JPH09261371A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09261371A
JPH09261371A JP8090265A JP9026596A JPH09261371A JP H09261371 A JPH09261371 A JP H09261371A JP 8090265 A JP8090265 A JP 8090265A JP 9026596 A JP9026596 A JP 9026596A JP H09261371 A JPH09261371 A JP H09261371A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリを介して回線をキーテレホン装
置に接続する構成において、キーテレホン装置の発信番
号通知サービスに対応する機能を活用することを目的と
する。 【解決手段】 ファクシミリ装置をキーテレホン装置に
接続して使用する設定状態で、回線をファクシミリ装置
経由でキーテレホン装置に接続しておき、ID受信端末
起動信号を検出して所定時間以内にキーテレホン装置が
呼接続をしない場合は、ファクシミリ装置が呼接続をし
て発ID信号を受信し、この発ID信号が登録回路18
にファクシミリ端末と登録されていると、回線をキーテ
レホン装置へ接続しない状態とした後に呼接続を解放
し、次の呼出信号に応答してファクシミリ受信を開始
し、発ID信号が登録回路18に音声端末と登録されて
いると、呼接続を解放し、次の呼出信号に対してファク
シミリ装置は応答せずにキーテレホンの応答を待つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にキーテレホン
装置等を次段に接続できるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、発信電話番号通知サービスと
して、米国、英国にて、発信側の電話番号を呼出信号間
に送出するというサービスが存在する。
【0003】米国、英国のサービスでは、電話回線にフ
ァクシミリ装置が接続され、さらに、次段に別の端末装
置を接続することを考えた場合、まず、電話回線を次段
の端末装置と接続しない状態にしておき、ファクシミリ
装置が、呼出信号を検出時、発呼側の電話番号を判定
し、ファクシミリ通信を行う宛先であれば、ファクシミ
リ通信を開始し、ファクシミリ通信を行わない宛先であ
れば、電話回線を次段の端末装置に接続するだけで、次
段の端末装置は、発信側の電話番号も検出でき、あたか
も最初の着信をうけた状態と同じになった。
【0004】しかしながら、日本における発信電話番号
通知サービスでは、呼接続のシーケンスが異なり、一
度、発ID信号をファクシミリ装置が検出すると、次段
の端末装置は、この発ID信号を検出できず、発信電話
番号通知サービスを有効に利用できないという欠点があ
った。
【0005】図2は、従来のキーテレホン装置110に
接続されたファクシミリ装置100の具体的構成例を示
すブロック図である。
【0006】図2において、キーテレホン装置110
は、ファクシミリ装置100を介した第1の電話回線
(信号線106a、104b)と、直接接続された第2
の電話回線(信号線110a、110b)の外線2本を
収容し、6つの電話機112、電話機114、電話機1
16、電話機118、電話機120、および電話機12
2が、信号線112a〜c、信号線114a〜c、信号
線116a〜c、信号線118a〜c、信号線120a
〜c、および信号線122a〜cを介して接続される。
【0007】一方、ファクシミリ装置100は、信号線
100a、100bによる第1の電話回線に接続され
る。また、CMLリレー101は、信号線108aに信
号レベル「0」の信号が出力されている時には、CML
リレー101をオフ、すなわち信号線100a、100
bを信号線104a、104bに接続し、信号線108
aに、信号レベル「1」の信号が出力されている時に
は、CMLリレー101をオン、すなわち信号線100
a、100bを信号線102a、102bに接続する。
【0008】ファクシミリ通信部102は、変復調器等
を含むブロックである。また、擬似CI発生回路104
は、信号線104a、104bに擬似CI(呼出信号)
を送出するものであり、信号線108bに信号レベル
「1」の信号が出力されていると、擬似CI信号を発生
し、信号線108bに信号レベル「0」の信号が出力さ
れていると、擬似CI信号を発生しない。
【0009】オフフック検出回路106は、信号線10
4a、106aの電流からオフフック、すなわち信号線
106a、104b間で直流ループを捕捉しているか否
かを判定する回路であり、オフフック、すなわち直流ル
ープを捕捉していると、信号線106cに信号レベル
「1」の信号を出力し、オフフックでない、すなわち直
流ループを捕捉していないと、信号線106cに信号レ
ベル「0」の信号を出力する。
【0010】ファクシミリ装置は、待機時には、CML
リレー101をオフ、すなわち信号線100a、100
bを信号線104a、104bに接続しておき、呼出信
号を検出すると、CMLリレー101をオンし、ファク
シミリ通信部102で、相手側がファクシミリ装置か電
話端末かを判断し、ファクシミリ装置であるとファクシ
ミリ通信を開始し、電話端末であると「少々お待ち下さ
い」等のメッセージを信号線100a、100bに出力
し、擬似CIを信号線106a、104bに出力し、オ
フフックの検出後にCMLリレー101をオンし、信号
線100a、100bを信号線106a、104bに接
続して通話状態とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、発信電話番号通知サービスが可能なキーテ
レホン装置であっても、前述のような制御をファクシミ
リ装置が実行すると、ファクシミリ装置が接続されてい
る電話回線については、キーテレホン装置が発ID信号
を受信できないため、発信番号通知サービスをキーテレ
ホン装置において働かせることができないという欠点が
あった。
【0012】本発明は、ファクシミリ装置を介して電話
回線を次段の端末装置に接続する構成において、次段の
端末装置の発信番号通知サービスに対応する機能を活用
することができるファクシミリ装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
電話回線にファクシミリ装置が接続され、さらに次段に
別の端末装置を接続する接続手段を有し、発信電話番号
通知サービスが可能なファクシミリ装置であって、ID
受信端末起動信号を検出する検出手段と、発ID信号を
検出する検出手段と、発ID信号に対応してファクシミ
リ端末か音声端末かを登録する登録手段とを有し、ファ
クシミリ装置を次段の端末装置に接続して使用する設定
状態で、電話回線をファクシミリ装置経由で次段の端末
装置に接続しておき、ID受信端末起動信号を検出して
所定時間以内に次段の端末装置が呼接続をしない場合
は、ファクシミリ装置が呼接続をして発ID信号を受信
し、この発ID信号の登録がファクシミリ端末である
と、電話回線を次段の端末装置へ接続しない状態とした
後に呼接続を解放し、次の呼出信号に応答してファクシ
ミリ受信を開始し、発ID信号の登録が音声端末である
と、呼接続を解放し、次の呼出信号に対してファクシミ
リ装置は応答せずに次段の端末装置の応答を待つことを
特徴とする。また、本出願の第2の発明は、上記ID受
信端末起動信号を検出して所定時間以内に次段の端末装
置が呼接続をした場合は、電話回線をファクシミリ装置
経由で次段の端末装置に接続したままとしてファクシミ
リ装置が発ID信号を受信し、この発ID信号の登録が
ファクシミリ端末であると、電話回線を次段の端末装置
へ接続しない状態とした後に呼接続を解放し、次の呼出
信号に応答してファクシミリ受信を開始し、発ID信号
の登録が音声端末であると、電話回線をファクシミリ装
置経由で次段の端末装置に接続したままとし、ファクシ
ミリ装置は応答しないで次段の端末装置の制御に任せる
ことを特徴とする。
【0014】このような第1、第2の発明によれば、発
信電話番号通知サービスに対応しているファクシミリ装
置を次段の端末装置に接続するシステムにおいて、次段
の端末装置が発信電話番号通知サービスに対応している
場合、この発ID情報を有効に利用することが可能とな
り、次段の端末装置が発信電話番号通知サービスに対応
していない場合も、着信動作を確実に行える。
【0015】また、本出願の第3の発明は、ID受信端
末起動信号を検出して所定時間以内に次段の端末装置が
呼接続をしない場合が所定回数以上連続したときには、
発信電話番号通知サービスに対応していない次段の端末
装置と判断し、それ以降は、ID受信端末起動信号を検
出時に直ちに応答し、ID受信端末起動信号を所定時間
検出できない場合と同一の制御を実行することにより、
発信電話番号通知サービスに対応しているファクシミリ
装置を次段の端末装置に接続するシステムで、次段の端
末装置が発信電話番号通知サービスに対応していない場
合の検出が自動的に行え、かつ、着信応答時間の大幅な
短縮が可能になる。
【0016】また、本出願の第4の発明は、次段の端末
装置が電話回線を使用中であるか否かを検出する検出手
段を有し、使用中である場合には、発呼動作を禁止する
ものであり、本出願の第5の発明は、次段の端末装置が
ID受信端末起動信号に応答して音声通話が開始される
までの間も上記次段の端末装置が電話回線を使用中に含
まれるものである。これらにより、発信電話番号通知サ
ービス可能なファクシミリ装置が、次段の端末装置に接
続されていて、次段の端末装置が、その回線を使用中は
発呼しないので、トラブルは皆無になる。
【0017】本出願の第6の発明は、発信電話番号通知
サービスを利用可能なファクシミリ装置において、呼出
信号を検出する検出手段と、ID受信端末起動信号を検
出する検出手段と、発ID信号を検出する検出手段と、
擬似呼出信号を送出する送出手段と、擬似ID受信端末
起動信号を送出する送出手段と、擬似発ID信号を送出
する送出手段とを有し、電話回線にファクシミリ装置が
接続され、さらに次段に別の端末装置を接続するもので
ある。また、本出願の第7の発明は、電話回線を次段の
端末装置と接続しない状態にしておき、ID受信端末起
動信号を検出した場合に1次応答し、発ID信号を受信
し、この発ID信号の宛先からはファクシミリ通信をす
る場合には、ファクシミリ通信を開始し、この発ID信
号の宛先からは、ファクシミリ通信をしない場合には、
次段の端末装置へ擬似ID受信端末起動信号を送出し、
応答後に擬似発ID信号を送信し、直流ループの解放を
検出後、電話回線を次段の端末装置へ接続するものであ
る。さらに、本出願の第8の発明は、電話回線を次段の
端末装置と接続しない状態にしておき、呼出信号の検出
時、応答後、所定時間以内にCNG信号を検出した場合
には、ファクシミリ通信を開始し、所定時間以内にCN
G信号を検出できない場合には、次段の端末装置へ擬似
呼出信号を送出し、応答後、電話回線を次段の端末装置
へ接続することを特徴とする。
【0018】これら第6〜第8の発明では、発信電話番
号通知サービス可能なファクシミリ装置で、これを電話
回線に接続し、次段に別の端末装置に接続する使用方法
において、ファクシミリ通信は、次段の端末装置を起動
することなくでき、かつ、ファクシミリ通信以外は、次
段の端末装置に対して、あたかも電話回線からの直接の
着呼があるように動作できる。
【0019】また、本出願の第9の発明では、次段の端
末装置はキーテレホン装置であることにより、キーテレ
ホン装置の前にファクシミリ装置を接続し、これらの2
つの端末装置ともに発信電話番号通知サービスを有効利
用することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1実施例におけるキーテレホン装置40に接続されたフ
ァクシミリ装置30の構成を示すブロック図である。
【0021】キーテレホン装置40は、外線2本、具体
的には第1の電話回線(信号線2a、2b)は、ファク
シミリ装置経由で入力され、さらに、第2の電話回線
(信号線40a、40b)が入力される。そして、内線
は6本あり、それぞれ信号線42a〜c、信号線44a
〜c、信号線46a〜c、信号線48a〜c、信号線5
0a〜c、および信号線52a〜cを介して、電話機4
2、電話機44、電話機46、電話機48、電話機5
0、および電話機52が接続されている。
【0022】次に、ファクシミリ装置30について説明
する。
【0023】CMLリレー2は、信号線24aに信号レ
ベル「0」の信号が出力されていると、CMLリレー2
をオフ、すなわち信号線2a、2bを信号線8a、8b
に接続し、信号線24aに信号レベル「1」の信号が出
力されていると、CMLリレーをオン、すなわち信号線
2a、2bを信号線6a、6bに接続する。なお、待機
状態では、CMLリレー2はオフである。
【0024】Tリレー4は、信号線24bに信号レベル
「0」の信号が出力されていると、Tリレー4をオフ、
すなわち信号線8a、8bを信号線14a、14bに接
続しないで、信号線24bに信号レベル「1」の信号が
出力されていると、Tリレー4をオン、すなわち信号線
8a、8bを信号線14a、14bに接続する。
【0025】発ID信号検出回路6は、信号線6a、6
bの情報を入力し、発信電話番号通知サービスにおい
て、交換機から送出されるITU−T勧告V.23に準
拠した変調された発ID信号を入力して復調し、復調し
た発ID信号を信号線6cに出力する。
【0026】CNG信号検出回路8は、信号線8a、8
bの信号を入力し、CNG信号、すなわち1100Hz
のトーナル信号を検出していると、信号線8aに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、CNG信号、すなわち11
00Hzのトーナル信号を検出していないと、信号線8
aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0027】ID受信端末起動信号検出回路10は、発
信電話番号通知サービスにて交換機から送出されるID
受信端末起動信号(0.5秒オン、0.5秒オフの繰り
返しで、オン時の信号は15Hz以上20Hz以下の周
波数、送出電力は、交流75Vrmsである)を検出し
ていると、信号線10aに信号レベル「1」の信号を出
力し、ID受信端末起動信号を検出していないと、信号
線10aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0028】呼出信号検出回路12は、呼出信号(16
ヘルツで1秒オン、2秒オフ)を検出している時には、
信号線12aに信号レベル「1」の信号を出力し、呼出
信号を検出してない時には、信号線12aに信号レベル
「0」の信号を出力する。
【0029】オフフック検出回路14は、信号線14
b、14cの先で直流ループが捕捉されている(オフフ
ックされている)か否かを検出する回路であり、オフフ
ック、すなわち直流ループが捕捉されていると、信号線
14dに信号レベル「1」の信号を出力し、オフフック
されていない、すなわち直流ループが捕捉されていない
と、信号線14dに信号レベル「0」の信号を出力す
る。
【0030】ファクシミリ通信部16は、信号線6a、
6bを使用して、ファクシミリ装置の送信とファクシミ
リ装置の受信とを信号線16aの制御を介して行うもの
である。
【0031】登録回路18は、信号線18aを介して発
ID信号に対応し、相手先がファクシミリ端末である音
声端末であるか否かを登録する回路である。
【0032】オペレーション部20は、ワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*・#キー、スタート
キー、登録回路18への登録キー、セットキー、その他
のファンクションキーを有し、押下されたキー情報を信
号線20aに出力するものである。
【0033】設定回路22は、キーテレホン装置40に
接続して使用するか否かを設定する回路であり、キーテ
レホン装置40に接続して使用する設定になっている
と、信号線22aに信号レベル「1」の信号を出力し、
キーテレホン装置に接続して使用する設定になっていな
いと、信号線22aに信号レベル「0」の信号を出力す
る。
【0034】制御回路24は、ファクシミリ装置全体を
制御するものであり、特に本発明の第1実施例におい
て、主に以下のような制御を行う。
【0035】まず、設定回路22によりファクシミリ装
置30をキーテレホン装置40に接続して使用する設定
になっている場合について説明する。
【0036】初期状態では、電話回線をファクシミリ装
置30経由でキーテレホン装置40に接続しておき、I
D受信端末起動信号を検出し、所定時間(例えば5秒)
以内において、キーテレホン装置40が呼接続をしない
場合、ファクシミリ装置30が呼接続をして発ID信号
を受信し、発ID信号がファクシミリ通信端末である
と、電話回線をキーテレホン装置40へ接続しない状態
とした後に呼接続を解放し、次の呼出信号に対して応答
し、ファクシミリ受信を開始し、発ID信号が音声端末
であると、呼接続を解放し、そして次の呼出信号に対し
てファクシミリ装置は、応答せずに、キーテレホンの応
答を待つ。
【0037】一方、キーテレホン装置が、所定時間(例
えば5秒)以内に呼接続をした場合は、電話回線をファ
クシミリ装置経由でキーテレホン装置40に接続したま
まとしてファクシミリ装置30が発ID信号を受信し、
発ID信号がファクシミリ通信端末であると、電話回線
をキーテレホン装置40へ接続しない状態とした後に呼
接続を解放し、次の呼出信号に対して応答してファクシ
ミリ受信を解放し、発ID信号が音声端末であると、電
話回線をファクシミリ装置経由でキーテレホン装置に接
続したままとし、ファクシミリ装置は応答しないで、キ
ーテレホン装置の制御に任せる。
【0038】また、ここでID受信端末起動信号を検出
し、所定時間(例えば5秒)以内にキーテレホン装置4
0が呼接続をしないことが所定回数(例えば10回)以
上連続した場合は、発信電話番号通知サービスに対応し
ていないキーテレホン装置と判断し、それ以降は、ID
受信端末起動信号を検出時に直ちに応答し、ID受信端
末起動信号を所定時間(例えば6秒)検出できない場合
と同一の制御を実行する。ここで、キーテレホン装置が
ID受信端末起動信号に対して応答し、音声通話が開始
されるまでの間も含めて、キーテレホン装置が電話回線
を使用中であるか否かを検出し、使用中である場合は、
発呼動作を禁止する。
【0039】次に、設定回路22により、ファクシミリ
装置30をキーテレホン装置40に接続して使用しない
設定になっている場合には、キーテレホン装置40のと
ころに通常の電話機が接続されている。ここでは、初期
状態として、電話回線をCMLリレー2をオフ、Tリレ
ー4をオンした状態にしておく。ここで、ID受信端末
起動信号を検出すると、ファクシミリ装置30が呼接続
をして発ID信号を受信する。そして、発ID信号がフ
ァクシミリ通信端末であると呼接続を解放し、そして、
Tリレー4もオフし、電話回線を電話機側に接続してお
き、次の呼出信号に対してファクシミリ装置30は、応
答せずに電話機の応答を待つ。
【0040】図3〜図9は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路24の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0041】まず、S0で動作を開始し、S2では、キ
ーテレホン装置40が発信電話番号通知サービス機能を
有しているか否かを判定するためのサービス対応カウン
タに0をセットする。
【0042】次に、S4では、信号線24aに信号レベ
ル「0」の信号を出力してCMLリレー2をオフし、S
6では、設定回路22の情報を入力し、キーテレホン装
置40を接続する設定になっているか否かを判断し、キ
ーテレホン装置40に接続する設定になっているとS1
2に進み、信号線24bに信号レベル「0」の信号を出
力してTリレー4をオフしてS14に進む。また、電話
機を接続する設定になっているとS8に進み、信号線2
4bに信号レベル「1」の信号を出力し、Tリレー4を
オンして、S10に進む。
【0043】S10では、信号線10aの情報を入力
し、ID受信端末起動信号を検出したか否かを判断し、
検出するとS88に進み、検出していないとS16に進
む。
【0044】S14では、信号線10aの情報を入力
し、ID受信端末起動信号を検出したか否かを判断し、
検出するとS22に進み、検出していないとS16に進
む。
【0045】S16では、信号線20aの情報を入力
し、発信が選択されたか否かを判断し、発信が選択され
るとS18に進み、信号線24aに信号レベル「1」の
信号を出力してCMLリレー2をオンし、ファクシミリ
通信を行い(S20)、S4に進む。また、発信が選択
されていないとS126に進む。
【0046】S22では、サービス対応カウンタが10
以上か、すなわち、キーテレホン装置が発信電話番号通
知サービスの機能を有していないかどうかを判断し、1
0以上、すなわち発信電話番号通知サービスの機能を有
していないとS34に進み、10未満、すなわち発信電
話番号通知サービスの機能を有しているとS24に進
み、タイマ1に5秒をセットする。
【0047】S26では、信号線14dの情報を入力
し、キーテレホン装置40が応答したか否かを判断し、
応答するとS30に進み、サービス対応カウンタに0を
セットしてS82に進む。また、応答していないとS2
8に進む。
【0048】S28では、タイマ1がタイムオーバーし
たか否かを判断し、タイムオーバーしていないとS26
に進み、タイムオーバーするとS32に進む。
【0049】S32では、サービス対応カウンタの値を
1つインクリメントし、S34で、信号線24aに信号
レベル「1」の信号を出力し、CMLリレー2をオンす
る。そして、S36では、信号線6cの情報を入力して
発ID信号を受信し、S38、S40で、登録回路18
の情報を入力し、この発ID信号の端末属性を判断し、
ファクシミリ端末であるとS42に進み、音声端末であ
るとS52に進み、未登録であるとS62に進む。
【0050】S42では、信号線24bに信号レベル
「1」の信号を出力してTリレー4をオンし、S44で
は、信号線24aに信号レベル「0」の信号を出力して
CMLリレー2をオフする。
【0051】S46では、信号線12aの情報を入力
し、10秒以内に呼出信号を検出したか否かを判断し、
肯定応答であるとS48に進み、信号線24aに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、CMLリレー2をオンし、
S50においてファクシミリ通信を行って、S4に進
む。また、S46で否定応答であると、S4に進む。
【0052】S52では、信号線24aに信号レベル
「0」の信号を出力してCMLリレー2をオフする。そ
して、S54では、信号線12aの情報を入力し、10
秒以内に、呼出信号を検出したか否かを判断し、肯定応
答であるとS56に進み、否定応答であるとS4に進
む。
【0053】S56では、信号線14dの情報を入力
し、10秒以内にキーテレホン装置40が応答したか否
かを判断し、否定応答であるとS4に進み、肯定応答で
あるとS58に進み、キーテレホン装置40による通話
を実行する。
【0054】次に、S60では、信号線14dの情報を
入力し、直流ループが解放されたか否かを判断し、解放
されるとS4に進み、解放されていないとS58に進
む。
【0055】また、S62では、信号線24aに信号レ
ベル「0」の信号を出力してCMLリレー2をオフす
る。そして、S64では、信号線12aの情報を入力
し、10秒以内に呼出信号を検出したか否かを判断し、
肯定応答であるとS66に進み、否定応答であるとS4
に進む。
【0056】S66では、信号線14dの情報を入力
し、10秒以内にキーテレホン装置40が応答したか否
かを判断し、否定応答であるとS4に進み、肯定応答で
あるとS68に進み、タイマ1に20秒をセットし、S
70にて、キーテレホン装置40による通話を行う。
【0057】次に、S72では、信号線8aの情報を入
力し、CNG信号を検出したか否かを判断し、検出する
とS80に進み、信号線18aを介して、この発IDが
ファクシミリ端末である旨を登録回路18に登録する。
また、検出していないとS74に進む。
【0058】S74では、タイマ1がタイムオーバーし
たか否かを判断し、タイムオーバーしていないとS76
に進み、タイムオーバーするとS78に進み、信号線1
8aを介して、この発IDは音声端末である旨を登録回
路18に登録し、S58に進む。
【0059】また、S76では、信号線14dの情報を
入力し、直流ループを解放したか否かを判断し、解放す
るとS4に進み、解放していないとS70に進む。
【0060】また、S82では、信号線6cの情報を入
力し、発ID信号を受信する。そして、S84、S86
では、信号線18aの情報を入力し、発ID信号の端末
属性を判断し、ファクシミリ端末であるとS42に進
み、音声端末であるとS52に進み、未登録であるとS
62に進む。
【0061】また、S88では、信号線24aに信号レ
ベル「1」の信号を出力してCMLリレー2をオンす
る。そして、S90では、信号線6cの情報を入力して
発ID信号を受信し、S92、S94において、信号線
18aの情報を入力し、発ID信号の端末属性を判断
し、ファクシミリ端末であるとS42に進み、音声端末
であるとS96に進み、未登録であるとS108に進
む。
【0062】S96では、信号線24bに信号レベル
「0」の信号を出力してTリレー4をオフする。そし
て、S98では、信号線24aに信号レベル「0」の信
号を出力してCMLリレー2をオフする。
【0063】次に、S100では、信号線12aの情報
を入力し、10秒以内に呼出信号を検出したか否かを判
断し、肯定応答であるとS102に進み、否定応答であ
るとS4に進む。
【0064】S102では、信号線14dの情報を入力
し、10秒以内に電話機が応答したか否かを判断し、否
定応答であるとS4に進む。
【0065】また、肯定応答であるとS104に進み、
電話機による通話をする。次に、S106では、信号線
14dの情報を入力し、直流ループが解放したか否かを
判断し、解放するとS4に進み、解放していないとS1
04に進む。
【0066】S108では、信号線24bに信号レベル
「0」の信号を出力してTリレー4をオフし、S110
では、信号線24aに信号レベル「0」の信号を出力し
てCMLリレー2をオフする。
【0067】S112では、信号線12aの情報を入力
し、10秒以内に呼出信号を検出したか否かを判断し、
否定応答であるとS4に進み、肯定応答であるとS11
4に進む。
【0068】S114では、信号線14dの信号を入力
し、10秒以内に電話機が応答したか否かを判断し、否
定応答であるとS4に進み、肯定応答であるとS116
に進み、タイマ1に20秒をセットする。そして、S1
18では、電話機による通話を行う。
【0069】次に、S120では、信号線8aの情報を
入力し、CNG信号を検出したか否かを判断し、検出す
るとS80に進み、検出していないとS122に進む。
【0070】S122では、タイマ1がタイムオーバー
したか否かを判断し、タイムオーバーするとS78に進
み、タイムオーバーしていないとS124に進む。
【0071】S124では、信号線14dの情報を入力
し、直流ループが解放したか否かを判断し、直流ループ
が解放するとS4に進み、直流ループが解放していない
とS118に進む。
【0072】S126では、信号線20aの情報を入力
し、登録回路18への登録が選択されたか否かを判断
し、選択されるとS128に進み、信号線18aを介し
て発ID信号に対応して、ファクシミリ端末、電話端末
かを登録回路18に登録し、選択されていないとS4に
進む。
【0073】図10は、本発明の第2実施例によるファ
クシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0074】NCU(網制御装置)102は、電話網を
データ通信等に使用するために、その回線の端末に接続
し、電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路へ
の切換えを行ったり、ループの保持を行うものである。
また、NCU102は、制御回路120からの信号aと
信号bにおいて、信号a(信号線120a)が「0」で
あれば、電話回線102aを信号線102bに接続し、
信号aが「1」であれば、電話回線102aを信号線1
02cに接続し、信号aが「2」であれば、電話回線1
02aを信号線102dに接続する。ここで、信号線1
02aを信号線102cに接続した時には直流ループは
形成し、信号線102aを信号線102dに接続した時
には直流ループは形成しない。すなわち、信号線102
cは低インピーダンスで終端してあり、信号線102d
は高インピーダンスで終端してある。
【0075】さらに、信号aが1あるいは2の場合は、
信号bが有効となり、信号bが「0」であると、信号線
102bを信号線122aに接続し、信号bが「1」で
あると、信号線102bを信号線126aに接続し、信
号bが「3」であると、信号線102bをオープン状態
とする。
【0076】さらに、キーテレホン装置が直流ループを
形成しているか否かの情報を信号線102eに出力す
る。そして、直流ループを形成している時には、信号線
104eに信号レベル「1」の信号を出力し、直流ルー
プを形成していない時には、信号線104eに信号レベ
ル「0」の信号を出力する。
【0077】なお、通常状態においては、電話回線10
2aは信号線102dに接続されている。
【0078】ハイブリッド回路106は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路112からの送信
信号をNCU102経由で、電話回線102aに送出
し、相手側からの信号をNCU102経由で受取り、信
号線106a経由で変復調器108に送るものである。
【0079】変復調器108は、ITU−T勧告V.
8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、
V.34に基づいた変調、および復調を行なうものであ
り、信号線120cにより、各伝送モードが指定され
る。この変復調器108は、信号線120bに出力され
ている信号を入力し、変調データを信号線108aに出
力し、信号線106aに出力されている受信信号を入力
し、復調データを信号線108bに出力する。
【0080】ANSam送出回路110は、ANSam
信号を送出する回路であり、信号線120dに信号レベ
ル「1」の信号が出力されている時には、信号線110
aにANSam信号を送出し、信号線120dに信号レ
ベル「0」の信号が出力されている時には、信号線11
0aに何も信号を出力しない。
【0081】加算回路112は、信号線108aの情報
と信号線110aの情報とを入力し、加算した結果を信
号線112aに出力するものである。読取回路114
は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを信号
線114aに出力するものである。記録回路116は、
信号線120eに出力されている情報を順次1ライン毎
に記録するものである。
【0082】メモリ回路118は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0083】送出回路122は、擬似ID受信端末起動
信号を送出する回路であり、信号線120fに信号レベ
ル「1」の信号が出力されている時に、48Vの直流電
圧に16Hzで75Vrmsの0.5秒オン、0.5秒
オフの繰り返し信号(ID受信端末起動信号に同じ)を
重畳し、出力インピーダンス2kΩにて擬似的に信号線
122aに送出するものであり、信号線120fに信号
レベル「0」の信号が出力されている時は、何も出力し
ない。
【0084】送出回路124は、擬似呼出信号を送出す
る回路であり、信号線120gに信号レベル「1」の信
号が出力されている時に、48Vの直流電圧に16Hz
で75Vrmsの1秒オン、2秒オフの繰り返し信号
(呼出信号に同じ)を重畳し、出力インピーダンス2k
Ωにて擬似的に信号線124aに送出するものであり、
信号線120gに信号レベル「0」の信号が出力されて
いる時は何も出力しない。
【0085】送出回路126は、擬似発ID信号を送出
する回路であり、信号線120hに出力されている情報
を入力し、48Vの直流電圧にITU−T勧告V.23
変調した信号を重畳し、出力インピーダンス2kΩにて
信号線126aに出力するものである。
【0086】検出回路128は、電話回線に出力される
ID受信端末起動信号を検出する回路であり、信号線1
02dの情報を入力し、ID受信端末起動信号を検出す
ると、信号線128aに信号レベル「1」の信号を出力
し、ID受信端末起動信号を検出していないと、信号線
128aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0087】検出回路130は、電話回線に出力される
呼出信号を検出する回路であり、信号線2dの情報を入
力し、呼出信号を検出すると、信号線130aに信号レ
ベル「0」の信号を出力する。
【0088】検出回路132は、電話回線に出力される
発ID信号を検出する回路であり、信号線102dの情
報を入力し、ITU−T勧告V.23復調した情報を信
号線132aに出力する。
【0089】検出回路134は、CNG信号を検出する
回路であり、信号線106aに出力されている情報を入
力し、CNG信号を検出している時には、信号線134
aに信号レベル「1」の信号を出力し、CNG信号を検
出していない時には、信号線134aに信号レベル
「0」の信号を出力する。
【0090】登録回路136は、発ID信号に対応し、
ファクシミリ通信をするか、次段に接続するかを信号線
136aを介して登録する回路である。
【0091】操作部138は、ワンタッチダイヤルキ
ー、短縮ダイヤルキー、テンキー、*・#キー、スター
トキー、セットキー、登録回路136への登録キー、そ
の他ファンクションキーがあり、押下されたキー情報を
信号線138aに出力する。
【0092】キーテレホン装置140は、外線2回線
(信号線102b、信号線140gの2回線)を収容
し、内線6回線を収容している。内線としては、信号線
140a、140b、140c、140d、140e、
140fの6回線であり、それぞれ電話機142、電話
機144、電話機146、電話機148、電話機15
0、電話機152が接続されている。
【0093】制御回路120は、このファクシミリ装置
全体の制御を行うものであり、特に第2実施例におい
て、主に以下のような制御に行う。まず、電話回線を次
段のキーテレホン装置140と接続しない状態にしてお
き、ID受信端末起動信号の検出時に1次応答し、発I
D信号を受信し、この発ID信号の宛先からファクシミ
リ通信をする場合には、ファクシミリ通信を開始し、こ
の発ID信号の宛先からファクシミリ通信をしない場合
には、次段のキーテレホン装置140へ擬似ID受信端
末起動信号を送出し、応答後に擬似発ID信号を送信
し、直流ループの解放を検出後、電話回線を次段のキー
テレホン装置140へ接続する。また、電話回線を次段
のキーテレホン装置140と接続しない状態にしてお
き、呼出信号の検出時に応答し、所定時間以内にCNG
信号を検出できない場合には、次段のキーテレホン装置
140へ擬似呼出信号を送出し、応答後に電話回線を次
段のキーテレホン装置140へ接続する。
【0094】図11〜図16は、この第2実施例におけ
る制御回路120の制御の流れを示すフローチャートで
ある。
【0095】まず、S200で動作を開始し、S202
では、信号線220aにab=23を出力し、信号線1
02aを信号線102dに接続し、また、信号線102
bをオープンとする。
【0096】また、S204では、信号線120dに信
号レベル「0」の信号を出力してANSam信号を送信
しない状態とする。また、S206では、信号線120
fに信号レベル「0」の信号を出力し、擬似ID受信端
末起動信号を送信しない状態とする。
【0097】また、S208では、信号線120gに信
号レベル「0」の信号を出力し、擬似呼出信号を送信し
ない状態とする。また、S210では、信号線120h
に信号レベル「0」の信号を出力し、擬似発ID信号を
送信しない状態とする。
【0098】また、S212では、信号線128aの信
号を入力し、ID受信端末起動信号を検出したか否かを
判断し、検出するとS222に進み、検出していないと
S214に進む。
【0099】S214では、信号線130aの信号を入
力し、呼出信号を検出したか否かを判断し、検出すると
S274に進み、検出していないとS216に進む。
【0100】S216では、信号線138aの情報を入
力し、登録回路136への登録が選択されたか否かを判
断し、選択されていないとS220に進み、その他の処
理をして、S202に戻る。
【0101】また、S216で選択されるとS218に
進み、信号線136aを介して登録回路136に発ID
信号に対応し、ファクシミリ通信をするか、次段に接続
するかを登録する。この後、S220に進む。
【0102】また、S222では、信号線120aにa
b=13を出力し、信号線102aを信号線102cに
接続し、1次応答する。そして、S224では、信号線
132aの情報を入力し、発ID信号の受信および記憶
を行う。
【0103】次に、S226では、信号線136aの情
報を入力し、この発ID信号は、ファクシミリ通信をす
る宛先であるか否かを判断し、ファクシミリ通信する宛
先であるとS228に進み、次段に接続する宛先である
とS244に進む。
【0104】S228では、信号線120aにab=2
3を出力し、信号線102aを信号線102dに接続し
て直流ループを断する。そして、S230では、タイマ
1に15秒をセットする。
【0105】次に、S232では、信号線130aの情
報を入力し、呼出信号を検出したか否かを判断し、検出
するとS236に進み、検出していないとS234に進
む。S234では、タイマ1がタイムオーバーしたか否
かを判断し、タイムオーバーするとS216に進み、タ
イムオーバーしていないとS232に進む。
【0106】S236では、信号線120aにab=1
3を出力し、信号線102aを信号線102cに接続
し、2次応答する。そして、S238では前手順を行
い、S240では画信号の受信と記録を行う。そして、
S242では後手順を行い、S216に進む。
【0107】また、S244では、信号線120aにa
b=23を出力し、信号線102aを信号線102dに
接続し、直流ループを断とする。そして、S246で
は、信号線120aにab=20を出力し、信号線10
2bを信号線122aに接続する。
【0108】次に、S248では、信号線120fに信
号レベル「1」の信号を出力し、送出回路122より、
擬似ID受信端末起動信号を送出する。そして、S25
0では、タイマ1に15秒をセットする。
【0109】次に、S252では、信号線102eの情
報を入力し、キーテレホン装置140が直流ループを形
成したか否かを判断し、形成するとS256に進み、形
成しないとS254に進む。
【0110】S254では、タイマ1がタイムオーバー
したか否かを判断し、タイムオーバーするとS216に
進み、タイムオーバーしていないとS252に進む。
【0111】また、S256では、信号線120fに信
号レベル「0」の信号を出力し、送出回路122より擬
似ID受信端末起動信号を送出しない状態とする。次
に、S258では、信号線120aにab=22を出力
し、信号線102bを信号線126aに接続する。
【0112】そして、S260では、信号線120hに
受信した発ID信号を出力し、S262では、タイマ1
に15秒をセットする。
【0113】そして、S264では、信号線102eの
情報を入力し、キーテレホン装置140が直流ループを
断したか否かを判断し、断するとS268に進み、断し
ないとS266に進む。S266では、タイマ1がタイ
ムオーバーしたか否かを判断し、タイムオーバーすると
S216に進み、タイムオーバーしていないとS264
に進む。
【0114】S268では、信号線120aにab=2
3を出力し、信号線102bをオープンにする。そし
て、S270では、信号線120aにab=03を出力
し、信号線102aを信号線102bに接続する。さら
に、S272では、信号線102eの信号を入力し、キ
ーテレホン装置140が直流ループを断したか否かを判
断し、断するとS216に進む。
【0115】S274では、信号線120aにab=1
3を出力し、信号線102aを信号線102cに接続す
る。S276では、タイマ1に5秒をセットする。
【0116】S278では、信号線134aの情報を入
力し、CNG信号を検出したか否かを判断し、検出する
とS238に進み、検出してないとS280に進む。S
280では、タイマ1がタイムオーバーしたか否かを判
断し、タイムオーバーするとS282に進み、タイムオ
ーバーしていないとS278に進む。
【0117】S282では、信号線120aにab=1
1を出力し、信号線102bを信号線124aに接続す
る。S284では、信号線120gに信号レベル「1」
の信号を出力し、送出回路124により擬似呼出信号を
送出する。そして、S286では、タイマ1に30秒を
セットする。
【0118】次に、S288では、信号線102eの情
報を入力し、キーテレホン装置140が直流ループを形
成したか否かを判断し、直流ループを形成するとS29
2に進み、直流ループを形成していないとS290に進
む。
【0119】S290では、タイマ1がタイムオーバー
したか否かを判断し、タイムオーバーするとS216に
進み、タイムオーバーしていないとS288に進む。
【0120】S292では、信号線120gに信号レベ
ル「0」の信号を出力し、送出回路124により擬似呼
出信号を送出しない状態とし、S270に進む。
【0121】なお、以上の実施例としては、ファクシミ
リ装置の次段の端末装置として、キーテレホン装置を接
続したが、発信電話番号通知サービスを利用可能な端末
装置であれば、他の端末を接続するものであってもよ
い。
【0122】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
2の発明によれば、発信電話番号通知サービスに対応し
ているファクシミリ装置を次段の端末装置に接続するシ
ステムにおいて、次段の端末装置が、発信電話番号通知
サービスに対応している場合、この発ID情報を有効に
利用することが可能となり、次段の端末装置が発信番号
通知サービスに対応していない場合も、着信動作を確実
に行える効果がある。
【0123】また、第3の発明によれば、発信電話番号
通知サービスに対応しているファクシミリ装置を次段の
端末装置に接続するシステムにおいて、次段の端末装置
が発信電話番号通知サービスに対応していない場合の検
出が自動的に行え、かつ、着信応答の時間の大幅な短縮
が可能になる。
【0124】また、第4、第5の発明によれば、発信電
話番号通知サービス可能なファクシミリ装置が次段の端
末装置に接続されていて、次段の端末装置がその回線を
使用中は、発呼しないのでトラブルは皆無になる。
【0125】また、本出願の第6〜第8の発明によれ
ば、発信電話番号通知サービス可能なファクシミリ装置
で、これを電話回線に接続し、次段に別の端末装置に接
続する使用方法において、ファクシミリ通信は次段の端
末装置を起動することなくでき、かつ、ファクシミリ通
信以外は、次段の端末装置に対して、あたかも電話回線
からの直接の着呼があるように動作でき、円滑なシステ
ムを得ることができる効果がある。
【0126】また、第9の発明によれば、キーテレホン
装置の前にファクシミリ装置を接続し、これらの2つの
端末装置ともに、発信電話番号通知サービスを有効利用
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図12】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図13】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図14】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図15】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図16】上記第2実施例の動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
2…CMLリレー、 4…Tリレー、 6、132…発ID信号検出回路、 8、134…CNG信号検出回路、 10、128…ID受信端末起動信号検出回路、 12、130…呼出信号検出回路、 14…オフフック検出回路、 16…ファクシミリ通信部、 18、136…登録回路、 20…オペレーション部、 22…設定回路、 24、120…制御回路、 30…ファクシミリ装置、 40、140…キーテレホン装置、 42〜52、142〜152…電話機、 102…NCU、 106…ハイブリッド回路、 108…変復調器、 110…ANSam送出回路、 112…加算回路、 114…読取回路、 116…記録回路、 118…メモリ回路、 122…擬似ID受信端末起動信号送出回路、 124…擬似呼出信号送出回路、 126…擬似発ID信号送出回路、 138…操作部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線にファクシミリ装置が接続さ
    れ、さらに次段に別の端末装置を接続する接続手段を有
    し、発信電話番号通知サービスが可能なファクシミリ装
    置であって、 ID受信端末起動信号を検出する検出手段と、発ID信
    号を検出する検出手段と、発ID信号に対応してファク
    シミリ端末か音声端末かを登録する登録手段とを有し、 ファクシミリ装置を次段の端末装置に接続して使用する
    設定状態で、電話回線をファクシミリ装置経由で次段の
    端末装置に接続しておき、ID受信端末起動信号を検出
    して所定時間以内に次段の端末装置が呼接続をしない場
    合は、ファクシミリ装置が呼接続をして発ID信号を受
    信し、この発ID信号の登録がファクシミリ端末である
    と、電話回線を次段の端末装置へ接続しない状態とした
    後に呼接続を解放し、次の呼出信号に応答してファクシ
    ミリ受信を開始し、発ID信号の登録が音声端末である
    と、呼接続を解放し、次の呼出信号に対してファクシミ
    リ装置は応答せずに次段の端末装置の応答を待つことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ID受信端末起動信号を検出して所定時間以内に次
    段の端末装置が呼接続をした場合は、電話回線をファク
    シミリ装置経由で次段の端末装置に接続したままとして
    ファクシミリ装置が発ID信号を受信し、この発ID信
    号の登録がファクシミリ端末であると、電話回線を次段
    の端末装置へ接続しない状態とした後に呼接続を解放
    し、次の呼出信号に応答してファクシミリ受信を開始
    し、発ID信号の登録が音声端末であると、電話回線を
    ファクシミリ装置経由で次段の端末装置に接続したまま
    とし、ファクシミリ装置は応答しないで次段の端末装置
    の制御に任せることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 ID受信端末起動信号を検出して所定時間以内に次段の
    端末装置が呼接続をしない場合が所定回数以上連続した
    ときには、発信電話番号通知サービスに対応していない
    次段の端末装置と判断し、それ以降は、ID受信端末起
    動信号を検出時に直ちに応答し、ID受信端末起動信号
    を所定時間検出できない場合と同一の制御を実行するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 次段の端末装置が電話回線を使用中であるか否かを検出
    する検出手段を有し、使用中である場合、発呼動作を禁
    止することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記次段の端末装置が電話回線を使用中であるとは、次
    段の端末装置がID受信端末起動信号に応答して音声通
    話が開始されるまでの間も含まれることを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 発信電話番号通知サービスを利用可能な
    ファクシミリ装置において、 呼出信号を検出する検出手段と、ID受信端末起動信号
    を検出する検出手段と、発ID信号を検出する検出手段
    と、擬似呼出信号を送出する送出手段と、擬似ID受信
    端末起動信号を送出する送出手段と、擬似発ID信号を
    送出する送出手段とを有し、電話回線にファクシミリ装
    置が接続され、さらに次段に別の端末装置を接続するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 電話回線を次段の端末装置と接続しない状態にしてお
    き、ID受信端末起動信号を検出した場合に1次応答
    し、発ID信号を受信し、この発ID信号の宛先からは
    ファクシミリ通信をする場合には、ファクシミリ通信を
    開始し、この発ID信号の宛先からは、ファクシミリ通
    信をしない場合には、次段の端末装置へ擬似ID受信端
    末起動信号を送出し、応答後に擬似発ID信号を送信
    し、直流ループの解放を検出後、電話回線を次段の端末
    装置へ接続することを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 電話回線を次段の端末装置と接続しない状態にしてお
    き、呼出信号の検出時、応答後、所定時間以内にCNG
    信号を検出した場合には、ファクシミリ通信を開始し、
    所定時間以内にCNG信号を検出できない場合には、次
    段の端末装置へ擬似呼出信号を送出し、応答後、電話回
    線を次段の端末装置へ接続することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項において、 次段の端末装置は、キーテレホン装置であることを特徴
    とするファクシミリ装置。
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