JP2005203385A - ヒートシンク - Google Patents

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幸二 坂口
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Abstract

【課題】ヒートシンクのベースにフィンを固定する場合にロウ付け、かしめ構造では放熱効率が落ちてしまうので、放熱効率を低下させない構造とすることを目的とする。
【解決手段】フィン111のベース100側先端をベース100に開口した孔より突き抜けさせて直接熱源である物に当接させることで放熱効率の低下を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートシンクのベース側とフィン側の接続構造に関する。
半導体装置、各種機器、各種装置、エンジン、ラジエター、燃料電池等の熱を奪い取り正常な温度に保つ事で動作を安定させるため、半導体装置のパッケージ等の熱源に熱伝導グリス、熱伝導両面テープ等を介してアルミ材または銅材等の熱伝導性が高いヒートシンクが取り付けられている。このヒートシンクをさらに冷却するため空冷ファンにより空気を当てて冷却する方法もとられている。
ヒートシンク構造は、効率良く熱を伝達させる必要性から、半導体装置のパッケージ等に当接するベース部分と放熱するフィン部分とから通常成り立ち、多くの場合ベースにフィンが接続されている構造がとられている。一般的なアルミ材の場合は押し出し成形やダイカスト成形による一体構造をもつものが多い。銅材の場合は一体構造による押し出し成形やダイカスト成形ができない。
たとえば、特許文献1及び図6には銅材及びアルミ材による従来技術の一実施例を表し、フィン11はベース10に溝12を掘り差込み後、ベース両端よりかしめて固定する方法をとっているものが記載されている。
特開2003−229519号公報
図7は同じく銅材及びアルミ材による従来技術の他一実施例を表し、ベース10に対してフィン13をL字形に曲げたものをロウつけ14した構造をとっているものである。図8は同じく銅材及びアルミ材によるベースの無い構造をしているもので、フィン15のストレート部16をボルト等でフィン全体を締め付け密着させ、先端側は扇状に開放させた構造をさせたものである。
図6および図7の従来構造の場合はベース10とフィン11または13を接続させるため、図6構造においてはかしめ又は圧接、図7構造においてはロウ付けを行っている。この両方共に言えることは、ベースとの実質的な接触面積が低下しロウ付けにおいてはコストダウンのために銀ロウ等の熱伝導性の高いロウを使用することが一般的ではないため、半導体装置のパッケージ等に直接当接するベースまで熱が伝わっても、それ以上のフィンには効率よく熱伝導性が伝わりにくくロスが発生していた。
さらに、図8の従来構造の場合はベースが無い分、半導体装置の熱を直接フィン15に伝えられるという利点はあるが、運搬性の問題からフィン15はばらばらの状態で販売され、ヒートシンクを購入した個人がフィン1つ1つを重ね合わせた後フィンストレート部16に通しボルト等を入れて全体を締め付けて使用するようになっている。この場合、締め付けた後のフィンの半導体装置当接端17はフィン15がそれぞれ微妙にずれてしまう結果となり半導体装置に接触する面積が低下し効率よくフィンの他一方の端まで熱を伝えることができなかった。
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
ベースより立設する多数のフィンをもつヒートシンク構造において、フィンのベース側先端を少なくとも1つ以上の段差とし、段差の先端側をベースに開口貫通させた少なくとも1つ以上のフィン挿入孔に挿入する事でベース端面をわずかに突き抜ける様にする。段差の根元側はベースのフィン側と一致させてそれ以上奥に差し込むことができないストッパー構造とする。ベースを突き抜けたフィン端とベースを同一面にするため、ベース面を研削することで同一面を確立させ、フィンを直接熱源である半導体装置等に当接できるようにしたこと。また、フィンはカバーにより位置ずれすることなくカバー溝に固定されていることを特徴とする。
本発明に係る構造によれば以下のような優れた効果を発揮することができる。半導体装置のパッケージ等の熱源に直接フィンが当接するため、半導体装置の熱を効率良くフィンに伝えることができ放熱効率が良く、半導体装置に無理なく理想的な放熱をすることができる。そのため、従来大型のフィンを必要としていたものが小さなフィンとすることができたり、またはフィンを冷やすための冷却ファンの回転数を落とすことができたり、風量の少ない小径の冷却ファンとすることができるという優れた効果が存在するまた、本発明は上記実施例に限定されず、ベースを突き抜けたフィン端を交互にずらすことで半導体装置を全体的にフィンに当てることができる等配置を変更することで更なる放熱効果を達成することができる等、本発明を逸脱しない範囲において改変も可能である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1の(a)、(b)、(c)、(d)は本発明に係る実施の形態を表す構造を組立てる順に詳細に記載した図面である。図2はフィンの側面図である。図3(a)、(b)はベースの平面図である。図4(a)、(b)はフィン固定用のカバーの側面図と平面図である。図5は冷却ファンを取り付けた組立て状態の側面図である。
図1(a)において、ベース100に矩形状に開けたフィンの挿入孔101を開けフィン111を挿入する。図1(b)において、フィン111をベース100に挿入した時の状態を表す。図1(c)において、フィン111が抜けないようにカバー121をかぶせる。図1(d)において、カバー121をかぶせてフィンがずれないようにした時の状態を表す。なお、カバー121はベース100にネジ等で固定するか、ベース100にフィン111をかしめても良い。
以下、個々の部品の形状を詳述する。図2においては、フィン形状について記載する。フィン111はベース側端が2種類の段差となり段の先端側112の大きさはベース100の挿入孔101に丁度隙間が無いくらいに入る大きさであり、段の根元側113との段の深さはベースをわずかに突き抜ける長さとなっている。もしくは加工精度がよい場合に端面は丁度同一面となる寸法でも良い。また、段の先端側面は半導体装置141のパッケージが当接する部分に直接接触することができるような平面位置にする必要がある。また、フィンの先端側はカバーをかぶせた場合に位置ずれが起き難いようにカバー側溝に段差114を挿入することができるような構造に設けても良い。
図3(a)においては、ベース100にフィン挿入孔101をマトリクスに配置させた例を示す。図3(b)は半導体装置の当接部の大きさが大きい場合に全体的に放熱させるようにフィン挿入孔の配置を交互にずらした例を表す。このどちらを選択するかはパッケージとフィンの位置により適便選択する必要がある。また、この2種類の配置に限定する必要も無い。
図4(a)はフィン111の位置を固定するカバー121の側面図の一例を示している。図4(b)はカバー121の平面図を表す。カバーの平面に冷却ファンを取り付ける場合は取り付け孔と冷却用送風穴123を設ける必要がある。また、フィンの位置を固定する溝122を設け、カバー溝にフィンの段差114を挿入固定する必要がある。なお、図1に示す順で組み立てた後、ベース100よりフィンの段の先端側112がわずかに出ている面を研削盤で研削することで同一平面とすることが可能である。また、フィンとベースそれぞれの加工精度が良い場合には先端側をわずかに出す必要は無く、切削の必要も無い事は言うまでもない。
組付けた状態のヒートシンクの側面図を図5に示す。カバー121の上部に冷却ファン131を取り付ける場合、またはカバー121の側面に冷却ファン132を選択して使用してもよい。また、ベース100は半導体装置141に密着できるようにネジ止め、フックなど使用しての引っ掛け、ばねを使用しての圧接等する必要がある。
本発明に係るフィン挿入過程を示す側面図である。 フィンの側面図である。 ベースのフィン挿入孔の平面図である。 カバーの側面図および平面図である。 組付け状態の側面図である。 従来構造のかしめによる側面図である。 従来構造のロウ付けによる側面図である。 従来構造のフィンのみによる構造の側面図である。
符号の説明
10 ベース
11、13、15 フィン
12 かしめ溝
14 ロウ付け
16 フィンストレート部
17 半導体装置当接端
100 ベース
101 フィン挿入孔
111 フィン
112 フィンの段の先端側
113 フィンの段の根元側
114 段差
141 半導体装置
121 カバー
122 溝
123 送風孔
131、132 冷却ファン

Claims (5)

  1. ベースに多数のフィンを取り付け固定し、フィンをベースに立設させるヒートシンク構造において、フィンのベース側先端を少なくとも1つ以上の段差とし、段差の凸部先端側をベースに開口貫通させた少なくとも1つ以上のフィン挿入孔に個々挿入し、フィンを固定させ、ベース裏側取り付け面とフィンの段差の先端面を同一平面に加工したことを特徴とするヒートシンク。
  2. ベースより開口貫通させたフィンの先端面は放熱を必要とする熱源に直接当接することを特徴とする請求項1記載のヒートシンク。
  3. 熱源は半導体装置であることを特徴とする請求項2記載のヒートシンク。
  4. フィンはカバーにより位置ずれすることなくカバーの溝に固定されていることを特徴とする請求項3記載のヒートシンク。
  5. フィンはベース溝により位置ずれすることなくベースの溝に固定されていることを特徴とする請求項3記載のヒートシンク。
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