JPH09260671A - 薄膜トランジスタおよびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタおよびそれを用いた液晶表示装置

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JPH09260671A
JPH09260671A JP6840796A JP6840796A JPH09260671A JP H09260671 A JPH09260671 A JP H09260671A JP 6840796 A JP6840796 A JP 6840796A JP 6840796 A JP6840796 A JP 6840796A JP H09260671 A JPH09260671 A JP H09260671A
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JP
Japan
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region
hydrogen concentration
channel region
source
insulating film
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Application number
JP6840796A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Goto
康正 後藤
Yasuto Kawahisa
慶人 川久
Toru Nishibe
徹 西部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、TFT特性に優れ、移動度が高く、
しかもLDD領域の活性化が容易である薄膜トランジス
タおよび低消費電力・高速駆動が可能な液晶表示装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】ゲート電極と、前記ゲート電極にゲート絶
縁膜を介して設けられたチャネル領域と、前記チャネル
領域の両側に設けられたソース領域およびドレイン領域
とを具備し、前記チャネル領域中の水素濃度が前記ソー
ス領域およびドレイン領域中の水素濃度よりも低いこ
と、または前記ゲート絶縁膜の前記チャネル領域に隣接
する領域中の水素濃度が前記ゲート絶縁膜の前記ソース
領域およびドレイン領域に隣接する領域中の水素濃度よ
りも低いことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜トランジスタ
およびそれを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマ、発光ダイオード、液晶等を用
いた表示デバイスは、表示部の薄型化が可能であり、事
務機器やコンピュータ等の表示装置あるいは特殊な表示
装置への用途として要求が高まっている。これらの中
で、アモルファスシリコン(a−Si)またはポリシリ
コン(poly−Si)を用いた薄膜トランジスタ(T
FT)をスイッチング素子としてマトリクス上に配した
液晶表示装置(TFT−LCD)は、表示品位が高く、
低消費電力であるため、その開発が盛んに行われてい
る。
【0003】特に、ポリシリコンを用いたTFTは、ア
モルファスシリコンを用いたTFTよりも移動度が10
倍から100倍程度高い。このため、その利点を利用し
て画素スイッチング素子だけでなく、周辺駆動回路にも
ポリシリコンを用いた、画素TFTと駆動回路TFTを
同一基板上に同時に形成する駆動回路一体型TFT−L
CDの研究開発が盛んに行われている。
【0004】ポリシリコンをTFT−LCDに用いる際
の課題として、リーク電流の低減、移動度の増加、サブ
スレッシュホルド領域の急峻性向上(=S値の低下)等
の特性向上がある。これらを同時に改善できる既知の方
法として、水素プラズマ処理を施す方法がある。この方
法は、TFT完成後あるいはTFT形成中に水素プラズ
マ処理を施し、水素プラズマで発生した水素ラジカルに
より活性層(チャネル領域およびソース領域・ドレイン
領域)のポリシリコン中のダングリングボンドを終端す
る方法である。この方法を用いると活性層中に水素が注
入されて水素濃度が上昇する。
【0005】この場合、水素プラズマ処理は、活性層ま
で水素を到達させるために200〜400℃で数時間程
度で行われる。この水素プラズマ処理は、アニールされ
る状態が長時間にわたるため、チャネル領域およびソー
ス領域・ドレイン領域が同時に水素終端される。このと
き、水素がゲート絶縁膜中に拡散し、ゲート絶縁膜中に
トラップ準位あるいは固定電荷が形成され、これにより
閾値電圧(Vth)、ゲートリーク、耐圧等のTFT特性
が劣化する。このため、TFTの信頼性が低下し、歩留
りも低下する。
【0006】その一例を図9に示す。これは、n−ch
(nチャネル)TFTの例である。図9(A)に示すよ
うに水素化前で閾値電圧が正であったものが、図9
(B)に示すように水素化後で負になっている。このよ
うに、水素プラズマ処理により、閾値電圧が低くなるこ
とが分かる。
【0007】図10に液晶駆動回路によく用いられるT
FTの組み合わせであるC−MOS回路を示す。ソース
領域・ドレイン領域で水素終端されてゲート絶縁膜に水
素が拡散すると、n−chのTFTで負の閾値電圧をも
つ場合において、n−chがオフ時(入力1;low、
例えば入力2;high)でも、電流が本来一定電圧に
している出力2に流れるために消費電力が大きくなり、
出力1に所望の電圧が印加されるのに時間がかかる等の
問題点がある。
【0008】一方、活性層中の水素量が少ない場合で
は、チャネル領域中のダングリングボンドが水素により
充分に終端されないので、チャネル領域中のトラップ準
位密度が増加し、移動度を低下させる。また、活性層中
の水素量が少ないと、LDD(Lightly Doped Drain )
構造のTFTのn- 領域が低温で活性化することが困難
になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、活性層
中の水素濃度がチャネル領域およびソース領域・ドレイ
ン領域で近似的に等しい場合に、活性層中の水素量が多
いと、ゲート絶縁膜への水素の拡散により、Vth等の特
性劣化が生じ、活性層中の水素量が少ないと、チャネル
領域中のダングリングボンドが多く、移動度が低下し、
- 領域(LDD領域)の活性化が困難であるという問
題がある。
【0010】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、TFT特性に優れ、移動度が高く、しかもLDD
領域の活性化が容易である薄膜トランジスタおよび低消
費電力・高速駆動が可能な液晶表示装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
ゲート電極と、前記ゲート電極にゲート絶縁膜を介して
設けられたチャネル領域と、前記チャネル領域の両側に
設けられたソース領域およびドレイン領域とを具備し、
前記チャネル領域中の水素濃度が前記ソース領域および
ドレイン領域中の水素濃度よりも低いことを特徴とする
薄膜トランジスタを提供する。
【0012】すなわち、本発明の第1の発明は、ゲート
電極と、前記ゲート電極にゲート絶縁膜を介して設けら
れたチャネル領域と、前記チャネル領域の両側に設けら
れ、LDD領域を含むソース領域およびドレイン領域と
を具備し、前記チャネル領域中の水素濃度と前記がソー
ス領域およびドレイン領域中の水素濃度が異なり、前記
チャネル領域中の水素濃度が前記チャネル領域を構成す
る材料のダングリングボンドを終端させるために充分な
最低濃度であり、前記ソース領域およびドレイン領域中
の水素濃度が前記LDD領域を活性化するために充分な
最高濃度であることを特徴とする薄膜トランジスタを提
供する。
【0013】本発明の第2の発明は、ゲート電極と、前
記ゲート電極にゲート絶縁膜を介して設けられたチャネ
ル領域と、前記チャネル領域の両側に設けられたソース
領域およびドレイン領域とを具備し、前記ゲート絶縁膜
の前記チャネル領域に隣接する領域中の水素濃度が前記
ゲート絶縁膜の前記ソース領域およびドレイン領域に隣
接する領域中の水素濃度よりも低いことを特徴とする薄
膜トランジスタを提供する。
【0014】すなわち、本発明の第2の発明は、ゲート
電極と、前記ゲート電極にゲート絶縁膜を介して設けら
れたチャネル領域と、前記チャネル領域の両側に設けら
れ、LDD領域を含むソース領域およびドレイン領域と
を具備し、前記チャネル領域中の水素濃度と前記がソー
ス領域およびドレイン領域中の水素濃度が異なり、前記
ゲート絶縁膜の前記チャネル領域に隣接する領域中の水
素濃度が薄膜トランジスタの閾値の極性(正負)が変わ
らない程度の濃度であり、前記ゲート絶縁膜の前記ソー
ス領域およびドレイン領域に隣接する領域中の水素濃度
が前記チャネル領域への水素終端が起り易い程度の濃度
であることを特徴とする薄膜トランジスタを提供する。
【0015】本発明において、前記チャネル領域が、光
でアニールすることにより形成されたポリシリコンで構
成されていることが好ましい。また、本発明は、それぞ
れの表面上に電極を有する一対の基板と、前記電極が対
向するようにして配置した前記一対の基板間に挟持され
た液晶層とを具備し、前記一対の基板の一方の基板上に
上記薄膜トランジスタが設けられていることを特徴とす
る液晶表示装置を提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。本発明者らは、水素濃度
がチャネル領域およびソース領域・ドレイン領域で近似
的に等しい場合に起こる問題を、チャネル領域およびソ
ース領域・ドレイン領域もしくはゲート絶縁膜のチャネ
ル領域と隣接する領域およびゲート絶縁膜のソース領域
およびドレイン領域と隣接する領域で水素濃度を異なら
せることにより解決した。
【0017】すなわち、本発明の薄膜トランジスタは、
チャネル領域中の水素濃度がソース領域およびドレイン
領域中の水素濃度よりも低いこと、またはゲート絶縁膜
のチャネル領域に隣接する領域中の水素濃度がゲート絶
縁膜のソース領域およびドレイン領域に隣接する領域中
の水素濃度よりも低いことを特徴としている。
【0018】このように、水素濃度を場所毎に異ならせ
ることにより、個々に特性の向上を図ることができる。
例えば、ゲート絶縁膜のチャネル領域と隣接する領域中
の水素濃度をゲート絶縁膜のソース領域およびドレイン
領域に隣接する領域中の水素濃度よりも比較的低くする
ことにより、図2に示すように、閾値の極性を変えず、
すなわち閾値電圧(Vth)を低くすることができる。ま
た、ゲートリーク、耐圧等のTFT特性を向上させるこ
とができる。このため、TFTの信頼性や歩留りが向上
する。一方、チャネル領域中の水素濃度をソース領域お
よびドレイン領域中の水素濃度よりも比較的低くするこ
とにより、充分にダングリングボンドを終端させること
ができ、移動度を高くすることができる。また、TFT
のLDD領域を低温で活性化することが容易となる。
【0019】このように、活性層(チャネル領域および
ソース領域・ドレイン領域)および/またはゲート絶縁
膜に水素濃度分布を持たせる本発明によれば、チャネル
領域およびソース領域・ドレイン領域で近似的に等しい
場合に起こる相反する問題を同時に解決することができ
る。
【0020】本発明において、チャネル領域であるチャ
ネル領域を構成する材料としては、ポリシリコン、アモ
ルファスシリコン等を用いることができ、ソース領域・
ドレイン領域やゲート電極を構成する材料としては、A
l,Cr,Mo,MoTa,MoW等を用いることがで
き、ゲート絶縁膜としては、シリコン酸化膜、シリコン
窒化膜等を用いることができる。なお、LDD領域の不
純物濃度は、2×1015〜5×1017原子/cm3 であ
る。
【0021】本発明の第1の発明において、チャネル領
域を構成する材料のダングリングボンドを終端させるた
めに充分な最低の水素濃度は約1×1020〜1×1021
原子/cm3 であることが好ましく、LDD領域を活性
化するために充分な最高の水素濃度は約5×1020原子
/cm3 であることが好ましい。なお、ダングリングボ
ンドが終端するとは、ダングリングボンドに水素が結合
した状態を意味し、活性層中のトラップ準位が低くな
る。LDD領域を活性化するとは、LDD領域の活性化
率が向上した状態を意味する。
【0022】本発明の第2の発明において、薄膜トラン
ジスタの閾値の極性(正負)が変わらない程度の水素濃
度は、初期のTFT特性(Vth)に依存するが、例えば
約1×1019〜5×1020原子/cm3 であることが好
ましく、チャネル領域への水素終端が起り易い程度の水
素濃度は約5×1020〜1×1021原子/cm3 である
ことが好ましい。なお、水素終端が起り易いとは、ダン
グリングボンドより多い水素が存在する状態を意味す
る。
【0023】本発明において、活性層(チャネル領域お
よびソース領域・ドレイン領域)および/またはゲート
絶縁膜に水素濃度分布を持たせる水素処理としては、水
素イオンドーピング処理(H I/D)や水素イオンイ
ンプランテーション(H I/I)が挙げられる。この
ようなH I/DやH I/Iは、図1に示すように、
従来の水素処理である水素プラズマ処理と異なり、水素
濃度と打込み深さとの間の関係において急峻なプロファ
イルを有している。このため、水素の打込み位置の制御
が容易である。したがって、本発明の薄膜トランジスタ
のような水素濃度分布を実現することができる。これら
のH I/DやH I/Iは、温度を上げずに行うこと
ができ、しかもタクトタイムが短いので好ましい方法で
ある。特に、H I/Dはタクトタイムも短く、大型基
板にも対応することができるので有利である。なお、こ
れらのH I/DやH I/Iは、TFT完成後に施し
ても良く、TFT形成中に施しても良い。
【0024】本発明において、チャネル領域を構成する
材料としては、光でアニールすることにより形成された
ポリシリコンを用いることが好ましい。この場合、用い
る光としては、紫外レーザ光、可視レーザ光等が挙げら
れ、アニール処理は、100〜500mJ/cm2 のエ
ネルギーの光で20nsec〜1sec程度行う。これ
らの条件は、シリコン膜厚や下地膜等により異なる。
【0025】本発明において、基板としては、ガラス基
板、石英基板、サファイア基板、プラスチック基板等の
絶縁基板を用いることができる。また、電極を構成する
材料としては、Al,Cr,Mo,AlSi,MoT
a,MoW等を挙げることができる。また、液晶層に含
まれる液晶材料としては、アクティブマトリクス方式に
使用されるすべての液晶材料を用いることができる。
【0026】本発明は、n−ch(nチャネル)のTF
Tにも、p−ch(pチャネル)のTFTにも適用する
ことができる。また、本発明は、TFTの構造には依存
しないので、コプラナ型、逆スタガ型、スタガ型等の各
種の構造のTFTに用いることができる。また、上記第
1の発明と第2の発明を組み合わせて実施しても良い。
この場合には、両方の発明の上記効果を同時に実現する
ことができる。
【0027】次に、本発明の薄膜トランジスタの実施形
態を図3に基づいて詳細に説明する。図3は本発明の薄
膜トランジスタの一実施形態を示す概略図である。図中
101は絶縁基板であるガラス基板を示す。ガラス基板
101上には、シリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜
からなるバッファ層102が形成されており、バッファ
層102上には、ポリシリコン膜103が形成されてい
る。このポリシリコン膜103は、チャネル領域103
aと、ソース領域・ドレイン領域103bとから構成さ
れている。さらに、ソース領域・ドレイン領域103b
は、さらに低濃度不純物注入領域(LDD領域)103
b−1と、高濃度不純物注入領域103b−2とから構
成されている。
【0028】ポリシリコン膜103上には、シリコン酸
化膜からなるゲート絶縁膜104が形成されている。こ
のゲート絶縁膜104は、チャネル領域に隣接した部分
104aと、ソース領域・ドレイン領域103bに隣接
した部分104bとから構成されている。ゲート絶縁膜
104には、ソース領域・ドレイン領域103bの高濃
度不純物注入領域103b−2が露出するような開口部
が形成されており、ITO,AlSi,Al,MoAl
等からなるソース電極105、ドレイン電極106がこ
の開口部を通じてそれぞれの高濃度不純物注入領域10
3b−2と電気的に接続するように形成されている。ゲ
ート絶縁膜104上のソース電極105とドレイン電極
106との間には、Mo,MoTa,MoW,Cr,A
lSi,Al等からなるパターニングされたゲート電極
107が形成されており、また、ゲート電極107上に
は、シリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜等からなる
層間絶縁膜108が形成されている。
【0029】上記構成を有する薄膜トランジスタにおい
て、チャネル領域103aの水素濃度(例えば1020
子/cm3 )がソース領域・ドレイン領域103bの水
素濃度(例えば1021原子/cm3 )よりも低く、チャ
ネル領域に隣接した部分104aの水素濃度(例えば1
20原子/cm3 )がソース領域・ドレイン領域103
bに隣接した部分104bの水素濃度(例えば1021
子/cm3 )よりも低い。この場合、一つの膜または層
内で水素濃度分布を形成するために、H I/D(水素
イオンドーピング)を行う。
【0030】チャネル領域103aの水素濃度をソース
領域・ドレイン領域103bの水素濃度よりも低くいの
で、ソース領域・ドレイン領域103bのうち、特に、
低濃度不純物注入領域103b−1の活性化を低温アニ
ールにより短時間で行うことができる。
【0031】また、ゲート絶縁膜のチャネル領域に隣接
した部分104aの水素濃度をソース領域・ドレイン領
域に隣接した部分104bの水素濃度よりも低くいの
で、実質的にゲート絶縁膜として働くチャネル領域に隣
接した部分104a中の固定電荷密度を下げ、あるいは
良好なチャネル−ゲート酸化膜界面を形成することがで
き、結果として移動度・S値等のTFT特性を向上させ
ることができる。
【0032】図4に従来の薄膜トランジスタの構造を示
す。図4において、図3と同じ部分については図4と同
じ参照符号を付してその詳細な説明は省略する。この場
合、チャネル領域103aの水素濃度とソース領域・ド
レイン領域103bの水素濃度とほぼ等しく、チャネル
領域に隣接した部分104aの水素濃度とソース領域・
ドレイン領域103bに隣接した部分104bの水素濃
度がほぼ等しい。すなわち、チャネル領域103aおよ
びソース領域・ドレイン領域103b中で、およびチャ
ネル領域に隣接した部分104aおよびソース領域・ド
レイン領域103bに隣接した部分104b中で水素が
拡散により一様に分布している状態である。このような
薄膜トランジスタでは、水素濃度が高い場合、Vthの極
性が反転したり、水素濃度が低い場合、ダングリングボ
ンドの終端が不充分となり、移動度が上がらない。
【0033】図5は本発明の薄膜トランジスタの他の実
施形態を示す概略図である。図5に示す薄膜トランジス
タは、スタガ型構造を有するものである。図中101は
絶縁基板であるガラス基板を示す。ガラス基板101上
には、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜からなるバッフ
ァ層102が形成されており、バッファ層102上に
は、Mo,Al,Cr,MoTa,MoWからなるパタ
ーニングされたゲート電極107が形成されている。ゲ
ート電極107上には、シリコン酸化膜、シリコン窒化
膜からなるゲート絶縁膜104が形成されている。この
ゲート絶縁膜104は、チャネル領域に隣接した部分1
04aと、ソース領域・ドレイン領域103bに隣接し
た部分104bとから構成されている。
【0034】ゲート絶縁膜104上には、ポリシリコン
膜103が形成されている。このポリシリコン膜103
は、チャネル領域103aと、ソース領域・ドレイン領
域103bとから構成されている。ポリシリコン膜10
3上には、シリコン窒化膜等からなる絶縁膜110が形
成されており、絶縁膜110上には、シリコン酸化膜か
らなる層間絶縁膜108が形成されている。
【0035】層間絶縁膜108には、ソース領域・ドレ
イン領域103bが露出するような開口部が形成されて
おり、Al,ITO,AlSi,MoW等からなるソー
ス電極105、ドレイン電極106がこの開口部を通じ
てそれぞれのソース領域・ドレイン領域103bと電気
的に接続するように形成されている。
【0036】上記構成を有する薄膜トランジスタにおい
ても、チャネル領域103aの水素濃度(例えば5×1
20原子/cm3 )がソース領域・ドレイン領域103
bの水素濃度(例えば5×1021原子/cm3 )よりも
低く、チャネル領域に隣接した部分104aの水素濃度
(例えば5×1020原子/cm3 )がソース領域・ドレ
イン領域103bに隣接した部分104bの水素濃度
(例えば5×1021原子/cm3 )よりも低い。この場
合、一つの膜または層内で水素濃度分布を形成するため
に、H I/D(水素イオンドーピング)を行う。この
場合も、上記と同様な効果が得られる。
【0037】図3および図5に示す薄膜トランジスタを
例えば液晶表示装置の画素スイッチング素子・駆動回路
素子に用いることができる。図6は本発明の薄膜トラン
ジスタを用いた液晶表示装置の一例を示す断面図であ
る。また、図7は図6に示す薄膜トランジスタの回路を
示す概略図である。図中201は絶縁基板である第1の
ガラス基板を示す。第1のガラス基板201上には、そ
れぞれ複数の画素スイッチング用TFT202、画素電
極203、ゲート線、および信号線からなるTFTアレ
イが形成されている。一方、第2のガラス基板209上
には、対向電極208が形成されている。第1のガラス
基板201の画素電極203と第2のガラス基板209
の対向電極208を対向するようにして配置した両基板
間には、液晶層207が挟持されている。また、これら
のTFTアレイを駆動するための駆動回路(図示せず)
も設置されている。
【0038】図7における駆動回路用TFTは212
は、p−chTFT210とn−chTFT211とか
らなるCMOS(Complementaly MOS)で構成されて
いる。なお、図7中213は液晶容量を示し、214は
補助容量を示す。
【0039】このような構成の液晶表示装置において、
画素スイッチング用TFT202および/または駆動回
路用TFT212に本発明の薄膜トランジスタが適用さ
れる。この場合、この液晶表示装置においては、薄膜ト
ランンジスタが上記効果を発揮するので、エンハンスメ
ント型(ノーマリオフ)となり、結果として低消費電力
・高速駆動が可能となる。
【0040】次に、本発明の薄膜トランジスタの製造工
程を図8を用いて説明する。図8には、nチャネルコプ
ラナ型TFTの製造工程を示す。まず、図8(A)に示
すように、絶縁基板であるガラス基板301上にCVD
法等によりSiOxを厚さ100nm程度で被着してバ
ッファ層302を形成する。次いで、その上にCVD法
等によりa−Si:Hを厚さ50nm程度で被着し、4
50℃で1時間アニールを行った後に、例えばXeCl
エキシマレーザアニールによりa−Si:H膜を溶融再
結晶化させてポリシリコン膜303を形成する。その
後、フォトリソグラフィ、エッチング等によりポリシリ
コン膜303をパターニングする。
【0041】次いで、図8(B)に示すように、その上
にCVD法によりSiOxを厚さ100nmで被着して
ゲート絶縁膜304を形成し、その上にスパッタリン
グ、蒸着等により例えばMoTaを厚さ400nmで被
着する。次いで、図8(C)に示すように、フォトリソ
グラフィ、エッチング(CDE)等によりMoTa膜を
パターニングしてゲート電極305を形成する。
【0042】次いで、図8(D)に示すように、ゲート
電極305をマスクとしてイオン注入によりリンを、例
えばドーズ量45kV、3×1013原子/cm2 程度で
低濃度で注入して低濃度不純物注入領域308aを形成
し、さらに、フォトリソグラフィ、イオンドーピングに
よりリンを、例えば加速電圧は約80keV、ドーズ量
約5×1015原子/cm2 で高濃度でドーピングして低
濃度不純物注入領域308aの外側に高濃度不純物注入
領域308bを形成する。
【0043】次いで、図8(E)に示すように、この状
態で酸化膜を介してポリシリコン中に水素をイオンドー
ピング法により注入する。このときの注入条件は、例え
ば加速電圧20kV、ドーズ量2×1015原子/cm2
程度とする。その後、水素がポリシリコン中に一様に拡
散しない程度の温度・時間で活性化を行う。例えば、2
95℃、1時間のアニールにより活性化を行うことによ
り、チャネル領域の水素量がソース領域・ドレイン領域
の水素量よりも少ない構造が実現できる。この構造によ
り、チャネル領域のポリシリコンは水素終端が起こり、
移動度が増加する。また、低濃度注入領域の活性化が3
00℃未満の低温で実現できる。
【0044】次いで、図8(F)に示すように、APC
VD法によりシリコン酸化膜を厚さ400nm程度被着
して層間絶縁膜311を形成する。さらに、図8(G)
に示すように、フォトリソグラフィにより、層間絶縁膜
311およびゲート絶縁膜304にソース領域・ドレイ
ン領域に達するコンタクトホールを開孔し、図8(H)
に示すように、例えばAlをスパッタリングし、パター
ニングしてソース電極・ドレイン電極312を形成す
る。このようにして、nチャネルコプラナ型TFTを製
造することができる。
【0045】なお、本実施形態では、コプラナ型TFT
について説明しているが、本発明はこれに限定されず、
その趣旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の薄膜トラン
ジスタは、チャネル領域中の水素濃度がソース領域およ
びドレイン領域中の水素濃度よりも低いこと、またはゲ
ート絶縁膜のチャネル領域に隣接する領域中の水素濃度
がゲート絶縁膜のソース領域およびドレイン領域に隣接
する領域中の水素濃度よりも低いことを特徴としている
ので、水素終端効率を向上し、あるいはゲート絶縁膜中
の固定電荷を少なくすることができ、これにより閾値電
圧の極性を反転させることなく、移動度を向上すること
ができる。
【0047】また、本発明の液晶表示装置によれば、閾
値の極性が反転しないため、消費電力が少なく、しかも
高い移動度を有する。このため、大型高精細LCD等を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水素濃度と打込み深さとの関係を示す特性図。
【図2】水素処理の有無によるp−chTFTのVthの
違いを示す特性図。
【図3】本発明の薄膜トランジスタの一実施形態を示す
概略図。
【図4】従来の薄膜トランジスタを概略的に示す断面
図。
【図5】本発明の薄膜トランジスタの他の実施形態を示
す概略図。
【図6】本発明の液晶表示装置を概略的に示す図。
【図7】図6に示す液晶表示装置の回路を示す概略図。
【図8】(A)〜(H)は本発明の薄膜トランジスタの
製造工程を示す概略図。
【図9】(A),(B)は従来の薄膜トランジスタの水
素化前後のId−Vg特性図。
【図10】液晶表示装置に用いられるトランジスタの典
型的な組み合わせを示す図。
【符号の説明】
101,301…ガラス基板、102,202,302
…バッファ層、103,303…ポリシリコン膜、10
3a…チャネル領域、103b…ソース領域・ドレイン
領域、103b−1,308a…低濃度不純物注入領
域、103b−2,308b…高濃度不純物注入領域、
104,304…ゲート絶縁膜、104a…チャネル領
域に隣接したゲート絶縁膜、104b…ソース領域・ド
レイン領域に隣接したゲート絶縁膜、105…ソース電
極、106…ドレイン電極、107,205,305…
ゲート電極、108,311…層間絶縁膜、110…絶
縁膜、201…第1のガラス基板、203…画素電極、
204…ゲート線、205…信号線、207…液晶層、
208…対向電極、209…第2のガラス基板、210
…p−chTFT、211…n−chTFT、212…
駆動回路用TFT、213…液晶容量、214…補助容
量、312…ソース電極・ドレイン電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 627G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極と、前記ゲート電極にゲート
    絶縁膜を介して設けられたチャネル領域と、前記チャネ
    ル領域の両側に設けられたソース領域およびドレイン領
    域とを具備し、前記チャネル領域中の水素濃度が前記ソ
    ース領域およびドレイン領域中の水素濃度よりも低いこ
    とを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 ゲート電極と、前記ゲート電極にゲート
    絶縁膜を介して設けられたチャネル領域と、前記チャネ
    ル領域の両側に設けられ、LDD領域を含むソース領域
    およびドレイン領域とを具備し、前記チャネル領域中の
    水素濃度と前記がソース領域およびドレイン領域中の水
    素濃度が異なり、前記チャネル領域中の水素濃度が前記
    チャネル領域を構成する材料のダングリングボンドを終
    端させるために充分な最低濃度であり、前記ソース領域
    およびドレイン領域中の水素濃度が前記LDD領域を活
    性化するために充分な最高濃度であることを特徴とする
    薄膜トランジスタ。
  3. 【請求項3】 ゲート電極と、前記ゲート電極にゲート
    絶縁膜を介して設けられたチャネル領域と、前記チャネ
    ル領域の両側に設けられたソース領域およびドレイン領
    域とを具備し、前記ゲート絶縁膜の前記チャネル領域に
    隣接する領域中の水素濃度が前記ゲート絶縁膜の前記ソ
    ース領域およびドレイン領域に隣接する領域中の水素濃
    度よりも低いことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  4. 【請求項4】 ゲート電極と、前記ゲート電極にゲート
    絶縁膜を介して設けられたチャネル領域と、前記チャネ
    ル領域の両側に設けられ、LDD領域を含むソース領域
    およびドレイン領域とを具備し、前記チャネル領域中の
    水素濃度と前記がソース領域およびドレイン領域中の水
    素濃度が異なり、前記ゲート絶縁膜の前記チャネル領域
    に隣接する領域中の水素濃度が薄膜トランジスタの閾値
    の極性が変わらない程度の濃度であり、前記ゲート絶縁
    膜の前記ソース領域およびドレイン領域に隣接する領域
    中の水素濃度が前記チャネル領域への水素終端が起り易
    い程度の濃度であることを特徴とする薄膜トランジス
    タ。
  5. 【請求項5】 前記チャネル領域が、光でアニールする
    ことにより形成された多結晶シリコンで構成されている
    請求項1〜4のいずれか1項記載の薄膜トランジスタ。
  6. 【請求項6】 それぞれの表面上に電極を有する一対の
    基板と、前記電極が対向するようにして配置した前記一
    対の基板間に挟持された液晶層とを具備し、前記一対の
    基板の一方の基板上に請求項1〜4のいずれか1項に記
    載した薄膜トランジスタが設けられていることを特徴と
    する液晶表示装置。
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