JPH09266026A - ハーネス仮止め装置 - Google Patents
ハーネス仮止め装置Info
- Publication number
- JPH09266026A JPH09266026A JP9901596A JP9901596A JPH09266026A JP H09266026 A JPH09266026 A JP H09266026A JP 9901596 A JP9901596 A JP 9901596A JP 9901596 A JP9901596 A JP 9901596A JP H09266026 A JPH09266026 A JP H09266026A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- terminal
- groove
- support
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハーネスをターミナルに溶着する前にターミ
ナル支持体に形成したハーネス支持体によってハーネス
を仮止めすることにより、組立工数や治具を削減する。 【解決手段】 ターミナル支持体に一体形成したハーネ
ス支持体８は、ハーネス７の直径長ｄよりも短かい幅長
Ｗで前記ハーネス７の半径長ｄ／２よりも深い深さＤの
溝８１を有する。ハーネス７の導電線７１をターミナル
に溶着する前に、溝８１にハーネス７を圧入して仮止め
する。
ナル支持体に形成したハーネス支持体によってハーネス
を仮止めすることにより、組立工数や治具を削減する。 【解決手段】 ターミナル支持体に一体形成したハーネ
ス支持体８は、ハーネス７の直径長ｄよりも短かい幅長
Ｗで前記ハーネス７の半径長ｄ／２よりも深い深さＤの
溝８１を有する。ハーネス７の導電線７１をターミナル
に溶着する前に、溝８１にハーネス７を圧入して仮止め
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハーネスをター
ミナルに溶着する場合に、溶着に先だってハーネスを仮
止めする技術に関する。
ミナルに溶着する場合に、溶着に先だってハーネスを仮
止めする技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術として、例えば実開昭６４−２
１９８８号公報に示す技術では、フラットケーブルの端
部から導出された各導体を直線状のジョイントバー（タ
ーミナル）を介して各リード線（ハーネス）の導体に超
音波溶着等にて接続していた。
１９８８号公報に示す技術では、フラットケーブルの端
部から導出された各導体を直線状のジョイントバー（タ
ーミナル）を介して各リード線（ハーネス）の導体に超
音波溶着等にて接続していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
ハーネスを１本ずつ押さえながらターミナルに接続する
とか、複数のハーネスを治具等を用いて一度に押さえて
ターミナルに接続するようにしていた為、組立工数が多
く掛かり、また治具等も必要であった。
ハーネスを１本ずつ押さえながらターミナルに接続する
とか、複数のハーネスを治具等を用いて一度に押さえて
ターミナルに接続するようにしていた為、組立工数が多
く掛かり、また治具等も必要であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記した課
題を解決するものであり、ハーネスをターミナルに溶着
する前にターミナル支持体に形成したハーネス支持体に
よってハーネスを仮止めすることにより、組立工数や治
具を削減することを目的とする。
題を解決するものであり、ハーネスをターミナルに溶着
する前にターミナル支持体に形成したハーネス支持体に
よってハーネスを仮止めすることにより、組立工数や治
具を削減することを目的とする。
【０００５】上記課題を解決するために、まず請求項１
記載の発明は、ハーネスの導電線を溶着する導電性材料
から成るターミナルと、該ターミナルを支持する絶縁性
材料から成るターミナル支持体と、該ターミナル支持体
に形成しかつ前記ハーネスを支持するハーネス支持体と
を備えたものにおいて、前記ハーネス支持体が、前記ハ
ーネスの直径長よりも短かい幅長で前記ハーネスの半径
長よりも深い深さの溝を有し、該溝に前記ハーネスを圧
入したハーネス仮止め装置を提供する。
記載の発明は、ハーネスの導電線を溶着する導電性材料
から成るターミナルと、該ターミナルを支持する絶縁性
材料から成るターミナル支持体と、該ターミナル支持体
に形成しかつ前記ハーネスを支持するハーネス支持体と
を備えたものにおいて、前記ハーネス支持体が、前記ハ
ーネスの直径長よりも短かい幅長で前記ハーネスの半径
長よりも深い深さの溝を有し、該溝に前記ハーネスを圧
入したハーネス仮止め装置を提供する。
【０００６】また請求項２記載の発明は、前記ハーネス
の導電線をターミナルに超音波溶着したハーネス仮止め
装置を提供する。
の導電線をターミナルに超音波溶着したハーネス仮止め
装置を提供する。
【０００７】また請求項３記載の発明は、一定間隔で配
列した複数の溝を前記ハーネス支持体が有したハーネス
仮止め装置を提供する。
列した複数の溝を前記ハーネス支持体が有したハーネス
仮止め装置を提供する。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１〜図４は、この発明の実施形
態として、自動車エアバッグシステムの回転コネクタに
使用したハーネス仮止め装置を示したものである。同図
において、１はコンビネーションスイッチ（図示せず）
に固定するステータハウジングである。該ステータハウ
ジング１にはロータハウジング２を回転自在に装着して
いる。そして該ロータハウジング２は、連結ピン６によ
ってステアリングハンドル（図示せず）に連結してい
る。
態として、自動車エアバッグシステムの回転コネクタに
使用したハーネス仮止め装置を示したものである。同図
において、１はコンビネーションスイッチ（図示せず）
に固定するステータハウジングである。該ステータハウ
ジング１にはロータハウジング２を回転自在に装着して
いる。そして該ロータハウジング２は、連結ピン６によ
ってステアリングハンドル（図示せず）に連結してい
る。
【０００９】上記ステータハウジング１とロータハウジ
ング２は、その内部にドーナツ状の収納室を形成してお
り、該収納室の内部に柔軟ケーブル３を渦巻き状に巻い
て収納しており、柔軟ケーブル３の一端をステータハウ
ジング１側のターミナル（図示せず）に接続するととも
に、他端をロータハウジング２側のターミナル４に接続
している。該柔軟ケーブル３は、帯状の導電線３１をポ
リエチレンテレフタレート樹脂等から成る樹脂フィルム
３２にラミネートしたものである。
ング２は、その内部にドーナツ状の収納室を形成してお
り、該収納室の内部に柔軟ケーブル３を渦巻き状に巻い
て収納しており、柔軟ケーブル３の一端をステータハウ
ジング１側のターミナル（図示せず）に接続するととも
に、他端をロータハウジング２側のターミナル４に接続
している。該柔軟ケーブル３は、帯状の導電線３１をポ
リエチレンテレフタレート樹脂等から成る樹脂フィルム
３２にラミネートしたものである。
【００１０】前記ターミナル４は、金属板をプレス加工
したものであり、合成樹脂製のターミナル支持体５にイ
ンサート成形している。該ターミナル４は、ハーネス７
と前記した柔軟ケーブル３とを接続するものであり、一
端に柔軟ケーブル３の導電線３１を、他端にハーネス７
の導電線７１をそれぞれ超音波溶着している。
したものであり、合成樹脂製のターミナル支持体５にイ
ンサート成形している。該ターミナル４は、ハーネス７
と前記した柔軟ケーブル３とを接続するものであり、一
端に柔軟ケーブル３の導電線３１を、他端にハーネス７
の導電線７１をそれぞれ超音波溶着している。
【００１１】前記ターミナル支持体５にはハーネス支持
体８を一体形成している。ハーネス支持体８は、図３に
示すごとくハーネス７の直径長ｄよりも短かい幅長Ｗで
前記ハーネス７の半径長ｄ／２よりも深い深さＤの溝８
１を一定間隔で配列して有しており、上記のごとくハー
ネス７の導電線７１をターミナル４に超音波溶着する前
に、予じめハーネス７を該溝８１に圧入して仮止めする
ことができる。
体８を一体形成している。ハーネス支持体８は、図３に
示すごとくハーネス７の直径長ｄよりも短かい幅長Ｗで
前記ハーネス７の半径長ｄ／２よりも深い深さＤの溝８
１を一定間隔で配列して有しており、上記のごとくハー
ネス７の導電線７１をターミナル４に超音波溶着する前
に、予じめハーネス７を該溝８１に圧入して仮止めする
ことができる。
【００１２】ハーネス７が溝８１に仮止めされるには、
ハーネス７の直径長ｄと、溝８１の幅長Ｗ及び深さＤと
の関係が上記のように成っていることが必要であるが、
これを具体的に数値で例示すると次のようになる。例え
ばハーネス７の直径長ｄが１．６［ｍｍ］である場合、
溝８１の幅長Ｗを１．５［ｍｍ］に設定し、深さＤを
１．０〜２．３［ｍｍ］程度にそれぞれ設定すれば、ハ
ーネス７は溝８１に仮止めすることができる。ちなみ
に、該ハーネス７は複数の細線から成る導電線７１の表
面を絶縁体７２で被覆したものであり、主として該絶縁
体７２が変形することによってハーネス７がハーネス支
持体８の溝８１に圧入される。
ハーネス７の直径長ｄと、溝８１の幅長Ｗ及び深さＤと
の関係が上記のように成っていることが必要であるが、
これを具体的に数値で例示すると次のようになる。例え
ばハーネス７の直径長ｄが１．６［ｍｍ］である場合、
溝８１の幅長Ｗを１．５［ｍｍ］に設定し、深さＤを
１．０〜２．３［ｍｍ］程度にそれぞれ設定すれば、ハ
ーネス７は溝８１に仮止めすることができる。ちなみ
に、該ハーネス７は複数の細線から成る導電線７１の表
面を絶縁体７２で被覆したものであり、主として該絶縁
体７２が変形することによってハーネス７がハーネス支
持体８の溝８１に圧入される。
【００１３】上記回転コネクタのハーネス７は、ステア
リングハンドル側のコネクタ（図示せず）に接続し、車
体側のコントローラ（図示せず）からの電気信号をステ
アリングハンドルに内蔵したエアバッグのインフレータ
に伝達する。そして、自動車が衝突事故を発生したと
き、インフレータを点火してエアバッグを膨張させる。
リングハンドル側のコネクタ（図示せず）に接続し、車
体側のコントローラ（図示せず）からの電気信号をステ
アリングハンドルに内蔵したエアバッグのインフレータ
に伝達する。そして、自動車が衝突事故を発生したと
き、インフレータを点火してエアバッグを膨張させる。
【００１４】
【発明の効果】この発明は、上述の構成作用を有するの
で、ハーネスをターミナルに溶着する前にターミナル支
持体に形成したハーネス支持体によってハーネスを仮止
めすることができ、これによって組立工数や治具を削減
することができる効果が有る。
で、ハーネスをターミナルに溶着する前にターミナル支
持体に形成したハーネス支持体によってハーネスを仮止
めすることができ、これによって組立工数や治具を削減
することができる効果が有る。
【図１】この発明の実施形態を示す平面図である。
【図２】図１に示す矢視Ａ方向からの側面図である。
【図３】図２に示す矢視Ｂ−Ｂ線方向の断面図である。
【図４】図１に示したものを内蔵した回転コネクタの斜
視図である。
視図である。
１ ステータハウジング ２ ロータハウジング ３ 柔軟ケーブル ４ ターミナル ５ ターミナル支持体 ６ 連結ピン ７ ハーネス ８ ハーネス支持体 ３１ 導電線 ３２ 樹脂フィルム ７１ 導電線 ７２ 絶縁体 ８１ 溝
Claims (3)
- 【請求項１】 ハーネス（７）の導電線（７１）を溶着
する導電性材料から成るターミナル（４）と、該ターミ
ナル（４）を支持する絶縁性材料から成るターミナル支
持体（５）と、該ターミナル支持体（５）に形成しかつ
前記ハーネス（７）を支持するハーネス支持体（８）と
を備えたものにおいて、前記ハーネス支持体（８）が、
前記ハーネス（７）の直径長（ｄ）よりも短かい幅長
（Ｗ）でかつ前記ハーネス（７）の半径長（ｄ／２）よ
りも深い深さ（Ｄ）の溝（８１）を有し、該溝（８１）
に前記ハーネス（７）を圧入したハーネス仮止め装置。 - 【請求項２】 前記請求項１記載の発明において、前記
ハーネス（７）の導電線（７１）をターミナル（４）に
超音波溶着したハーネス仮止め装置。 - 【請求項３】 前記請求項１又は２記載の発明におい
て、 一定間隔で配列した複数の溝（８１）を前記ハーネス支
持体（８）が有したハーネス仮止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9901596A JPH09266026A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | ハーネス仮止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9901596A JPH09266026A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | ハーネス仮止め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09266026A true JPH09266026A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=14235323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9901596A Pending JPH09266026A (ja) | 1996-03-28 | 1996-03-28 | ハーネス仮止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09266026A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100432000B1 (ko) * | 2001-10-10 | 2004-05-17 | 박종윤 | 배선 정리기 |
-
1996
- 1996-03-28 JP JP9901596A patent/JPH09266026A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100432000B1 (ko) * | 2001-10-10 | 2004-05-17 | 박종윤 | 배선 정리기 |
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