JPH09265438A - ファイル転送装置及び方法 - Google Patents

ファイル転送装置及び方法

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JPH09265438A
JPH09265438A JP8076013A JP7601396A JPH09265438A JP H09265438 A JPH09265438 A JP H09265438A JP 8076013 A JP8076013 A JP 8076013A JP 7601396 A JP7601396 A JP 7601396A JP H09265438 A JPH09265438 A JP H09265438A
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敏昭 藤田
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寿典 松沢
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肇 高塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、障害発生後の立ち上がり時点におい
て、アプリケーション側と相手側ファイル転送装置との
間での状態の不一致の発生を防止することを目的として
いる。 【解決手段】ファイル転送装置において、ファイル転送
制御ミドルウェアからアプリケーションプログラムへの
ファイル転送完了通知後、アプリケーションプログラム
からファイル転送制御ミドルウェアへのトランザクショ
ン境界指示が発行される前に、システムダウン等の障害
が発生した場合に、障害復旧後、当該ファイル転送完了
を再度通知するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペレータもしく
は上位装置からの依頼により、通信回線を介して接続さ
れた相手側の装置等の間で、FTAMやFTP等のファ
イル転送プロトコルに規定されたファイル転送を実現す
るファイル転送装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に従来のファイル転送装置において
は、前記ファイル転送制御ミドルウェアから前記アプリ
ケーションプログラムへのファイル転送完了通知は、前
記アプリケーションプログラムから前記ファイル転送制
御ミドルウェアへのトランザクション境界指示とは連携
していない。
【0003】また、前記ファイル転送プロトコル処理部
から前記ファイル転送制御ミドルウェアへのファイル転
送完了通知は、ファイル転送プロトコル対応に規定され
た一連の転送シーケンスが完了した契機で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5は従来方式の問題
点1を説明する説明図であり、AP(アプリケーション
プログラム)、ミドルウェア、ファイル転送プロトコル
処理部、相手側ファイル転送装置の間での送受状態を表
している。 (1) アプリケーションプログラムがファイル転送開始依
頼を行う。 (2) ミドルウェアはファイル転送用パス設立要求を行
う。 (3) ファイル転送プロトコル処理部はパス設立要求を行
う。 (4) 相手側ファイル転送装置はパス設立肯定応答を行
う。 (5) ファイル転送プロトコル処理部はファイル転送用パ
ス設立完了通知を行う。 (6) ミドルウェアはファイル転送依頼を行う。 (7) ファイル転送プロトコル処理部は相手ファイルオー
プン要求を行う。 (8) 相手側ファイル転送装置は相手ファイルオープン肯
定応答を行う。 (9) ファイル転送プロトコル処理部と相手側ファイル転
送装置との間でファイル実体の転送処理が行われる。 (10)ファイル転送プロトコル処理部は、ミドルウェアに
対してファイル転送完了通知を行うと共に、相手側ファ
イル転送装置に対して相手ファイルクローズ要求を行
う。 (11)ミドルウェアは、ファイル転送完了通知を受けてタ
イマを起動し、あわせてファイル転送完了通知を行う。 (12)相手ファイルクローズ要求を受けた相手側ファイル
転送装置は相手ファイルクローズ肯定応答を行う。 (13)ミドルウェアは、タイマによる遅延をへて、ファイ
ル転送用パス解放要求を行う。 (14)ファイル転送プロトコル処理部はパス解放要求を行
う。 (15)相手側ファイル転送装置はパス解放肯定応答を行
う。 (16)アプリケーションプログラムが、ファイル転送完了
通知を受けた後に、当該ファイル転送完了に関連する処
理を行う以前に、システムダウンが生じた。そして再立
ち上げが行われた。 (17)この状態のとき、アプリケーションプログラムはフ
ァイル転送が未実施状態となっており、相手側ファイル
転送装置はファイル転送完了状態となっており、『状態
の不一致』が生じている。
【0005】図6は従来方式の問題点2を説明する図で
ある。図5と相違する点は、最後の所で、ファイル転送
プロトコル処理部が『(早すぎる)パス解放要求』を発
した点である。このために『状態の不一致』が生じてい
る。
【0006】図7は従来方式の問題点3を説明する図で
ある。図5と相違する点は、最後の所で、ファイル転送
完了通知を返却する以前にシステムダウンが生じた。こ
の結果『状態の不一致』が生じている。
【0007】前述の、ファイル転送完了通知がトランザ
クション境界指示とは連携していないファイル転送装置
においては、図5に示すように、前記ファイル転送制御
ミドルウェアから前記アプリケーションプログラムへの
ファイル転送完了通知後、前記アプリケーションプログ
ラムが、オペレータもしくは上位装置へのファイル転送
終了通知等の処理を完了する以前に障害が発生しホスト
ダウンした場合には、ファイル転送が正常に終了したと
いう情報が消失されるため、相手装置との間でファイル
転送状態の不一致が発生し、未転送完了ファイルの誤消
去等の障害を引き起こすという重大な問題が存在してし
まう。
【0008】また前述の、ファイル転送完了通知がファ
イル転送プロトコル対応に規定された一連の転送シーケ
ンスが完了した契機で行われるファイル転送装置におい
ては、図7に示すように、当該ファイル転送に関する完
了通知を、障害発生直前の状態に復旧する機能を保有す
るファイル転送制御ミドルウェアが受領する以前に障害
が発生しホストダウンした場合にも、上記と同様の重大
な問題が存在してしまう。さらには後者の問題を解決す
るために、ファイル転送完了通知を早める手段のみを保
有した場合には図6に示すように、パス解放要求が不当
に早く送信されてしまうため、タイミングによっては相
手装置側でファイル転送が強制的に中断されたものと判
断されることによりファイル転送状態の不一致が発生
し、不要な再送が行われるという問題が存在することに
なる。
【0009】本発明は、障害発生後の立ち上がり時点に
おいて、アプリケーション側と相手側ファイル転送装置
との間での状態の不一致の発生を防止することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の高信頼ファイル
転送装置は、ファイル転送プロトコル対応の通信制御機
能を保有するファイル転送プロトコル処理部、オペレー
タもしくは上位装置からのファイル転送依頼の受け付け
機能、転送ファイルの加工/形式変換機能、並びに転送
終了時の通知機能を保有するアプリケーションプログラ
ム、アプリケーションプログラムからの指示によるファ
イル転送プロトコル処理部の駆動機能、ファイル転送プ
ロトコル処理部からの通知によるアプリケーションプロ
グラムの起動機能、及び自身及びアプリケーションプロ
グラムの処理履歴を、アプリケーションプログラムから
のトランザクション境界指示に同期してログファイルに
格納し、障害復旧時には前記ログファイルの内容によ
り、自身を障害発生直前の状態へ、また前記アプリケー
ションプログラムを障害発生直前のトランザクション境
界状態に復旧する機能を保有するファイル転送制御ミド
ルウェアを具備するファイル転送装置において、前記フ
ァイル転送制御ミドルウェアに、前記アプリケーション
プログラムへのファイル転送完了通知後、前記アプリケ
ーションプログラムからのトランザクション境界指示を
受領した時点で、当該ファイル転送に関する処理が完了
したことを認識する手段と、前記ファイル転送制御ミド
ルウェアに、システムダウンを含む障害及び障害の復旧
を認識する手段と、前記ファイル転送制御ミドルウェア
に、前記アプリケーションプログラムへのファイル転送
完了通知後、前記アプリケーションプログラムからのト
ランザクション境界指示を受領する前に、障害を認識し
た場合に、障害復旧後、当該ファイル転送完了を再度通
知する手段と、前記ファイル転送プロトコル処理部に、
前記ファイル転送制御ミドルウェアへのファイル転送完
了通知を、ファイル転送プロトコル対応に規定された一
連の転送シーケンスの完了を待つことなく、ファイル実
体の転送処理が完了した契機で行う手段と、前記ファイ
ル転送制御ミドルウェアに、前記ファイル転送プロトコ
ル処理部からのファイル転送完了通知受領後に、前記フ
ァイル転送プロトコル処理部へのパス解放要求を、プロ
トコル対応に規定された一連の転送シーケンスの完了ま
で保留する手段、もしくは前記ファイル転送プロトコル
処理部に、受領したパス解放要求に対する処理を、プロ
トコル対応に規定された一連の転送シーケンスの完了ま
で保留する手段とを有する。
【0011】本発明の高信頼ファイル転送装置は、前記
ファイル転送制御ミドルウェアから前記アプリケーショ
ンプログラムへのファイル転送完了通知後、前記アプリ
ケーションプログラムから前記ファイル転送制御ミドル
ウェアへのトランザクション境界指示が発行される前
に、システムダウン等の障害が発生した場合に、障害復
旧後、当該ファイル転送完了を再度通知することによ
り、前記ファイル転送制御ミドルウェアがファイル転送
完了通知を受領した後の相手ファイル転送装置との状態
の不一致の回避、前記ファイル転送プロトコル処理部か
らの前記ファイル転送制御ミドルウェアへのファイル転
送(受信)完了通知を、ファイル転送プロトコル対応に
規定された一連の転送シーケンスの完了を待つことな
く、ファイル実体の転送処理が完了した契機で行うこと
により、相手ファイル転送装置との状態の不一致に起因
する未転送ファイルの誤消去の回避、さらには、前記フ
ァイル転送制御ミドルウェアに、パス解放要求を、プロ
トコル対応に規定された一連の転送シーケンスの完了ま
で保留させる、もしくは前記ファイル転送プロトコル処
理部に、受領したパス解放要求に対する処理を、プロト
コル対応に規定された一連の転送シーケンスの完了まで
保留させることによる不正な契機でのパス切断の回避を
実現する。
【0012】また、本発明のファイル転送方法は、ファ
イル転送プロトコル対応の通信制御機能を保有するファ
イル転送プロトコル処理部と、オペレータもしくは上位
装置からのファイル転送依頼の受け付け機能、転送ファ
イルの加工/形式変換機能、並びに転送終了時の通知機
能を保有するアプリケーションプログラムと、アプリケ
ーションプログラムからの指示によるファイル転送プロ
トコル処理部の駆動機能、ファイル転送プロトコル処理
部からの通知によるアプリケーションプログラムの起動
機能、及び自身及びアプリケーションプログラムの処理
履歴を、アプリケーションプログラムからのトランザク
ション境界指示に同期してログファイルに格納し、障害
復旧時には前記ログファイルの内容により、自身を障害
発生直前の状態へ、また前記アプリケーションプログラ
ムを障害発生直前のトランザクション境界状態に復旧す
る機能を保有するファイル転送制御ミドルウェアとから
構成されるファイル転送システムのファイル転送方法に
おいて、前記ファイル転送制御ミドルウェアに、前記ア
プリケーションプログラムへのファイル転送完了通知
後、前記アプリケーションプログラムからのトランザク
ション境界指示を受領した時点で、当該ファイル転送に
関する処理が完了したことを認識する工程と、前記ファ
イル転送制御ミドルウェアに、システムダウンを含む障
害及び障害の復旧を認識する工程と、前記ファイル転送
制御ミドルウェアに、前記アプリケーションプログラム
へのファイル転送完了通知後、前記アプリケーションプ
ログラムからのトランザクション境界指示を受領する前
に、障害を認識した場合に、障害復旧後、当該ファイル
転送完了を再度通知する工程と、前記ファイル転送プロ
トコル処理部に、前記ファイル転送制御ミドルウェアへ
のファイル転送完了通知を、ファイル転送プロトコル対
応に規定された一連の転送シーケンスの完了を待つこと
なく、ファイル実体の転送処理が完了した契機で行う工
程と、前記ファイル転送制御ミドルウェアに、前記ファ
イル転送プロトコル処理部からのファイル転送完了通知
受領後に、前記ファイル転送プロトコル処理部へのパス
解放要求を、プロトコル対応に規定された一連の転送シ
ーケンスの完了まで保留する手段、もしくは前記ファイ
ル転送プロトコル処理部に、受領したパス解放要求に対
する処理を、プロトコル対応に規定された一連の転送シ
ーケンスの完了まで保留する工程とを有するファイル転
送方法によって実現される。
【0013】
【実施例】以下、図面と共に本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の構成図を示す。図中の符号1はファ
イル転送装置、2は通信回線、3は他のファイル転送装
置、4はアプリケーションプログラム、5はファイル転
送制御ミドルウェア、6はログファイル、7A,7B,
・・・7Nは夫々ファイル転送プロトコル処理部を表し
ている。
【0014】本発明のファイル転送装置は,ファイル転
送プロトコル(A,B,・・・N)対応の通信制御機能
を有するファイル転送プロトコル処理部7A,7B,・
・・7Nと、オペレータもしくは上位装置からのファイ
ル転送依頼の受け付け機能、転送ファイルの加工/形式
変換機能、並びに転送終了時の通知機能を保有するアプ
リケーションプログラム4と、アプリケーションプログ
ラムからの指示によるファイル転送プロトコル処理部の
駆動機能、ファイル転送プロトコル処理部からの通知に
よるアプリケーションプログラムの起動機能、および自
身及びアプリケーションプログラムの処理履歴をアプリ
ケーションプログラムからのトランザクション境界指示
に同期してログファイル6に格納し、障害復旧時には前
記ログファイルの内容により自身を障害発生直前の状態
へ、また前記アプリケーションプログラムを障害発生直
前のトランザクション境界状態に復旧する機能を保有す
るファイル転送制御ミドルウェア5により構成される。
【0015】また図2は起動側正常時のファイル転送フ
ロー、図3は応答側正常時のファイル転送フロー、図4
はシステムダウン時のファイル転送フローを表してい
る。 (1)起動側のファイル転送(正常時)───図2参
照。
【0016】STEP1:アプリケーションプログラム(以
下AP)は、ファイル転送制御ミドルウェア(以下ミド
ルウェア)にファイル転送開始を依頼する。 STEP2:APはミドルウェアに対してトランザクション
境界(終了)指定を発行、当該指示を受領したミドルウ
ェアは、APからファイル転送を依頼されたことをログ
ファイルに記録する。
【0017】STEP3:ミドルウェアはAPからの依頼に
合致したプロトコル種別のファイル転送プロトコル処理
部(以下プロトコル処理部)にファイル転送を依頼す
る。 STEP4:プロトコル処理部はファイル転送を行うための
相手ファイルのオープン処理、ファイル実体の転送処理
を行う。
【0018】STEP5:プロトコル処理部はファイル実体
の転送処理完了直後にミドルウェアにファイル転送完了
を通知、その後相手ファイルのクローズ処理を行う。 STEP6:STEP5でのファイル転送完了を受領したミドル
ウェアは、転送が完了した状態であることをログファイ
ルに記録し、APへのファイル転送完了の通知処理、パ
ス解放要求を発行する契機をつかむためのタイマの起動
処理を実施する。
【0019】STEP7:STEP6でのタイマタイムアウト
後、ミドルウェアはプロトコル処理部を駆動してパス解
放処理を実施する。 STEP8:APはSTEP6での完了通知に対応する処理を完
了後、ミドルウェアにトランザクション境界(終了)指
定を発行する。
【0020】STEP9:トランザクション境界(終了)指
定を受領したミドルウェアは、APから依頼されたファ
イル転送の一連の処理が完了したことをログファイルに
記録する。
【0021】(2)応答側のファイル転送(正常時)─
──図3参照。 STEP1:プロトコル処理部が相手側からの起動により、
パス設立、ファイルオープン、ファイル実体の転送処理
を実施する。
【0022】STEP2:プロトコル処理部はファイル実体
の転送処理完了直後にミドルウェアに応答側ファイル転
送完了を通知、その後ファイルのクローズ処理、パス解
放処理を行う。
【0023】STEP3:STEP2でのファイル転送完了を受
領したミドルウェアは、応答側ファイル転送が完了した
状態であることをログファイルに記録し、APへのファ
イル転送完了の通知処理を実施する。
【0024】STEP4:APはSTEP3での完了通知に対応
する処理を完了後、ミドルウェアにトランザクション境
界(終了)指定を発行する。 STEP5:トランザクション境界(終了)指定を受領した
ミドルウェアは、応答側のファイル転送の一連の処理が
完了したことをログファイルに記録する。
【0025】(3)APがトランザクション境界(終
了)指定を発行する前にシステムダウン── 図4参
照。 STEP1〜STEP7までは図2と共通である。
【0026】STEP8:APが完了通知に対応する処理を
完了する以前に障害が発生しシステムダウンが生じる。 STEP9:システムの再立ち上げ後、ミドルウェアはログ
ファイルを読み出し、転送が完了した状態であったこと
を認識し、APへのファイル転送完了の通知を再度実施
する。
【0027】STEP10:APはSTEP9での完了通知に対応
する処理を再度実施し当該処理完了後、ミドルウェアに
トランザクション境界(終了)指定を発行する。 STEP11:トランザクション境界(終了)指定を受領した
ミドルウェアは、APから依頼されたファイル転送の一
連の処理が完了したことをログファイルに記録する。
【0028】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、従来装
置で問題であった、ファイル転送完了前後での障害発生
時のファイル転送装置間での状態不一致、ならびに当該
状態不一致に起因する、未転送ファイルの誤消去を回避
することが可能となり、ファイル転送処理の高信頼化が
図られる。
【0029】また本解決方法の対案として、プロトコル
処理部に対してもミドルウェアと同様に、処理履歴をロ
グファイルに格納し、障害復旧時には前記ログファイル
の内容により、障害発生直前の状態へ復旧させる機能を
保有させる解決案も存在するが、プロトコル処理部はフ
ァイル転送プロトコル種別毎に装置に複数個具備されて
いる構成要素であり、本発明に比べ、装置規模の増大が
生じるという欠点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図を示す。
【図2】起動側正常時のファイル転送フローを示す。
【図3】応答側正常時のファイル転送フローを示す。
【図4】システムダウン時のファイル転送フローを示
す。
【図5】従来方式の問題点1を説明する説明図である。
【図6】従来方式の問題点2を説明する説明図である。
【図7】従来方式の問題点3を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ファイル転送装置 2 通信回線 3 他のファイル転送装置 4 アプリケーションプログラム 5 ファイル転送制御ミドルウェア 6 ログファイル 7 ファイル転送プロトコル処理部
フロントページの続き (72)発明者 高塚 肇 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル転送プロトコル対応の通信制御
    機能を保有するファイル転送プロトコル処理部、 オペレータもしくは上位装置からのファイル転送依頼の
    受け付け機能、転送ファイルの加工/形式変換機能、並
    びに転送終了時の通知機能を保有するアプリケーション
    プログラム、 アプリケーションプログラムからの指示によるファイル
    転送プロトコル処理部の駆動機能、ファイル転送プロト
    コル処理部からの通知によるアプリケーションプログラ
    ムの起動機能、及び自身及びアプリケーションプログラ
    ムの処理履歴を、アプリケーションプログラムからのト
    ランザクション境界指示に同期してログファイルに格納
    し、障害復旧時には前記ログファイルの内容により、自
    身を障害発生直前の状態へ、また前記アプリケーション
    プログラムを障害発生直前のトランザクション境界状態
    に復旧する機能を保有するファイル転送制御ミドルウェ
    アを具備するファイル転送装置において、 前記ファイル転送制御ミドルウェアに、前記アプリケー
    ションプログラムへのファイル転送完了通知後、前記ア
    プリケーションプログラムからのトランザクション境界
    指示を受領した時点で、当該ファイル転送に関する処理
    が完了したことを認識する手段と、 前記ファイル転送制御ミドルウェアに、システムダウン
    を含む障害及び障害の復旧を認識する手段と、 前記ファイル転送制御ミドルウェアに、前記アプリケー
    ションプログラムへのファイル転送完了通知後、前記ア
    プリケーションプログラムからのトランザクション境界
    指示を受領する前に、障害を認識した場合に、障害復旧
    後、当該ファイル転送完了を再度通知する手段と、 前記ファイル転送プロトコル処理部に、前記ファイル転
    送制御ミドルウェアへのファイル転送完了通知を、ファ
    イル転送プロトコル対応に規定された一連の転送シーケ
    ンスの完了を待つことなく、ファイル実体の転送処理が
    完了した契機で行う手段と、 前記ファイル転送制御ミドルウェアに、前記ファイル転
    送プロトコル処理部からのファイル転送完了通知受領後
    に、前記ファイル転送プロトコル処理部へのパス解放要
    求を、プロトコル対応に規定された一連の転送シーケン
    スの完了まで保留する手段、もしくは前記ファイル転送
    プロトコル処理部に、受領したパス解放要求に対する処
    理を、プロトコル対応に規定された一連の転送シーケン
    スの完了まで保留する手段とを有することを特徴とする
    ファイル転送装置。
  2. 【請求項2】 ファイル転送プロトコル対応の通信制御
    機能を保有するファイル転送プロトコル処理部と、 オペレータもしくは上位装置からのファイル転送依頼の
    受け付け機能、転送ファイルの加工/形式変換機能、並
    びに転送終了時の通知機能を保有するアプリケーション
    プログラムと、 アプリケーションプログラムからの指示によるファイル
    転送プロトコル処理部の駆動機能、ファイル転送プロト
    コル処理部からの通知によるアプリケーションプログラ
    ムの起動機能、及び自身及びアプリケーションプログラ
    ムの処理履歴を、アプリケーションプログラムからのト
    ランザクション境界指示に同期してログファイルに格納
    し、障害復旧時には前記ログファイルの内容により、自
    身を障害発生直前の状態へ、また前記アプリケーション
    プログラムを障害発生直前のトランザクション境界状態
    に復旧する機能を保有するファイル転送制御ミドルウェ
    アとから構成されるファイル転送システムのファイル転
    送方法において、 前記ファイル転送制御ミドルウェアに、前記アプリケー
    ションプログラムへのファイル転送完了通知後、前記ア
    プリケーションプログラムからのトランザクション境界
    指示を受領した時点で、当該ファイル転送に関する処理
    が完了したことを認識する工程と、 前記ファイル転送制御ミドルウェアに、システムダウン
    を含む障害及び障害の復旧を認識する工程と、 前記ファイル転送制御ミドルウェアに、前記アプリケー
    ションプログラムへのファイル転送完了通知後、前記ア
    プリケーションプログラムからのトランザクション境界
    指示を受領する前に、障害を認識した場合に、障害復旧
    後、当該ファイル転送完了を再度通知する工程と、 前記ファイル転送プロトコル処理部に、前記ファイル転
    送制御ミドルウェアへのファイル転送完了通知を、ファ
    イル転送プロトコル対応に規定された一連の転送シーケ
    ンスの完了を待つことなく、ファイル実体の転送処理が
    完了した契機で行う工程と、 前記ファイル転送制御ミドルウェアに、前記ファイル転
    送プロトコル処理部からのファイル転送完了通知受領後
    に、前記ファイル転送プロトコル処理部へのパス解放要
    求を、プロトコル対応に規定された一連の転送シーケン
    スの完了まで保留する手段、もしくは前記ファイル転送
    プロトコル処理部に、受領したパス解放要求に対する処
    理を、プロトコル対応に規定された一連の転送シーケン
    スの完了まで保留する工程とを有することを特徴とする
    ファイル転送方法。
JP07601396A 1996-03-29 1996-03-29 ファイル転送装置及び方法 Expired - Lifetime JP3570529B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6415331B1 (en) 1998-05-08 2002-07-02 Nec Corporation Method of updating accumulated data with middleware and server system performing the same
JP2005309505A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム

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US6415331B1 (en) 1998-05-08 2002-07-02 Nec Corporation Method of updating accumulated data with middleware and server system performing the same
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