JPH09262803A - 釘打機における釘浮き防止機構 - Google Patents

釘打機における釘浮き防止機構

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JPH09262803A
JPH09262803A JP9911696A JP9911696A JPH09262803A JP H09262803 A JPH09262803 A JP H09262803A JP 9911696 A JP9911696 A JP 9911696A JP 9911696 A JP9911696 A JP 9911696A JP H09262803 A JPH09262803 A JP H09262803A
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Susumu Hayashi
進 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】釘打ち込み時の反動で射出部2が被打込み材2
7から離反しないようにして釘が浮くのを良好に防止す
る機構。 【解決手段】釘打機の下端の射出部2をマガジン3側の
第1のガイド部11とその反対側の第2のガイド部とか
ら2分割し、第1のガイド部11を上部ガイド部11a
と下部ガイド部11bとに分割し、上部ガイド部にはマ
ガジン3から射出部2に供給される釘が通過する案内口
13を形成して釘打機本体1に固定し、下部ガイド部1
1bを上部ガイド部11aに対して上下方向に摺動可能
に設ける一方、第2のガイド部12を釘打機本体1に対
して釘射出方向に摺動可能に設け、第1のガイド部11
の下部ガイド部11bと第2のガイド部12をそれぞれ
下方にバネ付勢した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステープルや仕上
げ用釘などの釘を打込む釘打機において、釘を打込んだ
ときの反動でドライバが釘の頭部から外れて釘が浮いて
しまったり、ドライバによって被打込み材の表面が傷付
けられることを防止する釘浮き防止機構に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】ステープルや仕上げ用釘など
の釘を打込む釘打機には、エア駆動式やバネ駆動式のも
のがあるが、これらの釘打機で釘を打った場合、必ず反
動が発生する。その反動により釘打機の下部に設けられ
た射出部は被打込み材から離反して前方にずらされるた
め、射出部内を摺動したドライバが被打込み材内に打ち
込まれている途中の釘の頭部からずれてしまう。こうな
ると、釘が浮いてしまうだけでなく、被打込み材から離
反した射出部の先端が再び被打込み材に当たってその表
面に傷をつけたり、ドライバが射出部の内面を傷つけた
りする不都合が生じる。バネ駆動式の釘打機の場合はバ
ネ力により釘を打ち込むため、エア駆動式の釘打機より
反動が大きくなってしまい、ドライバが釘の頭部からず
れやすい。
【0003】特に、釘を被打込み材に対して斜めに打ち
込むときに、上記のような釘浮き現象がより多く発生す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解消し、釘打込み時の反動で射出部が被打込み材から離
反しないようにして釘が浮くのを良好に防止することが
できる釘打機における釘浮き防止機構を提供することを
その課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る釘打機における釘のガイド機構は、釘
打機本体の下部に射出部を設け、この射出部に釘供給用
マガジンを釘射出方向に略直角に連設するとともに、釘
打機本体から駆動されたドライバによってマガジンから
供給された釘を打ち出す釘打機において、上記射出部を
マガジン側の第1のガイド部とその反対側の第2のガイ
ド部とから分割構成し、上記第1のガイド部を上部ガイ
ド部と下部ガイド部とに分割し、上部ガイド部には上記
マガジンから射出部に供給される釘が通過する案内口を
形成して釘打機本体に固定し、下部ガイド部を上部ガイ
ド部に対して釘射出方向に摺動可能に設ける一方、上記
第2のガイド部を釘打機本体に対して釘射出方向に摺動
可能に設け、上記第1のガイド部の下部ガイド部と第2
のガイド部とをそれぞれ下方にバネ付勢したことを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に示す釘打機はバネ駆動式の
もので、この釘打機は釘打機本体1の下部に射出部2を
設けるとともに、この射出部2に釘を供給するマガジン
3を釘射出方向に対して略直角に連設したもので、トリ
ガ4を引き操作することにより釘打機本体1に設けられ
た電源(充電器)5でモータ6を作動させてギア7を回
転させ、このギア7によってドライバ8を結合したプラ
ンジャ9の駆動バネ10を縮め、駆動バネ10のバネ圧
を解放してドライバ8を駆動させ、マガジン3から射出
部2に供給された釘(ここでは仕上げ用釘)を打ち出す
ものである。
【0007】上記釘打機の釘打ち出し時の反動により釘
打機本体1が被打込み材から浮く状態になるが、上記射
出部2にはこの反動によって釘が浮くのを防止する釘浮
き防止機構が設けられている。
【0008】まず、射出部2はマガジン3側の第1のガ
イド部11とその反対側の第2のガイド部(12)とか
ら分割構成されている。
【0009】第1のガイド部11はさらに上部ガイド部
と下部ガイド部に分割されている。上部ガイド部は図2
及び図3に示されるようにボルトによって釘打機本体1
に固定されたウエアプレート11aによって構成され、
その略中央部にはマガジン3の先頭釘を射出部2に案内
導入する案内口13が形成され、その一側近傍上部には
後述のコンタクトレバー15を貫通させる貫通口14が
形成され、反対側には切欠き部16が形成されている。
下部ガイド部はウエアプレート11aに対して釘射出方
向に摺動可能に設けられたスライドプレート11bによ
って構成されている。スライドプレート11bは上記ウ
エアプレート11aの切欠き部16を補うような形状に
形成され、スライドプレート11bはウエアプレート1
1aの裏側にボルト17により固定されたサブウエアプ
レート18によって摺動自在に保持されている。また、
スライドプレート11bはバネ19により常時下方に突
出するように付勢されている。なお、サブウエアプレー
ト18にも上記ウエアプレート11aの案内口13及び
貫通口14と整合する案内口13a及び貫通口(図示せ
ず)が形成されている。
【0010】第2のガイド部はドライバガイド12によ
って構成されている。ドライバガイド12は釘打機本体
1に対して釘射出方向に摺動可能に設けられ、その裏面
には上記ウエアプレート11aの案内口13から供給さ
れた釘を受容するとともにドライバ8の摺動を案内する
摺動溝20が形成されている。また、ドライバガイド1
2はドライバガイド押え21によって保持されている。
ドライバガイド押え21はウエアプレート11a上にボ
ルト22によって固定され、その裏面にはドライバガイ
ド12を案内する摺動溝23が形成されている。ドライ
バガイド12の上端と釘打機本体1との間にはバネ24
が設けられ、ドライバガイド12はこのバネ24により
下方に突出するようにバネ付勢されている。
【0011】次に、上記釘打機には安全装置としてL字
形のコンタクトレバー15が設けられ、屈曲部15aは
釘打機本体1に回動可能に軸支されているとともに、一
端はウエアプレート11aとサブウエアプレート18の
貫通孔14を通ってドライバガイド12の側面の凹部2
5に係合するように配置され、他端はマイクロスイッチ
26に係合可能に配置されている。そして、コンタクト
レバー15が図3の矢印方向に回動することによりマイ
クロスイッチ26を押圧して作動させ、釘の打ち込み準
備が完了するように構成されている。
【0012】前記構成において、第1のガイド部11の
スライドプレート11b(下部ガイド部)と第2のガイ
ド部のドライバガイド12とはそれぞれ釘射出方向に摺
動可能に設けられ、突出するようにバネ付勢されている
とともに、スライドプレート11bとドライバガイド1
2との間に射出部2の射出口2aが形成され、マガジン
3内の釘Nはウエアプレート11aの案内口13を通過
して上記射出口2aに供給される。釘を打込むときは、
図4(a) のようにスライドプレート11bとドライバガ
イド12の下端を被打込み材27の表面に押し付けて釘
打機本体1に対し相対的に上方に押し込むと、ドライバ
ガイド12が押し込まれることにより、上述のようにコ
ンタクトレバー15が回動してマイクロスイッチ26を
作動させて安全装置が解除される。その後に釘打機を作
動させることにより、バネ力によりドライバ8が射出部
2内を摺動して射出口2a内の釘Nを被打込み材27に
打ち込み駆動する。
【0013】このように釘Nが射出されたときの反動
で、釘打機本体1は上方に浮き上がるが、ドライバガイ
ド12とスライドプレート11bとは同図(b) のよう
に、バネ(19)、(24)により釘打機本体1の浮き
上り量だけ相対的に下降するのでその下端は被打込み材
27から離反しない。したがって、ドライバ8も射出さ
れた釘Nもドライバガイド12とスライドプレート11
bとの間に案内されるから、釘Nが浮くことがなく、良
好な仕上りとなる。したがって、ドライバ8や射出部自
体が損傷したり、被打込み材を傷付けたりする事故も防
ぐことができる。
【0014】また、図5(a) (b) のようにドライバガイ
ド12とスライドプレート11bは釘Nの厚み方向(前
後方向)に配置され、それぞれが独立に釘射出方向に移
動するので、釘打機が前後のいずれに傾いても射出部2
の下端が被打込み材27に当接する状態が保持され、確
実に釘が打ち込まれる。
【0015】さらに、第1のガイド部11は上下に分割
され、下部ガイド部11bは釘とドライバ8の摺動を案
内するが、上部ガイド部を構成するウエアプレート11
aは釘打機本体1に固定されているので、マガジン3の
内部に装填された釘はウエアプレート11aの案内口1
3を通過して円滑に射出部2内に供給される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘打機の側面図
【図2】上記釘打機における釘浮き防止機構を示す拡大
断面図
【図3】上記釘打機防止機構の要部の分解斜視図
【図4】(a) (b) はそれぞれ釘の打ち込み開始時及び反
動による浮き上り時の説明図
【図5】(a) (b) はそれぞれ射出部が前及び後に傾いた
ときの釘打ち込み状態説明図
【符号の説明】
1 釘打機本体 2 射出部 3 マガジン 8 ドライバ 11 第1のガイド部 11a ウエアプレート(第1のガイド部の上部ガイド
部) 11b スライドプレート(第1のガイド部の下部ガイ
ド部) 12 ドライバガイド(第2のガイド部) 13 案内口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打機本体の下部に射出部を設け、この
    射出部に釘供給用マガジンを釘射出方向に略直角に連設
    するとともに、釘打機本体から駆動されたドライバによ
    ってマガジンから供給された釘を打ち出す釘打機におい
    て、 上記射出部をマガジン側の第1のガイド部とその反対側
    の第2のガイド部とから分割構成し、 上記第1のガイド部を上部ガイド部と下部ガイド部とに
    分割し、上部ガイド部には上記マガジンから射出部に供
    給される釘が通過する案内口を形成して釘打機本体に固
    定し、下部ガイド部を上部ガイド部に対して釘射出方向
    に摺動可能に設ける一方、 上記第2のガイド部を釘打機本体に対して釘射出方向に
    摺動可能に設け、 上記第1のガイド部の下部ガイド部と第2のガイド部と
    をそれぞれ下方にバネ付勢したことを特徴とする釘打機
    における釘浮き防止機構。
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