JPH09268195A - 蔗糖脂肪酸エステルの製造方法 - Google Patents

蔗糖脂肪酸エステルの製造方法

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JPH09268195A
JPH09268195A JP8079813A JP7981396A JPH09268195A JP H09268195 A JPH09268195 A JP H09268195A JP 8079813 A JP8079813 A JP 8079813A JP 7981396 A JP7981396 A JP 7981396A JP H09268195 A JPH09268195 A JP H09268195A
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sucrose
fatty acid
alkali metal
lower alkyl
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Yukio Kasori
行雄 加曽利
Keita Kashiwa
啓太 柏
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H13/00Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids
    • C07H13/02Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids
    • C07H13/04Compounds containing saccharide radicals esterified by carbonic acid or derivatives thereof, or by organic acids, e.g. phosphonic acids by carboxylic acids having the esterifying carboxyl radicals attached to acyclic carbon atoms
    • C07H13/06Fatty acids

Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸価が低く、しかも水中分散性及び水中油型
乳化能に優れる蔗糖脂肪酸エステルの製造方法の提供。 【解決手段】 蔗糖と脂肪酸低級アルキルエステルをア
ルカリ触媒の存在下、有機溶媒中でエステル交換反応し
対応する蔗糖脂肪酸エステルを製造するに際し、蔗糖に
対して5〜35重量%の特定のヒドロキシカルボン酸の
アルカリ金属塩を存在させる蔗糖脂肪酸エステルの製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蔗糖脂肪酸エステル
(以下、SEと略記する)の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】SEは優れた界面活性能と良好な生分解
性を兼ね備えた安全性の高い非イオン性界面活性剤とし
て、食品をはじめとし、化粧品、医薬品、洗浄剤、飼料
などに広く利用されている。SEの製造方法としては、
N,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシ
ド等の有機溶媒中でアルカリ触媒存在の下、蔗糖と脂肪
酸低級アルキルエステルとをエステル交換反応させる方
法(特公昭35−13102号公報)等が知られてい
る。得られた反応混合物は、SEの他に溶媒、未反応蔗
糖、及びアルカリ触媒などを含有している。この混合物
からSEを分離するには、通常、酸を加えて触媒を失活
させた後、溶媒を部分的に回収し、次に有機溶媒と水と
の液液抽出処理によりSEを有機溶媒相へ、未反応蔗糖
と残りの溶媒を水相へ分配させ、得られた有機溶媒相か
ら蒸留により有機溶媒を留去しSEを分離精製する方法
が一般的である(例.特公昭48−21927号、特公
昭48−35049号、特開昭50−29417号、特
開昭50−130712号各公報)。一方、水相へ回収
した未反応の蔗糖及び反応溶媒は蒸留により水を除去し
た後、再び次の反応に再利用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の製造方法で得ら
れるSEには一般に遊離脂肪酸や脂肪酸のアルカリ金属
塩(以下石鹸と略記する)が合計で数%存在する。これ
らの成分は食品添加物規格で上限が定められているが、
SEの物性や機能にさまざまな影響を与える場合が多か
った。例えば遊離脂肪酸はSEの水溶性を著しく低下さ
せるため、分散可溶化や水中油型乳化用途に用いる場合
においては、酸価のばらつきが品質管理上重要な問題と
なっていた。本発明者らの検討によれば、遊離脂肪酸は
原料の脂肪酸低級アルキルエステルが反応中にアルカリ
加水分解を受けて石鹸となり、以後の抽出・精製工程に
おいて遊離状態になることにより副生すると推定され
る。従ってSEを反応する際、遊離脂肪酸の副性を抑制
すれば、製品酸価の低減化が可能となるものと考えられ
る。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明では上記実情に鑑
み、安定的に酸価が低く、水中分散性及び水中油型乳化
能に優れるSE製品を製造することを目的として検討し
た結果、従来のSE製造方法に対し、特定量のヒドロキ
シカルボン酸のアルカリ金属塩を存在させることにより
上記目的が達成されることを見い出した。即ち、本発明
の要旨はアルカリ触媒の存在下、蔗糖と脂肪酸低級アル
キルエステルを有機溶媒中でエステル交換反応させるS
Eの製造において、反応系内に原料蔗糖に対して下記の
一般式(1)で示されるヒドロキシカルボン酸のアルカ
リ金属塩を5〜35重量%存在させることを特徴とする
蔗糖脂肪酸エステルの製造方法に存する。
【0005】
【化2】 (式中、Rは低級アルキル基又はカルボキシル基を、X
は水素原子又はカルボキシル基を示す。また、l及びn
はそれぞれ0又は1、mは1又は2を示す。)
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明における脂肪酸低級アルキルエステルとし
ては、通常、炭素数8〜24、好ましくは10〜22の
飽和又は不飽和脂肪酸(例えばカプリル酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘン酸、オレイン酸、エルカ酸、エライジン
酸、リシノレイン酸など)と炭素数1〜4の低級アルコ
ール(例えばメタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノールなど)とのエステルが挙げられる。またこれ
らの脂肪酸低級アルキルエステルは2種類以上の混合物
として用いてもよい。蔗糖に対する仕込モル比は通常
0.2〜2.5、好ましくは0.25〜1.8である。
これにより生成するSEの平均置換度は1〜3となる。
【0007】本発明の反応に用いる有機溶媒としては、
原料及びSEに対する溶解性や安全性の点から通常ジメ
チルスルホキシドが用いられる。溶媒の使用量は、仕込
合計量に対して通常20〜80重量%、好ましくは50
〜70重量%である。本発明におけるアルカリ触媒とし
ては、アルカリ金属の水酸化物や炭酸塩が用いられる。
特に炭酸塩(例えば、炭酸カリウムや炭酸ナトリウムな
ど)が好ましい。触媒量は、脂肪酸低級アルキルエステ
ルに対し0.05〜0.5モル%加える。
【0008】本発明ではこの反応系内に前記一般式
(1)で示されるヒドロキシカルボン酸のアルカリ金属
塩を特定少量存在させることを要件とする。前記一般式
で示される化合物としては、例えば乳酸、リンゴ酸、ク
エン酸、酒石酸など食品添加物として認可されている有
機酸類が安全性の面から好ましい。特に好ましいのはモ
ノヒドロキシモノカルボン酸であり、具体的には乳酸が
挙げられる。なお、アルカリ金属としては、カリウム又
はナトリウムが挙げられるが、カリウムがより好まし
い。ヒドロキシカルボン酸のアルカリ金属塩の存在量は
蔗糖に対して5〜35重量%、好ましくは8〜25重量
%である。この量が少ないと目的とする酸価の低減化効
果が不十分であり、逆に多すぎると反応速度が大きく遅
延するので好ましくない。なお本発明者らの検討によれ
ば、添加したヒドロキシカルボン酸のアルカリ金属塩は
反応後の精製工程において液液抽出によりSEと容易に
分離され、系外へパージされる。
【0009】反応温度は、通常、60〜150℃、好ま
しくは80〜120℃の範囲で行われる。反応圧力は通
常、0.1〜50Torr、好ましくは1〜20Tor
rである。特に溶媒の沸騰条件で、副生するアルコール
を反応系外に除去しながら行うのが好ましい。反応器の
上部にコンデンサー又は蒸留塔を連結して溶媒と副生す
るアルコールを分離し、溶媒を反応器内に還流させなが
ら反応を行うのが一般的である。反応は通常、攪拌槽タ
イプの反応器中に蔗糖、ヒドロキシカルボン酸のアルカ
リ金属塩、有機溶媒を仕込み、含水量0.1重量%以下
になるまで脱水処理した後、触媒、脂肪酸低級アルキル
エステルを加えて攪拌しながら所定の反応温度、圧力に
て一定時間反応させる。反応の終点は脂肪酸低級アルキ
ルエステルの転化率が99%に到達した時間とする。
【0010】反応終了後は通常、酸でアルカリ触媒を中
和失活させて溶媒を留去する。中和に用いる酸として
は、安全性を考慮に入れ、酢酸、プロピオン酸、酪酸、
安息香酸、乳酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸など食品添加物として認可された有機酸がよく用いら
れる。但し装置材質に対する腐食性、水への溶解性、食
品添加物としての安全性も考慮すると乳酸が特に好まし
い。得られた反応混合物中のSEは有機溶媒と水系での
液液抽出処理を経て、水蒸気蒸留などの方法により精製
される。
【0011】
【実施例】以下の実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これに限
定されるものではない。なお本文中の石鹸副生率及び酸
価測定は以下の方法に従って行った。 1.石鹸副生率の測定 酸を加えて中和する前のSE反応混合物0.5〜1gを
精秤し、内部標準物質としてフタル酸ジノニル10mg
を含むピリジン1mlに溶解させる。これにヘキサメチ
ルジシラザン0.7mlとトリメチルクロロシラン0.
4mlを加えて強く振った後、70℃で3分間加熱す
る。その後、室温にて静置し、上澄み液2μlを下記条
件にてガスクロマトグラフ(GC)測定に供する。
【0012】 ≪GC測定条件≫ 装置 島津製作所 GC−7A カラム Silicon OV17 10% Uniport HP インジェクション温度 310℃ カラム温度 イニシャル220℃( 4min) ファイナル300℃(16min) 昇温速度5℃/min 検出器 FID 内部標準液 フタル酸ジノニル10mg/ピリジン1ml サンプル 2μl 石鹸副生率は、上記測定値を仕込触媒カリウムが全て石
鹸となった場合の理論石鹸生成量で除することにより計
算される。
【0013】2.酸価測定 基準油脂分析試験法に準じて以下の方法により測定し
た。試料約10〜20gを精秤し、テトラヒドロフラン
(THF)/エタノール/水=5/2/1混合液100
mlを加えて溶解させた。これをアルコール性0.1N
水酸化カリウム溶液(力価1.003)にて滴定し、以
下の式より酸価を算出した。
【0014】
【数1】酸価(mgKOH/g)=0.1 ×力価×(滴定量ml−溶
媒ブランクml)×56.1/試料g
【0015】実施例1 加熱ジャケット付きの攪拌型反応容器に蔗糖100部と
乳酸カリウム8部、及び溶媒としてジメチルスルホキシ
ド(以下DMSOと略記する)385部を仕込み、80
℃、15mmHgの条件下でDMSOを15分間全還流
した後、DMSO20部を留出させて反応系内の水分を
除去した。この時点で系内の水分は0.05重量%であ
った。次に炭酸カリウム0.8部とステアリン酸メチル
56.5部を加え、90℃、20mmHgの条件下、回
転数500rpmで攪拌しながらDMSOを沸騰させて
7時間反応を行った。ステアリン酸メチルの最終転化率
は99.5%であった。また得られた反応混合物中のス
テアリン酸石鹸含量を前述の方法にて定量した結果、触
媒カリウムの石鹸副生率は22モル%であった。
【0016】反応混合物に50%乳酸水溶液を1.8部
(触媒カリウムに対して0.85当量倍)添加して触媒
を中和失活させた後、90℃、20mmHgの条件下、
蒸留によりDMSO300部を留去した。この濃縮混合
物を18%含水イソブタノール825部に溶解し、乳酸
カリウム1750ppmを含む純水700部を加えてミ
キサーセトラー型の抽出装置で60℃、常圧下にて抽出
処理した。次に、ミキサーセトラーから回収されたイソ
ブタノール溶液を回転円板型抽出塔の下部から送液し、
上部から1750ppmの乳酸カリウムを含む純水を供
給して60℃、常圧下にて向流多段抽出を行った。塔へ
の供給比率は水1部に対し、イソブタノール溶液1.3
部とした。塔上部から回収したイソブタノール溶液から
溶媒を留去してSEを得た。得られたSEの平均置換度
は1.5、酸価は1.7mgKOH/gであった。
【0017】実施例2 蔗糖100部に対する乳酸カリウム添加量を17部とし
た以外は、実施例1と同様の反応を行った。触媒カリウ
ムの石鹸副生率は17モル%であった。また精製して得
られたSEの平均置換度は1.5、酸価は1.3mgK
OH/gであった。
【0018】実施例3 実施例1と同様の方法で蔗糖100部に対し、乳酸カリ
ウム24部、DMSO583部を仕込み、20部のDM
SOを系外へ留出させながら脱水した後、炭酸カリウム
2.0部とステアリン酸メチル141部を加えて12時
間反応させた。触媒カリウムの石鹸副生率は15モル%
であった。また精製して得られたSEの平均置換度は
2.1、酸価は1.2mgKOH/gであった。
【0019】比較例1 乳酸カリウムを添加しなかった以外は実施例1と同様に
してSEを製造した。触媒カリウムの石鹸副生率は40
モル%であった。同様の精製を行った結果、得られたS
Eの平均置換度は1.5、酸価は2.4mgKOH/g
であった。
【0020】比較例2 蔗糖100部に対する乳酸カリウムの添加量を3部とし
た以外は、実施例1と同様の反応を行った。触媒カリウ
ムの石鹸転化率は38モル%であった。同様の精製を行
った結果、得られたSEの平均置換度は1.5、酸価は
2.2mgKOH/gであった。
【0021】比較例3 乳酸カリウムを添加しなかった以外は実施例3と同様に
してSEを製造した。触媒カリウムの石鹸副生率は36
モル%であった。同様の精製を行った結果、得られたS
Eの平均置換度は2.1、酸価は2.2mgKOH/g
であった。本発明で得られたSE製品の水中分散性及び
水中油型(o/w型)乳化能の評価を以下の方法に従っ
て実施した。
【0022】〔水中分散性〕SE1gを25℃の水99
gに分散させた後、70℃の恒温槽内にて5分間攪拌
し、下記基準により水中分散性を評価した。 ○:速やかに均一分散する。 △:やや分離し難く、白濁も強い。 ×:非常に分散し難く、不溶物が残る。
【0023】〔水中油型乳化能〕 ≪処方≫ SE 2.0部 油成分(大豆油又は流動パラフィン) 30.0部 水 68.0部
【0024】≪方法≫SE2gを68gの水に60〜8
0℃にて分散溶解させ、この水相をTKホモミキサー
(特殊器化(株)製)により3000rpmで攪拌しな
がら60℃の油成分をゆっくりと添加し、その後100
00rpmにて更に5分間乳化させた。乳化物は氷水中
にて急冷した後、25℃にて24時間静置保存した。 ≪評価≫エマルションの安定性は下式で定義される離水
率により評価した。 エマルション離水率(容積%)=〔エマルション離水量
/エマルション容積〕×100 離水率は小さい程、乳化が安定な事を表す。 (基準) ○:離水率 5%以下 △:離水率5〜10% ×:離水率 10%以上 以上の結果をまとめて表1に示した。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明によればSE製造の反応系内に特
定少量のヒドロキシカルボン酸のアルカリ金属塩を存在
させることにより、酸価が低く、しかも水中分散性及び
水中油型乳化能に優れたSEを安定的に製造する事が出
来る。この理由は明らかではないが、ヒドロキシカルボ
ン酸のアルカリ金属がアルカリ触媒の反応系への溶解度
に影響を与え、その結果、石鹸の副生を抑制するためと
推定される。また反応系に添加するヒドロキシカルボン
酸のアルカリ金属塩は反応混合物からSEを精製する工
程で容易に除去する事が出来、得られるSEの商品価値
に悪影響はない。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蔗糖と脂肪酸低級アルキルエステルをア
    ルカリ触媒の存在下、有機溶媒中でエステル交換反応し
    対応する蔗糖脂肪酸エステルを製造する際に、反応系内
    に原料蔗糖に対して5〜35重量%の下記一般式(1)
    で示されるヒドロキシカルボン酸のアルカリ金属塩を存
    在させることを特徴とする蔗糖脂肪酸エステルの製造方
    法。 【化1】 (式中、Rは低級アルキル基又はカルボキシル基を、X
    は水素原子又はカルボキシル基を示す。また、l及びn
    はそれぞれ0又は1、mは1又は2を示す。)
  2. 【請求項2】 ヒドロキシカルボン酸が乳酸、リンゴ
    酸、クエン酸から選ばれた少なくとも1種である請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ヒドロキシカルボン酸のアルカリ金属塩
    の存在量が原料蔗糖に対して8〜25重量%である請求
    項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルカリ触媒がアルカリ金属の炭酸塩で
    ある請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 有機溶媒がジメチルスルホキシドである
    請求項1記載の方法。
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