JPH1011098A - 音声記録再生装置 - Google Patents

音声記録再生装置

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JPH1011098A
JPH1011098A JP8159963A JP15996396A JPH1011098A JP H1011098 A JPH1011098 A JP H1011098A JP 8159963 A JP8159963 A JP 8159963A JP 15996396 A JP15996396 A JP 15996396A JP H1011098 A JPH1011098 A JP H1011098A
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JP8159963A
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Masatoshi Tobiuchi
正敏 飛内
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の動作状態を示し、誤認識を防止する音声
記録再生装置を提供する。 【解決手段】動作モードを設定するための操作部入力部
19と、この操作部入力部19の操作受付を禁止させる
べくホールド状態に設定するホールドモード設定スイッ
チHOLDと、このホールドモード設定スイッチHOL
Dによりホールド状態に設定された場合であって、上記
操作部入力部19による動作モードの設定動作が所定の
回数以上行われた際に、システム制御部6の制御により
所定の警告を表示器13に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声情報の記録再生装置は種々の
ものが提案されているが、その一例として、マイクロホ
ン等より得られる音声を磁気テープ等の記録媒体に記録
しておき、適宜再生してスピーカから出力することを可
能とするテープレコーダが広く知られている。また、こ
のようなテープレコーダは、録音、再生、停止、早送
り、巻戻し等の基本動作を可能にすべく装置を所定の動
作モードに設定するための操作釦を有している。
【0003】さらに、このような音声情報記録再生装置
の中には、動作モードをある一つのモードに設定した後
に、上記操作釦の入力を受け付けずに現在のモードをそ
のまま維持するためのホールド機能が備えられているも
のがある。
【0004】一方、上述したような磁気テープに記録再
生するテープレコーダ装置に代わる装置として、マイク
ロホン等により得られる音声信号をデジタル信号に変換
して、例えば半導体メモリ等の記録媒体に記録してお
き、再生時において、該半導体メモリから音声信号を読
み出してアナログ信号に変換し、スピーカ等より音声と
して出力する、いわゆるデジタルレコーダと呼ばれるデ
ジタル音声記録再生装置が提案されている。
【0005】このデジタルレコーダは、通常、駆動メカ
ニズムを有することなく構成されるため、上述したよう
なホールド機能は該デジタルレコーダにおいては、装置
を持ち運ぶ際などに不用意な電子式操作釦が押されて誤
動作することを防止する上で、特に有効な機能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ホ
ールド機能を有する音声情報記録再生装置においては、
ホールド状態にある際に、基本動作のため所定釦の操作
を行った場合、当該装置はホールド状態を維持し続ける
のみであり、ホールド状態にあることを何らかの手段で
使用者に知らせていない。したがって、たとえばホール
ドスイッチがオンしている等、装置がホールド状態にあ
ることを使用者が気付かずに基本動作のための所定釦の
操作を行った場合、使用者は装置が基本動作を行わない
理由を知ることができず、故障であると誤って判断して
しまう虞があった。
【0007】また、使用者は所定釦の操作を行ったこと
により該釦にともなう操作が当然動作しているものと思
い込み、例えば、実際は録音されていないのに録音でき
た等の誤った判断をしてしまう虞もあった。さらに、使
用者にこのような誤った判断をさせてしまうことは、テ
ープやモータ等の大型動作部材が不要で外見から動作状
態がわかりにくいデジタルレコーダーにおいて特に起こ
り得る問題点であった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、装置の動作状態を示し、誤認識を防止する音
声記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の音声記録再生装置は、動作モードを
設定するための操作部と、この操作部の操作受付を禁止
させるべくホールド状態に設定するホールドモード設定
手段と、このホールドモード設定手段によりホールド状
態に設定された場合であって、上記操作部による動作モ
ードの設定動作が所定の回数以上行われた際に、所定の
警告を発する警告手段と、を具備する。上記の目的を達
成するために本発明の第2の音声記録再生装置は、動作
モードを設定するための操作部と、遠隔操作装置からの
動作モード設定信号を受け付ける遠隔操作信号受付手段
と、上記操作部の操作受付を禁止させ、上記遠隔操作装
置からの遠隔操作信号のみを受付可能にすべくホールド
状態に設定するホールドモード設定手段と、このホール
ドモード設定手段によりホールド状態に設定された場合
であって、上記操作部による動作モードの設定動作が所
定の回数以上行われた際には所定の警告を発し、上記遠
隔操作装置からの遠隔操作信号により動作モードの設定
動作が行われた際には警告を発しない警告手段と、を具
備する。
【0010】上記の目的を達成するために本発明の第3
の音声記録再生装置は、上記第1または第2の音声記録
再生装置において、上記操作部により少なくとも記録モ
ードの設定が可能であることを特徴とする。
【0011】上記第1の音声記録再生装置は、ホールド
モード設定手段で動作モードを設定するための操作部の
操作受付を禁止させるべくホールド状態に設定する。ま
た、警告手段で、上記ホールドモード設定手段によりホ
ールド状態に設定された場合であって、上記操作部によ
る動作モードの設定動作が所定の回数以上行われた際
に、所定の警告を発する。
【0012】上記第2の音声記録再生装置は、ホールド
モード設定手段は、動作モードを設定するための操作部
の操作受付を禁止させ、遠隔操作信号受付手段で受け付
ける遠隔操作装置からの遠隔操作信号のみを受付可能に
すべくホールド状態に設定する。また、警告手段は、上
記ホールドモード設定手段によりホールド状態に設定さ
れた場合であって、上記操作部による動作モードの設定
動作が所定の回数以上行われた際には所定の警告を発
し、上記遠隔操作装置からの遠隔操作信号により動作モ
ードの設定動作が行われた際には警告を発しない。
【0013】上記第3の音声記録再生装置は、上記第1
または第2の音声記録再生装置において、上記操作部に
より少なくとも記録モードの設定が可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態である音声記
録再生装置の構成を示したブロック図である。
【0016】本実施形態のデジタル音声記録再生装置
は、音声を電気信号に変換するマイクロホン1を具備
し、該マイクロホン1からの音声出力は接続されたマイ
クアンプ(AMP)2によって増幅されるようになって
いる。このマイクアンプ2の出力はローパスフィルタ
(LPF)3を介してA/D変換器(A/D)4に入力
されるようになっており、マイクアンプ2で増幅された
アナログの音声信号は、ローパスフィルタ3でエリアシ
ングノイズの発生を防止するため不要な周波数帯域をカ
ットされ該A/D変換器4に入力される。
【0017】上記A/D変換器4においてアナログ信号
である音声信号はデジタル信号に変換された後、デジタ
ル信号処理部(DSP)5に入力されるようになってい
る。
【0018】また、上記デジタル信号処理部5には、該
デジタル信号処理部5の動作を制御する、図示しない制
御回路が接続されているとともに、符号化されたデータ
を一時的に記憶するデータI/Oバッファが接続されて
いる。なお、上記制御回路は後述するシステム制御部6
に接続され、制御されるようになっている。
【0019】上記デジタル信号処理部5は、録音時に
は、システム制御部6に制御されて上記A/D変換器4
でデジタル信号に変換された音声信号を一定のフォーマ
ットのデータに圧縮変換(符号化)し、符号化されたデ
ータは一時的に上記データI/Oバッファに記録され、
この後、システム制御部6に対して伝送されるようにな
っている。
【0020】一方、再生時には、上記デジタル信号処理
部5は、システム制御部6に制御されて該システム制御
部6からのデータを伸長変換(復号化)する処理を行
い、復号化されたデジタル信号は、D/A変換器(D/
A)9に入力されるようになっている。
【0021】上記D/A変換器9でアナログ信号に変換
された音声信号は、不要な周波数帯域をカットして量子
化雑音を軽減する図示しないローパスフィルタを介し
て、該音声信号を増幅してスピーカを駆動するパワーア
ンプ(AMP)10に入力されるようになっている。ま
た、該パワーアンプ10で増幅された音声信号は音声に
変換して放音するスピーカ11より発音されるようにな
っている。
【0022】上記システム制御部6は、マイクロプロセ
ッサ(CPU)で構成され、当該音声記録再生装置の各
部の動作を制御する制御手段としての役目を果たすと共
に、後述するホールドモード設定手段(ホールドモード
設定スイッチHOLD)によりホールド状態に設定され
た場合であって、操作部入力部19による所定の動作モ
ードの設定動作が所定の回数以上行われた際には所定の
警告を発するように、表示器13に警告表示を行うよう
に制御し、図示しない遠隔操作装置からの遠隔操作信号
により動作モードの設定動作が行われた際には上記警告
を発しない警告手段の構成要素としての役目を果たすよ
うになっている。
【0023】また、上記システム制御部6には上述した
記録媒体7,図示しないアドレス制御回路が接続されて
おり、操作入力部19の操作に応じて、該アドレス制御
回路に適当なアドレス信号を与え、上記データI/Oバ
ッファから供給された音声データのほか、録音日時、イ
ンデックス情報等を所定のフォーマットに基づいて記録
媒体7に記録、あるいは該記録媒体7に記録されている
データを読み出して上記データI/Oバッファを介して
デジタル信号処理部5に供給するようになっている。
【0024】上記記録媒体7は半導体メモリで構成され
ており、その内部は一時記録媒体部と主記録媒体部とで
構成されている。この一時記録媒体部は、例えばSRA
MやEEPROMや高誘電体メモリやフラッシュメモリ
等、主記録媒体部と比較して比較的高速で読み書きが行
えるものが用いられる。一方、主記録媒体部は、例えば
フラッシュメモリや光磁気ディスク、磁気ディスクや磁
気テープ等が用いられる。本実施形態の音声記録再生装
置では、この内、一時記録媒体部、主記録媒体部ともに
フラッシュメモリを用いている。
【0025】なお、ここで音声情報の記録位置を示す情
報であるアドレスは、当該音声記録再生装置に対して着
脱自在な半導体メモリで構成された、たとえばメモリカ
ードで構成された記録媒体7に記憶させても良く、記録
再生装置側に設けられているアドレス制御回路に付随す
る不図示の半導体メモリ(内部記憶部)に記憶させるよ
うにしても良い。
【0026】また、上記システム制御部6には、当該音
声記録再生装置の外部に配置された遠隔操作装置(図示
せず)からのリモートコントロール信号を入力するリモ
ートコントロール端子(リモコン端子)8が接続されて
おり、該遠隔操作装置に配設された所定の操作ボタンの
押圧による所定信号に応じた動作制御、たとえば動作モ
ードの設定、変更等の制御を行うようになっている。な
お、本実施形態においては、上記遠隔操作装置は有線の
リモコン装置を想定しているが、赤外線リモコン等に代
表されるワイヤレスの遠隔操作装置であってもかまわな
い。
【0027】また、上述したように上記システム制御部
6には当該音声記録再生装置における各動作モードを設
定する操作入力部19が接続されており、さらに、該動
作モード等を表示する表示器13が駆動回路12を介し
て接続されている。
【0028】上記操作入力部19は、動作モードを設定
する操作部材として各種操作ボタン、すなわち、録音ボ
タンREC、再生ボタンPLAY、停止ボタンSTO
P、早送りボタンFF、早戻しボタンREWのほか、音
声データを消去するための消去ボタンERASE、所定
のインデックスマークを記録するためのIマークボタ
ン、Eマークボタン(図示せず)等のボタンを備え、さ
らに、上記システム制御部6に接続させる切り換えスイ
ッチとして、ホールドモード設定スイッチHOLD、無
音部分をカットして有音部分のみを記録媒体に記録する
音声起動録音モード設定スイッチVCVA、音声データ
の圧縮方式とビットレートを切り換えるための符号化モ
ード切り換えスイッチRATE等の各スイッチを備えて
いる。
【0029】また、上記ホールドモード設定スイッチH
OLDは、上記操作部入力部19における各動作モード
の設定操作受付を禁止させるべくホールド状態に設定す
るホールドモード設定手段であり、また、上記遠隔操作
装置からの遠隔操作信号により動作モードが設定される
際には、上記操作部入力部19における各操作部ボタン
の操作受付を禁止させ、該遠隔操作装置からの遠隔操作
信号のみを受付可能にすべくホールド状態に設定するホ
ールドモード設定手段としての役目を果たすようになっ
ている。なお、詳細は後述する。
【0030】さらに、上記システム制御部6には、当該
音声記録再生装置全体に電源電圧を供給する電池(図示
せず)を制御する電源制御部14が接続されており、該
電源を制御するようになっている。
【0031】次に、このような構成による本実施形態の
音声記録再生装置の動作をフローチャートを用いて詳細
に説明する。
【0032】電源がシステム制御部6に供給されると、
システム制御部6は図2に示すフローチャートの如き動
作を開始する。
【0033】即ち、まず、システム制御部6の外部条件
や内部の記憶部(図示せず)の初期設定を行い、表示器
13への表示を行う(ステップ1)。この初期設定を完
了した後、当該音声記録再生装置を停止状態にし(ステ
ップ2)、上記操作部入力部19における何れかの操作
ボタンが押されたか否かを検出する(ステップS3)。
【0034】上記システム制御部6は、該ステップS3
において何れかの操作ボタンが押されたことを検出する
と、次にホールドモード設定スイッチHOLDがオンさ
れているか否かを検出する(ステップS4)。ここで該
HOLDスイッチがオフであれば、まず、操作されたの
が録音ボタンRECであるか否かを検出し(ステップS
5)、録音ボタンRECが押されていれば、上記デジタ
ル信号処理部5を制御してA/D変換器4から入力され
る音声情報を圧縮し、記録媒体7に記録を行う録音処理
に入る(ステップS6)。
【0035】上記ステップS5において、操作されたの
が録音ボタンRECでない場合には、システム制御部6
は次に再生ボタンPLAYの検出を行う(ステップS
7)。ここで再生ボタンPLAYが押されていれば、記
録媒体7から記録されているデータを読み出し、デジタ
ル信号処理部5に送って伸長処理を行い、D/A変換器
9に音声情報を送る再生処理に入る(ステップS8)。
【0036】また、上記ステップS7において再生ボタ
ンPLAYが押されていない場合は、システム制御部6
は早送りボタンFFが押されているか否かを検出する
(ステップS9)。ここで、早送りボタンFFが押され
ていれば、動作位置を順次適当な速度(例えば、再生時
の100倍)で早送りを行う早送り処理に入る(ステッ
プS10)。
【0037】上記ステップS9において、早送りボタン
FFが押されていなければ、システム制御部6は早戻し
ボタンREWが押されているか否かを検出をする(ステ
ップS11)。ここで、早戻しボタンREWが押されて
いれば、上記早送りの場合とは逆の方向に動作位置の移
動を行う早戻し処理に入る(ステップS12)。
【0038】一方、上記ステップS4でHOLDスイッ
チがオンしている場合は、まず上記リモコン端子8(図
1参照)からの入力があるか否かの検出を行う(ステッ
プS13)。ここで、上記遠隔装置(リモコン装置)か
らの所定信号の入力があれば、上記ステップS5に戻っ
て該リモコン装置における何れのボタンが押されたのか
を検出する。そして、HOLDスイッチがオンになって
いる場合、当該音声記録再生装置本体上の各操作ボタン
(操作部入力部19)の操作による入力は受け付けず
に、上記遠隔操作装置からの入力のみを受け付けるよう
にする。
【0039】上記ステップS13において、遠隔操作装
置からのリモコン信号入力が無い場合は、当該音声記録
再生装置本体上の操作ボタンが何回押されたかをカウン
トするための内部カウンタをカウントアップする(ステ
ップS14)。そして該カウンタ値が3回に達したか否
かを検出し(ステップS15)、本体上の操作ボタンが
3回目に押されたときには、その操作が受け付けられて
いないことを表す警告音の出力命令をデジタル信号処理
部5へ出力する(ステップS16)。
【0040】更に表示器13(LCD)上に“HOL
D”という文字を点滅表示させることにより(ステップ
S17)、使用者にHOLDスイッチがオンになってい
るために操作を受け付けていないことを知らしめる。
【0041】上記アラーム出力とLCD点滅を所定時間
行った後、カウンタをリセットして(ステップS1
8)、上記ステップS2に戻る。
【0042】なおここで、上記ステップS5〜S12の
各処理は、停止ボタンSTOPが押されたり、現在位置
が記録媒体の終端位置や先端位置にたどり着くと、各処
理から抜けて上記ステップS2に戻る。
【0043】次に、上記ステップS6における録音処理
のサブルーチン処理について、図3のフローチャートを
参照して、さらに詳細に説明する。
【0044】システム制御部6は、上記ステップS5
(図2参照)で録音ボタンRECが押されたことを検出
するとこの録音処理のサブルーチンに移り、まず、記録
媒体7から記録位置を読み取る(ステップS21)。
【0045】次にシステム制御部6は、符号化モード切
り換えスイッチRATE(図1参照)の状態を検出し
(ステップS22)、該スイッチがオンしていればビッ
トレートがより高く、高音質記録が可能な符号化方式A
を選択し(ステップS23)、オフであればビットレー
トが低く、長時間記録が可能な符号化方式Bを選択する
(ステップS24)。
【0046】次に、システム制御部6は有音無音判定を
行って、有音部のデータのみを記録媒体7に記録する音
声起動録音モード設定スイッチVCVAの状態を検出し
(ステップS25)、該スイッチがオンであればデジタ
ル信号処理部5(DSP)へ入力されてきた音声ブロッ
クのエネルギーを算出させる命令を送る(ステップS2
6)。システム制御部6は、このようにして得られたエ
ネルギーレベルをデジタル信号処理部5より受け取り
(ステップS27)、予め設定されている閾値と比較す
る(ステップS28)。ここで、エネルギーレベルが該
閾値以下の場合は上記ステップS22に戻る。
【0047】また、上記ステップS25で音声起動録音
モード設定スイッチVCVAがオフの場合や、上記ステ
ップS28でエネルギーレベルが閾値より大きい場合
は、システム制御部6は、デジタル信号処理部5にステ
ップS23またはステップS24で設定された符号化方
式でA/D変換器4から入力される音声情報を圧縮させ
るための符号化開始命令を送る(ステップS29)。
【0048】その後、システム制御部6はデジタル信号
処理部5から入力されたブロック単位の音声を受け取り
(ステップS30)、所定の記録形式に変換して記録媒
体7に対して出力した後(ステップS31)、現在アド
レス位置の更新を行う(ステップS32)。
【0049】上記ステップS21〜S32が終了する
と、停止ボタンSTOPが押されているか否かを検出し
(ステップS33)、押されていなければ上記ステップ
S22に戻り、押されている場合はデジタル信号処理部
5へ符号化停止命令を出力した後(ステップS34)、
この録音処理から抜ける。
【0050】このように、本実施形態の音声記録再生装
置によると、使用者は上記ホールドモード設定スイッチ
HOLDがオンであるがために操作命令が受け付けられ
ないことを知ることができ、当該音声記録再生装置が故
障であるとの誤った認識を持つことがなくなる効果を奏
する。
【0051】また、本実施形態の音声記録再生装置によ
ると、上記ホールドモード設定スイッチHOLDがオン
している際に、上述したように使用者は該ホールドモー
ド設定スイッチHOLDがオンであるがために操作命令
が受け付けられないことを知ることができるが、加え
て、遠隔操作装置からの操作命令は通常通り受け付ける
ことが可能となっている。
【0052】さらに、録音中にはたとえホールドモード
設定スイッチHOLDがオンになっていても、音声符号
化の種類を切り換えることや、音声起動録音のオンオフ
等の記録モードの設定変更は受け付けることが可能とな
っている。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、装置の動作状態を示し、誤認識を防止する
音声記録再生装置を提供できる。
【0054】また、請求項2に記載の発明によれば、本
体装置の動作状態を示し、誤認識を防止するとともに、
外部の遠隔操作装置による操作が確実に行える音声記録
再生装置を提供できる。
【0055】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
本体装置の動作状態を示し、誤認識を防止するととも
に、音声データの記録が確実に行える音声記録再生装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である音声記録再生装置の
構成を示したブロック図である。
【図2】上記実施形態の音声記録再生装置の主要動作を
示したフローチャートである。
【図3】上記実施形態の音声記録再生装置における録音
処理のサブルーチン動作を示したフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…マイクロホン 2…マイクアンプ 3…ローパスフィルタ 4…A/D変換器 5…デジタル信号処理部(DSP) 6…システム制御部 7…記録媒体 8…リモートコントロール端子(リモコン端子) 9…D/A変換器 10…パワーアンプ 11…スピーカ 12…駆動回路 13…表示器 14…電源制御部 19…操作入力部 HOLD…ホールドモード設定スイッチ VCVA…音声起動録音モード設定スイッチ RATE…符号化モード切り換えスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作モードを設定するための操作部と、 この操作部の操作受付を禁止させるべくホールド状態に
    設定するホールドモード設定手段と、 このホールドモード設定手段によりホールド状態に設定
    された場合であって、上記操作部による動作モードの設
    定動作が所定の回数以上行われた際に、所定の警告を発
    する警告手段と、 を具備したことを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 【請求項2】 動作モードを設定するための操作部と、 遠隔操作装置からの遠隔操作信号を受け付ける遠隔操作
    信号受付手段と、 上記操作部の操作受付を禁止させ、上記遠隔操作装置か
    らの遠隔操作信号のみを受付可能にすべくホールド状態
    に設定するホールドモード設定手段と、 このホールドモード設定手段によりホールド状態に設定
    された場合であって、上記操作部による動作モードの設
    定動作が所定の回数以上行われた際には所定の警告を発
    し、上記遠隔操作装置からの遠隔操作信号により動作モ
    ードの設定動作が行われた際には警告を発しない警告手
    段と、 を具備したことを特徴とする音声記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記操作部により少なくとも記録モード
    の設定が可能であることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の音声記録再生装置。
JP8159963A 1996-06-20 1996-06-20 音声記録再生装置 Withdrawn JPH1011098A (ja)

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