JPH09279061A - 防汚性樹脂組成物 - Google Patents

防汚性樹脂組成物

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JPH09279061A
JPH09279061A JP11533396A JP11533396A JPH09279061A JP H09279061 A JPH09279061 A JP H09279061A JP 11533396 A JP11533396 A JP 11533396A JP 11533396 A JP11533396 A JP 11533396A JP H09279061 A JPH09279061 A JP H09279061A
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resin
antifouling
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group
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JP11533396A
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English (en)
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Naoki Yamamori
直樹 山盛
Junji Yokoi
準治 横井
Yukio Imanishi
幸男 今西
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/16Antifouling paints; Underwater paints
    • C09D5/1606Antifouling paints; Underwater paints characterised by the anti-fouling agent
    • C09D5/1637Macromolecular compounds
    • C09D5/165Macromolecular compounds containing hydrolysable groups

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毒性が低く、防汚効果がより大きく、また、
防汚効果がより長期間持続する防汚性樹脂組成物を提供
する。 【解決手段】 主鎖がエチレン鎖であり側鎖の全部又は
一部がカルボン酸である樹脂(A)からなるか、又は、
前記樹脂(A)及びその他の樹脂(B)からなる防汚性
樹脂組成物であって、前記カルボン酸の全部若しくは一
部が、下記一般式(1); X−R−D− (1) (式中、Xは、極性基を表す。Rは、疎水性基を表す。
Dは、親水性ポリマーを表す。)で表されるペンダント
基とアミド結合又はエステル結合をしている防汚性樹脂
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海中構造物、工業
用水系設備等において、水中生物の付着、繁殖による被
害を防止するために使用される防汚性樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】海中構造物、例えば、船舶、海洋構築
物、養殖用漁網、浮標等や、工業用水系設備等は、生物
が生息する水中に常時さらされているため、時間の経過
により、バクテリア等の微生物が付着し、また、これを
食料とする生物、例えば、フジツボ、イガイ、アオサ、
珪藻等の動植物が付着する。これらにより海中構造物等
の表面が覆われると、当該部分の腐食、船舶の船底部の
海水摩擦抵抗の増大による船舶燃料効率の低下、漁網の
目詰まりによる魚介類の大量ヘイ死、浮標の浮力低下に
よる沈降、作業能率の低下等の被害が発生する。
【0003】また、河川水や湖水等の自然水を利用した
冷却水等の工業用水系及び中、上水道水を使用する循環
式冷却装置等では、バクテリア、珪藻、ラン藻等が繁殖
し、水質の悪化や器壁への付着による冷却効率の低下や
水管の閉塞、流量減少等の障害を引き起こす。
【0004】これら有害生物の付着を防止する方法とし
て、従来より防汚塗料を塗装する方法がとられている。
【0005】近年、トリアルキル錫含有高分子を防汚成
分とする加水分解型防汚塗料が使用されているが、これ
はトリアルキル錫含有高分子が水中の微アルカリ性雰囲
気中で加水分解し、有機錫化合物を溶出するとともに、
塗料ビヒクルが水溶化し、配合した防汚剤が溶出するも
のである。
【0006】このようにして溶出される防汚剤成分は、
毒性が高く、この毒性によって付着する有害水中生物を
殺し又は付着不能な状態にまで傷害を与えることで防汚
性能が発揮される。従来の防汚塗料は、上述したように
いずれも生態に対し有害な化合物を含んだものであり、
環境汚染の観点から重大な問題であった。
【0007】特開昭60−170673号公報には、ポ
リオキシエチレン鎖を含有する重合性不飽和単量体の重
合物からなる被覆剤が開示されている。これは、水中に
おいて徐々に溶出して、水と接触する材料面への水中生
物等の付着を防止し、被覆表面を均一な状態に保つもの
である。また、特開平5−320539号公報には、塗
膜表面にポリオキシエチレン鎖を配向させて親水性とし
て水中生物の付着を防止する技術が開示されている。
【0008】これらの技術は、いずれも毒性の高い防汚
剤を使用することなく、塗膜の水への溶解性又は親水性
を高めることによって防汚効果をもたらすものであっ
た。このように塗膜の高親水性を利用する方法は、一
旦、水中生物が付着し、水中のバクテリアや汚染物質に
覆われてしまうと、防汚効果が著しく低下する等の効果
の持続性の点で問題があった。
【0009】また、このような方法は、塗膜成分が溶出
することにより汚染効果を発現させるものであり、その
溶出速度の調節が困難であるため、溶出量が少なすぎ
て、防汚効果が充分に発現しなかったり、逆に、溶出量
が多すぎて、防汚効果を長期間持続することができない
等の問題があった。
【0010】特開平3−128302号公報には、アル
キル基を導入したフェノール誘導体を使用する水中生物
付着防止塗料組成物が開示されている。このようなアル
キル基を導入したフェノール誘導体には、かなり高い防
汚効果があり、毒性も低い。しかし、防汚効果を長期に
わたって持続させるために撥水性を有する化合物を併用
する等の工夫が必要であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
に鑑み、毒性が低く、防汚効果がより大きく、また、防
汚効果がより長期間持続する防汚性樹脂組成物を提供す
ることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、主鎖が
エチレン鎖であり側鎖の全部又は一部がカルボン酸であ
る樹脂(A)からなるか、又は、前記樹脂(A)及びそ
の他の樹脂(B)からなる防汚性樹脂組成物であって、
前記カルボン酸の全部若しくは一部が、下記一般式
(1); X−R−D− (1) (式中、Xは、極性基を表す。Rは、疎水性基を表す。
Dは、親水性ポリマーを表す。)で表されるペンダント
基とアミド結合又はエステル結合をしているところに存
する。以下に本発明を詳述する。
【0013】本発明の防汚性樹脂組成物は、主鎖がエチ
レン鎖であり側鎖の全部又は一部がカルボン酸である樹
脂(A)からなるか、又は、このものとその他の樹脂
(B)とからなる。上記樹脂(A)としては特に限定さ
れず、例えば、エチレン性不飽和結合を有する単量体で
あってカルボキシル基を有するものの重合体、これらの
共重合体;エチレン性不飽和結合を有する単量体であっ
てカルボン酸基等を有するものと、エチレン性不飽和結
合を有する単量体であってカルボン酸基等を有しないも
のとの共重合体等を挙げることができる。ここで、カル
ボン酸基等とは、カルボン酸及びその誘導体を意味す
る。上記エチレン性不飽和結合を有する単量体であって
カルボン酸基等を有するものとしては、例えば、アクリ
ル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル
酸エステル、アクリルアミド等を挙げることができる。
上記エチレン性不飽和結合を有する単量体であってカル
ボン酸基等を有しないものとしては、例えば、スチレ
ン、酢酸ビニル等を挙げることができる。
【0014】上記樹脂(A)が有するカルボン酸の全部
若しくは一部は、下記一般式(1); X−R−D− (1) (式中、X、R及びDは、前記に同じ。)で表されるペ
ンダント基とアミド結合又はエステル結合したものであ
る。
【0015】上記Xは、極性基である。上記極性基とし
ては特に限定されず、例えば、水酸基、アミノ基、カル
ボキシル基、スルホン酸基、アルコキシル基、ハロゲ
ン、エチレンオキサイド等を挙げることができる。上記
Rは、疎水性基である。上記疎水性基としては特に限定
されず、例えば、直鎖状又は分岐状のアルキル基;ベン
ゼン、置換ベンゼン等の芳香族化合物等を挙げることが
できる。上記Rが、アルキル基の場合、炭素数6〜10
のものが好ましい。
【0016】上記Dは、親水性ポリマーである。上記親
水性ポリマーとしては特に限定されず、例えば、ポリオ
キシエチレン鎖、ポリオキシプロピレン鎖等のポリオキ
シアルキレン鎖を主体とする鎖状化合物、ポリアミド鎖
を主体とする鎖状化合物等を挙げることができる。なか
でも、ポリオキシアルキレン鎖を主体とする鎖状化合物
が好ましい。上記Dとしては、防汚性が優れているの
で、下記一般式(2)、又は、下記一般式(3)で表さ
れるものがより好ましい。 CH2 −(OCH2 CH2 )n−NCH3 − (2) CH2 −(OCH2 CH2 CH2 )n−NCH3 − (3) 式中、nは、2〜16の整数を表す。
【0017】上記一般式(1)で表される化合物として
は、例えば、ヘキサエチレングリコール2−ヒドロキシ
−5−ノニルベンジルエーテル、3−ヘキサエチレング
リコール4−セチルピリジルエーテル、1−ヘキシル,
1′−セチルアミノヘキサエチレングリコール等を挙げ
ることができる。
【0018】本発明において、上記X−R−は、下記一
般式(4)で表されるものであることが好ましい。
【0019】
【化2】
【0020】式中、X1 、X2 、X3 、X4 、X5 は、
そのうち少なくとも一つは、分岐状又は直鎖状の炭素数
6〜10のアルキル基であり、かつ、少なくとも一つ
は、極性基であり、上記のいずれでもない場合には水素
である。上記アルキル基としては、例えば、n−ヘキシ
ル、n−ノニル、n−オクチル、n−デシル等を挙げる
ことができる。上記極性基としては特に限定されず、例
えば、水酸基、アミノ基、カルボキシル基、スルホン酸
基、アルコキシル基、ハロゲン、エチレンオキサイド等
を挙げることができる。本発明において、上記極性基
は、OH、NH2 、COOH、SO3 H、又は、エチレ
ンオキサイドであることが好ましい。上記アルキル基及
び上記極性基の置換位置は、特に限定されないが、防汚
性の点から、パラ位であることが好ましい。
【0021】上記一般式(4)で表される化合物として
は、例えば、ヘキサエチレングリコール2−ヒドロキシ
−5−ノニルベンジルエーテル、テトラエチレングリコ
ール2−カルボキシ−5−オクチルベンジルエーテル、
ペンタエチレングリコール2−ヒドロキシ−5−ノニル
アニリノエチルエーテル、ヘキサエチレングリコール3
−ノニル−4−ヒドロキシフェニルアセテート、ヘキサ
エチレングリコール4−ノニルフェニルエーテル等を挙
げることができる。
【0022】本発明で使用される樹脂(A)において、
カルボン酸にアミド結合又はエステル結合している上記
ペンダント基の数は、全側鎖数の5〜95%であること
が好ましい。5%未満であると、防汚効果を充分に発揮
することができず、95%を超えると、得られる防汚性
樹脂組成物と海中構造物等の被塗物との密着性が低下す
る。
【0023】ペンダント基が結合した樹脂(A)は、例
えば、以下のようにして製造することができる。まず、
結合させるペンダント基を合成する。芳香族化合物、例
えば、アルキル置換フェノール;アルキル置換ヒドロキ
ノン;アルキル置換カテコール;アルキル置換レゾルシ
ノール;ヒドロキシフェニル酢酸エステル;アルキル置
換アニリン;アミノフェノール;アルキル置換アミノフ
ェノール;アルキル置換安息香酸;アルキル置換ヒドロ
キシ安息香酸;サリチル酸;アルキル置換ヒドロキシベ
ンゼンスルホン酸;アルキル置換フェニルグリシド酸等
を出発原料として、必要に応じて、通常のアルキル基導
入反応、アミノ基導入反応等の置換基導入反応により、
アルキル基、アミノ基等の所望の置換基を導入する。そ
の後、側鎖部分となる位置に、エチレンオキサイド、プ
ロピレンオキサイド、エピクロルヒドリン、ポリエチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレング
リコールジグリシジルエーテル等のエポキシ化合物と付
加反応させる。上記アルキル基の炭素数は、6〜10が
好ましい。
【0024】次に、必要に応じて、ポリオキシエチレン
鎖、ポリオキシプロピレン鎖等のポリアルキレン鎖の末
端に残る水酸基又はアミノ基に対し、アクリル酸、メタ
クリル酸、アクリルアミド、グリシジルメタクリレート
等とのエステル化反応、アミド化反応によって結合させ
ることにより、アクリロイル基又はメタクリロイル基を
導入して、アクリル系モノマーを製造する。
【0025】上記アクリル系モノマーは、出発原料のベ
ンゼン環にビニル基等を導入し、エポキシ基に酸化させ
た後、該エポキシ基に対し、ポリオキシエチレンアミン
又はポリオキシプロピレンアミンを結合させることによ
り、−C2 4 −NH−CH 2 −CH(OH)−残基を
介した構造にすることもできる。
【0026】更に、上記ベンゼン環にビニル基等を導入
し、エポキシ基に酸化させた後、該エポキシ基に対し、
ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシプロピレンジ
アミン又はこれらのジアミン化合物の一方のアミンがア
ルコキシアミドに酸化された化合物を結合させることに
より、末端にアミノ基を有し、かつ、ポリオキシエチレ
ン鎖又はポリオキシプロピレン鎖の他方の末端に−C2
4 −NH−CH2 −CH(OH)−残基を介した構造
にすることもできる。
【0027】上記アクリル系モノマーは、上記出発原料
として、芳香族化合物の代わりに、ノナン、デカン等の
アルカン化合物;ラウリルアミン、テトラデシルアミン
等のアルキルアミン系化合物等を用いてもよく、上記芳
香族化合物の場合と同様にして製造することができる。
【0028】得られたアクリル系モノマーは、アクリル
酸又はメタクリル酸、及び、その他のアクリル系モノマ
ーの混合溶液とともに、キシレン、メチルイソブチルケ
トン、n−ブタノール等の溶剤中に滴下し、80〜90
℃で反応させることにより、樹脂(A)を得る。
【0029】本発明で使用される樹脂(B)としては特
に限定されず、例えば、アクリル樹脂、シリコーン樹
脂、ポリエステル樹脂、塩化ゴム、塩化ビニル系樹脂、
塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプロピレン樹脂、
スチレン−ブタジエン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド
樹脂、石油系樹脂、ワックス、パラフィン、ロジンエス
テル、ロジン系樹脂等を挙げることができる。これら
は、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよ
い。本発明においては、上記樹脂(B)としては、シリ
コーン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ゴ
ムが好ましい。
【0030】上記樹脂(A)と上記樹脂(B)との構成
割合は、2:98〜98:2が好ましい。樹脂(A)の
割合が2未満であると、防汚効果を有するペンダント基
の存在量が少なくなるので、充分な防汚効果を得ること
ができず、98を超えると、得られる防汚性樹脂組成物
と海中構造物との密着性が低下する。しかしながら、樹
脂(B)を構成要素とせず、樹脂(A)のみで本発明の
防汚性樹脂組成物を構成するときには、海中構造物との
密着性については他の方法により解決することができ
る。
【0031】本発明において、上記樹脂(A)及び樹脂
(B)は、それぞれのモノマーを重合させて、ブロック
共重合体等の共重合体としてもよく、単に上記樹脂
(A)及び樹脂(B)を混練して、混練体としてもよ
い。上記混練体とする場合には、細かく分散されて、ミ
クロ相分離構造(海島構造)となっているものが好まし
い。
【0032】上記樹脂(B)は、海中構造物等の被塗物
との密着性や防汚活性をより高めるため、樹脂(A)と
樹脂(B)とがIPN(interpenetrati
ngpolymer network)を形成している
ことが好ましい。この場合、上記樹脂(A)及び上記樹
脂(B)は、液体又は分散液として混合し、得られた混
合物を硬化して、それぞれ橋かけを起こすか、いずれか
一方の樹脂のみ橋かけを起こし、分子の絡み合いを増大
させたセミIPNを形成することができる。上記樹脂
(A)とIPNを形成させる樹脂(B)としては、シリ
コーン樹脂が好ましく、より密着性や防汚活性が増すこ
とが期待される。
【0033】本発明の防汚性樹脂組成物には、更に、銅
系、イオン系、亜鉛系防汚剤のほか、公知の防汚剤、殺
菌剤、殺虫剤等を防汚助剤として配合することもでき
る。その他、一般に塗料組成物に使用される可塑剤、着
色顔料、体質顔料等を配合することができる。また、公
知の溶剤も任意の割合で加えることができる。
【0034】本発明の防汚性樹脂組成物は、海中構造物
等の被塗物に塗布されて水中に設置されると、樹脂部分
が上記被塗物に密着し、親水性ポリマー部分、及び、上
記親水性ポリマーと結合されたペンダント基の部分が水
中に半遊離状態となる、いわゆる擬溶解と呼ばれる形態
をとる。本発明の防汚性樹脂組成物は、上記擬溶解の形
態をとることで、防汚効果が充分に発揮され、防汚成分
が水中に溶出することがないので、長期間の使用に耐え
ることができる。
【0035】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0036】実施例1 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
100g、メチルイソブチルケトン50gを加え、90
℃に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル75g、
ヘキサエチレングリコール2−ヒドロキシ−5−ノニル
ベンジルエーテルアクリレート75g、アゾビスイソブ
チロニトリル1.5gの混合溶液を3時間にわたり滴下
し、その後1時間保温した。この樹脂溶液A中の固形分
は49.2%で、数平均分子量は11500であった。
【0037】実施例2 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
100g、メチルイソブチルケトン50gを加え、90
℃に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル75g、
スチレン5g、ヘキサエチレングリコール2−アミノ−
5−オクチルベンジルエーテルメタクリレート70g、
アゾビスイソブチロニトリル1.5gの混合溶液を3時
間にわたり滴下し、その後1時間保温した。この樹脂溶
液B中の固形分は、48.9%で、数平均分子量は12
000であった。
【0038】実施例3 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
100g、メチルイソブチルケトン50gを加え、85
℃に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル80g、
テトラエチレングリコール2−カルボキシ−5−オクチ
ルベンジルエーテルメタクリレート70g、アゾビスイ
ソブチロニトリル1.2gの混合溶液を3時間にわたり
滴下し、その後1時間保温した。この樹脂溶液C中の固
形分は48.7%で、数平均分子量は14000であっ
た。
【0039】実施例4 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
100g、メチルイソブチルケトン50gを加え、90
℃に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル80g、
ヘキサエチレングリコール3−ノニル−4−ヒドロキシ
フェニルアセテートアクリレート70g、アゾビスイソ
ブチロニトリル1.5gの混合溶液を3時間にわたり滴
下し、その後1時間保温した。この樹脂溶液D中の固形
分は49.2%で、数平均分子量は12000であっ
た。
【0040】実施例5 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
90g、メチルイソブチルケトン60gを加え、90℃
に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル80g、ペ
ンタエチレングリコール2−ヒドロキシ−5−ノニルア
ニリノエチルエーテルアクリレート70g、アゾビスイ
ソブチロニトリル1.5gの混合溶液を3時間にわたり
滴下し、その後1時間保温した。この樹脂溶液E中の固
形分は49.5%で、数平均分子量は13000であっ
た。
【0041】実施例6 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
90g、メチルイソブチルケトン60gを加え、90℃
に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル80g、ペ
ンタエチレングリコール2−ヒドロキシ−5−ノニルア
ニリノエチルエーテルアクリレート70g、アゾビスイ
ソブチロニトリル1.5gの混合溶液を3時間にわたり
滴下し、その後1時間保温した。この樹脂溶液F中の固
形分は49.8%で、数平均分子量は13000であっ
た。
【0042】実施例7 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
90g、メチルイソブチルケトン60gを加え、80℃
に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル80g、ペ
ンタエチレングリコール2−ヒドロキシ−4−ノニルフ
ェニルエーテルアクリレート70g、アゾビスイソブチ
ロニトリル1.1gの混合溶液を5時間にわたり滴下
し、その後2時間保温した。この樹脂溶液G中の固形分
は49.3%で、数平均分子量は18000であった。
【0043】実施例8 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
90g、メチルイソブチルケトン60gを加え、90℃
に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル50g、ス
チレン40g、ペンタエチレングリコール4−ヒドロキ
シ−3−ノニルフェニルエーテルアクリレート60g、
アゾビスイソブチロニトリル1.5gの混合溶液を3時
間にわたり滴下し、その後1時間保温した。この樹脂溶
液H中の固形分は49.6%で、数平均分子量は120
00であった。
【0044】実施例9 攪拌機、窒素導入管を備えた4つ口フラスコにキシレン
90g、メチルイソブチルケトン60gを加え、90℃
に保った。この溶液に、メタクリル酸メチル50g、ス
チレン10g、ペンタエチレングリコール2−テトラエ
チレングリコール−5−デシルベンジルエーテルメタク
リレート90g、アゾビスイソブチロニトリル1.5g
の混合溶液を3時間にわたり滴下し、その後1時間保温
した。この樹脂溶液I中の固形分は49.4%で、数平
均分子量は12000であった。
【0045】実施例10〜14 表1に示した組成に基づいて反応を行い、樹脂溶液J〜
Nを得た。それぞれの樹脂溶液の固形分及び数平均分子
量は、表1に示した。
【0046】
【表1】
【0047】実施例15 実施例14の樹脂溶液N100gと反応硬化型ポリジメ
チルシロキサン100gを加え、充分に混合攪拌し、樹
脂溶液Oを得た。 実施例16 実施例14の樹脂溶液N100g、ジビニルベンゼン3
5g、メタクリル酸メチル45g、Irgacure6
51(チバガイギー社製)3gを混合し、樹脂溶液Pを
得た。
【0048】実施例17 仕込み比が、N−メチル−N−(2−ヒドロキシ−5−
ノニルベンジルオキシ)ペンタオキシエチレンエチルメ
タクリルアミド(HNPM−6E):メタクリル酸メチ
ル(MMA)=1:0となるように重合溶液を調製し
た。 HNPM−6E 324mg アゾビスイソブチロニトリル 1.79mg トルエン 0.220ml 上記混合溶液を、液体窒素を用いて凍結脱気し、窒素雰
囲気下、70℃で24時間加熱し、ラジカル重合を進行
させた。反応後、トルエンを減圧留去し、クロロホルム
に溶解させ、ヘキサン中に滴下して再沈殿させてポリマ
ーを得た。収量は9.48mg、収率は2.93%であ
った。このポリマーに反応硬化型ポリジメチルシロキサ
ン20mg、キシレン30mgを加え、混合攪拌し、樹
脂溶液Qを得た。
【0049】実施例18 仕込み比が、HNPM−6E:MMA=5:1となるよ
うにしたこと以外は実施例17と同様にして重合溶液を
調製した。 HNPM−6E 308mg MMA 10.3mg アゾビスイソブチロニトリル 2.04mg トルエン 0.198ml 収量は24.4mg、収率は7.67%であった。ま
た、 1H−NMRスペクトルから、共重合体組成は、H
NPM−6E:MMA=12:88であった。このポリ
マーの50%キシレン溶液を樹脂溶液Rとする。
【0050】実施例19 仕込み比が、HNPM−6E:MMA=1:1となるよ
うにしたこと以外は実施例17と同様にして重合溶液を
調製した。 HNPM−6E 303mg MMA 50.9mg アゾビスイソブチロニトリル 3.34mg トルエン 0.0855ml 収量は59.6mg、収率は16.8%、数平均分子量
は14500であった。また、 1H−NMRスペクトル
から、共重合体組成は、HNPM−6E:MMA=3:
97であった。このポリマーの50%キシレン溶液を樹
脂溶液Sとする。
【0051】実施例20 仕込み比が、N−メチル−N−(2−ヒドロキシ−5−
ノニルベンジルオキシ)ペンタオキシエチレンエチルア
クリルアミド(HNPA−6E)だけからなるように重
合溶液を調製した。 HNPA−6E 402mg アゾビスイソブチロニトリル 2.30mg トルエン 4.000ml 上記混合溶液を、液体窒素を用いて凍結脱気し、窒素雰
囲気下、70℃で48時間加熱し、ラジカル重合を進行
させた。反応後、トルエンを減圧留去し、LH20 T
HFカラムで高分子量分画を回収し、ポリマーを得た。
収量は214mg、収率は53.1%、数平均分子量は
12000であった。このポリマー200mgに、塩化
ゴム100mg、キシレン300mgを加え、混合攪拌
して樹脂溶液Tを得た。
【0052】実施例21 仕込み比が、HNPA−6E:MMA=2:3となるよ
うにしたこと以外は実施例20と同様にして重合溶液を
調製した。 HNPA−6E 299mg MMA 72.1mg アゾビスイソブチロニトリル 4.22mg トルエン 3.712ml 収量は258mg、収率は69.6%、数平均分子量は
20000であった。また、 1H−NMRスペクトルか
ら、共重合体組成は、HNPA−6E:MMA=33:
67であった。このポリマーの50%キシレン溶液を樹
脂溶液Uとする。
【0053】実施例22 仕込み比が、HNPA−6E:MMA=1:5となるよ
うにしたこと以外は実施例20と同様にして重合溶液を
調製した。 HNPA−6E 203mg MMA 175mg アゾビスイソブチロニトリル 6.88mg トルエン 3.780ml 収量は265mg、収率は70.1%、数平均分子量は
15000であった。また、 1H−NMRスペクトルか
ら、共重合体組成は、HNPA−6E:MMA=14:
86であった。このポリマーの50%キシレン溶液を樹
脂溶液Vとする。
【0054】防汚性試験塗膜の作成 実施例1〜22で得られた樹脂溶液A〜Vを5cm×5
cmのアクリル板に膜厚約100μmとなるように塗布
し、24時間室温で乾燥させた。なお、樹脂溶液Pに関
しては、アクリル板上に塗布後365nmの光を照射し
た。この塗膜をそれぞれ実施例23〜38とする。防汚性試験 岡山県玉野市日本ペイント株式会社臨海研究所におい
て、実施例23〜38の試験塗膜を浸漬し、経時におけ
る生物付着面積を目視で評価した。結果を表2に示し
た。
【0055】
【表2】
【0056】
【発明の効果】本発明の防汚性樹脂組成物は上述の構成
よりなるので、毒性が低く、防汚効果がより大きく、防
汚効果がより長期間持続する防汚性樹脂組成物を提供す
ることができる。また、本発明の防汚性樹脂組成物は、
残留性が低く、生態系や作業環境に悪影響を及ぼすこと
ないので、水中生物の付着防止剤として好適に使用する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 133/00 PFY C09D 133/00 PFY PGF PGF 155/00 PGZ 155/00 PGZ 167/02 PLA 167/02 PLA 183/04 PMU 183/04 PMU 201/08 PDH 201/08 PDH

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主鎖がエチレン鎖であり側鎖の全部又は
    一部がカルボン酸である樹脂(A)からなるか、又は、
    前記樹脂(A)及びその他の樹脂(B)からなる防汚性
    樹脂組成物であって、前記カルボン酸の全部若しくは一
    部が、下記一般式(1); X−R−D− (1) (式中、Xは、極性基を表す。Rは、疎水性基を表す。
    Dは、親水性ポリマーを表す。)で表されるペンダント
    基とアミド結合又はエステル結合をしていることを特徴
    とする防汚性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 カルボン酸にアミド結合又はエステル結
    合しているペンダント基の数が、全側鎖数の5〜95%
    である請求項1記載の防汚性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 Dが、ポリオキシアルキレン鎖を主体と
    する鎖状化合物である請求項1又は2記載の防汚性樹脂
    組成物。
  4. 【請求項4】 Dが、下記一般式(2)、又は、下記一
    般式(3); CH2 −(OCH2 CH2 )n−NCH3 − (2) CH2 −(OCH2 CH2 CH2 )n−NCH3 − (3) (式中、nは2〜16の整数を表す。)で表されるもの
    である請求項3記載の防汚性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 X−R−が、下記一般式(4); 【化1】 (式中、X1 、X2 、X3 、X4 、X5 は、そのうち少
    なくとも一つは、分岐状又は直鎖状の炭素数6〜10の
    アルキル基であり、かつ、少なくとも一つは、極性基で
    あり、前記のいずれでもない場合には水素である。)で
    表されるものである請求項1、2、3又は4記載の防汚
    性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 極性基が、OH、NH2 、COOH、S
    3 H、又は、エチレンオキサイドである請求項5記載
    の防汚性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 樹脂(A)と樹脂(B)との構成割合
    が、2:98〜98:2である請求項1、2、3、4、
    5又は6記載の防汚性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 樹脂(B)が、シリコーン樹脂である請
    求項7記載の防汚性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 樹脂(A)と樹脂(B)とがIPNを形
    成している請求項8記載の防汚性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 樹脂(B)が、アクリル樹脂、ポリエ
    ステル樹脂、又は、塩化ゴムである請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8又は9記載の防汚性樹脂組成物。
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