JPH09275108A - 突起電極の構造およびその形成方法 - Google Patents

突起電極の構造およびその形成方法

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JPH09275108A
JPH09275108A JP8104800A JP10480096A JPH09275108A JP H09275108 A JPH09275108 A JP H09275108A JP 8104800 A JP8104800 A JP 8104800A JP 10480096 A JP10480096 A JP 10480096A JP H09275108 A JPH09275108 A JP H09275108A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップの突起電極を回路基板上の接続
パッドなどに加圧を伴ってボンディングする際に、半導
体チップの突起電極下の絶縁膜や接続パッドに過大な圧
力がかからないようにする。 【解決手段】 突起電極は、内部突起電極19と、この
内部突起電極19を等方的に覆った外部突起電極22と
からなっている。この場合、外部突起電極22は、平面
サイズが接続パッド12の平面サイズと同じ大きさの下
側突起電極部22aと、平面サイズが絶縁膜13の開口
部14の平面サイズよりも小さい大きさの上側突起電極
部22bとからなっている。このように、外部突起電極
22の上側突起電極部22bの平面サイズが小さいの
で、ボンディングに必要な圧力が小さくて済み、しかも
この圧力は平面サイズの大きい下側突起電極部22aお
よび内部突起電極19によって分散されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は突起電極の構造お
よびその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばCOG(Chip On Glass)方式と呼
ばれる半導体チップの実装技術では、半導体チップを回
路基板上に搭載している。この場合、半導体チップに設
けられた突起電極を回路基板上の接続パッドにボンディ
ングしている。したがって、半導体チップには突起電極
を設ける必要がある。
【0003】次に、従来のこのような突起電極の形成方
法について図8〜図11を順に参照しながら説明する。
まず、図8に示すように、シリコン基板1上に接続パッ
ド2が形成され、接続パッド2の周辺部を含むシリコン
基板1の上面に酸化シリコンや窒化シリコンなどからな
る絶縁膜(パッシベーション膜)3が形成され、接続パ
ッド2の周辺部以外の部分が絶縁膜3に形成された開口
部4を介して露出されたものを用意する。次に、図9に
示すように、上面全体に下地金属層としての拡散防止層
5および接着層6を形成する。次に、接続パッド2に対
応する部分を除く部分における接着層6の上面にメッキ
レジスト層7を形成する。したがって、この状態では、
接続パッド2に対応する部分におけるメッキレジスト層
7には開口部8が形成されている。次に、接着層6をメ
ッキ電流路として電解メッキを行うことにより、メッキ
レジスト層7の開口部8内における接着層6の上面に突
起電極9を形成する。次に、メッキレジスト層7を剥離
すると、図10に示すようになる。次に、図11に示す
ように、突起電極9をマスクとして接着層6および拡散
防止層5の不要な部分をウェットエッチングあるいはド
ライエッチングにより除去する。かくして、突起電極9
の形成が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ような突起電極の形成方法では、図11に示すように、
突起電極9の平面サイズを絶縁膜3の開口部4の平面サ
イズよりも大きくしているが、これは、突起電極9をマ
スクとして接着層6および拡散防止層5の不要な部分を
ウェットエッチングあるいはドライエッチングにより除
去する際に、接続パッド2がエッチャントによって侵食
されあるいはダメージを受けるのを回避するためであ
る。この結果、突起電極9の平面サイズが比較的大きく
なり、この突起電極9を図示しない回路基板上の接続パ
ッドに加圧を伴ってボンディングする際に、比較的大き
な圧力が必要となる。しかしながら、突起電極9は絶縁
膜3の開口部4を介して露出された接続パッド2上およ
びその周囲における絶縁膜3上に形成されているので、
突起電極9に比較的大きな圧力が加わると、絶縁膜3の
開口部4の周囲の部分に比較的大きな圧力がかかること
になる。しかるに、絶縁膜(パッシベーション膜)3は
一般に酸化シリコンや窒化シリコンなどのガラス質の比
較的脆いものからなっているので、比較的大きな圧力が
かかると、亀裂などが生じることがあり、半導体チップ
の信頼性が低下するという問題があった。また、絶縁膜
3の開口部4を介して露出された接続パッド2の露出面
にも比較的大きな圧力がかかり、亀裂や断線などが生じ
ることがあり、これまた半導体チップの信頼性が低下す
るという問題があった。この発明の課題は、突起電極を
回路基板上の接続パッドなどに加圧を伴ってボンディン
グする際に、突起電極下の絶縁膜や接続パッドに過大な
圧力がかからないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る突起電極の構造は、基板に形成された接続パッド上の
所定の一部に形成された内部突起電極と、該内部突起電
極を含む前記接続パッド上を覆うように形成された外部
突起電極とからなり、該外部突起電極が前記内部突起電
極の周囲に位置する下側突起電極部と、前記内部突起電
極の上方に位置する上側突起電極部とから構成されてい
ることを特徴とするものである。請求項5記載の発明に
係る突起電極の形成方法は、基板に形成された接続パッ
ド上の所定の一部に内部突起電極を形成し、該内部突起
電極を含む前記接続パッド上を覆うことにより、前記内
部突起電極の周囲に位置する下側突起電極部と、前記内
部突起電極の上方に位置する上側突起電極部とから構成
される外部突起電極を形成するようにしたものである。
【0006】請求項1または5記載の発明によれば、突
起電極を内部突起電極とこの内部突起電極を覆う外部突
起電極とによって形成しているので、外部突起電極が内
部突起電極の周囲に位置する下側突起電極部と、前記内
部突起電極の上方に位置する上側突起電極部とから構成
されることとなり、この結果外部突起電極の上側突起電
極部を回路基板上の接続パッドなどに加圧を伴ってボン
ディングすることになる。この場合、外部突起電極の上
側突起電極部の平面サイズが小さいので、ボンディング
に必要な圧力が小さくて済み、しかもこの圧力は平面サ
イズの大きい下側突起電極部および内部突起電極によっ
て分散され、したがって外部突起電極下および内部突起
電極下の絶縁膜や接続パッドに過大な圧力がかからない
ようにすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図5はそれぞれこの発明の
一実施形態における突起電極の各形成工程を示したもの
である。そこで、これらの図を順に参照しながら、この
実施形態における突起電極の構造をその形成方法と併せ
説明する。
【0008】まず、図1に示すように、シリコン基板1
1上にアルミニウムなどからなる接続パッド12が形成
され、接続パッド12の周辺部を含むシリコン基板11
の上面に酸化シリコンや窒化シリコンなどからなる絶縁
膜(パッシベーション膜)13が形成され、接続パッド
12の周辺部以外の部分が絶縁膜13に形成された開口
部14を介して露出されたものを用意する。
【0009】次に、図2に示すように、上面全体にチタ
ン−タングステン合金やクロムなどからなる拡散防止層
15および金、銅、ニッケルなどからなる接着層16を
スパッタリング法や真空蒸着法などにより成膜する。次
に、絶縁膜13の開口部14を介して露出された接続パ
ッド12の中央部に対応する部分を除く部分における接
着層16の上面に第1メッキレジスト層17を形成す
る。したがって、この状態では、絶縁膜13の開口部1
4を介して露出された接続パッド12の中央部に対応す
る部分における第1メッキレジスト層17には開口部1
8が形成されている。次に、接着層16をメッキ電流路
として電解メッキを行うことにより、第1メッキレジス
ト層17の開口部18内における接着層16の上面に
金、銅、ニッケルなどからなる内部突起電極19を形成
する。この後、第1メッキレジスト層17を剥離する。
【0010】次に、図3に示すように、接続パッド12
に対応する部分を除く部分における接着層16の上面に
第2メッキレジスト層20を形成する。したがって、こ
の状態では、接続パッド12に対応する部分における第
2メッキレジスト層20には開口部21が形成されてい
る。次に、接着層16をメッキ電流路として電解メッキ
を行うことにより、第2メッキレジスト層20の開口部
21内における接着層16および内部突起電極19の上
面に金、銅、ニッケル、半田などからなる外部突起電極
22を形成する。この場合、第2メッキレジスト層20
の開口部21内においてメッキが等方的に堆積されるこ
とにより、外部突起電極22は内部突起電極19を等方
的に覆うように形成される。したがって、外部突起電極
22は、平面サイズが接続パッド12の平面サイズと同
じ大きさの下側突起電極部22aと、平面サイズが絶縁
膜13の開口部14の平面サイズよりも小さい大きさの
上側突起電極部22bとからなる2段構造となる。この
後、第2メッキレジスト層20を剥離すると、図4に示
すようになる。次に、図5に示すように、外部突起電極
22をマスクとして接着層16および拡散防止層15の
不要な部分をアルゴンガスプラズマによるドライエッチ
ングあるいはウェットエッチングにより除去する。かく
して、内部突起電極19と外部突起電極22とからなる
突起電極が形成される。
【0011】このように、突起電極を内部突起電極19
とこの内部突起電極19を等方的に覆う外部突起電極2
2とによって形成しているので、外部突起電極22が、
内部突起電極19の周囲に位置する平面サイズの大きい
下側突起電極部22aと、内部突起電極19の上方に位
置する平面サイズの小さい上側突起電極部22bとから
構成される2段構造となり、この結果外部突起電極22
の上側突起電極部22bを図示しない回路基板上の接続
パッドなどに加圧を伴ってボンディングすることにな
る。この場合、外部突起電極22の上側突起電極部22
bの平面サイズが小さいので、ボンディングに必要な圧
力が小さくて済み、しかもこの圧力は平面サイズの大き
い下側突起電極部22aおよび内部突起電極によって分
散されることになる。したがって、外部突起電極22下
および内部突起電極19下の絶縁膜13や接続パッド1
2に過大な圧力がかからないようにすることができる。
この結果、ボンディング時に絶縁膜13に亀裂が生じた
り接続パッド12に亀裂や断線が生じたりすることがな
く、半導体チップの信頼性を高めることができる。
【0012】ここで、好ましい金属材料の組合わせの一
例としては、拡散防止層15をチタン−タングステン合
金、接着層16を金、内部突起電極19を金、外部突起
電極22を金でそれぞれ構成した場合があげられる。次
に、各部の寸法の具体的な一例について説明する。接続
パッド12の厚さは2〜3μm、平面サイズは120×
120μm2〜150×150μm2である。絶縁膜13
の厚さは2〜3μm、開口部14の平面サイズは100
×100μm2〜110×110μm2である。拡散防止
層15の厚さは0.5〜0.6μm、接着層16の厚さ
は0.2〜0.3μmである。内部突起電極19の高さ
は10〜20μm、平面サイズは30×30μm2〜4
0×40μm2である。第1メッキレジスト層17の厚
さは内部突起電極19の高さと同じかそれ以上であれば
よい。外部突起電極22の高さは30〜50μm、下側
突起電極部22aの平面サイズは120×120μm2
〜150×150μm2、上側突起電極部22bの平面
サイズは50×50μm2〜70×70μm2である。第
2メッキレジスト層20の厚さは下側突起電極部22a
の高さと同じかそれ以上であればよい。
【0013】なお、上記実施形態では、図5に示すよう
に、内部突起電極19とこの内部突起電極19を等方的
に覆う外部突起電極22とによって突起電極を形成した
場合について説明したが、これに限らず、例えば図6に
示す他の実施形態のように、外部突起電極22の上側突
起電極部22bの上面に上部突起電極23を形成するよ
うにしてもよい。この場合、上部突起電極23の平面サ
イズは上側突起電極部22bの平面サイズと同じかそれ
以下とする。次に、上部突起電極23の形成方法の一例
について説明すると、まず図3に示すように、外部突起
電極22を形成した後、図7に示すように、第2メッキ
レジスト層20および外部突起電極22の上面に、上部
突起電極23を形成すべき箇所に開口部25を有した第
3メッキレジスト層24を形成する。次に、接着層16
をメッキ電流路として電解メッキを行うことにより、第
3メッキレジスト層24の開口部25内における上側突
起電極部22bの上面に金、銅、ニッケル、半田などか
らなる上部突起電極23を形成する。この後、第3およ
び第2メッキレジスト層24、20を剥離し、次いで外
部突起電極22をマスクとして接着層16および拡散防
止層15の不要な部分をエッチングにより除去すると、
図6に示す突起電極が形成される。このように、第2メ
ッキレジスト層20を残したままで第3メッキレジスト
層24を形成すると、形成工程数を少なくすることがで
きるが、第2メッキレジスト層20を剥離した後に、第
3メッキレジスト層24を形成するようにしてもよいこ
とはもちろんである。なお、この場合の好ましい金属材
料の組合わせの一例としては、内部突起電極19および
外部突起電極22を金、上部突起電極23を金よりも軟
らかい半田でそれぞれ構成した場合があげられる。
【0014】また、上記実施形態では、絶縁膜13の開
口部14を介して露出された接続パッド12の中央部に
対応する部分に内部突起電極19を形成した場合につい
て説明したが、これに限らず、外部突起電極22の上側
突起電極部22bの形成位置が絶縁膜13の開口部14
に対応する位置となる条件を満たせば、絶縁膜13の開
口部14を介して露出された接続パッド12の中央部以
外の所定の一部に対応する部分に内部突起電極19を形
成してもよい。さらに、上部突起電極23をメッキによ
って形成した場合について説明したが、これに限らず、
転写方式を用いて形成するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、外部突起電極の上側突起電極部の平面サイズが小さ
いので、ボンディングに必要な圧力が小さくて済み、し
かもこの圧力は平面サイズの大きい下側突起電極部およ
び内部突起電極によって分散され、したがって外部突起
電極下および内部突起電極下の絶縁膜や接続パッドに過
大な圧力がかからないようにすることができ、この結果
ボンディング時に絶縁膜に亀裂が生じたり接続パッドに
亀裂や断線が生じたりすることがなく、半導体チップの
信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における突起電極の形成
に際し、当初用意したものの断面図。
【図2】図1に続く形成工程の断面図。
【図3】図2に続く形成工程の断面図。
【図4】図3に続く形成工程の断面図。
【図5】図4に続く形成工程の断面図。
【図6】この発明の他の実施形態における突起電極の構
造を説明するために示す断面図。
【図7】図6に示す突起電極の形成方法の一例を説明す
るために示す断面図。
【図8】従来の突起電極の形成に際し、当初用意したも
のの断面図。
【図9】図8に続く形成工程の断面図。
【図10】図9に続く形成工程の断面図。
【図11】図10に続く形成工程の断面図。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 接続パッド 13 絶縁膜 14 開口部 15 拡散防止層 16 接着層 19 内部突起電極 22 外部突起電極 22a 下側突起電極部 22b 上側突起電極部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に形成された接続パッド上の所定の
    一部に形成された内部突起電極と、該内部突起電極を含
    む前記接続パッド上を覆うように形成された外部突起電
    極とからなり、該外部突起電極が前記内部突起電極の周
    囲に位置する下側突起電極部と、前記内部突起電極の上
    方に位置する上側突起電極部とから構成されていること
    を特徴とする突起電極の構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記外部
    突起電極の上側突起電極部の上面に上部突起電極がさら
    に形成されていることを特徴とする突起電極の構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の発明において、前記上部
    突起電極は前記外部突起電極よりも軟らかい材料からな
    ることを特徴とする突起電極の構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記内部突起電極下および前記外部突起電極下
    には下地金属層が形成されていることを特徴とする突起
    電極の構造。
  5. 【請求項5】 基板に形成された接続パッド上の所定の
    一部に内部突起電極を形成し、該内部突起電極を含む前
    記接続パッド上を覆うことにより、前記内部突起電極の
    周囲に位置する下側突起電極部と、前記内部突起電極の
    上方に位置する上側突起電極部とから構成される外部突
    起電極を形成することを特徴とする突起電極の形成方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発明において、前記外部
    突起電極の上側突起電極部の上面に上部突起電極をさら
    に形成することを特徴とする突起電極の形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の発明において、前記上部
    突起電極を前記外部突起電極よりも軟らかい材料によっ
    て形成することを特徴とする突起電極の形成方法。
  8. 【請求項8】 基板に形成された接続パッドの所定の一
    部に対応する部分に開口部を有した第1メッキレジスト
    層を前記基板上に形成し、該第1メッキレジスト層の開
    口部内にメッキにより内部突起電極を形成し、この後前
    記第1メッキレジスト層を剥離し、次いで前記接続パッ
    ドおよび該接続パッドの周囲に位置する絶縁膜に対応す
    る部分に開口部を有した第2メッキレジスト層を前記基
    板上に形成し、該第2メッキレジスト層の開口部内にメ
    ッキにより、前記内部突起電極を等方的に覆うことによ
    り、前記内部突起電極の周囲に位置する下側突起電極部
    と、前記内部突起電極の上方に位置する上側突起電極部
    とから構成される外部突起電極を形成することを特徴と
    する突起電極の形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の発明において、前記外部
    突起電極を形成した後、前記第2メッキレジスト層を残
    したまま、前記外部突起電極の上側突起電極部の少なく
    とも一部に対応する部分に開口部を有した第3メッキレ
    ジスト層を前記基板上に形成し、該第3メッキレジスト
    層の開口部内にメッキにより上部突起電極をさらに形成
    することを特徴とする突起電極の形成方法。
  10. 【請求項10】 基板上に接続パッドが形成され、該接
    続パッドの周辺部を含む前記基板上に絶縁膜が形成さ
    れ、前記接続パッドの周辺部以外の部分が前記絶縁膜に
    形成された開口部を介して露出されたものを用意した
    上、全面に下地金属層を形成し、前記絶縁膜の開口部を
    介して露出された前記接続パッドの所定の一部に対応す
    る部分に開口部を有した第1メッキレジスト層を形成
    し、前記下地金属層をメッキ電流路として電解メッキを
    行うことにより前記第1メッキレジスト層の開口部内に
    内部突起電極を形成し、この後前記第1メッキレジスト
    層を剥離し、次いで前記接続パッドおよび該接続パッド
    の周囲に位置する前記絶縁膜に対応する部分に開口部を
    有した第2メッキレジスト層を形成し、前記下地金属層
    をメッキ電流路として電解メッキを行うことにより前記
    第2メッキレジスト層の開口部内に、前記内部突起電極
    を等方的に覆うことにより、前記内部突起電極の周囲に
    位置する下側突起電極部と、前記内部突起電極の上方に
    位置する上側突起電極部とから構成される外部突起電極
    を形成し、この後前記第2メッキレジスト層を剥離し、
    次いで前記外部突起電極をマスクとしてエッチングを行
    うことにより前記下地金属層の不要な部分を除去するこ
    とを特徴とする突起電極の形成方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の発明において、前記
    外部突起電極を形成した後、前記第2メッキレジスト層
    を残したまま、前記外部突起電極の上側突起電極部の少
    なくとも一部に対応する部分に開口部を有した第3メッ
    キレジスト層を形成し、前記下地金属層をメッキ電流路
    として電解メッキを行うことにより前記第3メッキレジ
    スト層の開口部内に上部突起電極をさらに形成し、この
    後前記第3メッキレジスト層および前記第2メッキレジ
    スト層を剥離することを特徴とする突起電極の形成方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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