JPH0927227A - グロメット - Google Patents
グロメットInfo
- Publication number
- JPH0927227A JPH0927227A JP7176242A JP17624295A JPH0927227A JP H0927227 A JPH0927227 A JP H0927227A JP 7176242 A JP7176242 A JP 7176242A JP 17624295 A JP17624295 A JP 17624295A JP H0927227 A JPH0927227 A JP H0927227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grommet
- locking piece
- elastic locking
- soft
- lip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
隙からパネル内に雨水などが浸入するのを防止するグロ
メットに関し、グロメットに対して外力が加えられても
リップ部にめくれが発生せず、確実な防水効果が得られ
る信頼性の高いグロメットを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 硬質グロメット本体1と軟質グロメット
基体2とから成るグロメットにおいて、硬質グロメット
本体1の筒状壁4に弾性係止片5を設け、軟質グロメッ
ト基体2の収容溝8の縁部8aに弾性係止片5を挿入す
る係止孔9を設け、係止孔9に弾性係止片5を挿入して
外力が作用した際に防水リップ10の変位を阻止してめ
くれの発生を防止するようにしている。
Description
けられたパネル孔にワイヤーハーネスの電線束などを挿
通する際に、パネル孔とワイヤハーネスとの間隙からパ
ネル内に雨水などが浸入するのを防止するグロメットに
係わり、硬質グロメット本体と軟質グロメット基体から
なる二部品構成のグロメットに関する。
は、電線束を挿通してテープが巻き付けられる部分をゴ
ム等の軟質材で形成し、パネル孔に嵌合される部分を硬
質の合成樹脂材で形成して、車両のパネル孔から容易に
外れないようにすると共に、パネル孔への嵌合性を良く
した二部品構成のグロメットが、実公平6−19899
号公報に提案されている。
示すような、硬質グロメット本体aと、軟質グロメット
bとから成るグロメットGが開示されている。Wはグロ
メットGに挿通するワイヤハーネスである。このような
グロメットGを車両のパネル孔に取付ける際に、グロメ
ットGに挿通するワイヤーハーネスWに張力を加えた
り、作業中の何らかの外力によって、図7に示すよう
に、軟質グロメットbのリップ部cがめくれることがあ
り、パネルdとの間に隙間eが生じて防水性が確保でき
ない欠点がある。
ト本体aの端部に補強用の突部fを設け、これに対応し
て軟質グロメットbに凹部gを形成して、突部fと凹部
gとを嵌合させてリップ部cのめくれを防止することも
提案されているが、ワイヤハーネス配索時の衝撃的な外
力が加えられたときには、めくれが生じることがあり、
めくれを完全に解消することができないなどの問題点が
ある。
点に着目してなされたもので、グロメットに対して外力
が加えられてもリップ部にめくれが発生せず、確実な防
水効果が安定して得られる信頼性の高いグロメットを提
供することを課題とする。
め、本発明は、基板に筒状壁を立設した硬質グロメット
本体と、中央部に電線挿通孔を有し周縁部に該基板を受
容する収容溝を形成すると共に防水リップを周設した軟
質グロメット基体とを備えて成るグロメットにおいて、
前記硬質グロメット本体の筒状壁の外側に弾性係止片を
付設すると共に、前記軟質グロメット基体の収容溝と該
弾性係止片とを係止する手段を設けたことを特徴とす
る。請求項2に記載したように、軟質グロメット基体の
収容溝の縁部に該弾性係止片を挿入する係止孔を設け、
該係止孔に弾性係止片を挿入して係止することが好まし
い。
設けた弾性係止片を、軟質グロメット基体の係止孔に挿
入して係止しているため、軟質グロメット基体の防水リ
ップをめくる力が働いたときに、弾性係止片によって軟
質グロメット基体の係止溝の変位を抑えて防水リップの
めくれが防止される。また、防水リップに対し大きな外
力が働いても、弾性係止片が弾性的に変位して軟質グロ
メット基体を引き戻すように作用し、外力が排除されれ
ば直ちに元の状態に復帰するため、衝撃的な外力に対し
ても防水リップのめくれが確実に防止され、安定した防
水効果が得られる。
Aの正面図であり、図2はその縦断面図である。グロメ
ットAは、電気絶縁性の合成樹脂材を成形加工により形
成した硬質グロメット本体1と、ゴム材の成形加工によ
り形成された軟質グロメット基体2とから成る。
筒状の筒状壁4を立設した構造を有し、筒状壁4には、
複数の弾性係止片5がその自由端を環状基板3に向けて
付設してある。弾性係止片5の中間部には、車両のパネ
ル等の構造体に対する係止爪6が設けられている。
の伸縮部2aを介して電線挿通孔7が形成され、周縁部
に硬質グロメット本体1の環状基板3を嵌着する収容溝
8が周設されている。収容溝8の内側縁部8aには、硬
質グロメット本体1の弾性係止片5を挿入するための係
止孔9が形成されている。また、収容溝8の外側には車
両のパネル等の構造体に対して密着させるための防水リ
ップ10が周設されている。
説明する。グロメットAは、図3に示すように、構造体
としてのパネルPに設けられた装着孔P1 に、硬質グロ
メット本体1の筒状壁4を嵌入し、弾性係止片5の係止
爪6を装着孔P1 の周縁に当接させることによりパネル
Pに係止される。防水リップ10の端縁10aがパネル
Pに密着して装着孔P1 内への雨水の浸入を阻止してい
る。
をめくるような外力が働いても、弾性係止片5の先端部
5aが軟質グロメット基体2の係止孔9に挿入されてい
るため、防水リップ10をめくる力が弾性係止片5によ
って抑止され、防水リップ10がめくれ上がることがな
い。
ときは、図5に示すように、弾性係止片5の先端部5a
が外側に弾性的に変位し、先端部5aが元の状態に復帰
しようとするため、防水リップ10をめくり上げようと
する外力に抗して防水リップ10を元の位置に引き戻す
力(矢印方向)が作用する。したがって、防水リップ1
0に対する外力が排除されれば、直ちに弾性係止片5の
先端部5aが元の状態に復帰して防水リップ10のめく
れが防止される。
本体に設けた弾性係止片を、軟質グロメット基体の係止
孔に挿入して係止しているため、弾性係止片によって軟
質グロメット基体の係止溝の変位を抑えて防水リップの
めくれが防止される。また、衝撃的な外力に対しても弾
性係止片が弾性変位して軟質グロメット基体を支持し、
外力が排除されたときに元の状態に復帰するため、防水
リップのめくれが確実に防止され、安定した信頼性の高
い防水効果が得られるなどの利点がある。
ある。
た状態を示す断面図である。
力が作用した状態を示す説明図である。
用した状態を示す説明図である。
示す説明図である。
る手段を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 基板に筒状壁を立設した硬質グロメット
本体と、中央部に電線挿通孔を有し周縁部に該基板を受
容する収容溝を形成すると共に防水リップを周設した軟
質グロメット基体とを備えて成るグロメットにおいて、 前記硬質グロメット本体の筒状壁の外側に弾性係止片を
付設すると共に、前記軟質グロメット基体の収容溝と該
弾性係止片とを係止する手段を設けたことを特徴とする
グロメット。 - 【請求項2】 軟質グロメット基体の収容溝の縁部に該
弾性係止片を挿入する係止孔を設け、該係止孔に弾性係
止片を挿入して係止するようにした請求項1記載のグロ
メット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17624295A JP3226202B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | グロメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17624295A JP3226202B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | グロメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0927227A true JPH0927227A (ja) | 1997-01-28 |
JP3226202B2 JP3226202B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=16010136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17624295A Expired - Lifetime JP3226202B2 (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | グロメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3226202B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013062063A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
JP2013078211A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
JP2015198529A (ja) * | 2014-04-02 | 2015-11-09 | 住友電装株式会社 | グロメット |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP17624295A patent/JP3226202B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013062063A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
JP2013078211A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | グロメット |
JP2015198529A (ja) * | 2014-04-02 | 2015-11-09 | 住友電装株式会社 | グロメット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3226202B2 (ja) | 2001-11-05 |
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Legal Events
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