JP2004122319A - 釘打機のマガジンユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】連結釘を装填する場合に釘頭を押えるガイドバーの先端部が連結釘の後尾に引っ掛かるのを防止するとともにノーズ内の打込通路内での釘の詰まりを防止し、更に、部品点数の増加を抑えたマガジンユニットを提供する。
【解決手段】マガジンユニットは、マガジンベース18と、連結釘を収容保持する閉じ位置と連結釘を装填できる開放位置との間でマガジンベースに長手方向にスライド可能に取付けられるマガジンカバー21と、マガジンカバーを長手方向に延びていて、マガジンカバーの長手方向には移動しないが対向するマガジンベースに向けて接離可能にマガジンカバーに取付けられ、マガジンベースに収容された連結釘の釘頭又は釘軸部の側面を押えるように付勢された細長いガイドバー37とを備え、ガイドバーの先端部分43は、他のガイドバー部分よりマガジンベース側に向けて突出して形成され、対向するマガジンベースには、ガイドバーの突出部を受入れる凹溝26が形成されている。
【選択図】     図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数本の釘が並列に板状に連結された連結釘を打込む釘打機のマガジンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
多数本の釘が並列に板状に連結された連結釘を打込む釘打機のマガジンユニットは、実開平6−42076号(実用新案登録第2549632号)公報(特許文献1)に開示されている。この公報に記載のマガジンユニットは、釘頭押えバーの先端部が連結釘に引っ掛かるのを防止するとともに、ノーズの打込通路に配置された先頭釘の次の位置にある2番目の釘の頭部が十分押えられずに、2番目の釘が先頭釘と同時にドライバによって打撃されて打込通路内で詰まる不具合を解消せんとしている。そのマガジンユニットは、マガジンカバーに釘頭押えバーを有し、マガジンベースに釘頭押えバーと係脱自在のカム部材を固定している。そのカム部材はマガジンベースの後方位置にあり、マガジンベースの最後方位置からマガジンカバーをスライドさせると、釘頭押えバーがカム部材に係合してマガジンベースに収容された連結釘からマガジンカバー側へ一定の距離を保って前進するので、連結釘の後尾の釘軸部を乗り越えることができ、後尾の釘に引っ掛かるのを防止できる。また、マガジンカバーが閉じた状態では釘頭押えバーはカム部材の係合から解除されて、先頭釘の次の位置にある2番目の釘の頭部を十分押えることができる。これらによって、釘頭押えバーの先端部が連結釘に引っ掛かるのを防止するとともに、次の位置にある2番目の釘が先頭釘と同時にドライバによって打撃されて打込通路内で詰まる不具合を解消する。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−42076号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報のマガジンユニットにおいて、マガジンベースには、マガジンカバーの釘頭押えバーに係脱自在のカム部材が固定されている。すなわち、釘頭押えバーに伴う不具合の解消のためにカム部材という部品を必要とする。そのため、釘打機の部品点数が多くなり、組立工数も増加し、ひいては、釘打機のコストの低減の妨げとなり、釘打機の小型化には望ましくない。
【0005】
従って、本発明の目的は、連結釘を装填する場合に釘頭を押えるガイドバーの先端部が連結釘の後尾に引っ掛かるのを防止するとともにノーズ内の打込通路内での釘の詰まりを防止し、更に、部品点数の増加を抑えた釘打機のマガジンユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明の釘打機のマガジンユニットは、多数本の釘が並列に板状に連結された連結釘を収容するように細長く形成され、収容した連結釘の先頭釘をノーズの打込通路に送るようにノーズに連結されたマガジンベースと、該マガジンベースとの間に連結釘を収容する空間を形成し、連結釘を収容保持する閉じ位置と連結釘を装填できる開放位置との間でマガジンベースに長手方向にスライド可能に取付けられたマガジンカバーと、マガジンカバーを長手方向に延びていて、マガジンカバーの長手方向には移動しないが対向するマガジンベースに向けて接離可能にマガジンカバーに取付けられ、マガジンベースに収容された連結釘の釘頭又は釘軸部の側面を押えるように付勢された細長いガイドバーとを備え、ガイドバーの先端は、マガジンカバーが閉じ位置にあるとき連結釘の先頭釘の次の釘以降の釘頭又は釘軸部を押えるようにマガジンカバーより長手方向に延び出ており、ガイドバーの先端部分は、他のガイドバー部分よりマガジンベース側に向けて突出して形成されており、対向するマガジンベースの面は全体がほぼ平坦に形成されているが、マガジンベースには、打込通路に隣接する位置であってマガジンカバーが閉じ位置にあるときガイドバー先端部分の突出部に対向する位置に、ガイドバーの突出部を受入れる凹溝が形成されており、マガジンカバーが閉じ位置に移動するとき、ガイドバーの突出部がマガジンベースの平坦面と接触しつつスライドしてガイドバー先端はマガジンベースとの間に隙間を保って前進してマガジンベースにある連結釘の釘軸部を乗り越えることができることを特徴とする。
【0007】
上記釘打機のマガジンユニットによれば、マガジンカバーが閉じ位置に移動するとき、ガイドバーの突出部がマガジンベースの平坦面と接触しつつスライドしてガイドバー先端はマガジンカバー側へ隙間を保って前進してマガジンベースにある連結釘の釘軸部を乗り越えることができるので、ガイドバーが連結釘の後尾の釘に引っ掛かるのを防止でき、マガジンカバーが閉じた状態ではガイドバーは突出部が凹溝に収容されて突出部以外のガイドバー部分は平坦なマガジンベース面に接面するので、先頭釘の次の位置にある2番目の釘の頭部及びそれより後方の釘頭を十分押えることができ、次の位置にある2番目の釘が先頭釘と同時にドライバによって打撃されて打込通路内で詰まる不具合も解消できる。そして、本発明のマガジンユニットにおいては、ガイドバー先端に突出部を形成し、対応するマガジンベース面に凹溝を形成するだけであり、カム部材等の部品を必要としないので、部品点数が増加することがなく、それによって、釘打機のコストの低減及び釘打機の小型化に寄与できる。更に、マガジンカバーが閉じた状態ではガイドバーは突出部が凹溝に収容されて嵌合するので、ガイドバーの先端部分がマガジンベースに固定され、2番目及びその近傍の釘の頭部の押え部分がマガジンベースに固定され、更に、その押え部分の縁部ではなく幅方向のほぼ中央部分で釘頭を押えることができるので、2番目及びその近傍の釘の頭部の押えを確実にする。
【0008】
上記マガジンユニットにおいて、ガイドバーの先端はマガジンベースにある連結釘を乗り越え易いように突出部のマガジンベースに向う面から打込通路側に向けて円弧状に形成されている。また、マガジンベース及びマガジンカバーで形成する連結釘を収容する空間は、第1の軸部長さの釘を収容できる幅を有し、ガイドバーは第1の軸部長さより短い軸部長さの釘の釘頭を押える位置に設けられ、軸部長さの短い釘の連結釘が収容されてマガジンカバーが閉じ位置にあるとき、ガイドバーは、先端の突出部がマガジンベースの凹溝に受入れられ他のガイドバー部分が平坦なマガジンベース面に沿って接面して短い軸部長さの釘の連結釘の釘頭を先頭釘の次の釘以降部分を押える姿勢に維持され、第1軸部長さの釘の連結釘が収容されてマガジンカバーを閉じ位置にスライドする場合には、ガイドバーは、連結釘の後尾の釘軸部を乗り越えて釘軸部側面をスライドしマガジンカバーが閉じ位置に至った状態で釘軸部側面を押えるように形成できる。これによって、第1軸部長さの長い釘は、その釘頭がマガジンカバー又はマガジンベースの釘頭押え壁部によって保持され且つ釘側面がガイドバーによって側面を確実に保持され、また、軸部長さの短い釘は、その釘頭がガイドバーによって確実に保持されるので、長さの異なる釘についても、後尾の釘に引っ掛かることなく且つ打込通路内で詰まる不具合なしにマガジンに収容できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。図1において、本発明の1実施例に係る釘打機1は、本発明の特徴を有するマガジンユニット2と、ほぼL字形のハウジング3と、釘を射出するノーズ5とを備えている。ハウジング3にはハンドル6が設けられ、作業者が釘打機1を保持できる。ハンドル6の一端には圧縮空気の供給口7が設けられ、内部に圧縮空気を収容する。ハウジング3には、ノーズ5にある釘を打撃する打撃シリンダ・ピストン機構9が設けられ、シリンダ10内を急激に下動するピストン11に連結されたドライバ13によって、ノーズ5内の打込通路14にある釘が板等の打込対象物に打込まれる。ピストン11を下動するように動作させるのは、ハンドル6に設けられたトリガ機構15である。一定の条件の下で、トリガレバー17を引いて、ハンドル6の内部にある圧縮空気をピストン11の背面(図1の上面)に供給し、ピストン11をシリンダ10内を急激に下動させ、ドライバ13によってノーズ5内の打込通路14にある釘を打撃してその釘を板等の打込対象物に打込むことができる。釘打機1に用いられる釘は、多数本の釘が並列に板状に連結されて、シート状に形成された連結釘である。一般に仕上釘と呼ばれる多数本の細い釘が接着剤等によって並列に板状に連結された連結釘が代表的なものである。連結釘は、ハンドル6とほぼ平行にノーズ5に固着された、本発明に係るマガジンユニット2に収容されて、マガジンユニット2からノーズ5の打込通路14に先頭釘が入るように送られる。
【0010】
マガジンユニット2には、上記のシート状の連結釘が収容され、収容された連結釘の先頭釘がノーズ5の打込通路14に送られる。マガジンユニット2は、連結釘を収容してその連結釘の先頭釘をノーズ5の打込通路14に送るようにノーズ5に連結されたマガジンベース18と、マガジンベース18との間に連結釘を収容する空間を形成し、連結釘を収容保持する閉じ位置と連結釘を装填できる開放位置との間でマガジンベースに長手方向(図1の矢印19の方向)にスライド可能に取付けられたマガジンカバー21とを包含する。図1において、マガジンカバー21は、理解の容易のため、カバー部分の大部分が破断されて後端部分のみが残った状態で示されている。図1のマガジンカバー21は閉じ位置にあり、マガジンベース18との間に連結釘を収容する細長い空間を形成している。マガジンベース18には、図示のように、シート状に連結された軸部が第1長さ(例えば35mm)の釘の連結釘22を収容できる。便宜上、第1長さの連結釘22は、後尾側のみしか図示していないが、先頭釘がノーズ5の打込通路14に入るまで長く延びている。また、本発明に係るマガジンユニット2には、別の長さの連結釘を収容することができる。図1において、連結釘22とノーズ5の打込通路14の中間に、第1長さの連結釘22より短い、軸部が第2長さ(例えば25mm)の釘の連結釘23が示されている。第1長さの連結釘22と第2長さの連結釘23とは選択的に用いられ、いずれか一方がマガジンベース18に装填される。従って、第2長さの短い連結釘23も、第1長さの長い連結釘22も、同じように、後尾側からノーズ5の打込通路14まで長く形成されているものと理解されたい。マガジンベース18には連結釘22(又は連結釘23)の打込側の先端を収容して案内するガイド溝25が形成されて、連結釘の収容空間の一部を形成している。
【0011】
マガジンベース18のノーズ5側の端部は連結釘を打込通路14に送るため、ノーズ5の打込通路部分に固着されている。その様子は、図1だけなく、図2にも示され、また、図1のマガジンユニット2のA−A線断面図である図5にも示されている。図2に示すように、マガジンベース18のノーズ5側の端部には、第2長さの連結釘23の釘頭に対応する位置に、一定長さ後方に延びる凹溝26が形成されている。図5において、凹溝26が、マガジンベース18の他の面よりやや深く形成されいる様子が示されている。マガジンベース18の凹溝26以外の面はほぼ平坦に形成されて、連結釘22(又は23)のスライドを容易にしている。なお、マガジンベース18の上縁部には、マガジンカバー21がスライドするためのガイド溝27が形成され、マガジンベース18の下縁部には、マガジンカバー21がスライドするためのガイド溝が、連結釘のガイド溝25と平行して形成されている。
【0012】
マガジンカバー21は、マガジンベース18上を連結釘22(又は23)を収容保持する空間を形成する閉じ位置と連結釘を装填できる開放位置との間でマガジンベースに長手方向(図1の矢印19の方向)にスライド可能に取付けられている。図3は、マガジンカバー21のおもて面を単独で示している。図4は、マガジンカバー21の裏面を単独で示しており、図3とは天地が反対に示されている。マガジンカバー21は、閉じ位置において連結釘を収容保持する空間を形成するように、マガジンベース18とほぼ同じ長さの細長い形状に形成される。また、閉じ位置と開放位置との間でマガジンベース18に長手方向にスライド可能なように、マガジンカバー18は、上縁部及び下縁部がマガジンベース18のガイド溝27及び他のガイド溝に収容されるガイドとして形成されている。マガジンカバー21の後端には、ロック爪29が設けられ、マガジンカバー21が閉じ位置にあるとき、マガジンベース18のロック穴の縁部に係合して閉じ位置にロックする。図5に最もよく示すように、ロック爪29は、ピン30を中心に旋回自在になっていて、ばね31によってロック位置に付勢され、ばね31に抗して後端を押すとロックを解除できる。
【0013】
図4に図示のように、マガジンカバー21には、マガジンベース18に対面する面すなわち裏面に、連結釘の後尾の釘を押圧して連結釘の先頭釘をノーズ5の打込通路14に付勢するプッシャ33が設けられている。プッシャ33は、連結釘を後尾から押圧して先頭釘をノーズ5の打込通路14に付勢するように、マガジンカバー21の後端から延びるコイルばね34によってばね付勢されている。プッシャ33は、ガイド溝35に沿ってガイドカバー21を長手方向にスライド可能に取付けられており、コイルばね34によって、最前方位置(図4の位置は最前方位置に至る手前の位置にある)に至るように付勢されている。図1には、プッシャ33が連結釘22を押圧している様子が示されている。
【0014】
マガジンカバー21には、マガジンベース18に対面する面すなわち裏面にガイドバー37が設けられている。図1及び図4及び図5に図示のように、ガイドバー37は、マガジンカバー21を長手方向に延びている。ガイドバー37は、マガジンカバー21の長手方向には移動しないが、対面するマガジンベース18に向けて接近したり離れたりできるように、マガジンカバー21の細長い収容溝38(図4)の中に保持されている。既述のように、マガジンベース18及びマガジンカバー21で形成する連結釘を収容する空間は、長い(第1長さの)連結釘22を収容できる幅を有する。その幅方向におけるガイドバー37の位置(ひいては収容溝38の位置)は、短い(第2長さの)連結釘23の釘頭を押える位置に設けられる。また、収容溝38の中には、板ばね39(図5)がガイドバー37をマガジンベース18の側に付勢するように配置され、ガイドバー37がマガジンベース18に収容された連結釘の釘頭又は釘軸部の側面を押えるようにばね付勢されている。ガイドバー37がマガジンカバー21から外れないように、収容溝38の両端には、図5に示すように保持部41、42が形成されている。ガイドバー37は、ノーズ5側に延びる先端部分43は、マガジンカバー21の端縁より長手方向に延び出ていて、マガジンカバー21が閉じ位置にあるとき連結釘の先頭釘の次の釘及びそれより後方の釘頭又は釘軸部を押える長さになっている。従って、先端部分43は、ノーズ5に形成された打込通路14への入口穴45(図5)に入り込み、マガジンカバー21が閉じ位置にあるとき連結釘の先頭釘の次の釘の釘頭の位置まで延び出る。
【0015】
ガイドバー37の先端部分43は、他のガイドバー部分よりマガジンベース側に向けて突出して形成されている。その詳細が、図5の円Bの部分の拡大図である図6に示されている。図6において、ガイドバー37の先端部分43は、段差46に図示のように、マガジンベース18に向けて突出している。突出部である先端部分43以外の他のマガジンベースに対面する部分は、突出なく平坦な面として後端まで延びて形成されている。先端部分43の突出高さすなわち段差46の高さは、マガジンカバー21を閉じ位置にスライドするとき、マガジンベース18をスライドするガイドバー37の先端部分43の端部がマガジンベース18の面から連結釘の後尾の釘軸部を乗り越える高さまで離れるように選定される。従って、マガジンカバー21が閉じ位置に移動するとき、ガイドバー37の突出先端部分43がマガジンベース18の平坦面と接触しつつスライドしガイドバー37の先端部分の端縁47はマガジンベース18との間に隙間を保って前進してマガジンベース18にある連結釘の釘軸部を容易に乗り越えることができる。先端部分43は先端の端縁47において、マガジンベース18にある連結釘を乗り越え易いようにマガジンベースに向う面から打込通路14側に向けて円弧状に形成されている。また、段差46から端縁47の手前までの先端部分43は、同じ高さで突出していてもよいが、端縁47に向けて突出高さが小さくなるようにテーパしていてもよい。
【0016】
ガイドバー37の先端部分43に対応して、マガジンベース18には凹溝26(図2及び図6参照)が形成されている。詳細には、連結釘をスライド可能にするために全体がほぼ平坦に形成されているマガジンベース18の面には、打込通路14に隣接する位置であってマガジンカバー21が閉じ位置にあるときガイドバー37の突出した先端部分43に対向する位置に、突出先端部分43を受入れる凹溝26が形成されている。凹溝26の深さ及び長さは、マガジンカバー21が閉じ位置にあるとき、ガイドバー37の先端部分43をすっぽりと受入れる大きさに選定される。マガジンカバー21が閉じ位置にあるとガイドバー37の先端部分43が凹溝26に嵌合し、ガイドバー37の先端部分43がマガジンベース18に固定されるため、ガイドバー37の先端部分43の押え力が強化され、更に、その先端部分43は縁部ではなく幅方向のほぼ中央部分で釘頭をおさえることができるため、一層、2番目及びその近傍の釘の頭部の押えを確実にする。凹溝26の幅をガイドバー37の先端部分43の厚さに近い大きさに選定して、ガイドバー37の先端部分43のがたつきを防止するのが好ましい。なお、マガジンカバー21が閉じ位置にあって、ガイドバー37の先端部分43がマガジンベース18の凹溝26に受入れられると、ガイドバー37の他の部分は、平坦なマガジンベース18の面に沿って接面して、ガイドバー37全体として第2長さの連結釘23の釘頭を、先頭釘から2番目の釘及びそれより後方の連結釘部分を押える姿勢に維持される。なお、本実施例においては、2種類の連結釘を装填できるマガジンユニットとして説明しているが、3種類以上の軸部長さの連結釘を装填できるマガジンユニットとすることもでき、その場合には、ガイドバー37の数を増加することになる。
【0017】
マガジンカバー21の裏面には、ガイドバー37に平行に且つノーズ5の先端方向(図1の下端方向)の側に補助押えバー49が設けられている(図1及び図4参照)。補助押えバー49は、第1長さの(長い)連結釘22及び第2長さの(短い)連結釘23の釘軸部を側面から支える機能を有し、マガジンベース18とマガジンカバー21との間の連結釘収容空間にある連結釘をマガジンベース側に押える。特に、補助押えバー49は、短い(第2長さの)連結釘23がガイドバー37によって釘頭を押えて保持されている場合に、連結釘23の側面を押える。補助押えバー49は、マガジンカバー21に、長手方向にもマガジンベース18の側にも不動に固定されている。マガジンカバー21がスライドするとき連結釘の後尾に引っ掛からないように、先端は円弧に形成され且つマガジンベース18との間に一定の隙間をもってマガジンカバー21に設けられている。補助押えバー49は、ガイドバー37と同様に、マガジンカバー21の長手方向には移動しないが、対面するマガジンベース18に向けて接近したり離れたりできるようにマガジンカバー21に保持されていてもよい。補助押えバー49のノーズ5の側の端部は、ガイドバー37と同様にマガジンカバー21より延び出ているのが好ましく、これによって、打込通路14に送られる連結釘の先頭から2番目以降の釘軸部側面を押さえることができる。
【0018】
図1、図7及び図8を参照して、連結釘22又は23を、マガジンベース18に配置した後、マガジンカバー21をスライドして、収容保持する動作を説明する。先ず、図1の連結釘22に示すように、軸部の長い第1長さの連結釘22をマガジンユニット2に装填する場合、マガジンカバー21のロック爪29を解除して、マガジンカバー21を図1の右側にスライドし、マガジンベース18の連結釘収容空間を開放する。細長いシート状に連結された連結釘22を、その先端がマガジンベース18のガイド溝25に入るように配置する。その状態で、マガジンカバー21をノーズ5の側にスライドすると、先ず、プッシャ33が連結釘22の後尾に当接して連結釘22をノーズ5の側に押圧して連結釘22をノーズ5側に移動させる。連結釘22の先頭釘がノーズ5の打込通路14に入ると連結釘22の移動が停止するが、マガジンカバー21のスライドは続いているので、プッシャ33は、コイルばね34の収縮によって連結釘22の後尾をばね付勢しつつそこに留まる。そして、図7に示すように、ガイドバー37の先端部分43は連結釘22の後尾の釘の軸部に対面するが、先端部分43は他の部分より段差46の分だけマガジンベース18の側に突出しているので、端縁47において隙間50をもってマガジンベース18の面から浮いており、端縁47は釘軸部を乗り越えて進むことができる。端縁47はまた円弧に形成されており、一層容易に釘軸部を乗り越えることができる。従って、ガイドバー37は、連結釘22の後尾の軸部を容易に乗り越えることができ、また、補助押えバー49もそのまま連結釘には引っ掛からずに進むことができるので、マガジンカバー21を閉じ位置までスライドすることができ、連結釘22は、釘軸部側面がガイドバー37及び補助押えバー49によって保持され、釘頭は、マガジンカバー21の上縁部の内壁又はマガジンベース18の上縁部の内壁によって規制された状態で、マガジンベース18に確実に装填される。
【0019】
次に、図1の連結釘23に示すように、軸部の短い第2長さの連結釘23をマガジンユニット2に装填する場合を説明する。ロック爪29を解除して、マガジンカバー21を図1の右側の開放位置にスライドする。連結釘23を、その先端がマガジンベース18のガイド溝25に入るように配置する。その状態で、マガジンカバー21をノーズ5の側にスライドする。プッシャ33が連結釘23の後尾に当接して連結釘22をノーズ5の側に押圧して連結釘23をノーズ5側に移動させる。連結釘22の先頭釘がノーズ5の打込通路14に入ると連結釘22の移動が停止し、プッシャ33はマガジンカバー21のスライドが続いているのでコイルばね34を収縮して連結釘22の後尾をばね付勢しつつそこに留まる。プッシャ33はマガジンカバー21のスライドが続いており、ガイドバー37は、連結釘23の釘頭の上側をマガジンベース18の面から浮いた状態で移動し、補助押えバー49は、マガジンベース18から隙間をもって移動して、連結釘23の後尾の釘軸部を乗り越えて釘軸部側面を移動する。そして、マガジンカバー21が閉じ位置に至ると、ガイドバー37は、突出した先端部分43がマガジンベース18の凹溝26に受入れられて嵌合するとともに、ガイドバー37の他の部分が平坦なマガジンベース18の面に沿って接面する。これによって、ガイドバー37は、マガジンベース18の連結釘23の釘頭を先頭釘の次の釘及びそれより後方側の釘頭を押える姿勢に維持される。この状態が図8に示されている。マガジンカバー21が閉じた状態ではロック爪29がロックされて、閉じ位置を保持する。更に、ガイドバー37の突出先端部分43が凹溝26に収容されて嵌合するので、ガイドバー37の先端部分がマガジンベース18に固定され、2番目の釘の頭部の押え部分もマガジンベースに固定されて釘頭の押えを確実にし、その押え部分がガイドバーの縁部ではなく中間部分であるので、2番目の釘の頭部の押えを一層確実にする。従って、先頭釘の次の位置にある2番目の釘の頭部及びそれより後方の釘頭を十分押えることができ、2番目の釘の頭部が先頭釘と同時にドライバによって打撃されて打込通路内で詰まる不具合もない。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、マガジンカバーが閉じ位置に移動するとき、ガイドバーの突出部がマガジンベースの平坦面と接触しつつスライドしてガイドバー先端はマガジンベースとの間に隙間を保って前進してマガジンベースにある連結釘の釘軸部を乗り越えることができるので、ガイドバーが連結釘の後尾の釘に引っ掛かるのを防止でき、マガジンカバーが閉じた状態ではガイドバーは突出部が凹溝に収容されて突出部以外のガイドバー部分は平坦なマガジンベース面に接面するので、先頭釘の次の位置にある2番目の釘の頭部及びそれより後方の釘頭を十分押えることができ、次の位置にある2番目の釘が先頭釘と同時にドライバによって打撃されて打込通路内で詰まる不具合もない。本発明に係るマガジンユニットにおいては、ガイドバー先端に突出部を形成し、対応するマガジンベース面に凹溝を形成するだけであり、カム部材等の部品を必要としないので、部品点数が増加することがなく、それによって、釘打機のコストの低減及び釘打機の小型化に寄与できる。更に、マガジンカバーが閉じた状態ではガイドバーは突出部が凹溝に収容されて嵌合するので、ガイドバーの先端部分がマガジンベースに固定され、2番目及びその近傍の釘の頭部の押え部分がマガジンベースに固定されるとともにガイドバー先端部分の幅方向のほぼ中央部で釘頭を押えることができるため、2番目及びその近傍の釘の頭部の押えを確実にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る釘打機のハウジングを縦断面し、マガジンユニットのマガジンカバーのカバー部分のみを部分的に破断して示す、一部破断正面図である。
【図2】図1の釘打機のノーズ、及び、マガジンカバーを取外したマガジンユニットを示す正面図である。
【図3】マガジンカバーをおもて側から見た図である。
【図4】マガジンカバーを裏面側から見た図である。
【図5】図1のマガジンユニット及びノーズのA−A線断面図である。
【図6】図5の円Bの部分の拡大図である。
【図7】第1釘軸部長さの(長い)連結釘をマガジンベースに配置してマガジンカバーをスライドして連結釘を収容する途中の様子を示す図である。
【図8】第2釘軸部長さの(短い)連結釘をマガジンベースに配置してマガジンカバーをスライドして連結釘を収容し終えた様子を示す図である。
【符号の説明】
1 釘打機
2 マガジンユニット
3 ハウジング
5 ノーズ
6 ハンドル
7 圧縮空気供給口
9 打撃シリンダ・ピストン機構
10 シリンダ
11 ピストン
13 ドライバ
14 打込通路
15 トリガ機構
17 トリガレバー
18 マガジンベース
21 マガジンカバー
22 第1長さ(長軸)の連結釘
23 第2長さ(短軸)の連結釘
25 ガイド溝
26 凹溝
27 ガイド溝
29 ロック爪
30 ピン
31 ばね
33 プッシャ
34 コイルばね
35 ガイド溝
37 ガイドバー
38 収容溝
39 板ばね
41、42 保持部
43 ガイドバーの突出した先端部分(突出部)
45 ノーズの入口穴
46 段差
47 先端部分の端縁
49 補助押えバー
50 隙間

Claims (3)

  1. 多数本の釘が並列に板状に連結された連結釘を収容するように細長く形成され、収容した前記連結釘の先頭釘をノーズの打込通路に送るようにノーズに連結されたマガジンベースと、該マガジンベースとの間に連結釘を収容する空間を形成するマガジンカバーであって、前記連結釘を収容保持する閉じ位置と連結釘を装填できる開放位置との間で前記マガジンベースに長手方向にスライド可能に取付けられたマガジンカバーと、該マガジンカバーを長手方向に延びていて、該マガジンカバーの長手方向には移動しないが対向する前記マガジンベースに向けて接離可能にマガジンカバーに取付けられ、マガジンベースに収容された連結釘の釘頭又は釘軸部の側面を押えるように付勢された細長いガイドバーとを備え、該ガイドバーの先端は、マガジンカバーが前記閉じ位置にあるとき連結釘の先頭釘の次の釘以降の釘頭又は釘軸部を押えるようにマガジンカバーより長手方向に延び出ており、該ガイドバーの先端部分は、他のガイドバー部分よりマガジンベース側に向けて突出して形成されており、対向するマガジンベースの面は全体がほぼ平坦に形成されているが、該マガジンベースには、前記打込通路に隣接する位置であってマガジンカバーが前記閉じ位置にあるときガイドバー先端部分の前記突出部に対向する位置に、ガイドバーの前記突出部を受入れる凹溝が形成されており、マガジンカバーが前記閉じ位置に移動するとき、前記ガイドバーの突出部がマガジンベースの平坦面と接触しつつスライドしてガイドバー先端はマガジンベースとの間に隙間を保って前進してマガジンベースにある連結釘の釘軸部を乗り越えることができることを特徴とする釘打機のマガジンユニット。
  2. 請求項1に記載のマガジンユニットにおいて、ガイドバーの先端はマガジンベースにある連結釘を乗り越え易いように前記突出部のマガジンベースに向う面から打込通路側に向けて円弧状に形成されていることを特徴とするマガジンユニット。
  3. 請求項2に記載のマガジンユニットにおいて、マガジンベース及びマガジンカバーで形成する連結釘を収容する前記空間は、軸部が第1長さの釘を収容できる幅を有し、前記ガイドバーは、前記第1長さより短い軸部の釘の釘頭を押える位置に設けられ、該短い軸部長さの釘の連結釘が収容されてマガジンカバーが前記閉じ位置にあるとき、ガイドバーは、その先端部分の前記突出部がマガジンベースの前記凹溝に受入れられ他のガイドバー部分が平坦なマガジンベース面に沿って接面して該短い軸部長さの釘の連結釘の釘頭を先頭釘の次の釘以降部分を押える姿勢に維持され、前記第1長さの釘の連結釘が収容されてマガジンカバーを前記閉じ位置にスライドする場合には、ガイドバーは、連結釘の後尾の釘軸部を乗り越えて釘軸部側面をスライドしマガジンカバーが閉じ位置に至った状態で釘軸部側面を押えることを特徴とするマガジンユニット。
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JP2009119585A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Makita Corp 打ち込み機のマガジン

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