JPH09266166A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JPH09266166A
JPH09266166A JP9931996A JP9931996A JPH09266166A JP H09266166 A JPH09266166 A JP H09266166A JP 9931996 A JP9931996 A JP 9931996A JP 9931996 A JP9931996 A JP 9931996A JP H09266166 A JPH09266166 A JP H09266166A
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wafer holder
holder
pin
exposure apparatus
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JP9931996A
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Inventor
Hiroaki Narushima
弘明 鳴嶋
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Original Assignee
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、露光装置において、半導体素子又は
液晶表示素子を製造する際に、ウエハホルダとウエハと
の間に付着する異物により歩留りが低下することを防止
する。 【解決手段】基板ステージ上から着脱自在なウエハホル
ダと、ウエハホルダ及びウエハを各々上下に移動する移
動手段と、複数のウエハ又は複数のウエハホルダを各々
保管する第1及び第2の保管部と、ウエハ又はウエハホ
ルダを第1又は第2の保管部と基板ステージとの間で搬
送路を介して搬送する搬送手段と、ウエハホルダの載置
面を被うホルダカバーを装着する装着手段とを設ける。
ウエハホルダを基板ステージ上から脱着して第2の保管
部に搬送するようにしたことにより、ウエハホルダ又は
ウエハホルダのウエハ載置面を装置外部で人手を介さず
に清掃できる。また搬送時及び装置内部ではウエハホル
ダにホルダカバーを装着することにより、ウエハホルダ
への異物の付着を防止し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は露光装置に関し、例
えば半導体素子の製造工程において、所望の回路パター
ンでなるマスクパターンをウエハ等の感光基板上に露光
するための露光装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子又は液晶表示素子をフ
オトリソグラフイ法を用いて製造する場合、フオトレジ
スト等の感光剤を塗布したウエハの表面に、マスク又は
レチクルに形成した所望のパターン像を露光する露光装
置が用いられている。このような露光装置によつて所望
のパターン像をウエハ上に露光することにより、ウエハ
表面に所望の配線パターンを形成することができる。
【0003】ところで、このような露光装置において
は、所望のパターンを露光するウエハを平坦な状態で動
かないように保持するため、ウエハステージ上に取り付
けられたウエハホルダによりウエハを吸着している。し
かし、この際にウエハとウエハホルダとの間にゴミ等の
異物が存在すると、異物によつてウエハの露光面の平面
度が損なわれ、ウエハに露光されるパターン像に位置ず
れ等を生じさせることになり、正常なパターンを形成す
ることができない。このような問題を回避するため、従
来は、日常点検及び不具合が生じた際に、ユーザが露光
装置内に設けられているウエハホルダを、直接清掃する
ようになされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の露光装
置においては、このように人手によつて清掃するために
微小な異物までは除去し得ずに清掃むらが生じてしまう
という問題がある。また、ウエハホルダは露光装置内部
に設けられているために、複雑に入り組んだ装置内部ま
でユーザの手が入り込み難く、清掃が困難であるといつ
た問題もある。さらに清掃のために装置を開閉すること
によつて装置内部で発塵してしまい、清掃したにもかか
わらず再度異物がウエハホルダに付着するというよう
に、完全に異物を除去し得ないという問題がある。
【0005】従来は、このような問題を回避するため
に、ユーザが装置の側で監視しており、不具合が生じた
際には装置を停止させて清掃することにより異物を除去
し、その後、再始動させていた。しかし、このような状
態では不具合の都度、装置を停止させなければならず、
また清掃にも少なからず時間を要するために、製造する
半導体素子又は液晶表示素子の歩留りに影響していた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、半導体素子又は液晶表示素子を製造する際に、ウエ
ハホルダとウエハとの間に付着する異物により歩留りが
低下することを防止し得る露光装置を提案しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、露光装置(1)内部に、ウエハを
吸着保持すると共に全体又はウエハを載置する面が基板
ステージ(2)上から着脱自在でなるウエハホルダ
(3)と、ウエハホルダ(3)又はウエハホルダ(3)
の載置面を上下に移動すると共にウエハホルダ(3)上
のウエハを上下に移動する移動手段(4)と、ウエハを
複数保管する第1の保管部(7)及びウエハの種類及び
形状に応じた複数のウエハホルダ(3)やウエハホルダ
(3)の載置面を保管する第2の保管部と、ウエハを第
1の保管部(7)とウエハホルダ(3)との間で搬送路
(6)を介して搬送すると共にウエハホルダ(3)又は
ウエハホルダ(3)の載置面を基板ステージ(2)と第
2の保管部との間で搬送路(6)を介して搬送する搬送
手段(5)と、ウエハの未配置時及び又は露光待機時及
び又はウエハホルダ(3)を交換するための搬送時にウ
エハホルダ(3)の載置面を被うホルダカバー(10)
をウエハホルダ(3)に装着する装着手段(11)とを
設ける。
【0008】ウエハホルダ(3)又はウエハホルダ
(3)のウエハ載置面を移動手段(4)によつて着脱自
在に基板ステージ(2)上から脱着して、搬送手段
(5)により第2の保管部に搬送するようにしたことに
より、ウエハホルダ(3)又はウエハホルダ(3)のウ
エハ載置面を装置(1)外部で人手を介さずに清掃する
ことができる。また搬送時及び装置(1)内部ではウエ
ハホルダ(3)にホルダカバー(10)を装着すること
により、ウエハホルダ(3)への異物の付着を防止し得
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0010】図1において、1は全体として露光装置を
示し、基板ステージ2上に配置されたウエハホルダ3に
よつてウエハ(図示せず)を吸着して保持すると共に、
所望のパターンを露光してウエハに転写することによ
り、ウエハ上に所望のパターンを形成するようになされ
ている。
【0011】図2に示すように、ウエハホルダ3には同
心円状に形成された凸部が設けられており、このごく狭
い幅で形成された凸部でウエハを支持することにより、
ウエハとの接触面積をできるだけ小さくして、ウエハに
不用意に傷を付けないようにしている。またこの凸部に
は、ウエハと当接する面に貫通孔が設けられており、こ
の貫通孔に負圧をかけてウエハを吸着することにより、
ウエハを吸着保持している。ここで、ウエハホルダ3は
基板ステージ2上に真空吸着によつて固定されている
が、この吸着を解除することにより自在に着脱し得るよ
うになつており、ホルダアツプダウンピン4(図1)に
よつて上下動する。またホルダアツプダウンピン4は、
ウエハホルダ3のみならず、ウエハも上下動し得るよう
になされている。
【0012】ここで図3に示すように、ホルダアツプダ
ウンピン4は、外柱部4Aの上端に、外柱部4Aに比し
て径の小さい内柱部4Bを形成した形状でなる。外柱部
4A及び内柱部4Bのウエハホルダ3又はウエハに当接
する面にはそれぞれ真空孔4Cが設けられており、当接
したウエハホルダ3又はウエハに真空孔4Cを介して負
圧をかけることによつて、ウエハホルダ3又はウエハを
吸着保持することができるようになされている。
【0013】また内柱部4Bの径はウエハホルダ3に設
けられている貫通孔よりも小さい径でなり、外柱部4A
の径はこの貫通孔より大きい径でなる。また内柱部4B
の高さは、ウエハホルダ3の厚さよりも長くなるように
形成されている。このため、図4及び図5に示すよう
に、ウエハホルダ3上に配されたウエハを上下動させる
時は、ウエハホルダ3に設けられた貫通孔を通して内柱
部4Bをウエハに当接させ、吸着保持しながら上下動さ
せる。この際、外柱部4Aがウエハホルダ3に接触しな
い範囲でホルダアツプダウンピン4を上下に駆動するこ
とにより、ウエハホルダ3を動かさずにウエハのみを上
下動させることができる。また、ウエハホルダ3を上下
動させる場合は、外柱部4Aをウエハホルダ3に当接さ
せて吸着保持しながらホルダアツプダウンピン4を上下
に駆動する。
【0014】また図1に示すように、搬送アーム5は、
こうして持ち上げられたウエハ又はウエハホルダ3を受
け取つた後に、搬送路6を通してカセツト7に搬送す
る。搬送アーム5は、ウエハ又はウエハホルダ3の形状
及び種類に応じた位置にそれぞれ吸着孔(図示せず)を
有しており、この吸着孔に負圧をかけることによつてウ
エハ又はウエハホルダ3を確実に吸着して保持する。ま
た搬送路6は、例えばサイドフロー方式によつて空調さ
れており、搬送時にウエハ又はウエハホルダ3に異物が
付着することを防止している。
【0015】カセツト7は、こうして基板ステージ2上
から搬送されるウエハ又はウエハホルダ3を収納して保
管する。またカセツト7はウエハ収納用、ウエハホルダ
収納用に複数配されており(図示せず)、搬送アーム5
によつて搬送される搬送物の種別に応じてこれらのカセ
ツトをそれぞれ移動するようになされている。これによ
り、ウエハはウエハ収納用カセツトに又ウエハホルダ3
はウエハホルダ収納用カセツトに収納する。さらにウエ
ハホルダ収納用のカセツト7は、製造するウエハの種類
又は形状に応じて複数種類のウエハホルダ3を収納して
おり、処理するウエハの種類又は形状が変わつた場合で
も、それに応じたウエハホルダ3を供給する。こうして
供給されるウエハ又はウエハホルダ3は、搬送アーム5
によつて搬送路6を通して基板ステージ2上に搬送され
る。
【0016】ホルダアツプダウンピン4は、こうして搬
送されたウエハ又はウエハホルダ3を搬送アーム5から
受け取つて、下方向に移動することにより基板ステージ
2上にウエハホルダ3を配置する。また同様に、ウエハ
を受け取つて下方向に移動して、ウエハホルダ3上に配
置する。ベアリング8及び位置決め機構9は、こうして
基板ステージ2上に配されたウエハホルダ3の位置決め
を行う。ベアリング8はウエハホルダ3の周側面に当接
する部分が回転自在でなる。また位置決め機構9はアー
ム状でなる可動アーム9Aの先端に回転駆動する回転部
9Bを設けており、可動アーム9Aによつてウエハホル
ダ3の周側面に押し付けた回転部9Bを回転駆動するこ
とにより、ウエハホルダ3を基板ステージ2の配置位置
上で回転させる。ベアリング8及び位置決め機構9は、
このように位置決め機構9によつてウエハホルダ3の周
側面をベアリング8に押し付けながら回転部9Bを回転
させることにより、ウエハホルダ3の周側面に設けられ
ている切り欠きをベアリング8の位置に一致させて、ウ
エハホルダ3及びウエハホルダ3上に配されるウエハを
適正な位置に位置決めする。なお、ここでベアリング8
及び可動アーム9Aは、後述するカバーをウエハホルダ
3に装着する際に、ウエハホルダ3の近傍から退避する
ようになされている。
【0017】また露光装置1は、ウエハホルダ3の交換
時、露光待機時及び装置の運転停止時にウエハホルダ3
にホルダカバー10を装着する。ホルダカバー10はウ
エハホルダ3とほぼ同じ大きさでなり、カバー駆動部1
1によつてウエハホルダ3に装着され、また脱着され
る。カバー駆動部11は、ホルダカバー10を吸着保持
する支持部11A及び支持部11Aを上下及び回転駆動
する駆動部11Bとでなる。支持部11Aはホルダカバ
ー10の上面に当接する部分に吸着孔(図示せず)を有
しており、この吸着孔を介してかける負圧によつてホル
ダカバー10を吸着保持する。駆動部11Bは、こうし
てホルダカバー10を吸着保持した支持部11Aを上下
及び回転駆動することにより、露光時等に基板ステージ
2上からホルダカバー10を退避させる。
【0018】図6及び7に示すように、ホルダカバー1
0は、板バネ10Aでなる周側面とベアリング10Bを
設けたウエハホルダ3との当接面を有している。ベアリ
ング10Bは、ウエハホルダ3の周側面に設けられてい
る切り欠きと当接する位置に設けられている。ホルダカ
バー10の装着時には、この切り欠きにベアリング10
Bが板バネ10Aの変形によつて嵌合することができ、
こうしてホルダカバー10は、ウエハホルダ3に装着し
得る。
【0019】かくして、露光装置1は、ウエハホルダ3
上に配されるウエハに所望のパターンを露光し得ると共
に、ホルダカバー10及び空調された搬送路6によつて
ウエハ及びウエハホルダ3に異物が付着することを防止
し、さらに異物が付着したウエハ及びホルダカバー3を
カセツト7に搬送して、装置外部で洗浄することができ
る。
【0020】以上の構成において、露光装置1は、異物
の付着等によつて交換されるウエハ又はウエハホルダ3
を、ホルダアツプダウンピン4によつて吸着保持しなが
ら持ち上げて搬送アーム5に受け渡し、搬送路6を通し
てカセツト7に搬送する。ウエハ用又はウエハホルダ3
用にそれぞれ設けられているカセツト7には、交換用の
ウエハ又はウエハホルダ3が複数収納されており、異物
が付着したウエハ又はウエハホルダ3と入れ換えに、搬
送アーム5によつて基板ステージ2上に搬送される。ま
た、こうしてカセツト7に収納された異物の付着したウ
エハ又はウエハホルダ3は、一定量溜まる毎にカセツト
7ごと洗浄装置(図示せず)に搬送されて洗浄される。
【0021】このように、露光装置1では、人手を介す
ること無く、異物の付着したウエハ又はウエハホルダ3
をカセツト7に搬送して収納し、洗浄することができ
る。このため、人手によつて清掃した場合のように清掃
むらを生じさせること無く、容易に洗浄することができ
る。また洗浄を要するウエハ又はウエハホルダ3と入れ
換えに、新たなウエハ又はウエハホルダ3をカセツト7
から基板ステージ2上に直ちに供給することができ、洗
浄の都度、装置を停止させる必要が無い。
【0022】また、露光装置1は、空調された搬送路6
を通してウエハ又はウエハホルダ3を搬送すると共に、
搬送時及び基板ステージ2上に配されたウエハホルダ3
にホルダカバー10を装着するようになされている。こ
れにより、搬送時、露光待機時及び装置の運転停止時等
に、ウエハ又はウエハホルダ3に異物が付着することを
防止することができる。
【0023】以上の構成によれば、基板ステージ2上か
ら着脱自在でなるウエハホルダ3と、ウエハホルダ3を
上下に移動すると共にウエハホルダ3上のウエハを上下
に移動するホルダアツプダウンピン4と、ウエハを複数
保管する保管部及びウエハの種類及び形状に応じた複数
のウエハホルダ3やウエハホルダ3の載置面を保管する
保管部として複数設けられているカセツト7と、ウエハ
又はウエハホルダ3をカセツト7と基板ステージ2との
間で搬送路6を介して搬送する搬送アーム5と、搬送
時、露光待機時及び装置停止時にウエハホルダ3に装着
するホルダカバー10とを設けたことにより、人手を介
すること無く、異物の付着したウエハ又はウエハホルダ
3をカセツト7に搬送して収納し、洗浄することができ
ると共に、洗浄を要するウエハ又はウエハホルダ3と入
れ換えに、新たなウエハ又はウエハホルダ3をカセツト
7から基板ステージ2上に直ちに供給することができ、
さらに空調した搬送路6を介して搬送すると共にウエハ
ホルダ3にホルダカバー10を装着するようにしたこと
により、搬送時、露光待機時及び装置の運転停止時等
に、ウエハ又はウエハホルダ3に異物が付着することを
防止し得る。かくして半導体素子又は液晶表示素子を製
造する際に、ウエハホルダ3とウエハとの間に付着する
異物によつて歩留りが低下することを防止し得る露光装
置1を実現することができる。
【0024】なお上述の実施例においては、ウエハ又は
ウエハホルダ3を搬送する搬送アーム5を共用とした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、ウエハ搬
送用のものと、ウエハホルダ3搬送用のものと別個に設
けてもよい。また、異物が付着したウエハ又はウエハホ
ルダ3を搬送する搬送アームと、カセツト7から供給さ
れる新たなウエハ又はウエハホルダ3を搬送する搬送ア
ームとを別個に設けるようにしてもよい。これにより、
異物が付着したウエハ又はウエハホルダ3から搬送アー
ムを介して新たなウエハ又はウエハホルダに異物が付着
するような事態を防止することができる。
【0025】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、露光装置
内部に、ウエハを吸着保持すると共にウエハホルダの全
体又はウエハを載置する面が基板ステージ上から着脱自
在でなるウエハホルダと、ウエハホルダ又はウエハホル
ダの載置面を上下に移動すると共にウエハホルダ上のウ
エハを上下に移動する移動手段と、ウエハを複数保管す
る第1の保管部及びウエハの種類及び形状に応じた複数
のウエハホルダやウエハホルダの載置面を保管する第2
の保管部と、ウエハを第1の保管部とウエハホルダとの
間で搬送路を介して搬送すると共にウエハホルダ又はウ
エハホルダの載置面を基板ステージと第2の保管部との
間で搬送路を介して搬送する搬送手段と、ウエハの未配
置時及び又は露光待機時及び又はウエハホルダを交換す
るための搬送時にウエハホルダの載置面を被うホルダカ
バーをウエハホルダに装着する装着手段とを設けて、着
脱自在でなるウエハホルダ又はウエハホルダのウエハ載
置面を移動手段によつて基板ステージ上から脱着して、
搬送手段により第2の保管部に搬送することにより、ウ
エハホルダ又はウエハホルダのウエハ載置面を装置外部
で人手を介さずに清掃することができ、また装置内部で
はウエハホルダにホルダカバーを装着することにより異
物のウエハホルダへの付着を防止し得、かくして半導体
素子又は液晶表示素子を製造する際に、ウエハホルダと
ウエハとの間に付着する異物により歩留りが低下するこ
とを防止し得る露光装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による露光装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】ウエハホルダ上のウエハの配置状態を示す側面
図である。
【図3】ホルダアツプダウンピンの構造を示す斜視図で
ある。
【図4】ホルダアツプダウンピンによるウエハの上下動
を示す側面図である。
【図5】ホルダアツプダウンピンによるウエハホルダの
上下動を示す側面図である。
【図6】ウエハホルダにカバーを装着する状態を示す側
面図である。
【図7】ウエハホルダにカバーを装着した状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1……露光装置、2……基板ステージ、3……ウエハホ
ルダ、4……ホルダアツプダウンピン、4A……外柱
部、4B……内柱部、4C……真空孔、5……搬送アー
ム、6……搬送路、7……カセツト、8、10B……ベ
アリング、9……位置決め機構、9A……可動アーム、
9B……回転部、10……ホルダカバー、10A……板
バネ、11……カバー駆動部、11A……支持部、11
B……駆動部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望のパターンをウエハ上に形成する露光
    装置において、 前記ウエハを吸着保持するウエハホルダと、 前記ウエハホルダ全体又は前記ウエハを載置する前記ウ
    エハホルダの載置面を着脱自在に支持する基板ステージ
    と、 前記ウエハホルダ又は前記ウエハホルダの載置面を上下
    に移動すると共に、前記ウエハホルダ上に配された前記
    ウエハを上下に移動する移動手段と、 前記ウエハを複数保管する第1の保管部と、 前記ウエハの種類及び形状に応じた複数の前記ウエハホ
    ルダ又は前記ウエハホルダの載置面を保管する第2の保
    管部と、 前記ウエハを前記第1の保管部と前記ウエハホルダとの
    間で搬送路を介して搬送すると共に、前記ウエハホルダ
    又は前記ウエハホルダの載置面を前記基板ステージと前
    記第2の保管部との間で前記搬送路を介して搬送する搬
    送手段とを具えることを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】前記移動手段は、 第1のピンと、該第1のピンの上部に設けられ、前記第
    1のピンより小さい径でなると共に少なくとも前記ウエ
    ハホルダの厚みより長く形成された第2のピンとでな
    り、 前記ウエハホルダに設けられている貫通孔とほぼ同じ大
    きさの径でなる前記第2のピンを前記貫通孔に通すこと
    によつて、前記ウエハホルダに接することなく前記ウエ
    ハのみを上下動すると共に、前記貫通孔に比して大きい
    径でなる前記第1のピンによつて、前記ウエハホルダを
    上下動することを特徴とする請求項1に記載の露光装
    置。
  3. 【請求項3】前記搬送路は吸排気手段を有し、 該吸排気手段によつて前記ウエハ及び前記ウエハホルダ
    に異物が付着することを防止することを特徴とする請求
    項1に記載の露光装置。
  4. 【請求項4】所望のパターンをウエハ上に形成する露光
    装置において、 前記ウエハを吸着保持するウエハホルダと、 前記ウエハホルダ全体又は前記ウエハを載置する前記ウ
    エハホルダの載置面を着脱自在に支持する基板ステージ
    と、 前記ウエハホルダ又は前記ウエハホルダの載置面を上下
    に移動すると共に、前記ウエハホルダ上に配された前記
    ウエハを上下に移動する移動手段と、 前記ウエハを複数保管する第1の保管部と、 前記ウエハの種類及び形状に応じた複数の前記ウエハホ
    ルダ又は前記ウエハホルダの載置面を保管する第2の保
    管部と、 前記ウエハを前記第1の保管部と前記ウエハホルダとの
    間で搬送路を介して搬送すると共に、前記ウエハホルダ
    又は前記ウエハホルダの載置面を前記基板ステージと前
    記第2の保管部との間で前記搬送路を介して搬送する搬
    送手段と、 前記ウエハが配されていない時及び又は露光待機時及び
    又は前記ウエハホルダを交換するための搬送時に、前記
    ウエハホルダの載置面を被うホルダカバーを前記ウエハ
    ホルダに装着する装着手段とを具えることを特徴とする
    露光装置。
  5. 【請求項5】前記装着手段は、 前記ウエハを前記ウエハホルダ上に配する際及び露光時
    に、前記ウエハホルダに装着した前記ホルダカバーを取
    り外して前記基板ステージ上から所定の退避位置に移動
    することを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 【請求項6】前記装着手段は、 前記ホルダカバーを着脱自在に支持する支持手段と、 該支持手段を上下移動及び回転移動する駆動手段とを具
    えることを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  7. 【請求項7】前記移動手段は、 第1のピンと、該第1のピンの上部に設けられ、前記第
    1のピンより小さい径でなると共に少なくとも前記ウエ
    ハホルダの厚みより長く形成された第2のピンとでな
    り、 前記ウエハホルダに設けられている貫通孔とほぼ同じ大
    きさの径でなる前記第2のピンを前記貫通孔に通すこと
    によつて、前記ウエハホルダに接することなく前記ウエ
    ハのみを上下動すると共に、前記貫通孔に比して大きい
    径でなる前記第1のピンによつて、前記ウエハホルダを
    上下動することを特徴とする請求項4に記載の露光装
    置。
  8. 【請求項8】前記搬送路は吸排気手段を有し、 該吸排気手段によつて前記ウエハ及び前記ウエハホルダ
    に異物が付着することを防止することを特徴とする請求
    項4に記載の露光装置。
JP9931996A 1996-03-28 1996-03-28 露光装置 Pending JPH09266166A (ja)

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JP9931996A JPH09266166A (ja) 1996-03-28 1996-03-28 露光装置

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