JPH09275607A - 分電盤蓋体の係合装置 - Google Patents

分電盤蓋体の係合装置

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Publication number
JPH09275607A
JPH09275607A JP8103984A JP10398496A JPH09275607A JP H09275607 A JPH09275607 A JP H09275607A JP 8103984 A JP8103984 A JP 8103984A JP 10398496 A JP10398496 A JP 10398496A JP H09275607 A JPH09275607 A JP H09275607A
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JP
Japan
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engagement
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Pending
Application number
JP8103984A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Furumoto
古本哲男
Tomomasa Haniyuu
羽生党正
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Tempearl Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tempearl Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】蓋体の開閉が迅速に行うことが出来、なおか
つ、蓋体を開こうとしても押し圧部を操作しなければ蓋
体は開かないような分電盤の蓋体の係合装置を提供す
る。 【解決手段】蓋体1と、他端を開閉可能に設けた枠体2
と、蓋体1の開閉側端部に第一の係合部101と、蓋体
を閉位置としたとき、第一の係合部101と係合する第
二の係合部301と、押し圧部302と、軸部303
と、回動阻止部304を一体に有し、軸部は枠体2に軸
支し、押し圧部は軸部から適当な離隔を持たせて配置す
るとともに、押し圧部302を押し圧したときには、第
二の係合部301が第一の係合部101から外れる向き
に軸部を中心として回動付勢され、蓋体を開方向に付勢
すると、軸部を中心として、前記押し圧部の押し圧によ
る回動方向と反対方向に回動付勢される位置に設けら
れ、回動阻止部は第一の係合部と第二の係合部が正規の
位置にある時以上に、押し圧部を押し圧して回動する方
向と反対の方向に回動しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本件の発明は、分電盤蓋体の係合
装置に関わり、特に蓋体を一端で軸支し他端を開閉可能
に枠体に取り付けた分電盤に有効な発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の類似な考案として、実開
平5−029206(以下先願とする)があった。
【0003】
【従来技術の問題点】該先願において、係合部の反対側
の端部の構成は述べられておらず従って、先願の実施例
の図において蓋体6が図の右方へズレた時は30と60
の係合は外れてしまい用をなさない。また、図に於い
て、蓋体6を無理に上方に持ち上げると回転軸9と爪体
30の位置関係上、第二の係合部材には図の反時計廻り
の回転モーメントが発生し、第一の付勢部材4に抗して
第二の係合部材は係合が外れる方向に回動して、蓋体と
の係合が外れるという不都合があった。しかしながら、
押し圧部の押し圧操作のみで蓋体の係合を解除出来ると
ともに、蓋体を持ち上げて解除状態を保つことが出来
て、蓋体の開閉を迅速に行えるという利便性は有してい
た。
【0004】
【発明の目的】そこで、本件の発明は、押し圧部の押し
圧操作だけで蓋体の枠体への係合を解除出来るととも
に、蓋体は再係合することなく、蓋体の開閉が迅速に行
うことが出来、なおかつ、蓋体を開方向に開こうとして
も押し圧部を操作しなければ蓋体は開かないような係合
の確実な分電盤の蓋体の係合装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【目的を達成するための手段及び作用】上述の目的を達
成するため本件の発明では、蓋体と、蓋体の一端を位置
決めし、他端を開閉可能に設けた枠体と、蓋体の開閉側
端部に蓋体の開方向に抗する向きに設けた第一の係合部
と、蓋体を閉位置としたとき、第一の係合部と係合する
第二の係合部と、押し圧部と、軸部と、回動阻止部を一
体に有し、軸部は枠体に軸支し、押し圧部軸部から適当
な離隔を持たせて配置するとともに、押し圧部を押し圧
したときには、第二の係合部が第一の係合部から外れる
向きに軸部を中心として回動付勢され、第二の係合部は
第一の係合部と係合状態にあるとき蓋体を開方向に付勢
すると、軸部を中心として前記押し圧部の押し圧による
回動方向と反対方向に回動付勢される位置に設けられ、
回動阻止部は第一の係合部と第二の係合部が正規の位置
にある時以上に、押し圧部を押し圧して回動する方向と
反対の方向に回動しないよう枠体に当接する係合片と、
係合片と枠体との間に設けられ、常に押し圧方向と反対
に係合片を回動付勢する第一の付勢部材と、蓋体を常時
枠体に対して開方向に付勢する第二の付勢部材とより構
成したものである。
【0006】それにより、蓋体が係合している状態か
ら、係合片の押し圧部を押し圧操作すると、蓋体と係合
片の係合が解けて、第二の付勢部材によって蓋体が開方
向に開き、開いた状態で維持されるので、手で蓋体を持
ち上げれば容易に蓋体を開くことができる。また、蓋体
が閉まった状態では、蓋体を開方向に付勢しても係合片
の第二の係合部は軸に対して係合片を係合方向に回動す
る位置に設けてあるので係合は益々深まる方向に付勢さ
れて蓋体の係合は外れない。
【0007】次に、本件の発明では、上述の手段のう
ち、蓋体は枠体に開閉自在に軸支して取り付け、第二の
付勢部材は軸支側に設けたものである。したがって蓋体
の係合部と係合片の係合部は枠体に対して位置関係が正
確に定まり、係合ずれがなくなり、安定した係合が得ら
れて外れにくくなる。また第一の係合部と第二の係合部
の係合は、第一の係合部には蓋体の開方向に直交する抗
面と、第二の係合部には蓋体の閉方向に直交する抗面を
設けて、それぞれの抗面を突き合わせて成したもので、
それにより、係合している状態で蓋体を開方向に付勢し
ても係合片には契合が外れる方向の力の分力が発生しな
い。
【0008】
【実施例の説明】以下に本件発明の実施例を図面を用い
て詳細に説明する。
【0009】図1は、本件発明の実施例の構成を示した
ものであり、分電盤を壁面に鉛直に取り付けた状態で、
蓋体が閉じた時の図である。図において1は蓋体で一端
を軸6によって開閉可能に枠体2に位置決めして取り付
けてある。101は蓋体1の開閉側端部に設けられる第
一の係合部で、第一の係合部には蓋体の開方向Xに対し
て直交する抗面1011を設けてある。3は係合片で、
軸部303により枠体2に回動軸支され、第一の係合部
101に抗する向きに蓋体の閉方向Yに直交する抗面3
011を備える第二の係合部301と、押し圧したとき
前記第一の係合部101と第二の係合部301の係合が
外れる向きに作用する押し圧部302と、回動阻止部3
04を一体に備える。4は係合片3を、常に前記押し圧
方向と反対の方向に回動付勢する第一の付勢部材で、係
合片3と枠体2の間に設けられる。5は蓋体1を開方向
に付勢する第二の付勢部材である。
【0010】上述の係合片3において、第二の係合部3
01,押し圧部302,軸部303,回動阻止部304
の位置関係は以下のようになっている。軸部303に対
して押し圧部302は前述のとおり適当な離隔をされて
いて、その部分を押さえると係合片3は軸部303を中
心として第一の係合部101と第二の係合部301の係
合が外れる方向に回動する。第二の係合部301は第一
の係合部101との係合中に蓋体1を開方向に開いたと
きに、軸部303を中心として押し圧部302を押し圧
して係合片3が回動する方向とは反対の方向、すなわち
第一の係合部101と第二の係合部302の係合が深ま
る方向に回動付勢される位置にもうけてある。なお、第
一の係合部と第二の係合部301の係合は、第一の係合
部101に設けた蓋体の開方向Xと直交する抗面101
1、第二の係合部301に設けた蓋体の閉方向Yと直交
する抗面3011を突き合わせて構成したので、係合面
の角度による力の分力は発生せず、蓋体を開方向に付勢
しても係合片を係合が外れる方向に回動付勢する分力は
発生しない。
【0011】この点で前述の先願とは構成が異なってい
て、先願では先願の願書において回転軸9は第二の爪体
30側の先端部と押し圧部33側の後端部の間に設けら
れるので、第一の爪体60と第二の爪体30が係合して
いる状態で蓋体6を開こうとすると係合部材は押し圧方
向すなわち係合が外れる方向に回転軸9を中心として回
動する。言い換えれば押し圧部33を押して回転軸9を
中心に発生する回転モーメントの方向と、第一の爪体6
0と第二の爪体30が係合している状態で蓋体6を開方
向に動かして回転軸9を中心に発生する回転モーメント
の方向は同一方向となっている。
【0012】しかし本件の発明では、回転モーメントを
基準として考えた時、本願の図1において、軸部303
は第二の係合部301と押し圧部302の中間にはなく
て、押し圧部302と軸部303の中間に第二の係合部
があり、押し圧部302を押し圧して軸部303を中心
に係合片に発生する回転モーメントの方向と蓋体1を開
方向に動かして軸部303を中心に係合片に発生する回
転モーメントの方向は反対方向となる。
【0013】従って、本件の発明によれば、蓋体がしま
っている状態で、蓋体を持って蓋体をいくら開方向に持
ち上げても係合が開くことはなく、唯一係合片の押し圧
部を押し圧操作したときのみ蓋体を開くことが可能な係
合の確実な係合装置を提供することが出来る。
【0014】また、回動阻止部304は、第一の係合部
101と第二の係合部301が係合していない状態で、
すなわち蓋体1が開いている状態で係合片3が第一の付
勢部材4により、係合している状態以上の位置に回動す
ることを防いでおり、従って第二の係合部301は、蓋
体1が開いている状態でも閉まっている状態でも位置は
変わらない。それにより蓋体1が開いている状態から手
で閉めていくと第一の係合部101の斜面部1012が
まず第二の係合部301に当たり、さらに閉めていくと
斜面部1012が第二の係合部301を押しのけて、第
一の係合部101と第二の係合部301は係合状態に移
行する。
【0015】6は蓋体1を枠体2に軸支する軸で、それ
により枠体2に対する第一の係合部101と第二の係合
部301の位置関係が安定して保たれ、係合が安定す
る。5は蓋体1を開方向に付勢する第二の付勢部材で、
図1の状態から押し圧部302を押し圧して係合が外れ
たときに、第二の付勢部材により蓋体1は軸6を中心と
してほんの少し開方向に開く。一旦蓋体が開いてしまう
と押し圧部302の押し圧を解除しても再び第一と第二
の係合部は係合しないので、そのまま蓋体を手で大きく
開くことが可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本件の発明によれば、押し
圧操作だけで蓋体の係合を簡単に解除出来るとともに、
蓋体は再係合することがなく、押し圧部以外の操作例え
ば蓋体を持って開こうとしても開かない係合の確実な分
電盤蓋体の係合装置を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本件発明の分電盤蓋体の係合装置の実施例の
【符号の説明】
1・・・・・蓋体 101・・・第一の係合部 1011・・抗面 2・・・・・枠体 3・・・・・係合片 301・・・第二の係合部 3011・・抗面 302・・・押し圧部 303・・・軸部 304・・・回動阻止部 4・・・・・第一の付勢部材 5・・・・・第二の付勢部材 6・・・・・軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体と、 蓋体の一端を位置決めし他端を開閉可能に設けられた枠
    体と、 蓋体の開閉側端部に蓋体の開方向に抗する向きに設けた
    第一の係合部と、 蓋体を閉位置としたとき、第一の係合部と係合する第二
    の係合部と、押し圧部と、軸部と、回動阻止部を一体に
    有し、軸部は枠体に軸支し、押し圧部は軸部から適当な
    離隔を持たせて配置するとともに、押し圧部を押し圧し
    たときには、第二の係合部が第一の係合部から外れる向
    きに軸部を中心として回動付勢され、第二の係合部は第
    一の係合部と係合状態にあるとき蓋体を開方向に付勢す
    ると、軸部を中心として、前記押し圧部の押し圧による
    回動方向と反対方向に回動付勢される位置に設けられ、
    回動阻止部は、第一の係合部と第二の係合部が正規の係
    合状態にあるとき以上に押し圧部を押し圧して回動する
    方向と反対の方向に回動しないよう枠体に当接する係合
    片と、 係合片と枠体との間に設けられ、常に押し圧方向と反対
    に係合片を回動付勢する第一の付勢部材と、 蓋体を常時枠体に対して開方向に付勢する第二の付勢部
    材とよりなる分電盤蓋体の係合装置。
  2. 【請求項2】前記蓋体は枠体に開閉可能に軸支されると
    ともに、第2の付勢部材は軸支側に設けたことを特徴と
    する請求項1の分電盤蓋体の係合装置。
  3. 【請求項3】前記第一の係合部と第二の係合部の係合
    は、第一の係合部に設けた蓋体の開方向に直交する抗面
    と、第二の係合部に設けた蓋体の閉方向に直交する抗面
    とを突き合わせて成る、請求項1または請求項2の分電
    盤蓋体の係合装置。
JP8103984A 1996-03-30 1996-03-30 分電盤蓋体の係合装置 Pending JPH09275607A (ja)

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JP8103984A JPH09275607A (ja) 1996-03-30 1996-03-30 分電盤蓋体の係合装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0459279U (ja) * 1990-09-28 1992-05-21
JPH0529206U (ja) * 1991-09-27 1993-04-16 河村電器産業株式会社 分電函の蓋体係合構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0459279U (ja) * 1990-09-28 1992-05-21
JPH0529206U (ja) * 1991-09-27 1993-04-16 河村電器産業株式会社 分電函の蓋体係合構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309