JP4670703B2 - 釘打機の釘送り機構 - Google Patents

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本発明は、マガジンに装填された連結釘の中で、特に連結無頭釘の残量が少なくなってその後端に新しい連結無頭釘を突き合わせて補充したときに、両連結無頭釘を確実に案内する釘打機の釘送り機構に関する。
多数の無頭釘を接着剤を介して連結した連結無頭釘は、工具本体の下方に形成されたウェアプレートと、ウェアプレートの前部に重合配置されたドライバガイドとの間に形成した射出口を備えた釘打機によって打ち出されるが、ウエアプレートの後方には真直の帯板状マガジンが設けられ、ウェアプレート自体には上記マガジン内の連結無頭釘を射出口に供給するための釘通路が貫通形成されている。
マガジンにはプッシャが設けられている。プッシャはマガジンに沿って移動可能に配置され、バネによって常時上記連結無頭釘を射出口側に押し出すように付勢されているが、プッシャにはマガジンの後端にロックして待機させ、マガジンに連結無頭釘を装填した後にロックを解除してプッシャが連結無頭釘の後端に係合させるようにした構成が知られている。この構成のプッシャにおいては、プッシャが前方に移動するときに連結無頭釘の後端に達するまでバネ力によって加速される。
特開2005−118937
しかしながら、釘の打ち込み作業の途中でマガジンに装填された連結釘の中で、特に連結無頭釘の残量が少なくなったときに、マガジンに新しい連結無頭釘を継ぎ足して再び釘打ち作業をする場合がある。この場合、まずプッシャを後方に引き戻してマガジンの後端にロックして待機させておき、残った連結無頭釘の後ろに新しい連結無頭釘を継ぎ足す。そして、プッシャのロックを解除すると、プッシャがバネ力によって前方に移動する。このとき、プッシャの速度は連結無頭釘の後端に係合するまで加速されるので、その慣性力により連結無頭釘の後端には衝撃的に当る。この衝撃は新しく装填した連結無頭釘から残っていた連結無頭釘に伝えられる。このとき新旧の連結無頭釘の間の継ぎ目には大きな力が加わる。特に、釘長サイズが中間程度の連結無頭釘では、プッシャが連結無頭釘の後端上部を叩く。このため、上記継ぎ目の上部に大きな衝撃力が加えられるので、衝撃によって左右に振れ、新しい連結無頭釘の前端が残った連結無頭釘の後端からずれてその前に出るように作動する。そのときに連結無頭釘が傾き、継ぎ目の釘の中間から上部の接着剤を剥がしてしまうことがある。各釘は接着剤によって互いに補強し合っているが、接着剤が剥がれると、無頭釘自体は強度が小さいので、剥がれた部分から曲がってしまいやすい。曲がったままプッシャからの押圧力によって前方に送られると、変形部分がウェアプレートの釘通路に引っかかり、釘通路を通ることができずに釘送り不良で空打ちしてしまう。
無頭釘のうちピンネイルと呼ばれる釘は線径わずかに0.6mmであり、接着剤の量も少なく、接着剪断力が小さいために上記のような不都合が発生し易い。また、短釘は足先がネイルガイドによって案内され、長釘は接着範囲が大きいので接着剪断力が増すため、いずれも剥がれにくい。これに対し、中間サイズの釘は接着剤の量やガイドによる案内が十分ではないので接着剪断力が小さい。したがって、中間サイズの無頭釘に上述のような問題が生じる例が多い。
その対策として、例えばマガジンに中間サイズの連結無頭釘の中央部をガイドするガイド部を形成して衝撃時の振れを防ぐことが考えられるが、マガジンのその部分にはプッシャバネを通すための長孔を形成しなければならないので、ガイド部を形成することができない。
このような問題は連結無頭釘に限らず、連結された有頭釘においても同じである。
本発明は上記問題点を解消し、特に中間サイズの連結釘(無頭釘と有頭釘を含む)であっても継ぎ足し時に接着剤の剥がれが発生せず、確実に釘送りすることができる釘打機の釘送り機構を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、工具本体の内部に設けられた打撃によって駆動されるドライバを摺動自在に案内する射出口を、上記工具本体の下方に形成されたウェアプレートと、ウェアプレートの前部に重合配置されたドライバガイドとの間に形成し、上記ウェアプレートの後方には真直状マガジンを設け、ウェアプレートには上記マガジン内に充填された連結釘を射出口に供給するための釘通路を貫通形成し、上記マガジンの表面とこの表面に沿ってスライド可能に設けられたスライダとの間に、上記釘通路に連続する釘供給路を形成し、この釘供給路に沿って摺動可能に配置されたプッシャをマガジンの後端に待機させ、上記釘供給路に複数の釘を接着剤を介してシート状に連結してなる連結釘を装填したときに上記プッシャを解放させて上記連結釘の後端に係合させて前方に押圧する釘打機において、上記ウェアプレートの後面には、上記釘通路のマガジン側とスライダ側とから、それぞれ連結釘の第1の案内部と第2の案内部とを形成し、上記マガジン側の第1の案内部は、連結釘を継ぎ足して上記プッシャを解放させたときの衝撃による接着剤剥がれが生じた場合でも、その釘がマガジン側に変形しない長さに設定され、上記スライダ側の第2の案内部は、連結釘を継ぎ足して上記プッシャを解放させたときの衝撃による接着剤剥がれによる継ぎ目の釘がスライダ側に変形しない長さに設定されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1において、上記プッシャは、上記マガジンに装填された連結釘の後端の下部に係合するものであることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、連結釘の残量が少なくなり、新しい連結釘を継ぎ足して待機位置にあるプッシャのロックを解除したとき、プッシャの速度は連結釘の後端に係合するまで加速されるので、その慣性力により残った連結釘の後端に衝撃的に当る。
しかしながら、ウェアプレートの後面には、上記釘通路のマガジン側とスライダ側とから、それぞれ連結釘の第1の案内部と第2の案内部とが形成されているので、たとえ2つの連結釘の継ぎ目で接着剤が剥れてもそれによって他の釘から離れた釘がマガジン側にもスライダ側にも傾き変形することがないので、残り連結釘と継ぎ足し連結釘との整列状態が保持され、その真直性が確保されるので、継ぎ目の釘は曲がらないので確実に釘送りすることができる。
また、マガジン側の第1の案内部は、連結釘を継ぎ足して上記プッシャを解放させたときの衝撃による接着剤剥れが生じた場合でも、その釘がマガジン側に変形しないような長さに設定されているから、上記継ぎ目の釘のマガジン側への変形を有効に防止することができる。
さらに、スライダ側の第2の案内部は、連結釘を継ぎ足して上記プッシャを解放させたときの衝撃による接着剤剥れにより継ぎ目の釘がスライダ側に変形しないような長さに設定されているから、上記継ぎ目の釘のスライダ側への変形を有効に防止することができる。
請求項に係る発明によれば、プッシャは、マガジンに装填された連結釘の後端の下部に係合するから、新しく連結釘を継ぎ足した場合に、継ぎ足した連結釘がマガジンに残った連結釘に対して与える衝撃も残った連結釘の後端下部に加えられることになる。したがって、連結釘の上部に接着剤の剥れ現象が生じにくい。
以下、本発明に係る釘打機について説明する。この釘打機は、図1〜図5に示されるように、打撃機構(図示せず)を備えた工具本体1と、工具本体1から後方に配置されたグリップ2と工具本体1の下部に設けられたノーズ部3と、ノーズ部3に連結釘(ピンネイル)を供給する長方形状の直状マガジン4とを備え、トリガレバー5を引き操作してマガジン4内からノーズ部3に供給された先頭の釘を上記打撃機構を構成する打撃ピストンと一体に結合した打込み用ドライバによって打ち出すものである。打撃機構は圧縮空気を駆動源とし、打撃シリンダ内に摺動自在に収容した打撃ピストンを圧縮空気により駆動するように構成されている公知の機構である。
上記ノーズ部3はドライバガイド10とウェアプレート11(図2参照)とを重合配置することによって構成され、上記打込み用ドライバはウェアプレート11とドライバガイド10との間に形成された射出口12に摺動自在に案内されている。ドライバガイド10はボルト6によってウェアプレート111に対し8を摺動案内するとともに釘を打ち出す射出口12が形成されるようになっている。
以上の釘打機の基本的構成は公知であり、上記釘打機には連結無頭釘が使用される。連結無頭釘aは無頭釘13(ここでは釘長サイズが中間程度のピンネイル)を接着剤を介して連結してシート状に形成したものであり、ウェアプレート11の後方に連続的に設けられたマガジン4に装填される。
次に、上記マガジン4から射出口12に連結無頭釘aを送る釘送り機構は次のように構成されている。
すなわち、マガジン4は真直の帯板状に形成され、連結無頭釘aの一側面はマガジン4の表面に当接している。したがって、マガジン4の表面は連結無頭釘aの一側のガイド面で、その長手方向には複数の平行な凸条4aが形成されている。連結無頭釘aの上記一側面はこれらの凸条4aに接触した状態で送られる。また、マガジン4の下部には、マガジン4の裏側に配置されたプッシャ本体18aから表側にプッシャ18を突出させるための開口部14が形成されている。
ウェアプレート11には上記マガジン4内に装填された連結無頭釘aを射出口12に供給するための釘通路15が貫通形成されている。射出口12は釘通路15を介してマガジン4の釘供給路16に連続している。
図6〜図8に示されるように、スライダ17はマガジン4の表面に対向するように設けられ、釘供給路16はマガジン4の上記表面とスライダ17との間に形成されている。そして、スライダ17はマガジン4の表面に沿って長手方向にスライド可能であり、スライダ17を後方に(図6に向かって右側に)スライドさせると釘供給路16が開いて連結無頭釘aの装填や除去が可能となり、左側にスライドさせると釘供給路16が閉じて内部に連結無頭釘aが保持される。なお、釘供給路16の下部16aは、図3に示されるように、左右の部材7、8と底部材9とによって構成され、連結無頭釘aの下部両側を保持するようになっている。
マガジン4にはスライダ17とともにプッシャ18が設けられている。
プッシャ18は図4および図5に示されるように、マガジン4の裏側に設けられたプッシャ本体18a(図4参照)と一体に形成され、釘供給路16に沿って移動可能に配置され、釘供給路16内の連結無頭釘aの後端に係合し、連結無頭釘aをバネ20によって射出口12側に押し出すように付勢している。
また、プッシャ18の前端下部18bは前方に突出し、連結無頭釘aの後端の下部に係合するように構成されている。
さらに、スライダ17を閉じ作動するときはプッシャ18は独立に作動するが、スライダ17が開き作動するときは、プッシャ18に係合してプッシャ18も待機作動するように構成されている。
また、プッシャ18の後端上部には係止部21が形成され、係止部21の上面は後側が下向きに傾斜するように形成されている。これに対応して、マガジン4の後端部にはプッシャ18のストッパ22とロック部23が配置されている。ロック部23は支軸24を中心に回動可能に設けられ、前端の爪部25が下方に回動するように付勢されている。26はストッパ22の開口部下縁に係合可能に配置され、爪部の下方の移動端を規制するための部材である。
上記構成によれば、プッシャ18を図1のようにマガジン4の後端にロックして待機させ、マガジン4に連結無頭釘aを装填した後にロックを解除してプッシャ18を解放し、バネ20の力により前方に走行させると、図2のように連結無頭釘aの後端に係合して前方に押圧する。
ところで、上記釘供給路16の射出口12に近傍する位置には、図1及び図4に示されるように、空打ち防止レバー28が釘供給路16内に突出するようにバネ付勢されている。空打ち防止レバー28は空打ちを防止するために、通常は連結無頭釘aが上記空打ち防止レバー28をバネ力に抗して押し戻し、連結無頭釘aの後端部が上記空打ち防止レバー28を越えて射出口12側に移動したときに空打ち防止レバー28がバネ力によって釘供給路16内に突出してトリガレバー5を空振りさせて起動不能にするものであり、上記プッシャ18とスライダ17の基本的構成とともに公知の機構である。
次に、図1、図3、図4、図7等に示されるように、上記ウェアプレート11の後面には、上記釘通路15の一側から上記釘マガジン4の側壁に形成された切欠き部30に突出して上記側壁と面一となる連結無頭釘aの一側面を案内する第1の案内部31が形成されている。同様に、上記ウェアプレート11の後面の上記釘通路15をはさんで上記第1の案内部31と対向する側には第2の案内部32が形成されている。
マガジン4側の第1の案内部31の長さは、継ぎ足した連結無頭釘aの接着剤剥れにより継ぎ目の釘が変形した場合でも、その釘がマガジン4側に変形しないような長さに設定する。また、スライダ17側の第2の案内部32の長さは、空打ち防止レバー28のバネ力の影響で連結無頭釘aが傾かないよう、またプッシャ18が前進して残った連結無頭釘aと継ぎ足した補充連結無頭釘aがスライダ17側に変形し重ならないような長さに設定する。したがって、第2の案内部32は短くてもよい。連結無頭釘aの側面は図7に示されるように、スライダ17の前端内側面17aによって十分にガイドされているからである。
ところで、上述のように射出口12側に移動した連結無頭釘aの後端部が上記空打ち防止レバー28を越えたときに空打ち防止レバー28は釘供給路16に突出し、釘打機は起動不可能になるが、このとき連結無頭釘aの後部(少なくとも無頭釘1本)は、図9(a)に示されるように、外部から視認可能となっているのが好ましい。連結無頭釘aが見えなければ、釘が装填されていないと誤認して起動操作してしまうおそれがあるからである。したがって、上記空打ち防止レバー28の前端部はウェアプレート11の手前に配置されている必要がある。また。マガジン4の切欠き部30と第1の案内部31は上記空打ち防止レバー28の前端部と上又は下に対応する位置に形成されている。
次に、上記連結無頭釘aの動作態様について説明すると、まず図1のようにスライダ17を後方にスライドさせ、釘供給路16が開いてプッシャ18をロック位置に待機させ、連結無頭釘aを装填させて図2のようにスライダ17を前方にスライドさせて釘供給路16を閉じると、プッシャ18が解放され、連結無頭釘aはバネ20の力で前方に移動し、その前端が連結無頭釘aの後端下部に係合し、連結無頭釘aの先頭釘が射出口12内に供給される。そして、釘打機を起動させることにより、先頭釘を打ち込む。この釘打込み作業を繰り返すことにより連結無頭釘aは消費される。
図9(a)に示されるように、連結無頭釘aの残量が少なくなって、その後端部が空打ち防止レバー28を越えると、起動できなくなるので、同図(b)のようにスライダ17を後方に引き、プッシャ18をロック位置に待機させ、釘供給路16を開いてプッシャ18をロック位置に待機させ、新しい連結無頭釘から10本程度が連結したものを分離して継ぎ足すことがある。この場合、継ぎ足し後にスライドを前方にスライドさせて釘供給路16を閉じる。さらに、スライダ17を操作して、プッシャ18をバネ20の力で前方に移動させると、継ぎ足した連結無頭釘a1の前端が残った連結無頭釘aの後端下部に係合する。プッシャ18の速度は連結無頭釘a1の後端に係合するまで加速されるので、その慣性力により継ぎ足した連結無頭釘a1の前端は残った連結無頭釘aの後端に衝撃的に当る。このとき2つの連結無頭釘a、a1の間の継ぎ目には大きな衝撃が加わる。この衝撃によって連結無頭釘a、a1は左右に振れるような力を受ける。
しかしながら、2つの連結無頭釘a、a1の継ぎ目は図3に示されるように、ウェアプレート11に形成された第1の案内部31と第2の案内部32の間の位置にあり、第1の案内部31の長さは、継ぎ足した連結無頭釘a1に接着剤剥れが生じた場合でも、その釘がマガジン4側に逃げないような長さに設定されているから、2つの連結無頭釘a、a1の継ぎ目は上記第1の案内部31によってマガジン4側に傾かないように案内される。また、第2の案内部32の長さは、空打ち防止レバー28のバネ20力の影響で連結無頭釘a、a1が傾かないよう、またプッシャ18が前進して残った連結無頭釘aと継ぎ足した連結無頭釘a1がスライダ17側に変形して重ならないような長さに設定されているから、たとえ接着剤が剥れてもそれによって他の釘から離れた釘13a(図3参照)がマガジン4側にもスライダ17側にも傾き変形することがないので、残り連結無頭釘aと継ぎ足し連結無頭釘aとの整列状態が保持される。
また、プッシャ18の前端下部18bは継ぎ足した連結無頭釘a1の後端下部に係合しているので、継ぎ足し連結無頭釘a1が残り連結無頭釘aに対して与えられる衝撃も残り連結無頭釘aの後端下部に加えられることになる。ところが、継ぎ足した連結無頭釘a1も残り連結無頭釘aも、その下部は、図3に示されるように、マガジン4の下部釘供給路16aに整列状に保持されるので、衝撃によっても真直性が確保されるので、連結無頭釘aの上部に接着剤の剥れ現象が生じにくい。
このように、プッシャ18によって継ぎ足し連結無頭釘aが残り連結無頭釘aの後端に衝撃的に当っても、接着剤の剥れが生じにくく、たとえ剥れても継ぎ目の釘は第1および第2の案内部31、32により左右に傾き変形しないように整列状態が保持され、その真直性が確保されるので、継ぎ目の釘は曲がらないので確実に釘送りすることができる。
なお、実施例では無頭釘について述べたが、頭部がT形状や丸釘形状をした連結釘についても本発明は適用可能である。
本発明に係る釘打機のスライダを外した状態の斜視図 上記釘打機の連結無頭釘が装填された状態の側面図 図2のA−A線上の下部分の断面図 図2のB−B線上の要部断面図 図2のC−C線上の要部断面図 上記釘打機にスライダを装着した状態の側面図 図6のD−D線上の要部断面図 図6のE−E線上の要部断面図 (a)はマガジンに釘の残量が少なくなって空打ち防止レバーが作動した状 態の要部の側面図、(b)は連結無頭釘を継ぎ足した状態の要部の側面図
a、a1 連結無頭釘
3 ノーズ部
4 マガジン
10 ドライバガイド
11 ウェアプレート
12 射出口
16 釘供給路
17 スライダ
18 プッシャ
31 第1の案内部
32 第2の案内部

Claims (2)

  1. 工具本体の内部に設けられた打撃によって駆動されるドライバを摺動自在に案内する射出口を、上記工具本体の下方に形成されたウェアプレートと、ウェアプレートの前部に重合配置されたドライバガイドとの間に形成し、上記ウェアプレートの後方には真直状マガジンを設け、ウェアプレートには上記マガジン内に充填された連結釘を射出口に供給するための釘通路を貫通形成し、上記マガジンの表面とこの表面に沿ってスライド可能に設けられたスライダとの間に、上記釘通路に連続する釘供給路を形成し、この釘供給路に沿って摺動可能に配置されたプッシャをマガジンの後端に待機させ、上記釘供給路に複数の釘を接着剤を介してシート状に連結してなる連結釘を装填したときに上記プッシャを解放させて上記連結釘の後端に係合させて前方に押圧する釘打機において、上記ウェアプレートの後面には、上記釘通路のマガジン側とスライダ側とから、それぞれ連結釘の第1の案内部と第2の案内部とを形成し、上記マガジン側の第1の案内部は、連結釘を継ぎ足して上記プッシャを解放させたときの衝撃による接着剤剥がれが生じた場合でも、その釘がマガジン側に変形しない長さに設定され、上記スライダ側の第2の案内部は、連結釘を継ぎ足して上記プッシャを解放させたときの衝撃による接着剤剥がれによる継ぎ目の釘がスライダ側に変形しない長さに設定されていることを特徴とする釘打機の釘送り機構。
  2. 上記プッシャは、上記マガジンに装填された連結釘の後端の下部に係合するものである請求項1に記載の釘打機の釘送り機構。
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