JPH09258797A - 音声記録再生装置 - Google Patents

音声記録再生装置

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JPH09258797A
JPH09258797A JP8064840A JP6484096A JPH09258797A JP H09258797 A JPH09258797 A JP H09258797A JP 8064840 A JP8064840 A JP 8064840A JP 6484096 A JP6484096 A JP 6484096A JP H09258797 A JPH09258797 A JP H09258797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
reproducing apparatus
recording
button
fast
Prior art date
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JP8064840A
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English (en)
Inventor
Yuji Ogami
裕二 大上
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09258797A publication Critical patent/JPH09258797A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】特殊なインデックスマークを記録せずとも内容
の区切りを容易に検出できる音声記録再生装置を提供す
る。 【解決手段】所定の時間長さであるフレーム単位で符号
化処理がされた音声データの位置を検索する機能を有す
る音声記録再生装置であって、上記フレームが有音フレ
ームか無音フレームかを判定するデジタル信号処理部5
と、早送り方向に検索を開始させる早送りボタンFFお
よび早戻し方向に検索を開始させる早戻しボタンREW
と、この早送りボタンFF,早戻しボタンREWにより
検索モードが開始された際に、連続する無音フレームの
数を計数するとともに、無音フレームの計数が所定の数
に至った際に所定の制御を行う主制御回路8とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声記録再生装
置、詳しくは、詳しくは、アナログ信号をデジタル信号
に変換して記録媒体に記録し、記録した信号をアナログ
信号に変換して再生する音声記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル音声記録再生装置等の音
声記録再生装置は、アナログ信号をデジタル信号に変換
して記録する記録媒体を有しており、該記録媒体には複
数の文章が記録されることが想定される。これにより、
この種の音声記録再生装置では、文章録音者が録音時
に、所定のインストラクション(I)マークを記録する
Iマークボタンを操作することにより、記録媒体に記録
された複数文章間の優先関係を示す該インストラクショ
ンマークというタイピストや秘書向けの指示用インデッ
クスマークを記録することができるようになっており、
文章録音者は、このIマークを使って、音声によって具
体的に優先関係を指示するということが可能になってい
る。
【0003】また、複数文書間の区切りを示すために、
この種の音声記録再生装置は、エンド(E)マークとい
うインデックスマークをEマークボタンの操作により記
録することができるようになっている。これらのインデ
ックスマークを記録しておくと早送り(FF/Cue)
時、または早戻し(REW/Revie)時にインデッ
クスマークを検出すると一時停止するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな音声記録再生装置では、上述したようにインデック
スマークを記録するためのスイッチを設ける必要があ
り、また、各種インデックスマークを記録する際にはユ
ーザが操作を手動で行う必要があり、手間がかかるとい
う問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、特殊なマークを記録せずとも内容の区切りを
容易に検出できる音声記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の音声記録再生装置は、所定の時間長
さであるフレーム単位で符号化処理がされた音声データ
の位置を検索する機能を有する音声記録再生装置であっ
て、上記フレームが有音フレームか無音フレームかを判
定するフレーム判定手段と、所定方向に検索を開始させ
るための検索モード設定手段と、この検索モード設定手
段により検索モードが開始された際に、連続する無音フ
レームの数を計数する無音フレーム計数手段と、この無
音フレーム計数手段が所定の数を計数したとき所定の制
御を行う制御手段と、を具備する。
【0007】上記の目的を達成するために本発明の第2
の音声記録再生装置は、上記第1の音声記録再生装置に
おいて、さらに、上記無音フレーム計数手段により計数
される上記所定の数を任意に設定するための所定数設定
手段を備える。
【0008】上記の目的を達成するために本発明の第3
の音声記録再生装置は、上記第1または第2の音声記録
再生装置において、上記制御手段は、上記無音フレーム
計数手段が所定の数を計数した際に、一時停止モードの
設定および一時停止後一定時間内に他のモードが設定さ
れないときには再び自動的に検索モードを設定すること
を特徴とする。
【0009】上記第1の音声記録再生装置は、所定の時
間長さであるフレーム単位で符号化処理がされた音声デ
ータの位置を検索する機能を有する音声記録再生装置で
あって、フレーム判定手段は、上記フレームが有音フレ
ームか無音フレームかを判定する。また、検索モード設
定手段により所定方向に検索が開始された際に、無音フ
レーム計数手段で連続する無音フレームの数を計数す
る。さらに、制御手段で上記無音フレーム計数手段が所
定の数を計数したとき所定の制御を行う。
【0010】上記第2の音声記録再生装置は、上記第1
の音声記録再生装置において、さらに、所定数設定手段
は、上記無音フレーム計数手段により計数される上記所
定の数を任意に設定する。
【0011】上記第3の音声記録再生装置は、上記第1
または第2の音声記録再生装置において、上記制御手段
は、上記無音フレーム計数手段が所定の数を計数した際
に、一時停止モードの設定および一時停止後一定時間内
に他のモードが設定されないときには再び自動的に検索
モードを設定する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施形態である音
声記録再生装置の構成を示したブロック図である。
【0014】本実施形態のデジタル音声記録再生装置
は、音声を電気信号に変換するマイクロホン1を具備
し、該マイクロホン1からの音声出力は接続されたマイ
クアンプ(AMP)2によって増幅されるようになって
いる。このマイクアンプ2の出力はローパスフィルタ
(LPF)3を介してA/D変換器(A/D)4に入力
されるようになっており、マイクアンプ2で増幅された
アナログの音声信号は、ローパスフィルタ3でアンチエ
リアジングノイズの発生を防止するため不要な周波数帯
域をカットされ該A/D変換器4に入力される。
【0015】上記A/D変換器4においてアナログ信号
である音声信号はデジタル信号に変換された後、上記フ
レームが有音フレームか無音フレームかを判定するフレ
ーム判定手段の構成要素である、デジタル信号処理部
(DSP)5に入力されるようになっている。
【0016】また、上記デジタル信号処理部5には、該
デジタル信号処理部5の動作を制御する制御回路6が接
続されているとともに、符号化されたデータを一時的に
記憶するデータバッファ手段としてのデータI/Oバッ
ファ7が接続されている。上記制御回路6は後述する主
制御回路8に接続され、制御されるようになっている。
【0017】さらに、デジタル信号処理部5には、当該
音声記録再生装置全体に電源電圧を供給する電池(BA
T)20より、主電源スイッチ16(SW1)を介して
動作電圧が供給されるようになっている。
【0018】上記デジタル信号処理部5は、録音時に
は、制御回路6に制御されて上記A/D変換器4でデジ
タル信号に変換された音声信号を一定のフォーマットの
データに圧縮変換(符号化)し、符号化されたデータは
一時的に該データI/Oバッファ7に記録され、この
後、主制御回路8に対して伝送されるようになってい
る。
【0019】一方、再生時には、該デジタル信号処理部
5は、制御回路6に制御されて上記主制御回路8からの
データを伸長変換(復号化)する処理を行い、復号化さ
れたデジタル信号は、D/A変換器(D/A)11に入
力されるようになっている。
【0020】上記D/A変換器11でアナログ信号に変
換された音声信号は、不要な周波数帯域をカットして量
子化雑音を軽減する図示しないローパスフィルタを介し
て、該音声信号を増幅してスピーカを駆動するパワーア
ンプ(AMP)12に入力されるようになっている。ま
た、該パワーアンプ12で増幅された音声信号は音声に
変換して放音するスピーカ13より発音されるようにな
っている。
【0021】上記主制御回路8は、マイクロプロセッサ
(CPU)で構成され、当該音声記録再生装置の各部の
動作を制御する制御手段としての役目を果たすと共に、
上記フレームが有音フレームか無音フレームかを判定す
るフレーム判定手段、検索モードが開始された際に、連
続する無音フレームの数を計数する無音フレーム計数手
段、この無音フレーム計数手段が所定の数を計数したと
き所定の制御、たとえば、一時停止、警告音の発生、再
生モードへの移行等の制御を行う制御手段の構成要素と
しての役目を果たすようになっている。
【0022】すなわち、後述する複数の操作ボタンおよ
びスイッチからなる操作入力部19の操作に応じて、該
主制御回路8に接続されたアドレス制御回路9および当
該音声記録再生装置に着脱自在な半導体メモリで構成さ
れた記録媒体10の動作を制御すると共に、上記アドレ
ス制御回路9,記録媒体10,デジタル信号処理部5の
動作を制御するようになっている。なお、詳細は後述す
る。
【0023】さらに、主制御回路8には上述したように
上記データI/Oバッファ7が接続されており、該デー
タI/Oバッファ7を介して上記デジタル信号処理部5
からのデータを入力するようになっている。
【0024】また、上記主制御回路8には上述したよう
に記録媒体10,アドレス制御回路9が接続されてお
り、操作入力部19の操作に応じて、アドレス制御回路
9に適当なアドレス信号を与え、上記データI/Oバッ
ファ7から供給された音声データを記録媒体10に記
録、あるいは該記録媒体10に記録されているデータを
読み出して上記データI/Oバッファ7を介してデジタ
ル信号処理部5に供給するようになっている。
【0025】上記記録媒体10は半導体メモリで構成さ
れており、その内部は一時記録媒体部と主記録媒体部と
で構成されている。この一時記録媒体部は、例えばSR
AMやEEPROMや高誘電体メモリやフラッシュメモ
リ等、主記録媒体部と比較して比較的高速で読み書きが
行えるものが用いられる。一方、主記録媒体部は、例え
ばフラッシュメモリや光磁気ディスク、磁気ディスクや
磁気テープ等が用いられる。本実施形態の音声記録再生
装置では、この内、一時記録媒体部にSRAMを用い、
主記録媒体部にはフラッシュメモリを用いるものについ
て説明を行う。
【0026】なお、ここで音声情報の記録位置を示す情
報であるアドレスは、着脱自在な半導体メモリで構成さ
れた記録媒体10に記憶させても良く、記録再生装置側
に設けられているアドレス制御回路に付随する不図示の
半導体メモリ(内部記憶部)に記憶させるようにしても
良い。
【0027】上記主制御回路8には、さらに、当該音声
記録再生装置の動作モードを指示する操作手段としての
操作入力部19が接続されており、また、動作モードや
記録時間などを表示する表示器15が駆動回路14を介
して接続されている。
【0028】上記操作入力部19は、各種操作ボタン、
すなわち、録音ボタンREC、再生ボタンPL、停止ボ
タンST、早送りボタンFF/Cue、早戻しボタンR
EW/Review、IマークボタンI、Eマークボタ
ンE、ビットレート切り換えスイッチRATE等で構成
されている。
【0029】また、上記早送りボタンFF/Cue、早
戻しボタンREW/Reviewは、所定方向(早送り
方向、早戻し方向)に検索を開始させるための検索モー
ド、たとえば、FFモード、Cueモード、REWモー
ド、Reviewモードの設定手段としての役目を果た
すようになっている。ここで、Cueモード、Revi
ewモードは、それぞれ再生中にFF/REWボタンが
押されたときのモードをいう。なお、詳細は後述する。
【0030】次に、このような構成の音声記録再生装置
の動作を詳細に説明する。
【0031】図2は、本実施形態の音声記録再生装置の
基本的な動作を示したフローチャートである。
【0032】本実施形態の音声記録再生装置に電池BA
T20がセットされて電源が主制御回路8に供給される
と、主制御回路8は電圧検出により検出して、図2のフ
ローチャートに示すような動作を開始する。
【0033】すなわち、まず、主制御回路8の外部条件
や内部の記録部の初期設定を行う(ステップS1)。た
だしこの時点では、当該音声記録再生装置の全体への電
力供給を指示するための主電源スイッチ16がOFF状
態にある。初期設定を完了した後、主制御回路8は、主
電源スイッチ16がON状態か否かを検出する(ステッ
プS2)。
【0034】この検出の結果、主電源スイッチ16がO
N状態であることを検出したならば、当該音声記録再生
装置全体の電力を供給するための電池BAT20と各回
路との間に設けられた不図示スイッチをONにし、記録
媒体(メモリ部)10より、操作開始位置情報、操作終
了位置情報、その他符号モードや操作条件等を読み込む
(ステップS3)。
【0035】次に、主制御回路8は、上記記録媒体10
から読出したインデックス情報(動作位置情報)より現
在の動作位置を検出し、駆動回路14を制御して表示器
15にその検出した位置の表示を行う(ステップS
4)。その後、当該音声記録再生装置の上記操作部入力
部19の操作ボタンの内、何れかの操作ボタンが押され
たかを検出しながら各回路を待ち状態にさせる(ステッ
プS5)。
【0036】そして、上記操作部入力部19の内、何れ
かの操作ボタンが押されたことを検出すると、まず、主
制御回路8は操作されたのが録音ボタンRECか否かを
検出し(ステップS6)、録音ボタンRECが押されれ
ば、デジタル信号処理部5を制御してA/D変換器4か
ら入力される音声情報を圧縮し、アドレス制御回路9を
制御して記録媒体10の音声データに記録を行う録音処
理に入る(ステップS7)。
【0037】また、上記ステップS6において、操作さ
れたのが録音ボタンRECでない場合は、次に、再生ボ
タンPLの検出を行う(ステップS8)。ここで再生ボ
タンPLが押されていれば、主制御回路8はアドレス制
御回路9を制御して記録媒体10から記録されているデ
ータを読み出し、デジタル信号処理部5に送って伸長処
理を行い、D/A変換器11に音声情報を送る再生処理
に入る(ステップS9)。
【0038】また、上記ステップS8において、操作さ
れたのが再生ボタンPLでない場合は、早送りボタンF
Fが押されているか否かを検出する(ステップS1
0)。ここで早送りボタンFFが押されていれば、動作
位置を順次適当な速度、たとえば、再生時の20倍で早
送りを行う早送り処理に入る(ステップS11)。
【0039】また、上記ステップS10において、操作
されたのが早送りボタンFFでない場合は、早戻しボタ
ンREWが押されているか否かを検出する(ステップS
12)。ここで、早戻しボタンREWが押されていれ
ば、上記早送り場合とは逆に同様の速度で動作位置の移
動を行う早戻し処理に入る(ステップS13)。
【0040】なお、上記ステップS7、S9、S11、
S13の各処理は、停止ボタンSTが押されると、各処
理から抜けて、上記ステップS5に戻る。
【0041】また、操作されたのが録音、再生、早送
り、早戻し等のボタンでなければ、電源OFFまたは各
種の設定ボタンの状態の検出を行う(ステップS1
4)。主電源スイッチ16が電源OFF操作された場合
には、主制御回路8はアドレス制御回路9を制御して、
記録媒体10のインデックス部の情報を消去し、該主制
御回路8内部の不図示記録部に記録してあるインデック
ス情報を、記録媒体10のインデックス部に記録する
(ステップS15)。
【0042】このインデックス転送処理が完了すると、
当該音声記録再生装置全体、つまり各回路に給電のため
の不図示電源スイッチをOFFにする(ステップS1
6)。そして、上記ステップS2に戻る。
【0043】また、上記ステップS14において、主電
源スイッチ16がかOFFでないと判断された場合に
は、設定ボタンの状態を検出し、その状態を内部に記録
部に記録した後、上記ステップS5に戻る。なお、上記
設定ボタンは、実際に当該音声記録再生装置に設けられ
たボタンではなく、上記録音ボタンREC、再生ボタン
PL、停止ボタンST、早送りボタンFF、早戻しボタ
ンREWの内、幾つかのボタンを同時に押すことにより
代用されるボタンである。
【0044】次に、上記ステップS7に於ける録音処理
のサブルーチンについて、図3に示すフローチャートを
参照して詳細に説明する。
【0045】上記録音ボタンRECが押されたことを検
出するとこの録音処理に処理が移り、まず、ビットレー
ト切り換えボタンRATEがどちらかに選択されている
か、すなわち録音モードを検出する(ステップS2
0)。次に、主制御回路8は、このRATE選択情報、
録音感度情報等をコマンドとしてデジタル信号処理部5
へ転送する(ステップ21)。そして、該主制御回路8
の内部記憶部に記憶しているインデックス情報(動作位
置情報)より、記録媒体10の録音スタート位置を求
め、そのスタート位置を示す情報をインデックス部に操
作開始位置情報として書き込む(ステップS22)。
【0046】ここでデジタル信号処理部5はある所定時
間長の音声データ(フレーム)の有音か無音かの判定を
行い、同時に符号化を行う(ステップS23)。そし
て、主制御回路8は、データ転送された符号化データの
書き込むべきアドレスを、該主制御回路8の内部記憶部
に記憶している動作位置情報より算出し、アドレス制御
回路9へ出力する(ステップS24)。これと同時に、
デジタル信号処理部5よりデータ転送された符号化デー
タが記録媒体10に転送され、上記アドレス制御回路9
の制御により音声データ部に記録される。
【0047】次に、主制御回路8は、該主制御回路8の
内部記憶部に記憶している動作位置情報を更新し、その
更新した値に記録媒体10内のインデックス部の操作終
了位置情報および動作位置情報を更新する(ステップS
25)。
【0048】そして、停止ボタンSTが押されているか
否かを検出し(ステップS26)、押されていなけれ
ば、上記ステップS23へ戻る。また、停止ボタンST
が押されていれば、終了位置を確定して、この録音処理
から抜け出る。
【0049】次に、上記ステップS23のフレームの有
音・無音判定および符号化処理について詳細に説明す
る。
【0050】なお、録音処理の際、上記デジタル信号処
理部5(DSP)の内部では、音声データを符号化する
ために、CELP(Code Excited LP
C)符号化(分析合成形符号化)方式を利用する。この
CELP方式は、上記フレームを単位として分析したL
PC合成フィルタの音源信号を、種々の波形パターンか
ら成るコードブックを用いてきわめて効率的にベクトル
量子化をする方式である。
【0051】符号化されるデータは各フレームに対して
RATE選択情報、有音無音情報、10次のLPC係数
のインデックス情報、LPC合成フィルタによって合成
するための駆動信号源を作成するためのインデックス情
報とする。この方式により予測された波形と所定区間内
の音声信号との差を残差信号として、この残差信号と所
定区間内音声信号の相互相関をとり、これを所定区間内
の音声信号の自己相関で割った場合に、0.81以下の
ときは有音で、0.81を越えるときは無音とする。
【0052】この録音処理時に音声データ領域に書き込
まれるべきデータのビット配分は通常ビットレート時は
7.5Kビット/秒であり、低ビットレート時は4.9
Kビット/秒となる様に1フレーム毎に書き込まれてい
く。
【0053】以下、上記デジタル信号処理部5における
符号化処理と、有音・無音の判定処理について図4に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0054】まず、音声データをA/D変換回路4より
入力し、フレーム入力処理(24msをサンプリング周
波数8KHzでサンプルされたデータを1フレームとす
る)を行う(ステップS30)。次に、このサンプルさ
れたデータにプリエンファシスや、ハミング窓掛け処理
を行う(ステップS31)。そして、前述したような分
析合成形符号化処理を行う(ステップS32)。この処
理より現在のフレームの音声のエネルギー(自己相関)
や、残差波形との相互相関が求められる。このとき、前
述の方法により、有音・無音のエネルギー計算が行われ
る(ステップS33)。
【0055】次に、上記有音・無音の条件式から判定し
(ステップS34)、有音であれば有音・無音フラグ
“1”にセット(ステップS35)し、無音であれば有
音・無音フラグを“0”にリセット(ステップS36)
し、該処理を終了する。
【0056】次に、上記ステップS9に於ける再生処理
(再生モード)のサブルーチンについて、図5のフロー
チャートを参照して詳細に説明する。
【0057】主制御回路8は、再生ボタンPLが押され
ていることを検出するとこの再生処理(再生モード)の
サブルーチンに移り、まず、主制御回路8からデジタル
信号処理部5(DSP)に音量ボリューム値情報等の音
声再生モードをコマンドとして転送する(ステップS4
0)。次に、主制御回路8は、記録媒体10の音声デー
タ部の読み出し位置をインデックス情報部の動作位置情
報より得て、駆動回路14を制御してその位置を表示部
15に表示する。
【0058】その後、主制御回路8は、記録媒体10の
音声データ部から音声メッセージファイル読み込みを行
うため、該主制御回路8の内部記憶部に記憶している動
作開始位置情報より算出したアドレスをアドレス制御回
路9に出力する(ステップS41)。これにより、記録
媒体10の音声データ部より1フレームの符号化データ
が主制御回路8に読み込まれる(ステップS42)。
【0059】次に、主制御回路8は停止ボタンST以外
の操作ボタンが押されたか否かを検出し(ステップS4
3)、ここで、停止ボタンST以外の操作ボタンが押さ
れていなければ、この読み込まれた1フレーム分の符号
化データをデジタル信号処理部5(DSP)に転送し
(ステップS46)、1フレーム分の合成処理を行いD
/A変換器に出力してスピーカ13より音を出力する。
そして、主制御回路8は、その内部記憶部に記憶してい
る再生位置(動作位置)情報を更新し、またインデック
ス部の動作位置情報を更新する(ステップS47)。そ
して、停止ボタンST(STOPボタン)が押されてい
るか否かを検出し(ステップS48)、押されていなけ
れば、上記ステップS41へ戻って、再生処理を続け
る。また、このステップS48で停止ボタンSTが押さ
れていれば、終了位置を確定して、この再生処理から抜
け出る。
【0060】上記ステップS44において早送りボタン
FFまたは早戻しボタンREWが押されていることを検
出すると、主制御回路8は再生処理を停止して図6のフ
ローチャートに示す無音フレーム数カウント処理、すな
わち、Cue/Review動作に処理が移る。
【0061】図6は、本実施形態の音声記録再生装置に
おける無音フレーム数カウント処理のサブルーチンを示
したフローチャートである。
【0062】図に示すように、まず、主制御回路8は読
み込んだフレームの有音・無音フラグのビットを判定
し、無音であるか否かを判定する(ステップS60)。
ここで、主制御回路8は、読み込んだフレームが有音で
あると判定すると連続無音フレーム数カウンタをクリア
して(ステップS61)、次のフレームの有音・無音フ
ラグのビットを読み込み、上記ステップS60に戻る。
【0063】このステップS60において、読み込んだ
フレームが無音であると判断すると初期値が“0”であ
る連続無音フレーム数カウンタをインクリメントする
(ステップS62)。次に連続無音フレーム数カウンタ
が設定値、たとえば、100フレーム(2.4s)以下
であるか否かを検出し(ステップS63)、設定値以下
であると、次のフレームの有音・無音フラグのビットを
読み込み上記ステップS60に戻る。
【0064】図7は、本実施形態の音声記録再生装置の
表示器15およびその周辺部を示した要部外観斜視図で
ある。
【0065】ここで、連続無音フレーム数カウンタの設
定値は、図7に示すように2つのヴォリュームボタン
(VOL)、ヴォリュームダウンボタン30A(DOW
N),ヴォリュームアップボタン30B(UP)を押す
ことによって設定できるようになっている。
【0066】すなわち、上記ヴォリュームダウンボタン
30Aは、一回押す毎に連続無音フレーム数カウンタの
設定値がディクリメントされ、これに伴って表示器15
LCDディスプレイの表示の数値が減少していくように
設定されている。一方、上記ヴォリュームアップボタン
30Bは、一回押す毎に連続無音フレーム数カウンタの
設定値がインクリメントされ、それに伴い表示器15の
LCDディスプレイの表示の数値が増加していくように
設定されている。そして、現在表示している数値が連続
無音フレーム数カウンタの設定値を表している。なお、
この連続無音フレーム数カウンタの設定値は時間単位
(フレーム数*24ms)で表示してもよい。
【0067】図6に戻って、上記ステップS63におい
て、連続無音フレーム数カウンタが設定値より大きくな
った場合には、該連続無音フレーム数カウンタをクリア
して(ステップS64)、FF/REW処理を一時停止
し(ステップS65)、アラームを発音する(ステップ
S66)。次に、操作ボタンが押されたか否かを検出し
(ステップS67)、ここで操作ボタンが押されていれ
ば、現在位置を更新して(ステップS68)、操作ボタ
ンの示す処理に進む。
【0068】上記ステップS67で操作ボタンが押され
ていなければ、一定時間、たとえば1s以上経過したか
否かを検出し(ステップS69)、一定時間経過して操
作ボタンが押されなかった場合には、主制御回路8は、
その内部記憶部に記憶している再生位置(動作位置)情
報を更新し、またインデックス部の動作位置情報を更新
する(ステップS70)。その後、主制御回路8は、記
録媒体10の音声データ部から音声メッセージファイル
読み込みを行うため、その内部記憶部に記憶している動
作開始位置情報より算出したアドレスをアドレス制御回
路9に出力する(ステップS71)。これにより、記録
媒体10の音声データ部より1フレームの符号化データ
が主制御回路8に読み込まれ(ステップS72)、この
無音フレーム数カウント処理を抜け、図5のフローチャ
ートに示す再生処理のステップS46に進む。
【0069】次に、上記ステップS11における早送り
処理のサブルーチンについて、図8に示すフローチャー
トを参照して詳細に説明する。
【0070】主制御回路8は、早送りボタンFFが押さ
れたことを検出すると、この早送り処理に処理が移り、
まず、次のフレームの有音・無音フラグを読み込み(ス
テップS80)、無音であるか否かを判定する(ステッ
プS81)。ここで、読み込んだフレームが有音である
と判定するとステップS90に進む。一方、該ステップ
S81において、読み込んだフレームが無音であると判
断すると、初期値が“0”である連続無音フレームカウ
ンタをインクリメントし(ステップS82)、次に連続
無音フレーム数カウンタが設定値、たとえば100フレ
ーム(2.4s)以下であるか否かを検出し(ステップ
S83)、設定値以下であると上記ステップS80に戻
る。
【0071】上記ステップS83において、連続無音フ
レーム数カウンタが設定値より大きくなった場合には、
連続無音フレーム数カウンタをクリアして(ステップS
84)、早送り処理を一時停止し(ステップS85)、
アラームを発音する(ステップS86)。
【0072】次に、操作ボタンが押されたか否かを検出
し(ステップS87)、ここで操作ボタンが押されてい
れば、現在位置を更新して(ステップS88)、操作ボ
タンの示す処理に進む。
【0073】上記ステップS87において、何れの操作
ボタンも押されていなければ、一定時間、たとえば1s
以上経過したか否かを検出し(ステップS89)、一定
時間経過して操作ボタンが押されなかった場合には、主
制御回路8は、その内部記憶部に記憶している現在位置
(動作位置)情報を更新し、またインデックス部の動作
位置情報を更新し(ステップS90)、停止ボタンST
が押されているか否かを検出し(ステップS91)、こ
こで、該停止ボタンSTが押されていなければ上記ステ
ップS80へ戻る。また、停止ボタンSTが押されてい
れば、終了位置を確定して、この早送り処理から抜け出
る。
【0074】次に、上記ステップS12における早戻し
処理のサブルーチンについて、図9に示すフローチャー
トを参照して詳細に説明する。
【0075】主制御回路8は、早戻しボタンREWが押
されたことを検出すると、この早戻し処理に移り、ま
ず、前のフレームの有音・無音フラグを読み込み(ステ
ップS100)、無音であるか否かを判定する(ステッ
プS101)。ここで、読み込んだフレームが有音であ
ると判定するとステップS110に進む。
【0076】上記ステップS100において、読み込ん
だフレームが無音であると判断すると初期値が“0”で
ある連続無音フレーム数カウンタをインクリメントし
(ステップS102)、次に連続無音フレーム数カウン
タが設定値、たとえば100フレーム(2.4s)以下
であるか否かを検出し(ステップS103)、設定値以
下であると上記ステップS100に戻る。
【0077】上記ステップS103において、連続無音
フレーム数カウンタが設定値より大きくなった場合に
は、連続無音フレーム数カウンタをクリアして(ステッ
プS104)、早送り処理を一時停止し(ステップS1
05)、アラームを発音する(ステップS106)。
【0078】次に、何れかの操作ボタンが押されたか否
かを検出し(ステップS107)、何れかの操作ボタン
が押されていれば、現在位置を更新して(ステップS1
08)、操作ボタンの示す処理に行う。また、該ステッ
プS107において、何れの操作ボタンも押されていな
ければ、主制御回路8は、一定時間、たとえば1s以上
経過したか否かを検出し(ステップS109)、一定時
間経過して操作ボタンが押されなかった場合には、該主
制御回路8の内部記憶部に記憶している現在位置(動作
位置)情報を更新する。さらに主制御回路8は、インデ
ックス部の動作位置情報を更新し(ステップS11
0)、停止ボタンSTが押されているか否かを検出し
(ステップS111)、押されていなければ、上記ステ
ップS100へ戻る。また、停止ボタンSTが押されて
いれば、終了位置を確定して、この早戻し処理から抜け
出る。
【0079】なお、本実施形態の音声記録再生装置にお
いて、上記連続無音フレームを作成するには、たとえば
録音時に一定時間ユーザーが何も喋らなければよい。ま
た、ユーザーが録音する内容を考えるために時間が必要
な場合には、上記停止ボタンSTを押し、停止モードに
しておけば連続した無音フレームは作成されない。
【0080】このように、上記第1の実施形態の音声記
録再生装置によると、早送りまたは早戻し動作時に無音
フレームが設定値以上連続する場合において、文章の区
切りを特別なインデックスマークを用いずに検出するこ
とができる。
【0081】また、使用者によって連続無音フレームの
設定が可能となり、より使い勝手がよくなる。また、視
聴的に設定が可能となり、設定操作を簡単に行うことが
できる。
【0082】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0083】この第2の実施形態の音声記録再生装置
は、その構成および基本的な動作は上記第1の実施形態
と同様であり、早送り処理のみが若干相違している。し
たがって、ここでは、相違点のみの説明にとどめ、その
他の構成、作用の説明は省略する。
【0084】図10は、本第2の実施形態の音声記録再
生装置における早送り処理のサブルーチンを示したフロ
ーチャートである。
【0085】図に示すように、ステップS80〜ステッ
プS84およびステップS85〜ステップS91までの
動作は、上記第1の実施形態と同様である(図8参
照)。
【0086】この実施形態では、上記ステップS84に
おいて、連続無音フレーム数をクリアした後、主制御回
路8は、次のフレームの有音、無音フラグを読み込み
(ステップS121)、有音フレームであるか否かを判
定する(ステップS122)。ここで、有音フレームで
なければ上記ステップS121に戻って有音フレームに
なるまで待機する。
【0087】一方、上記ステップS122で、有音フレ
ームであれば1フレーム戻り(ステップS123)、そ
の後、一時停止する(ステップS85)。これにより、
次の有音フレームの直前で一時停止することができる。
この後の動作は、上記第1の実施形態と同様である。
【0088】この第2の実施形態によると、早送り動作
時に無音フレームが設定値以上連続する場合には、一時
停止することにより、文章の区切りを特別なインデック
スマークを用いずに検出することができる。
【0089】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0090】この第3の実施形態の音声記録再生装置
は、その構成および基本的な動作は上記第1の実施形態
と同様であり、早戻し処理のみが若干相違している。し
たがって、ここでは、相違点のみの説明にとどめ、その
他の構成、作用の説明は省略する。
【0091】図11は、本第3の実施形態の音声記録再
生装置における早戻し処理のサブルーチンを示したフロ
ーチャートである。
【0092】図に示すように、ステップS100〜ステ
ップS104およびステップS105〜ステップS11
1までの動作は、上記第1の実施形態と同様である(図
9参照)。
【0093】この実施形態では、上記ステップS104
において、連続無音フレーム数をクリアした後、主制御
回路8は、最初の無音フレームに戻り(ステップS13
1)、その後、一時停止する(ステップS105)。こ
れにより、最初の無音フレーム位置で一時停止すること
ができる。この後の動作は、上記第1の実施形態と同様
である。
【0094】この第3の実施形態によると、早戻し動作
時に無音フレームが設定値以上連続する場合には、一時
停止することにより、文章の区切りを特別なインデック
スマークを用いずに検出することができる。
【0095】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) 早送り動作時に無音フレームが予め設定された
数以上連続する場合、次の有音フレームの直前で一時停
止することを特徴とするデジタル音声記録再生装置。
【0096】(2) 早戻し動作時に無音フレームが予
め設定された数以上連続する場合、最初の無音フレーム
位置で一時停止することを特徴とするデジタル音声記録
再生装置。
【0097】(3) 上記(1),(2)に記載のデジ
タル音声記録再生装置において、上記一時停止時でアラ
ームを発音することを特徴とするデジタル音声記録再生
装置。
【0098】(4) 上記(1),(2)に記載のデジ
タル音声記録再生装置において、上記一時停止時で何も
操作が行われない場合には、早送りまたは早戻し動作に
戻ることを特徴とするデジタル音声記録再生装置。
【0099】(5) 上記(1),(2)に記載のデジ
タル音声記録再生装置において、上記一時停止の条件と
なる設定された無音フレーム数を可変できることを特徴
とするデジタル音声記録再生装置。
【0100】上記(1),(2)に記載のデジタル音声
記録再生装置によれば、早送りまたは早戻し動作時に無
音フレームが設定値以上連続する場合には、一時停止す
ることにより、文章の区切りを特別なインデックスマー
クを用いずに検出することができる。
【0101】また、上記(3),(4)に記載のデジタ
ル音声記録再生装置によれば、上記(1),(2)に記
載のデジタル音声記録再生装置の効果を使用者に聴覚的
に知らしめることができる。
【0102】さらに、上記(5)に記載のデジタル音声
記録再生装置によれば、上記(1),(2)に記載のデ
ジタル音声記録再生装置の効果に加えて、使用者によっ
て連続無音フレームの設定が可能となり、より使い勝手
がよくなる。また、視聴的に設定が可能となり、設定操
作を簡単に行うことができる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、特殊なマークを記録せずとも内容の区切り
を容易に検出できる音声記録再生装置を提供できる。
【0104】また、請求項2,請求項3に記載の発明に
よれば、使用者にとってより使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である音声記録再生装
置の構成を示したブロック図である。
【図2】上記第1の実施形態の音声記録再生装置の基本
的な動作を示したフローチャートである。
【図3】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る、録音処理のサブルーチンを示したフローチャートで
ある。
【図4】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る、フレームの有音・無音判定および符号化処理のサブ
ルーチンを示したフローチャートである。
【図5】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る、再生処理のサブルーチンを示したフローチャートで
ある。
【図6】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る、無音フレーム数カウント処理のサブルーチンを示し
たフローチャートである。
【図7】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る、表示器およびその周辺部を示した要部外観斜視図で
ある。
【図8】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る、早送り処理のサブルーチンを示したフローチャート
である。
【図9】上記第1の実施形態の音声記録再生装置におけ
る、早戻し処理のサブルーチンを示したフローチャート
である。
【図10】本発明の第2の実施形態の音声記録再生装置
における、早送り処理のサブルーチンを示したフローチ
ャートである。
【図11】本発明の第3の実施形態の音声記録再生装置
における、早戻し処理のサブルーチンを示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…マイクロホン 2…マイクアンプ 3…ローパスフィルタ 4…A/D変換器 5…デジタル信号処理部(DSP) 6…制御回路 7…データI/Oバッファ 8…主制御回路 9…アドレス制御回路 10…記録媒体 11…D/A変換器 12…パワーアンプ 13…スピーカ 14…駆動回路 15…表示器 16…主電源スイッチ(SW1) 19…操作入力部 FF…早送りボタン REW…早戻しボタン 20…電池(BAT)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の時間長さであるフレーム単位で符
    号化処理がされた音声データの位置を検索する機能を有
    する音声記録再生装置であって、 上記フレームが有音フレームか無音フレームかを判定す
    るフレーム判定手段と、 所定方向に検索を開始させるための検索モード設定手段
    と、 この検索モード設定手段により検索モードが開始された
    際に、連続する無音フレームの数を計数する無音フレー
    ム計数手段と、 この無音フレーム計数手段が所定の数を計数したとき所
    定の制御を行う制御手段と、 を具備したことを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記無音フレーム計数手段により計数さ
    れる上記所定の数を任意に設定するための所定数設定手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の音
    声記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記無音フレーム計数
    手段が所定の数を計数した際に、一時停止モードの設定
    および一時停止後一定時間内に他のモードが設定されな
    いときには再び自動的に検索モードを設定することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の音声記録再生
    装置。
JP8064840A 1996-03-21 1996-03-21 音声記録再生装置 Withdrawn JPH09258797A (ja)

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