JPH09259940A - 電気自動車用電池パック - Google Patents

電気自動車用電池パック

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JPH09259940A
JPH09259940A JP9631396A JP9631396A JPH09259940A JP H09259940 A JPH09259940 A JP H09259940A JP 9631396 A JP9631396 A JP 9631396A JP 9631396 A JP9631396 A JP 9631396A JP H09259940 A JPH09259940 A JP H09259940A
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル電池の確実な冷却機能を備えた電気自動
車用電池パックを提供する。 【解決手段】 組電池10を収納する内側ケース20
と、内側ケースを包囲する外側ケース30と、内側ケー
スと外側ケースとの間に形成された冷媒用空間40と、
冷媒用空間に冷媒CLを充填する冷媒充填手段50とを
有する電気自動車用電池パックBPであって、組電池が
所定温度以上に昇温したときに冷媒を内側ケース内に導
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車用電池
パックに関し、特にセル電池の確実な冷却機能を備えた
電気自動車用電池パックに関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の蓄電池として、鉛電池の
他、ニッケルカドミウム電池等のニッケル系電池やリチ
ウムイオン電池等のリチウム系電池の採用が進められて
いるが、かかる蓄電池は、放電時や充電時に発熱反応を
ともなうことから、走行中に冷却する必要がある。従来
の電気自動車用電池パックBPでは、図9及び図10に
示すように、複数のセル電池12からなる組電池10が
クッション26を介して電池ケース90に収納されてお
り、この電池ケース90を車体のフロアメンバM等に搭
載することにより、各セル電池12で生じた熱を車体メ
ンバMを介して外部へ放熱するように構成されている。
また、このような走行中の自然冷却以外にも、例えば冷
却ファンや冷媒を用いてセル電池の冷却を行うようにし
た電池パックも知られている(特開昭63−143,7
60号公報他参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電気
自動車用電池パックでは、実際の発熱量に応じて冷却能
力を制御することは何ら考慮されていないので、冷却が
不充分であったり、逆に過冷却するおそれがあり、電池
の出力効率が十分ではなかった。また、電池温度が高温
となった場合の対策も必要である。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、セル電池の発熱量に応じた
効率的な冷却機能を備えた電気自動車用電池パックこと
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明の電気自動車用電池パック
は、一又はそれ以上のセル電池からなる組電池を収納す
る内側ケースと、前記内側ケースを包囲する外側ケース
と、前記内側ケースと前記外側ケースとの間に形成され
た冷媒用空間と、前記冷媒用空間に冷媒を充填する冷媒
充填手段とを有する電気自動車用電池パックであって、
前記組電池が所定温度以上に昇温したときに前記冷媒を
前記内側ケース内に導入する冷媒散布手段をさらに有す
ることを特徴とする。この請求項1記載の電気自動車用
電池パックでは、内側ケースと外側ケースとの間に形成
された冷媒用空間に冷媒が充填され、組電池が所定温度
以上に昇温すると、当該冷媒が内側ケース内に導入され
るので、電池が異常高温に達することを未然に防止する
ことができる。また、冷媒用空間は内側ケースと外側ケ
ースの全面に形成されているので、組電池の発熱が内側
ケースから冷媒に均一に伝わり、これが外側ケースを介
して外部へ放熱されることとなり、組電池の冷却効率が
高くなる。
【0006】請求項1記載の電気自動車用電池パックに
おいて、冷媒散布手段は、組電池が所定温度以上に昇温
したときに冷媒を内側ケース内に導入して組電池に散布
する手段であり、その具体的構成は特に限定されない
が、請求項2記載の本発明の電気自動車用電池パック
は、前記冷媒散布手段が、多孔質材料から形成された内
側ケース本体と、前記内側ケース本体の前記冷媒用空間
側に設けられ所定温度以上で溶融する溶融膜とを有する
ことを特徴とする。この請求項2記載の電気自動車用電
池パックでは、内側ケース本体が多孔質材料から構成さ
れ、その冷媒用空間側に溶融膜が設けられているので、
組電池の温度が溶融膜の溶融温度より低い場合は、冷媒
は冷媒用空間内から内側ケース内へ導入されることな
く、組電池からの発熱を外部へ伝達するが、組電池の温
度が昇温して溶融膜の温度以上になると、溶融膜が溶融
し始めるので、冷媒用空間内の冷媒は多孔質材料からな
る内側ケース本体を通過して、内側ケース内へ散布され
ることになる。
【0007】請求項1又は2記載の電気自動車用電池パ
ックにおいて、冷媒充填手段による冷媒の充填量は特に
限定されず、適切な一定量で充填しておくこともできる
が、請求項3記載の本発明の電気自動車用電池パック
は、前記冷媒充填手段が、前記組電池の温度に応じて前
記冷媒用空間への冷媒充填量を制御することを特徴とす
る。この請求項3記載の電気自動車用電池パックでは、
組電池が低温で冷却の必要がない場合には、冷媒用空間
へ冷媒を充填せず、空気の介在によって組電池を保温す
る。逆に、組電池が高温で冷却する必要が生じると、冷
却用空間へ冷媒を充満させ、内側及び外側ケース全体か
ら組電池の熱を放散させる。また、組電池の温度が中温
である場合には、冷媒用空間への充填量を適量に調節
し、冷媒の冷却作用を適切な値に設定する。このよう
に、この電気自動車用電池パックでは、組電池の温度、
換言すれば発熱量に応じて、冷媒用空間への冷媒充填量
を制御するので、過冷却又は冷却不足による電池の出力
低下を防止することができる。
【0008】請求項1乃至3何れかに記載の電気自動車
用電池パックにおいて、冷媒充填手段の具体的構成は特
に限定されず、冷媒用空間に冷媒を供給又は冷媒用空間
から冷媒を抜き取るものであればよい。例えば、冷媒を
貯留するリザーブタンクと、リザーブタンクと冷媒用空
間とを接続する冷媒配管と、リザーブタンクから冷媒用
空間へ又は冷媒用空間からリザーブタンクへ冷媒を供給
するポンプとから構成することができるが、請求項4記
載の本発明の電気自動車用電池パックは、前記冷媒充填
手段が、前記冷媒を貯留するリザーブタンクと、前記リ
ザーブタンクと前記冷媒用空間とを接続する冷媒配管
と、前記リザーブタンクから前記冷媒用空間へ又は前記
冷媒用空間から前記リザーブタンクへ前記冷媒を供給す
るポンプとを有し、前記リザーブタンクは、前記外側ケ
ースを保護する電池ケース保護メンバ内に内蔵されてい
ることを特徴とする。電池パックを電気自動車に搭載す
る場合には、当該電池パックを保護するための保護メン
バが設けられるので、この電池パック保護メンバを利用
して、メンバ内にリザーブタンクを内蔵すれば、リザー
ブタンクの分のスペースが省略でき、その結果、車室内
空間を広く使用できる。
【0009】請求項1乃至4何れかに記載の電気自動車
用電池パックは、電気自動車の任意の部位に搭載するこ
とができるが、請求項5記載の本発明の電気自動車用電
池パックは、前記外側ケースが前記電気自動車に接触し
て設けられていることを特徴とする。この請求項5記載
の電気自動車用電池パックでは、組電池から内側ケース
及び冷媒を介して外側ケースに伝わった熱は、自動車に
直接伝わり、ここから外気へ放熱されるので、冷却効果
がより高くなる。
【0010】また、請求項6記載の本発明の電気自動車
用電池パックは、前記外側ケースには、放熱フィンが設
けられていることを特徴とする。このように、外側ケー
スに放熱フィンを設けることで、組電池から内側ケース
及び冷媒を介して外側ケースに伝わった熱を効率的に放
散させることができ、その結果、冷却効果がより高くな
る。
【0011】請求項6記載の電気自動車用電池パックに
おいて、放熱フィンは少なくとも外側ケースに設ければ
よいが、請求項7記載の本発明の電気自動車用電池パッ
クは、前記外側ケースと前記放熱フィンとの間に前記冷
媒が介在していることを特徴とする。この請求項7記載
の電気自動車用電池パックでは、外側ケースと放熱フィ
ンとの間に冷媒が介在しているので、組電池の発熱は、
内側ケース及び冷媒から外側ケースを介して放熱フィン
に伝わる以外にも、内側ケースから冷媒を介して直接放
熱フィンに伝わるので、組電池からの熱をより効率的に
放散させることができ、その結果、冷却効果がより高く
なる。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の電気自動車用電池パック
によれば、冷媒が充填され、組電池が所定温度以上に昇
温すると、当該冷媒が内側ケース内に導入されるので、
電池が異常高温に達することを未然に防止することがで
きる。また、冷媒用空間は内側ケースと外側ケースの全
面に形成されているので、組電池の発熱が内側ケースか
ら冷媒に均一に伝わり、これが外側ケースを介して外部
へ放熱される。これにより、組電池の冷却効率が高くな
る。
【0013】請求項2記載の電気自動車用電池パックに
よれば、多孔質材料と溶融膜との組合せによって、散布
温度の感温機能と冷媒の散布機能を付加することができ
る。したがって、簡単な構成で請求項1記載の効果を奏
することができる。
【0014】請求項3記載の電気自動車用電池パックに
よれば、組電池が低温で冷却の必要がない場合や、逆に
組電池が高温で冷却する必要がある場合など、組電池の
温度、換言すれば発熱量に応じて、冷媒用空間への冷媒
充填量を制御するので、請求項1又は2記載の発明に係
る効果に加え、過冷却又は冷却不足による電池の出力低
下を防止することができる。
【0015】請求項4記載の電気自動車用電池パックに
よれば、電池パック保護メンバを利用してリザーブタン
クを内蔵するので、請求項1乃至3何れかに記載の発明
に係る効果に加え、リザーブタンクの分のスペースが省
略でき、車室内空間を広く使用できる。
【0016】請求項5記載の電気自動車用電池パックに
よれば、組電池から内側ケース及び冷媒を介して外側ケ
ースに伝わった熱は、自動車に直接伝わり、ここから外
気へ放熱されるので、請求項1乃至4何れかに記載の発
明に係る効果に加え、冷却能力がより高くなる。
【0017】請求項6記載の電気自動車用電池パックに
よれば、組電池から内側ケース及び冷媒を介して外側ケ
ースに伝わった熱を効率的に放散させることができるの
で、請求項1乃至5何れかに記載の発明に係る効果に加
え、冷却能力がより高くなる。
【0018】請求項7記載の電気自動車用電池パックに
よれば、組電池の発熱が内側ケースから冷媒を介して直
接放熱フィンに伝わるので、組電池からの熱をより効率
的に放散させることができ、請求項6記載の発明に係る
効果に加え、冷却能力がより高くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。第1実施形態 図1(A)は本発明の電気自動車用電池パックBPの第
1実施形態を示す構成図、図1(B)は(A)のB部拡
大図である。図1(A)に示すように、本実施形態の電
池パックBPは、複数のセル電池12からなる組電池1
0を収納する内側ケース20を有しており、各セル電池
12は、上下それぞれにクッション26,26が介装さ
れることにより、内側ケース20内に固定されている。
各セル電池12には、通常、充電時及び放電時の発熱量
を検出するための温度センサ14が設けられているの
で、本実施形態では、この温度センサ14を併用して、
各セル電池12の温度データを取り込むために、温度セ
ンサ14の出力端子がコントローラCNTに接続されて
いる。
【0020】内側ケース20は、図1(B)に拡大して
示されるように、多孔質材料からなるケース本体22
と、このケース本体22の外側に設けられ、融点Tで溶
融する溶融膜24とから構成されている。融点以下の定
常時においては、溶融膜24の存在によって冷媒用空間
40に充填された冷媒CLは、内側ケース20内に浸透
することはないが、セル電池12で生じた熱がケース本
体22を介して溶融膜24に伝わり、この温度が融点T
以上になると溶融膜24は溶融する。これにより、冷媒
用空間40に充填された冷媒CLは、多孔質材料からな
るケース本体22を通過して内側ケース20内へ散布さ
れることになる。これら多孔質材料からなるケース本体
22と、その冷媒用空間40側に設けられた溶融膜24
とが、本発明の冷媒散布手段60を構成する。
【0021】外側ケース30は、内側ケース20を包囲
するように、かつ一定のギャップを有するように設けら
れており、これら内側ケース20と外側ケース30との
間に形成された空間が、本実施形態の冷媒用空間40を
構成する。なお、内側ケース20と外側ケース30との
間に一定のギャップをもって冷媒用空間40を形成する
ために、本実施形態では、内側ケース20と外側ケース
30の底部に複数のスペーサ42が点在して設けられて
いる。かかるスペーサ42を介装することにより、冷媒
用空間40が容易に形成されるが、本発明に係る冷媒用
空間40は他の手段によって形成することも可能であ
る。例えば、内側ケース20と外側ケース30との間の
全周にわたってスペーサやリブを形成しても良い。
【0022】本実施形態の電池パックBPは、上述した
冷媒用空間40に冷媒CLを充填するための冷媒充填手
段50を有しており、冷媒CLを貯留するためのリザー
ブタンク52と、このリザーブタンク52と冷媒用空間
40の最下面とを接続する冷媒配管54と、この冷媒配
管54に設けられたポンプ56と、リザーブタンク52
と冷媒用空間40の最上面とを接続するエアー抜き配管
55とから構成されている。冷媒配管54に設けられた
ポンプ56は、両方向の圧送が可能なポンプであって、
コントローラCNTからの指示により、リザーブタンク
52内の冷媒CLを冷媒用空間40に供給したり、逆に
冷媒用空間40の冷媒CLをリザーブタンク52に戻し
たりする。リザーブタンク52には、液面センサ59が
設けられており、リザーブタンク52内の冷媒量を検出
することにより、冷媒用空間40の充填量を間接的に検
出する。このため、液面センサ59の出力端子はコント
ローラCNTに接続されている。
【0023】なお、エアー抜き配管55は、冷媒用空間
40に冷媒CLを充填するときに、当該冷媒用空間40
内の空気をリザーブタンク52へ送る配管であり、ま
た、冷媒用空間40から冷媒CLを抜くときに、リザー
ブタンク52から当該冷媒用空間40へ空気を送る配管
である。このエアー抜き配管55には開閉バルブ58が
設けられており、通常は開状態であるが、冷媒用空間4
0内の内圧を高めて冷媒CLを内側ケース20内へ散布
するときに、コントローラCNTによって閉状態に制御
される。
【0024】このように構成された本実施形態の電池パ
ックBPは、電気自動車のフロアなどの車体メンバMに
接触して設けられ、さらに室内側に外側ケースを保護す
るために電池ケース保護メンバCが被せられる。本発明
の電池パックBPの装着部位は、フロアや車体前部など
のように通風性が良い部位に装着することがより好まし
い。これにより、セル電池12で生じた熱をそのまま外
気へ放熱することができるからである。
【0025】本実施形態の電池パックBPにおいて、冷
媒CLは特に限定されないが、例えば四塩化炭素を挙げ
ることができる。
【0026】次に作用を説明する。図2(A)〜(C)
は第1実施形態の作用を説明する断面図、図3は第1実
施形態における電池温度と冷媒充填量との関係を示すグ
ラフ、図4及び図5は第1実施形態の動作を説明するフ
ローチャートである。まず、各セル電池12の温度T
と、リザーブタンク52の液面Lとを、それぞれ温度セ
ンサ14及び液面センサ59からコントローラCNTへ
取り込む(ステップ10)。次いで、エアー抜き配管5
5のバルブ58を開いておく(ステップ20)。
【0027】コントローラCNTへ入力されたセル電池
12の温度Tが、図3に示す比較的低温である温度T1
より低い場合には、ステップ100からステップ102
へ進んで、リザーブタンク52の液面を検証する。もし
現在のリザーブタンク52の液面がL1よりも高い場合
には、リザーブタンク52内に冷媒CLが充分に戻され
ていることになるので、ステップ600へ進んでそのま
まの状態を維持するが、現在のリザーブタンク52の液
面LがL1よりも低い場合には、ステップ104へ進ん
でポンプ56を作動し、リザーブタンク52の液面がL
1よりも高くなるまで冷媒用空間40に充填されている
冷媒CLをリザーブタンク52へ戻す。これにより、図
2(A)に示されるように、冷媒用空間40内には冷媒
CLが存在しない状態となり、低温時における過冷却を
防止し、セル電池12の保温を行うことができる。
【0028】ステップ100にて、セル電池12の温度
TがT1よりも高い場合には、ステップ200へ進み、
T2よりも低いか否かを判断する。もし、セル電池12
の温度TがT1とT2との間である場合には、ステップ
202へ進んでリザーブタンク52の液面を検証する。
もし現在のリザーブタンク52の液面がL1よりも低
く、かつL2よりも高い場合には、冷媒用空間40内に
適切量の冷媒CLが充填されていることになるので、ス
テップ600へ進んでそのままの状態を維持するが、現
在のリザーブタンク52の液面LがL1とL2との間に
ない場合には、ステップ204へ進んでポンプ56を作
動し、リザーブタンク52の液面がL1とL2との間に
なるまで冷媒用空間40に充填されている冷媒CLをリ
ザーブタンク52へ戻すか、或いはリザーブタンク52
内の冷媒CLを冷媒用空間40へ供給する。これによ
り、図2(B)に示されるように、冷媒用空間40の一
部に冷媒CLが充填された状態となり、内側ケース20
の一部を介してセル電池12と冷媒CLとの熱交換が行
われる。したがって、セル電池12の温度に応じた冷却
となり、過冷却でもなく冷却不足でもない適切な冷却が
実現できる。
【0029】ステップ200にて、セル電池12の温度
TがT2よりも高い場合には、ステップ300へ進み、
T3よりも低いか否かを判断する。もし、セル電池12
の温度TがT2とT3との間である場合には、ステップ
302へ進んでリザーブタンク52の液面を検証する。
もし現在のリザーブタンク52の液面がL2よりも低
く、かつL3よりも高い場合には、冷媒用空間40内に
適切量の冷媒CLが充填されていることになるので、ス
テップ600へ進んでそのままの状態を維持するが、現
在のリザーブタンク52の液面LがL2とL3との間に
ない場合には、ステップ304へ進んでポンプ56を作
動し、リザーブタンク52の液面がL2とL3との間に
なるまで冷媒用空間40に充填されている冷媒CLをリ
ザーブタンク52へ戻すか、或いはリザーブタンク52
内の冷媒CLを冷媒用空間40へ供給する。この場合、
図3に示すように、セル電池12の温度に比例した冷媒
充填量とするためにリザーブタンク52の液面もこれに
応じて比例制御を行う。これにより、図2(B)に示さ
れるように、冷媒用空間40の一部に冷媒CLが充填さ
れた状態となり、内側ケース20の一部を介してセル電
池12と冷媒CLとの熱交換が行われる。したがって、
セル電池12の温度に応じた冷却となり、過冷却でもな
く冷却不足でもない適切な冷却が実現できる。
【0030】なお、セル電池12の温度がT1からT3
の範囲にある場合、本実施形態では、図3に示すよう
に、T1からT2の範囲では充填量を一定とし、T2か
らT3の範囲では充填量を電池温度に比例した量とした
が、T1からT3の範囲全体で全て比例量としても良い
し、或いは一定量とすることもできる。
【0031】ステップ300にて、セル電池12の温度
TがT3よりも高い場合には、ステップ400へ進み、
T4よりも低いか否かを判断する。もし、セル電池12
の温度TがT3とT4との間である場合には、ステップ
402へ進んでリザーブタンク52の液面を検証する。
もし現在のリザーブタンク52の液面がL3よりも低い
場合には、冷媒用空間40全体に冷媒CLが充填されて
いることになるので、ステップ600へ進んでそのまま
の状態を維持するが、現在のリザーブタンク52の液面
LがL3よりも高い場合には、ステップ404へ進んで
ポンプ56を作動し、リザーブタンク52の液面がL3
より低くなるまでリザーブタンク52内の冷媒CLを冷
媒用空間40へ供給する。これにより、図2(C)に示
されるように、冷媒用空間40全体に冷媒CLが充満さ
れた状態となり、内側ケース20の全体を介してセル電
池12と冷媒CLとの熱交換が行われる。したがって、
セル電池12の温度上昇を迅速に抑制することができ、
組電池の出力を充分に確保できることになる。
【0032】ステップ400にて、セル電池12の温度
TがT4より高い場合には、ステップ500へ進み、リ
ザーブタンク52の液面を検証する。もし現在のリザー
ブタンク52の液面がL3よりも低い場合には、冷媒用
空間40全体に冷媒CLが充填されていることになるの
で、ステップ504へ進んでエアー抜き配管55のバル
ブ58を閉じる。セル電池12の温度がT4より高くな
ると、内側ケース20の溶融膜24が溶融するので、ま
た冷媒である四塩化炭素の蒸気圧も高くなるので、当該
四塩化炭素は多孔質材料からなるケース本体22を通過
して内側ケース20内に散布される。これにより、異常
温度に上昇した組電池10に冷媒CLを散布できるの
で、発火を未然に防止できる。ステップ500にて、現
在のリザーブタンク52の液面LがL3よりも高い場合
には、ステップ502へ進んでポンプ56を作動し、リ
ザーブタンク52の液面がL3より低くなるまでリザー
ブタンク52内の冷媒CLを冷媒用空間40へ供給す
る。これにより、冷媒用空間40全体に冷媒が充満する
ことになるので、ステップ504に進んで上述した冷媒
CLの散布を行う。なお、ステップ506では、リザー
ブタンク52の液面LがL4より低くなったか否かを検
証することにより適切に冷媒CLが散布されたかどうか
を確認する。
【0033】本実施形態では、溶融膜24の感温機能と
ケース本体22の透過機能とを利用して、冷媒を内側ケ
ース20内へ散布するように構成したが、本発明の冷媒
散布手段は本実施形態にのみ限定されず、例えば冷媒用
空間40内の冷媒圧力が所定圧力を超えると、内側ケー
ス20の一部が破壊するように構成しても良い。この場
合には、四塩化炭素の温度上昇にともなう蒸気圧上昇を
そのまま利用しても良いし、或いは冷媒散布をより確実
に行うために、ポンプ56にて冷媒圧力を高めても良
い。
【0034】第2実施形態 図6は本発明の電気自動車用電池パックの第2実施形態
を示す構成図であり、上述した第1実施形態と同一部材
には同一の符号が付されている。本実施形態は、第1実
施形態に比べ冷媒充填手段50が相違している。すなわ
ち、リザーブタンク52を電池ケース保護メンバC内に
埋設し、このリザーブタンク52と冷媒用空間40との
間の通路に設けられたバルブ57を開閉制御することに
より、リザーブタンク52から冷媒用空間40へ冷媒を
供給する。一方、冷媒用空間40内の冷媒をリザーブタ
ンク52へ戻すために、冷媒配管54が冷媒用空間40
の最下面に接続されており、ポンプ56を用いてリザー
ブタンク52へ揚程する。図示はしないが、バルブ57
はコントローラCNTからの信号によって開閉制御さ
れ、リザーブタンク52から冷媒用空間40へ冷媒を供
給するときに開状態とされ、それ以外は閉状態とされ
る。
【0035】本実施形態の電池パックBPでは、電池パ
ック保護メンバCを有効に利用して、メンバC内にリザ
ーブタンク52を内蔵しているので、リザーブタンク5
2が室内に露出せず、この分のスペースが省略できる。
したがって、車室内空間を広く使用できる。
【0036】第3実施形態 図7は本発明の電気自動車用電池パックの第3実施形態
を示す構成図であり、上述した第1実施形態と同一部材
には同一の符号が付されている。本実施形態は、第1実
施形態に比べ外側ケース30の底面に放熱フィン70が
設けられている点が相違する。この放熱フィン70は、
熱伝導性に優れた材料から構成され、好ましくは車体メ
ンバMから外気へ露呈するように設けられる。
【0037】このように、本実施形態では、外側ケース
30に放熱フィン70が設けられているので、組電池1
0から内側ケース20及び冷媒CLを介して外側ケース
30に伝わった熱は、放熱フィン70から効率的に放散
することになり、その結果、冷却効果がより高くなる。
【0038】第4実施形態 図8は本発明の電気自動車用電池パックの第4実施形態
を示す構成図であり、上述した第3実施形態と同一部材
には同一の符号が付されている。本実施形態は、第3実
施形態に比べ放熱フィン70と冷媒用空間40との位置
関係が相違している。すなわち、本実施形態では、放熱
フィン70と外側ケース30との間の一部に冷媒用空間
40を形成し、ここにも冷媒CLが充填される。なお、
冷媒用空間40を外側ケース30と放熱フィン70との
間の全範囲に形成しても良い。
【0039】本実施形態の電池パックBPでは、外側ケ
ース30と放熱フィン70との間に冷媒CLが介在して
いるので、組電池10の発熱は、内側ケース20及び冷
媒CLから外側ケース30を介して放熱フィン70に伝
わる以外にも、内側ケース20から冷媒CLを介して直
接放熱フィン70に伝わるので、組電池10からの熱を
より効率的に放散させることができ、その結果、冷却効
果がより高くなる。
【0040】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の電気自動車用電池パックの第
1実施形態を示す構成図、(B)は(A)のB部拡大図
である。
【図2】(A)〜(C)は第1実施形態の作用を説明す
る断面図である。
【図3】第1実施形態における電池温度と冷媒充填量と
の関係を示すグラフである。
【図4】第1実施形態の動作を説明するフローチャート
である。
【図5】第1実施形態の動作を説明するフローチャート
である。
【図6】本発明の電気自動車用電池パックの第2実施形
態を示す構成図である。
【図7】本発明の電気自動車用電池パックの第3実施形
態を示す構成図である。
【図8】本発明の電気自動車用電池パックの第4実施形
態を示す構成図である。
【図9】従来の電気自動車用電池パックを示す断面図で
ある。
【図10】電池パックの搭載位置を説明するための自動
車の模式図である。
【符号の説明】
10…組電池 12…セル電池 14…温度センサ 20…内側ケース 22…多孔質内側ケース本体 24…溶融膜 26…クッション 30…外側ケース 40…冷媒用空間 50…冷媒充填手段 52…リザーブタンク 54…冷媒配管 55…エアー抜き配管 56…ポンプ 58…バルブ 59…液面センサ 60…冷媒散布手段 70…放熱フィン CL…冷媒 C…電池ケース保護メンバ M…車体メンバ BP…電池パック

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一又はそれ以上のセル電池からなる組電池
    を収納する内側ケースと、前記内側ケースを包囲する外
    側ケースと、前記内側ケースと前記外側ケースとの間に
    形成された冷媒用空間と、前記冷媒用空間に冷媒を充填
    する冷媒充填手段とを有する電気自動車用電池パックで
    あって、前記組電池が所定温度以上に昇温したときに前
    記冷媒を前記内側ケース内に導入する冷媒散布手段をさ
    らに有することを特徴とする電気自動車用電池パック。
  2. 【請求項2】前記冷媒散布手段は、多孔質材料から形成
    された内側ケース本体と、前記内側ケース本体の前記冷
    媒用空間側に設けられ所定温度以上で溶融する溶融膜と
    を有することを特徴とする請求項1記載の電気自動車用
    電池パック。
  3. 【請求項3】前記冷媒充填手段は、前記組電池の温度に
    応じて前記冷媒用空間への冷媒充填量を制御することを
    特徴とする請求項1又は2記載の電気自動車用電池パッ
    ク。
  4. 【請求項4】前記冷媒充填手段は、前記冷媒を貯留する
    リザーブタンクと、前記リザーブタンクと前記冷媒用空
    間とを接続する冷媒配管と、前記リザーブタンクから前
    記冷媒用空間へ又は前記冷媒用空間から前記リザーブタ
    ンクへ前記冷媒を供給するポンプとを有し、前記リザー
    ブタンクは、前記外側ケースを保護する電池ケース保護
    メンバ内に内蔵されていることを特徴とする請求項1乃
    至3の何れかに記載の電気自動車用電池パック。
  5. 【請求項5】前記外側ケースは前記電気自動車に接触し
    て設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何
    れかに記載の電気自動車用電池パック。
  6. 【請求項6】前記外側ケースには、放熱フィンが設けら
    れていることを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載
    の電気自動車用電池パック。
  7. 【請求項7】前記外側ケースと前記放熱フィンとの間に
    前記冷媒が介在していることを特徴とする請求項6記載
    の電気自動車用電池パック。
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