JPH07130637A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JPH07130637A
JPH07130637A JP29242893A JP29242893A JPH07130637A JP H07130637 A JPH07130637 A JP H07130637A JP 29242893 A JP29242893 A JP 29242893A JP 29242893 A JP29242893 A JP 29242893A JP H07130637 A JPH07130637 A JP H07130637A
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JP
Japan
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substrate
cleaning
semiconductor
holding means
manufacturing apparatus
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JP29242893A
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Kazuo Takahashi
一雄 高橋
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Original Assignee
Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板保持手段の装置からの脱着を極力無く
し、基板保持手段と基板保持手段固定部材との間に異物
を挟み込んだりする危険性を回避すると共に、クリーニ
ング作業による装置の休止時間を極力少なくする。 【構成】 半導体基板搬送手段7、基板保持手段9、お
よび、XYステージ8を備えた半導体製造装置におい
て、半導体基板搬送手段は、下面にクリーニング機能が
施された前記基板保持手段のクリーニング用の基板15
を所定位置に搬送して、ほぼ水平面内で固定するもので
あり、XYステージは、前記半導体基板搬送手段によっ
て固定された前記クリーニング用基板の下に前記基板保
持手段を移動させ、前記基板保持手段の表面と前記クリ
ーニング用基板の下面とが一定の圧力で接触するように
前記基板保持手段を上下移動させ、そして前記基板保持
手段をその表面が前記クリーニング用基板によってクリ
ーニングされるようにほぼ水平面内で所定の運動を行う
ように移動させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造工程におい
て、半導体基板を処理する露光装置、検査装置等の半導
体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の微細化が進むにつれ、ウエ
ハ等の半導体基板の裏面の異物付着、あるいはウエハチ
ャックの汚染等によって、半導体に欠陥が発生し、生産
性を著しく低下させるようになった。この為、半導体製
造工程では、半導体基板裏面の異物の付着を防止するた
めに、バックリンスと称する洗浄を行うなどの対策を講
じ、製造装置側では、チャックの形状、材質等を改良し
て、異物が付着するのを防止する方策をとってきたが、
搬送時に半導体基板裏面をハンドリングすることから、
完全な防止策は見つかっていないのが現状である。
【0003】半導体基板の処理で、露光装置のウエハチ
ャックに付着する異物の多くは、半導体基板の裏面に付
着して運ばれた感光剤(フォトレジスト)の一部であ
り、これがチャック上に残り、固まったものであると考
えられる。この他には、装置の置かれている雰囲気中の
浮遊塵埃の体積等も考えられるが、浮遊塵埃の場合は、
洗浄剤や溶剤を無塵紙に浸したもので簡単にふき取るこ
とができる。従って、半導体製造工程で特に問題となる
のは、上述の固形化した感光剤がチャックに付着して、
通常のクリーニング作業では除去できないことである。
このチャックに付着した固形状の異物を除去するために
は、鋭いエッジを有するもので削り取らなければならな
い。しかし、ナイフエッジを有する刃物やヤスリ等を使
用すると、0.1μmオーダーの平面精度を必要とする
ウエハチャックの表面を損傷したり面精度を劣化させる
原因にもなる。このため、ウエハチャックのクリーニン
グでは、ウエハチャックと同程度の面精度を有する平板
に細い溝を複数刻んだ鋭いエッジがたくさんある特殊な
工具を作り、この溝を刻んだ面とクリーニングするチャ
ックの表面を接触させ、こすりあわせてチャック表面に
付着した異物を削り取る方法が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、半導体製造工程
では、定期的(あるいは不定期の場合もあるが)に基板
保持手段(チャック)を装置から取りはずして、この方
法でクリーニング作業を実施しているが、この方法で
は、チャックを着脱する際に、チャックと基板保持手段
(チャック)固定部材の間に異物をはさみ込んだりする
二次的な障害を発生させる危険性が伴うばかりか、装置
の温度安定化等の問題で、一定時間装置を休止しなけれ
ばならない等の問題があった。
【0005】本発明の目的は、この従来技術の問題点に
鑑み、半導体製造装置において、チャック等の基板保持
手段を自動的にクリーニングする機能を、半導体製造装
置がそれ自身で所有している機構および制御装置を利用
して自動的に行わせ、基板保持手段の装置からの脱着を
極力無くし、基板保持手段と基板保持手段固定部材との
間に異物を挟み込んだりする危険性を回避すると共に、
クリーニング作業による装置の休止時間を極力少なくす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明では、半導体基板を搬送し、所定の位置に載置す
るための半導体基板搬送手段、これによって搬送され載
置される半導体基板を吸着し固定する基板保持手段、お
よび、この基板保持手段を所定の位置に移動するXYス
テージを備えた半導体製造装置において、半導体基板搬
送手段は、下面にクリーニング機能が施された前記基板
保持手段のクリーニング用の基板を所定位置に搬送し
て、水平面内で固定し、あるいは前記基板保持手段の表
面と平行になるように固定するものであり、XYステー
ジは、前記半導体基板搬送手段によって固定された前記
クリーニング用基板の下に前記基板保持手段を移動さ
せ、前記基板保持手段の表面と前記クリーニング用基板
の下面とが一定の圧力で接触するように前記基板保持手
段を上下移動させ、そして前記基板保持手段をその表面
が前記クリーニング用基板によってクリーニングされる
ように水平面内あるいは前記基板保持手段の表面と平行
な面内で所定の運動、例えば、揺動運動、ランダムな方
向の往復運動、あるいは連続的な回転揺動運動を行うよ
うに移動させるものであることを特徴とする。
【0007】ここで、半導体基板搬送手段は、前記クリ
ーニング用基板を垂直方向に移動する機構、前記クリー
ニング用基板の下面を垂直方向に一定の接触圧力で前記
基板保持手段の表面に接触させる機構、前記クリーニン
グ用基板の回転を規制する機能等を具備し、前記クリー
ニング用基板の下面と前記基板保持手段の表面との接触
圧力を選択できるようになっているのが好ましい。
【0008】XYステージは、前記基板保持手段を垂直
方向に移動して位置決め可能な機構を有し、前記クリー
ニング用基板下面と前記基板保持手段表面との垂直方向
の接触圧力を選択できるものが好ましい。
【0009】クリーニング用基板は、下面に溝状の凹凸
が形成され、前記半導体基板とほぼ同様の外径を有し、
オリエンテーションフラットあるいはノッチ等の切り欠
きを有しているものや、前記半導体基板と同一の収納容
器に収納されているものを使用することができる。ま
た、クリーニング用基板は、前記半導体基板と異なる位
置に収納されるものであり、半導体基板搬送手段は、そ
の位置から前記クリーニング用基板を所定の位置に自動
的に移動するようにしてもよい。
【0010】さらに、クリーニング用基板は、同一ある
いは効果の異なる複数のものが前記半導体基板と同一の
収納容器、あるいは前記半導体基板と異なる位置に収納
されるものであり、半導体基板搬送手段は、そのうちの
任意の一枚を選択して所定の位置に自動的に移動するよ
うにしてものよい。
【0011】また、前記所定の運動が行なわれるような
前記XYステージの複数の移動パターンをあらかじめ記
憶する手段、およびこの移動パターのうちのいずれかを
選択的に指定する手段を有し、前記基板保持手段を前記
クリーニング用基板によってクリーニングするための一
連の動作を、与えられた指令に基づいて自動的に行うよ
うにしてもよい。さらには、複数の前記クリーニング用
基板のうちの一枚を選択的に指定する手段を有し、これ
ら複数の移動パターンおよび複数の前記クリーニング用
基板を組み合わせた、前記基板保持手段をクリーニング
するための一連の動作シーケンスを、与えられた指令に
基づいて選択的、且つ自動的に行うようにしてものよ
い。
【0012】さらに、前記半導体基板の処理枚数をカウ
ントする機能を有し、前記基板保持手段のクリーニング
のための一連の動作が、あらかじめ指定した処理枚数以
上で且つその処理ロットの終了後、もしくは、次の処理
ロットの開始直前に、自動的に行われるようにしたり、
あるいは、タイマーを有し、あらかじめ設定された日時
に、前記基板保持手段のクリーニングのための一連の動
作が自動的に行われるようにしてもよい。
【0013】
【作用】この構成において、従来、装置が半導体基板搬
送のために有している半導体基板搬送手段を用いて、ク
リーニングを効果的に行うための図2に示すようなクリ
ーニング用基板を半導体基板の処理のための基板保持手
段上に搬送、位置決めし、クリーニング用基板の下面に
クリーニングしようとする基板保持手段の表面を一定の
圧力で密着させ、そして、基板保持手段を搭載した既存
のX及びY方向に移動可能なXYステージを、例えばあ
らかじめプログラムされた所定の運動を行うように移動
させることにより、基板保持手段表面のクリーニングが
効果的に行われる。
【0014】ここで、クリーニング用基板の裏面には、
例えば、図2(a)に示すように、等間隔の直交する溝
が形成されているが、溝の形状としては、この他にも放
射状のもの、同心円状のもの、螺旋状に形成されている
もの、あるいは、それらを組み合わせた形状のもの等、
種々のものが考えられる。クリーニング用基板の溝の断
面は、例えば、図2(b)あるいは(c)に示すような
形状を有し、この断面形状も図示したものの他にも種々
考えられているが、ここでは省略する。
【0015】クリーニング動作の指令は、装置の制御コ
ンソールから、任意の時点でオペレータが行うことがで
き、また、上述のように、あらかじめクリーニングのタ
イミングを設定しておいて、半導体基板の処理が終了し
た時点、一定の枚数の処理が終了した時点、あるいは、
装置が通常の半導体基板を処理をしていない時間帯等に
クリーニング動作を自動的に行わせるような指令であっ
ても良い。
【0016】
【実施例】実施例1 図1は、本発明の第1の実施例に係る半導体製造装置の
半導体基板搬送装置およびウエハステージの構成を示す
斜視図である。この装置は、半導体基板(ウエハ)の搬
送装置と半導体基板にレチクル上の回路パターンを順次
転写するためのウエハステージと呼ばれるX、Y、Z方
向に位置決め可能な機構を利用して、ウエハチャックの
クリーニングを行う機能を備えている。ここでは、かか
るクリーニング機能以外の機能についての説明は省略し
てある。
【0017】通常の露光動作では、ウエハカセットと呼
ばれるウエハ収納容器1から、搬送ハンド2でウエハ3
を取り出し、ウエハ粗位置決めステーション4上の第1
のチャック5上に搬送して載置し、搬送ハンド2を退避
させる。第1のチャック5上のウエハ3は、ウエハ粗位
置決めステーション4上で回転させ、ステーション4に
構成された検出器6で、図3(a)に示すようなオリエ
ンテーションフラットあるいは図3(b)に示すような
ノッチと呼ばれる切り欠きの位置を検出し、向きを所定
の方向に揃える。次に、搬入ハンド7によって、向きを
揃えられたウエハ3を裏面吸着し、搬入ハンド7をアッ
プ・ダウン機構10でアップさせて、第1のチャック5
からウエハ3を取り、水平方向(X、Y)および垂直方
向(Z)に移動可能なウエハステージ8上の第2のチャ
ック9の上に搬送する。次に、搬入ハンド7のウエハの
アップ・ダウン機構10を動作させ、第2のチャック9
の上面より突出したウエハ受け渡しピン11上にウエハ
3を置き、搬入ハンド7を僅かにダウンさせ、ウエハ3
の裏面と搬入ハンド7が接触しないようにし、搬入ハン
ド7を退避させる。この後、第2のチャック9をアップ
させて、ピン11上にあるウエハ3を裏面から吸着し、
ウエハステージ8を移動させ、所定の位置に移動した
後、Z方向のオートフォーカスを行い、露光シーケンス
に入る。露光シーケンスでは、ウエハステージ8を順次
移動させて、ウエハ3の全面を露光を行い、そしてウエ
ハの搬出位置に戻す。
【0018】処理を完了したウエハ3は、搬出位置で第
2のチャック9がダウンすることにより、再び受け渡し
ピン11上に支持される。次に、搬出ハンド12をウエ
ハ3の裏面と第2のチャック9の表面との隙間に挿入
し、搬出ハンド12をアップさせて、ウエハ3を裏面か
ら吸着し、移動させ、ウエハカセット13に収納する。
ここで、図4のように搬入ハンド7と搬出ハンド12が
共通の機構を使用する場合は、ウエハステージ8のウエ
ハ3の搬入位置と搬出位置は同一の位置であっても良
い。また、ウエハカセット13を使用せず、ウエハカセ
ット1の空いている部分に処理の終了したウエハを収納
することもできる。
【0019】以上が、露光装置における通常のウエハ3
の処理シーケンスであるが、この一連の動作を流用し
て、第2のチャック9のクリーニングを行うことができ
る。すなわち、図1において、搬入ハンド7をクリーニ
ング用基板15の上面も吸着できるような構成とし、搬
入ハンド7が移動できる領域にクリーニング用基板15
の収納場所16を設け、搬入ハンド7でクリーニング用
基板15の上面を吸着し、ウエハステージ8上の第2の
チャック9の上に搬送し、その位置で固定する。次に、
第2のチャック9をウエハステージ8によりZ方向にア
ップさせ、クリーニングしようとしている第2のチャッ
ク9の表面をクリーニング用基板15の裏面(下面)に
接触させる。この時、Z方向にアップさせる量により、
押し付け圧力を調整できる。このようにして所定の圧力
で接触させた後、ウエハステージ8を水平方向に揺動運
動、ランダムな方向への往復運動、連続的な回転揺動運
動等、予めプログラムしてある軌跡に従った運動を行う
ように移動させ、クリーニング動作を行わせる。クリー
ニング終了後、第2のチャック9をZ方向にダウンさ
せ、搬入ハンド7によりクリーニング用基板15をクリ
ーニング用基板の収納場所16に戻す。このような一連
のクリーニング動作のシーケンスを用意しておけば、第
2のチャック9のクリーニングを自動的に行うことがで
きる。この場合は、クリーニング用基板15の外径はク
リーニングするチャック9の外径に左右されず、また、
厚さも自由に選択できる利点がある。
【0020】実施例2 図4は本発明の第2の実施例に係る半導体製造装置の半
導体基板搬送装置およびウエハステージの構成を示す斜
視図である。同図に示すように、ウエハの外径にほぼ等
しい形状のチャッククリーニング用基板15を準備し、
ウエハカセット1の一部に収納するようにすれば、同図
に示すように搬入ハンド7と搬出ハンド12が共通の機
構を使用する場合においても、ウエハステージ8のチャ
ッククリーニング用基板15の搬入位置と搬出位置を同
一の位置とし、ウエハカセット1の空いている部分に処
理の終了したチャッククリーニング用基板15を収納す
ることもできる。
【0021】実施例3 図5は本発明の第3の実施例に係る半導体製造装置の半
導体基板搬送装置およびウエハステージの構成を示す斜
視図である。この場合、同図に示すように、搬送ハンド
2および搬入ハンド7を共に、クリーニング用基板15
の上面も吸着可能な構成にし、あらかじめウエハカセッ
ト1の下段にクリーニング用基板15を収納しておき、
通常のウエハ3と同様な経路で、搬送ハンド2によりク
リーニング用基板15の上面を吸着して搬送し、実施例
1と同様な方法でクリーニングを行う。この場合には、
クリーニング用基板15の外径はウエハ3の外径とほぼ
同一となり、厚さもある程度制約されるが、クリーニン
グ用基板15に通常のウエハ3と同様に、図3に示した
ような方向検出用の切り欠きを用意しておけば、粗位置
決めステーション4でクリーニング用基板15の粗位置
決めすることもでき、クリーニングの効果を一定にでき
る利点がある。
【0022】更に、この方法では、効果が異なる複数枚
のクリーニング用基板15をウエハカセット1に収納さ
せておけば、第2のチャック9に付着する異物の種類に
よって、クリーニングに使用する基板を選ぶことも可能
で、実施例1で述べたようなステージの移動軌跡の選択
とあわせて、より効果的にクリーニングを実施すること
ができる。
【0023】実施例4 また、搬入ハンドのアップ・ダウン動作機構10を利用
して、第2のチャック9にクリーニング用基板15を所
定の圧力で接触させることも可能であり、この場合は、
ウエハ受け渡しピン11のクリーニングを行うこともで
き、ウエハの粗位置決めステーション4の第1のチャッ
ク5のクリーニングを行なうこともできる。すなわち、
図4の構成において、搬入ハンド7でクリーニング用基
板15をウエハカセット1より取り出し、ウエハ粗位置
決めステーション4上の第1のチャック5上に移動し、
搬入ハンド7のアップ・ダウン機構10で第1のチャッ
ク5表面に、クリーニング基板15の裏面を一定圧力で
接触させ、ウエハ粗位置決めステーションのX、Y移動
およびチャック回転機構をそれぞれランダムに動作させ
れば、第1のチャック5のクリーニングが可能となる。
また、第2のチャック9をクリーニングするには、搬入
ハンド7で、クリーニング用基板15をウエハステージ
8上のウエハ受け渡しピン11上に移動し、ハンドのア
ップ・ダウン機構10でウエハ受け渡しピン11にクリ
ーニング用基板15の裏面を一定圧力で接触させ、実施
例1で説明したように、ウエハステージ8をランダムに
移動させれば良い。
【0024】実施例5 図6は本発明の第5の実施例に係る半導体製造装置の半
導体基板搬送装置およびウエハステージの構成を示す斜
視図である。同図に示すように、効果が異なる複数枚の
クリーニング用基板15をクリーニング基板収納カセッ
ト17に収納させておけば、第2のチャック9に付着す
る異物の種類によって、クリーニングに使用する基板を
選ぶことも可能であり、実施例1で述べたようなステー
ジの移動軌跡の選択とあわせて、より効果的にクリーニ
ングを実施できることを示した例である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本来半導体製造装置が有している各種機能を応用して、
基板保持手段のクリーニングを行うことができ、基板保
持手段そのものを人間が触れることもないので、コンタ
ミネーションの問題を回避できるのみならず装置の温度
安定化に要する時間ロスもなくなる。更に、クリーニン
グ動作自体をあらかじめ各種プログラミングでき、複数
の駆動シーケンス、複数のクリーニング用基板を選択
し、これらを組み合わせて使用できる等、効果的なクリ
ーニングが行える等の利点もある。また、基板の処理枚
数でクリーニングのインターバルを設定したり、タイマ
ーに基き装置の休止時にクリーニング動作を行うことも
可能で、計画的な装置の保守ができる等の利点もある。
また、自動的にクリーニングするようにすることで、作
業を忘れるようなこともなくなり、人的ミスによる半導
体製品の不良も減少する。これらの効果に加えて、上述
の機能を別の独立した基板保持手段クリーニング機構で
実施しようとする場合には、この独立した基板保持手段
クリーニング機構を設置するスペースを確保しなければ
ならず、半導体製造装置の設置面積が増加することにな
り、クリーンルームに設置できる装置の台数が制限され
ることになるが、上述実施例で説明したように、本発明
では、半導体製造装置に具備されている機構に対して付
加的に別の機能を持たせるように構成しているため、装
置の設置面積が増加することがないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る半導体製造装置
の半導体基板搬送装置およびウエハステージの構成を示
す斜視図である。
【図2】 図1の装置に適用されるチャッククリーニン
グ用基板の裏面の溝の形状の一例を示す斜視図、および
断面図である。
【図3】 半導体基板の向きを識別するためのオリエン
テーションフラットと呼ばれる切り欠き、およびノッチ
と呼ばれる切り欠きの斜視図である。
【図4】 本発明の第2の実施例に係る半導体製造装置
の半導体基板搬送装置およびウエハステージの構成を示
す斜視図である。
【図5】 本発明の第3の実施例に係る半導体製造装置
の半導体基板搬送装置およびウエハステージの構成を示
す斜視図である。
【図6】 本発明の第5の実施例に係る半導体製造装置
の半導体基板搬送装置およびウエハステージの構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1;ウエハカセット、2;搬送ハンド、3;ウエハ、
4;ウエハ粗位置決めステーション、5;第1のチャッ
ク、6;検出器、7;搬入ハンド、8;ウエハステー
ジ、9;第2のチャック、10;搬入ハンドのアップ−
ダウン機構、11;ウエハ受け渡しピン、12;搬出ハ
ンド、13;ウエハカセット、14;搬出ハンドのアッ
プ−ダウン機構、15;クリーニング用基板、16;ク
リーニング用基板の収納場所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 N 7352−4M H01L 21/30 503 G

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を搬送し、所定の位置に載置
    するための半導体基板搬送手段、これによって搬送され
    載置される半導体基板を吸着し固定する基板保持手段、
    および、この基板保持手段を所定の位置に移動するXY
    ステージを備えた半導体製造装置において、半導体基板
    搬送手段は、下面にクリーニング機能が施された前記基
    板保持手段のクリーニング用の基板を所定位置に搬送し
    て、水平面内で固定し、あるいは前記基板保持手段の表
    面と平行になるように固定するものであり、XYステー
    ジは、前記半導体基板搬送手段によって固定された前記
    クリーニング用基板の下に前記基板保持手段を移動さ
    せ、前記基板保持手段の表面と前記クリーニング用基板
    の下面とが一定の圧力で接触するように前記基板保持手
    段を上下移動させ、そして前記基板保持手段をその表面
    が前記クリーニング用基板によってクリーニングされる
    ように水平面内あるいは前記基板保持手段の表面と平行
    な面内で所定の運動を行うように移動させるものである
    ことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板搬送手段は、前記クリーニン
    グ用基板を垂直方向に移動する機構を具備していること
    を特徴とする請求項1記載の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板搬送手段は、前記クリーニン
    グ用基板の下面を垂直方向に一定の接触圧力で前記基板
    保持手段の表面に接触させる機構を具備していることを
    特徴とする請求項2記載の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板搬送手段は、前記クリーニン
    グ用基板の下面と前記基板保持手段の表面との接触圧力
    を選択できるようになっていることを特徴とする請求項
    2記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板搬送手段は、前記クリーニン
    グ用基板の回転を規制する機能を有していることを特徴
    とする請求項1または2記載の半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 XYステージは、前記基板保持手段を垂
    直方向に移動して位置決め可能な機構を有し、前記クリ
    ーニング用基板下面と前記基板保持手段表面との垂直方
    向の接触圧力を選択できるものであることを特徴とする
    請求項1記載の半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 クリーニング用基板は、下面に溝状の凹
    凸が形成され、前記半導体基板とほぼ同様の外径を有
    し、オリエンテーションフラットあるいはノッチ等の切
    り欠きを有していることを特徴とする請求項1または2
    記載の半導体製造装置。
  8. 【請求項8】 クリーニング用基板は、前記半導体基板
    と同一の収納容器に収納されていることを特徴とする請
    求項7記載の半導体製造装置。
  9. 【請求項9】 クリーニング用基板は、前記半導体基板
    と異なる位置に収納されるものであり、半導体基板搬送
    手段は、その位置から前記クリーニング用基板を所定の
    位置に自動的に移動するものであることを特徴とする請
    求項1または2記載の半導体製造装置。
  10. 【請求項10】 クリーニング用基板は、複数の同一の
    ものが前記半導体基板と同一の収納容器、あるいは前記
    半導体基板と異なる位置に収納されるものであり、半導
    体基板搬送手段は、そのうちの任意の一枚を選択して所
    定の位置に自動的に移動するものであることを特徴とす
    る請求項1または2記載の半導体製造装置。
  11. 【請求項11】 クリーニグ用基板は、効果の異なる複
    数のものが前記半導体基板と同一の収納容器、あるいは
    前記半導体基板と異なる位置に収納されるものであり、
    半導体基板搬送手段は、そのうちの任意の一枚を選択し
    て所定の位置に自動的に移動するものであることを特徴
    とする請求項1または2記載の半導体製造装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の運動が行なわれるような前
    記XYステージの複数の移動パターンをあらかじめ記憶
    する手段、およびこの移動パターのうちのいずれかを選
    択的に指定する手段を有し、前記基板保持手段を前記ク
    リーニング用基板によってクリーニングするための一連
    の動作を、与えられた指令に基づいて自動的に行うよう
    にしたことを特徴とする請求項1または2記載の半導体
    製造装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の運動が行なわれるような前
    記XYステージの複数の移動パターンをあらかじめ記憶
    する手段、および複数の前記クリーニング用基板のうち
    の一枚を選択的に指定する手段を有し、これら複数の移
    動パターンおよび複数の前記クリーニング用基板を組み
    合わせた、前記基板保持手段をクリーニングするための
    一連の動作シーケンスを、与えられた指令に基づいて選
    択的、且つ自動的に行うようにしたことを特徴とする請
    求項1または2記載の半導体製造装置。
  14. 【請求項14】 前記半導体基板の処理枚数をカウント
    する機能を有し、前記基板保持手段のクリーニングのた
    めの一連の動作が、あらかじめ指定した処理枚数以上
    で、且つその処理ロットの終了後、もしくは、次の処理
    ロットの開始直前に、自動的に行われるようにしたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の半導体製造装置。
  15. 【請求項15】 タイマーを有し、あらかじめ設定され
    た日時に、前記基板保持手段のクリーニングのための一
    連の動作が自動的に行われるようにしたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の半導体製造装置。
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