JPH09260558A - ヒートシンク - Google Patents

ヒートシンク

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Publication number
JPH09260558A
JPH09260558A JP9041796A JP9041796A JPH09260558A JP H09260558 A JPH09260558 A JP H09260558A JP 9041796 A JP9041796 A JP 9041796A JP 9041796 A JP9041796 A JP 9041796A JP H09260558 A JPH09260558 A JP H09260558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat pipe
receiving plate
insertion part
heat sink
Prior art date
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Pending
Application number
JP9041796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ishida
良夫 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Diamond Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9041796A priority Critical patent/JPH09260558A/ja
Publication of JPH09260558A publication Critical patent/JPH09260558A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受熱プレート全面の熱を効率よくヒートパイ
プに伝えられ、且つ複雑な製造工程を要せず容易に組み
立てられるヒートシンクを提供することを目的とする。 【構成】 ヒートパイプを備えるヒートシンクにおい
て、受熱プレートをくの字形状とし、この曲がり凸部に
沿ってヒートパイプ挿入部を有し、当該ヒートパイプ挿
入部が切欠きを有する筒状形状とし、当該ヒートパイプ
挿入部にヒートパイプを挿入後に受熱プレートの受熱面
を平坦に成形したことを特徴とするヒートシンクとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気、電子部品のヒート
シンクに関し、特にヒートパイプを取付可能にした受熱
プレートを持つヒートシンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電気、電子機器の発熱対策とし
て幾つかのヒートシンクが提案されている。中でもコン
ピュータに搭載されるMPUやCPUといった演算処理
装置(以下「CPU」と呼ぶ)の発熱は本体の性能低下
をも引き起こすために、これらの熱放散は重要な課題に
なっている。そこで従来では、図4もしくは図5に示す
ヒートシンクを発熱体となるCPUに密着搭載すること
で熱の放出、拡散を行っている。
【0003】図4には現在最もよく使用されているヒー
トシンクの一つを示しており、ソケット40に差し込まれ
るCPUが発熱体30となっており、この上部平面部分に
はヒートシンク20が密着搭載されている。このヒートシ
ンク20は、前記発熱体に密着する受熱プレート22と、放
熱のための表面積を稼ぐために設けられる放熱フィン24
とから構成され、この放熱フィン24は図4に示す如く剣
山形をしている。また、この放熱フィン24の上部には、
冷却ファン50が搭載され、モータとファン(共に図示無
し)の作用によりヒートシンク20に強制対流を吹きか
け、熱放散を促している。
【0004】また、熱移動手段としてマイクロヒートパ
イプを使用するヒートシンクも提案されている。この代
表的なものを図5に示す。図5においては、ソケット40
に差し込まれる発熱体30の上部平面部分にはヒートシン
ク20が密着搭載されている。このヒートシンク20は、前
記発熱体に密着する受熱プレート22と、放熱効率を向上
させるために設けられるヒートパイプ10との組み合わせ
で構成されている。このヒートパイプ10は、一端を受熱
プレート22の1辺を折り曲げることで形成される空間に
挿入、固定し、この他端は筐体や他の低温部分に接する
ことで、受熱プレート22に伝えられる熱を低温部分に伝
搬し、発熱体30の熱拡散、放出を促している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
のヒートシンクでは以下のような問題点がある。まず図
4に示すヒートシンク20では、高性能なCPUの動作を
維持するために、冷却効果に優れた冷却ファン50を使用
するのが一般化している。しかしこのファンを駆動する
ためにはモータが必要であり、この駆動のために電力が
必要であり、またモータによる騒音も問題となってい
る。騒音については、個人ユーザーが単独で使用する場
合ではそれほど問題にはならないが、数台から数十台が
使用されるオフィース環境下においては、周囲の作業者
に不快感を与えることがあり、この改善が望まれてい
る。
【0006】また、図5に示すヒートパイプを使用した
ヒートシンク20では、構造は単純であるが、発熱体の主
発熱部中央部からヒートパイプ10までの受熱プレート22
の熱抵抗が大きく、放熱効率が悪いものとなっている。
即ち、図5を参照しながら述べると、発熱体30の主熱源
はこのほぼ中央付近に集中しているが、この中央付近と
受熱プレート22の1辺(端縁)との間は効率のよい熱伝
導を妨げるのに十分な距離があるために、図5のような
形状のヒートシンク20では十分な放熱効果が期待できな
い。
【0007】また、図5に示すヒートシンクでは、ヒー
トパイプ10を挿入、固定する受熱プレート22の1辺の加
工作業が繁雑なものとなっている。この理由として、熱
伝導は受熱プレート22とヒートパイプ10の接触面積に依
存するので、図5のヒートシンク20ではこの両者の接触
精度を維持することが必要であり、これが製造効率の悪
化を招いている。
【0008】本発明は、上記課題に鑑み、受熱プレート
全面の熱を効率よくヒートパイプに伝えられ、且つ複雑
な製造工程を要せず容易に組み立てられるヒートシンク
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、ヒートパイプを備えるヒートシンクにお
いて、受熱プレートをくの字形状とし、この曲がり凸部
に沿ってヒートパイプ挿入部を有し、当該ヒートパイプ
挿入部が切欠きを有する筒状形状とし、当該ヒートパイ
プ挿入部にヒートパイプを挿入後に受熱プレートの受熱
面を平坦に成形したことを特徴とするヒートシンクとす
る。また放熱効率を向上させるために受熱プレートを放
熱フィン構成としてもよい。
【0010】
【実施例】本発明の実施例とするヒートシンクのヒート
パイプ組み付け前の斜視図を図1に、このヒートシンク
にヒートパイプを組み付け発熱体に実装している斜視図
を図2に示す。図1において、ヒートシンク20は、側面
断面形状をくの字型とした受熱プレート22の曲がり凸部
上に切欠きを有する円筒状のヒートパイプ挿入部26を有
し、このヒートパイプ挿入部26には組立工程上でヒート
パイプ10が挿入される。また受熱プレート22の発熱体30
との接合面には、発熱体30の位置決め、固定を行うスト
ッパー29-29が設けられている。
【0011】さらに説明すれば、受熱プレート22の両端
辺はこの平板面の中心軸を基準にして水平方向より角度
θ分の傾斜を有するくの字型をしている。そして、この
くの字形状の曲がり凸部上、即ち受熱プレート22の中心
軸上には、この軸に沿った円筒形状のヒートパイプ挿入
部26が前記受熱プレート22と一体成形で設けられてお
り、この円筒は長手方向に沿った切欠き形状となってい
る。
【0012】ヒートパイプ10の挿入後は、図2に示すよ
うに、くの字形状をしていた受熱プレート22を平坦状の
I形状に、即ち傾斜θが0に成形される。この成形時に
ヒートパイプ挿入部26の切欠きの作用によりヒートパイ
プ挿入部26の円筒内周が縮むことで、ヒートパイプ10と
ヒートパイプ挿入部26とが密着接合され、同時に受熱プ
レート22の発熱体30との接合面も平坦状に成形される。
【0013】上記構成のヒートシンク20は、図2に示す
ように発熱体30の平板面に密着搭載された後にソケット
40やプリント配線基板(図示無し)に実装される。
【0014】また、図3には別の実施例を示すヒートシ
ンクの斜視図を示している。図3のヒートシンク20は受
熱プレート22上に複数の放熱フィン24を設けていること
を除けば前記図1と図2において説明したヒートシンク
と同一または相当分であるので説明は省略する。
【0015】なお上記それぞれの実施例におけるヒート
シンク20を発熱体30に固定する手段としてのストッパー
29は、他のクランプ手段を用いる場合には必ずしも必要
なものではない。また、受熱プレート22の製造方法は、
アルミニウム押し出し成形などによって容易に造ること
ができる。
【0016】
【発明の効果】上記構成により、受熱プレート22の熱放
出効率が最適に行える位置にヒートパイプ10を設けるこ
とができる。また受熱プレート22上に放熱フィン24を配
置すればより効果的なヒートシンクとすることができ
る。
【0017】また、上記のようなヒートパイプ挿入部26
を設けることで、ヒートパイプ10と受熱プレート22(ヒ
ートパイプ挿入部26)との接合が容易に、且つヒートパ
イプ挿入部26の内周に沿った接続精度のよいヒートパイ
プ10の固定が行える。また、ヒートパイプ10の取付行程
で発熱体30との接合面の平坦度が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例とするヒートシンクのヒートパ
イプ組み付け前の斜視図を示す。
【図2】本発明の実施例とするヒートシンクを発熱体に
組み付けた斜視図を示す。
【図3】本発明の別の実施例を示すヒートシンクの斜視
図を示す。
【図4】従来の冷却ファンを有するヒートシンクの組み
付け前の斜視図を示す。
【図5】従来のヒートパイプを有するヒートシンクの組
み付け前の斜視図を示す。
【符号の説明】
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 10 ヒートパイプ 20 ヒートシンク 22 受熱プレート 24 放熱フィン 26 ヒートパイプ挿入部 29 ストッパー 30 発熱体 40 ソケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートパイプを備えるヒートシンクにお
    いて、受熱プレートをくの字形状とし、この曲がり凸部
    に沿ってヒートパイプ挿入部を有し、当該ヒートパイプ
    挿入部が切欠きを有する筒状形状とし、当該ヒートパイ
    プ挿入部にヒートパイプを挿入後に受熱プレートの受熱
    面を平坦に成形したことを特徴とするヒートシンク。
  2. 【請求項2】 受熱プレートを放熱フィン構成とした請
    求項1記載のヒートシンク。
JP9041796A 1996-03-19 1996-03-19 ヒートシンク Pending JPH09260558A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9041796A JPH09260558A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 ヒートシンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041796A JPH09260558A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 ヒートシンク

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JPH09260558A true JPH09260558A (ja) 1997-10-03

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ID=13998028

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JP9041796A Pending JPH09260558A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 ヒートシンク

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JP (1) JPH09260558A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120099266A1 (en) * 2010-10-22 2012-04-26 Xplore Technologies Corp. Computer with high intensity screen
CN103219300A (zh) * 2012-01-19 2013-07-24 升业科技股份有限公司 散热底板、薄型散热模组及其制造方法

Cited By (4)

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