることにより取り外し
たうえ、前記した軸端部12dよりやや短い断熱軸部1
2bをねじ込んでその円錐台形状の軸頭部12cを断熱
装飾パネル1の繊維強化プラスチック層3に明けられた
同じく円錐台形状の拡径孔部より表面から突出されるこ
とがないように収納し、この軸頭部12cの表面に必要
に応じてパテを塗り、繊維強化プラスチック層3の全表
面とともに塗装などの仕上げ加工を施して装飾仕上層4
を形成すればよい。
【0009】このようにして得られた壁面構造体は、コ
ンクリート壁11のうち装飾面となる少なくとも片面が
これに添着一体化された断熱装飾パネル1で覆われてい
るので、体裁がよいことは従来のこの種の壁面構造体と
同様であるが、前記断熱装飾パネル1を用いたうえに断
熱装飾パネル1にわたるようにコンクリート壁11に埋
設されているセパレータ12のうち断熱装飾パネル1を
貫通する部分を断熱軸部12bとしてあるので、セパレ
ータ12を通じて熱伝導が行なわれて断熱機能が低下す
ることがなくなり断熱性能に優れたものとなる。しか
も、このセパレータ12はコンクリート壁11に埋設さ
れる棒状のセパレータ本体12aに前記した断熱軸部1
2bを相互間に断熱装飾パネル1の裏面に片面を添わせ
た断熱パッド13を介在させて分離可能に連結した分離
型セパレータであって、前記したように従来より周知の
型枠工法でコンクリート壁を構築する方法を基本として
これに用いる型枠パネルとセパレータとを代えるだけで
的確容易に構築でき、しかも、少なくとも一方の型枠パ
ネルは外すことなく断熱装飾パネルをそのまま利用でき
るので、枠ばらし作業なども省略できて大幅な工期の短
縮と省人化が可能となり、コストダウンも可能となる。
【0010】
【発明の効果】本発明の壁面構造体は以上の説明からも
明らかなように、断熱装飾パネルと軸端部分を断熱軸部
とした特殊なセパレータを用いたので、セパレータを通
じての熱伝導により断熱性が低下することがなくなって
優れた断熱性を発揮するうえに、構造が簡単で安価に提
供できる利点があり、特に、請求項2および請求項3に
係る発明は、発泡ポリスチレン樹脂の特性である特に優
れた軽量性、断熱性を有するうえに発泡ポリスチレン樹
脂の欠点とされている機械的強度不足を完全に解消でき
るので、断熱効果を要求される一般建築物や蓄熱槽の壁
面などのコンクリート壁面として有効であり、また、請
求項4に係る発明はコンクリート壁と断熱装飾パネルと
の剥離強度が大きくなるし、請求項5および請求項6に
係る発明は表面が特に体裁よく仕上がるので装飾壁面と
しても優れたものとなるなどの利点がある。さらに、請
求項7に係る発明である壁面構造体の構築法は、前記し
たような壁面構造体を従来工法を基本として枠組に用い
る型枠パネルの少なくとも一方とセパレータとを断熱装
飾パネルと軸端が分離可能な断熱軸部とされた特殊なセ
パレータとに代えるだけでよいので、特殊技術を必要と
することがなくて工事が簡単でコストダウンも可能とな
る。よって本発明は従来の問題点を一掃した断熱性に優
れた壁面構造体およびその構築法として、産業の発展に
寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁面構造体の好ましい実施の形態を示
す要部の断面図である。
【図2】本発明の壁面構造体の構築法を説明する断面図
である。
【符号の説明】
1 断熱装飾パネル 1a 低発泡ポリスチレン樹脂よりなるボード本体 2 ノンスチレン樹脂層 3 不飽和ポリエステル樹脂系の繊維強化プラスチック
層 4 装飾仕上層 11 コンクリート壁 12 型枠緊締用のセパレータ 12a 棒状のセパレータ本体 12b 断熱軸部 12c 軸頭部 12d 打込用の軸端部 13 断熱パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 1/80 E04B 1/80 V E04F 13/18 8913−2E E04F 13/18 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート壁とその少なくとも片面に
    一体に添着一体化された装飾パネルとにわたって型枠緊
    締用のセパレータが埋め込まれている壁面構造体におい
    て、装飾パネルとして断熱装飾パネル(1) を用いるとと
    もに、前記セパレータ(12)としてコンクリート壁(11)に
    埋設される棒状のセパレータ本体(12a) の端部に前記断
    熱装飾パネル(1) を貫通する断熱軸部(12b) が相互間に
    介在されて断熱装飾パネル(1) の裏面に片面を添わせた
    断熱パッド(13)において分離可能に連結された分離型セ
    パレータを用いたことを特徴とする断熱性に優れた壁面
    構造体。
  2. 【請求項2】 断熱装飾パネル(1) が、低発泡ポリスチ
    レン樹脂よりなるボード本体(1a)の表面にノンスチレン
    樹脂層(2) を介して不飽和ポリエステル樹脂系の繊維強
    化プラスチック層(3) を積層一体化したものである請求
    項1に記載の断熱性に優れた壁面構造体。
  3. 【請求項3】 ボード本体(1a)が発泡倍率を10〜30
    倍としたビーズ発泡成形ボードである請求項2に記載の
    壁面構造体。
  4. 【請求項4】 ボード本体(1a)の裏面を凹凸面としてあ
    る請求項2または3に記載の断熱性に優れた壁面構造
    体。
  5. 【請求項5】 繊維強化プラスチック層(3) の表面に装
    飾仕上層(4) を形成してある請求項2または3または4
    に記載の壁面構造体。
  6. 【請求項6】 セパレータ(12)の断熱軸部(12b) の軸頭
    部(12c) が繊維強化プラスチック層(3) に設けた拡径孔
    内にあって、その表面が繊維強化プラスチック層(3) の
    表面と同様に装飾仕上層(4) で覆われている請求項5に
    記載の壁面構造体。
  7. 【請求項7】 一対の型枠パネルを型枠緊締用のセパレ
    ータで保持して両型枠パネル間にコンクリートを打込ん
    でコンクリート壁面を構築する壁面構造体の構築法にお
    いて、一対の型枠パネルのうち少なくとも一方を外面が
    装飾面とされる断熱装飾パネルとするとともに、前記セ
    パレータをコンクリート壁に埋設される棒状のセパレー
    タ本体の端部に前記断熱装飾パネルを貫通する軸端部が
    相互間に介在されて断熱装飾パネルの裏面に片面を添わ
    せた断熱パッドにおいて分離可能に連結された分離型セ
    パレータとしてコンクリート壁を構築し、次いで、セパ
    レータのうち前記断熱パッドに連結されているセパレー
    タの軸端部を取り出して軸頭部が断熱装飾パネルの表面
    から突出しない断熱軸部に交換したうえ、軸頭部の表面
    と断熱装飾パネルの表面に装飾仕上を施すことを特徴と
    する断熱性に優れた壁面構造体の構築法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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